JPH09224208A - マルチメディア通信端末装置 - Google Patents

マルチメディア通信端末装置

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JPH09224208A
JPH09224208A JP8027715A JP2771596A JPH09224208A JP H09224208 A JPH09224208 A JP H09224208A JP 8027715 A JP8027715 A JP 8027715A JP 2771596 A JP2771596 A JP 2771596A JP H09224208 A JPH09224208 A JP H09224208A
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/16Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
    • H04N7/173Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems with two-way working, e.g. subscriber sending a programme selection signal
    • HELECTRICITY
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    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/141Systems for two-way working between two video terminals, e.g. videophone
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さい処理の負担により通常の映像データを
用いて特殊再生を行うことのできるマルチメディア通信
端末装置を提供する。 【解決手段】 スロー再生を開始するとき通信回線を通
じて送られてくる映像データの供給を停止させる。映像
データ復号部42は、映像データバッファメモリ41に
既に蓄積されている映像データを基に各画面をスロー再
生に応じた回数ずつ再生する。各画面についてスロー再
生に応じた回数だけの繰り返し再生を終え新たな画面の
再生を開始するとき映像データ復号部42はCPU31
に対して割り込みを発生する。CPU31は、割り込み
が発生したとき映像データバッファメモリ41内の映像
データの残量をチェックし、それが基準量以下のとき一
定量の映像データの送信要求を送信元に対して行う。1
画面分の映像データが消費されたときだけ残量のチェッ
クを行うので処理の負担が小さい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を通じて
送られてくる動画および音声のデータを受信して再生す
るマルチメディア通信端末装置に係わり、特にスロー再
生など画像の特殊再生を行うことのできるマルチメディ
ア通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】娯楽用や教育用のビデオソフトは、ビデ
オテープなどの媒体によって供給されていたが、近年、
これらビデオソフトをケーブルテレビ(CATV)など
の通信回線を通じて視聴者の要求に応じて供給するサー
ビスが行われている。このようなテレビサービスは、ビ
デオ・オン・ディマンド(Video On Demand :VOD) と呼
ばれている。また、通信回線を通じて送られてくるビデ
オソフトを受信する端末装置はマルチメディア通信端末
装置と呼ばれている。ビデオ・オン・ディマンドは、ビ
デオソフトを個々に所有しなくても、視聴したいビデオ
ソフトをいつでも視聴することができることから、各方
面での利用が期待されている。
【0003】特開平4−324784号公報には、個々
の加入者が視聴要求を行った特定のビデオソフトを受信
することのできるマルチメディア通信端末装置が開示さ
れている。通常、CATVではビデオソフトの供給元の
ヘッドエンド装置と呼ばれる装置を備えており、ここに
多数のビデオフトが蓄積されている。各加入者宅にはセ
ットトップボックスと呼ばれるマルチメディア通信端末
装置が配置されており、ヘッドエンド装置とセットトッ
プボックスの間は通信回線により接続されている。
【0004】セットトップボックスには、ディスプレイ
あるいは所定のインタフェース回路を備えたテレビセッ
トあるいはテレビ受像機が接続されており、受信したビ
デオソフトの再生を行うようになっている。このマルチ
メディア通信端末装置では、加入者の要求する番組を受
信する受信部の受信チャネルを、ヘッドエンド装置側か
ら遠隔設定するようになっている。ヘッドエンド装置
は、加入者から視聴要求のあったビデオソフトを送信す
るチャネルが受信されるように、視聴要求元の加入者の
セットトップボックスの受信チャネルを遠隔設定してい
る。これにより、任意の空きチャネルを用いて視聴要求
のあった番組を送信することができる。
【0005】ビデオ・オン・ディマンドでは、通信回線
を通じて送られてくるビデオソフトを、スロー再生やあ
るいは一時停止させて静止画を再生させるなどの特殊再
生を行う要求もある。
【0006】特開平4−243057号公報には、ビデ
オソフトを特殊再生することのできるマルチメディア通
信端末装置が開示されている。この装置では、ビデオソ
フトのデータとしてのマルチメディアデータ内に、映像
データや音声データの他に特殊効果に関する情報を表わ
した出力モード制御コードを設けている。再生装置は、
マルチメディアデータに含まれている出力モード制御コ
ードに従って映像や音声の再生を行う。加入者からの特
殊再生の要求に応じて、ビデオソフト内の出力モード制
御コードを書き換えることにより、各種特殊再生を行う
ことができるようになっている。
【0007】このほか、通常の再生用のビデオデータの
他に、特殊再生用のビデオデータをヘッドエンド装置側
の記憶装置に蓄積しておき、加入者側からの特殊再生の
要求に応じたデータをヘッドエンド装置から送出するも
のもある。セットトップボックスなどのマルチメディア
通信端末装置から特殊再生の要求があると、ヘッドエン
ド装置は、通常の映像データの供給を中止し、これに代
えてタイムスタンプを合わせた特殊再生用の映像データ
を供給する。これにより特殊再生を加入者の要求に応じ
て行うことができる。
【0008】このように特殊再生をする際に、ヘッドエ
ンド装置側から特殊再生用の映像データを供給するもの
の他に、通常の映像データを用いてマルチメディア通信
端末装置側で特殊再生を行うようにしたものがある。た
とえば、2分の1のスピードでスロー再生するもので
は、ヘッドエンド装置から受信した映像データをバッフ
ァメモリに一旦蓄積し、これからスロー再生に応じた速
度で映像データを読み出すようになっている。
【0009】このような装置では、単位時間当たりにバ
ッファから読み出されるデータ量が、ヘッドエンド装置
から供給されるデータ量の半分になる。したがって、ス
ロー再生を一定時間以上継続するとバッファメモリがオ
ーバフローする。これを防止するために、映像データの
供給およびその停止をマルチメディア通信端末装置側か
らヘッドエンド装置に逐次指示している。マルチメディ
ア通信端末装置側は、一定時間ごとにバッファメモリ内
に蓄積されている残りのデータ量を確認し、基準値以下
のときに、ヘッドエンド装置に対してバッファメモリの
空き領域に格納することのできる一定量の映像データの
供給を要求するようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】出力モード制御コード
などの情報を用いて特殊再生を行うものでは、このよう
な情報を格納することのできる所定のフォーマットのビ
デオデータを用いる必要があり、汎用性に欠けるという
問題がある。また、通常のビデオデータの他に特殊再生
用の専用のビデオデータをヘッドエンド装置側に蓄積す
るものでは、蓄積量が増加し、サービス可能なビデオソ
フトの数が少なくなってしまうという問題がある。
【0011】また、バッファメモリからの読出速度を制
御することによって特殊再生を行うマルチメディア通信
端末装置では、常に周期的にバッファメモリ内のデータ
の残量を確認しなければならず、その処理の負担が大き
いという問題がある。また、映像データは通常、符号化
されて圧縮されているので、1枚の画像を再生するのに
必要な映像データのデータ量は種々変化する。したがっ
て、周期的に確認したバッファメモリ内のデータの残量
から、あとどのくらい再生が可能か否かを判別すること
が難しい。このため、次の転送をヘッドエンド装置に要
求する基準となるデータ量を比較的大きく設定する必要
があり、その分バッファメモリの容量を大きくしなけれ
ばならないという問題がある。
【0012】そこで本発明の目的は、小さい処理の負担
により通常の映像データを用いて特殊再生を行うことの
できるマルチメディア通信端末装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、通信回線を通じて送られてくる映像データを一時的
に蓄積する映像データバッファメモリと、映像データの
スロー再生を指定するスロー再生指定手段と、このスロ
ー再生指定手段によってスロー再生が指定されていると
き映像データバッファメモリに格納されている映像デー
タによって表わされる各画面の画像をスロー再生に応じ
た回数ずつ再生するとともに新たな画像の再生を開始す
るとき所定の制御信号を出力する映像データ再生手段
と、スロー再生指定手段によってスロー再生が指定され
たとき通信回線を通じて送られてくる映像データの送信
元に対して映像データの送信停止を要求する送信停止要
求手段と、映像データ再生手段から制御信号が出力され
たとき映像データバッファメモリに残存する映像データ
のデータ量を調べる残量取得手段と、この残量取得手段
によって求めたデータ量が予め定めた基準量以下のとき
映像データの送出元に対して予め定めた一定量の映像デ
ータの送信を要求する送信要求手段とをマルチメディア
通信端末装置に具備させている。
【0014】すなわち請求項1記載の発明では、スロー
再生を開始するとき通信回線を通じて送られてくる映像
データの供給を停止させる。映像データ再生手段は、映
像データバッファメモリに既に蓄積されている映像デー
タをデコードした結果の表わす各画面をスロー再生に応
じた回数ずつ再生する。また、各画面についてスロー再
生に応じた回数だけの繰り返し再生を終え、新たな画面
の再生を開始するとき所定の制御信号を出力する。残量
取得手段は、制御信号が出力されたとき映像データバッ
ファメモリ内の映像データの残量をチェックし、それが
基準量以下のとき一定量の映像データの送信要求を送信
元に対して行う。
【0015】各画面がスロー再生に応じた回数だけ繰り
返し再生され、新たな画面の再生を開始するときに制御
信号が出力されるので、実際に1つの画面分の映像デー
タが消費されたタイミングで残量を確認することができ
る。1画面分の消費がなされたときに残量をチェックす
るので、タイマー割り込みなど映像データの消費量と無
関係なタイミングでチェックする場合に比べて、残量を
調べる処理の負担を少なくすることができる。
【0016】請求項2記載の発明では、基準量は、映像
データの送信要求を行ってから通信回線を通じて映像デ
ータが送られてくるまでに要するオーバーヘッド時間の
間に映像データ再生手段によって再生される映像データ
のデータ量よりも多い所定量であり、映像データバッフ
ァメモリの記憶容量は基準量に送信要求手段により送信
を要求する一定量を加えた量よりも多く設定している。
【0017】すなわち請求項2記載の発明では、要求し
た映像データが受信されるまでの間に消費される映像デ
ータの量よりも大きい値に基準量を設定している。これ
により映像データを要求してからそれが転送されてくる
までの間に映像データバッファメモリが空になり再生が
途切れてしまうことがない。また、映像データバッファ
メモリの記憶容量を、このようにして定めた基準量に1
回の送信要求により転送されてくるデータ量を加えた量
よりも大きくしている。これにより、要求後、短時間で
映像データが転送されてきた場合であっても、映像デー
タバッファメモリがオーバーフローすることがない。
【0018】請求項3記載の発明では、送信要求手段
は、予め定めた複数画面分の映像データの送信を要求
し、残量取得手段は、スロー再生指定手段によってスロ
ー再生の指定が行われたとき映像データバッファメモリ
に蓄積されている映像データによって再生することので
きる画面の数を求める初期画面数取得手段と、映像デー
タ再生手段から制御信号が出力されたときこの初期画面
数取得手段によって求めた画面数と、制御信号の出力さ
れた回数と、送信要求手段が送信要求を行った回数とを
基にして映像データバッファメモリに蓄積されている映
像データによって再生することのできる画面の数を求め
る再生可能画面数算出手段とを具備させている。
【0019】すなわち請求項3記載の発明では、映像デ
ータバッファメモリに残存する映像データのデータ量を
それによって再生することのできる画面の数によって管
理している。たとえば、映像データが符号化されている
ような場合には、1画面当たりの映像データのデータ量
は種々変化する。残存するデータ量だけでは、それが空
になるまでの余裕時間を適切に判別することができない
が、再生することのできる画面の数で管理すれば、適切
なタイミングで次の送信要求を行うことができる。
【0020】請求項4記載の発明では、通信回線を通じ
て送られてくる映像データは符号化されたものであり、
映像データ再生手段は、映像データを復号化する復号手
段と、この復号手段によって復号化された映像データに
よって表わされる画面の画像を再生する再生手段と、こ
の再生手段によって各画面の画像が繰り返し再生された
回数を計数する再生回数計数手段と、この再生回数計数
手段の計数値がスロー再生に応じた再生回数に達したと
き復号手段に次の画面についての映像データの復号化を
指示する次画面復号化指示手段と、復号手段が1画面分
の映像データの復号化を終えたとき所定の制御信号を出
力する制御信号出力手段とを具備させている。
【0021】すなわち請求項4記載の発明では、映像デ
ータは符号化されており、スロー再生に応じた回数だけ
各画面が再生されるごとに、次の画面についての映像デ
ータの復号化を行っている。また1つの画面についての
復号化を終えるたびに制御信号が出力され、バッファメ
モリ内の残量のチェックが行われる。これにより、符号
化された映像データであっても、1画面分の映像データ
が消費されるごとに映像データメモリの残量を調べるこ
とができ、残量チェックのための負担を軽減することが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
【0023】
【実施例】図1は、本発明の一実施例におけるマルチメ
ディア通信端末装置を用いたケーブルテレビシステムの
構成の概要を表わしたものである。蓄積されている各種
マルチメディアデータを視聴者からの要求に応じて転送
するヘッドエンド装置11と、視聴要求を出力するとと
もにヘッドエンド装置11からのマルチメディアデータ
を再生するマルチメディア通信端末装置12の間は通信
回線13により接続されている。通信回線13は、マル
チメディアデータの伝送を行う第1の伝送ライン14
と、視聴要求など各種制御信号を伝送するための制御信
号ライン15とから構成されている。
【0024】図2は、図1に示したマルチメディア通信
端末装置の構成の概要を表わしたものである。伝送ライ
ン14を通じて送られくるマルチメディアデータは、複
数チャネルの中から所望の1つのチャネルを選択して受
信するチューナ部21に入力されている。チューナ部2
1によって選択され受信されたマルチメディアデータ
は、これを映像データと音声データとこれら以外の制御
データに分離する入力信号システム処理部22に入力さ
れる。分離された映像データは、映像データを復号化す
る映像データ処理部23に、また音声データは音声デー
タを復号化する音声データ処理部24にそれぞれ入力さ
れる。
【0025】復号化された後の映像データは、これをモ
ニタテレビ25に表示するための表示回路26に入力さ
れる。表示回路26により駆動され映像データがモニタ
テレビ25上に映し出される。音声データ処理部24に
よって復号化された音声データは、増幅回路によって増
幅された後、スピーカ28から再生される。マルチメデ
ィア通信端末装置11は、各種制御の中枢的機能を果た
す中央処理装置(CPU)31を備えている。CPU3
1には、マルチメディア通信端末装置11内の各モジュ
ールとの間で各種の信号を伝送するためのバス32が接
続されている。
【0026】バス32には、先に説明した入力信号シス
テム処理部22、映像データ処理部23、音声データ処
理部24のほか、図1に示した制御信号ライン15を通
じてヘッドエンド装置との間で制御信号を送受信する通
信回路33が接続されている。またCPU31には、キ
ーボードなどの入力装置34が接続されている。
【0027】映像データ処理部23は、入力信号システ
ム処理部22から入力される映像データを一時的に蓄積
するための映像データバッファメモリ41と、映像デー
タバッファメモリ41から映像データを読み出してこれ
を復号化する映像データ復号部42を備えている。
【0028】音声データ処理部24は、入力信号システ
ム処理部22から入力される音声データを一時的に蓄積
するための音声データバッファメモリ43と、音声デー
タバッファメモリ43から音声データを読み出してこれ
を復号化する音声データ復号部44を備えている。
【0029】図3は、図1に示したヘッドエンド装置の
構成の概要を表わしたものである。ヘッドエンド装置1
1は、ビデオソフトなどマルチメディアデータを蓄積す
るハードディスク装置51と、ハードディスク装置51
から視聴要求の有ったデータを読み出し、これを一時的
に蓄積するための読出バッファメモリ52に読み出すサ
ーバ53を備えている。また、ヘッドエンド装置11
は、伝送ライン14を通じてマルチメディアデータの転
送を行うとともに、制御信号ライン15を通じて制御信
号の送受信を行うデータ転送装置54を備えている。デ
ータ転送装置53には、マルチメディア通信端末装置1
2に転送するマルチメディアデータを一時的に蓄積する
ための転送バッファメモリ55が接続されている。
【0030】図4は、ヘッドエンド装置から送出される
マルチメディアデータのフォーマットを表わしたもので
ある。マルチメディアデータは、通常再生時に1秒間に
再生される30枚分の映像データを単位としたセグメン
ト61に区切られている。また、各セグメント61は、
15枚分の映像データを単位とした2つの映像グループ
(Group Of Picture、GOP)62に分割される。各セグメ
ントの先頭には、セグメントの先頭を表わすセグメント
ヘッダコード63が、また各セグメント内の映像グルー
プの境界には映像グループヘッダコード(GOPヘッダ
コード)がそれぞれ付加されている。
【0031】1つのセグメントのデータ量は、一定であ
り、セグメントを2つに分けた各映像グループのデータ
量は、ほぼ等しいものになっている。ただし、映像グル
ープに含まれる15枚の映像データのデータ量は、1枚
ごとにそれぞれ異なる。
【0032】図5は、スロー再生を行う際にマルチメデ
ィア通信端末装置の行う動作の流れを表わしたものであ
る。CPU31は、入力装置34からスロー再生の要求
コマンドが入力されるのを待つ(ステップS101;
N)。スロー再生が指定されると(ステップS101;
Y)、バス32を通じて通信回路33に映像データの送
信停止要求をヘッドエンド装置11に転送する指示を送
る(ステップS102)。通常の再生速度のN分の1の
再生速度が指定されているものとすると、CPU31
は、映像データ復号部42にこれ以降に再生すべき1枚
の画面をN回ずつ繰り返して表示することを指示する
(ステップS103)。
【0033】たとえば、Nの値として“2”が指定され
た場合には、通常の再生速度の2分の1の画像再生速度
で再生される。Nが“3”の場合には、通常の再生速度
の3分の1の再生速度で再生される。通常の再生速度で
1秒間に30枚の画像が再生される場合には、Nが
“3”のときは各画像が3回ずつ連続して表示すること
が1秒間に10枚の画像について行われる。これにより
3分の1の再生速度でスロー再生が行われる。
【0034】このようにスロー再生を行う場合には、1
秒間に映像データバッファメモリ41から読み出される
映像データのデータ量が通常の速度で再生したときに比
べて減少する。したがってヘッドエンド装置11から通
常の再生速度に合わせた一定レートでマルチメディアデ
ータが供給され続けると映像データバッファメモリ41
がオーバフローする。CPU31はこれを防止するため
に、ステップS102においてマルチメディアデータの
供給停止を指示する送信停止要求を通信回路33からヘ
ッドエンド装置11に送出させている。
【0035】送信停止要求を受けたヘッドエンド装置1
1は、伝送ライン14を通じてその要求の送出元のマル
チメディア通信端末装置12に向けてのマルチメディア
データの送出を停止する。マルチメディアデータの供給
が停止されると、映像データバッファメモリ41内に残
存するデータは次第に減少する。このためCPU31
は、図5では図示しない処理により映像データバッファ
メモリ内のデータの残量を監視し、これが基準量以下に
なったとき、一定量のデータの供給をヘッドエンド装置
11に要求するようになっている。映像データを要求す
る処理については後に詳細に説明する。
【0036】次の画像をN回連続して表示した終えたと
き、CPU31は、入力装置34を通じてスロー再生の
解除要求が入力されているか否かをチェックする(ステ
ップS104)。スロー再生の解除要求が入力されてい
ないときは(ステップS105;N)、ステップS10
3に戻り、次の画像のデータをN回連続して再生する。
スロー再生の解除要求が入力されたときは(ステップS
105;Y)、CPU31は、バス32を通じて通信回
路33にマルチメディアデータの通常の再生速度での転
送を継続して行う指示をヘッドエンド装置11に対して
送出するように要求する(ステップS106)。通信回
路33は、この指示を受けて送信再開要求をヘッドエン
ド装置11に送出する。
【0037】またCPU31は、バス32を通じて映像
データ復号部43に、スロー再生を解除し通常の速度で
の再生を行う旨の指示を行う(ステップS107)。こ
れを受けた映像データ復号部43は、各画像を1回ずつ
1秒間に30枚再生する通常再生の動作に移行する。
【0038】図6は、図2に示したマルチメディア通信
端末装置のCPUの実行するソフトウェアの階層構成を
表わしたものである。ソフトウェア71はオペレーショ
ンシステムを72を中心にして、その上位階層に主とし
てキーボード等の入力装置34から入力された信号の解
析や対応する処理を行うアプリケーション73がある。
またオペレーションシステム72の下位階層には、バス
32と接続された各種回路装置の制御を行うデバイスド
ライバ74がある。
【0039】次に、スロー再生中に映像データをヘッド
エンド装置に要求する際の処理の流れについて説明す
る。映像データの要求処理は、図6に示したデバイスド
ライバ74と、アプリケーション73によって行われ
る。映像データバッファメモリ41から新しい画面の映
像データを読み出して再生するごとに映像データ復号部
42は、割り込みを発生するようになっている。デバイ
スドライバ74およびアプリケーション73は割り込み
の発生を起動条件として、映像データの要求の必要性の
確認と、必要な場合にはヘッドエンド装置11に映像デ
ータの要求を行うようになっている。
【0040】図7は、映像データ複合部からの割り込み
を受けた際にデバイスドライバの行う処理の流れを表わ
したものである。デバイスドライバ74は、割り込みを
受け付けると、それが映像データ複合部42から発生し
たものであることを確認する(ステップS201)。た
とえば、映像データ複合部42の有する割り込みの有無
を示すための割り込みレジスタを読み込む。これにより
映像データ複合部42からの割り込み信号が“オフ”す
る。映像データ複合部42からの割り込みを確認したの
ち、デバイスドライバ74は割り込みの発生をアプリケ
ーション73に通知し(ステップS202)、処理を終
了する。この通知は、オペレーションシステム72の備
えるメッセージ通信機能によって行われる。
【0041】図8は、デバイスドライバから割り込み発
生の通知を受けた際にアプリケーションの行う処理の流
れを表わしたものである。アプリケーション73は、デ
バイスドライバ74から映像データ複合部42から割り
込みが発生した旨の通知を受けると(ステップS30
1)、映像データバッファメモリ41内に残存するデー
タ量を確認する要求をデバイスドライバに通知し(ステ
ップS302)処理を終了する(エンド)。
【0042】図9は、アプリケーションからデータ量の
確認要求を受けた際にデバイスドライバの行う処理の流
れを表わしたものである。アプリケーション73からデ
ータ残量の確認要求の通知を受けると、デバイスドライ
バ74は、映像データバッファメモリ41内のデータの
残量を調べる(ステップS401)。そして、アプリケ
ーション73に対してデータ残量を通知する(ステップ
S402)。
【0043】図10は、デバイスドライバからデータ残
量の通知を受けた際にアプリケーションの行う処理の流
れを表わしたものである。デバイスドライバ74から映
像データバッファメモリ内に残存しているデータ量の通
知を受けると(ステップS501)、その量とヘッドエ
ンド装置に対してデータの転送要求を行う否かを判別す
る予め定めた基準値とを比較する(ステップS50
2)。データ残量が基準値以下のときは(ステップS5
02;Y)、予め定めた一定量のマルチメディアデータ
の転送要求をヘッドエンド装置11に対して送出する
(ステップS503)。データ残量が基準値以上のとき
は(ステップS502;N)、データを要求することな
く処理を終了する(エンド)。
【0044】1回の要求によってヘッドエンド装置から
送信される映像データのデータ量は、これを受信した際
に映像データバッファメモリ41がオーバフローしてし
まう量であってはならない。また、1回の要求によって
映像データを受信した後も、なお映像データバッファメ
モリ内の残量が基準値以下になるような少ない量であっ
てはならない。ここでは、1回で1つの映像グループ分
の映像データをヘッドエンド装置11に要求している。
したがって、1つの映像グループ分以上の空き領域の生
じる残量よりも基準値は小さい値に設定してある。
【0045】1つのフレームのデータ量が一定でないの
で、映像データバッファメモリ41内のデータの残量に
よって、バッファ内に残存するフレーム数を認識するこ
とはできない。基準値は、1つの映像グループ分のデー
タをヘッドエンド装置11に要求してからそれが転送さ
れてくるまでのオーバーヘッド時間に渡って再生可能な
量以上のデータ量とする必要がある。したがって、デバ
イスドライバによって、バッファ内のデータの残量を検
出する場合には、オーバーヘッドの時間に再生されるフ
レーム数分のデータ量のワーストケース(最も多い量)
以上の所定値を基準値とする必要がある。また、映像デ
ータバッファメモリ41の記憶容量は、このようにして
定めた基準値に1つの映像グループ分のデータ量を加え
た量以上である必要がある。
【0046】映像データ複合部42からの割り込みは1
つのフレーム分の映像データが消費されるごとに生じて
いる。したがって、これを基に映像データバッファメモ
リ41内に残存するデータのフレーム数を管理すること
もできる。オーバーヘッド時間がmフレーム分の時間
(mは正整数)であることが既知であるとすると、m+
1フレーム分以下に残量が減ったときに1つの映像グル
ープ分の転送要求を行えばよい。
【0047】たとえば、スロー再生を開始した時点にお
けるバッファ内に残存するフレーム数を求めておく。そ
して、その後は映像データ複合部42から発生する割り
込みの数を計数することで消費されたフレーム数を求め
る。また、スロー再生開始後にヘッドエンド装置11か
ら映像グループ単位のデータ(15フレーム分)を何回
受信したかによって増加したフレーム数を求める。スロ
ー再生開始時点で求めたフレーム数から消費されたフレ
ームと引き、これに増加したフレーム数を加えることに
よって常に、バッファ内に残存するフレーム数を求める
ことができる。このフレーム数が先に定めたm+1以下
になったとき、次回のデータ要求をヘッドエンド装置に
行えばよい。
【0048】スロー再生開始時点におけるバッファ内の
フレーム数は、バッファ内に残存するデータの中からG
OPヘッダを検出することで、15フレーム単位でのフ
レーム数を計数するようにしてもよい。この場合、スロ
ー再生開始時のフレーム数として最大15フレームの誤
差が生じるが、この分だけの余裕を見込んで基準値を設
定すればよい。
【0049】次に、マルチメディアデータを転送する際
のヘッドエンド装置の動作について説明する。
【0050】図11は、マルチメディアデータを転送す
る際のヘッドエンド装置の動作の流れを表わしたもので
ある。この処理は、スロー再生が開始されて送信の停止
要求が到来した後、映像グループ単位でデータを転送す
る際の動作を表わしたものである。サーバ543は、読
出バッファメモリ52内のデータ量が一定量以上確保さ
れるように、ハードディスク装置51から図4に示した
セグメント単位にマルチメディアデータを順次読み出す
ようになっている。
【0051】ヘッドエンド装置11のデータ転送装置5
4は、制御信号ライン15を通じてマルチメディア通信
端末装置12から転送要求が到来するのを待機している
(ステップS601;N)。転送要求が到来すると(ス
テップS601;Y)、転送バッファメモリ内のセグメ
ントのうちの前半の映像グループが既に送出されている
か否かを調べる(ステップS602)。
【0052】前半の映像グループが送出済のときは(ス
テップS602;Y)、そのセグメントの後半の映像グ
ループの部分をマルチメディア通信端末装置12に転送
する(ステップS603)。その後、サーバ53に接続
された読出バッファメモリ52から1つのセグメントの
データを転送バッファメモリ55に移動させて(ステッ
プS604)処理を終了する(エンド)。
【0053】前半の映像グループがまだ送出されていな
いときは(ステップS602;N)、転送バッファメモ
リ55に格納されている1つのセグメントのデータをG
OPヘッダを検出することによって2つの映像グループ
に分割する(ステップS605)。分割した2つの映像
グループのうち前半の映像グループをマルチメディア通
信端末装置12に送出し(ステップS606)、後半の
映像グループについては転送バッファメモリ44にその
まま保持する(ステップS607)。このように、ヘッ
ドエンド装置11は、マルチメディア通信端末装置12
から転送要求が到来するたびに1つの映像グループ分の
映像データを送出する。
【0054】以上説明した実施例では、新しいフレーム
が複合化されるたびに映像データ複合部の発生する割り
込みを基準に映像データバッファメモリ41内のデータ
量を調べてるが、映像を再生する際に発生する垂直同期
信号(V−SYNC)により割り込みを発生させてもよ
い。N分の1の速度でスロー再生するとき1フレーム分
のデータを消費する間にN回の割り込みが垂直同期信号
により発生する。したがって、映像データ複合部42か
らの割り込みを基準にする場合に比べて、N倍の数の割
り込みが発生することになり、データの残量を確認する
処理の負担が大きくなる。しかし、N回の割り込みに対
して1回だけデータ量の残量を確認するようにすれば、
処理の量を軽減することができる。
【0055】
【発明の効果】このように請求項1記載の発明によれ
ば、1つの画面をスロー再生に応じた回数だけ繰り返し
再生し、新たな画面の再生を開始するときに制御信号が
出力されので、実際に1つの画面分の映像データが消費
されたタイミングで残量を確認することができる。この
ように1画面分の映像データの消費がなされたときに残
量をチェックするので、タイマー割り込みなど映像デー
タの消費量と無関係なタイミングでチェックする場合に
比べて、残量を調べる処理の負担を少なくすることがで
きる。
【0056】また請求項2記載の発明によれば、要求し
た映像データが受信されるまでの間に消費される映像デ
ータの量よりも大きい値に基準量を設定しているので、
映像データを要求してからそれが転送されてくるまでの
間に映像データバッファメモリが空になり再生が途切れ
てしまうことがない。また、映像データバッファメモリ
の記憶容量を、このようにして定めた基準量に1回の送
信要求により転送されてくるデータ量を加えた量よりも
大きくしている。これにより、要求後、短時間で映像デ
ータが転送されてきた場合であっても、映像データバッ
ファメモリがオーバーフローすることがない。
【0057】さらに請求項3記載の発明によれば、映像
データバッファメモリに残存する映像データのデータ量
をそれによって再生することのできる画面の数によって
管理してたので、映像データが符号化されているような
場合であっても適切なタイミングで次の送信要求を行う
ことができる。
【0058】また請求項4記載の発明によれば、符号化
された映像データであっても、1画面分の映像データが
消費されるごとに映像データメモリの残量を調べること
ができ、残量チェックのための負担を軽減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるマルチメディア通信
端末装置を用いたケーブルテレビシステムの構成の概要
を表わしたシステム構成図である。
【図2】図1に示したマルチメディア通信端末装置の構
成の概要を表わしたブロック図である。
【図3】図1に示したヘッドエンド装置の構成の概要を
表わしたブロック図である。
【図4】ヘッドエンド装置から送出されるマルチメディ
アデータのフォーマットを表わした説明図である。
【図5】スロー再生を行う際にマルチメディア通信端末
装置の行う動作の流れを表わした流れ図である。
【図6】図2に示したマルチメディア通信端末装置のC
PUの実行するソフトウェアの階層構成を表わした説明
図である。
【図7】映像データ複合部からの割り込みを受けた際に
デバイスドライバの行う処理の流れを表わした流れ図で
ある。
【図8】デバイスドライバから割り込み発生の通知を受
けた際にアプリケーションの行う処理の流れを表わした
流れ図である。
【図9】アプリケーションからデータ量の確認要求を受
けた際にデバイスドライバの行う処理の流れを表わした
流れ図である。
【図10】デバイスドライバからデータ残量の通知を受
けた際にアプリケーションの行う処理の流れを表わした
流れ図である。
【図11】マルチメディアデータを転送する際のヘッド
エンド装置の動作の流れを表わした流れ図である。
【符号の説明】
11 ヘッドエンド装置 12 マルチメディア通信端末装置 13 通信回線 21 チューナ部 22 入力信号システム処理部 23 映像データ処理部 24 音声データ処理部 25 モニタテレビ 28 スピーカ 31 CPU 32 バス 33 通信回路 34 入力装置 41 映像データバッファメモリ 42 映像データ復号部 43 音声データバッファメモリ 44 音声データ復号部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を通じて送られてくる映像デー
    タを一時的に蓄積する映像データバッファメモリと、 映像データのスロー再生を指定するスロー再生指定手段
    と、 このスロー再生指定手段によってスロー再生が指定され
    ているとき前記映像データバッファメモリに格納されて
    いる映像データによって表わされる各画面の画像をスロ
    ー再生に応じた回数ずつ再生するとともに新たな画像の
    再生を開始するとき所定の制御信号を出力する映像デー
    タ再生手段と、 前記スロー再生指定手段によってスロー再生が指定され
    たとき前記通信回線を通じて送られてくる映像データの
    送信元に対して映像データの送信停止を要求する送信停
    止要求手段と、 前記映像データ再生手段から前記制御信号が出力された
    とき前記映像データバッファメモリに残存する映像デー
    タのデータ量を調べる残量取得手段と、 この残量取得手段によって求めたデータ量が予め定めた
    基準量以下のとき前記映像データの送出元に対して予め
    定めた一定量の映像データの送信を要求する送信要求手
    段とを具備することを特徴とするマルチメディア通信端
    末装置。
  2. 【請求項2】 前記基準量は、映像データの送信要求を
    行ってから前記通信回線を通じて映像データが送られて
    くるまでに要するオーバーヘッド時間の間に前記映像デ
    ータ再生手段によって再生される映像データのデータ量
    よりも多い所定量であり、前記映像データバッファメモ
    リの記憶容量は基準量に前記送信要求手段により送信を
    要求する前記一定量を加えた量よりも多いことを特徴と
    する請求項1記載のマルチメディア通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記送信要求手段は、予め定めた複数画
    面分の映像データの送信を要求し、前記残量取得手段
    は、前記スロー再生指定手段によってスロー再生の指定
    が行われたとき前記映像データバッファメモリに蓄積さ
    れている映像データによって再生することのできる画面
    の数を求める初期画面数取得手段と、前記映像データ再
    生手段から制御信号が出力されたときこの初期画面数取
    得手段によって求めた画面数と、前記制御信号の出力さ
    れた回数と、前記送信要求手段が送信要求を行った回数
    とを基にして映像データバッファメモリに蓄積されてい
    る映像データによって再生することのできる画面の数を
    求める再生可能画面数算出手段とを具備することを特徴
    とする請求項1記載のマルチメディア通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記通信回線を通じて送られてくる映像
    データは符号化されたものであり、前記映像データ再生
    手段は、映像データを復号化する復号手段と、この復号
    手段によって復号化された映像データによって表わされ
    る画面の画像を再生する再生手段と、この再生手段によ
    って各画面の画像が繰り返し再生された回数を計数する
    再生回数計数手段と、この再生回数計数手段の計数値が
    スロー再生に応じた再生回数に達したとき前記復号手段
    に次の画面についての映像データの復号化を指示する次
    画面復号化指示手段と、前記復号手段が1画面分の映像
    データの復号化を終えたとき所定の制御信号を出力する
    制御信号出力手段とを具備することを特徴とする請求項
    1記載のマルチメディア通信端末装置。
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