JPH09221175A - 青果物包装用紙及び包装容器 - Google Patents
青果物包装用紙及び包装容器Info
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- JPH09221175A JPH09221175A JP3045396A JP3045396A JPH09221175A JP H09221175 A JPH09221175 A JP H09221175A JP 3045396 A JP3045396 A JP 3045396A JP 3045396 A JP3045396 A JP 3045396A JP H09221175 A JPH09221175 A JP H09221175A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- fruits
- vegetables
- permeability
- packaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Cartons (AREA)
- Packages (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】リサイクル可能で、段ボールシートや段ボール
箱の加工が行いやすく、青果物の箱詰めが簡単で、青果
物の鮮度保持機能の高い包装用紙および段ボールを提供
することを目的としている。 【構成】合成樹脂エマルジョンを介して少なくとも2枚
の紙及び又は板紙が貼り合わされた合紙であって、該合
紙の水蒸気透過度が50〜1,000g/m2・24時間・at
m、二酸化炭素透過度が1,000〜100,000cc/m2・24
時間・atm、酸素透過度が1,000〜1,000,000ml/m
2・24時間・atmであることを特徴とする青果物包装
用紙。
箱の加工が行いやすく、青果物の箱詰めが簡単で、青果
物の鮮度保持機能の高い包装用紙および段ボールを提供
することを目的としている。 【構成】合成樹脂エマルジョンを介して少なくとも2枚
の紙及び又は板紙が貼り合わされた合紙であって、該合
紙の水蒸気透過度が50〜1,000g/m2・24時間・at
m、二酸化炭素透過度が1,000〜100,000cc/m2・24
時間・atm、酸素透過度が1,000〜1,000,000ml/m
2・24時間・atmであることを特徴とする青果物包装
用紙。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリサイクル可能な青果物
の鮮度保持包装紙および包装容器に関し、包装容器の一
例としては古紙としてリサイクル可能な、青果物の鮮度
保持段ボール箱があげられる。
の鮮度保持包装紙および包装容器に関し、包装容器の一
例としては古紙としてリサイクル可能な、青果物の鮮度
保持段ボール箱があげられる。
【0002】
【従来の技術】青果物は一般に段ボール箱に詰められて
出荷される場合が多いが、青果物の鮮度保持法として最
近CA(環境ガス制御)貯蔵や簡易CA輸送、MA(Mo
difiedAtmosphere)包装等が行われている。これは青果
物保存および輸送時の環境ガス濃度すなわち酸素ガス濃
度、二酸化炭素ガス濃度、水蒸気濃度をコントロール
し、主に呼吸作用による鮮度劣化を防止しようとするも
のである。
出荷される場合が多いが、青果物の鮮度保持法として最
近CA(環境ガス制御)貯蔵や簡易CA輸送、MA(Mo
difiedAtmosphere)包装等が行われている。これは青果
物保存および輸送時の環境ガス濃度すなわち酸素ガス濃
度、二酸化炭素ガス濃度、水蒸気濃度をコントロール
し、主に呼吸作用による鮮度劣化を防止しようとするも
のである。
【0003】この技術に対応するための従来技術として
は、例えば特開昭54-70457には呼吸作用によって発生す
る追熟作用を有するエチレンガスを、選択的に吸着する
臭素を吸着させた物質を、炭酸ガスの透過度が2,000〜5
0,000ml/m2・24時間であるエチレン酢ビ共重合
体、ポリエチレン、塩化ビニール等のフィルムと共に用
いる方法が開示されている。
は、例えば特開昭54-70457には呼吸作用によって発生す
る追熟作用を有するエチレンガスを、選択的に吸着する
臭素を吸着させた物質を、炭酸ガスの透過度が2,000〜5
0,000ml/m2・24時間であるエチレン酢ビ共重合
体、ポリエチレン、塩化ビニール等のフィルムと共に用
いる方法が開示されている。
【0004】この出願に記載されている密閉容器とは、
具体的にこれらフィルムを段ボール箱にラミネートする
方法、フィルムをサンドイッチした原紙で段ボール箱を
作る方法、段ボール箱の中にフィルムで密閉した青果物
を入れる方法が開示されている。しかしながらこの方法
ではフィルムに密閉する作業に時間がかかること、フィ
ルムをラミネートした段ボール箱はリサイクルが困難で
あること等の欠点を有していた。さらにプラスチックフ
ィルムは水蒸気透過度が低すぎるため、蒸発した水分が
凝縮してかびや腐敗の原因となるという欠点を有してい
た。
具体的にこれらフィルムを段ボール箱にラミネートする
方法、フィルムをサンドイッチした原紙で段ボール箱を
作る方法、段ボール箱の中にフィルムで密閉した青果物
を入れる方法が開示されている。しかしながらこの方法
ではフィルムに密閉する作業に時間がかかること、フィ
ルムをラミネートした段ボール箱はリサイクルが困難で
あること等の欠点を有していた。さらにプラスチックフ
ィルムは水蒸気透過度が低すぎるため、蒸発した水分が
凝縮してかびや腐敗の原因となるという欠点を有してい
た。
【0005】また特公昭61-20254では酸素透過度が5〜1
00ml/m2・24時間、二酸化炭素透過度が10〜500ml
/m2・24時間であるプラスチックフィルムに青果物を
包み、その中にエチレン、酸素、二酸化炭素の吸着剤を
入れる方法が開示されている。しかしながらこの方法も
プラスチックフィルムを使っており、青果物の包装に時
間がかかること及びリサイクルの問題を有していた。
00ml/m2・24時間、二酸化炭素透過度が10〜500ml
/m2・24時間であるプラスチックフィルムに青果物を
包み、その中にエチレン、酸素、二酸化炭素の吸着剤を
入れる方法が開示されている。しかしながらこの方法も
プラスチックフィルムを使っており、青果物の包装に時
間がかかること及びリサイクルの問題を有していた。
【0006】さらに特公平7-99992においては特定のフ
ィルムにより炭酸ガス透過度を8×10-10ml(標準状
態)cm/cm2・秒・cmHg以上で炭酸ガス透過度
/酸素透過度が3.5以上かつ水蒸気透過度が80×10-9
g(標準状態)cm/cm2・秒・cmHg以下である
樹脂層を片面に被覆してなる青果物包装用紙およびこれ
を用いた段ボール箱が開示されている。
ィルムにより炭酸ガス透過度を8×10-10ml(標準状
態)cm/cm2・秒・cmHg以上で炭酸ガス透過度
/酸素透過度が3.5以上かつ水蒸気透過度が80×10-9
g(標準状態)cm/cm2・秒・cmHg以下である
樹脂層を片面に被覆してなる青果物包装用紙およびこれ
を用いた段ボール箱が開示されている。
【0007】この箱もフィルムがあることにより、リサ
イクルに支障をきたすこと、段ボール箱を作るときコル
ゲーターでフィルムに傷がつき、水蒸気透過度や酸素透
過度、二酸化炭素透過度が変化すること、段ボールシー
トを作るときに中芯との接着性が悪いため、特殊な接着
剤を使用しなければならないこと、さらには段ボールシ
ートから段ボール箱を作るときのマニュファクチャラー
ズジョイントの接着に時間がかること等の欠点を有して
いた。
イクルに支障をきたすこと、段ボール箱を作るときコル
ゲーターでフィルムに傷がつき、水蒸気透過度や酸素透
過度、二酸化炭素透過度が変化すること、段ボールシー
トを作るときに中芯との接着性が悪いため、特殊な接着
剤を使用しなければならないこと、さらには段ボールシ
ートから段ボール箱を作るときのマニュファクチャラー
ズジョイントの接着に時間がかること等の欠点を有して
いた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の問題点
を解決し、リサイクル可能で、段ボールシートや段ボー
ル箱の加工が行いやすく、青果物の箱詰めが簡単で、適
度な水蒸気透過性、酸素透過性及び二酸化炭素透過性を
有する青果物の鮮度保持包装用紙および容器を提供する
ことを目的としている。
を解決し、リサイクル可能で、段ボールシートや段ボー
ル箱の加工が行いやすく、青果物の箱詰めが簡単で、適
度な水蒸気透過性、酸素透過性及び二酸化炭素透過性を
有する青果物の鮮度保持包装用紙および容器を提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は合成樹脂エマル
ジョンによって形成された樹脂層を介して少なくとも2
枚の紙及び/又は板紙が貼り合わされた合紙であって、
該合紙の水蒸気透過度が50〜1,000g/m2・24時間・a
tm、二酸化炭素透過度が1,000〜100,000ml/m2・2
4時間・atm、酸素透過度が1,000〜1,000,000ml/
m2・24時間・atmであることを特徴とする青果物包
装用紙およびこの包装用紙を用いてつくられた青果物包
装用容器に関するものである。
ジョンによって形成された樹脂層を介して少なくとも2
枚の紙及び/又は板紙が貼り合わされた合紙であって、
該合紙の水蒸気透過度が50〜1,000g/m2・24時間・a
tm、二酸化炭素透過度が1,000〜100,000ml/m2・2
4時間・atm、酸素透過度が1,000〜1,000,000ml/
m2・24時間・atmであることを特徴とする青果物包
装用紙およびこの包装用紙を用いてつくられた青果物包
装用容器に関するものである。
【0010】青果物の鮮度保持には水蒸気透過度を低く
することが大切であるが、水蒸気透過度が低すぎると包
装容器内に水滴が凝縮し、かびや腐敗を助長することは
前述の通り公知である。また青果物の鮮度保持には呼吸
作用を抑えるために温度を下げること、酸素濃度を下げ
二酸化炭素濃度をある程度高くすることが効果的である
ことも公知である。従来の技術はこれらをプラスチック
フィルムを用いることで達成しようとしていたが、本発
明はリサイクル可能な合成樹脂エマルジョンを用い、水
蒸気透過度と酸素透過度及び二酸化炭素透過度のバラン
スを取った所に特徴がある。
することが大切であるが、水蒸気透過度が低すぎると包
装容器内に水滴が凝縮し、かびや腐敗を助長することは
前述の通り公知である。また青果物の鮮度保持には呼吸
作用を抑えるために温度を下げること、酸素濃度を下げ
二酸化炭素濃度をある程度高くすることが効果的である
ことも公知である。従来の技術はこれらをプラスチック
フィルムを用いることで達成しようとしていたが、本発
明はリサイクル可能な合成樹脂エマルジョンを用い、水
蒸気透過度と酸素透過度及び二酸化炭素透過度のバラン
スを取った所に特徴がある。
【0011】本発明においては二酸化炭素透過度と酸素
透過度の比が2以下になることが好ましい。一般にフィ
ルムの二酸化炭素透過度と酸素透過度は例えば「最新機
能包装実用字典」(フジ・テクノシステム社刊)に記載
があるようにある程度は幅はあるものの二酸化炭素透過
度は酸素透過度の約3倍以上あるのが一般的である。 一方本発明の包装容器は二酸化炭素透過度/酸素透過度
の比が2以下になることが好ましい。塗工量により二酸
化炭素透過度をプラスチックフィルムよりやや高めに設
定した場合、プラスチックフィルムに比較して酸素透過
度もプラスチックフィルムより高くなり、特に呼吸作用
の大きな青果物が酸欠になることを防止する作用を持つ
という特長がある。
透過度の比が2以下になることが好ましい。一般にフィ
ルムの二酸化炭素透過度と酸素透過度は例えば「最新機
能包装実用字典」(フジ・テクノシステム社刊)に記載
があるようにある程度は幅はあるものの二酸化炭素透過
度は酸素透過度の約3倍以上あるのが一般的である。 一方本発明の包装容器は二酸化炭素透過度/酸素透過度
の比が2以下になることが好ましい。塗工量により二酸
化炭素透過度をプラスチックフィルムよりやや高めに設
定した場合、プラスチックフィルムに比較して酸素透過
度もプラスチックフィルムより高くなり、特に呼吸作用
の大きな青果物が酸欠になることを防止する作用を持つ
という特長がある。
【0012】本発明者等は特開平3-10832において合成
樹脂エマルジョンにワックスを混合し、水蒸気透過度を
100〜500g/m2・24時間・atmかつ酸素透過度を10,
000〜1,000,000ml/m2・24時間・atmとすること
により、青果物の鮮度を向上させる方法を開示してい
る。本発明者等はその後さらに青果物の鮮度保持と包装
材料のリサイクル性を研究した結果、エマルジョンにワ
ックスの添加を行わず、水蒸気透過度を50〜1,000g/
m2・24時間・atm、二酸化炭素透過度が1,000〜100,
000ml/m2・24時間・atm、酸素透過度を1,000〜
1,000,000ml/m2・24時間・atmとすることによ
り、貼合性、リサイクル性と鮮度保持性を両立できるこ
とを見いだし、本発明に到達した。
樹脂エマルジョンにワックスを混合し、水蒸気透過度を
100〜500g/m2・24時間・atmかつ酸素透過度を10,
000〜1,000,000ml/m2・24時間・atmとすること
により、青果物の鮮度を向上させる方法を開示してい
る。本発明者等はその後さらに青果物の鮮度保持と包装
材料のリサイクル性を研究した結果、エマルジョンにワ
ックスの添加を行わず、水蒸気透過度を50〜1,000g/
m2・24時間・atm、二酸化炭素透過度が1,000〜100,
000ml/m2・24時間・atm、酸素透過度を1,000〜
1,000,000ml/m2・24時間・atmとすることによ
り、貼合性、リサイクル性と鮮度保持性を両立できるこ
とを見いだし、本発明に到達した。
【0013】上記ガス透過度は、水蒸気透過度が100〜5
00g/m2・24時間・atm、二酸化炭素透過度が10,00
0〜100,000ml/m2・24時間・atm、酸素透過度が1
0,000〜1,000,000ml/m2・24時間・atmがより良
い結果を与える。
00g/m2・24時間・atm、二酸化炭素透過度が10,00
0〜100,000ml/m2・24時間・atm、酸素透過度が1
0,000〜1,000,000ml/m2・24時間・atmがより良
い結果を与える。
【0014】ワックスを添加しないことによりリサイク
ル性が向上するのは、ワックスによるピッチトラブル
や、一度分散されたワックスが抄紙工程で析出し、紙切
れの原因や斑点となって現れることを防止できるからで
ある。またワックスを添加しないことにより、エマルジ
ョンのフィルム形成性が良くなったためか二酸化炭素透
過度が低くなり、酸素透過度とのバランスが良くなっ
て、鮮度保持に寄与したものと推察される。一方ワック
スが添加された系では特に合紙の米坪が低い場合、合紙
された巻取を長期間保存するとワックスが紙の表面に移
行し、段ボールシート作成時に中芯とライナーの接着に
悪影響を与える場合もある。
ル性が向上するのは、ワックスによるピッチトラブル
や、一度分散されたワックスが抄紙工程で析出し、紙切
れの原因や斑点となって現れることを防止できるからで
ある。またワックスを添加しないことにより、エマルジ
ョンのフィルム形成性が良くなったためか二酸化炭素透
過度が低くなり、酸素透過度とのバランスが良くなっ
て、鮮度保持に寄与したものと推察される。一方ワック
スが添加された系では特に合紙の米坪が低い場合、合紙
された巻取を長期間保存するとワックスが紙の表面に移
行し、段ボールシート作成時に中芯とライナーの接着に
悪影響を与える場合もある。
【0015】本発明に用いる合成樹脂エマルジョンとし
ては、SBR系エマルジョン,酢酸ビニル系エマルジョ
ン、アクリル系エマルジョン、ポリ塩化ビニリデン系エ
マルジョン等があげられる。これらのエマルジョンは、
単体で用いても何種類かを混合して用いても良い。また
これらエマルジョンに二酸化チタン、炭酸カルシウム、
クレー、大谷石等の鉱物質を混合しても良い。また、バ
リヤー層が存在することを示すため、合紙エマルジョン
に着色しても良い。
ては、SBR系エマルジョン,酢酸ビニル系エマルジョ
ン、アクリル系エマルジョン、ポリ塩化ビニリデン系エ
マルジョン等があげられる。これらのエマルジョンは、
単体で用いても何種類かを混合して用いても良い。また
これらエマルジョンに二酸化チタン、炭酸カルシウム、
クレー、大谷石等の鉱物質を混合しても良い。また、バ
リヤー層が存在することを示すため、合紙エマルジョン
に着色しても良い。
【0016】上記合成樹脂エマルジョンのTgは、フィ
ルム形成性から20℃以下が好ましい。また平均粒子径
が0.3ミクロン以下のエマルジョンが、バリヤー性と塗
布量の関係で良好な結果を与える。本発明はこれら合成
樹脂エマルジョンを用いた合紙を使用する所に特徴があ
る。すなわち合紙とすることでコルゲーターでのキズに
よるガス透過度の変化を防ぎ、中芯とライナーの接着を
容易にし、製函時の印刷とグルー接着を容易にし、従来
あった諸問題を解決した。また合紙から作られた段ボー
ル箱そのものが適切なガス透過性を有するため、プラス
チックフィルムの使用は必要なく、箱詰めの作業性が大
幅に向上する。また箱の内側は紙であるため、水蒸気が
凝縮した場合でも水滴は紙に吸収され、プラスチックフ
ィルムで包まれている場合よりはるかに鮮度保持に効果
がある。
ルム形成性から20℃以下が好ましい。また平均粒子径
が0.3ミクロン以下のエマルジョンが、バリヤー性と塗
布量の関係で良好な結果を与える。本発明はこれら合成
樹脂エマルジョンを用いた合紙を使用する所に特徴があ
る。すなわち合紙とすることでコルゲーターでのキズに
よるガス透過度の変化を防ぎ、中芯とライナーの接着を
容易にし、製函時の印刷とグルー接着を容易にし、従来
あった諸問題を解決した。また合紙から作られた段ボー
ル箱そのものが適切なガス透過性を有するため、プラス
チックフィルムの使用は必要なく、箱詰めの作業性が大
幅に向上する。また箱の内側は紙であるため、水蒸気が
凝縮した場合でも水滴は紙に吸収され、プラスチックフ
ィルムで包まれている場合よりはるかに鮮度保持に効果
がある。
【0017】本発明の合紙はエマルジョンを接着剤とし
ているため、パルパーでの離解がプラスチックフィルム
に比べて容易であることも本発明の大きな特徴である。
プラスチックフィルムを用いた包装容器はパルパーでプ
ラスチックフィルムがそのまま残るか、数ミリメートル
〜数十センチメートルの薄片となり、リサイクルの工程
に多大な悪影響を与える。
ているため、パルパーでの離解がプラスチックフィルム
に比べて容易であることも本発明の大きな特徴である。
プラスチックフィルムを用いた包装容器はパルパーでプ
ラスチックフィルムがそのまま残るか、数ミリメートル
〜数十センチメートルの薄片となり、リサイクルの工程
に多大な悪影響を与える。
【0018】本発明の合紙は通常のライナーと中芯、ラ
イナーとクラフト紙をはじめ白板紙、上質紙、金属蒸着
紙等エンドユーズによって適切な紙が用いられる。合紙
に用いられるエマルジョンの量は目的とする水蒸気透過
度、酸素透過度、二酸化炭素透過度により適宜決められ
るが、通常は3〜40g/m2であり、10〜20g/
m2が製造上好ましい。合紙はそのままで青果物包装用
容器をつくるために用いられることもあり、また段ボー
ルシートを作るためのライナー、中芯としても用いられ
る。しかしながら中芯として用いる場合は、段ぐりの過
程でガス透過性が変化するおそれがあるのでライナーと
して用いる方が好ましい。本発明の段ボール箱には保冷
効果を向上させる目的で、輻射熱を避けるため銀印刷や
アルミ粉体の印刷、ガス透過性を損なわない程度のアル
ミ箔貼合を行っても良い。
イナーとクラフト紙をはじめ白板紙、上質紙、金属蒸着
紙等エンドユーズによって適切な紙が用いられる。合紙
に用いられるエマルジョンの量は目的とする水蒸気透過
度、酸素透過度、二酸化炭素透過度により適宜決められ
るが、通常は3〜40g/m2であり、10〜20g/
m2が製造上好ましい。合紙はそのままで青果物包装用
容器をつくるために用いられることもあり、また段ボー
ルシートを作るためのライナー、中芯としても用いられ
る。しかしながら中芯として用いる場合は、段ぐりの過
程でガス透過性が変化するおそれがあるのでライナーと
して用いる方が好ましい。本発明の段ボール箱には保冷
効果を向上させる目的で、輻射熱を避けるため銀印刷や
アルミ粉体の印刷、ガス透過性を損なわない程度のアル
ミ箔貼合を行っても良い。
【0019】以下実施例により本発明をさらに詳しく説
明する。
明する。
【0020】実施例1 本州製紙RKライナー160gの裏面にTg13℃、平
均粒径0.17ミクロンのSBRエマルジョンを固形分換算
で13g/m2塗布し、110g/m2の中芯原紙を貼り
わせ、合紙を作った。この合紙の水蒸気透過度、二酸化
炭素透過度、酸素透過度を測定した。なお透湿度はJIS
K7129(A)法、二酸化炭素透過度と酸素透過度はGLサイ
エンス社製GPM−250を用いて測定した。次にこの
合紙を段ボールの表ライナーと裏ライナーとし、中芯に
米坪200g/m2の強化中芯を使用して段ボールシー
トをつくりさらに、段ボール箱を作成した。箱の中に5
℃に冷やされたリンゴを入れ、20℃、65%の雰囲気
中に5日間保管し、リンゴ箱の中の酸素ガス濃度、二酸
化炭素ガス濃度、リンゴの温度を測定した。また30
℃、90%R.H.の雰囲気中に1日保管したときの品
温と5日保管した時のリンゴの表面を観察した。結果を
表1に示す。
均粒径0.17ミクロンのSBRエマルジョンを固形分換算
で13g/m2塗布し、110g/m2の中芯原紙を貼り
わせ、合紙を作った。この合紙の水蒸気透過度、二酸化
炭素透過度、酸素透過度を測定した。なお透湿度はJIS
K7129(A)法、二酸化炭素透過度と酸素透過度はGLサイ
エンス社製GPM−250を用いて測定した。次にこの
合紙を段ボールの表ライナーと裏ライナーとし、中芯に
米坪200g/m2の強化中芯を使用して段ボールシー
トをつくりさらに、段ボール箱を作成した。箱の中に5
℃に冷やされたリンゴを入れ、20℃、65%の雰囲気
中に5日間保管し、リンゴ箱の中の酸素ガス濃度、二酸
化炭素ガス濃度、リンゴの温度を測定した。また30
℃、90%R.H.の雰囲気中に1日保管したときの品
温と5日保管した時のリンゴの表面を観察した。結果を
表1に示す。
【0021】実施例2、3、4 実施例1のSBRに替えて酢酸ビニルエマルジョン、ア
クリルエマルジョンを用いて合紙を作成し、この合紙よ
り作った段ボール箱を使用して同様の評価を行い、実施
例2および3とした。また実施例1で用いた合紙を段ボ
ール箱の表ライナーのみに使用し、裏ライナーとしてR
K280(通常のライナー)を使用した段ボール箱を実
施例4とした。結果を表1に示す。
クリルエマルジョンを用いて合紙を作成し、この合紙よ
り作った段ボール箱を使用して同様の評価を行い、実施
例2および3とした。また実施例1で用いた合紙を段ボ
ール箱の表ライナーのみに使用し、裏ライナーとしてR
K280(通常のライナー)を使用した段ボール箱を実
施例4とした。結果を表1に示す。
【0022】比較例1、2、3、4、5 通常のライナーと中芯より製造された段ボール箱を用い
た場合を比較例1、通常のライナーの表に30ミクロンの
ポリエチレンをラミネートしたライナーと中芯より製造
した段ボール箱を比較例2、通常のライナーの裏に30ミ
クロンのポリエチレンをラミネートしたライナーと中芯
より製造された段ボール箱を比較例3、通常のライナー
と中芯より製造された段ボール箱に30ミクロンのポリエ
チレンの袋を入れた段ボール箱を比較例4として実施例
1と同様の試験を行った。比較例1および比較例4の水
蒸気透過度、二酸化炭素透過度、酸素透過度は、合紙ラ
イナーとポリエチレンの袋について測定した。比較例5
はアクリルエマルジョンにワックスを配合し、アクリ
ル:ワックス(配合比70:30)の混合物を実施例3
と同様13g/m2塗布し、合紙を作成し、これより段
ボール箱を製造した。結果を表2に示す。
た場合を比較例1、通常のライナーの表に30ミクロンの
ポリエチレンをラミネートしたライナーと中芯より製造
した段ボール箱を比較例2、通常のライナーの裏に30ミ
クロンのポリエチレンをラミネートしたライナーと中芯
より製造された段ボール箱を比較例3、通常のライナー
と中芯より製造された段ボール箱に30ミクロンのポリエ
チレンの袋を入れた段ボール箱を比較例4として実施例
1と同様の試験を行った。比較例1および比較例4の水
蒸気透過度、二酸化炭素透過度、酸素透過度は、合紙ラ
イナーとポリエチレンの袋について測定した。比較例5
はアクリルエマルジョンにワックスを配合し、アクリ
ル:ワックス(配合比70:30)の混合物を実施例3
と同様13g/m2塗布し、合紙を作成し、これより段
ボール箱を製造した。結果を表2に示す。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】段ボールシートの貼合性に関しては、比較
例2はラミネートされたポリエチレンがコルゲーターの
熱で溶けてしまった。また比較例3はライナーの内側に
ついてポリエチレンがラミネートされているため、中芯
と接着できず段ボールシートが得られなかった。比較例
5はワックス成分が紙の表面に移行したためか、やや接
着が甘かった。段ボール箱の製函適性に関しては、比較
例2はポリエチレンが表面にあるため通常の酢酸ビニル
接着剤では接着できなかった。青果物の箱詰めは比較例
4はポリエチレンの袋を箱に入れ、その中にリンゴを詰
めるため実施例1に比べ2倍の時間を要した。5日後の
リンゴの状態は比較例1は表面に黒変がみられた。比較
例4はポリエチレンの袋に水滴が付着し、リンゴにこの
水滴がついた所は黒変していた。実施例1、2、3、4
は段ボール箱は湿っていたが水滴は見られず、リンゴの
黒変もなかった。
例2はラミネートされたポリエチレンがコルゲーターの
熱で溶けてしまった。また比較例3はライナーの内側に
ついてポリエチレンがラミネートされているため、中芯
と接着できず段ボールシートが得られなかった。比較例
5はワックス成分が紙の表面に移行したためか、やや接
着が甘かった。段ボール箱の製函適性に関しては、比較
例2はポリエチレンが表面にあるため通常の酢酸ビニル
接着剤では接着できなかった。青果物の箱詰めは比較例
4はポリエチレンの袋を箱に入れ、その中にリンゴを詰
めるため実施例1に比べ2倍の時間を要した。5日後の
リンゴの状態は比較例1は表面に黒変がみられた。比較
例4はポリエチレンの袋に水滴が付着し、リンゴにこの
水滴がついた所は黒変していた。実施例1、2、3、4
は段ボール箱は湿っていたが水滴は見られず、リンゴの
黒変もなかった。
【0026】実施例5、比較例6 チンゲンサイについて実施例4の箱を用いた試験を実施
例5とし、一般段ボールを用いた試験を比較例6とし
た。テストは35℃の雰囲気中に1日放置しガス濃度と
葉の外観を観察した。結果を表3に示す。
例5とし、一般段ボールを用いた試験を比較例6とし
た。テストは35℃の雰囲気中に1日放置しガス濃度と
葉の外観を観察した。結果を表3に示す。
【0027】
【表3】
【0028】実施例6、比較例7 実施例2で用いた段ボール箱にブロッコリーを詰めてテ
ープで密封し、20℃で5日間保管したものを実施例
6、一般段ボールにポリ袋を入れ、その中にブロッコリ
ーを入れて密封したものを比較例7とし、ガス濃度、ブ
ロッコリーへの水滴の付着状況、外観等を観察した。結
果を表4に示す。
ープで密封し、20℃で5日間保管したものを実施例
6、一般段ボールにポリ袋を入れ、その中にブロッコリ
ーを入れて密封したものを比較例7とし、ガス濃度、ブ
ロッコリーへの水滴の付着状況、外観等を観察した。結
果を表4に示す。
【0029】
【表4】
【0030】
【発明の効果】本発明はリサイクル可能で、段ボールシ
ートや段ボール箱の加工が行いやすく、青果物の箱詰め
が簡単で、青果物の鮮度保持機能の高い包装用紙および
段ボールを提供することが出来る。さらに本発明の段ボ
ール箱は通常の段ボール箱に比べ断熱効果に優れている
ため、低温輸送後外気に接した時の保冷効果も良い。
ートや段ボール箱の加工が行いやすく、青果物の箱詰め
が簡単で、青果物の鮮度保持機能の高い包装用紙および
段ボールを提供することが出来る。さらに本発明の段ボ
ール箱は通常の段ボール箱に比べ断熱効果に優れている
ため、低温輸送後外気に接した時の保冷効果も良い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B65D 85/50 D21H 1/02 A (72)発明者 竹山 三郎 東京都江戸川区東篠崎2−3−2 本州製 紙株式会社開発研究所内 (72)発明者 海野 義雄 愛知県名古屋市港区築三町3丁目6番地 本州製紙株式会社名古屋化学事業所内
Claims (5)
- 【請求項1】合成樹脂エマルジョンによって形成された
樹脂層を介して少なくとも2枚の紙及び/又は板紙が貼
り合わされた合紙であって、該合紙の水蒸気透過度が50
〜1,000g/m2・24時間・atm、二酸化炭素透過度が
1,000〜100,000ml/m2・24時間・atm、酸素透過
度が1,000〜1,000,000ml/m2・24時間・atmであ
ることを特徴とする青果物包装用紙。 - 【請求項2】合成樹脂エマルジョンが20℃以下のガラ
ス転移温度(Tg;以下同)を有し、平均粒径が0.3ミ
クロン以下であることを特徴とする請求項1に記載の青
果物包装用紙。 - 【請求項3】ライナーの少なくとも一方が請求項1また
は2に記載の青果物包装用紙である段ボールシートから
つくられた青果物包装用段ボール箱。 - 【請求項4】請求項1または2に記載の青果物包装用紙
からなる青果物包装用容器。 - 【請求項5】二酸化炭素透過度と酸素透過度の比が2以
下である請求項1〜4のいずれかに記載の青果物包装用
紙又は青果物包装用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3045396A JPH09221175A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 青果物包装用紙及び包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3045396A JPH09221175A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 青果物包装用紙及び包装容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09221175A true JPH09221175A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12304337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3045396A Pending JPH09221175A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 青果物包装用紙及び包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09221175A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004107811A (ja) * | 2002-09-17 | 2004-04-08 | Rengo Co Ltd | 紙コーティング用塗工剤、並びにこれを用いた熱反射紙及び保冷段ボール |
CN106049189A (zh) * | 2016-08-02 | 2016-10-26 | 白山虹桥纸业有限公司 | 一种硅藻土果蔬保鲜纸 |
JP2017507047A (ja) * | 2014-02-18 | 2017-03-16 | ジョージア パシフィック コンスーマー プロダクツ エルピー | 保護バリアならびにそれらを作製する方法および使用する方法 |
JP2019006500A (ja) * | 2017-06-21 | 2019-01-17 | 旭化成株式会社 | 青果物の包装体、保存装置及び保存方法 |
CN114007941A (zh) * | 2019-06-12 | 2022-02-01 | 珀弗泰科有限公司 | 用于保存呼吸农产品的包装物和方法 |
-
1996
- 1996-02-19 JP JP3045396A patent/JPH09221175A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004107811A (ja) * | 2002-09-17 | 2004-04-08 | Rengo Co Ltd | 紙コーティング用塗工剤、並びにこれを用いた熱反射紙及び保冷段ボール |
JP2017507047A (ja) * | 2014-02-18 | 2017-03-16 | ジョージア パシフィック コンスーマー プロダクツ エルピー | 保護バリアならびにそれらを作製する方法および使用する方法 |
US10407832B2 (en) | 2014-02-18 | 2019-09-10 | Gpcp Ip Holdings Llc | Protection barriers and methods for making and using same |
CN106049189A (zh) * | 2016-08-02 | 2016-10-26 | 白山虹桥纸业有限公司 | 一种硅藻土果蔬保鲜纸 |
JP2019006500A (ja) * | 2017-06-21 | 2019-01-17 | 旭化成株式会社 | 青果物の包装体、保存装置及び保存方法 |
CN114007941A (zh) * | 2019-06-12 | 2022-02-01 | 珀弗泰科有限公司 | 用于保存呼吸农产品的包装物和方法 |
CN114007941B (zh) * | 2019-06-12 | 2024-06-11 | 珀弗泰科有限公司 | 用于保存呼吸农产品的包装物和方法 |
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