JPH0922249A - 住宅平面プラン計画シート - Google Patents

住宅平面プラン計画シート

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JPH0922249A
JPH0922249A JP17208895A JP17208895A JPH0922249A JP H0922249 A JPH0922249 A JP H0922249A JP 17208895 A JP17208895 A JP 17208895A JP 17208895 A JP17208895 A JP 17208895A JP H0922249 A JPH0922249 A JP H0922249A
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JP
Japan
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plan
house
area
built
sight
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JP17208895A
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Yoshihiro Yoshida
義広 吉田
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客が十分に満足できる平面プランが記載さ
れた住宅平面プラン計画シートを提供することを目的と
している。 【解決手段】 建築すべき住宅6の平面プランが記載さ
れた第1領域1の周囲に、第2領域2a〜2eを配置し、こ
の第2領域に、建築すべき住宅6の周囲に既に建築され
ているかまたは建築予定の住宅7,9,13,16,18の平面プラ
ンを記載することによって、顧客は、周囲の住宅の状況
を知ることができるので、顧客のニーズを満足できるよ
うな平面プランを提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の販売等の際
に使用される、住宅の平面プラン計画が記載された住宅
平面プラン計画シートに関する。
【0002】
【従来の技術】住宅を販売する場合、敷地条件や、家族
構成、資金計画等をふまえ、建物の自体の平面的な大き
さ、各部屋の平面的な大きさ、位置等が記載された平面
プラン等を顧客に提示して、顧客のニーズに合わせた住
宅を決定してもらう場合がある。前記平面プランは、通
常、玄関、居間、和室、寝室、子供部屋等が、その大き
さ、位置、窓形状、窓位置等を図示して記載されている
のが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の平面プランにおいては、建築しようとする住宅もし
くはその住宅とその敷地のみのプランしか記載されてい
ないので、顧客のニーズを完全に満足させるには不十分
であった。すなわち、例えば、建築しようとする住宅の
周囲に、既に住宅が建てられている場合、その住宅から
の視線を遮るべく、窓や部屋の配置を決定したいが、前
記従来の平面プランでは、周囲の住宅の情報を知り得な
いので、周囲の住宅の窓等に面して居間や大きな窓を設
けたりする場合があり、これでは、周囲の住宅からの視
線が簡単に届き、プライバシーが侵される可能性があ
り、よって、顧客が十分に満足できる平面プランを提供
できないという問題があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、顧客が十分に満足できる平面プランが記載された住
宅平面プラン計画シートを提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の住宅平面プラン計画シートは、
建築すべき住宅の平面プランが記載された第1領域と、
この第1領域の周囲に配置され、建築すべき住宅の周囲
に既に建築されているかまたは建築予定の住宅の、少な
くとも前記建築すべき住宅側に面する部分の平面プラン
が記載された第2領域とで構成したものである。前記第
2領域は、第1領域の周囲に配置されるが、例えば、第
1領域が矩形でかつその一辺側に沿って道路等を配置し
た場合、残りの三辺にそれぞれ隣接する複数の第2領域
を配置する。また、第1領域は矩形と限ることなく、三
角形や五角形以上の多角形やその他の形状もある。
【0006】請求項1の住宅平面プラン計画シートにあ
っては、建築すべき住宅の平面プランが記載された第1
領域の周囲に、第2領域を配置し、この第2領域に、建
築すべき住宅の周囲に既に建築されているかまたは建築
予定の住宅の平面プランを記載することによって、顧客
は、周囲の住宅の状況を知ることができるので、顧客の
ニーズを満足できるような平面プランを提供することが
できる。
【0007】請求項2の住宅平面プラン計画シートは、
請求項1において、前記第1領域に、建築すべき住宅の
平面プランの他に、住宅の周囲に設けられる、垣、物置
等の設置部材を記載したものである。この設置部材を記
載する場合、第2領域に記載された住宅の平面プランに
おける該住宅の窓等からの視線を遮ることができるよう
な位置に配置する。
【0008】請求項2の住宅平面プラン計画シートにあ
っては、前記第1領域に、建築すべき住宅の平面プラン
の他に、住宅の周囲に設けられる、垣、物置等の設置部
材を記載することにより、周囲の住宅からの視線を遮る
ことができる平面プランを提供することができる。
【0009】請求項3の住宅平面プラン計画シートは、
請求項1または2において、前記第2領域に記載された
平面プランに応じて、前記第1領域に、建築すべき住宅
の平面プランを記載したものである。前記「平面プラン
に応じて」とは、例えば、第2領域に記載の平面プラン
における、住宅の窓、テラス、バルコニー等からの視線
が第1領域に記載の平面プランの住宅に届かないよう
に、あるいは、視線が届いてもさほどプライバシーの侵
害にならないようにして、第1領域に住宅の平面プラン
を記載することを意味し、具体的には、前記視線に対向
する部分を、壁としたり、あるいは居室以外のトイレ、
洗面室、浴室にしたりすることである。さらに、前記
「平面プランに応じて」とは、上記の視線を意識したも
のだけではなく、臭いや、騒音等も意識したものであ
る。例えば、第2領域に記載の平面プランにおいて、ト
イレが第1領域に面していた場合、この面する部分に
は、キッチンや居間等を配置せず、また、第2領域に記
載の平面プランにおいて、居間が第1領域に面していた
場合、つまり、会話やテレビ等の騒音が比較的発生する
居間が第1領域に面していた場合、この面する部分に
は、寝室や居間等を配置しないようにすることを意味し
ている。
【0010】請求項3の住宅平面プラン計画シートにあ
っては、第2領域に記載された平面プランに応じて、前
記第1領域に、建築すべき住宅の平面プランを記載する
ことによって、周囲の住宅からの視線や騒音、臭いがさ
ほど気にならない、間取り、窓や壁の位置を示した平面
プランを提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の住
宅平面プラン計画シートの実施の形態の一例を説明す
る。図1および図2は住宅平面プラン計画シートを示す
もので、図1は1階部分の平面図、図2は2階部分の平
面図である。図1において符号1は第1領域を示し、符
号2a〜2eはそれぞれ第2領域を示す。前記第1領域
1は、建築すべき住宅6の1階部分の平面プランを記載
する領域であり、実際の敷地を所定の縮尺で縮小した長
方形状に描かれている。なお、第1領域1の南側には、
東西に延びる道路3が記載されている。
【0012】前記第1領域1の周囲に配置される第2領
域2a〜2eは、それぞれ、前記建築すべき住宅6の周
囲に既に建築されている住宅の平面プランを記載する領
域であり、これら第2領域2a〜2eには、建築すべき
住宅6側に面する部分の平面プランが記載されている。
前記第2領域2aは、第1領域1の東側に配置される領
域であり、この第2領域2aには、既に建築されている
住宅7の西側の部分が記載されている。具体的には、住
宅7の西側の部分には、和室8が配置されており、この
和室8には窓8aが設けられている。したがって、住宅
7においては、和室8側から前記建築すべき住宅6側に
視線を向けることが可能であるので、第2領域2aに
は、その視線を示すための矢印Aが記載されている。
【0013】前記第2領域2bは、第1領域1の北側に
配置される領域であり、この第2領域2bには、既に建
築されている住宅9の南側の部分が記載されている。具
体的には、住宅9の南側の部分には、和室10と居間1
1が東西に隣接して配置されており、これら和室10と
居間11には、それぞれ窓12が設けられている。した
がって、住宅9においては、和室10と居間11側から
前記建築すべき住宅6側に視線を向けることが可能であ
るので、第2領域2bには、その視線を示すための矢印
Bが記載されている。
【0014】前記第2領域2cは、第1領域1の西側に
配置される領域であり、この第2領域2cには、既に建
築されている住宅13の東側の部分が記載されている。
具体的には、住宅13の東側の部分には、居間14とキ
ッチン15が南北に隣接して配置されており、居間14
には窓14aが設けられ、キッチン15には勝手口扉1
5aが設けられている。したがって、住宅13において
は、居間14から前記建築すべき住宅6側に視線を向け
ることが可能であるので、第2領域2cには、その視線
を示すための矢印Cが記載されている。
【0015】前記第2領域2dは、第1領域1の北東側
に配置される領域であり、この第2領域2dには、既に
建築されている住宅16の南西側の部分が記載されてい
る。具体的には、住宅16の南西側の部分には、居間1
7が配置されており、この居間17には窓17aが設け
られている。したがって、住宅16においては、居間1
7側から前記建築すべき住宅6側に視線を向けることが
可能であるので、第2領域2dには、その視線を示すた
めの矢印Dが記載されている。
【0016】前記第2領域2eは、第1領域1の北西側
に配置される領域であり、この第2領域2eには、既に
建築されている住宅18の南東側の部分が記載されてい
る。具体的には、住宅18の南東側の部分には、居間1
9が配置されており、この居間19の南東側にはテラス
20が設けられている。したがって、住宅18において
は、テラス20側から前記建築すべき住宅6側に視線を
向けることが可能であるので、第2領域2eには、その
視線を示すための矢印Eが記載されている。
【0017】そして、前記第2領域2a〜2eに記載さ
れた既に建築されている住宅7,9,13,16,18
の平面プランおよび道路3に応じて、前記第1領域1
に、建築すべき住宅6の平面プランが記載されている。
すなわち、第1領域1内において、その東側にはリビン
グダイニング21が記載されており、このリビングダイ
ニング21の南側には、掃出し窓21aと縁側21bが
記載されている。また、リビングダイニング21の東側
には、調理台22と窓21cが記載されている。
【0018】上記のようにリビングダイニング21を記
載したのは、第2領域2aに記載されている住宅7から
の視線が矢印Aで示されているので、リビングダイニン
グ21の東側の壁部には通風を確保するための窓21c
を設けているだけで、その他の窓等の開口は敢て設けず
に壁とし、リビングダイニング21の南側の壁部に掃出
し窓21aを設けることによって、前記矢印Aによる視
線がリビングダイニング21内に届かないように、かつ
南側から採光と通風を大きく採るためである。なお、掃
出し窓21aは南側からの採光時間を長くするために、
幅広のものより、むしろ背の高い窓としている。
【0019】さらに、前記第1領域1には、その東側の
部分に生垣23が記載されており、この生垣23によっ
ても、前記矢印Aによる視線がリビングダイニング21
内に届かないように工夫されている。また、第1領域1
の東南角部には、樹木4が記載されており、この樹木2
4によって、矢印Fで示す道路3側からの視線がリビン
グダイニング21内に届かないようになっている。な
お、前記樹木24とリビングダイニング21との間に
は、庭25が記載されており、これによって道路3から
の視線や騒音等を遠ざけるようになっている。また、前
記第2領域2dに記載されている住宅16からの視線が
矢印Dで示されているが、この視線は前記生垣23によ
り敷地内およびリビングダイニング21には届かないよ
うになっている。
【0020】前記第1領域1内において、前記リビング
ダイニング21の北側には、トイレ、洗面室、浴室で構
成された水回り系の部屋26が記載されている。この水
回り系の部屋26の北側には窓27が記載されている。
上記のように水回り系の部屋26を記載したのは、第2
領域2bに記載されている住宅9からの視線が矢印Bで
示されているが、前記水回り系の部屋26にはそれほど
長時間居るわけではないので、前記視線を完全に遮るよ
うな壁とせず、水回り系の部屋26の北側の壁部に通風
と採光を確保するための窓27を設け、この窓27をジ
ャロジー窓にしたり、窓27に面格子等の部品を取付け
ることで、前記矢印Bによる視線をある程度遮断しつつ
通風および採光を確保するためである。
【0021】前記第1領域1内において、前記リビング
ダイニング21の西側には、玄関ホール28を挟んで和
室30が記載されている。この和室30の北側には窓3
2が記載され、南側には掃出し窓33と縁側34が記載
されている。また、第1領域内において、前記和室30
の北側には物置35が記載されており、さらに、西側に
は生垣36が記載されている。
【0022】上記のように和室30を記載したのは、第
2領域2cに記載されている住宅13からの視線が矢印
Cで示されているが、和室30の西側には窓を設けずに
敢て壁とすることで、前記視線を遮断するとともに西日
を避けるためである。また、和室30の北側には窓32
が記載されているが、この窓32の外側に物置35を設
けることで、前記第2領域2bからの矢印Bで示す視線
を遮断するように工夫されている。さらに、和室30の
西側には、前記物置35に通じる通路37が記載されて
いるが、前記生垣36によって、この通路37への、前
記矢印Cで示す視線が遮断されるようになっている。な
お、前記第2領域2eに記載されている住宅18からの
視線が矢印Eで示されているが、この視線は前記生垣3
6と物置35によって遮断されるようになっている。
【0023】上述したように、図1に示す住宅平面プラ
ン計画シートでは、第2領域2a〜2eに記載された1
階部分の平面プランに応じて、建築すべき住宅6の1階
部分の平面プランを第1領域1に記載しているので、顧
客は、周囲の住宅の状況を知ることができる。したがっ
て、周囲の住宅7,9,13,16,18からの視線や
物音を遮ることができる、間取り、窓や壁の位置の選択
が可能になるので、顧客が十分に満足できる平面プラン
を提供することができる。また、前記第1領域1に、建
築すべき住宅6の平面プランの他に、生垣23,36、
樹木24、物置35を記載したので、周囲の住宅と調和
するとともに、周囲の住宅からの視線を遮ることができ
る平面プランを提供することができる。
【0024】図2は、2階部分の平面プランを示すもの
で、図1と同様に、建築すべき住宅6の2階部分の平面
プランを記載する第1領域1と、この第1領域の周囲に
配置され、前記建築すべき住宅6の周囲に既に建築され
ている住宅7,9,13,16,18の2階部分の平面
プランを記載する第2領域2a〜2eとで構成されてい
る。
【0025】前記第2領域2aには、住宅7の西側の部
分が記載されており、その部分には寝室40が記載さ
れ、寝室40の西側には窓40aが記載されている。し
たがって、住宅7においては、寝室40側から前記建築
すべき住宅6側に視線を向けることが可能であるので、
第2領域2aには、その視線を示すための矢印Aが記載
されている。前記第2領域2bには、住宅9の南側の部
分が記載されており、その部分には子供部屋41と寝室
42が東西に隣接して配置されており、これら子供部屋
41と寝室42の南側には、それぞれ窓43が記載され
ている。したがって、住宅9においては、子供部屋41
と寝室42側から前記建築すべき住宅6側に視線を向け
ることが可能であるので、第2領域2bには、その視線
を示すための矢印Bが記載されている。
【0026】前記第2領域2cには、住宅13の東側の
部分が記載されており、その部分には、子供部屋44が
記載されており、この子供部屋44の東側には窓45が
記載されている。したがって、住宅13においては、子
供部屋44から前記建築すべき住宅6側に視線を向ける
ことが可能であるので、第2領域2cには、その視線を
示すための矢印Cが記載されている。前記第2領域2d
には、住宅16の南西側の部分が記載されており、その
部分には、寝室46が記載され、この寝室46の南側に
は窓47が記載されている。したがって、住宅16にお
いては、寝室47側から前記建築すべき住宅6側に視線
を向けることが可能であるので、第2領域2dには、そ
の視線を示すための矢印Dが記載されている。前記第2
領域2eには、住宅18の南東側の部分が記載されてお
り、その部分には子供部屋48が記載され、この子供部
屋48の南東側にはベランダ49が記載されている。し
たがって、住宅18においては、ベランダ49側から前
記建築すべき住宅6側に視線を向けることが可能である
ので、第2領域2eには、その視線を示すための矢印E
が記載されている。
【0027】そして、前記第2領域2a〜2eに記載さ
れた既に建築されている住宅7,9,13,16,18
の2階の平面プランに応じて、前記第1領域1に、建築
すべき住宅6の2階の平面プランが記載されている。す
なわち、第1領域1内において、その東側には子供部屋
50が記載されており、この子供部屋50の南側には掃
出し窓51とルーフバルコニー52が記載されている。
上記のように子供部屋50を記載したのは、第2領域2
aに記載されている住宅7からの視線が矢印Aで示され
ているので、子供部屋50の東側は壁として、窓等の開
口は敢て設けずに、子供部屋50の南側の壁部に掃出し
窓51を設けることによって、前記矢印Aによる視線が
子供部屋50内に届かないように、かつ南側から採光と
通風を大きく採るためである。なお、この子供部屋50
には、その上部にトップライトを設けて、採光量を多く
するようになっている。また、ルーフバルコニー52に
は手摺り壁52aが設けられており、この手摺り壁52
aによって、道路3側からの視線を遮断するようになっ
ている。さらに、前記第2領域2dに記載されている住
宅16からの視線が矢印Dで示されているが、この視線
は子供部屋50の東側の壁によって遮断されるようにな
っている。
【0028】前記第1領域1内において、北側には、ト
イレ53とホール54とが記載されており、その北側に
は窓55が記載されている。上記のようにトイレ53と
ホール54を記載したのは、第2領域2bに記載されて
いる住宅9からの視線が矢印Bで示されているが、前記
トイレ53およびホール54はそれほど長時間居るわけ
ではないので、前記視線を完全に遮るような壁とせず、
北側の壁部に通風と採光を確保するための窓55を設
け、この窓55をジャロジー窓にしたり、窓55に面格
子等の部品を取付けることで、前記矢印Bによる視線を
ある程度遮断しつつ通風および採光を確保するためであ
る。
【0029】前記第1領域1内において、前記子供部屋
50の西側には、寝室56が記載されている。この寝室
56の南側には、掃出し窓57と前記ルーフバルコニー
52が記載され、さらに寝室56の北側にはクローゼッ
ト58が記載されている。また、第1領域内において、
前記寝室56の西側には、前記1階の和室30の屋根と
なる下屋根60が記載されている。
【0030】上記のように寝室56を記載したのは、第
2領域2cに記載されている住宅13からの視線が矢印
Cで示されているが、寝室56の西側には窓を設けずに
敢て壁とすることで、前記視線を遮断するとともに西日
を避けるためである。また、寝室56の西側には下屋根
60が記載されているが、この下屋根60を設けること
により、前記矢印Cで示す視線を遠ざけることができる
とともに、第2領域2cに記載されている子供部屋44
からの物音も遠ざけることができるようになっている。
なお、前記第2領域2eに記載されている住宅18から
の視線が矢印Eで示されているが、この視線は前記寝室
56の西側の壁によって遮断されるようになっている。
【0031】前記図2に示す住宅平面プラン計画シート
でも、図1に示すものと同様に、第2領域2a〜2eに
記載された2階の平面プランに応じて、建築すべき住宅
6の2階の平面プランを第1領域1に記載しているの
で、顧客は、周囲の住宅7,9,13,16,18から
の視線や物音を遮ることができる、間取り、窓や壁の位
置の選択が可能になり、よって顧客が十分に満足できる
平面プランを提供することができる。
【0032】なお、上記の例では、第2領域2a〜2e
には、前記建築すべき住宅6側に面する部分の平面プラ
ンを記載したが、全ての平面プランを記載してもよい。
また、上記の例では、第2領域2a〜2eに、既に建築
されている住宅の平面プランを記載した場合を例にとっ
て説明したが、多数戸の住居を分譲する住宅計画におい
ては、建築予定の住宅の平面プランを第2領域2a〜2
eに記載すればよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の住宅平面プラン計画シートによれば、建築すべき住宅
の平面プランが記載された第1領域の周囲に、第2領域
を配置し、この第2領域に、建築すべき住宅の周囲に既
に建築されているかまたは建築予定の住宅の平面プラン
を記載しているので、顧客は、周囲の住宅の状況を知る
ことができ、よって、周囲の住宅の状況に応じた間取
り、窓や壁の位置の選択が可能になるので、顧客が十分
に満足できる平面プランを提供することができる。
【0034】請求項2の住宅平面プランによれば、前記
第1領域に、建築すべき住宅の平面プランの他に、住宅
の周囲に設けられる、垣、物置等の設置部材を記載して
いるので、周囲の住宅からの視線を遮ることができる平
面プランを提供することができる。
【0035】請求項3の住宅平面プラン計画シートによ
れば、建築すべき住宅側に面する部分の平面プランに応
じて、前記第1領域に、建築すべき住宅の平面プランを
記載しているので、周囲の住宅からの視線や騒音、臭い
を遮断できるか、もしくはさほど気にならない、間取
り、窓や壁の位置を示した平面プランを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の住宅平面プラン計画シートの実施の形
態の一例を示すもので、1階部分の平面プランを示す平
面図である。
【図2】同、2階部分の平面プランを示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 第1領域 2a〜2e 第2領域 6 建築すべき住宅 7,9,13,16,18 周囲の住宅 23,36 生垣(設置物) 35 物置(設置物)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅の平面プランが記載された住宅平面
    プラン計画シートであって、建築すべき住宅の平面プラ
    ンが記載された第1領域と、この第1領域の周囲に配置
    され、前記建築すべき住宅の周囲に既に建築されている
    かまたは建築予定の住宅の、少なくとも前記建築すべき
    住宅側に面する部分の平面プランが記載された第2領域
    とで構成されていることを特徴とする住宅平面プラン計
    画シート。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の住宅平面プラン計画シー
    トにおいて、前記第1領域には、建築すべき住宅の平面
    プランの他に、住宅の周囲に設けられる、垣、物置等の
    設置部材が記載されていることを特徴とする住宅平面プ
    ラン計画シート。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の住宅平面プラン
    計画シートにおいて、前記第2領域に記載された住宅の
    平面プランに応じて、前記第1領域に、建築すべき住宅
    の平面プランが記載されていることを特徴とする住宅平
    面プラン計画シート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008291536A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Misawa Homes Co Ltd 建物
CN104778898A (zh) * 2015-04-22 2015-07-15 皇明洁能控股有限公司 一种太阳能四微窗多功能展示系统

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