JPH09224169A - ダイナミックフォーカス回路 - Google Patents

ダイナミックフォーカス回路

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JPH09224169A
JPH09224169A JP3105696A JP3105696A JPH09224169A JP H09224169 A JPH09224169 A JP H09224169A JP 3105696 A JP3105696 A JP 3105696A JP 3105696 A JP3105696 A JP 3105696A JP H09224169 A JPH09224169 A JP H09224169A
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JP
Japan
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dynamic focus
current
circuit
horizontal deflection
winding
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JP3105696A
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Inventor
Katsunori Ogawa
克徳 小河
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平偏向電流の周波数が広範であっても、常
に安定したダイナミックフォーカス電圧を出力する。 【解決手段】 分流回路10は、水平偏向電流の周波数
が高いときは1次電流I1 が大きくなるようにスイッチ
S1等を制御し、水平偏向電流の周波数が低いときは1
次電流I1 が小さくなるようにスイッチS1等を制御す
る。直交トランス20は、1次巻線21に1次電流I1
が供給されると、2次巻線22にダイナミックフォーカ
ス電圧が誘起する。制御部30は、検出回路31が検出
したダイナミックフォーカス電圧に基づき、制御電流I
C を制御して、最適なダイナミックフォーカス電圧を出
力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるマルチス
キャンディスプレイ用のダイナミックフォーカス回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CRT(Cathode Ray Tube:陰極
線管)を有するディスプレイ装置では、CRTの蛍光面
は電子ビームの偏向点を中心とした球面ではないので、
電子ビームを偏向した場合、最も距離のある四隅の部分
の偏向のふれが大きくなり、ラスターは糸巻き型の歪を
生じる。この糸巻き歪のひずみ量は、偏向角の大きいC
RTほど大きくなる。このため、ディスプレイ装置は、
電子ビームの偏向に応じて偏向コイルに流す電流を変
え、糸巻き歪が生じないように補正している。同様に、
電子ビームは、CRTの蛍光面の中心を基準に収束させ
ると上記四隅の部分では収束しない。従って、ディスプ
レイ装置は、通常、電子ビームを収束させるための収束
電圧にダイナミックフォーカス電圧を印加するダイナミ
ックフォーカス回路を備える。
【0003】ダイナミックフォーカス回路は、CRTの
蛍光面の中心だけでなく周辺部においての電子ビームが
収束するように、電子ビームの偏向に同期して収束電圧
を変え、例えば図6に示すように、水平偏向電流の振幅
をパラボラ状(S字状)に振幅変調するものである。す
なわち、ダイナミックフォーカスは、このようなパラボ
ラ状の水平偏向電流を得るべく、原理的には図7に示す
ように、トランスTrの1次巻線Lと、共振用コンデン
サC6と、水平偏向電流のS字補正用のS字コンデンサ
C7とを備える。1次巻線Lと共振用コンデンサC6
は、水平偏向電流の周波数に対応して共振するようにな
っており、1次巻線LとS字コンデンサC7でS字補正
を行うようになっている。
【0004】ダイナミックフォーカス回路100Aは、
具体的には図8に示すように、水平偏向電流を分流する
分流回路110とトランス120とを備える。
【0005】分流回路110は、複数のスイッチをオン
又はオフすることにより、上述の共振用コンデンサとS
字コンデンサの容量を変えて、水平偏向電流の一部を分
流し、1次巻線121に流れる1次電流I1 を調整す
る。すなわち、上記ダイナミックフォーカス回路100
Aは、1次電流I1 の変化に応じて2次巻線132にダ
イナミックフォーカス電圧が誘起するため、電子ビーム
の偏向に応じて1次電流I1 を制御させることにより、
出力端子200を介して、パラボラ状のダイナミックフ
ォーカス電圧を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ダイナ
ミックフォーカス回路100Aは、分流回路110によ
る分流の調整はスイッチの切換で行っているため、分流
の微調整ができない。従って、分流を調整すると、ダイ
ナミックフォーカス電圧は、大きく変化して不安定にな
ることが生じた。これを解決するために、水平偏向電流
を分流する機能を向上させればよいが、かかる場合、ス
イッチやコンデンサが数多く必要となるため、占有基盤
面積が大きくなり、生産コストが増大してしまう問題が
生じた。
【0007】また、ダイナミックフォーカス回路には、
図9に示すように、矩形波発生回路130と、直交トラ
ンス140を備えるものがある。このダイナミックフォ
ーカス回路100Bは、矩形波発生回路130で発生し
た矩形波を直交トランス140の1次巻線141に供給
し、2次巻線142に誘起した電圧を検出する。そし
て、ダイナミックフォーカス回路100Bは、上記検出
結果に基づいて直交巻線143の制御電流IC を制御し
て、ダイナミックフォーカス電圧を得ることができる。
また、上記ダイナミックフォーカス回路100Bは、制
御電流IC の微調整が可能であるため、ダイナミックフ
ォーカス回路100Aに比べて良好なダイナミックフォ
ーカス電圧を得ることができる。
【0008】しかし、水平偏向電流が高周波の場合と低
周波の場合とでは、図10に示すように、制御電流IC
の使用可能な範囲が大きく異なってしまい、この結果、
制御電流IC の使用可能範囲は大きく制限されてしま
う。従って、水平偏向電流の周波数が広範なディスプレ
イ装置、すなわちマルチスキャンディスプレイには、こ
のダイナミックフォーカス回路を適用することができな
くなってしまった。さらに、直交トランス140のコア
の内部の磁束が飽和した場合には、制御電流ICの調整
に基づいて、ダイナミックフォーカス電圧の制御を行う
ことができなくなる問題も生じた。
【0009】また、ダイナミックフォーカス回路には、
例えば図11に示すように、1次巻線に印加する電圧を
調整するためのトランスを備えるものがある。このダイ
ナミックフォーカス回路100Cは、矩形波発生回路1
30で発生した矩形波を、トランス160の1次巻線1
61を介して、トランス120の1次巻線121に供給
する。そして、ダイナミックフォーカス回路100C
は、トランス120の2次巻線122に誘起したダイナ
ミックフォーカス電圧の検出結果に基づいて、トランス
160の2次巻線162に流れる制御電流IC を調整
し、1次巻線121に誘起するダイナミックフォーカス
電圧を追従的に制御している。
【0010】しかしながら、ダイナミックフォーカス回
路100Cは、上記ダイナミックフォーカス回路100
B,100Cの問題点を解決することができるが、トラ
ンスを2つ使用しているため、占有面積が大きく、か
つ、生産コストが増大する問題が生じた。
【0011】本発明は、上述のような実情を鑑みてなさ
れたものであり、水平偏向電流の周波数が広範であって
も、常に安定したダイナミックフォーカス電圧を出力す
ることができるダイナミックフォーカス回路を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係るダイナミックフォーカス回路は、水
平偏向電流の周波数帯域に応じて分流比が切り換えられ
る分流手段と、上記分流手段で分流された電流が1次巻
線に供給される直交トランスと、上記直交トランスの2
次巻線に誘起するダイナミックフォーカス電圧に基づい
て、上記直交トランスの直交巻線に流れる制御電流を調
整して、上記直交トランスの2次巻線に誘起するダイナ
ミックフォーカス電圧を制御する制御手段とを備える。
【0013】したがって、このダイナミックフォーカス
回路では、直交トランスの1次巻線に、水平偏向電流の
周波数帯域に応じた1次電流が流れる。そして、制御手
段が2次巻線に誘起したダイナミックフォーカス電圧を
検出して直交巻線に流れる制御電流を制御することによ
り、パラボラ状のダイナミックフォーカス電圧が出力さ
れる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について、図面を参照しながら説明する。本発明に係
るダイナミックフォーカス回路は、CRT(Cathode Ra
y Tube:陰極線管)を有するディスプレイ装置におい
て、CRTの表示面部の中心だけでなく周辺部において
の電子ビームが収束するように、電子ビームの偏向に同
期して収束電圧を変えるためのダイナミックフォーカス
電圧を得るものである。
【0015】本発明に係るダイナミックフォーカス回路
は、例えば図1に示すように、水平偏向電流を分流して
直交トランスの1次巻線に供給される1次電流I1 を調
整する分流回路10と、直交トランス20と、直交トラ
ンス20の2次巻線に誘起されたダイナミックフォーカ
ス電圧に基づいて直交巻線に流れる制御電流IC を制御
する制御部30とを備える。
【0016】分流回路10では、直列に接続されたコン
デンサC1とコンデンサC4,及び直列に接続されたコ
ンデンサC2及びコンデンサC5が、それぞれ後述する
1次巻線21の両端に接続される。コンデンサC1とコ
ンデンサC4の接続点はスイッチS1を介して接地さ
れ、コンデンサC2とコンデンサC5の接続点はスイッ
チS2を介して接地される。ここで、スイッチS1及び
スイッチS2は、例えばトランジスタ,FET等の電子
スイッチが該当する。なお、1次巻線21は、コンデン
サC0を介して接地される。
【0017】直交トランス20は、図1に示すように、
図示しないコアに1次巻線21,2次巻線22,及び直
交巻線23が巻回されている。2次巻線22の一端は出
力端子60及びコンデンサC3に接続され、他端は接地
されている。ここで、コンデンサC3は、例えばCRT
等による出力容量を示す。また、直交巻線23の両端
は、後述するコントロール回路33に接続している。
【0018】制御部30は、図1に示すように、直交ト
ランス20の2次巻線22に誘起されたダイナミックフ
ォーカス電圧の出力を検出する検出回路31と、検出回
路31によって検出されたダイナミックフォーカス電圧
の出力と所定値との差分を検出する差分検出回路32
と、差分検出回路32の出力に基づいて直交トランス1
0の直交巻線23に流れる制御電流IC の出力を制御す
るコントロール回路33とを備える。
【0019】以上のように構成されたダイナミックフォ
ーカス回路は、分流回路10によって直交トランス20
の1次巻線21に流れる1次電流I1 を調整し、かつ、
2次巻線に誘起されたダイナミックフォーカス電圧に基
づいて直交巻線23に流れる制御電流IC を制御するこ
とにより、最適なダイナミックフォーカス電圧を出力す
ることができる。
【0020】分流回路10では、図示しないコントロー
ラがスイッチS1及び/又はスイッチS2のオン又はオ
フを制御して、水平偏向電流Ih の変化に基づいたダイ
ナミックフォーカス電圧を出力する。ここで、水平偏向
電流の周波数が高くなるにつれてダイナミックフォーカ
ス電圧は小さくなるため、分流回路10は、水平偏向電
流の周波数が高いときは1次電流I1 が大きくなるよう
にスイッチS1等を制御し、水平偏向電流の周波数が低
いときは1次電流I1 が小さくなるようにスイッチS1
等を制御する。
【0021】例えば、スイッチS1,スイッチS2が共
にオフのときは、図2に示すように、1次巻線21と並
列接続の関係にある共振用コンデンサの容量CX 及び1
次巻線21とアースの間にあるS字コンデンサの容量C
Y は、以下のようになる。
【0022】
【数1】
【0023】また、1次巻線21に流れる1次電流I1
は、水平偏向電流Ih と等しくなる。
【0024】スイッチS1がオンで、スイッチS2がオ
フのときは、図3に示すように、1次巻線21は、コン
デンサC1と、コンデンサC2とコンデンサC5の直列
接続されたものと、並列に接続されている。また、1次
巻線21は、コンデンサC0とコンデンサC4の並列接
続されたものと直列に接続されている。従って、共振用
のコンデンサ容量CX 及びS字コンデンサCY は、以下
のようになる。
【0025】
【数2】
【0026】従って、1次巻線21に流れる1次電流I
1 は、水平偏向電流Ih 等を用いると、以下の式で表さ
れる。
【0027】
【数3】
【0028】スイッチS1がオフで、スイッチS2がオ
ンのときは、図4に示すように、1次巻線21は、コン
デンサC2と、コンデンサC1とコンデンサC4の直列
接続されたものと、並列に接続されている。また、1次
巻線21は、コンデンサC0とコンデンサC5の並列接
続されたものと直列に接続されている。従って、共振用
のコンデンサ容量CX 及びS字コンデンサCY は、以下
のようになる。
【0029】
【数4】
【0030】従って、1次巻線21に流れる1次電流I
1 は、水平偏向電流Ih 等を用いると、以下の式で表さ
れる。
【0031】
【数5】
【0032】スイッチS1及びスイッチS2がともにオ
ンのときは、図5に示すように、1次巻線21は、コン
デンサC1とコンデンサC2の直列接続されたものと、
並列に接続されている。また、1次巻線21は、コンデ
ンサC0とコンデンサC4とコンデンサC5の並列接続
されたものと、直列に接続されている。従って、共振用
のコンデンサ容量CX 及びS字コンデンサCY は、以下
のようになる。
【0033】
【数6】
【0034】従って、1次巻線21に流れる1次電流I
1 は、水平偏向電流Ih 等を用いると、以下の式で表さ
れる。
【0035】
【数7】
【0036】このように、共振用のコンデンサの容量C
X は、スイッチS1等を押すと大きくなる。従って、分
流回路10は、水平偏向電流の周波数帯域が低くなるに
つれて、上記コントローラによってスイッチS1等をオ
ンにして、1次巻線21に流れる1次電流I1 を大きく
するようになっている。逆に、分流回路10は、水平偏
向電流の周波数帯域が高くなるにつれて、上記コントロ
ーラによってスイッチS1等をオフにして、1次巻線2
1に流れる1次電流I1 を小さくするようになってい
る。
【0037】すなわち、分流回路10は、水平偏向電流
の周波数帯域に応じてスイッチS1,スイッチS2の切
換を行って1次巻線21に流れる1次電流I1を制御す
ることによって、水平偏向電流の周波数変化によって生
じるダイナミックフォーカス電圧の変化を低減すること
ができる。また、分流回路10は、直交トランス20の
コアの内部の磁束が飽和するのを回避することができ、
制御部30による制御電流IC の調整の幅が広がり、ダ
イナミックフォーカス電圧の制御を容易にすることがで
きる。
【0038】直交トランス20は、1次巻線21に1次
電流I1 が供給されると、2次巻線22にダイナミック
フォーカス電圧が誘起し、出力端子40を介して、この
ダイナミックフォーカス電圧を出力する。ここで、2次
巻線22に誘起したダイナミックフォーカス電圧は、制
御部30によって検出され、所定の値になるように追従
的に制御される。
【0039】すなわち、制御部30では、検出回路31
が、2次巻線22に誘起する電圧を検出し、この検出結
果を差分検出回路32に供給する。差分検出回路32
は、検出された電圧とコントロール電圧との差分を検出
し、この検出結果の信号をコントロール回路33に供給
する。ここで、差分検出回路32に供給されるコントロ
ール電圧は、2次巻線22に所望のダイナミックフォー
カス電圧が誘起するように、上述のコントローラによっ
て制御されている。
【0040】コントロール回路33は、差分検出回路3
2の検出結果に基づき、直交巻線23に流れる制御電流
C を制御する。つまり、コントロール回路33は、2
次巻線22に誘起しているダイナミックフォーカス電圧
がコントロール電圧よりも大きいときは、直交トランス
20のコアの内部の磁束が打ち消されるように制御電流
C を流し、2次巻線22に誘起しているダイナミック
フォーカス電圧がコントロール電圧よりも小さいとき
は、コアの内部の磁束が大きくなるように制御電流IC
を流す。
【0041】すなわち、上記ダイナミックフォーカス回
路は、水平偏向電流の周波数に応じて、直交トランスの
1次巻線に流れる1次電流I1 を調整し、制御部30が
2次巻線22に誘起されたダイナミックフォーカス電圧
を検出して直交巻線に流れる制御電流IC を制御するこ
とにより、水平偏向電流の周波数が広範であっても、容
易に、かつ、安定したダイナミックフォーカス電圧を出
力することができる。
【0042】また、上記ダイナミックフォーカス回路
は、制御部30でダイナミックフォーカス電圧を制御す
るため、分流回路10に必要なコンデンサやトランジス
タ等のスイッチが少なく済み、かつ、複数のトランスを
必要としないため、コストを低減して、小型化を図るこ
とができる。
【0043】さらに、上記ダイナミックフォーカス回路
は、直交トランス20の1次巻線21に矩形波発生回路
を設ける必要がないため、占有基盤の面積を大幅に縮小
することができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るダイナミックフォーカス回路によると、水平偏向電流
の周波数帯域に応じて直交トランスの1次巻線に分流さ
れた1次電流が流れ、制御手段が2次巻線に誘起された
ダイナミックフォーカス電圧を検出して直交巻線に流れ
る制御電流を制御することにより、水平偏向電流の周波
数が広範であっても、容易に、かつ、安定したダイナミ
ックフォーカス電圧が出力される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダイナミックフォーカス回路の具
体的な構成を示す回路図である。
【図2】上記ダイナミックフォーカス回路の分流回路の
等価回路の一例である。
【図3】上記分流回路の等価回路の一例である。
【図4】上記分流回路の等価回路の一例である。
【図5】上記分流回路の等価回路の一例である。
【図6】ダイナミックフォーカス回路が出力する水平偏
向電流の状態を説明するための図である。
【図7】従来のダイナミックフォーカス回路の概略構成
を示す回路図である。
【図8】従来のダイナミックフォーカス回路の具体的な
他の構成を示す回路図である。
【図9】従来のダイナミックフォーカス回路の具体的な
他の構成を示す回路図である。
【図10】ダイナミックフォーカス回路の制御電流の使
用可能な範囲を説明するための図である。
【図11】従来のダイナミックフォーカス回路の具体的
な他の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
10 分流回路、20 直交トランス、30 制御部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】ダイナミックフォーカス回路は、CRTの
蛍光面の中心だけでなく周辺部においての電子ビームが
収束するように、電子ビームの偏向に同期して収束電圧
を変え、例えば図7に示すように、1次巻線Lと、水平
偏向電流のS字補正用のS字コンデンサC7とを備え
る。そして、上記ダイナミックフォーカス回路は、原理
的には1次巻線LとS字コンデンサC7で、図6に示す
S字補正を行うようになっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】例えば、スイッチS1,スイッチS2が共
にオフのときは、図2に示すように、1次巻線21と並
列接続の関係にあるコンデンサの合成容量CX 及び1次
巻線21に流れる電流を分流するためのコンデンサの合
成容量CY は、以下のようになる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】スイッチS1がオンで、スイッチS2がオ
フのときは、図3に示すように、1次巻線21は、コン
デンサC1と、コンデンサC2とコンデンサC5の直列
接続されたものと、並列に接続されている。また、1次
巻線21は、コンデンサC0とコンデンサC4の並列接
続されたものと直列に接続されている。従って、合成容
量CX 及び合成容量CY は、以下のようになる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】スイッチS1がオフで、スイッチS2がオ
ンのときは、図4に示すように、1次巻線21は、コン
デンサC2と、コンデンサC1とコンデンサC4の直列
接続されたものと、並列に接続されている。また、1次
巻線21は、コンデンサC0とコンデンサC5の並列接
続されたものと直列に接続されている。従って、合成容
量CX 及び合成容量CY は、以下のようになる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】スイッチS1及びスイッチS2がともにオ
ンのときは、図5に示すように、1次巻線21は、コン
デンサC1とコンデンサC2の直列接続されたものと、
並列に接続されている。また、1次巻線21は、コンデ
ンサC0とコンデンサC4とコンデンサC5の並列接続
されたものと、直列に接続されている。従って、合成容
量CX 及び合成容量CY は、以下のようになる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】このように、合成容量CX は、スイッチS
1等を押すと大きくなる。従って、分流回路10は、水
平偏向電流の周波数帯域が低くなるにつれて、上記コン
トローラによってスイッチS1等をオンにして、1次巻
線21に流れる1次電流I1を小さくするようになって
いる。逆に、分流回路10は、水平偏向電流の周波数帯
域が高くなるにつれて、上記コントローラによってスイ
ッチS1等をオフにして、1次巻線21に流れる1次電
流I1 を大きくするようになっている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平偏向電流の周波数帯域に応じて分流
    比が切り換えられる分流手段と、 上記分流手段で分流された電流が1次巻線に供給される
    直交トランスと、 上記直交トランスの2次巻線に誘起するダイナミックフ
    ォーカス電圧に基づいて、上記直交トランスの直交巻線
    に流れる制御電流を調整して、上記直交トランスの2次
    巻線に誘起するダイナミックフォーカス電圧を制御する
    制御手段とを備えることを特徴とするダイナミックフォ
    ーカス回路。
JP3105696A 1996-02-19 1996-02-19 ダイナミックフォーカス回路 Withdrawn JPH09224169A (ja)

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JP3105696A JPH09224169A (ja) 1996-02-19 1996-02-19 ダイナミックフォーカス回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100688133B1 (ko) * 1998-08-07 2007-03-08 톰슨 콘슈머 일렉트로닉스, 인코포레이티드 동적 초점 전압 진폭 제어기

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