JPH09224337A - 小型モータ用永久磁石および小型モータ - Google Patents

小型モータ用永久磁石および小型モータ

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JPH09224337A
JPH09224337A JP2826896A JP2826896A JPH09224337A JP H09224337 A JPH09224337 A JP H09224337A JP 2826896 A JP2826896 A JP 2826896A JP 2826896 A JP2826896 A JP 2826896A JP H09224337 A JPH09224337 A JP H09224337A
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JP
Japan
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small motor
permanent magnet
magnet
concave surface
rotor
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JP2826896A
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English (en)
Inventor
Koichi Saito
弘一 斉藤
Seiji Kawabata
聖司 河端
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クラックや割れ等の欠陥のない良好な品質の小
型モータ用永久磁石を提供すること。 【解決手段】本発明の小型モータ用永久磁石1は、セグ
メント型の永久磁石であって、小型モータのロータの外
周面に対面する湾曲凹面2を有している。また、小型モ
ータ用永久磁石1は、その湾曲凹面2の周方向両端部
4、5における磁石の厚さが、中央部3における磁石の
厚さに比べて厚くなっている。このような小型モータ用
永久磁石1は、好ましくは、磁性粉末と結合樹脂との混
練物を押出成形機により押し出して製造されるボンド磁
石であるのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型モータ用永久
磁石およびこれを備えた小型モータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】モータのステータ磁石として用いられる
ものには、円筒型磁石と、セグメント型磁石(割型磁
石)とがある。このうち、セグメント型磁石20は、図
3に示すように、内側にモータの回転子の外周面に対面
する湾曲凹面(円筒面)21が形成され、横断面形状が
ほぼ円弧状をなすものである。そして、このセグメント
型磁石20の厚さは、湾曲凹面21の周方向に沿ってほ
ぼ一定であるかまたは湾曲凹面21の周方向両端部2
3、24における磁石の厚さが中央部22における磁石
の厚さに比べて薄いものであった。
【0003】このようなセグメント型磁石20は、焼結
磁石の他、成形性が良いこと、形状設定の自由度が広い
こと等の理由から、磁性粉末を結合樹脂により結合して
なるボンド磁石として製造されることが多くなってい
る。
【0004】ところで、近年、例えばポケットベル、携
帯電話、カメラ、携帯用テープレコーダ等に用いられる
小型モータの開発が進んでおり、このモータの小型化に
伴い、それに用いられるセグメント型磁石のサイズも小
さくなっている。
【0005】しかしながら、このような小型のセグメン
ト型ボンド磁石を例えば圧縮成形により製造する場合、
特に、端部23、24付近にクラックが生じ易く、場合
によっては割れによる欠損が生じることがあるため、適
正品質の磁石を製造することが困難であるという問題が
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、クラ
ックや割れのない良好な品質の小型モータ用永久磁石お
よびこれを備える小型モータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(9)の本発明により達成される。
【0008】(1) 回転子の外周面に対面する湾曲凹
面を有するセグメント型の小型モータ用永久磁石であっ
て、湾曲凹面の周方向両端部における磁石の厚さが中央
部における磁石の厚さに比べて厚いことを特徴とする小
型モータ用永久磁石。
【0009】(2) 前記小型モータ用永久磁石は、磁
性粉末を結合樹脂により結合してなるボンド磁石である
上記(1)に記載の小型モータ用永久磁石。
【0010】(3) 前記小型モータ用永久磁石は、押
出成形により製造されたものである上記(1)または
(2)に記載の小型モータ用永久磁石。
【0011】(4) 前記小型モータ用永久磁石の前記
湾曲凹面の周方向両端部に、実質的にクラックが生じて
いない上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の小型
モータ用永久磁石。
【0012】(5) 前記小型モータ用永久磁石の最小
厚さS1 と最大厚さS2 とが、1.1S1 ≦S2 ≦4.
0S1 なる関係を満足する上記(1)ないし(4)のい
ずれかに記載の小型モータ用永久磁石。
【0013】(6) ケーシングと、該ケーシング内に
設置された上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の
小型モータ用永久磁石と、回転子とを有することを特徴
とする小型モータ。
【0014】(7) 前記回転子の半径より前記湾曲凹
面の曲率半径が大きく、かつ前記回転子は、その回転中
心が前記湾曲凹面の曲率中心より前記湾曲凹面の中央部
に接近する側にずれて配置されている上記(6)に記載
の小型モータ。
【0015】(8) 前記ケーシングの横断面がほぼ四
角形をなしている上記(6)または(7)に記載の小型
モータ。
【0016】(9) 一対の小型モータ用永久磁石が、
前記回転子を介して対向するように、かつ小型モータ用
永久磁石の各端部がそれぞれ前記ケーシングの角部内側
に位置するように設置されている上記(8)に記載の小
型モータ。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の小型モータ用永久
磁石および小型モータを添付図面に示す好適実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の小型モータ用永久磁石の
実施例を示す斜視図、図2は、本発明の小型モータの実
施例を示す横断面図である。まず、本発明の小型モータ
用永久磁石について説明する。
【0019】図1に示すように、本発明の小型モータ用
永久磁石1は、セグメント型(割型)の永久磁石であっ
て、小型モータのロータの外周面に対面する湾曲凹面2
を有している。
【0020】本実施例では、湾曲凹面2は、円筒面を構
成している。ただし、本発明では、湾曲凹面2は、円筒
面に限らず、例えば、楕円面、放物面であってもよく、
またこれらを部分的に含む面であってもよい。このよう
な湾曲凹面形状は、どのような形状であっても、後述す
る押出成形等により容易に設定することができる。
【0021】また、小型モータ用永久磁石1は、その湾
曲凹面2の周方向両端部4、5における磁石の厚さが、
中央部3における磁石の厚さに比べて厚くなっている。
なお、本実施例では、中央部3を境に端部4側と端部5
側とが対称な形状となっている。
【0022】このように、両端部4、5の厚さを中央部
3の厚さに比べて厚くすること(厚い部分を設けるこ
と)により、小型モータ用永久磁石1の製造の際、特に
押出成形により製造する際に、中央部3はもちろんのこ
と、端部4、5付近にもクラックや割れ等の欠陥が生じ
ることが防止され、良好な品質の磁石が得られる。
【0023】この場合、中央部3における磁石の最小厚
さをS1 、両端部4、5における磁石の最大厚さをS2
とすると、S1 、S2 は、1.1S1 ≦S2 ≦4.0S
1 なる関係を満足するのが好ましく、1.4S1 ≦S2
≦3.0S1 なる関係を満足するのがより好ましく、
1.6S1 ≦S2 ≦2.4S1 なる関係を満足するのが
さらに好ましい。
【0024】S2 が1.1S1 未満もしくはS2 が4.
0S1 を超えると、磁石の製造時に端部4、5にクラッ
ク等の欠陥が生じ易くなるおそれがある。
【0025】本発明において、S1 およびS2 の寸法
は、特に限定されないが、S1 は、0.35〜0.7mm
程度であるのが好ましく、0.4〜0.6mm程度である
のがより好ましい。また、S2 は、0.77〜1.4mm
程度であるのが好ましく、0.96〜1.26mm程度で
あるのがより好ましい。
【0026】また、本発明において、小型モータ用永久
磁石1の幅Hおよび長さLは、特に限定されないが、H
は、3.5〜4.3mm程度であるのが好ましく、3.8
〜3.9mm程度であるのがより好ましい。また、Lは、
6.0〜10.0mm程度であるのが好ましく、7.6〜
9.6mm程度であるのがより好ましい。
【0027】本発明の小型モータ用永久磁石1は、焼結
磁石や、鋳造インゴットに塑性加工、切削、研削加工等
を施して得られる鋳造磁石(バルク状磁石)であっても
よいが、磁性粉末を結合樹脂により結合してなるボンド
磁石であるのが好ましい。
【0028】この場合、磁性粉末としては、バリウムフ
ェライト、ストロンチウムフェライト等の各種フェライ
トや、希土類元素と遷移金属とを含む合金よりなるもの
が好ましく、後者が特に好ましい。
【0029】希土類−遷移金属系合金よりなる磁石の代
表的なものとしては、SmCo系や、R−Fe−B系
(ただしRは、Yを含む希土類元素のうちの少なくとも
1種)の磁石が挙げられる。代表的なものとしては、S
mCo5 、Sm2 TM17(ただしTMは、遷移金属)、
Nd−Fe−B、Nd−Pr−Fe−B等が挙げられ
る。
【0030】R−Fe−B系としては、R(ただしR
は、Yを含む希土類元素のうちの少なくとも1種):8
〜30原子%、ボロン(B):2〜28原子%、Co:
0〜50原子%、Al:0〜15原子%を含む鉄系合金
であるのが好ましい。
【0031】前記希土類元素としては、Y、La、C
e、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、D
y、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、ミッシュメタルが
挙げられ、これらを1種または2種以上含むことができ
る。また、前記遷移金属としては、Fe、Co、Ni等
が挙げられ、これらを1種または2種以上含むことがで
きる。また、磁気特性を向上するために、必要に応じ、
B、Al、Mo、Cu、Ga、Si、Ti、Ta、Z
r、Hf等を添加することもできる。代表的なものとし
ては、SmCo系磁石、Nd−Fe−B系磁石等が挙げ
られる。
【0032】また、磁性粉末の平均粒径は、特に限定さ
れないが、1〜200μm 程度が好ましく、5〜100
μm 程度がより好ましい。
【0033】結合樹脂(バインダー)としては、例え
ば、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂、ポリアミド等の熱
可塑性樹脂を用いることができる。小型モータ用永久磁
石1を押出成形により製造する場合には、特にポリアミ
ドが好ましい。
【0034】このような結合樹脂の添加量は、特に限定
されないが、1〜50重量%程度、特に2〜12重量%
程度とするのが好ましい。この範囲であれば、混練物の
粘度が適度となり、成形性、特に押出成形による流動
性、成形性が向上し、クラックや割れ等の欠陥がなく寸
法制度の高い小型モータ用永久磁石1を製造するのに有
利となる。
【0035】以上のような小型モータ用永久磁石1の製
造方法は、特に限定されず、例えば、所定形状の磁石
に、圧延、プレス、切断、切削、研削、研磨等の機械的
な加工を施して所望形状の磁石を得ることや、磁性粉末
と結合樹脂との混練物に対し、加圧成形または射出成形
を施して樹脂結合型磁石を得ることができるが、本発明
では、量産性、成形性、形状の均一性、寸法精度等の理
由から、押出成形により製造されるのが特に好ましい。
この場合、小型モータ用永久磁石1の上述した形状、寸
法は、押出成形機のダイの形状の選定等により容易に設
定することができる。
【0036】押出成形における好適な条件としては、次
のようなものが挙げられる。
【0037】押出速度は、好ましくは0.1〜10.0
mm/sec程度とされる。
【0038】押出圧力は、好ましくは1000kgf/cm2
以下、より好ましくは600kgf/cm2 以下とされる。
【0039】金型温度は、好ましくは180〜250℃
程度とされる。
【0040】次に、小型モータ用永久磁石1を用いた本
発明の小型モータの実施例について説明する。
【0041】図2に示すように、本発明の小型モータ1
0は、横断面がほぼ四角形(長方形)をなすケーシング
11を有し、該ケーシング11の対向する短辺側内面に
は、それぞれ、ステータ磁石として、上述した一対の小
型モータ用永久磁石1が、ロータ(回転子)12を介し
て、かつそれらの湾曲凹面2同士が対向するように固着
されている。この場合、両小型モータ用永久磁石1の端
部4、5は、それぞれケーシング11の角部111の内
側部分に収納されている。これにより、ケーシング11
内のデッドスペースが小さくなり、小型化に有利である
とともに、小型モータ用永久磁石1をケーシング11内
に安定的に支持、固定することができる。
【0042】また、両小型モータ用永久磁石1の間に
は、3極コアを構成するロータ(回転子)12が小型モ
ータ用永久磁石1に対し非接触で回転可能に設置されて
いる。このロータ12は、例えば複数の板状のコアを回
転軸方向に積層してなるコア積層体13と、該コア積層
体13の中心に嵌入された回転軸16と、コア積層体1
3の3つの腕部14にそれぞれ巻線を施すことにより形
成されたコイル(図示せず)とで構成されている。各腕
部14の先端には、円弧状の外周部15が形成されてい
る。
【0043】小型モータ用永久磁石1の湾曲凹面2の曲
率半径R1 とロータ12の半径R2とは、R1 >R2
る関係を満足している。さらに、1.05R2 ≦R1
2.0R2 なる関係を満足するのが好ましく、1.33
2 ≦R1 ≦1.94R2 なる関係を満足するのがより
好ましい。
【0044】なお、本実施形態における小型モータ用永
久磁石1は、その角部が湾曲している(距離率半径R
3 、R4 、R5 )。R3 は、例えば0.5mm程度、R
4 、Rは、例えば0.2mm程度とされる。
【0045】そして、ロータ12と小型モータ用永久磁
石1とは、ロータ12の回転中心O2 が湾曲凹面2の曲
率中心O1 より該湾曲凹面2の中央部3に接近する側に
距離Tずれて配置されている。このTは、好ましくは
0.05〜1.50mm程度、より好ましくは0.35〜
1.40mm程度とされる。
【0046】このような構成とすることにより、端部
4、5の厚さが中央部3に比べて厚い小型モータ用永久
磁石1を用いた場合でも、優れたトルク特性を維持しつ
つ、モータ回転時のコギングを有効に防止することがで
きる。
【0047】なお、円筒面以外の湾曲凹面2の場合、曲
率半径R1 および曲率中心O1 は、中央部3における値
とする。
【0048】以上のような小型モータ10は、ケーシン
グ11の横断面がほぼ四角形をなしているため、小型モ
ータ10を諸装置に設置した際にデッドスペースを少な
くすることができ、また、設置の安定性にも優れる。以
上、本発明の小型モータ用永久磁石および小型モータを
図示の実施例に基づき説明したが、本発明は、これに限
定されるものではなく、例えば、小型モータにおける小
型モータ用永久磁石の配置、設置数、ロータのコアの極
数、形状、寸法等は、前記実施例のものに限定されな
い。
【0049】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例について説明す
る。
【0050】(実施例1)図2に示す構成の小型モータ
を製造した。モータの横断面の外形寸法は、縦5mm×横
4.2mmとした。
【0051】永久磁石としては、Nd30Fe64Co5
1 の磁石粉末(平均粒径20μm )とエポキシ樹脂(バ
インダー)9wt%との混練物(コンパウンド)を用い、
押出成形により図1または図2に示す形状に成形したボ
ンド磁石を用いた。
【0052】各永久磁石の寸法、ロータの寸法等は、次
の通りである。
【0053】S1 =0.55mm S2 =1.04mm R1 =3.15mm R2 =1.65mm R3 =0.5mm(図2参照) R4 =0.2mm(図1参照) T =1.4mm H =3.9mm L =9.1mm また、永久磁石の磁気特性は、残留磁束密度Br=6.3
kG、保磁力iHc =9kOe 、最大エネルギー積BH(max) =
8MGOeであった。
【0054】(実施例2)各部の寸法を次の通りとした
以外は、実施例1と同様にして、同様の小型モータを製
造した。また、永久磁石の磁気特性は、実施例1とほぼ
同様であった。
【0055】S1 =0.45mm S2 =1.22mm R1 =2.15mm R2 =1.6mm R3 =0.5mm(図2参照) R5 =0.2mm(図2参照) T =0.35mm H =3.9mm L =9.5mm (実施例3)各部の寸法を次の通りとした以外は、実施
例1と同様にして、同様の小型モータを製造した。ま
た、永久磁石の磁気特性は、実施例1とほぼ同様であっ
た。
【0056】S1 =0.55mm S2 =1.18mm R1 =2.15mm R2 =1.65mm R3 =0.5mm(図2参照) R4 =0.2mm(図1参照) T =0.8mm H =3.9mm L =9.1mm 実施例1〜3における永久磁石は、いずれも、クラック
や割れ等の欠陥はなく、形状も均一で、寸法精度も高い
ものであった。また、これらの永久磁石を用いた実施例
1〜3の小型モータは、いずれも、優れたトルク特性を
発揮し、コギングも生じず、高い性能を示した。
【0057】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の小型モータ
用永久磁石によれば、クラックや割れ等の欠陥のない良
好な品質の小型モータ用永久磁石およびこれを備える小
型モータを提供することができる。
【0058】特に、小型モータ用永久磁石が押出成形に
より製造される磁石、特にボンド磁石である場合には、
量産性、成形性、形状の均一性に優れ、寸法精度も高
い。
【0059】また、本発明の小型モータは、トルク特性
に優れ、モータ回転時のコギングを有効に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小型モータ用永久磁石の実施例を示す
斜視図である。
【図2】本発明の小型モータの実施例を示す横断面図で
ある。
【図3】従来のセグメント型磁石の構造を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 小型モータ用永久磁石 2 湾曲凹面 3 中央部 4、5 端部 10 小型モータ 11 ケーシング 111 角部 12 ロータ 13 コア積層体 14 腕部 15 外周部 16 回転軸 20 セグメント型磁石 21 湾曲凹面 22 中央部 23、24 端部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子の外周面に対面する湾曲凹面を有
    するセグメント型の小型モータ用永久磁石であって、 湾曲凹面の周方向両端部における磁石の厚さが中央部に
    おける磁石の厚さに比べて厚いことを特徴とする小型モ
    ータ用永久磁石。
  2. 【請求項2】 前記小型モータ用永久磁石は、磁性粉末
    を結合樹脂により結合してなるボンド磁石である請求項
    1に記載の小型モータ用永久磁石。
  3. 【請求項3】 前記小型モータ用永久磁石は、押出成形
    により製造されたものである請求項1または2に記載の
    小型モータ用永久磁石。
  4. 【請求項4】 前記小型モータ用永久磁石の前記湾曲凹
    面の周方向両端部に、実質的にクラックが生じていない
    請求項1ないし3のいずれかに記載の小型モータ用永久
    磁石。
  5. 【請求項5】 前記小型モータ用永久磁石の最小厚さS
    1 と最大厚さS2 とが、1.1S1 ≦S2 ≦4.0S1
    なる関係を満足する請求項1ないし4のいずれかに記載
    の小型モータ用永久磁石。
  6. 【請求項6】 ケーシングと、該ケーシング内に設置さ
    れた請求項1ないし5のいずれかに記載の小型モータ用
    永久磁石と、回転子とを有することを特徴とする小型モ
    ータ。
  7. 【請求項7】 前記回転子の半径より前記湾曲凹面の曲
    率半径が大きく、かつ前記回転子は、その回転中心が前
    記湾曲凹面の曲率中心より前記湾曲凹面の中央部に接近
    する側にずれて配置されている請求項6に記載の小型モ
    ータ。
  8. 【請求項8】 前記ケーシングの横断面がほぼ四角形を
    なしている請求項6または7に記載の小型モータ。
  9. 【請求項9】 一対の小型モータ用永久磁石が、前記回
    転子を介して対向するように、かつ小型モータ用永久磁
    石の各端部がそれぞれ前記ケーシングの角部内側に位置
    するように設置されている請求項8に記載の小型モー
    タ。
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