JPH07253876A - プログラム作成装置 - Google Patents

プログラム作成装置

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JPH07253876A
JPH07253876A JP6045662A JP4566294A JPH07253876A JP H07253876 A JPH07253876 A JP H07253876A JP 6045662 A JP6045662 A JP 6045662A JP 4566294 A JP4566294 A JP 4566294A JP H07253876 A JPH07253876 A JP H07253876A
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JP
Japan
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program
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graphic
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JP6045662A
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English (en)
Inventor
Akinori Ogiwara
昭徳 荻原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、プログラム設計者以外の者でもプ
ログラムの動作試験を容易にモニターしつつプログラム
の変更に必要な操作を行うことにある。 【構成】 図形式ソースプログラムを作成するエディタ
1と、この作成された図形式ソースプログラムから実行
プログラムを生成する実行プログラム生成手段3と、こ
の生成された実行プログラムをプログラム実行装置にロ
ードする実行プログラムロード手段5と、図形式ソース
プログラムからモニター用情報を生成するモニター用情
報生成手段8と、プログラム実行装置上の実行状況をモ
ニター用情報を利用して図形式ソースプログラム上で表
示するプログラムモニター手段10とを有するプログラ
ム作成装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図形シンボルを用いた
プログラミング言語を使ってプログラムを作成し、プロ
グラム実行装置例えばプログラマブルコントローラを用
いてプログラムの動作試験を行うプログラム作成装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】プログラム実行装置の1つとして、例え
ばプログラマブルコントローラが上げられる。このプロ
グラマブルコントローラのプログラムの動作試験は、プ
ログラマブルコントローラに、当該プログラマブルコン
トローラ上のプログラムの動作状況をモニターする機能
をもったプログラム作成装置を接続し、このプログラム
作成装置でプログラムの動作状況をモニターしながら行
うのが一般的である。
【0003】ところで、プログラマブルコントローラお
よびそのプログラムは、プラントの監視制御などに使用
する性格上、プラント各所に設置されるセンサー信号や
プラントオペレータの操作によって監視装置から出力す
る指示信号などを受けて所要の処理を実行し、その処理
結果の監視データや制御信号を監視装置に送出したり、
電磁弁やモーターなどのアクチュエーターに出力する種
々の機能をもっている。
【0004】従って、プログラマブルコントローラのプ
ログラム試験、例えば「センサーからの出力信号がオン
になったとき、モーターを正転させる信号を出力する」
というようなプログラムを試験するとき、実際にセンサ
ーからの入力信号をオンさせてみて、プログラム上のモ
ーターに正転信号を出力する部分でオンになるか否かを
調べたりしている。
【0005】しかし、通常,このような動作試験を行う
場合、プログラマブルコントローラが実際にプラントに
接続されていない場合には難しい。従って、プログラマ
ブルコントローラがプラントに接続されていない状態で
は、実際上,センサーからの入力信号をオンにするわけ
にはいかない。
【0006】そこで、プログラムの動作試験を行うとき
には、プログラム上のプログラマブルコントローラへの
入力信号を受け入れる変数の値を強制的に変えたり、そ
の状態を保持する操作が必要になる。このような操作を
フォース機能と呼ばれている。また、このようなプログ
ラム動作試験のためのプログラムの変更は、ソースプロ
グラムを変更することによって行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、以上のような
従来装置においては、プログラムの動作試験を行うため
にフォース機能をもたせているが、このフォース機能は
低級な言語であるラダー言語を用いたプログラムでしか
実行できない。このためプログラムの動作試験時、必要
なフォース機能は図形式ソースプログラムをラダー言語
の形態に変換するとともに、この変換されたラダープロ
グラム上でプログラムの動作試験を行うようにしてい
る。従って、このプログラム動作試験は、図形式プログ
ラムと、このプログラムから変換されたラダープログラ
ムとの対応が十分に理解できない人やプログラム設計者
以外の人は、その動作試験を行うことが難しく、またプ
ログラムの中のどこがフォースされているかを直ちに把
握することが困難であった。
【0008】また、プログラムの動作試験結果からプロ
グラムの誤りを発見したとき、図形式ソースプログラム
上でその誤りを修正する必要があるが、この修正作業が
非常に煩わしく、また変換されたラダープログラム上で
修正することから、ソースプログラムの内容と実行プロ
グラムの内容が異なってしまうといった事態が発生す
る。
【0009】さらに、プログラムのモニター中にプログ
ラム上の変数をフォースするには、プログラムの該当部
分を書き替えることによって行っているが、この場合に
はプログラムの動作試験の終了後、実際のプラント操業
に入るまでの間に、フォース機能によって書き替えた部
分,つまり動作試験のために変更した部分を元の状態に
書き直す作業が必要であるが、非常に煩雑さは否めな
い。また、このとき、書き直し忘れなどの失敗を犯し易
く、多くの問題を抱えている。
【0010】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、プログラム設計者以外の者でもプログラムの動作試
験の状態を把握できるプログラム作成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】また、本発明の他の目的は、プログラムの
誤りに対する修正を容易に行えるプログラム作成装置を
提供することにある。さらに、本発明の他の目的は、プ
ログラムの変更後、容易に元の状態に戻し得るプログラ
ム作成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、図形シンボルを用いた
プログラミング言語を使ってプログラムを作成し、プロ
グラム実行装置上で前記プログラムの動作試験を行うプ
ログラム作成装置において、図形シンボルを用いたプラ
ミング言語を使って図形式ソースプログラムを作成する
エディタと、このエディタによって作成された図形式ソ
ースプログラムから実行プログラムを生成する実行プロ
グラム生成手段と、この実行プログラム生成手段によっ
て生成された実行プログラムを前記プログラム実行装置
にロードする実行プログラムロード手段と、前記図形式
ソースプログラムからモニター用情報を生成するモニタ
ー用情報生成手段と、前記プログラム実行装置上の実行
状況を前記モニター用情報を利用して前記図形式ソース
プログラム上で表示するプログラムモニター手段とを設
けたプログラム作成装置である。
【0013】次に、請求項2に対応する発明は、請求項
1記載のプログラム作成装置の構成要素に新たに、前記
図形式ソースプログラムと前記実行プログラムとから命
令語インデックス情報を生成する命令語インデックス情
報生成手段と、この命令語インデックス情報生成手段に
よって生成された命令語インデックス情報を参照し、前
記図形式ソースプログラム上で状態変更を指定された図
形シンボルに対応する前記プログラム実行装置上の実行
プログラムを変更するプログラム命令変更手段とを付加
してなるプログラム作成装置である。
【0014】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項1記載のプログラム作成装置の構成要素に新たに、前
記図形式ソースプログラムと前記実行プログラムとから
命令語インデックス情報を生成する命令語インデックス
情報生成手段と、この命令語インデックス情報生成手段
によって生成された命令語インデックス情報を参照し、
前記図形式ソースプログラム上で状態変更を指定された
図形シンボルに対応する前記プログラム実行装置上の実
行プログラムを変更するプログラム命令変更手段と、変
更前の実行プログラムの変更部分を命令変更情報として
保存し、前記プログラム命令変更手段によって変更され
た実行プログラムによる動作試験の終了後、前記命令変
更情報から変更前の実行プログラムに戻すプログラム復
帰変更手段ととを付加してなるプログラム作成装置であ
る。
【0015】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は、以上のよ
うな手段を講じたことにより、エディタによって図形シ
ンボルを用いたプログラミング言語を使って図形式ソー
スプログラムを編集した後、実行プログラム生成部で実
行プログラムを生成する。しかる後、この実行プログラ
ムをプログラム実行装置にロードする。さらに、モニタ
ー用情報生成部において図形式ソースプログラムからモ
ニター用情報を生成する。しかる後、この実行プログラ
ムをプログラム実行装置にロードする。さらに、モニタ
ー用情報生成部において図形式ソースプログラムからモ
ニター用情報を生成する。
【0016】以上のような状態においてプログラム実行
装置を用いてロードされた実行プログラムの動作試験を
行うとき、プログラム実行装置上のプログラム実行状況
をモニター用情報を用いて図形式ソースプログラム上で
表示するので、設計者以外のオペレータであって、プロ
グラムの実行状況を容易に把握でき、必要に応じてプロ
グラムの実行を中断したり、再度動作させたりすること
ができる。
【0017】次に、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する発明と同様な作用を有する他、図形式ソー
スプログラムと実行プログラムとから命令語インデック
ス情報を生成し、この命令語インデックス情報を参照し
ながら、図形式ソースプログラム上で状態変更を指定さ
れた図形シンボルに対応するプログラム実行装置上の実
行プログラムの変更が必要なとき、オペレータはプログ
ラム実行装置上の実行プログラムを変更せずに、図形式
ソースプログラムの図形シンボルを指示して変更を行う
ものである。つまり、プログラム命令変更手段は、オペ
レータの指示に従ってプログラム実行装置に記憶されて
いる実行プログラムを変更するが、命令語インデックス
情報から図形式ソースプログラム上の図形シンボルとプ
ログラム中の命令語の対応に関する情報を得て、指示さ
れた図形シンボルに対応する命令語を指示通りに変更す
ればよく、変更作業が簡単、かつ、誤りなく実施でき
る。
【0018】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項1および請求項2に対応する発明と同様な作用を有す
る他、変更前の実行プログラムの変更部分を命令変更情
報として保存し、変更された実行プログラムに基づいて
前記プログラム実行装置上の動作試験が終了した後、当
該命令変更情報を参照し、プログラム実行装置上の実行
プログラムを変更前の状態に戻すので、書き直し忘れな
どがなく、確実に変更前の実行プログラムに戻すことが
できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明装置の一実施例を示す機能ブ
ロックを示す図である。同図において1は図形シンボル
を用いたプログラミング言語を使って図形式ソースプロ
グラムを編集するエディタであって、ここで編集作成さ
れた図形式ソースプログラムはソースプログラムファイ
ル2に格納される。図2はかかる図形シンボルの例を示
す図である。31は変数データ取出しシンボル、32は
変数データ格納シンボルであって、これら両シンボル3
1,32はそれぞれ2つの状態例えばオンかオフかの状
態をもつ変数を表す図形シンボルである。33は論理積
演算シンボルの例であって、3つの値を論理積演算し、
その結果を出力する機能をもっている。
【0020】3はファイル2から図形式ソースプログラ
ムを読み取って実行プログラムを生成する実行プログラ
ム生成部である。この実行プログラム生成部3の処理を
コンパイラと称し、ここで生成された実行プログラムは
一旦実行プログラムファイル4に格納されるか、或いは
直接実行プログラムロード部5に送出する。
【0021】この実行プログラムロード部5は、ファイ
ル4から実行プログラムを読み出すか、或いは実行プロ
グラム生成部3によって生成された実行プログラムを直
接読み取り、入出力インターフェース6を介してプログ
ラム実行装置7である例えばプログラマブルコントロー
ラへロードする。従って、この状態では、プログラム実
行装置7は、誤りのない適切な実行プログラムであれ
ば、当該プログラムデータを用いて所定の処理を実行す
ることが可能となる。
【0022】8はモニター用情報生成部であって、これ
はファイル2の図形式ソースプログラムからモニター用
情報を生成しモニター用情報ファイル9に格納し、プロ
グラムモニター部10のプログラム動作試験のモニター
用に供する。従って、モニター用情報は図形式ソースプ
ログラム上でプログラム実行装置7のプログラム動作状
況をモニターするための情報である。
【0023】このプログラムモニター部10は、モニタ
ー用情報と入出力インターフェース6を介して送られて
くるプログラム実行装置7のプログラム動作状況とか
ら、図形式ソースプログラムの図形シンボルの表示をオ
ンにしたり、オフにしたりする制御を行う。
【0024】11は命令語インデックス生成部であっ
て、図形式ソースプログラムと実行プログラムとから命
令語インデックス情報を生成する。すなわち、命令語イ
ンデックス生成部11は、図形式ソースプログラムの図
形シンボルに対して、一意の番号,つまりシンボル番号
を割り付ける。また、実行プログラムのプログラム実行
装置7上のロードアドレスとシンボル番号との対応表を
生成し、これを命令語インデックス情報とし、インデッ
クス情報ファイル12に格納する。
【0025】13はプログラム命令変更部であって、こ
れはプログラム実行装置7上にロードされた実行プログ
ラムの変数の値について、オペレータの指示に従ってオ
ンにしたり、オフにしたりして変更し、命令変更情報フ
ァイル14に格納する。
【0026】なお、プログラム命令変更部13は、予め
プログラム変更前のプログラム実行装置7上の実行プロ
グラムの変更部分を命令変更情報としてファイル14に
格納した後、実行プログラムの動作試験のために当該実
行プログラムを変更するが、その変更終了後に前記命令
変更情報からプログラム実行装置7上の実行プログラム
を変更前のプログラムに戻すことができる。
【0027】次に、以上のように構成された装置の動作
について説明する。先ず、エディタ1により図形シンボ
ルを用いたプログラミング言語を使って図形式ソースプ
ログラムを作成し、ソースプログラムファイル2に格納
する。図2は図形シンボル例である。図3は図形シンボ
ルを用いて作成された図形式ソースプログラムの例を示
す。この図3の例では、変数名称が“信号A”、“信号
B”、“信号C”である変数の値を取り出して論理積演
算を行い、演算結果を変数名称が“信号D”である変数
に格納するプログラムとなっている。すなわち、論理積
演算を引き数として、信号A、信号B、信号Cを与え、
その演算結果を信号Dに代入するプログラムである。
【0028】そして、以上のような図形式ソースプログ
ラムをファイル2に格納した後、実行プログラム生成部
3にてファイル2から図形式ソースプログラムを読み取
って実行プログラムを生成し、実行プログラムファイル
4に格納する。図4は図3の図形式ソースプログラムか
ら生成された実行プログラムのリスト出力を示してい
る。
【0029】この実行プログラムファイル4に格納され
た実行プログラムは、実行プログラムロード部5によっ
てファイル4から読み出され、入出力インターフェース
6を介してプログラマブル実行装置7へロードする。
【0030】従って、この状態では、プログラマブル実
行装置7では、自身に記憶された実行プログラムを用い
て実行プログラムの動作試験を行うことができる。一
方、モニター用情報生成部8は、ファイル2に格納され
る図形式ソースプログラムからモニター用情報を生成す
る。このモニター用情報は、プログラム実行装置7上の
プログラム動作状況を、図形式ソースプログラム上でモ
ニターするための情報であり、例えばプログラマブル実
行装置7上の実行プログラムのどの変数がオンになった
ら図形式ソースプログラムのどこの図形シンボルをオン
の表示にするかというような関係が記述されている。
【0031】以上のようにして実行プログラムがプログ
ラム実行装置7にロードされ、かつ、モニター用情報生
成部8でモニター用情報を生成すると、プログラム実行
装置27にて実際に実行プログラムを実行し、その実行
プログラムの動作試験を行い、プログラムの動作状況を
プログラムモニター部10でモニターすることができ
る。
【0032】このプログラムモニター部10は、モニタ
ー用情報と入出力インターフェース6を介して送られて
くるプログラム実行装置7のプログラムの動作状況か
ら、図形式ソースプログラムの図形シンボルの表示をオ
ンにしたり、オフにしたりする制御を行う。図5は図3
の図形式ソースプログラムから生成された実行プログラ
ムをモニターしたときの一例である。同図において41
〜43は、変数名称がそれぞれ“信号A”、“信号
B”、“信号C”である変数の図形シンボルである。そ
のうち41は破線によって描画されているが、これは信
号Aがオンになっていないことを示している。これに対
し、42,43は実線によって描画されているが、これ
はそれぞれ信号B,信号Cがオンになっていることを示
している。この3つの信号の論理積演算の結果は変数名
称が“信号D”である変数に格納されているわけである
が、論理積演算結果は0,すなわちオフであるので、信
号Dの図形シンボル44は破線で表示されている。
【0033】従って、このような実施例においては、プ
ログラム実行装置7上のプログラム実行状況をモニター
用情報を用いて図形式ソースプログラム上で表示するの
で、設計者以外のオペレータであっても、容易にプログ
ラムを把握しつつプログラムの動作試験を行うことがで
き、プログラム中のどこがフォースされているか直ちに
理解できる。つまり、オペレータは、プログラムの動作
試験を行うとき、図形式ソースプログラム上で展開され
るプログラム実行装置7のプログラム実行状況をみなが
ら、プログラムの実行を中断したり、再動作させたり、
図形式ソースプログラム上の変数の値を変化させること
ができる。
【0034】一方、命令語インデックス生成部11で
は、図形式ソースプログラムと実行プログラムとから命
令語インデックス情報を生成し、インデックス情報ファ
イル12に格納する。この命令語インデックス生成部1
1は、図形式ソースプログラムの図形シンボルに対し
て、一意のシンボル番号を割り付け、また実行プログラ
ムのプログラム実行装置7上のロードアドレスとシンボ
ル番号との対応表を生成し、これを命令語インデックス
情報としてインデックス情報ファイル12に格納する。
図6は図3の図形式ソースプログラムの図形シンボルに
シンボル番号を割り付けたときの概念図である。51〜
55は図形シンボルに対して割り付けたシンボル番号で
あり、それぞれ信号A、信号B、信号C、論理積演算シ
ンボル、信号Dの図形シンボルに割り付けられている。
図7は図3の図形式ソースプログラムから生成された命
令語インデックス情報を示す。この命令語インデックス
情報は、図形式ソースプログラムの図形シンボルが実行
プログラムのどの部分に変換されているかを示してい
る。
【0035】以上のようなインデックス情報を得たなら
ば、プログラム命令変更部13では、プログラム実行装
置7にロードされた実行プログラムの変数の値を、オペ
レータの指示に従ってオンにしたり、オフにしたりす
る。
【0036】ここで、プログラム命令変更部13の命令
変更手順について述べる。今、オペレータは、図3の図
形式ソースプログラムの変数“信号B”(シンボル番号
=2)を常時“オン”にするように指示した場合、プロ
グラム命令変更部13では、その指示を受けて命令語イ
ンデックス情報からプログラムアドレスを得る。そこ
で、プログラム実行装置7上のプログラムアドレス00
01の命令語を“BRAND X→BR”に変更する。
ここで、変数Xはプログラム命令変更部13によって生
成された内部変数であって、格納されている値が常にオ
ンである内部変数である。
【0037】以上のような手順により信号Bが常時オン
しているときの状態を作り出すことができる。また、
“信号D”には論理積演算の結果が格納されるようにプ
ログラミングされているが、この論理積演算の結果を
“信号D”に格納させないように変更することも可能で
ある。この場合、“信号D”のシンボルに付加されたシ
ンボル番号(=5)からプログラムアドレス0003を
得、この命令語を“NOP”と書き替える。“NOP”
という命令語は「何もしない」という命令である。つま
り、変更前までは、演算結果を“信号D”に代入する命
令語だったものを何もしないという命令語に変更するこ
とにより、“信号D”の論理和演算結果の出力を無効に
する。
【0038】従って、このような実施例の構成によれ
ば、変数の値を変化させる場合にはプログラムの変更が
必要になるが、このときオペレータは直接プログラム実
行装置7上のプログラムを変更するのではなく、図形式
ソースプログラムの図形シンボルを指示して変更を行
う。このプログラム命令変更部13では、オペレータの
指示に従って実行プログラムを変更するが、命令語イン
デックス情報から図形式ソースプログラム上の図形シン
ボルとプログラム中の命令語の対応に関する情報とを得
て、指示された図形シンボルに対応する命令語を指示通
りに変更すればよいので、変更作業が非常に簡単にな
る。
【0039】また、このプログラム命令変更部13は、
実行プログラムの動作試験上、プログラム実行装置7の
実行プログラムを変更する必要があるとき、変更前の実
行プログラムをどのように変更したかを命令変更情報と
して命令変更情報ファイル14に保存する一方、動作試
験が終了したとき、その命令変更情報を参照しながら変
更したプログラムを元の状態に戻すこともできる。
【0040】なお、上記実施例は各ファイル2,4,
9,12等を個別に設定したが、同一の記憶手段にエリ
ア分けして各ファイルとしてもよい。その他、本発明は
その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような種々の効果を奏する。請求項1の発明は、プロ
グラム設計者以外の者でもプログラムの動作試験の状態
を容易にモニターしながら、プログラムの変更に必要な
操作を行うことができる。
【0042】請求項2の発明は、フォース機能を図形式
ソースプログラム上で行えるので、プログラムの誤りに
対する修正処理を容易、かつ、迅速に行え、プログラム
の動作試験を効率よく実施できる。
【0043】さらに、請求項3の発明は、プログラムの
変更後、プログラムを容易、かつ、間違いなく元の状態
に戻すことができ、試験終了後のプログラムの品質を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるプログラム作成装置の一実施例
を示す機能構成図。
【図2】図形式ソースプログラムを作成するために用い
る図形シンボルの一例図。
【図3】図形シンボルを用いた図形式ソースプログラム
の例を示す図。
【図4】図形式ソースプログラムから生成された実行プ
ログラムのリスト出力図。
【図5】図形式ソースプログラムから生成されたプログ
ラムをモニターしたときの図。
【図6】図形式ソースプログラムの図形シンボルにシン
ボル番号を割り付けたときの概念図。
【図7】図形式ソースプログラムから生成された命令語
インデックス情報を示す図。
【符号の説明】
1…エディタ、3…実行プログラム生成部、5…実行プ
ログラムロード部、7…プログラム実行装置、8…モニ
ター用情報生成部、10…プログラムモニター部、11
…命令語インデックス生成部、13…プログラム命令変
更部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 11/28 P 7313−5B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図形シンボルを用いたプログラミング言
    語を使ってプログラムを作成し、プログラム実行装置上
    で前記プログラムの動作試験を行うプログラム作成装置
    において、 図形シンボルを用いたプラミング言語を使って図形式ソ
    ースプログラムを作成するエディタと、 このエディタによって作成された図形式ソースプログラ
    ムから実行プログラムを生成する実行プログラム生成手
    段と、 この実行プログラム生成手段によって生成された実行プ
    ログラムを前記プログラム実行装置にロードする実行プ
    ログラムロード手段と、 前記図形式ソースプログラムからモニター用情報を生成
    するモニター用情報生成手段と、 前記プログラム実行装置上の実行状況を前記モニター用
    情報を利用して前記図形式ソースプログラム上で表示す
    るプログラムモニター手段と、 を備えたことを特徴とするプログラム作成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプログラム作成装置にお
    いて、前記図形式ソースプログラムと前記実行プログラ
    ムとから命令語インデックス情報を生成する命令語イン
    デックス情報生成手段と、 この命令語インデックス情報生成手段によって生成され
    た命令語インデックス情報を参照し、前記図形式ソース
    プログラム上で状態変更を指定された図形シンボルに対
    応する前記プログラム実行装置上の実行プログラムを変
    更するプログラム命令変更手段とを付加したことを特徴
    とするプログラム作成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のプログラム作成装置にお
    いて、前記図形式ソースプログラムと前記実行プログラ
    ムとから命令語インデックス情報を生成する命令語イン
    デックス情報生成手段と、 この命令語インデックス情報生成手段によって生成され
    た命令語インデックス情報を参照し、前記図形式ソース
    プログラム上で状態変更を指定された図形シンボルに対
    応する前記プログラム実行装置上の実行プログラムを変
    更するプログラム命令変更手段と、変更前の実行プログ
    ラムの変更部分を命令変更情報として保存し、前記プロ
    グラム命令変更手段によって変更された実行プログラム
    による動作試験の終了後、前記命令変更情報から変更前
    の実行プログラムに戻すプログラム復帰変更手段とを付
    加したことを特徴とするプログラム作成装置。
JP6045662A 1994-03-16 1994-03-16 プログラム作成装置 Pending JPH07253876A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998040817A1 (fr) * 1997-03-11 1998-09-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Methode et systeme de programmation visuelle
JP2009151791A (ja) * 2007-12-22 2009-07-09 Robert Bosch Gmbh メモリにプログラム可能な制御のプログラミング方法および/または診断方法
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