JPH09223039A - オンラインシステムのデバッグ装置 - Google Patents

オンラインシステムのデバッグ装置

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Publication number
JPH09223039A
JPH09223039A JP8052353A JP5235396A JPH09223039A JP H09223039 A JPH09223039 A JP H09223039A JP 8052353 A JP8052353 A JP 8052353A JP 5235396 A JP5235396 A JP 5235396A JP H09223039 A JPH09223039 A JP H09223039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
online
debug
device driver
task
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8052353A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Taguchi
信夫 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Facom Corp filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP8052353A priority Critical patent/JPH09223039A/ja
Publication of JPH09223039A publication Critical patent/JPH09223039A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、オンライン状態のシステム上でデバッ
グをする場合は、システムの入出力に影響を与えないよ
うにするため、ダミーのスタブルーチンを作成してリン
クするという余分な手順が必要であった。 【解決手段】 タスク制御ブロック内にモード設定フラ
ッグを備えておくとともに、ドライブ対象のデバイスご
とにオンライン用デバイスドライバおよびデバッグ用デ
バイスドライバを用意しておき、両方のエントリアドレ
スをデバイスドライバ登録テーブルにデバイス識別番号
に対応させて登録しておく。システム内部では設定され
たモードに応じて自動的にいずれかのデバイスドライバ
を呼び出して実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オンライン状態の
システムにおいてデバイスの入出力に関するプログラム
をデバッグするデバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オンライン状態のシステムにおい
て、デバイスとの入出力を行うプログラムについてデバ
ッグを行う場合は、システムの入出力に影響を与えない
ようにするため、入出力システムコールの代わりにダミ
ーのスタブルーチンを作成して、デバイスを実際にアク
セスすることなくデバッグを行っていた。デバッグが終
了すると、スタブルーチンのリンクを解き、元の入出力
システムコールをリンクし実行プログラムによる動作状
態に戻していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たデバッグでは、システムの入出力に影響を与えないよ
うにするため、ダミーのスタブルーチンを作成してリン
クするという余分な手順が必要であり、プログラムの構
成が複雑になり作成に多大な時間を要した。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで上記課題を解決す
るために、請求項1の発明は、タスク制御ブロック内に
オンラインモードまたはデバッグモードのいずれかが設
定されるモード設定フラッグを設けておき、入力プログ
ラム上に記述されたモード指定にもとづき該当するタス
ク制御ブロック内のモード設定フラッグが切り替えられ
るようにした。また、ドライブ対象のデバイスごとにオ
ンライン用デバイスドライバおよびデバッグ用デバイス
ドライバをメモリに格納し、メモリ上のオンライン用デ
バイスドライバおよびデバッグ用デバイスドライバのエ
ントリアドレスをデバイス識別番号に対応させてデバイ
スドライバ登録テーブルに登録しておくことにより、入
出力システムコールが呼び出されると、要求元のプログ
ラムに該当するタスク制御ブロック内のモード設定フラ
ッグが読み取られる。
【0005】ここで、フラッグがオンラインモードであ
れば、デバイス識別番号にもとづきデバイスドライバ登
録テーブルから該当するオンライン用デバイスドライバ
のエントリアドレスが読み取られ、メモリの該当するア
ドレスからオンライン用デバイスドライバが呼び出され
オンライン動作が開始される。また、フラッグがデバッ
グモードであれば、デバイス識別番号にもとづきデバイ
スドライバ登録テーブルの該当するデバッグ用デバイス
ドライバのエントリアドレスが読み取られ、メモリの該
当するアドレスからデバッグ用デバイスドライバが呼び
出されてデバッグが開始される。
【0006】請求項2の発明は、さらに、デバッグモー
ド状態でタスクに該当する入力プログラムのデバッグが
終了すると、そのモード設定フラッグをオンラインモー
ドに切り替えることにより、そのタスクはオンライン動
作に移行する。
【0007】請求項3の発明は、またさらに、オンライ
ンモードにおいてオンライン用デバイスドライバの動作
中に異常が発生した場合に、モード設定フラッグをデバ
ッグモードに切り替えてデバッグを行うようにしたこと
により、異常原因の解析がおこなわれる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は本発明の第1の実施形態を示すフ
ローチャートであり、入出力システムコールからデバイ
スを制御するデバイスドライバを呼び出すまでの処理を
表している。図2は、第1の実施形態においてタスクを
制御する情報を保持するタスク制御ブロック(TCB)
を表し、TCBにはタスク動作属性として、オンライン
モードまたはデバッグモードを表すフラグDBGを設け
たことを表している。図3は、同じく第1の実施形態に
おけるデバイスドライバ登録テーブルを表し、テーブル
要素としてオンライン用デバイスドライバのエントリア
ドレスとデバッグ用デバイスドライバのエントリアドレ
スがそれぞれペアで保持されていることを表している。
【0009】また、この実施形態では、入出力システム
コールのパラメータにより指定されて入出力対象となる
デバイスにそれぞれデバイス識別番号を付与し、このデ
バイス識別番号をデバイスドライバ登録テーブルのテー
ブル要素番号として用い、入出力対象のデバイスとその
デバイスに対応するオンライン用デバイスドライバおよ
びデバッグ用デバイスドライバを関連づける。次に、図
1にもとづいて、第1の実施形態における入出力システ
ムコール処理を説明する。最初に、タスクよりデバイス
識別番号0番のデバイスに対する入出力システムコール
が発行されると、OSが提供するカレントTCB獲得手
段を用いて要求元タスクのTCBを獲得する(処理
a)。
【0010】次に、TCBにあるタスク動作属性のDB
Gフラグをチェックする(処理b)。ここで、デバッグ
モードが設定されている場合は処理cに分岐し、オンラ
インモードが設定されている場合は処理eに分岐する。
処理cでは、入出力システムコールのパラメータで指定
されるデバイス識別番号に対応するデバイス登録テーブ
ルのテーブル要素を求め、テーブル要素が保持している
デバッグ用デバイスドライバのエントリアドレスを獲得
する。
【0011】次いで、獲得したデバッグ用デバイスドラ
イバのエントリアドレスを用いて、デバッグ用デバイス
ドライバを呼び出し、デバッグを開始する(処理d)。
処理eでは、入出力システムコールのパラメータで指定
されるデバイス識別番号に対応するデバイス登録テーブ
ルのテーブル要素を求め、テーブル要素が保持している
オンライン用デバイスドライバのエントリアドレスを獲
得する。次いで、獲得したオンライン用デバイスドライ
バのエントリアドレスを用いて、オンライン用デバイス
ドライバを呼び出し、オンライン動作を開始する(処理
f)。
【0012】図4は、第2の実施形態の動作を示すフロ
ーチャートである。第2の実施形態は、タスク動作属性
のオンライン/デバッグモード設定処理を表す。このタ
スク動作属性のオンラインモードとデバッグモードの切
替えは、次の条件のもとにオペレータからの指示によっ
て行なわれる。 (1)デバッグモードからオンラインモードへの切替え
は、デバッグが完了したことを条件とする。 (2)オンラインモードからデバッグモードへの切替え
は、オンライン状態でデバイスとの入出力処理において
異常が発生したことを条件とする。
【0013】これらの条件が満たされると、図4のタス
ク動作属性の設定処理が開始される。まず最初に、動作
属性を設定する対象のタスクを指定するタスク識別番
号、および設定するオンラインモードまたはデバッグモ
ードの指示が、オペレータから入力されるのを待つ(処
理a)。次に、指示が入力されると、入力されたタスク
識別番号にもとづき、OSが提供するTCBの獲得手段
を作動させて、タスク識別番号に対応する該当するTC
Bを獲得する(処理b)。次いで、指示された動作属性
がデバッグモードか否かを判別する(処理c)。
【0014】ここで、デバッグモードである場合は処理
dに分岐し、デバッグモードでない場合すなわちオンラ
インモードが指定された場合は処理eに分岐する。処理
dでは、処理bで獲得したTCBのDGBフラグに1を
設定して、指示されたタスクの動作属性をデバッグモー
ドにする。処理eでは、処理bで獲得したTCBのDG
Bフラグに0を設定して、指示されたタスクの動作属性
をオンラインモードにする。
【0015】以上の実施形態では、次のような効果が得
られる。 (1)プログラムの動作属性にオンライン/デバッグモ
ードを設け、入出力システムコール処理が呼び出された
ときに要求元プログラムに設定されている動作属性にし
たがって、オンライン用のデバイスドライバとデバッグ
用のデバイスドライバのいずれかを選択できるようにし
たことにより、従来のようなダミーの入出力を行なうた
めのスタブルーチンを作成する必要がなくなる。また、
デバッグ終了後にスタブルーチンを取り外し、入出力シ
ステムコールライブラリをリンクして実行プログラムを
作成する必要もなくなる。その結果、デバッグ用プログ
ラムとオンライン用のプログラムは、同一の実行プログ
ラムを使用することができる。
【0016】(2)オンライン用のプログラムの実行中
に、デバイスとの入出力で異常が発生した場合、該当す
るプログラムの動作属性をオンラインモードからデバッ
グモードに切替えることにより、異常が発生したプログ
ラムからの入出力システムコールにより呼び出されるデ
バイスドライバが、オンライン用のデバイスドライバか
らデバッグ用のデバイスドライバに切り替えられる。そ
の結果、異常が発生した実行プログラムを使用してデバ
ッグが行なわれることにより、異常原因の解析が即座に
行なえる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、タス
ク制御ブロック内にモード設定フラッグを備えておくと
ともに、ドライブ対象のデバイスごとにオンライン用デ
バイスドライバおよびデバッグ用デバイスドライバを用
意しておくとともに、両方のエントリアドレスをデバイ
スドライバ登録テーブルにデバイス識別番号に対応させ
て登録しておく。その結果、システム内部では設定され
たモードに応じて自動的にデバイスドライバが呼び出さ
れて実行されることにより、実行プログラム上では、デ
バッグに関してフラッグの切り替えの指定だけを記述す
るだけですみ、プログラムの作成が簡単になる。
【0018】また、タスク単位で作成したプログラムに
最初はデバッグモードを指定しておき、システム上でデ
バッグを実行させた後、自動的にオンラインモードに切
り替えることも可能である。さらには、オンラインモー
ドにおいてオンライン用デバイスドライバの動作中に異
常が発生した場合、モード設定フラッグをデバッグモー
ドに切り替えられるようにしておくことにより、自動的
にデバッグが開始されて異常原因の解析を速やかに行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すフローチャート
である。
【図2】第1の実施形態におけるタスク制御ブロックを
示す説明図である。
【図3】第1の実施形態におけるデバイスドライバ登録
テーブルを示す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示すフローチャート
である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タスク制御ブロック内に設けられて、オ
    ンラインモードまたはデバッグモードのいずれかが設定
    されるモード設定フラッグと、 入力プログラム上に記述されたモード指定にもとづき該
    当するタスク制御ブロック内のモード設定フラッグを切
    り替える手段と、 ドライブ対象のデバイスごとにオンライン用デバイスド
    ライバおよびデバッグ用デバイスドライバを格納したメ
    モリと、 メモリ上のオンライン用デバイスドライバおよびデバッ
    グ用デバイスドライバのエントリアドレスをデバイス識
    別番号に対応させて登録したデバイスドライバ登録テー
    ブルと、 入出力システムコールが呼び出されると、要求元のプロ
    グラムに該当するタスク制御ブロック内のモード設定フ
    ラッグを読み取る手段と、 読み取られたフラッグがオンラインモードであれば、デ
    バイス識別番号にもとづきデバイスドライバ登録テーブ
    ルの該当するオンライン用デバイスドライバのエントリ
    アドレスを読み取る手段と、 読み取られたフラッグがデバッグモードであれば、デバ
    イス識別番号にもとづきデバイスドライバ登録テーブル
    の該当するデバッグ用デバイスドライバのエントリアド
    レスを読み取る手段と、 読み取られたエントリアドレスに格納されているオンラ
    イン用またはデバッグ用のデバイスドライバを呼び出し
    て実行する手段と、 を備えたことを特徴とするオンラインシステムのデバッ
    グ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のオンラインシステムのデ
    バッグ装置において、デバッグモード状態でタスクに該
    当する入力プログラムのデバッグが終了すると、そのモ
    ード設定フラッグをオンラインモードに切り替える手段
    を備えたことを特徴とするオンラインシステムのデバッ
    グ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のオンライ
    ンシステムのデバッグ装置において、オンラインモード
    におけるオンライン用デバイスドライバの動作中に異常
    が発生した場合に、モード設定フラッグをデバッグモー
    ドに切り替える手段を備えたことを特徴とするオンライ
    ンシステムのデバッグ装置。
JP8052353A 1996-02-15 1996-02-15 オンラインシステムのデバッグ装置 Withdrawn JPH09223039A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013050801A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Canon Inc 画像形成装置、システム、テスト方法及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030506