JPH09224078A - 電話発信装置 - Google Patents

電話発信装置

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Publication number
JPH09224078A
JPH09224078A JP2716996A JP2716996A JPH09224078A JP H09224078 A JPH09224078 A JP H09224078A JP 2716996 A JP2716996 A JP 2716996A JP 2716996 A JP2716996 A JP 2716996A JP H09224078 A JPH09224078 A JP H09224078A
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JP
Japan
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telephone number
telephone
correction
key
corrected
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JP2716996A
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English (en)
Inventor
Yasuto Hayashida
靖人 林田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 格納されている電話番号データに基づいて、
簡単な操作で所望の電話番号に修正して、オートダイヤ
ルできるようにする。 【解決手段】 電話番号格納部6は、電話番号、及び修
正結果学習情報等を格納する。あるいは、修正後の電話
番号を格納する。特定番号登録部4は、修正に用いられ
る特定の番号データを記憶する。CPU1は、電話番号
格納部6の電話番号データを表示部2に一覧表示させ、
また、特定番号データ、修正結果学習情報、又は修正後
の電話番号に対応する機能表示を行う。そして、ユーザ
による操作入力部3からの操作に基づいて、選択された
電話番号を指定された機能に応じて修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機能を有する
ワープロ、携帯端末装置等や電話機におけるオートダイ
ヤル機能に係わり、登録されている電話番号を簡単な操
作で修正してオートダイヤルできる電話発信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信機能を有するワープロ、
携帯端末装置等や電話機において、予め相手先電話番号
を設定して登録しておき、通信時に登録されているデー
タの中から選択・指定した相手先に、自動的にダイヤル
するオートダイヤル機能が知られている。
【0003】上記オートダイヤル機能は、例えば通信機
能を有するワープロ等では、ディスプレイ上に表示され
ているアイコンの中からテレフォン機能を示すアイコン
を指定して、テレフォン機能を起動する。そして、予め
登録してある電話番号データを一覧表示させて、この中
から相手先の電話番号を選択・指定することで、オート
ダイヤルできるものである。尚、一覧表示させる電話番
号データは、アドレス機能等で作成した住所録データを
転送させて利用するものであっても良い。
【0004】上記一覧表示させた電話番号の選択・指定
方法は、例えば所望のデータが表示されている位置にカ
ーソルを移動させて、実行キーを押下して指定するもの
である。このように指定された電話番号データを用い
て、自動的に選択した相手先にダイヤルすることができ
る。上記ワープロ等の通信機能は、例えばプッシュホン
回線でダイヤルする為のトーン発音部を有し、選択した
相手先の電話番号のトーンを発音することでダイヤルす
るものである。尚、ダイヤル時には、上記ワープロをモ
デム等を用いて電話回線に接続して使用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、オート
ダイヤル機能を利用することで、通信する毎に電話番号
を入力する必要がなくなるので、特に頻繁に電話する相
手先があるユーザにとって、非常に便利なものであっ
た。
【0006】しかしながら、最近では、国際電話、長距
離電話等のサービスを提供する複数の通信事業者が存在
しており、この通信事業者のサービスを利用する場合、
例えば相手先電話番号の先頭に、利用する通信事業者を
指定するための特定の番号(例えば“0088”等)を
付加した電話番号に修正する必要があった。
【0007】このような場合、従来では、登録されてい
る電話番号を表示させて、ユーザがこれを参照しながら
目的の電話番号を入力するようにしていた。あるいは、
電話番号を逐一修正するようにしていた。この為、オー
トダイヤル機能の簡便性を有効に利用することができな
いものであった。
【0008】本発明の課題は、状況に応じて登録されて
いる電話番号を(一時的に)修正して電話する必要があ
る場合でも、簡単な操作で修正が行えてダイヤル発信で
きる電話発信装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、予め
登録されている複数の電話番号から通信相手先の電話番
号を選択する選択手段と、この選択手段で選択された電
話番号を修正する修正手段と、この修正手段による修正
操作を学習情報として記憶する学習情報記憶手段と、こ
の学習情報記憶手段に記憶された学習情報に基づいて、
上記選択手段で選択された電話番号を変更する変更手段
と、上記修正手段で修正された修正後の電話番号または
上記変更手段で変更された変更後の電話番号のいずれか
一方を電話用発信信号に変換して出力する出力手段とを
具備したことを特徴とする。
【0010】上記構成の請求項1の発明によれば、予め
登録された電話番号を修正した際に、その修正操作を学
習情報として学習情報記憶手段に記憶しておくことによ
り、次回より学習情報記憶手段に記憶された学習情報に
基づいて、選択された電話番号を前回と同様に変更して
簡単にオートダイヤルすることができる。
【0011】請求項2の発明は、予め登録されている複
数の電話番号から通信相手先の電話番号を選択する選択
手段と、この選択手段で選択された電話番号を修正する
修正手段と、この修正手段で修正された修正後の電話番
号を上記選択された電話番号に対応させて記憶する記憶
手段と、上記修正手段で修正された修正後の電話番号ま
たは上記記憶手段に記憶された電話番号のいずれか一方
を電話用発信信号に変換して出力する出力手段とを具備
したことを特徴とする。
【0012】上記構成の請求項2の発明によれば、修正
手段によって修正された修正後の電話番号を記憶してお
くことにより、次回より逐一修正を行う必要がなく、記
憶された修正後の電話番号を用いて簡単にオートダイヤ
ルすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図面を参照しながら詳述する。図1は、本発明の一
実施例による電話発信装置10の構成を示すブロック図
である。
【0014】尚、本実施例の電話発信装置10は、通信
機能を有するワードプロセッサに適用されたものとして
説明する。同図において、CPU1は、装置全体を制御
するための中央処理装置である。
【0015】表示部2は、例えばディスプレイ等を有
し、CPU1の制御によって、登録されている電話番号
の一覧を表示し、あるいは電話番号の修正用画面等を表
示する。
【0016】操作入力部3は、例えばキーボード等を有
し、ユーザによるキーボード操作を検出してCPU1に
通知する。また、上記キーボードの各ファンクションキ
ーには、後述する特定番号を電話番号に付加して修正す
る機能、あるいは前回の修正内容を用いて電話番号を修
正する機能が割り当てられている。
【0017】特定番号登録部4は、特定の通信事業者の
サービスを利用する為に必要な特定番号(例えば“00
88”等)を格納しておくメモリである。ROM5は、
CPU1により実行されるプログラム等が格納されてい
る読出し専用メモリである。
【0018】電話番号格納部6は、予め登録される各電
話番号データを、例えば電話帳ファイルとして格納する
メモリである。尚、この電話番号データは、転送されて
きた住所録データを利用して、その一部を格納するもの
であってもよい。
【0019】また、電話番号格納部6は、後述する電話
番号データの修正操作内容を示す修正結果学習情報を格
納するものでもある。この修正操作内容は、例えば修正
作業におけるキー入力操作手順の情報である。
【0020】あるいは、この電話番号格納部6は、修正
後の電話番号データを、修正前の電話番号データに対応
するフィールド(修正番号フィールド)に記憶するもの
であっても良い。
【0021】電話番号一時退避部7は、上記表示部2に
一覧表示された電話番号の中から選択・指定された電話
番号を、電話番号格納部6から読み出して一時的に記憶
する一時記憶メモリであり、例えばバッファメモリであ
る。この電話番号一時退避部7は、電話番号格納部6に
格納されている元の電話番号データを変更することなく
所望の電話番号に修正する為に用いられる。
【0022】電話用トーン発音部8は、例えばモデムを
介して電話回線に接続可能となっており、通信時に、電
話番号一時退避部7に格納されている電話番号データに
対応するダイヤルトーンを発音することで、ダイヤルす
ることができる。
【0023】上記各機能部は、バス9に接続されてお
り、このバス9を介してCPU1により制御されるもの
である。上記構成の電話発信装置10の概略動作を以下
に説明する。
【0024】まず、通信時に、ユーザがテレフォン機能
を起動すると、電話番号格納部6に格納されている電話
番号データが、表示部2に一覧表示される。次に、この
一覧表示されたデータから、ユーザが所望の電話番号の
レコードを選択・指定すると、表示部2には続いて選択
した電話番号の修正用画面が表示される。ユーザは、修
正の必要がある場合には、この修正用画面上で修正作業
を行うことができる。このように、通信毎に予め登録さ
れている電話番号データに基づいて、これを所望の電話
番号に修正して、オートダイヤルすることができる。
【0025】また、上記修正作業の内容が、修正結果学
習情報として電話番号格納部6に記憶されるので、次回
の通信時において同様の修正を行う必要がある場合に
も、修正作業を再度行う必要はなく、登録されている電
話番号データと修正作業学習情報とに基づいて、オート
ダイヤルすることができる。
【0026】あるいは、上記修正作業の結果である修正
後の電話番号データが、電話番号格納部6に予め登録さ
れている元の電話番号データに対応する記憶領域(修正
番号フィールド)に記憶される場合には、その後は、通
信時に、例えば同一の通信事業者を利用して同一の相手
先に電話する場合には、上記修正番号フィールドに記憶
されている電話番号を用いてオートダイヤルすることが
できる。
【0027】図2は、特定番号登録部4に格納されてい
る特定番号ファイル20の内部構成の一例を示す図であ
る。同図において、特定番号ファイル20は、特定番号
名称21と登録番号22の2つのデータ項目(フィール
ド)からなる。特定番号名称21には、通信サービスを
提供する通信事業者名が登録される。同図に示す例にお
いては、長距離電話サービスを提供する通信事業者名と
して、“長距離”と“長距離”が登録されている。
同様に、国際電話として“国際”、“国際”、及び
“国際”が登録されており、クレジット通話として
“クレジット”、“クレジット”が登録されてい
る。
【0028】また、登録番号22のフィールドには、特
定番号名称21のフィールドに登録されている各通信事
業者名に対応して、各通信事業者の通信サービスを利用
する際に必要となる特定の番号が登録されている。図2
に示す例では、例えば、“長距離”に対しては、“0
088”が登録されている。
【0029】図3は、電話番号格納部6に格納されてい
る電話帳ファイル30の構成を示す図である。尚、電話
帳ファイル30は、例えば、転送されてくる住所録デー
タから住所、会社名等の不必要なデータ項目を削除した
ものであってもよい。
【0030】同図において、電話帳ファイル30は、名
前31、電話番号32、及び修正結果学習情報33の各
データ項目(フィールド)から構成されている。名前3
1のフィールドには、電話を掛ける相手先氏名が格納さ
れており、各相手先氏名に対応する電話番号データが、
電話番号32のフィールドに格納されている。修正結果
学習情報33のフィールドには、後述する電話番号の修
正作業の内容が、学習情報として記憶されるものであ
る。よって、図3においては、レコード34、レコード
35のように、修正作業が行われたレコードには、修正
結果学習情報33のフィールドに修正作業の学習情報が
記憶されているが、他のレコード(修正作業が行われて
いない)には学習情報は記憶されていない。
【0031】この電話帳ファイル30内の各レコード
は、テレフォン機能の起動時に読み出されて、表示部2
に一覧表示される。そして、ユーザが、その一覧表示さ
れたデータから、所望のデータ(レコード)を選択・指
定することで、次に、表示部2に電話番号の確認用ウィ
ンドウが表示され、必要に応じて選択した電話番号の修
正作業を行うことになる。
【0032】図4は、表示部2に表示される電話番号の
確認用ウィンドウ41の一例を示す図である。尚、同図
に示す確認用ウィンドウ41の表示は、上記電話帳ファ
イル30内のレコード34を選択・指定した場合の例で
ある。
【0033】同図において、確認用ウィンドウ41に
は、“{オートダイヤル}”の表示、更には“番号を確
認後、実行キーを押して下さい”等の確認メッセージが
表示される。また、更に“[ ]”内には、ユーザが選
択したレコードの電話番号が表示される。同図では、レ
コード34の電話番号“0425−79−0000〜
3”が表示されている。この“[ ]”内の電話番号デ
ータは、ユーザによって修正可能となっており、例えば
操作入力部3(キーボード)のカーソルキーを用いて、
カーソルを修正対象の数字等が表示されている位置に移
動させて、削除キー、数字キー、あるいはファンクショ
ンキー等を用いて修正作業を行うことができる。尚、カ
ーソル位置は反転表示により示され、同図におけるカー
ソル位置は、電話番号の先頭の数字“0”の位置にあ
る。
【0034】確認用ウィンドウ41の表示位置の下側に
は、ファンクションキー群50の各ファンクションキー
(ファンクションキー“F1”〜“F8”)に各々対応
する機能が表示される。すなわち、機能表示部42−1
〜42−8が表示される。このうち、機能表示部42−
1〜42−7には、図2に示す特定番号ファイル20の
特定番号名称21の対応するデータが読み出されて表示
される。そして、例えば、機能表示部42−1に対応す
るファンクションキーF1を押下すると、特定番号名称
21が“長距離”であるレコードの登録番号22であ
る“0088”が、特定番号ファイル20から読み出さ
れて、確認用ウィンドウ41のカーソル位置の前に挿入
される。これは、電話番号一時退避部7に退避された電
話番号データが、書き換えられることも意味している。
【0035】このように、元の電話番号に対して、特定
番号ファイル20に格納されている登録番号を付加する
ような修正を行う場合には、ファンクションキーF1〜
ファンクションキーF7の何れかを押下するだけで、修
正作業を行うことができる。
【0036】一方、ファンクションキーF8を押下した
場合には、「前回修正」の機能が実行される。すなわ
ち、電話帳ファイル30の修正結果学習情報33のフィ
ールドに記憶されている学習情報が読み出されて、この
学習情報に基づいて電話番号データの修正が行われる。
【0037】上記したファンクションキーF1を押下し
た場合と、ファンクションキーF8を押下した場合につ
いて、以下に図5、図6を参照して詳述する。図5
(a)〜(c)は、特定番号登録部4に格納されている
特定の登録番号を用いて電話番号を修正する作業を説明
する図である。
【0038】図5(a)には、図3の電話帳ファイル3
0内のレコード35を選択・指定した場合の確認用ウィ
ンドウ41−1の表示内容が示されている。この確認用
ウィンドウ41−1には、上記選択したレコード35の
電話番号“03−3555−4321”が表示されてお
り、電話番号の先頭の数字“0”の位置にカーソルがあ
る。
【0039】このとき、図5(b)に示すように、“長
距離”と表示されている機能表示部42−1を指定す
ると(例えばファンクションキーF1を押下して指定す
ると)、特定番号ファイル20より、特定番号名称21
が“長距離”であるレコードの登録番号22が読み出
されて、カーソル位置の前に挿入される。この場合、登
録番号“0088”が読み出されて、カーソル位置の前
に挿入されるので、確認用ウィンドウ41の表示は、図
5(c)に示す確認用ウィンドウ41−2の表示内容に
変更される。
【0040】そして、ユーザは、確認用メッセージに従
って、表示された電話番号を確認した後、実行キーを押
下することで、確認用ウィンドウ41−2に表示されて
いる修正後の電話番号にオートダイヤルすることができ
る。
【0041】このように、ユーザは、機能表示部42−
1〜42−7の表示内容を参照して、利用する通信サー
ビスを選択するだけで所望の電話番号を得ることができ
るので、登録番号を逐一入力して修正する必要はなく、
簡単な操作で修正を行って、所望の電話番号にオートダ
イヤルすることができる。
【0042】次に、図6(a)〜(f)は、電話帳ファ
イル30内の修正結果学習情報33の内容を用いて電話
番号を修正する作業を説明する図である。図6(a)〜
(c)は、前回の電話番号修正作業を説明する図であ
り、図6(d)〜(f)は、前回の修正作業の学習情報
を用いて電話番号を修正する作業を説明する図である。
【0043】図6(a)には、図3の電話帳ファイル3
0内のレコード34を選択・指定した場合の確認用ウィ
ンドウ41−3を示してある。この確認用ウィンドウ4
1−3には、上記選択したレコード34の電話番号“0
425−79−0000〜3”が表示されており、電話
番号の先頭の数字“0”の位置にカーソルがある。
【0044】上記電話番号の末尾の“0〜3”は、相手
先に、末尾の番号のみが異なる4つの電話回線が設けら
れていることを示している。この場合、末尾の番号を
“0〜3”の中から選択して修正する必要がある。
【0045】図6(b)は、このような修正作業に必要
なキー入力操作を示す図である。図6(b)に示すキー
入力操作では、まず右カーソルキー60を必要回数(n
回)押下して、カーソルの位置を電話番号の先頭から末
尾まで移動させる。次に、削除キー61を3回押下し
て、末尾の“0〜3”を削除する。そして、最後に、テ
ンキーの“2”(テンキー62)を押下することで、図
6(c)の確認用ウィンドウ41−4に示すように、元
の電話番号の末尾が“2”に修正された電話番号が表示
される。これより、ユーザは、表示された電話番号を確
認後、実行キーを押下することで、オートダイヤルでき
るものである。そして、これと共に、図6(b)に示す
キー操作の内容が、学習情報として、電話帳ファイル3
0内の修正結果学習情報33のフィールドに格納され
る。すなわち、図3に示すように、レコード34の修正
結果学習情報として“末尾を「2」に修正する”為のキ
ー操作手順が記憶される。
【0046】そして、次回の通信時に同様の修正を行う
場合には、例えば図4のファンクションキーF8を押下
して“前回修正”の機能を指定することで、簡単に前回
と同様の修正を行うことができる。これについては、以
下に、図6(d)〜(f)を参照して説明する。
【0047】図6(d)〜(f)は、図6(b)に示す
修正操作手順が、電話帳ファイル30の修正結果学習情
報33のフィールドに格納されている状態で、オートダ
イヤル操作を行う場合の作業を示している。
【0048】図6(d)には、図3の電話帳ファイル3
0内のレコード34を選択・指定した場合の確認用ウィ
ンドウ41−5を示してある。この確認用ウィンドウ4
1−5には、上記選択したレコード34の電話番号“0
425−79−0000〜3”が表示されており、電話
番号の先頭の数字“0”の位置にカーソルがある。
【0049】この状態で、ユーザが、例えば図4のファ
ンクションキーF8を押下することで、“前回修正”の
機能を指定すると、レコード34の修正結果学習情報3
3のフィールドに記憶されている“末尾を「2」に修正
する”為のキー操作手順を示すデータが読み出されて、
図6(b)に示すキー操作が順次実行される。
【0050】これによって、図6(f)に示すように、
前回と同じ修正結果が確認用ウィンドウ41−6に表示
されることになり、ユーザは、表示された修正後の電話
番号を確認後、実行キーを押下して、オートダイヤルす
ることができる。
【0051】このように、予め登録されている特定の登
録番号を用いて修正できる場合以外でも、前回の修正作
業の内容を記憶しておくことで、次回以降の修正作業で
は“前回修正”の機能を用いて修正できるので、簡単な
操作で修正を行うことができる。
【0052】以下、図7、8に示すフローチャートを参
照して、上記修正作業における本実施例の動作について
詳細に説明する。図7は、オートダイヤル時の電話番号
修正処理を説明するフローチャートである。また、図8
は、図7のステップS5の電話番号修正処理を更に詳細
に説明するフローチャートである。
【0053】図7において、ユーザがテレフォン機能を
指定すると、電話番号格納部6(電話番号ファイル3
0)に記憶されている電話番号データが読み出されて、
表示部2に一覧表示される(ステップS1)。
【0054】次に、ユーザが、カーソルやマウス等によ
って、表示部2に一覧表示された電話番号の中から通話
先の電話番号を選択すると(ステップS2)、この選択
された電話番号データが、電話番号一時退避部7に退避
される(ステップS3)。
【0055】そして、CPU1は、ROM5に格納され
ているプログラムに基づいて、表示部2に確認用ウィン
ドウ41を表示し、この確認用ウィンドウ41内に、電
話番号一時退避部7に退避された電話番号データと確認
メッセージとを表示させる(ステップS4)。
【0056】次に、この様に表示された確認用ウィンド
ウ41上において、表示された電話番号を修正する電話
番号修正処理を行う(ステップS5)。ここで、この電
話番号修正処理(ステップS5)の詳細について、図8
のフローチャートを参照して詳述する。
【0057】まず、確認用ウィンドウ41内に表示され
た電話番号の先頭位置に、カーソルを表示する(ステッ
プS10)。次に、ユーザによるキー入力があるか否か
を判定して(ステップS11)、キー操作があると判定
した場合には(ステップS11、YES)、続いて操作
されたキーの種別を判別する処理を行う(ステップS1
2)。尚、キー操作がない場合には(ステップS11、
NO)、操作があるまでステップS11の処理を繰り返
す。
【0058】ステップS12のキー判別処理は、操作さ
れたキーの種別が、“カーソルキー”、“削除キー”、
“テンキー”(数字キーの何れか)、及び“特定番号キ
ー”(例えば、ファンクションキーの何れか)の何れか
であるかを判別する処理である。
【0059】“カーソルキー”であると判別した場合に
は、カーソルを所定方向に移動する(ステップS1
3)。例えば右カーソルキーの場合は右方向に移動す
る。“削除キー”であると判別した場合は、カーソル位
置にある数字、あるいは記号を削除する(ステップS1
4)。
【0060】“テンキー”であると判別した場合は、更
に数字キーの種類を判定して、対応する数字をカーソル
位置に挿入する(ステップS15)。“特定番号キー”
であると判別した場合には、更にその特定番号キーの種
別を判定して(ファンクションキーF1〜F7の何れ
か)、そのファンクションキーに対応する特定番号名称
21のレコードにおける登録番号22のデータを、特定
番号ファイル20から読み出して、カーソル位置に挿入
する(ステップS16)。
【0061】そして、上記した何れのキーにも該当しな
い入力があった場合には、“その他のキー”と判別し
て、この“その他のキー”の種別を判別する処理を実行
する(ステップS17)。このステップS17のキー判
別において、“実行キー”であると判別された場合に
は、ユーザによる修正操作が終了して(あるいは修正す
る必要がない場合)、オートダイヤルの指示が行われた
場合であるので、ステップS5の電話番号修正処理を終
了して、続いてステップS6の処理を実行する。
【0062】すなわち、確認用ウィンドウ41上での修
正作業内容を学習情報として、選択された電話番号に対
応する電話番号格納部6(電話帳ファイル30)内の修
正結果学習情報33のフィールドに、上記学習情報を記
憶する(図7のフローチャートのステップS6)。そし
て、最後に、電話用トーン発音部8において、確認用ウ
ィンドウ41上で修正された電話番号(電話番号一時退
避部7に格納されている電話番号)に対応する電話トー
ン信号を発音して、オートダイヤル動作を行う(図7の
フローチャートのステップS7)。
【0063】一方、ステップS17のキー判別処理にお
いて、“前回修正キー”(ファンクションキーF8)で
あると判別された場合には、次に、確認用ウィンドウ4
1に表示されている電話番号に対応する修正結果学習情
報33を、電話帳ファイル30から読み出して、この読
み出した学習情報に基づいて電話番号を修正する(ステ
ップS18)。ステップS18の処理によってステップ
S5の電話番号修正処理を終了した場合は、ステップS
6の処理をスキップして、ステップS7の処理を実行す
る。ステップS7の処理は、上述した通りである。
【0064】このように、本発明の一実施例による電話
発信装置では、予め登録してある電話番号を修正する必
要がある場合にも、簡単な操作で修正を行えるので、オ
ートダイヤル機能の簡便性を損なうことなく利用するこ
とができる。
【0065】図9〜図11は、本発明の他の実施例を説
明する図である。この他の実施例が、上述した一実施例
と異なる点は、電話番号格納部6として、修正結果学習
情報を格納する電話帳ファイル30を用いたのに対し、
修正後の電話番号を元の電話番号に対応させて記憶する
電話帳ファイル70を用いる点である。
【0066】図9は、他の実施例による電話帳ファイル
70の構成を示す図である。尚、同図において、電話帳
ファイル30と略同一のものには同一の符号を付してあ
る。同図において、電話帳ファイル70は、名前31、
電話番号32、及び修正番号73の各データ項目(フィ
ールド)より構成される。名前31のフィールドには、
電話を掛ける相手先氏名が格納されており、各相手先氏
名に対応する電話番号データが、電話番号32のフィー
ルドに格納されている。
【0067】修正番号73のフィールドには、後述する
修正作業によって電話番号32に格納されている元の電
話番号データの修正後の電話番号データが格納される。
例えば、図9のレコード74の場合、電話番号32のフ
ィールドに格納されている元の電話番号“0425−7
9−0000〜3”に基づいて、例えば「電話番号の末
尾を2にする」修正作業を行った場合に、修正番号73
のフィールドに修正後の電話番号“0425−79−0
002”が格納された例が示されている。
【0068】同様に、レコード75には、元の電話番号
の先頭に“0088”を付加する修正を行った修正後の
電話番号“0088−03−3555−4321”が、
修正番号73のフィールドに格納された例が示されてい
る。
【0069】図10は、他の実施例によるオートダイヤ
ル処理を説明するフローチャートであり、図11は図1
0のステップS24の処理の詳細を示すフローチャート
である。
【0070】図10において、ユーザがテレフォン機能
を選択すると、まず、電話番号格納部6(電話帳ファイ
ル70)の電話番号32のフィールドに記憶されている
電話番号データを読み出し、この電話番号を表示部2に
一覧表示する(ステップS20)。
【0071】次に、ユーザが、表示部2に一覧表示され
た電話番号を参照して、相手先の電話番号を選択する
(ステップS21)。これにより、その選択された電話
番号のデータを、電話番号一時退避部7に退避する。
(ステップS22) そして、CPU1は、表示部2に確認用ウィンドウ41
を表示し、この確認用ウィンドウ41内に、電話番号一
時退避部7に退避された電話番号データと確認メッセー
ジとを表示させる(ステップS23)。
【0072】続いて、上記確認用ウィンドウ41上にお
いて、上記電話番号一時退避部7に退避された電話番号
を修正する電話番号修正処理を行う(ステップS2
4)。この電話番号修正処理(ステップS24)の詳細
を、図11のフローチャートを参照して詳述する。
【0073】まず、確認用ウィンドウ41に表示された
電話番号の先頭位置に、カーソルを表示する(ステップ
S30)。次に、ユーザによるキー入力があるか否かを
判定し(ステップS31)、キー操作があると判定した
場合には(ステップS31、YES)、続いて操作され
たキーの種別を判別する処理を行う(ステップS3
2)。尚、キー操作がない場合には(ステップS31、
NO)、ユーザによってキー操作が行われるまでステッ
プS31の処理を繰り返す。
【0074】ステップS32のキー判別処理において、
操作されたキーの種別が、“カーソルキー”、“削除キ
ー”、“テンキー”(数字キーの何れか)、及び“特定
番号キー”(例えば、ファンクションキーの何れか)の
何れかであるかを判別する。
【0075】“カーソルキー”であると判別した場合に
は、カーソルを所定方向に移動する(ステップS3
3)。例えば右(左)カーソルキーの場合は右(左)方
向に移動する。
【0076】また、“削除キー”であると判別した場合
は、カーソル位置にある数字、あるいは記号を削除する
(ステップS34)。一方、“テンキー”であると判別
した場合は、更に数字キーの種類を判定して、対応する
数字をカーソル位置に挿入する(ステップS35)。
【0077】また、更に、“特定番号キー”であると判
別した場合には、更にその特定番号キーの種別を判定し
て(ファンクションキーF1〜F7の何れか)、そのフ
ァンクションキーに対応する特定番号名称21の登録番
号22を、特定番号ファイル20から読み出して、カー
ソル位置に挿入する(ステップS36)。
【0078】そして、上記した何れのキーにも該当しな
い入力があった場合には、“その他のキー”と判別し
て、この“その他のキー”の種別を判別する処理を実行
する(ステップS37)。このステップS37のキー判
別において、“実行キー”であると判別された場合に
は、ユーザによる修正操作が終了して(あるいは修正す
る必要がない場合)、オートダイヤルの指示が行われた
場合であるので、図10のフローチャートのステップS
24の電話番号修正処理を終了して、続いてステップS
25の処理を実行する。
【0079】すなわち、確認用ウィンドウ41上で修正
された修正後の電話番号を、この電話番号の元の電話番
号(ユーザにより選択され表示された電話番号)に対応
する電話番号格納部6(電話帳ファイル70)内の修正
番号73のフィールドに記憶する(ステップS25)。
そして、最後に、電話用トーン発音部8において、確認
用ウィンドウ41上で修正された電話番号(電話番号一
時退避部7に格納されている電話番号)に対応する電話
トーン信号を発音して、オートダイヤル動作を行う(ス
テップS26)。
【0080】一方、ステップS37のキー判別処理にお
いて、“前回修正キー”(ファンクションキーF8)で
あると判別した場合には、次に、確認用ウィンドウ41
に表示されている電話番号に対応する修正後の電話番号
を、電話帳ファイル70の修正番号73のフィールドか
ら読み出して、この読み出した修正後の電話番号を確認
用ウィンドウに表示する(ステップS38)。ステップ
S38の処理によってステップS24の電話番号修正処
理が終了した場合は、ステップS25の処理をスキップ
して、ステップS26の処理を実行する。ステップS2
6の処理は、上述した通りである。
【0081】このように、本発明の他の実施例による電
話発信装置では、予め登録してある電話番号を修正した
電話番号を用いる場合にも、修正後の電話番号データを
元の電話番号データに対応させて記憶しておくことで、
簡単な操作で修正後の電話番号データを利用してオート
ダイヤルすることができる。
【0082】尚、上述した一実施例では、電話帳ファイ
ル30に示すように、元の電話番号のレコードに対応さ
せて修正結果学習情報33を記憶するようにしていた
が、これに限るものではない。例えば、修正結果学習情
報の一覧の別のファイルに格納しておき、修正時に表示
部に一覧表示してユーザに選択させるようにしてもよ
い。このようにすることで、元の電話番号以外でも、同
様の修正を行える電話番号については、選択した修正結
果学習情報を用いて修正を行うことができる。
【0083】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、予め登録されている電話番号を修正した際の修
正操作を学習情報として記憶しておくことにより、記憶
した学習情報に基づいて選択された電話番号を簡単に変
更してオートダイヤルすることができる。あるいは、修
正操作を学習するかわりに、修正後の電話番号を記憶し
て、これを利用することにより簡単にオートダイヤルす
ることができる。
【0084】このように、予め登録されている電話番号
を修正する必要がある場合でも、簡単に修正を行えるの
で、オートダイヤル機能を最大限に利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電話発信装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】特定番号登録部に格納されている特定番号ファ
イルの内部構成の一例を示す図である。
【図3】電話番号格納部に格納されている電話帳ファイ
ルの構成を示す図である。
【図4】表示部に表示される電話番号の確認用ウィンド
ウの一例を示す図である。
【図5】特定番号登録部に格納されている特定番号を用
いて電話番号を修正する作業を説明する図である。
【図6】(a)〜(c)は、前回の電話番号修正作業を
説明する図であり、(d)〜(f)は、前回の修正作業
の学習情報を用いて電話番号を修正する作業を説明する
図である。
【図7】オートダイヤル時の電話番号修正処理を説明す
るフローチャートである。
【図8】図7のステップS5の電話番号修正処理の更に
詳細な処理を説明するフローチャートである。
【図9】他の実施例による電話帳ファイルの構成を示す
図である。
【図10】他の実施例によるオートダイヤル処理を説明
するフローチャートである。
【図11】図10のステップS24の処理の詳細を示す
フローチャートである。
【符号の説明】 1 CPU 2 表示部 3 操作入力部 4 特定番号登録部 5 ROM 6 電話番号格納部 7 電話番号一時退避部 8 電話用トーン発音部 9 バス 10 電話発信装置 20 特定番号ファイル 21 特定番号名称 22 登録番号 30 電話帳ファイル 31 名前(フィールド名) 32 電話番号(フィールド名) 33 修正結果学習情報(フィールド名) 34 レコード 35 レコード 41 修正用ウィンドウ 42−1〜41−8 機能表示部 50 ファンクションキー 70 電話帳ファイル 73 修正番号(フィールド名) 74 レコード 75 レコード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め登録されている複数の電話番号から
    通信相手先の電話番号を選択する選択手段と、 この選択手段で選択された電話番号を修正する修正手段
    と、 この修正手段による修正操作を学習情報として記憶する
    学習情報記憶手段と、 この学習情報記憶手段に記憶された学習情報に基づい
    て、上記選択手段で選択された電話番号を変更する変更
    手段と、 上記修正手段で修正された修正後の電話番号または上記
    変更手段で変更された変更後の電話番号のいずれか一方
    を電話用発信信号に変換して出力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする電話発信装置。
  2. 【請求項2】 予め登録されている複数の電話番号から
    通信相手先の電話番号を選択する選択手段と、 この選択手段で選択された電話番号を修正する修正手段
    と、 この修正手段で修正された修正後の電話番号を上記選択
    された電話番号に対応させて記憶する記憶手段と、 上記修正手段で修正された修正後の電話番号または上記
    記憶手段に記憶された電話番号のいずれか一方を電話用
    発信信号に変換して出力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする電話発信装置。
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