JPH09222850A - 電気機器の取扱い説明装置 - Google Patents

電気機器の取扱い説明装置

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JPH09222850A
JPH09222850A JP8030295A JP3029596A JPH09222850A JP H09222850 A JPH09222850 A JP H09222850A JP 8030295 A JP8030295 A JP 8030295A JP 3029596 A JP3029596 A JP 3029596A JP H09222850 A JPH09222850 A JP H09222850A
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electric
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JP8030295A
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English (en)
Inventor
Yasuo Yoshimura
康男 吉村
Takako Shiraishi
孝子 白石
Kazunari Nishii
一成 西井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気機器の取扱い説明情報の管理を容易に
し、検索を簡単にして使用者が取扱い説明情報を手軽に
かつ十分に知ることができるようにする。 【解決手段】 取扱い説明情報の要求信号7を送信する
送信手段6を有した電気機器1と、要求信号7を受信す
る受信手段22を有した説明機21とから成り、説明機
21は、取扱い説明情報を予め記憶しているデータベー
ス手段24と、要求信号7に対応した取扱い説明情報を
データベース手段24から検索する検索手段25と、検
索手段25によって検索した結果を報知する情報伝達手
段26とを備えている。したがって、電気機器1の取扱
い情報を説明機から手軽かつ十分に入手することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭などで使用す
る電気機器の取扱い説明を行い故障時の処置を支援する
電気機器の取扱い説明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気機器の取扱い説明方法には、取扱説
明書と呼ばれる印刷物が一般的である。この他に、実開
昭63−11784号公報の「レーザーディスク付取扱
説明書」に示されるようにレーザーディスクに取扱い説
明情報を記憶させたり、実開平3−94601号公報の
「家庭電化製品取扱い説明用付属ビデオカセットテー
プ」に示されるようにビデオテープに取扱い説明情報を
記憶させるものがある。
【0003】また、電子計測機器においては特開平7−
20773号公報の「電子計測機器における機能説明方
法並びに使用、管理方法」に示されるようにパソコン等
に取扱い説明情報を記憶させ、パソコンにコマンドを入
力して取扱い説明情報を検索し表示させるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな電気機器の取扱い説明方法は次のような課題を持っ
ている。まず管理について、従来からある印刷物はこれ
を紛失しないよう保管する手間がかかり、多量になると
これを置く場所が取られる。そして、取扱い説明情報を
捜すときに、対象機器や製造会社によって取扱い説明書
の書式が統一されておらず、目的の内容を捜すのに手間
がかかる。
【0005】ビデオテープやレーザーディスクに記憶さ
せたものでもこれらの課題は残る。加えて、使用者が再
生装置を持っていること、その再生装置の操作方法を熟
知していることが条件になる。例えば、ビデオ再生装置
の取扱い説明情報をビデオテープに記憶させたものは不
適当である。
【0006】取扱い説明情報の検索にパソコン等を使用
したものも同様に、電気機器の取扱い説明情報を表示さ
せるためにパソコンの取り扱いやコマンドに熟知してい
ることが必要になる。これは電子計測機器のように使用
者が技術者に限られる場合にはよいが、家庭で使用する
電気機器のように一般人を対象とした場合には不向きで
ある。例えば、電気機器の取扱い説明情報をパソコンで
検索するために、パソコンの取り扱いがわからずにパソ
コンの取扱説明書を捜すといったことが発生する。
【0007】また、従来の電気機器の中には、それ自身
がディスプレイ装置のような情報伝達手段を備えてこれ
に取扱い説明情報を表示するものがある。しかしなか
ら、ディスプレイが小さくて見にくかったり、取扱い説
明情報を表示すると従来表示してあった他の表示、たと
えば現在の機器設定の情報が見えなくなる、そして機器
操作すると取扱い説明の表示が消えてしまい説明を見な
がら操作することができないという課題があった。
【0008】取扱い説明情報の主旨として、使用者は取
扱い説明情報の内容を十分に知ってから電気機器を設置
する、操作するのが本来である。しかしながら上述のよ
うに取扱い説明書が使用者にとって不便なものであるた
め、取扱説明書を読まずに電気機器を操作し不具合が生
じて初めて取扱い説明書を見る、あるいは取扱い説明書
を見る前に購入店や製造会社に問い合わせるというのが
実状である。その結果、誤った操作を行って電気機器を
破損させたり、不具合の内容が重大で緊急を要するも
の、例えば事故を発生する恐れがあるなどであってもそ
の対処方法を取扱説明書から捜し出すことに時間を要し
て間に合わない、取扱い説明書を紛失したりして対処方
法がわからずそのまま放置するということが発生する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、取扱い説明情報の要求信号を送信する送信手
段を有した一台または複数台の電気機器と、要求信号を
受信する受信手段を有した説明機とを備え、上記説明機
は、取扱い説明情報を予め記憶しているデータベース手
段と、要求信号に対応した取扱い説明情報をデータベー
ス手段から検索する検索手段と、検索手段によって検索
した結果を報知する情報伝達手段とを有している。
【0010】したがって本発明の電気機器の取扱い説明
装置は、使用しようとする電気機器の操作がわからなけ
れば該電気機器から取扱い説明情報の要求信号を出せば
よく、これにより説明機は受信した要求信号に対応した
取扱い説明情報をデータベース手段から検索して情報伝
達手段で報知するので、電気機器の取扱い説明情報を手
軽かつ十分に知ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の電気機器の取扱い説明装
置は、取扱い説明情報の要求信号を送信する送信手段を
有した一台または複数台の電気機器と、要求信号を受信
する受信し手段を有した説明機とから成り、説明機に
は、取扱い説明情報を予め記憶しているデータベース手
段と、要求信号に対応した取扱い説明情報をデータベー
ス手段から検索する検索手段と、検索手段によって検索
した結果を報知する情報伝達手段とを設けてある。した
がって、電気機器から取扱い説明情報の要求信号を送信
すれば、説明機が受信した要求信号に対応した取扱い説
明情報をデータベース手段から検索して情報伝達手段で
報知するので、電気機器の取扱い説明情報を説明機によ
って知ることができる。
【0012】また電気機器は、電気機器の動作状況や使
用者による操作状況を監視する監視手段と、電気機器の
識別情報と監視手段からの動作状況情報および操作状況
情報を要求信号に含んで説明機に送信する送信手段を設
けることによって、電気機器の動作状況や使用者による
操作状況を監視し、電気機器の識別情報と動作状況情報
および操作状況情報を要求信号に含んで説明機に送信す
ることができる。
【0013】また電気機器は、使用者が操作を誤ったこ
とを監視手段が感知したときに要求信号を説明機に送信
する送信手段を設けることによって、使用者が操作を誤
ったことを感知したときに要求信号を説明機に送信し、
それに対応した取扱い説明情報を報知することができ
る。
【0014】また電気機器は、使用者が操作の途中で中
断した時間が一定時間以上経ったことを監視手段が感知
したときに要求信号を説明機に送信する送信手段を設け
ることによって、使用者が操作の途中で中断した時間が
一定時間以上経ったときに要求信号を説明機に送信し、
使用者が操作に戸惑ったときにそれに対応した取扱い説
明情報を報知することができる。
【0015】また電気機器は、電気機器の動作状況が変
わったことを監視手段が感知したときに要求信号を説明
機に送信する送信手段を設けることによって、電気機器
の動作状況が変わったことを感知したときに要求信号を
説明機に送信し、電気機器の動作状況が変わったときに
それに対応した取扱い説明情報を報知することができ
る。
【0016】また電気機器は、電気機器の動作異常や故
障を監視手段が感知したときに要求信号を説明機に送信
することを送信手段を設けることによって、電気機器の
動作異常や故障を感知したときに要求信号を説明機に送
信し、電気機器が動作異常や故障を発生したときにそれ
に対応した取扱い説明情報を報知することができる。
【0017】また電気機器は、電気機器を通電させたこ
とや初めて動作させたことを監視手段が感知したときに
要求信号を説明機に送信する送信手段を設けることによ
って、電気機器を通電させたときや初めて動作させたと
きに要求信号を説明機に送信し、停電があったとき、使
用者が電気機器を通電させたときや初めて使用するとき
にそれに対応した取扱い説明情報を報知することができ
る。
【0018】また説明機は、過去に検索手段が検索した
内容を記憶する記憶手段を設けることによって、過去に
検索手段が検索した内容を記憶するので、使用者が同じ
内容を2回目以降検索したときにそれに対応した取扱い
説明情報を報知することができる。
【0019】また説明機は、記憶手段が有する記憶情報
を編集する情報入出力部を設けることによって、記憶手
段が有する記憶情報を編集するので、記憶している内容
を変更したり、これを取り出して別の説明機に記憶させ
ることができる。
【0020】また説明機は、現在の時間を計測する第一
の時計手段を設けることによって、現在の時間を計測す
るので、現在の時間に対応して取扱い説明情報を報知す
ることができる。
【0021】また説明機は、電気機器の通電時間や動作
時間を計測する第二の時計手段を設けることによって、
電気機器の通電時間や動作時間を計測するので、電気機
器の通電時間や動作時間に対応した取扱い説明情報を報
知することができる。
【0022】また説明機は、第一または第二の時計手段
の計測時間を報知する情報伝達手段を設けることによっ
て、第一または第二の時計手段が計測した計測時間を情
報伝達手段によって報知し、現在の時間や電気機器の通
電時間や動作時間を報知することができる。
【0023】また説明機は、検索結果を電気機器の使用
者以外に通報する通報手段を設けることによって、検索
手段が検索した結果を電気機器の使用者以外に通報する
ことができ、使用者不在時や使用者が手に負えないとき
に対応して取扱い説明情報を報知することができる。
【0024】また説明機は、データベース手段が有する
取扱い説明情報を編集する情報入出力部を設けることに
よって、データベース手段が有する取扱い説明情報を編
集することができ、新しい取扱い説明情報を用いて報知
することができる。
【0025】また説明機は、データベース手段が有する
取扱い説明情報を編集したときに変更した内容の全てあ
るいは一部を報知する情報伝達手段を設けることによっ
て、データベース手段が有する取扱い説明情報を編集し
たときに変更した内容の全てあるいは一部を情報伝達手
段によって報知することができ、使用者は取り扱い説明
情報を新しくしたときに追加や更新した内容を予め知る
ことができる。
【0026】また説明機は、検索手段が有するプログラ
ムを編集する情報入出力部を設けることによって、新し
いプログラムを用いて検索することができる。
【0027】また説明機は、検索手段が有するプログラ
ムを編集したときに変更した内容の全てあるいは一部を
報知する情報伝達手段を設けることによって、使用者は
プログラムを新しくしたときにその内容を予め知ること
ができる。
【0028】また電気機器は要求信号を無線信号で説明
機に送信する送信手段を、説明機は無線信号を受信する
受信手段を設けることによって、電気機器は要求信号を
無線信号で送信し、説明機は無線信号を受信することが
でき、説明機を電気機器から離して設置できる。
【0029】また、電気機器と別筐体として、電気機器
に取り付け、取り外しが可能な送信手段を設けることに
よって、使用者は電気機器に適当な送信手段を取り付け
たり取り外したりできる。
【0030】また、説明機と別筐体として、説明機に取
り付け、取り外しが可能な受信手段を設けることによっ
て、使用者は説明機に適当な受信手段を取り付けたり取
り外したりできる。
【0031】以下本発明の実施例を図1を参照して説明
する。図1において、1は家庭で使用される電気機器
で、例えば電子レンジやテレビ、ファックスなどであ
る。電気機器1は以下の要素から構成される。2は電気
機器1の操作部で、例えばスイッチやキーである。3は
操作部2の操作によって電気機器1を制御する制御部
で、例えばマイコンである。4は電気機器1の動作部
で、例えばモーターや加熱器などである。5は監視手段
で、使用者の操作部2の操作状況や制御部3の制御状況
あるいは動作部4の動作状況を監視しその状況を出力す
る。また電気機器1には送受信機能を備えている。6は
送信手段で、説明機に対して取扱い説明情報を要求する
要求信号7を送信アンテナ8を通して送信する。9は応
答信号受信手段で、要求信号7に対する応答信号10を
応答信号受信アンテナ11を通して説明機から受信す
る。
【0032】次に説明機について説明する。図1におい
て21は説明機で、電気機器1の送信手段6から送信さ
れる要求信号7に対応した取扱い説明情報を検索し使用
者に報知する。説明機21は以下の要素から構成され
る。22は受信手段で、電気機器1からの要求信号7を
受信アンテナ23を通して受信する。24はデータベー
ス手段で、電気機器1の取扱い説明情報を予め記憶して
いる。25は検索手段で、受信した要求信号7に応じた
取扱い説明情報をデータベース手段24から検索する。
26は情報伝達手段で、検索手段25で検索した結果を
報知する。情報伝達手段26は、例えばディスプレイに
よって検索結果を画像で表示する。また音声によって検
索結果を知らせてもよい。
【0033】また27は第一の時計手段で、現在時刻を
計測する。28は第二の時計手段で電気機器1の通電時
間や動作時間を計測する。29は記憶手段で、過去の検
索結果や検索項目、検索回数などを記憶する。30は通
報手段で、例えばこれを電話回線と接続して検索手段2
5による検索結果を使用者以外に通報する。31は情報
入出力部で、これを通してデータベース手段24が有す
る取扱い説明情報や検索手段25が有する検索プログラ
ム、および記憶手段29が有する記憶情報の更新や追加
などの編集を行う。これは例えばメモリカードや光磁気
ディスクなどの記憶媒体を用いたり、赤外線通信や有線
通信などの通信を利用して情報の入出力や編集を行う。
あるいは電話回線やISDNの光ファイバー回線を使っ
てネットワークに接続してもよい。
【0034】なお、電気機器1からの要求信号7を説明
機21が確実に受信したことを確認するために、説明機
21は要求信号7を正しく受信した後に応答信号10を
電気機器1に返す。32は応答信号送信手段で、応答信
号10を応答信号送信アンテナ33を通して送信する。
受信した要求信号7について通信誤りの有無を電気機器
1に送信する。電気機器1は通信誤りがあったときには
要求信号7を再送する。
【0035】上記構成において電気機器の取扱い説明装
置の動作を説明する。使用者が電気機器1を使用中にそ
の取扱い説明情報を欲したときに、その内容に対応した
取扱い説明情報の要求キーを操作する。これを操作部2
が検知し制御部3へ伝達すると、制御部3は送信手段6
に対して要求信号7を送信させる信号を出力する。この
とき制御部3は使用者が何の取扱い説明情報を欲してい
るかという情報を送信手段6に出力し、送信手段6はこ
れを要求信号7に含んで送信する。
【0036】また、監視手段5が電気機器1の動作状況
や使用者による操作状況を監視し、取り扱説明情報が必
要と判断したときに送信手段6に対して要求信号7を送
信させる信号を出力する。このとき監視手段5は電気機
器1の識別情報や動作状況情報および操作状況情報を送
信手段6に出力し、送信手段6はこれを要求信号7に含
んで送信する。
【0037】説明機21はこの要求信号7を受信手段2
2で受信し通信誤りがないことを確認する。通信誤りが
なければ、要求信号7に含まれる情報を検索手段25に
伝達する。検索手段25はそれに応じた取扱い説明情報
をデータベース手段24が持っている情報から検索し、
その検索結果を情報伝達手段26に伝達する。したがっ
て、情報伝達手段26に使用者の欲した取扱い説明情報
が、そのときの電気機器1の動作状況や使用者による操
作状況に応じて報知されるので、使用者はこれを見て正
しい操作のしかたや動作異常の原因事項、故障時の対応
の仕方などを知ることができる。
【0038】なお、説明機21の応答信号送信手段32
は電気機器1に応答信号10を送信する。これは受信手
段22で受信した要求信号7内の通信誤りの有無を知ら
せるものである。電気機器1では、応答信号受信手段9
でこの応答信号10を受信し、要求信号7に通信誤りが
あったときは要求信号7の再送を送信手段6に要求す
る。
【0039】また、電気機器1の監視手段5は使用者が
操作部2の操作を誤ったことを感知して送信手段6に対
して要求信号7を送信させる信号を出力する。このとき
監視手段5は使用者がどのような操作を誤ったのかとい
う情報を送信手段6に出力し、送信手段6はこれを要求
信号7に含んで送信する。また、使用者が操作部2の操
作に戸惑って操作の途中で一定時間以上中断したことを
検知して送信手段6に対して要求信号7を送信させる信
号を出力する。このとき監視手段5は使用者がどのよう
な操作途中で中断したのかという情報を送信手段6に出
力し、送信手段6はこれを要求信号7に含んで送信す
る。送信手段6は、操作部2の操作状況の情報や制御部
3の制御状況あるいは動作部4の動作状況の情報を要求
信号7内に含んで説明機21に送信するので、説明機2
1は、使用者がどのような状況で操作を誤ったか、戸惑
っているのかを把握し、それに対応した取扱い説明情報
を報知する。以上のように、使用者が取扱い説明の要求
を意識せずに的確な取扱い説明情報を知ることができ
る。
【0040】さらに、監視手段5は電気機器1の動作異
常や故障を検知して送信手段6に対して要求信号7を送
信させる信号を出力する。このとき監視手段5は電気機
器1がどのような動作異常や故障を起こしたのかという
情報を送信手段6に出力し、送信手段6はこれを要求信
号7に含んで送信する。送信手段6は、操作部2の操作
状況の情報や制御部3の制御状況あるいは動作部4の動
作状況の情報を要求信号7内に含んで説明機21に送信
するので、説明機21は、電気機器がどのような状態で
あるかを把握し、それに対応した取扱い説明情報を報知
する。以上のように、使用者が電気機器に不慣れであっ
ても動作異常や故障時に素早く対処できる。
【0041】さらに、監視手段5は電気機器1を通電し
たことやはじめて動作させたことを検知して送信手段6
に対して要求信号7を送信させる信号を出力する。この
とき監視手段5は電気機器1を通電したことやはじめて
動作させたという情報を送信手段6に出力し、送信手段
6はこれを要求信号7に含んで送信する。したがって説
明機21は、停電やACコンセントから外されたりして
電気機器1の内蔵メモリが初期化されたこと、はじめて
動作させたことを把握し、それに対応した取扱い説明情
報を報知するので、使用者が不慣である電気機器の停電
からの復帰作業や、電気機器の初期動作確認と初期設定
作業が説明機によって確実にできる。
【0042】説明機21は記憶手段29によって過去に
検索した項目や内容を記憶し、使用者が再度同じ項目を
検索するときにキャシュメモリとして働きその時間を短
縮する。また、今まで検索した項目や回数から使用者の
熟練度を判別し、熟練度によって検索結果の表示内容を
変える。以上のように、記憶手段29によって電気機器
1の使用者に適した検索や報知を行うので、使用者は説
明機21を使用するほどにカスタマイズされて使い勝手
がよくなる。
【0043】また説明機21は、第一の時計手段27で
現在時刻を、第二の時計手段28で電気機器1の通電時
間や動作時間を計測し、検索手段25は異常動作や故障
時の取扱い説明情報の検索を行うときに現在時刻や通電
時間を参照する。その結果、電気機器1の保証期間内か
どうか判断したり電気機器1の寿命を考慮して、修理し
たほうがいいか買い直した方がいいかを説明機がアドバ
イスすることができ使用者にとって目安になる。
【0044】そのためには、電気機器1の送信手段6は
電気機器1を最初にACコンセントに通電したときに監
視手段5がこれを感知して送信手段6が要求信号7を送
信する。このとき監視手段5は電気機器1が通電された
という情報を送信手段6に出力し、送信手段6はこれを
要求信号7に含んで送信する。説明機21は受信手段2
2でこれを受信して電気機器1の存在を認識し第二の時
計手段28で通電時間を計測し始める。
【0045】また、電気機器1の動作開始時/停止時に
監視手段5はこれを感知して送信手段6に要求信号7を
送信させる。このとき監視手段5は電気機器1が動作開
始したこと、停止したことの情報を送信手段6に出力
し、送信手段6はこれを要求信号7に含んで送信する。
したがって、今時点で家庭にあるどの電気機器が動作中
であるか把握し、それに対応した取扱い説明情報を報知
するので、外出時や就寝時の電気機器の動作停止の確認
作業が説明機によって簡単に確認できる。また、説明機
21は受信手段22でこの要求信号7を受信して電気機
器1の動作時間を計測する。
【0046】また、第一の時計手段27は現在時刻を計
測し時刻に応じて情報伝達手段26や通報手段30の機
器設定を変える。例えば、情報伝達手段26は、通常は
居間にあるテレビを使って報知し、深夜には寝室にある
テレビを使う。またそのときの報知音量を変える。ま
た、通報手段30の通報先は、通常は電気店であり、深
夜には24時間運営のサービスセンターに通報する。し
たがって、使用者は生活パターンに説明機を合わせるこ
とができる。
【0047】なお、第一の時計手段27が計測した時間
や第二の時計手段28が計測した時間を情報伝達手段2
6で報知する。使用者は、電気機器1の通電時間や動作
時間を知って、電気機器1が使用した電気料金や電気機
器1の寿命の目安になる。また第一の時計手段27と第
二の時計手段28の基準時計が共通であれば、使用者が
第一の時計手段27が計測している時間が正確であるこ
とを確認すれば、第二の時計手段28が計測が正確であ
ることも確認できる。
【0048】また、異常動作や故障時の検索結果を記憶
手段29に記憶する時に、第一の時計手段27で計測し
た現在の時刻を合わせて記憶すれば、電気機器1の故障
経歴情報に活用できる。これは電気機器1を修理すると
きに、故障するまでにいつどのような症状があったのか
参考となる。
【0049】説明機21の通報手段30は、検索手段2
5による検索結果の内容が電気機器1の故障であったと
きにサービスセンターや電気店に通報する。このとき、
電気機器の品番や検索結果を合わせて通報するので、通
報を受けたサービスセンターでは修理に行く前に故障内
容と修理に必要な部品が判断でき、迅速な修理をするこ
とができる。また、説明機21が検索した結果が例えば
ガス漏れとか出火といった非常事態の場合は消防署や隣
人や管理人に通報する。
【0050】また、説明機21は情報入出力部31を通
してデータベース手段24が予め記憶している取扱い説
明情報を更新したり追加したり編集する。したがって、
新しく電気機器を購入したときや買い換えたときに、新
しい電気機器の取扱い説明情報を追加し、使わなくなっ
た電気機器の取扱い説明情報を削除することができる。
すなわち、情報入出力部31を通して使用者が使用する
電気機器の取扱い説明情報をデータベース手段24に記
憶させ編集して使用者の都合の良いように取り扱い説明
情報を構築することができる。また、複数台の電気機器
の取扱い説明情報を一台の説明機のデータベース手段2
4に全て記憶させれば、各電気機器の種類や製造会社が
異なる場合でも、使用者は説明機21を用いて同じ操作
方法で全ての電気機器の取扱い説明情報を引き出すこと
ができる。
【0051】なお、このように一台の説明機で複数台の
電気機器の取扱い説明情報を報知するので、説明機はど
の電気機器から要求信号を受信したのかを区別する必要
がある。そのために、各電気機器はおのおの固有の識別
情報を有し、識別情報を要求信号に含めて送信する。説
明機は、受信した要求信号内の識別情報を用いてどの電
気機器であるか判断し、電気機器おのおのについて取扱
い説明情報を検索し、第二の時計手段が通電時間を計測
し、記憶手段が過去に検索した項目を記憶するので複数
台の電気機器毎に取り扱い説明情報を管理できる。この
識別情報は例えば出荷時に不揮発性メモリに記憶して不
変のものとする。
【0052】以上から、家庭に多数ある電気機器に対し
て説明機が一台あればよく、説明機の操作や表示が統一
されるので取扱い説明情報の管理や検索が手軽になる。
新しく電気機器を購入したときは、例えばCD−ROM
など記憶媒体やISDNによる通信回線により説明機の
情報入出力部を通じてデータベース手段24の取扱い説
明情報を更新し追加する。あるいは、データベース手段
24は全ての電気機器の取扱い説明情報を予め記憶して
いてもよい。電気機器1をACコンセントに最初に差し
込んで通電したときに電気機器1の送信手段6は識別情
報を含んだ要求信号を送信し、説明機はこれを受信して
新しい電気機器の種類と存在を認識する。
【0053】なおこのとき、説明機は更新し追加した取
扱い説明情報の全てあるいは一部を必ず報知する。新た
に認識した電気機器の取扱い説明情報の全てあるいは一
部を必ず報知する。これは製造物責任法に関係して使用
者が必ず知っておくべき内容や新しい電気機器を使用す
るにあたっての必要最低限の情報で、例えば設置上の取
り扱いや使用方法の注意の内容などである。使用者はこ
れを確認して電気機器を設置し使うので、取扱い説明情
報の内容を十分に知ってから電気機器を設置する、操作
するという取扱い説明情報の本来の主旨が実現される。
【0054】また、説明機21は情報入出力部31を通
して検索手段25が有する検索プログラムを編集する。
したがって、データベース手段24に新しい種類の取扱
い説明情報を追加したとき、検索手段25はこれに対応
して検索することができる。例えば、新しい取扱い説明
情報として製造会社別の修理依頼の電話番号表や交換部
品のリストを追加したとき、これを使って検索し報知す
ることができる。
【0055】このとき、説明機21は検索プログラムの
変更内容の全てあるいは一部を必ず報知する。新しいプ
ログラムによって何が可能になったか、その中で説明機
21のハード構成からどのような制約を受けるかを使用
者が使用する前に報知する。使用者はこれを承認したう
えで新しいプログラムを使用する。使用者がこの報知内
容を見て新しい検索プログラムの機能に満足できない場
合は、このプログラムを破棄する。このように検索プロ
グラムに関してソフトウエア使用の契約作業ができるの
で、使用者は納得のいくプログラムの変更が可能とな
る。
【0056】さらに情報入出力部31を通して、記憶手
段29に記憶された情報を取り出したり書き込んだりで
きる。したがって、説明機を買い換えるときに今まで使
っていた説明機が記憶した情報を別の説明機の記憶手段
に記憶させて引き継ぐことができ、使用者にとって今ま
で記憶をさせたことを有効に使える。
【0057】各電気機器と説明機との接続の方法として
は、信号ケーブルを用いた有線式でもよいし、電波や光
を利用した無線式でもよい。有線式の場合は高速伝送が
可能であり、無線式の場合は家庭内での配線が不要とい
うメリットがある。また、移動させて使うような電気機
器にも電波を用いると対応できるほか、壁を隔てた別の
部屋の電気機器について説明機で動作状況を管理するこ
とができる。例えば、居間にいながら浴室にある洗濯機
の動作を知ることができる。
【0058】そのため、電気機器に無線式の送信手段
を、説明機に無線式の受信手段を備える。ここで、送信
手段は電気機器本体に内蔵してもよいが、図2に示すよ
うに送信手段6を別筐体にして、これを送信アダプタ4
1とする。送信アダプタ41と電気機器1とは信号ケー
ブル42で接続する。説明機21についても受信手段2
2を別筐体にして、これを受信アダプタ43とする。受
信アダプタ43と説明機21とは信号ケーブル44で接
続する。
【0059】以上のようにアダプタ方式にすることで、
故障した電気機器1から送信アダプタ42を取り外して
別の電気機器に取り付けてリサイクル使用ができる。ま
た、送信アダプタ41は電気機器1の本体に固定しても
よいが、送信アダプタ41の設置場所を選ぶ、すなわち
送信アンテナ8にとって好ましい場所、例えば金属遮蔽
物が付近にない場所に設置することができる。受信アダ
プタ43についても、リサイクル使用ができ、無線通信
にとって好ましい場所を選んで設置することが可能とな
る。
【0060】また、送信機能と受信機能とをアダプタ方
式にすることで電気機器1と説明機21との通信を無線
式と有線式とから選択することができる。無線式の送信
アダプタ/受信アダプタのペアに加えて、有線式の送信
アダプタ/受信アダプタのペアを用意し、設置時に設置
場所や通信量を考慮して無線通信と有線通信とで最適な
方式のアダプタを取り付ける。また、一度アダプタを取
り付けた後でも通信方式の変更が容易である。
【0061】最後に家庭内での一例を示す。台所には電
子レンジやガステーブル、炊飯器といった電気機器があ
る。従来、これら調理用電気機器では、調理中に取扱説
明書に触れるのは衛生的に問題があった。本発明では各
々の電気機器に送信アダプタを付け、1台の説明機を台
所に置く。例えば、使用者が電子レンジのキーを操作す
ると、説明機のディスプレイによって使用者は、キーの
操作方法のほかに、キー操作で設定した結果どのような
調理が可能かといったメニューについての説明情報を得
ることができる。そして、メニューを決定して電子レン
ジの調理動作を開始させると、無線送信手段から要求信
号が出力され説明機のディスプレイには、現在電子レン
ジがどのような設定で動作中であるか説明が表示され
る。説明機には第二の時計手段が備わっており、調理動
作開始からの経過時間や調理の残り時間も表示される。
【0062】加えて、電子レンジとともにガステーブル
や炊飯器についても調理中の動作状況や調理時間が、電
子レンジのものと並んで説明機のディスプレイに表示さ
れる。したがって、使用者は調理の進行状況を確認する
ときに一目でわかるというメリットがある。
【0063】また、説明機には記憶手段が備わってお
り、これに何月何日にどのようなメニューを調理をした
かが記憶される。後日献立を考えるときに、これをディ
スプレイに表示して使用者が参考にすることもできる。
また、調理機器の取扱い説明情報やメニュー情報ととも
に調理レシピのような付加情報を表示しても良い。
【0064】以上のように、取扱い説明情報や調理レシ
ピなどの付加情報、さらに電気機器の動作状況情報が説
明機の情報伝達手段に表示される。したがって、各電気
機器本体にはディスプレイといった高級な情報伝達手段
は必要でなくなり、電気機器の小型化、低コスト化でき
る。また説明機の情報伝達手段についても、大画面のデ
ィスプレイを使って表示文字を大きくし、報知内容を弱
視者に見やすくすることが容易にできる。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
電気機器の取扱い説明装置によれば次の効果が得られ
る。
【0066】(1)請求項1の発明によれば、一台また
は複数台の電気機器から取扱い説明情報の要求信号を送
信し、説明機は受信した要求信号に対応した取扱い説明
情報をデータベース手段から検索して情報伝達手段で報
知する。したがって、使用者は説明機によって取扱い説
明情報を手軽にかつ十分に知ることができる。また処置
を至急に要する場合に使用者の熟知度に関わらず迅速な
対応を支援することができる。
【0067】(2)請求項2の発明によれば、監視手段
によって電気機器の動作状況や使用者による操作状況を
監視し、電気機器の識別情報と動作状況情報および操作
状況情報を要求信号に含んで説明機に送信するので、電
気機器の識別情報と動作状況情報および操作状況情報に
応じた取扱い説明情報を説明機によって報知する。した
がって、使用者の欲した取扱い説明情報が、そのときの
電気機器の動作状況や使用者による操作状況に応じて報
知されるので使用者はこれを見て正しい操作のしかたや
動作異常の原因事項、故障時の対応の仕方などを知るこ
とができる。また識別情報によって説明機は複数台の電
気機器を識別することができる。したがって使用者は1
台の説明機で各電気機器毎に取り扱い説明情報を管理す
ることができる。
【0068】(3)請求項3の発明によれば、電気機器
は監視手段によって使用者が操作を誤ったことを感知し
たときに要求信号を説明機に送信するので、使用者が操
作を誤ったときにそれに対応した取扱い説明情報を説明
機によって報知することができる。したがって、使用者
は取扱い説明情報の要求を意識せずに、どのような状況
で操作を誤ったかに対応した取扱い説明情報を知ること
ができる。
【0069】(4)請求項4の発明によれば、電気機器
は監視手段によって使用者が操作の途中で中断した時間
が一定時間以上経ったときに要求信号を説明機に送信す
るので、使用者が操作に戸惑ったときにそれに対応した
取扱い説明情報を説明機によって報知することができ
る。したがって、使用者は取扱い説明情報の要求を意識
せずに、どのような状況で操作に戸惑ったかに対応した
取扱い説明情報を知ることができる。
【0070】(5)請求項5の発明によれば、電気機器
は監視手段によって電気機器の動作状況が変わったこと
を感知したときに要求信号を説明機に送信するので、電
気機器の動作状況が変わったときにそれに対応した取扱
い説明情報を説明機によって報知することができる。し
たがって、使用者は、取扱い説明情報の要求を意識せず
に、電気機器がどのような状態であるかに対応した取扱
い説明情報を知ることができる。
【0071】(6)請求項6の発明によれば、電気機器
は監視手段によって電気機器の動作異常や故障を感知し
たときに要求信号を説明機に送信するので、電気機器が
動作異常や故障を発生したときにそれに対応した取扱い
説明情報を説明機によって報知することができる。した
がって、使用者が電気機器に不慣れであっても動作異常
や故障時に素早く対処できる。
【0072】(7)請求項7の発明によれば、電気機器
は電気機器を通電させたときや初めて動作させたときに
要求信号を説明機に送信するので、停電があった時や電
気機器を初めて使用するときにそれに対応した取扱い説
明情報を説明機によって報知することができる。したが
って、使用者が不慣である電気機器の停電からの復帰作
業や、電気機器の初期動作確認と初期設定作業が説明機
によって確実にできる。
【0073】(8)請求項8の発明によれば、説明機は
記憶手段によって過去に検索した内容を記憶するので、
使用者が同じ内容を2回目以降検索したときにそれに対
応した取扱い説明情報を報知することができる。したが
って、使用者が説明機を使用するほどに使用者に合わせ
てカスタマイズされ使い勝手がよくなる。
【0074】(9)請求項9の発明によれば、説明機は
情報入出力部によって記憶手段が有する記憶情報を編集
するので、記憶している内容を変更したり、これを取り
出して別の説明機に記憶させることができる。したがっ
て、使用者は今まで使っていた説明機が記憶した情報を
別の説明機の記憶手段に記憶させて引き継ぐことがで
き、今までの記憶させたものを有効に使える。
【0075】(10)請求項10の発明によれば、説明
機は第一の時計手段によって現在の時間を計測するの
で、現在の時間に対応して取扱い説明情報を報知するこ
とができる。したがって、使用者の生活パターンに説明
機を合わせることができる。
【0076】(11)請求項11の発明によれば、説明
機は第二の時計手段によって電気機器の通電時間や動作
時間を計測するので、電気機器の通電時間や動作時間に
対応した取扱い説明情報を報知することができる。した
がって、使用者は電気機器の寿命を考慮して修理を考え
ることができる。
【0077】(12)請求項12の発明によれば、説明
機は第一または第二の時計手段の計測時間を情報伝達手
段によって報知するので、現在の時間や電気機器の通電
時間や動作時間を報知することができる。したがって、
使用者は電気機器が使用した電気料金や電気機器の寿命
の目安を知ることができる。また第一の時計手段と第二
の時計手段の計時が正確であることが確認できる。
【0078】(13)請求項13の発明によれば、説明
機は通報手段によって検索手段が検索した結果を電気機
器の使用者以外に通報するので、使用者不在時や使用者
に手に負えないときに対応して取扱い説明情報を報知す
ることができる。また、通報を受けた者は行く前に状況
を知ることができ迅速に対応することができる。
【0079】(14)請求項14の発明によれば、説明
機は情報入出力部によってデータベース手段が有する取
扱い説明情報を編集するので、新しい取扱い説明情報を
用いて報知することができる。したがって、使用者は自
身に都合の良い取り扱い情報を用いることができる。
【0080】(15)請求項15の発明によれば、説明
機はデータベース手段が有する取扱い説明情報を編集し
たときに変更した内容の全てあるいは一部を情報伝達手
段によって報知するので、使用者は取扱い説明情報を新
しくしたときに追加や更新した内容を予め知ることがで
きる。
【0081】(16)請求項16の発明によれば、説明
機は情報入出力部によって検索手段が有するプログラム
を編集するので、新しいプログラムを用いて検索するこ
とができる。したがって、使用者は自身に都合の良い検
索プログラムを使用することができる。
【0082】(17)請求項17の発明によれば、説明
機は検索手段が有するプログラムを編集したときに変更
した内容の全てあるいは一部を情報伝達手段によって報
知するので、使用者はプログラムを新しくしたときにそ
の内容を予め知ることができ、納得のいくプログラム変
更ができる。
【0083】(18)請求項18の発明によれば、電気
機器は要求信号を無線信号で送信し、説明機は無線信号
を受信するので、説明機と電気機器とに信号線がなく使
用者は好みの場所に設置できる。また移動して使う電気
機器にも説明機が使える。
【0084】(19)請求項19の発明によれば、送信
手段を電気機器と別筐体として、電気機器に取り付け、
取り外しを可能とするので、使用者は電気機器に適当な
送信手段を取り付けたり取り外したりできる。リサイク
ル使用ができる。
【0085】(20)請求項20の発明によれば、受信
手段を説明機と別筐体として、説明機に取り付け、取り
外しを可能とするので、使用者は説明機に適当な受信手
段を取り付けたり取り外したりし、リサイクル使用がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電気機器の取扱い説
明装置のブロック図
【図2】本発明の他の実施例における電気機器の取扱い
説明装置のブロック図
【符号の説明】
1 電気機器 2 操作部 3 制御部 4 動作部 5 監視手段 6 送信手段 7 要求信号 8 送信アンテナ 9 応答信号受信手段 10 応答信号受信アンテナ 11 応答信号 21 説明機 22 受信手段 23 受信アンテナ 24 データベース手段 25 検索手段 26 情報伝達手段 27 第一の時計手段 28 第二の時計手段 29 記憶手段 30 通報手段 31 情報入出力部 32 応答信号送信手段 33 応答信号送信アンテナ 41 送信アダプタ 42 信号ケーブル 43 受信アダプタ 44 信号ケーブル

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取扱い説明情報の要求信号を送信する送信
    手段を有した一台または複数台の電気機器と、前記要求
    信号を受信する受信手段を有した説明機とから成り、前
    記説明機は、取扱い説明情報を予め記憶しているデータ
    ベース手段と、前記要求信号に対応した取扱い説明情報
    を前記データベース手段から検索する検索手段と、前記
    検索手段によって検索した結果を報知する情報伝達手段
    とを備えた電気機器の取扱い説明装置。
  2. 【請求項2】電気機器は、該電気機器の動作状況や使用
    者による操作状況を監視する監視手段を備え、送信手段
    は前記電気機器の識別情報と前記監視手段からの動作状
    況情報および操作状況情報を要求信号に含んで説明機に
    送信する請求項1記載の電気機器の取扱い説明装置。
  3. 【請求項3】送信手段は、使用者が操作を誤ったことを
    監視手段が感知したときに要求信号を説明機に送信する
    請求項1記載の電気機器の取扱い説明装置。
  4. 【請求項4】送信手段は、使用者が操作の途中で中断し
    た時間が一定時間以上経ったことを監視手段が感知した
    ときに要求信号を説明機に送信する請求項2記載の電気
    機器の取扱い説明装置。
  5. 【請求項5】送信手段は、電気機器の動作状況が変わっ
    たことを監視手段が感知したときに要求信号を説明機に
    送信する請求項2記載の電気機器の取扱い説明装置。
  6. 【請求項6】送信手段は、電気機器の動作異常や故障を
    監視手段が感知したときに要求信号を説明機に送信する
    請求項2記載の電気機器の取扱い説明装置。
  7. 【請求項7】送信手段は、電気機器が通電したことや初
    めて動作したことを監視手段が感知したときに要求信号
    を説明機に送信する請求項2記載の電気機器の取扱い説
    明装置。
  8. 【請求項8】説明機は、過去に検索手段が検索した内容
    を記憶する記憶手段を備えた請求項1記載の電気機器の
    取扱い説明装置。
  9. 【請求項9】説明機は、記憶手段が有する記憶情報を編
    集する情報入出力部を備えた請求項8記載の電気機器の
    取扱い説明装置。
  10. 【請求項10】説明機は、現在の時間を計測する第一の
    時計手段を備えた請求項1記載の電気機器の取扱い説明
    装置。
  11. 【請求項11】説明機は、電気機器の通電時間や動作時
    間を計測する第二の時計手段を備えた請求項1記載の電
    気機器の取扱い説明装置。
  12. 【請求項12】情報伝達手段は、第一または第二の時計
    手段の計測時間を報知する請求項10または11記載の
    電気機器の取扱い説明装置。
  13. 【請求項13】説明機は、検索手段が検索した結果を電
    気機器の使用者以外に通報する通報手段を備えた請求項
    1記載の電気機器の取扱い説明装置。
  14. 【請求項14】説明機は、データベース手段が有する取
    扱い説明情報を編集する情報入出力部を備えた請求項1
    記載の電気機器の取扱い説明装置。
  15. 【請求項15】データベース手段は、取扱い説明情報を
    編集したときに変更した内容の全てあるいは一部を情報
    伝達手段で報知する請求項14記載の電気機器の取扱い
    説明装置。
  16. 【請求項16】説明機は、検索手段が有するプログラム
    を編集する情報入出力部を備えた請求項1記載の電気機
    器の取扱い説明装置。
  17. 【請求項17】データベース手段は、プログラムを編集
    したときに変更した内容の全てあるいは一部を情報伝達
    手段で報知する請求項16記載の電気機器の取扱い説明
    装置。
  18. 【請求項18】電気機器の送信手段は要求信号を無線信
    号で送信し、説明機の受信手段は前記無線信号を受信す
    る請求項1記載の電気機器の取扱い説明装置。
  19. 【請求項19】送信手段は電気機器とは別筐体として、
    電気機器に取り付け、取り外しが可能な構成とした請求
    項1または18記載の電気機器の取扱い説明装置。
  20. 【請求項20】受信手段は説明機とは別筐体として、説
    明機に取り付け、取り外しが可能な構成とした請求項
    1、18または19記載の電気機器の取扱い説明装置。
JP8030295A 1996-02-19 1996-02-19 電気機器の取扱い説明装置 Pending JPH09222850A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018152128A (ja) * 2018-06-06 2018-09-27 株式会社アイ・エル・シー オンラインマニュアル表示処理装置、オンラインマニュアル表示処理方法およびオンラインマニュアル表示処理プログラム
JP2020102221A (ja) * 2020-01-15 2020-07-02 株式会社アイ・エル・シー オンラインマニュアル表示処理装置、オンラインマニュアル表示処理方法およびオンラインマニュアル表示処理プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018152128A (ja) * 2018-06-06 2018-09-27 株式会社アイ・エル・シー オンラインマニュアル表示処理装置、オンラインマニュアル表示処理方法およびオンラインマニュアル表示処理プログラム
JP2020102221A (ja) * 2020-01-15 2020-07-02 株式会社アイ・エル・シー オンラインマニュアル表示処理装置、オンラインマニュアル表示処理方法およびオンラインマニュアル表示処理プログラム

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