JPH09220870A - 平版印刷版支持体の製造方法 - Google Patents
平版印刷版支持体の製造方法Info
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- JPH09220870A JPH09220870A JP3222696A JP3222696A JPH09220870A JP H09220870 A JPH09220870 A JP H09220870A JP 3222696 A JP3222696 A JP 3222696A JP 3222696 A JP3222696 A JP 3222696A JP H09220870 A JPH09220870 A JP H09220870A
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Abstract
し、クロスストロークがほとんど目立たず、印刷性能が
良好な平版印刷版用支持体の製造方法を提供すること。 【解決手段】 アルミニウム支持体を、酸性電解液中
で、交番波形電流を使用して電気化学的に粗面化する工
程において、交番電流の1サイクル当たりの陽極時間を
tF、陰極時間tR、陽極電流がピーク値まで達する時間
をtFP、陰極電流がピーク値まで達する時間をtRP、陽
極電流のピーク値の50%迄達する時間をt FHP、陰極
電流がピーク値の50%迄達する時間をtRHPとする
と、tFHP≦0.15tF、0.2tF<tFP≦0.4
tF、tRHP≦0.15tR、0.2tR<tRP≦0.4t
Rとする。
Description
体の製造方法に関するものであり、特にアルミニウム、
アルミニウム合金を用いた製造方法に関するものであ
る。
印刷版用支持体としては、アルミニウム、アルミニウム
合金が用いられている。一般に、アルミニウム板を平版
印刷版基板として使用するためには、感光材との適度な
密着性と保水性を有し、更に均一に粗面化されているこ
とが必要である。均一に粗面化されているということ
は、生成されたピットの大きさが適度に揃っており、か
つその様なピットが全面均一に生成していることが必要
である。また、このピットは、版材の印刷性能である汚
れ難さ、耐刷性等著しい影響を及ぼし、その良否は版材
製造上重要な要素になっている。
化、化学的粗面化、電気化学的粗面化等があるが、電気
化学的粗面化法としては、交流電解エッチング法が一般
的に採用されており、電流波形としては、普通の正弦波
交流電流、矩形波などの特殊交番波形電流が用いられて
いる。そして、黒鉛等適当な電極を対極とし、交流電流
により粗面化処理を行っている。電気化学的粗面化処理
は通常1回おこなわれるが、必要に応じては同じ処理を
2回繰り返したり、異なる条件で粗面化処理を重ねあわ
せたり求める性能にたいして各種方法で粗面化が行われ
ている。
提案されているが、電源波形に関するものも数々の方法
が提案されている。例えば特殊電源波形を使った粗面化
方法(特開昭53−67507号公報)、交流を使い陽
極時と陰極時の電気量の比率を工夫した粗面化方法(特
開昭54−65607号公報)、電源波形に関する(特
開昭55−25381号公報)、単位面積の通電量の組
み合わせ(特開昭56−29699号公報)、クロスス
トロークを改善した(特開平2−298300号公報)
などがあり、特公昭61−60797号公報では、アル
ミニウム板に陽極時時間、陰極時時間の内、少なく共電
圧か0となる様な休止時間を有する交番波形電圧を印加
し、陽極時電気量が陰極時電気量よりも大きくなる様に
電流を流すことにより、均一な粗面が得られると記載さ
れている。また、本発明者等は電流波形の立ち上がり時
間を急峻にすることで均一なピットを生成することを提
案し(特開平3−79799号公報)、更に常に一定の
粗面化条件を得、クロスストロークも目立たない電解処
理(特開平6−88299号公報)を提案した。
いては、均一なピットを生成するという意味では非常に
優れた方法であり、合金成分のあるアルミニウム板を大
量に用いる場合、合金成分のバラツキ等に対してバラツ
キが少なく、かつ印刷性能に優れた基板を得る為には非
常に優れた方式であるが、電流のピーク値迄に達する時
間が短く、それに見合う電圧を印加しなければならず、
電源に使用する素子も高い耐電圧が必要、かつコストも
非常に高く、また、クロスストロークの発生を抑えるこ
とが課題として残っている。
特開平2−298300号公報において、電源周波数を
調整してクロスストロークを所定範囲内にすることが開
示されている。しかし、この方法は、ラインスピードに
よって周波数を変化させなければならず、その為粗面化
の程度がそれによって異なること、またクロスストロー
クのコントラストが大きく、改善の程度は不十分であっ
た。
開平6−88299号公報によって、ラインスピード、
周波数、給電電極の先端部距離の諸条件を所定値にする
ことで、クロスストロークがほとんど目立たなく出来る
ことを提案している。
ストロークをめだたなくさせる為には大きな効果が得ら
れたが、昨今の多品種対応から、各種のラインスピード
を設定する必要があり、それに応じて給電部距離等を変
更しなければならず、切り替えのロスが非常に大きく、
また、更に均一さに関するユーザーからの要求が益々増
大し、クロスストロークを更に目立たなくする必要が出
てくるとともに、より印刷性能を向上させた平版印刷版
が必要となっている。
おいて、生産性を損なうことなく、またより安いコスト
でクロスストロークを大幅に向上させ、更に、印刷性能
としては耐刷力を持った平版印刷版を提供することにあ
る。
決する為に、電流波形に着目し、より均一にしかも耐刷
力のあるピットを作成し、クロスストロークのほとんど
目立たない基板を作成する平版印刷版支持体の製造方法
を提供するものである。すなわち、アルミニウム支持体
を、酸性電解液中で、交番波形電流を使用して電気化学
的に粗面化する方法において、1サイクル当たりの陽極
時間をtF、陰極時間tR、陽極電流がピーク値まで達す
る時間をtFP、陰極電流がピーク値まで達する時間をt
RP、陽極電流のピーク値の50%迄達する時間を
tFHP、陰極電流のピーク値の50%迄達する時間をt
RHPとすると、tFHP≦0.15tF、0.2tF<tFP≦
0.4t F、tRHP≦0.15tR、0.2tR<tRP≦
0.4tRである工程を備えることによって達成され
る。
たは塩酸を主体にした液であり、濃度は5g/l〜50
g/l、アルミニウム濃度は、1g/l〜50g/l、
温度は、10度〜60度、電解電流密度は、10A/dm2
〜80A/dm2が望ましい。また、電解液中のアルミニウ
ム濃度は、アルミニウム支持体がアノード反応で溶解し
たものと、場合によっては予め硝酸アルミニウム等で調
液したものである。また、大量生産を考え、操業スピー
ド、ピット均一性を考える場合、周波数が50HZ〜7
0HZでかつtF≒tRであることが特に重要である。
アルミニウム及びアルミニウム合金が使われ、アルミニ
ウム合金としては、シリカ、マンガン、銅、マグネシウ
ム、クロム、亜鉛、ニッケル等含まれている。本発明の
前に表面を洗浄する意味でアルカリエッチングが行われ
るが、事前に機械的粗面化を行っても良い。アルミニウ
ム表面に圧延油がある場合に事前に脱脂しても良い。圧
延油の除去の為にはトリクレン等の溶剤が用いられる。
また、水酸化アルミニウム、水酸化カリウム等アルカリ
溶液でエッチングする方法も広く用いられている。
ン、液体ホーニング、ワイヤーグレイン等各種方法があ
り、求める粗さによって各種選択される。いずれにして
も、本発明で使用される電解粗面化法における前アルカ
リエッチングが実施される。好ましいアルカリ材として
は、苛性ソーダ、メタ珪酸ソーダ、炭酸ソーダ、グルコ
ンソーダ等であり、濃度1%〜40%、温度は20度〜
90度、時間は2秒〜5分、また、その中に含まれてい
るアルミ濃度は20%以下が溶解性、長期安定性から望
ましい。好ましいアルミニウム溶解量としては、機械的
粗面化を事前に行った場合2g/m2以上20g/m2以下
が望ましく、機械的粗面化を行わない場合、0.01g
/m2以上8g/m2以下であり、特にマンガン等不純物が
多い場合、0.01g/m2以上1g/m2以下が望まし
い。
ウム板の表面にアルカリに不溶な分質(スマット)が残
存するので、必要に応じてデスマット処理を行う。デス
マット方法としては、特公昭56−11316号公報の
様に硫酸を使った方法、硝酸で行う方法等各種提案され
ている。
発明として酸性電解液中で交番波形電流を使用し電気化
学的に粗面化される。本発明で使用される酸性電解液
は、硝酸または塩酸を主体にした液であり、濃度は5g
/l〜50g/l、アルミニウム濃度は、1g/l〜5
0g/l、温度は、10度〜60度、電解電流密度は、
10A/dm2〜80A/dm2が望ましい。また、電解液中の
アルミニウム濃度は、アルミニウム支持体がアノード反
応で溶解したものと、場合によっては予め硝酸アルミニ
ウム等で調液したものである。また、この硝酸、塩酸に
アンモニア等含まれても良い。
ー、電解セル等のインダクタンス成分によって決まって
くるが、電流のピーク値の50%の電流値まで達する時
間が、陽極時間をtF、陰極時間tRの0.1%以上15
%以内、また、ピーク電流まで達する時間が、陽極時間
をtF、陰極時間tRの20%以上40%である必要があ
る。すなわち、本発明の骨子は、ピーク値迄の50%迄
でピット生成性の多くの部分が決まることを見いだし、
ピーク値の50%以降において、クロスストローク向上
の電源波形からの向上方法を見いだし、これらを電源波
形として、実施している。
施形態を説明する。電流波形としては、図1の様な交番
波形が用いられるが、それぞれの電流のピーク値を
IFP,IRPとすると、電流がそれぞれのピーク値すなわ
ちIFP,IRPまで達する時間をそれぞれtFP、tRP、陽
極電流のピーク値の50%迄達する時間をtFHP、陰極
電流のピーク値迄達する時間をtRHPとするとtFHP≦
0.15tF、0.2tF<tFP≦0.4tF、tRHP≦
0.15tR、0.2tR<tRP≦0.4tRということ
である。また、周波数は、f=1/tF+tRであること
はいうまでもない。
8−28123号公報、英国特許896563号明細書
に記載されている。上記電解グレイニングは、従来正弦
波形の交流電流を用いるものであるが、特開昭52−5
8602号公報に記載されているような特殊な波形を用
いて行ってもよい。また、特開昭55−158298、
特開昭56−28898、特開昭52−58602、特
開昭52−152302、特開昭54−85802、特
開昭60−190392、特開昭58−120531、
特開昭63−176187各号公報、特開平1−588
9、特開平1−280590、特開平1−11848
9、特開平1−148592、特開平1−17849
6、特開平1−188315、特開平1−15479
7、特開平2−235794、特開平3−26010
0、特開平3−253600、特開平4−72079、
特開平4−72098、特開平3−267400、特開
平1−141094各号公報に記載の方法も適用でき
る。
ンサーにて提案されているものも使用できる。例えば、
米国特許4276129、同4676879各号明細書
等である。
米国特許第4671859、同466576、同466
1219、同4618405、同462628、同46
00482、同4566960、同4566958、同
4566959、同4416972、同437471
0、同4336113、同4184932各号明細書等
に記載の電解液も使用できる。電解槽、電源としては、
色々提案されているが、米国特許第4203637号明
細書、特開昭56−123400、特開昭57−597
70、特開昭53−12738、特開昭53−3282
1、特開昭53−32822、特開昭53−3282
3、特開昭55−122896、特開昭55−1328
84、特開昭62−127500、特開平1−5210
0、特開平1−52098、特開昭60−67700、
特開平1−230800、特開平3−257199各号
公報等がある。また、上述した特許以外にも、色々提案
されている。例えば、特開昭52−58602、特開昭
52−152302、特開昭53−12738、特開昭
53−12739、特開昭53−32821、特開昭5
3−32822、特開昭53−32833、特開昭53
−32824、特開昭53−32825、特開昭54−
85802、特開昭55−122896、特開昭55−
132884、特公昭48−28123、特公昭51−
7081、特開昭52−133838、特開昭52−1
33840、特開昭52−133844、特開昭52−
133845、特開昭53−149135、特開昭54
−146234各号公報に記載のもの等ももちろん適用
できる。
応じて、アルカリまたは、酸にて処理を行なう。特開昭
56−51388号公報に記載のようにアルカリ処理
し、特開昭53−12739号公報記載のように硫酸に
よってデスマット処理を行なう。また、特開昭53−1
15302号公報記載のように燐酸処理したり、特開昭
60−8091、特開昭63−176188、特開平1
−38291、特開平1−127389、特開平1−1
88699、特開平3−177600、特開平3−12
6891、特開平3−191100各号公報等に記載の
ものも用いることが出来る。
面に、陽極酸化皮膜を形成させるのが好ましい。電解液
としては、硫酸、燐酸、クロム酸、しゅう酸、スルファ
ミン酸、ベンゼンスルホン酸等あるいは、これら2種類
以上組み合わせた水溶液または非水溶液中で、アルミニ
ウムを陽極として電流を流すと、アルミニウム表面に、
陽極酸化皮膜を形成させることが出来る。陽極酸化の処
理条件は、使用される電解液によって種々変化するの
で、一概にいえないが一般的には、電解液の濃度が、1
〜80重量%、液温5〜70℃、電流密度0.5〜60
A/cm2、電圧1〜100V、電解時間15秒〜50分が
適当である。電解装置としては、特開昭48−2663
8、特開昭47−18739、特公昭58−24517
各号公報等に紹介されている。また、特開昭54−81
133、特開昭57−47894、特開昭57−512
89、特開昭57−51290、特開昭57−5430
0、特開昭57−136596、特開昭58−1074
98、特開昭60−200256、特開昭62−136
596、特開昭63−176494、特開平4−176
897、特開平4−280997、特開平6−2072
99、特開平5−24377、特開平5−32083、
特開平5−125597、特開平5−195291各号
公報に書かれている方法ももちろん使用できる。処理液
としては、特開平3−253596、特開昭62−82
089、特開平1−133794、特開昭54−324
24、特開平5−42783各号公報等の液ももちろん
使用できる。
各支持体と感光組成物との密着を最適なものとするため
に、陽極酸化皮膜をエッチングした後、水蒸気並びに、
熱水で封孔処理をして、経時安定性の良い、現像性の良
好な、非画像部の汚れのない感光性印刷版を与える支持
体の封孔処理装置があり、(特公昭56−12518号
公報)この様な装置で皮膜生成後処理を行なっても良
い。また、特開平4−4194号、特開平5−2024
96、特開平5−179482各号公報等の装置、方法
で封孔処理を行なっても良い。
に記載されている弗化ジルコニウム酸カリウム処理、米
国特許第3201247号明細書に記載されているホス
ホモリブデート処理、英国特許第1108559号に記
載されているアルキルチタネート処理、独国特許第10
91433号明細書に記載されているポリアクリル酸処
理、独国特許第1134093号明細書や英国特許第1
230447号明細書に記載されているポリビニルホス
ホン酸処理、特公昭44−6409号公報に記載されて
いるホスホン酸処理、米国特許第3307951号明細
書に記載されているフィチン酸処理、特開昭58−16
893号や特開昭58−18291号の各公報に記載さ
れている親油性有機高分子化合物と2価の金属との塩に
よる処理や、米国特許第3860426号明細書に記載
されているように、水溶性金属塩(例えば酢酸亜鉛な
ど)を含む親水性セルロース(例えばカルボキシメチル
セルロースなど)の下塗り層を設けたり、特開昭59−
101651号公報に記載されているスルホン酸基を有
する水溶性重合体の下塗りによって親水化処理を行った
ものや、特開昭62−019494号公報に記載されて
いるリン酸塩、特開昭62−033692号公報に記載
されている水溶性エポキシ化合物、特開昭62−097
892号公報に記載のリン酸変性デンプン、特開昭63
−056498号公報に記載のジアミン化合物、特開昭
63−130391号公報記載のアミノ酸の無機または
有機酸、特開昭63−145092号公報に記載のカル
ボキシル基または水酸基を含む有機ホスホン酸、特開昭
63−165183号公報に記載のアミノ基とホスホン
酸基を有する化合物、特開平2−316290号公報に
記載の特定のカルボン酸誘導体、特開平1−27259
4号公報に記載のリン酸エステル、特開平3−2615
92号公報に記載の1個のアミノ基とリンの酸素酸基1
個を持つ化合物、特開平3−215095号公報に記載
のリン酸エステル、特開平5−246171号公報に記
載のフェニルホスホン酸などの脂肪族または芳香族ホス
ホン酸、特開平1−307745号公報に記載のチオサ
リチル酸のようなS原子を含む化合物、特開平4−82
673号公報に記載のリン酸の酸素酸のグループを持つ
化合物などの下塗りや、特開昭60−64352号公報
に記載されている酸性染料による着色を行なう事もでき
る。
ても良い。他に、米国特許第2,946,638号明細
書に記載されている弗化ジルコニウム酸カリウム処理、
米国特許第3,201,247号明細書に記載されてい
るホスホモリブデート処理、英国特許第1,108,5
59号に記載されているアルキルチタネート処理、独国
特許第1,091,433号明細書に記載されているポ
リアクリル酸処理、独国特許第1,134,093号明
細書や英国特許第1,230,447号明細書に記載さ
れているポリビニルホスホン酸処理、特公昭44−64
09号公報に記載されているホスホン酸処理、米国特許
第3,307,951号明細書に記載されているフィチ
ン酸処理、特開昭58−16893号や特開昭58−1
8291号の各公報に記載されている親油性有機高分子
化合物と2価の金属との塩による処理や、米国特許第
3,860,426号明細書に記載されているように、
水溶性金属塩(例えば酢酸亜鉛など)を含む親水性セル
ロース(例えばカルボキシメチルセルロースなど)の下
塗り層を設けたり、特開昭59−101651号公報に
記載されているスルホン酸基を有する水溶性重合体の下
塗りによって親水化処理を行ったものや、特開昭62−
019494号公報に記載されているリン酸塩、特開昭
62−033692号公報に記載されている水溶性エポ
キシ化合物、特開昭62−097892号公報に記載の
リン酸変性デンプン、特開昭63−056498号公報
に記載のジアミン化合物、特開昭63−130391号
公報記載のアミノ酸の無機または有機酸、特開昭63−
145092号公報に記載の−COOHまたは−OHを
含む有機ホスホン酸、特開昭63−165183号公報
に記載のアミノ基とホスホン酸基を有する化合物、特開
平2−316290号公報に記載の特定のカルボン酸誘
導体、特開平3−215095号公報に記載のリン酸エ
ステル、特開平3−261592号公報に記載の1個の
アミノ基とリンの酸素酸基1個を持つ化合物、特開平3
−215095号公報に記載のリン酸エステル、特開平
5−246171号公報に記載のフェニルホスホン酸な
どの脂肪族または芳香族ホスホン酸、特開平1−307
745号公報に記載のチオサリチル酸のようなS原子を
含む化合物、特開平4−282637号公報に記載のリ
ンの酸素酸のグループを持つ化合物などの下塗りや、特
開昭60−64352号公報に記載されている酸性染料
による着色を行なう事もできる。
層を設けて感光性平版印刷版とすることができる。 〔I〕o−ナフトキノンジアジドスルホン酸エステルお
よびフェノール・クレゾール混合のノボラック樹脂を含
有する感光層を設ける場合。o−キノンジアジド化合物
はo−ナフトキノンジアジド化合物であり、例えば、米
国特許第2,766,118号、同第2,767,09
2号、同第2,772,972号、同第2,8590,
112号、同第3,102,809号、同第3,10
6,465号、同第3,635,709号、同第3,6
47,443号の各明細書をはじめ、多数の刊行物に記
されており、これらは、好適に使用することができる。
これらの内でも、特に芳香族ヒドロキシ化合物のo−ナ
フトキノンジアジドスルホン酸エステルまたはo−ナフ
トキノンジアジドカルボン酸エステル、及び芳香族アミ
ノ化合物のo−ナフトキノンジアジドスルホン酸アミド
またはo−ナフトキノンジアジドカルボン酸アミドが好
ましく、特に米国特許第3,635,709号明細書に
記載されているピロガロールとアセトンとの縮合物にo
−ナフトキノンジアジドスルホン酸エステルを反応させ
たもの、米国特許第4,028,111号明細書に記さ
れている末端にヒドロキシ基を有するポリエステルにo
−ナフトキノンジアジドスルホン酸、またはo−ナフト
キノンジアジドカルボン酸をエステル反応させたもの、
英国特許第1,494,043号明細書に記されている
ようなp−ヒドロキシスチレンのホモポリマーまたはこ
れと他の共重合し得るモノマーとの共重合体にo−ナフ
トキノンジアジドスルホン酸、またはo−ナフトキノン
ジアジドカルボン酸をエステル反応させたもの、米国特
許第3,759,711号明細書に記されているような
p−アミノスチレンと他の共重合し得るモノマーとの共
重合体にo−ナフトキノンジアジドスルホン酸、または
o−ナフトキノンジアジドカルボン酸をアミド反応させ
たものは非常に優れている。
独で使用することができるが、アルカリ可溶性樹脂と、
混合して用いた方が好ましい。好適なアルカリ可溶性樹
脂には、ノボラック型フェノール樹脂が、含まれ、具体
的には、フェノールホルムアルデヒド樹脂、o−クレゾ
ールホルムアルデヒド樹脂、m−クレゾールホルムアル
デヒド樹脂、などが含まれる。さらに米国特許第4,0
28,111号明細書に記されているように上記のよう
なフェノール樹脂と共に、t−ブチルフェノールホルム
アルデヒド樹脂のような炭素数3〜8のアルキル基で置
換されたフェノールまたはクレゾールとホルムアルデヒ
ドとの縮合物を併用すると、より一層好ましい。
o−ナフトキノンジアジド−4−スルホニルクロライ
ド、p−ジアゾジフェニルアミンの無機アニオン塩、ト
リハロメチルオキサジアゾール化合物、ベンゾフラン環
を有するトリハロメチルオキサジアゾール化合物等の化
合物などが添加される。一方画像の着色剤としては、ビ
クトリアブルーBOH、クリスタルバイオレット、オイ
ルブルー、等のトリフェニルメタン染料が用いられる。
また、特開昭62−293247号公報に記載されてい
る染料は特に好ましい。
253号公報に記載されているような炭素数3〜15の
アルキル基で置換されたフェノール、例えばt−ブチル
フェノール、N−オクチルフェノール、t−ブチルフェ
ノールとホルムアルデヒドとを縮合させたノボラック樹
脂、または、このようなノボラック樹脂のo−ナフトキ
ノンジアジド−4−または−5−スルホン酸エステル
(例えば、特開昭61−242446号公報に記載され
ている)を含有させることができる。
開昭62−251740号公報に記載されているような
非イオン界面活性剤を含有させることができる。以上の
組成物は、上記各成分を溶解する溶媒に溶かして支持体
上に塗布する。ここで使用する溶媒としては、エチレン
ジクロライド、シクロヘキサノン、メチルエチルケト
ン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレン
グリコールモノエチルエーテル、2−メトキシエチルア
セテート、1−メトキシ−2−プロパノール、1−メト
キシ−2−プロピルアセテート、乳酸メチル、乳酸エチ
ル、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、ジ
メチルホルムアミド、水、N−メチルピロリドン、テト
ラヒドロフルフリルアルコール、アセトン、ジアセトン
アルコール、メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、ジエチレングリコールジメチルエーテルなどがあ
り、これらの溶媒を単独あるいは混合して使用する。
形分として0.5〜3.0g/m2設けられる。
分子化合物を含有する感光層を設ける場合。ジアゾ樹脂
としては、例えばp−ジアゾジフェニルアミンとホルム
アルデヒドまたはアセトアルデヒドの縮合物と、ヘキサ
フルオロリン酸塩、テトラフルオロホウ酸塩との有機溶
媒可溶の反応生成物であるジアゾ樹脂無機塩、または米
国特許第3300309号明細書に記載されているよう
な、前記縮合物とスルホン酸類例えばパラトルエンスル
ホン酸またはその塩、ホスフィン酸類例えばベンゼンホ
スフィン酸またはその塩、ヒドロキシル基含有化合物例
えば、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸
またはその塩等の反応生成物である有機溶媒可溶性ジア
ゾ樹脂有機酸塩等が挙げられる。
る他のジアゾ樹脂は、カルボキシル基、スルホン酸基、
スルフィン酸基、リンの酸素酸基およびヒドロキシル基
のうち少なくとも一つの有機基を有する芳香族化合物
と、ジアゾニウム化合物、好ましくは芳香族ジアゾニウ
ム化合物とを構造単位として含む共縮合体である。そし
て上記の芳香族環としては、好ましくはフェニル基、ナ
フチル基をあげることができる。
ルフィン酸基、リンの酸素酸基、及びヒドロキシル基の
うち少なくとも一つを含有する芳香族化合物としては種
々のものが挙げられるが、好ましいのは、4−メトキシ
安息香酸、3−クロロ安息香酸、2,4−ジメトキシ安
息香酸、p−フェノキシ安息香酸、4−アニリノ安息香
酸、フェノキシ酢酸、フェニル酢酸、p−ヒドロキシ安
息香酸、2,4−ジヒドロキシ安息香酸、ベンゼンスル
ホン酸、p−トルエンスルフィン酸、1−ナフタレンス
ルホン酸、フェニルリン酸、フェニルホスホン酸であ
る。前述の共縮合ジアゾ樹脂の構成単位をなす芳香族ジ
アゾニウム化合物には、例えば特公昭49−48001
号公報に挙げられているようなジアゾニウム塩を用いる
ことができるが、特に、ジフェニルアミン−4−ジアゾ
ニウム塩類が好ましい。
は、4−アミノ−ジフェニルアミン類から誘導される
が、このような4−アミノ−ジフェニルアミン類として
は、4−アミノ−ジフェニルアミン、4−アミノ−3−
メトキシ−ジフェニルアミン、4−アミノ−2−メトキ
シ−ジフェニルアミン、4’−アミノ−2−メトキシ−
ジフェニルアミン、4’−アミノ−4−メトキシ−ジフ
ェニルアミン、4−アミノ−3−メチルジフェニルアミ
ン、4−アミノ−3−エトキシ−ジフェニルアミン、4
−アミノ−3−β−ヒドロキシエトキシジフェニルアミ
ン、4−アミノ−ジフェニルアミン−2−スルホン酸、
4−アミノ−ジフェニルアミン−2−カルボン酸、4−
アミノ−ジフェニルアミン−2’−カルボン酸等が挙げ
られ、特に好ましくは、3−メトキシ−4−アミノ−4
−ジフェニルアミン、4−アミノ−ジフェニルアミンで
ある。
合ジアゾ樹脂以外のジアゾ樹脂として、特開平4−18
559号、特開平3−163551号、及び特開平3−
253857号各公報に記載された酸基を含有するアル
デヒドまたはそのアセタール化合物で縮合したジアゾ樹
脂も好ましく用いることができる。
樹脂と安定に塩を形成し、かつ該樹脂を有機溶媒に可溶
となすアニオンを含む。これらは、デカン酸及び安息香
酸等の有機カルボン酸、フェニルリン酸等の有機リン酸
及びスルホン酸を含み、典型的な例としては、メタンス
ルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸などのフルオ
ロアルカンスルホン酸、ラウリルスルホン酸、ジオクチ
ルスルホコハク酸、ジシクロヘキシルスルホコハク酸、
カンファースルホン酸、トリルオキシ−3−プロパンス
ルホン酸、ノニルフェノキシ−3−プロパンスルホン
酸、ノニルフェノキシ−4−ブタンスルホン酸、ジブチ
ルフェノキシ−3−プロパンスルホン酸、ジアミルフェ
ノキシ−3−プロパンスルホン酸、ジノニルフェノキシ
−3−プロパンスルホン酸、ジブチルフェノキシ−4−
ブタンスルホン酸、ジノニルフェノキシ−4−ブタンス
ルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、
メシチレンスルホン酸、p−クロロベンゼンスルホン
酸、2,5−ジクロロベンゼンスルホン酸、スルホサリ
チル酸、2,5−ジメチルベンゼンスルホン酸、p−ア
セチルベンゼンスルホン酸、5−ニトロ−o−トルエン
スルホン酸、2−ニトロベンゼンスルホン酸、3−クロ
ロベンゼンスルホン酸、3−ブロモベンゼンスルホン
酸、2−クロロ−5−ニトロベンゼンスルホン酸、ブチ
ルベンゼンスルホン酸、オクチルベンゼンスルホン酸、
デシルベンゼンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン
酸、ブトキシベンゼンスルホン酸、ドデシルオキシベン
ゼンスルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾ
フェノン−5−スルホン酸、イソプロピルナフタレンス
ルホン酸、ブチルナフタレンスルホン酸、ヘキシルナフ
タレンスルホン酸、オクチルナフタレンスルホン酸、ブ
トキシナフタレンスルホン酸、ドデシルオキシナフタレ
ンスルホン酸、ジブチルナフタレンスルホン酸、ジオク
チルナフタレンスルホン酸、トリイソプロピルナフタレ
ンスルホン酸、トリブチルナフタレンスルホン酸、1−
ナフトール−5−スルホン酸、ナフタリン−1−スルホ
ン酸、ナフタリン−2−スルホン酸、1,8−ジニトロ
−ナフタレン−3,6−ジスルホン酸、ジメチル−5−
スルホイソフタレート等の脂肪族並びに芳香族スルホン
酸、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェ
ノン、1,2,3−トリヒドロキシベンゾフェノン、
2,2’,4−トリヒドロキシベンゾフェノン等の水酸
基含有芳香族化合物、ヘキサフルオロリン酸、テトラフ
ルオロホウ酸等のハロゲン化ルイス酸、ClO4、IO4
等の過ハロゲン酸等が挙げられるが、これらに限られる
ものではない。これらの中で、特に好ましいものは、ブ
チルナフタレンスルホン酸、ジブチルナフタレンスルホ
ン酸、ヘキサフルオロリン酸、2−ヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、ドデシルベン
ゼンスルホン酸である。
のモル比及び縮合条件を種々変えることにより、その分
子量は任意の値として得ることができるが、本発明の目
的とする使途に有効に供するためには分子量が約400
〜100,000のもの、好ましくは約800〜8,0
00のものが適当である。
は、下記(1)〜(17)に示すモノマーをその構造単
位とする通常1〜20万の分子量をもつ共重合体が挙げ
られる。 (1)芳香族水酸基を有するアクリルアミド類、メタク
リルアミド類、アクリル酸エステル類、メタクリル酸エ
ステル類及びヒドロキシスチレン類、例えばN−(4−
ヒドロキシフェニル)アクリルアミドまたはN−(4−
ヒドロキシフェニル)メタクリルアミド、o−,m−,
p−ヒドロキシスチレン、o−,m−,p−ヒドロキシ
フェニル−アクリレートまたはメタクリレート、(2)
脂肪族水酸基を有するアクリル酸エステル類、及びメタ
クリル酸エステル類、例えば2−ヒドロキシエチルアク
リレートまたは2−ヒドロキシエチルメタクリレート、
4−ヒドロキシブチルメタクリレート、(3)アクリル
酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、イタコン酸等の不
飽和カルボン酸、(4)アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アク
リル酸アミル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸シクロ
ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ベンジル、
アクリル酸−2−クロロエチル、グリシジルアクリレー
ト、N−ジメチルアミノエチルアクリレート等の(置
換)アルキルアクリレート、(5)メチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、
ブチルメタクリレート、アミルメタクリレート、シクロ
ヘキシルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、グ
リシジルメタクリレート、N−ジメチルアミノエチルメ
タクリレート等の(置換)アルキルメタクリレート、
(6)アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロ
ールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミ
ド、N−エチルアクリルアミド、N−ヘキシルメタクリ
ルアミド、N−シクロヘキシルアクリルアミド、N−ヒ
ドロキシエチルアクリルアミド、N−フェニルアクリル
アミド、N−ニトロフェニルアクリルアミド、N−エチ
ル−N−フェニルアクリルアミド等のアクリルアミドも
しくはメタクリルアミド類、(7)エチルビニルエーテ
ル、2−クロロエチルビニルエーテル、ヒドロキシエチ
ルビニルエーテル、プロピルビニルエーテル、ブチルビ
ニルエーテル、オクチルビニルエーテル、フェニルビニ
ルエーテル等のビニルエーテル類、(8)ビニルアセテ
ート、ビニルクロロアセテート、ビニルブチレート、安
息香酸ビニル等のビニルエステル類、(9)スチレン、
α−メチルスチレン、クロロメチルスチレン等のスチレ
ン類、(10)メチルビニルケトン、エチルビニルケト
ン、プロピルビニルケトン、フェニルビニルケトン等の
ビニルケトン類、(11)エチレン、プロピレン、イソブ
チレン、ブタジエン、イソブレン等のオレフィン類、
(12)N−ビニルピロリドン、−N−ビニルカルバゾー
ル、4−ビニルピリジン、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル等、(13)マレイミド、N−アクリロイルア
クリルアミド、N−アセチルメタクリルアミド、N−プ
ロピオニルメタクリルアミド、N−(p−クロロベンゾ
イル)メタクリルアミド等の不飽和イミド、(14)N−
(o−アミノスルホニルフェニル)メタクリルアミド、
N−(m−アミノスルホニルフェニル)メタクリルアミ
ド、N−(p−アミノ)スルホニルフェニルメタクリル
アミド、N−(1−(3−アミノスルホニル)ナフチ
ル)メタクリルアミド、N−(2−アミノスルホニルエ
チル)メタクリルアミド等のメタクリル酸アミド類、及
び上記と同様の置換基を有するアクリルアミド類、ま
た、o−アミノスルホニルフェニルメタクリレート、m
−アミノスルホニルフェニルメタクリレート、p−アミ
ノスルホニルフェニルメタクリレート、1−(3−アミ
ノスルホニルナフチル)メタクリレート等のメタクリル
酸エステル類、及び上記と同様の置換基を有するアクリ
ル酸エステル類などの不飽和スルホンアミド、(15)N
−(2−(メタクリロイルオキシ)−エチル)−2,3
−ジメチルマレイミド、ビニルシンナメート、などの、
側鎖に、架橋性基を有する不飽和モノマー。更に、上記
モノマーと共重合し得るモノマーを共重合させてもよ
い。
細書に記載されているフェノール樹脂および例えばポリ
ビニルフォルマール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂の
ようなポリビニルアセタール樹脂。(17)ポリウレタン
をアルカリ可溶化した特公昭54−19773号、特開
昭57−94747号、同60−182437号、同6
2−58242号、同62−123452号、同62−
123453号、同63−113450号、特開平2−
146042号公報に記載された高分子化合物。
万である。また上記共重合体には必要に応じて、ポリビ
ニルブチラール樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹
脂、エポキシ樹脂、ノボラック樹脂、天然樹脂等を添加
してもよい。
視画像と現像後の可視画像を得ることを目的としてさら
に色素を用いることができる。該色素としては、例え
ば、ビクトリアピュアブルーBOH〔保土谷化学社
製〕、オイルブルー#603〔オリエント化学工業社
製〕、パテントピュアブルー〔住友三国化学社製〕、ク
リスタルバイオレット、ブリリアントグリーン、エチル
バイオレット、メチルバイオレット、メチルグリーン、
エリスロシンB、ベイシックフクシン、マラカイトグリ
ーン、オイルレッド、m−クレゾールパープル、ローダ
ミンB、オーラミン、4−p−ジエチルアミノフェニル
イミナフトキノン、シアノ−p−ジエチルアミノフェニ
ルアセトアニリド等に代表されるトリフェニルメタン
系、ジフェニルメタン系、オキサジン系、キサンテン
系、イミノナフトキノン系、アゾメチン系またはアント
ラキノン系の色素が有色から無色あるいは異なる有色の
色調へ変化する変色剤の例として挙げられる。
ては、ロイコ色素及び、例えばトリフェニルアミン、ジ
フェニルアミン、o−クロロアニリン、1,2,3−ト
リフェニルグアニジン、ナフチルアミン、ジアミノジフ
ェニルメタン、p,p’−ビス−ジメチルアミノジフェ
ニルアミン、1,2−ジアニリノエチレン、p,p’,
p”−トリス−ジメチルアミノトリフェニルメタン、
p,p’−ビス−ジメチルアミノジフェニルメチルイミ
ン、p,p’,p”−トリアミノ−o−メチルトリフェ
ニルメタン、p,p’−ビス−ジメチルアミノジフェニ
ル−4−アニリノナフチルメタン、p,p’,p”−ト
リアミノトリフェニルメタンに代表される第1級または
第2級アリールアミン系色素が挙げられる。特に好まし
くは、トリフェニルメタン系、ジフェニルメタン系色素
が有効に用いられ、さらに好ましくはトリフェニルメタ
ン系色素であり、特にビクトリアピュアブルーBOHで
ある。
加物を加えることができる。例えば、塗布性を改良する
ためのアルキルエーテル類(例えばエチルセルロース、
メチルセルロース)、フッ素系界面活性剤類や、ノニオ
ン系界面活性剤(特にフッ素系界面活性剤が好まし
い)、塗膜の柔軟性、耐摩耗性を付与するための可塑剤
(例えばブチルフタリル、ポリエチレングリコール、ク
エン酸トリブチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチ
ル、フタル酸ジヘキシル、フタル酸ジオクチル、リン酸
トリクレジル、リン酸トリブチル、リン酸トリオクチ
ル、オレイン酸テトラヒドロフルフリル、アクリル酸ま
たはメタクリル酸のオリゴマー及びポリマー、この中で
特にリン酸トリクレジルが好ましい)、画像部の感脂性
を向上させるための感脂化剤(例えば特開昭55−52
7号公報記載のスチレン−無水マレイン酸共重合体のア
ルコールによるハーフエステル化物、p−t−ブチルフ
ェノール−ホルムアルデヒド樹脂などのノボラック樹
脂、p−ヒドロキシスチレンの50%脂肪酸エステル
等)、安定剤{例えば、リン酸、亜リン酸、有機酸(ク
エン酸、シュウ酸、ジピコリン酸、ベンゼンスルホン
酸、ナフタレンスルホン酸、スルホサリチル酸、4−メ
トキシ−2−ヒドロキシベンゾフェノン−5−スルホン
酸、酒石酸等)}、現像促進剤(例えば高級アルコー
ル、酸無水物等)等が好ましく用いられる。
は、感光性ジアゾ樹脂、親油性高分子化合物、及び必要
に応じて種々の添加剤の所定量を適当な溶媒(メチルセ
ロソルブ、エチルセロソルブ、ジメトキシエタン、ジエ
チレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリ
コールジメチルエーテル、1−メトキシ−2−プロパノ
ール、メチルセロソルブアセテート、アセトン、メチル
エチルケトン、メタノール、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミド、シクロヘキサノン、ジオキサン、
テトラヒドロフラン、乳酸メチル、乳酸エチル、エチレ
ンジクロライド、ジメチルスルホキシド、水またはこれ
らの混合物等)中に溶解させ感光性組成物の塗布液を調
整し、これを支持体上に塗布、乾燥すればよい。
セロソルブ、1−メトキシ−2−プロパノール、乳酸メ
チルのような高沸点溶媒と、メタノール、メチルエチル
ケトンのような低沸点溶媒との混合物とするとさらに好
ましい。塗布する際の感光性組成物の固形分濃度は1〜
50重量%の範囲とすることが望ましい。この場合、感
光性組成物の塗布量は、おおむね、0.2〜10g/m2
(乾燥重量)程度とすればよくさらに好ましくは、0.
5〜3g/m2とするとよい。
合性感光性組成物をふくむ感光層を設ける場合 光二量化型感光性組成物としてはマレイミド基やシンナ
ミル基、シンナモイル基、シンナミリデン基、シンナミ
リデンアセチル基やカルコン基などを側鎖、または主鎖
に有するポリマーが挙げられ、マレイミド基を側鎖に有
するポリマーとして、特開昭52−988号(対応米国
特許第4,079,041号)公報や、独国特許第2,
626,769号明細書、ヨーロッパ特許第21,01
9明細書、ヨーロッパ特許第3,552明細書や、ディ
ー・アンゲバンドゥテ・マクロモレクラーレ・ケミー(D
ie Angewandte Makromolekulare Chemie)115 (1983)
の163〜181ページに記載されているポリマーや、
特開昭49−128991号、同49−128992
号、同49−128993号、同50−5376号、同
50−5377号、同50−5379号、同50−53
78号、同50−5380号、同53−5298号、同
53−5299号、同53−5300号、同50−50
107号、同51−47940号、同52−13907
号、同50−45076号、同52−121700号、
同50−10884号、同50−45087号、独国特
許第2,349,948号、同第2,616,276号
各公報に記載されているポリマーなどを挙げることがで
きる。
または膨潤性とするためには、カルボン酸・スルホン
酸、リン酸、ホスホン酸、及びこれらのアルカリ金属塩
やアンモニウム塩、及びアルカリ水に対し解離するpK
aが6〜12の酸基などを、ポリマー中に含めたものが
有用である。必要により上記酸基を有するモノマー1〜
3種類と、マレイミド基を有するモノマーを共重合させ
ることもできる。
30〜300の範囲が好ましく、このような酸価を有す
るポリマーの中でも、ディー・アンゲバンドゥテ・マク
ロモレクラーレ・ケミー(Die Angewandte Makromolekul
are Chemie)128 (1984)の71〜91ページに記載さ
れているような、N−〔2−(メタクリロイルオキシ)
エチル〕−2,3−ジメチルマレイミドとメタクリル酸
あるいはアクリル酸との共重合体が有用である。更にこ
の共重合体の合成に際して第3成分のビニルモノマーを
共重合することによって目的に応じた多元共重合体を容
易に合成することができる。例えば、第3成分のビニル
モノマーとして、そのホモポリマーのガラス転移点が室
温以下のアルキルメタクリレートやアルキルアクリレー
トを用いることによって、共重合体に柔軟性を与えるこ
とができる。
デン基、シンナミリデンアセチル基やカルコン基などを
側鎖、または主鎖に有する光架橋性ポリマーとしては、
米国特許第3,030,208号、米国特許出願70
9,496号、同第828,455号の各明細書の記載
されている感光性ポリエステルがある。
溶化したものとしては、次のようなものがあげられる。
即ち、特開昭60−191244号公報中に記載されて
いるように感光性ポリマーを挙げることができる。更
に、特開昭62−175729号、特開昭62−175
730号、特開昭63−25443号、特開昭63−2
18944号、特開昭63−218945号の各公報に
記載されている感光性ポリマーなどを挙げることができ
る。
用することが出来るが、そのような増感剤としてはベン
ゾフェノン誘導体、ベンズアンスロン誘導体、キノン
類、芳香族ニトロ化合物、ナフトチアゾリン誘導体、ベ
ンゾチアゾリン誘導体、チオキサントン類、ナフトチア
ゾール誘導体、ケトクマリン化合物、ベンゾチアゾール
誘導体、ナフトフラノン化合物、ビリリウム塩、チアビ
リリウム塩などを挙げることが出来る。このような感光
層には必要に応じて塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプ
ロピレン、ポリアクリル酸アルキルエステル、アクリル
酸アルキルエステル、アクリロニトリル、塩化ビニル、
スチレン、ブタジエンなどのモノマーの少なくとも一種
との共重合体、ポリアミド、メチルセルロース、ポリビ
ニルホルマール、ポリビニルブチラール、メタクリル酸
共重合体、アクリル酸共重合体、アクリル酸共重合体、
イタコン酸共重合体などの結合剤や、ジブチルフタレー
ト、ジヘキシルフタレートなどのフタル酸ジアルキルエ
ステル、オリゴエチレングリコールアルキルエステル、
リン酸エステルなどの可塑剤などを使用することが出来
る。また、感光層の着色を目的として、染料もしくは顔
料や焼出し剤としてpH指示薬等を添加するのも好まし
い。
ルボン酸及びその塩、不飽和カルボン酸と脂肪族多価ア
ルコール化合物とのエステル、不飽和カルボン酸と脂肪
族多価アミン化合物とのアミドなどが挙げられる。
タルドニル化合物、α−カルボニル化合物、アシロイン
エーテル、α−位が炭化水素で置換された芳香族アシロ
イン化合物、多核キノン化合物、トリアリルイミダゾー
ルダイマー/p−アミノフェニルケトンの組み合わせ、
ベンゾチアゾール系化合物、トリハロメチル−s−トリ
アジン化合物、アクリジン及びフェナジン化合物、オキ
サジアゾール化合物などが含まれ、これらとともに、ア
ルカリ水可溶性または膨潤性で、かつフィルム形成可能
な高分子重合体としては、ベンジル(メタ)アクリレー
ト/(メタ)アクリル酸/必要に応じてその他の付加重
合性ビニルモノマー共重合体、メタクリル酸/メタクリ
ル酸メチル(またはメタクリル酸エステル)共重合体、
無水マレイン酸共重合体にペンタエリスリトールトリア
クリレートを半エステル化が付加させたものや酸性ビニ
ル共重合体などが挙げられる。
れているZnO感光層を用いることもできる。また、特
開昭56−161550号、特開昭60−186847
号、特開昭61−238063号公報などに記載されて
いる電子写真感光体を用いた感光層を用いてもよい。
後の乾燥重量で、約0.1〜約7g/m2、好ましくは
0.5〜4g/m2の範囲である。
着性を高めるためや、現像後に感光層が残らないように
するため、またはハレーションを防止するなどの目的
で、必要に応じて中間層を設けてもよい。密着性向上の
ためには、一般に中間層は、ジアゾ樹脂や、例えばアル
ミに吸着するリン酸化合物、アミノ化合物、カルボン酸
化合物などからなっている。現像後に感光層が残存しな
いように溶解性の高い物質からなる中間層は、一般に溶
解性の良好なポリマーや、水溶性ポリマーからなってい
る。更にハレーション防止のためには、中間層は一般に
染料やUV吸収剤を含む。中間層の厚さは任意であり、
露光した時に、上層の感光層と均一な結合形成反応を行
い得る厚みでなければならない。通常、乾燥個体で約1
〜100mg/m2の塗布割合がよく、5〜40mg/m2が特
に良好である。
けられた突起物により構成されるマット層を設けること
もできる。マット層の目的は密着露光におけるネガ画像
フィルムと感光性平版印刷版との真空密着性を改良する
ことにより、真空引き時間を短縮し、さらに密着不良に
よる露光時の微小網点のつぶれを防止することである。
−12974号公報に記載されているパウダリングされ
た固体粉末を熱融着する方法、特開昭58−18263
6号公報に記載されているポリマー含有水をスプレーし
乾燥させる方法などがあり、どの方法でもよいが、マッ
ト層自体が実質的に有機溶剤を含まない水性アルカリ現
像液に溶解するか、あるいはこれにより除去可能な物が
望ましい。
刷版は画像露光された後、常法により現像を含む処理に
よって樹脂画像が形成される。例えば、前記〔I〕の感
光層を有する感光性平版印刷版の場合は、画像露光後、
米国特許第4,259,434号明細書に記載されてい
るようなアルカリ水溶液で現像することにより露光部分
が除去されて、平版印刷版が得られ、〔II〕の感光層を
有する感光性平版印刷版の場合には、画像露光後、米国
特許第4,186,006号明細書に記載されているよ
うな現像液で、未露光部の感光層が現像により除去され
て平版印刷版が得られる。また、特開昭59−8424
1号、特開昭57−192952号、及び特開昭62−
24263号各公報に記載されているようなポジ型平版
印刷版を現像する際に用いられる水性アルカリ現像液組
成物を使用することもできる。
ソーダ水溶液に浸し、アルミニウム溶解量が4g/m2に
なる様にエッチングし、1%硝酸液に30秒間浸しデス
マット処理を行いその後十分水洗した。その後、8g/
lの硝酸液に5g/lのアルミイオンを混合させ、温度
45度にて、下記表(表1)の電流ピーク値になる様に
それぞれの電圧を変化させ、電流波形を作成した。
の後スマットを除去し、電子顕微鏡写真(*2000)
にて観察した。その後、20%硫酸中で陽極酸化皮膜を
2.5g/m2設け、水洗、乾燥した。これを基板(A)
〜(P)とする。この様に作成した基板に下記組成物を
乾燥後の塗布重量が2.0g/m2になる様に塗布して感
光層を設けた。
中で、透明ポジティブフィルムを通して、1mの距離か
ら3kwのメタルハライドランプにより50秒露光を行
った後、S1O2/Na2Oのモル比が、1.74の珪酸
ナトリウムの5.26%水溶液で現像した後、クロスス
トロークをチェックし、印刷した。印刷評価結果、砂目
形状、クロスストロークの結果を表2に示す。
を使用して電気化学的に粗面化する平版印刷版支持体の
製造方法により、より均一にしかも耐刷力のあるピット
を作成し、クロスストロークがほとんど目立たず、印刷
性能が良好な基板を作成することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 アルミニウム支持体を、酸性電解液中
で、交番波形電流を使用して電気化学的に粗面化する方
法において、 前記交番電流の1サイクル当たりの陽極時間をtF、陰
極時間tR、陽極電流がピーク値まで達する時間を
tFP、陰極電流がピーク値まで達する時間をtRP、陽極
電流のピーク値の50%迄達する時間をtFHP、陰極電
流がピーク値の50%迄達する時間をtRHPとすると、
tFHP≦0.15tF、0.2tF<tFP≦0.4tF、t
RHP≦0.15tR、0.2tR<tRP≦0.4tRである
ことを特徴とする平版印刷版支持体の製造方法。 - 【請求項2】 前記交番電流の周波数が50HZ以上7
0HZ以下で、かつtF≒tRであることを特徴とする請
求項1に記載の平版印刷版支持体の製造方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP03222696A JP3568065B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 平版印刷版支持体の製造方法 |
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JPH09220870A true JPH09220870A (ja) | 1997-08-26 |
JP3568065B2 JP3568065B2 (ja) | 2004-09-22 |
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1996
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