JPH09225582A - 接合中子の接合砂充填方法 - Google Patents
接合中子の接合砂充填方法Info
- Publication number
- JPH09225582A JPH09225582A JP8061983A JP6198396A JPH09225582A JP H09225582 A JPH09225582 A JP H09225582A JP 8061983 A JP8061983 A JP 8061983A JP 6198396 A JP6198396 A JP 6198396A JP H09225582 A JPH09225582 A JP H09225582A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sand
- joining
- filling
- compressed air
- core
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の部分中子の組合せ面に画成された凹み
に接合砂を充填して完成中子にする方法における接合砂
の充填において部分中子と各部材との隙間からの接合砂
の吹き出しをなくした接合砂の充填方法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 部分中子の組合せ面に画成された凹みの
上方に、必要量の接合砂を受け入れたホッパノズルを間
隔をおいて位置させ、該ホッパノズル内に圧縮空気を供
給して前記接合砂を前記画成された凹みに吹付投射充填
する接合中子の接合砂充填方法
に接合砂を充填して完成中子にする方法における接合砂
の充填において部分中子と各部材との隙間からの接合砂
の吹き出しをなくした接合砂の充填方法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 部分中子の組合せ面に画成された凹みの
上方に、必要量の接合砂を受け入れたホッパノズルを間
隔をおいて位置させ、該ホッパノズル内に圧縮空気を供
給して前記接合砂を前記画成された凹みに吹付投射充填
する接合中子の接合砂充填方法
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の部分中子を
組み合せすると共にその組合せ面に画成された凹みに接
合砂を充填して一つの完成中子を製造する方法における
接合砂の充填方法に関する。
組み合せすると共にその組合せ面に画成された凹みに接
合砂を充填して一つの完成中子を製造する方法における
接合砂の充填方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、上記のような接合中子は特開平７
−３１４０８９号公報で知られるように複数の部分中子
の組合せ面に画成される凹みに接合砂を充填して完成中
子を製造されるものであるが接合砂の充填は砂のブロ−
イングヘッドを組合せ中子の上面に圧着させて圧縮空気
と共に凹みに吹込み充填するようにしている。このよう
な吹込み充填は組合せた部分中子内に圧縮空気が供給さ
れるために接合砂がブロ−イングヘッドと中子との合せ
面等の隙間等から吹き出す問題がありこの接合砂の吹き
出しを防止するためには、部分中子とブロ−イングヘッ
ド等の各部材とのシ−リングを確実にできるように設備
を大掛りなものにする必要があった。さらに接着強度を
高めるには吹込み圧力を高くして充填密度を高める必要
があるが部分中子の強度の関係から吹込み圧力をあまり
高くできない欠点があった。
−３１４０８９号公報で知られるように複数の部分中子
の組合せ面に画成される凹みに接合砂を充填して完成中
子を製造されるものであるが接合砂の充填は砂のブロ−
イングヘッドを組合せ中子の上面に圧着させて圧縮空気
と共に凹みに吹込み充填するようにしている。このよう
な吹込み充填は組合せた部分中子内に圧縮空気が供給さ
れるために接合砂がブロ−イングヘッドと中子との合せ
面等の隙間等から吹き出す問題がありこの接合砂の吹き
出しを防止するためには、部分中子とブロ−イングヘッ
ド等の各部材とのシ−リングを確実にできるように設備
を大掛りなものにする必要があった。さらに接着強度を
高めるには吹込み圧力を高くして充填密度を高める必要
があるが部分中子の強度の関係から吹込み圧力をあまり
高くできない欠点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題に
鑑みて成されたもので複数の部分中子の組合せ面に画成
された凹みに接合砂を充填して完成中子にする方法にお
ける接合砂の充填において、部分中子と各部材との隙間
から接合砂の吹き出しをなくしかつ接合砂の接着強度を
高くした接合砂の充填方法を提供することを目的とす
る。
鑑みて成されたもので複数の部分中子の組合せ面に画成
された凹みに接合砂を充填して完成中子にする方法にお
ける接合砂の充填において、部分中子と各部材との隙間
から接合砂の吹き出しをなくしかつ接合砂の接着強度を
高くした接合砂の充填方法を提供することを目的とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における接合中子の接合砂充填方法は、複数
の部分中子を組み合せすると共にその組み合せに画成さ
れた凹みに接合砂を充填して一つの完成中子を製造する
方法における接合砂の充填方法であって、前記組合せ面
に画成された凹みの上方に、必要量の接合砂を受入れた
ホッパノズルを間隔をおいて位置させる工程と、該ホッ
パノズル内に圧縮空気を供給して前記接合砂を前記画成
された凹みに吹付投射充填する工程と、から成ることを
特徴とするものである。
めに本発明における接合中子の接合砂充填方法は、複数
の部分中子を組み合せすると共にその組み合せに画成さ
れた凹みに接合砂を充填して一つの完成中子を製造する
方法における接合砂の充填方法であって、前記組合せ面
に画成された凹みの上方に、必要量の接合砂を受入れた
ホッパノズルを間隔をおいて位置させる工程と、該ホッ
パノズル内に圧縮空気を供給して前記接合砂を前記画成
された凹みに吹付投射充填する工程と、から成ることを
特徴とするものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。複数のロ−ラ１，１により構
成するコンベヤの上部には、複数の部分中子２，２及び
サイド部分中子２Ａ，２Ａを組み合わせて内部にセット
した中子受け治具３が載置されており、各部分中子２，
２，２Ａの組合せ面にはキ−溝状またはクサビ溝状の凹
み２Ｂ，２Ｂが画成されている。前記コンベヤの上方に
は水平ガイドフレ−ム４が配設されていて、該水平ガイ
ドフレ−ム４上には右半にホッパノズル５を吊設すると
共に左半を水平ゲ−ト板６とした台車７が水平走行可能
にして載置されている。該台車７の水平ゲ−ト板６上部
には接合砂ホッパ８がその下端を水平ゲ−ト板６に対し
て相対的に摺動可能にして配設されていると共に該接合
砂ホッパ８の下端右側部には前記ホッパノズル５の上部
を密封可能にした圧縮空気供給カバ−９が配設されてい
る。
基づいて詳しく説明する。複数のロ−ラ１，１により構
成するコンベヤの上部には、複数の部分中子２，２及び
サイド部分中子２Ａ，２Ａを組み合わせて内部にセット
した中子受け治具３が載置されており、各部分中子２，
２，２Ａの組合せ面にはキ−溝状またはクサビ溝状の凹
み２Ｂ，２Ｂが画成されている。前記コンベヤの上方に
は水平ガイドフレ−ム４が配設されていて、該水平ガイ
ドフレ−ム４上には右半にホッパノズル５を吊設すると
共に左半を水平ゲ−ト板６とした台車７が水平走行可能
にして載置されている。該台車７の水平ゲ−ト板６上部
には接合砂ホッパ８がその下端を水平ゲ−ト板６に対し
て相対的に摺動可能にして配設されていると共に該接合
砂ホッパ８の下端右側部には前記ホッパノズル５の上部
を密封可能にした圧縮空気供給カバ−９が配設されてい
る。
【０００６】さらに前記ホッパノズル５の右側には走行
シリンダ１０のピストンロッド１１が連結されていて、
該走行シリンダ１０の作動により台車７が移動されてホ
ッパノズル５が圧縮空気供給カバ−９と接合砂ホッパ８
の間を往復移動するように構成されている。また前記圧
縮空気供給カバ−９は開閉弁１２を介して圧縮空気用レ
バ−タンク１３に連通されている。また前記ホッパノズ
ル５の下方には昇降機構１４に連結された漏斗状の接合
砂案内シュ−ト１５がその下端を前記各中子２，２，２
Ａの上面に着脱可能にして配設されている。なお、各部
分中子２，２，２Ａの組合せ面に画成される凹み２Ｂ，
２Ｂは紙面前後方向に間隔をおいて複数画成するもので
あってもよく、その場合ホッパノズル５、接合砂ホッパ
８、接合砂案内シュ−ト１５等も紙面前後方向に複数並
設することになる。
シリンダ１０のピストンロッド１１が連結されていて、
該走行シリンダ１０の作動により台車７が移動されてホ
ッパノズル５が圧縮空気供給カバ−９と接合砂ホッパ８
の間を往復移動するように構成されている。また前記圧
縮空気供給カバ−９は開閉弁１２を介して圧縮空気用レ
バ−タンク１３に連通されている。また前記ホッパノズ
ル５の下方には昇降機構１４に連結された漏斗状の接合
砂案内シュ−ト１５がその下端を前記各中子２，２，２
Ａの上面に着脱可能にして配設されている。なお、各部
分中子２，２，２Ａの組合せ面に画成される凹み２Ｂ，
２Ｂは紙面前後方向に間隔をおいて複数画成するもので
あってもよく、その場合ホッパノズル５、接合砂ホッパ
８、接合砂案内シュ−ト１５等も紙面前後方向に複数並
設することになる。
【０００７】このように構成されたものは必要量の接合
砂Ｓをホッパノズル５内に受け入れた図１の状態で開閉
弁１２を開いてレシ−バタンク１３内の圧縮空気を任意
の圧力にしてホッパノズル５内に供給する。これにより
ホッパノズル５内の接合砂Ｓは圧縮空気と共に凹み２Ｂ
に向けて吹き付けられて凹み２Ｂ内に投射充填されると
共に圧縮空気は接合砂案内シュ−ト１５の上方へ逃がさ
て凹み２Ｂへの接合砂Ｓの吹付投射充填をして最右側の
凹み２Ｂの接合砂充填を完了する。この場合充填された
接合砂は接着強度が従来のものに比べて高くなる。次に
昇降機構１４が作動されて接合砂案内シュ−ト１５を部
分中子２，２Ａから上昇させた後、中子受け治具３が１
ピッチ右方向に移動され、次の凹み２Ｂを案内シュ−ト
１５の下方に位置される。一方走行シリンダ１０が往復
移動して台車７を左行させてホッパノズル５を接合砂ホ
ッバ８の下部に移動させ必要量の接合砂Ｓの補給を受け
させた後元の位置に復帰される。この際接合砂ホッパ８
の下端は１図のように水平ゲ−ト板６により閉じられる
と共に接合砂案内シュ−ト１５は昇降機構１４により下
降されて次の凹み２Ｂの上部に当接される。以下前述と
同様にして接合砂Ｓの吹付投射充填が順次なされて全部
の凹み２Ｂ，２Ｂに接合砂Ｓが吹付投射充填されて完成
中子が得られ、接合砂Ｓが硬化（自硬性砂の場合は自然
放置し、ガス硬化性砂の場合は硬化ガスをガッシングす
る）されて中子の製造を完成する。
砂Ｓをホッパノズル５内に受け入れた図１の状態で開閉
弁１２を開いてレシ−バタンク１３内の圧縮空気を任意
の圧力にしてホッパノズル５内に供給する。これにより
ホッパノズル５内の接合砂Ｓは圧縮空気と共に凹み２Ｂ
に向けて吹き付けられて凹み２Ｂ内に投射充填されると
共に圧縮空気は接合砂案内シュ−ト１５の上方へ逃がさ
て凹み２Ｂへの接合砂Ｓの吹付投射充填をして最右側の
凹み２Ｂの接合砂充填を完了する。この場合充填された
接合砂は接着強度が従来のものに比べて高くなる。次に
昇降機構１４が作動されて接合砂案内シュ−ト１５を部
分中子２，２Ａから上昇させた後、中子受け治具３が１
ピッチ右方向に移動され、次の凹み２Ｂを案内シュ−ト
１５の下方に位置される。一方走行シリンダ１０が往復
移動して台車７を左行させてホッパノズル５を接合砂ホ
ッバ８の下部に移動させ必要量の接合砂Ｓの補給を受け
させた後元の位置に復帰される。この際接合砂ホッパ８
の下端は１図のように水平ゲ−ト板６により閉じられる
と共に接合砂案内シュ−ト１５は昇降機構１４により下
降されて次の凹み２Ｂの上部に当接される。以下前述と
同様にして接合砂Ｓの吹付投射充填が順次なされて全部
の凹み２Ｂ，２Ｂに接合砂Ｓが吹付投射充填されて完成
中子が得られ、接合砂Ｓが硬化（自硬性砂の場合は自然
放置し、ガス硬化性砂の場合は硬化ガスをガッシングす
る）されて中子の製造を完成する。
【０００８】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなように
部分中子の組合せ面に画成された凹みに対しホッパノズ
ルを間隔をおいて位置させ、該ホッパノズル内に圧縮空
気を供給して接合砂を凹みに吹付投射充填するようにし
たから、接合砂が圧縮空気と共に各部材の隙間等から吹
き出すことがなくなり、各部材間のシ−リングを大掛り
な設備でもって施す必要がなくまた接合砂の吹付圧力は
任意に選択できるため接合中子の接着強度を高くできる
等すぐれた効果を奏するものである。
部分中子の組合せ面に画成された凹みに対しホッパノズ
ルを間隔をおいて位置させ、該ホッパノズル内に圧縮空
気を供給して接合砂を凹みに吹付投射充填するようにし
たから、接合砂が圧縮空気と共に各部材の隙間等から吹
き出すことがなくなり、各部材間のシ−リングを大掛り
な設備でもって施す必要がなくまた接合砂の吹付圧力は
任意に選択できるため接合中子の接着強度を高くできる
等すぐれた効果を奏するものである。
【図１】本発明の実施の形態を示す縦断面図である。
２ 部分中子 ２Ａ サイド部分中子 ２Ｂ 凹み ５ ホッパノズル ８ 接合砂ホッパ ９ 圧縮空気供給カバ− １３ 圧縮空気用レシ−バタンク
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の部分中子を組み合せすると共にそ
の組合せ面に画成された凹みに接合砂を充填して一つの
完成中子を製造する方法における接合砂の充填方法であ
って、前記組合せ面に画成された凹みの上方に、必要量
の接合砂を受け入れたホッパノズルを間隔をおいて位置
させる工程と、該ホッパノズル内に圧縮空気を供給して
前記接合砂を前記画成された凹みに吹付投射充填する工
程と、から成ることを特徴とする接合中子の接合砂充填
方法
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06198396A JP3264421B2 (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 接合中子の接合砂充填方法 |
| EP97102680A EP0796682B1 (en) | 1996-02-23 | 1997-02-19 | Cores and method for connecting cores by charging connecting sand into them |
| US08/804,028 US5839498A (en) | 1996-02-23 | 1997-02-19 | Method for connecting cores by charging connecting sand into them |
| TW086101945A TW380062B (en) | 1996-02-23 | 1997-02-19 | Cores to be connected in an assembly and method for connecting a plurality of cores in an assembly |
| DE69701760T DE69701760T2 (de) | 1996-02-23 | 1997-02-19 | Verfahren zur Verbindung von Kernen mit Verbindungssand und hergestellte Kerne |
| CN97109962A CN1168826A (zh) | 1996-02-23 | 1997-02-21 | 型芯以及通过给型芯填充连接性砂子来连接这些型芯的方法 |
| KR1019970005507A KR970061400A (ko) | 1996-02-23 | 1997-02-24 | 다수의 코어의 연결사를 충전하여 코어를 서로 연결시키는 방법 및 이러한 방법으로 제조된 코어 조립체 |
| IDP970544A ID15978A (id) | 1996-02-23 | 1997-02-24 | Cetakan dan metode untuk menghubungkan cetakan dengan jalan memuatkan pasir penghubung kedalamnya |
| US08/999,478 US5829511A (en) | 1906-02-23 | 1997-12-29 | Cores formed with connecting cavities for receiving connecting sand |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06198396A JP3264421B2 (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 接合中子の接合砂充填方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09225582A true JPH09225582A (ja) | 1997-09-02 |
| JP3264421B2 JP3264421B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=13186938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06198396A Expired - Fee Related JP3264421B2 (ja) | 1906-02-23 | 1996-02-23 | 接合中子の接合砂充填方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3264421B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1721688A1 (en) * | 2005-05-13 | 2006-11-15 | Processi Innovativi Tecnologici, S.r.L | Foundry cores and method for manufacturing the same |
-
1996
- 1996-02-23 JP JP06198396A patent/JP3264421B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1721688A1 (en) * | 2005-05-13 | 2006-11-15 | Processi Innovativi Tecnologici, S.r.L | Foundry cores and method for manufacturing the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3264421B2 (ja) | 2002-03-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071228 Year of fee payment: 6 |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081228 Year of fee payment: 7 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |