JPH0922179A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH0922179A
JPH0922179A JP16967895A JP16967895A JPH0922179A JP H0922179 A JPH0922179 A JP H0922179A JP 16967895 A JP16967895 A JP 16967895A JP 16967895 A JP16967895 A JP 16967895A JP H0922179 A JPH0922179 A JP H0922179A
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JP16967895A
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Fumitake Hirobe
文武 廣部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーとキャリアの比を一定に保った際の実
際のトナー像の濃度変動を防止する。 【解決手段】 基準トナー像の濃度に基づき目標とする
トナーとキャリアの比の値を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置に用いられる現像装置に関し、特に、
トナーとキャリアとを有する2成分現像剤を用いた現像
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に画像形成装置の一例を示す。
【0003】現像剤攪拌搬送手段11、12によって現
像剤担持体である現像スリーブ3の表面に供給された現
像剤をマグネットローラ13の磁力にて磁気ブラシの状
態で保持し、これを現像スリーブ3の回転に基づいて像
担持体である感光ドラム40との対向部の現像領域に搬
送すると共に、現像スリーブ上剤だまり量規制部材であ
る返し部材1及び穂高規制部材であるブレード2で上記
磁気ブラシを穂切りして現像領域に搬送される現像剤量
を適正に維持するようにしたものが提供されている。
【0004】更に詳しく述べると、現像装置9の内部は
垂直方向に延在する隔壁6によって現像室16と攪拌室
17とに区画され、現像室16及び攪拌室17には非磁
性トナーと磁性キャリアを含む2成分現像剤が収容され
ている。
【0005】現像室16及び攪拌室17には上述のよう
にそれぞれスクリュータイプの第1及び第2の現像剤攪
拌搬送手段11、12が配置されている。第1の攪拌搬
送手段11は現像室16内の現像剤を攪拌搬送し、また
第2の攪拌搬送手段12は現像剤濃度制御装置の制御の
もとでトナー補給槽(図示せず)からこの第2の攪拌搬
送手段12の上流側に供給されるトナーと既に攪拌室1
7内にある現像剤とを攪拌搬送し、トナー濃度を均一化
する。隔壁6には図7における手前側と奥側の端部にお
いて現像室16と攪拌室17とを相互に連通させる現像
剤通路(図示せず)が形成されており、第1および第2
の攪拌搬送手段11、12の搬送力により、現像によっ
てトナーが消費されてトナー濃度の低下した現像室16
内の現像剤が他方の通路から攪拌室17内へ移動するよ
うに構成されている。
【0006】図6に示すように、上記スクリュータイプ
の第1の攪拌搬送手段11は、現像室16内の底部に現
像スリーブ3の軸線方向、即ち現像幅方向に沿ってほぼ
平行に配置されており、回転軸の周りに羽根部材をスパ
イラル形状に設けたスクリュー構造とされ、回転して現
像室16内の現像剤を現像室16の底部にて現像スリー
ブ3の軸線方向に沿って一方向に搬送する。また、第2
の攪拌搬送手段12も、このスクリュータイプの第1の
攪拌搬送手段11と同様のスクリュー構造(回転軸の周
りに羽根部材を第1の攪拌搬送手段11とは逆向きにし
てスパイラル形状に設けたスクリュー構造)とされ、攪
拌室17内の底部に第1の攪拌搬送手段11とほぼ平行
に配置され、第1の攪拌搬送手段11と同方向に回転し
て攪拌室17内の現像剤を第1の攪拌搬送手段11とは
反対の方向に搬送する。かくして、第1及び第2の攪拌
搬送手段11、12の回転によって現像剤は現像室16
と攪拌室17との間で循環される。
【0007】このような現像剤の循環の中で、従来、ト
ナーとキャリアの比を検知するために現像剤中のトナー
濃度を検知するトナー濃度検知手段7は現像室16内の
現像スリーブ3の近傍でスラスト方向で手前側に設けら
れていた。トナー濃度検知手段7が奥側でなく手前側に
設けられている理由は、奥側(つまり現像室16内の現
像剤循環の上流側)に設けると下流側でトナーが消費さ
れる場合にトナー濃度の低下の検知ができないが、手前
側に設けると検知位置が現像室16内でスラスト方向下
流側になるのでスラスト方向のどこでトナーが消費され
てもトナー濃度低下の検知が行えるためである。
【0008】
【発明が解決する課題】このように現像剤のトナーとキ
ャリアの比を一定に保っても、キャリアの劣化、環境の
変化等により現像したトナー像の濃度は変動してしま
う。
【0009】そこで感光ドラム上に所定の濃度のパッチ
画像を作成し、画像濃度検知手段19で検知し、この検
知濃度に基づいてトナーを補給することも行なわれてい
るが、1コピーシーケンスが長くなってしまうことや磁
性キャリアからトナーに与える電荷量(以下トリボと略
す)が増える(以下チャージup)ことで画像濃度do
wnが生じ、結果トナー過補給状態を生み、現像剤あふ
れ現象を引き起こしたり、逆にトリボが減ることで画像
濃度がupしてしまいトナー補給停止状態が続き現像
(スリーブ3上の現像剤コート量が著しく不足し画像劣
化を引き起こしてしまうといった欠点があった。
【0010】
【課題を解決する手段】上記課題を解決する本発明は、
トナーとキャリアを有する現像剤を収容する現像容器
と、この現像容器内のトナーとキャリアの比を検知する
比検知手段と、トナーとキャリアの比が所定の目標値と
なるように比検知手段の出力に基づき現像容器内にトナ
ーを補給する補給手段と、を有する現像装置において、
現像後の基準トナー像の濃度を検知する濃度検知手段
と、この濃度検知手段の検知濃度に基づき上記目標値を
変更する変更手段と、を有することを特徴とするもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0012】図1は本発明の実施の形態の現像装置を用
いた画像形成装置である電子写真方式のデジタル複写機
の模式図である。
【0013】図1に示す電子写真方式ディジタル複写機
において、複写されるべき原稿31の画像はレンズ32
によってCCD等の撮像33に投影される。この撮像素
子33は原稿画像を多数の画素に分解し、角画素の濃度
に対応した光変換信号を発生する。撮像素子33から出
力されるアナログ画像信号は画像信号処理回路34に送
られる。ここで各画素毎にその画素の濃度に対応した出
力レベルを有する画素画像信号に変換され、そのパルス
幅変調回路35に送られる。
【0014】このパルス幅変調回路35は入力される画
素画像信号毎に、レベルに対応した幅(時間長)のレー
ザー駆動パルスを形成して出力する。即ち、図2の
(a)に示すように、高濃度の画素画像信号に対しては
より幅の広い駆動パルスWを、低濃度の画素画像信号に
対してはより幅の狭い駆動パルスSを、中濃度の画素画
像信号に対しては中間の幅の駆動パルスIをそれぞれ形
成する。
【0015】パルス幅変調回路35から出力されたレー
ザー駆動パルスは半導体レーザ36に供給され、半導体
レーザー36をそのパルス幅に対応する時間だけ発光さ
せる。従って、半導体レーザ36は高濃度画素に対して
はより長い時間駆動され、低濃度画素に対してはより短
い時間駆動されることになる。それ故、像担持体である
感光ドラム4は、次に説明する光学系によって、高濃度
画素に対しては主走査方向により長い範囲が露光され、
低濃度画素に対しては主走査方向により短い範囲が露光
される。つまり、画素の濃度に対応して静電潜像のドッ
トサイズが異なっている。従って当然のことながら、高
濃度画素に対するトナー消費量は低濃度画素に対するそ
れよりも大である。尚、図2の(d)に低、中、高濃度
画素の静電潜像をそれぞれL、M、Hで示した。
【0016】半導体レーザ36から放射されたレーザ光
36aは、回転多面鏡37によって掃引され、f/θレ
ンズ等のレンズ38及びレーザ光36aを像担持体たる
感光ドラム4方向に指向させる固定ミラー39によっ
て、感光ドラム40上にスポット結像される。かくし
て、レーザ光36aは感光ドラム40の回転ドラムの回
転軸とほぼ平行な方向(主走査方向)にこのドラム40
を走査し、静電潜像を形成することになる。
【0017】感光ドラム40はアモルファスシリコン、
セレン、OPC等の感光層を表面に有し、矢印方向に回
転する電子写真感光体であり、前露光器41で均一に除
電を受けた後、一次帯電器42により均一に帯電され
る。その後、上述した画像情報信号に対応して変調され
たレーザ光で露光走査され、これによって画像信号に対
応した静電画像が形成される。この静電潜像はトナー粒
子とキャリア粒子が混合された2成分現像剤を使用する
現像器44によって反転現像され、可視画像(トナー
像)が形成される。尚、反転現像とは、感光体の光で露
光された領域に、潜像と同極性に帯電したトナーを付着
させてこれを可視化する現像方法である。60はトナー
を収容するホッパー62は現像容器にトナーを補給する
補給スクリュー70は駆動モータである。このトナー像
は2個のローラ45、46間に架張され、図示矢印方向
に無端駆動される転写材担持ベルト47上に保持された
転写材48に転写帯電器49の作用により転写される。
【0018】トナー像が転写された転写材48は転写材
担持ベルト47から分離されて図示しない定着器に搬送
され、永久像に定着される。又、転写後に感光ドラム4
上に残った残留トナーはその後クリーナ50によって除
去される。
【0019】なお、説明を簡単にするために単一の画像
形成ステーション(感光ドラム4、一次帯電器42、現
像器9等を含む)のみを図示するが、カラー画像形成装
置の場合には、例えばシアン、マゼンタ、イエロー、及
びブラックの各色に対する画像形成ステーションが転写
材担持ベルト47上にその移動方向に沿って順次に配列
され、各画像形成ステーションの感光ドラム上に原稿の
画像を色分解した各色毎の静電潜像が順次に形成され、
対応する色トナーを有する現像器で現像され、転写材担
持ベルト47によって保持、搬送される転写材48に順
次に転写されることになる。
【0020】次に現像装置44について説明する。
【0021】図3に示すように、感光ドラム40に対向
して配置された2成分現像装置44は現像剤担持体とし
ての現像スリーブ3、現像剤の供給位置から穂切り位置
まで汲み上げられる現像剤量を規制する剤返し部材1、
現像剤の穂高規制部材としてのブレード2、さらに2成
分現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段7
aを有している。
【0022】現像装置44は現像容器が、垂直方向に延
在する隔壁6によって、現像室16と攪拌室17とに区
画されている。隔壁6の上方部は解放されており、現像
室16で余分となった2成分現像剤が攪拌室17側に回
収されるようになっている。現像室16及び攪拌室17
には非磁性トナーと磁性キャリアを含む2成分現像剤が
収容されている。
【0023】現像室16及び攪拌室17にはそれぞれス
クリュータイプの第1及び第2の現像剤攪拌搬送手段1
1、12が配置されている。第1の攪拌搬送手段11は
現像室16内の現像剤を攪拌搬送し、また第2の攪拌搬
送手段12は、現像剤濃度制御装置のもとでトナー補給
槽(図示せず)から第2の攪拌搬送手段12の上流側に
供給されるトナーと既に攪拌室17内にある現像剤とを
攪拌搬送し、トナー濃度を均一化する。隔壁6には図1
における手前側と奥側の端部において現像室16と攪拌
室17とを相互に連通させる現像剤通路(図示せず)が
形成されており、第1及び第2の攪拌搬送手段11、1
2の搬送力により、現像によってトナーが消費されてト
ナー濃度の低下した現像室16内の現像剤が他方の通路
から攪拌室17内へ移動するように構成されている。
【0024】現像装置44の現像室16には感光ドラム
4に対面した現像領域に相当する位置に開口部が形成さ
れており、この開口部に一部露出するようにして現像ス
リーブ3が回転可能に配置されている。現像スリーブ3
は非磁性材料で構成され、現像動作時には図示矢印方向
に回転し、その内部には磁界発生手段である磁石13が
固定されている。現像スリーブ3はブレード2によって
層厚規制された2成分現像剤の層を担持搬送し、感光ド
ラム40に対向する現像領域で現像剤を感光ドラム40
に供給して潜像を現像する。このとき、現像効率、即ち
感光ドラム上の潜像へのトナーの付与率を向上させるた
めに、現像スリーブ3には電源15から直流電圧と交流
電圧と重畳した現像バイアス電圧が印加される。
【0025】磁石13は、本実施例では、現像磁極N1
と現像剤を搬送する磁極S1、N2、S2、S3とを有
する、また、ブレード2は、アルミニウム(A1)等の
非磁性材料にて構成され、感光ドラム4よりも現像スリ
ーブ3の回転方向上流側に配置されており、現像スリー
ブ3の表面との間の隙間を調整することにより現像スリ
ーブ3上を現像領域へと搬送される現像剤の厚さを規制
する。従って、本実施例においては、ブレード2の先端
部と現像スリーブ3との間を非磁性トナーと磁性キャリ
アの両方が通過して現像領域へと送られる。
【0026】上記スクリュータイプの第1の攪拌搬送手
段11は現像室16内の底部に現像スリーブ3の軸線方
向、即ち現像幅方向に沿ってほぼ平行に配置されてお
り、本実施例では、回転軸の周りに羽根部材をスパイラ
ル形状に設けたスクリュー構造とされ、回転して現像室
16内の現像剤を現像室16の底部にて現像スリーブ3
の軸線方向に沿って一方向に搬送する。また、第2の攪
拌搬送手段12も、このスクリュータイプの第1の攪拌
搬送手段11と同様のスクリュー構造(回転軸の周りに
羽根部材を第1の攪拌搬送手段11とは逆向きにしてス
パイラル形状に設けたスクリュー構造)とされ、攪拌室
17内の底部に第1の攪拌搬送手段11とほぼ平行に配
置され、第1の攪拌搬送手段11と同方向に回転して攪
拌室17内の現像剤を第1の攪拌搬送手段11とは反対
の方向に搬送する。かくして、第1及び第2の攪拌搬送
手段11、12の回転によって現像剤は現像室16と攪
拌室17との間で循環される。
【0027】現像室16内の現像剤は現像スリーブ3に
内蔵された磁石13の働きによって現像スリーブ3に担
持され、ブレード2にて層厚が規制されて現像領域へと
搬送される。現像領域にて現像に供されずに残った現像
剤は現像スリーブ3にて再び現像室16へ搬送され反発
磁極S3、S2により現像スリーブ3上から現像室16
内へ掻き落とされて回収される。
【0028】一方、第1の攪拌搬送手段11の回転に伴
い攪拌搬送された現像剤は反発磁極の片側の磁極S2に
て現像スリーブ3の方向に汲み上げられる。この汲め上
げられる際に剤返し部材1により汲み上げられ、現像ス
リーブ3に搬送される現像剤量がある程度規制される。
【0029】この磁極S2で汲み上げられた現像剤は、
次の磁性N2からの磁界で形成され、現像スリーブ3の
中心方向へ作用し、かつ返し部材1で規制された現像剤
量に応じて決まる磁気拘束力と、現像スリーブ3の回転
方向に作用する搬送力とによりブレード部へ搬送され
る。
【0030】そして、現像剤の汲み上げ位置からブレー
ド部へ搬送される途中の、磁極S2と磁極N2との間で
現像スリーブ3に対向した位置に、トナーとキャリアの
比を検知するために現像剤中のトナー濃度を検知するト
ナー濃度検知手段7aが返し部材1内に組み入れられて
いる。
【0031】図4に示すように、本実施の形態における
トナー濃度検知手段7aは、双方向発光のLED71
a、参照光用受光素子72a、反射光用受光素子73
a、及び検出窓8a、とからなる現像剤反射方式であ
る。そして、その検出窓8aは透明アクリル樹脂で作ら
れており、その現像剤と面している検出面はトナー付着
を防止するため検出面を覆うように離型性樹脂であるP
FAシート81が張り付けられている。
【0032】本実施の形態で用いた非磁性トナーは、ポ
リエステル樹脂80〜90wt%に着色用顔料を5〜1
5wt%、更に負電荷制御剤としてアルキル置換サリチ
ル酸の金属鎖体を分散させた平均5〜11μmのトナー
を用い、これに酸化チタンTiO2 を0.2〜2wt%
外添して使用した。外添剤にはこの他シリカを用いても
よい。
【0033】また、磁性キャリアは任意のフェライトキ
ャリア、特に燒結フェライト粒子が使用される。つま
り、コア材としてZn系フェライト、Ni系フェライ
ト、Cu系フェライト、Mn−Zn系フェライト、Mn
−Mg系フェライト、Cu−Zn系フェライト、Ni−
Znフェライト等を用い、これに摩擦帯電性、環境安定
性、耐久性向上を目的としてアクリル系樹脂を0.5〜
2wt%コートした平均粒径30〜60μmのキャリア
を用いた。コート剤としてはこの他にポリエステル樹
脂、フッ素樹脂、シリコン樹脂等を適宜選択して用いる
ことができる。
【0034】ここで、現像装置のトナー濃度検出手段に
ついて説明する。トナー濃度検知手段は現像容器内のス
ラスト方向で手前側に(図4にて7a)設けられてい
る。この現像剤濃度検知手段7aは、2成分現像剤中の
トナーが赤外光を反射し、逆にキャリアが赤外光を吸収
するという特性を用い、現像容器内の現像剤に現像剤濃
度検知手段7aにより赤外光を照射して反射される赤外
光の反射量を受光素子73aによりモニターし、2成分
現像剤のトナー濃度を算出し、トナー補給を行うことで
トナー濃度の安定維持を図るものである。
【0035】そのトナー補給濃度の制御は、先ず2成分
現像剤を現像容器に投入し、未使用の状態での2成分現
像剤の反射光量による受光素子73aからの出力Sig
−initを測定し、この値を目標値として本体内のメ
モリに格納する。そして、コピーをスタートし、2成分
現像剤の使用が開始されると、コピー1枚毎にその時の
2成分現像剤の反射光量による受光素子73aからの出
力Sig−curを測定する。そして、メモリに格納さ
れているSig−initとの差分ΔSigを計算す
る。
【0036】 ΔSig=(Sig−init)−(Sig−cur) (1) (1)式と予め測定されたトナー濃度1wt%変動当た
りの出力感度値rateにより、その時のトナー濃度の
初期からのずれ量ΔDを算出する。
【0037】ΔD=ΔSig/rate (2) 上記ΔDの計算値により、現像容器内に補給されるトナ
ー量が決定される。つまり、トナー濃度の初期からのず
れ量がマイナスの場合はそのずれ量に見合う分のトナー
量を補給し、又プラスの場合は、補給を停止する。例え
ば、ΔD=−1wt%の時は、1wt%相当のトナーを
補給し、又、ΔD=+1wt%の時は補給をしない。こ
のようにして初期のトナー濃度を維持するような制御が
行われる。
【0038】次に画像濃度検知手段19について説明す
る。
【0039】この画像濃度検知手段は、図1のように画
像形成装置の現像後でありかつ転写部材49の後に感光
ドラム40に対向して設けられている。画像濃度検知手
段19は、前述の現像剤濃度制御法と同様の構成をして
おり図4のように双方向発光のLED71a参照光用受
光素子72a反射光用受光素子73a及び検出窓8aか
らなっており、検出面はトナー付着防止するためのPF
Aシート81が張りつけられている。この構成により感
光ドラム4上のパッチ画像28の反射濃度を検知してい
る。
【0040】2成分現像装置を用いた電子写真複写機で
は図5のように現像剤のトナー濃度が高くなると、画像
濃度が濃くなってくる。更に画像濃度検知手段19は感
光ドラム上の画像濃度に対してマゼンタ、シアン、イエ
ロー(以下色剤)のトナーに対しては図5の曲線Bのよ
うに、ブラックトナーに対しては図5の曲線Aのような
検知出力を示す。
【0041】そのために、現像スリーブ3上のトナー濃
度を1番よく表わしていると考えられるパッチ画像28
の濃度をパッチ検ATRから算出し、そこから求まるト
ナー過剰もしくは不足量を剤反射ATRから求まる現在
の現像剤濃度にフィードバックをかけていくことで暴走
を防ぐ。具体的には初期の現像剤のトナー濃度が6wt
%であるとする。(470gの磁性キャリア+30gト
ナー)トナー濃度検知手段の出力に基づきトナー濃度が
6wt%となるようにトナーが補給された状態でパッチ
検ATRをおこなったところ、画像濃度が初期に比べ下
がっており、初期濃度に戻すにはトナーが5g必要であ
ると判断したとすると現像剤濃度にして−1wt%の状
態であると考えられる。したがって、剤反射ATRの目
標値を6wt%から7wt%に変え、今後この目標値で
剤反射ATRをおこなうことである一定の画像濃度レベ
ルに収束することが可能となる。
【0042】図8に本実施例の形態のフローチャートを
示す。
【0043】尚、トナー濃度をあるレベル以上もしくは
以下にすると剤アフレ・コート不良現象を引き起こす可
能性がある。この問題は、あるトナー濃度レベルのしき
い値を設けることを解決できる。つまり剤反射ATRで
の信号がしきい値に達したところでパッチ検ATRから
の制御を止め、剤反射ATRのみの補給に切り替える。
その際の剤反射ATRの目標値は上限・下限値に固定し
ておくことでよい。そして、パッチ検ATRからの信号
がしきい値旧制御を要求した時に、再び剤反射ATRの
目標値を変更していくことで良好な濃度推移が得られ
た。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像形成時間の増加、トナーのあふれ、過少を生じること
なく、環境変化等の濃度変化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の現像装置を用いた画像形
成装置の模式図。
【図2】PWM制御を説明する図。
【図3】本発明の実施の形態の現像装置の断面図。
【図4】トナー濃度検知センサーの配置を示す図。
【図5】画像濃度に対する検知濃度の出力を示す図。
【図6】画像形成装置の一例を示す図。
【図7】トナー濃度の推移を示す図。
【図8】本発明の実施の形態のフローチャート。
【符号の説明】 7 トナー濃度検知手段 19 画像濃度検知手段 60 ホッパー 62 補給スクリュー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーとキャリアを有する現像剤を収容
    する現像容器と、この現像容器内のトナーとキャリアの
    比を検知する比検知手段と、トナーとキャリアの比が所
    定の目標値となるように比検知手段の出力に基づき現像
    容器内にトナーを補給する補給手段と、を有する現像装
    置において、 現像後の基準トナー像の濃度を検知する濃度検知手段
    と、この濃度検知手段の検知濃度に基づき上記目標値を
    変更する変更手段と、を有することを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】 一連の現像動作終了後に変更手段は目標
    値の変更を行なうことを特徴とする請求項1の現像装
    置。
  3. 【請求項3】 上記検知手段の出力に基づく量のトナー
    を補給し所定の比の状態にあるべき現像剤で現像した基
    準トナー像の濃度に基づき変更手段は目標値を変更する
    ことを特徴とする請求項1もしくは2の現像装置。
JP16967895A 1995-06-29 1995-07-05 現像装置 Withdrawn JPH0922179A (ja)

Priority Applications (2)

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JP16967895A JPH0922179A (ja) 1995-07-05 1995-07-05 現像装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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