JPH09220346A - 玉回収システム - Google Patents

玉回収システム

Info

Publication number
JPH09220346A
JPH09220346A JP2973596A JP2973596A JPH09220346A JP H09220346 A JPH09220346 A JP H09220346A JP 2973596 A JP2973596 A JP 2973596A JP 2973596 A JP2973596 A JP 2973596A JP H09220346 A JPH09220346 A JP H09220346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
balls
tank
storage tank
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2973596A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Takeuchi
正博 竹内
Yoshio Wakana
芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeya Co Ltd
Original Assignee
Takeya Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeya Co Ltd filed Critical Takeya Co Ltd
Priority to JP2973596A priority Critical patent/JPH09220346A/ja
Publication of JPH09220346A publication Critical patent/JPH09220346A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 計数器から貯留タンクへの円滑な玉回収を、
貯留タンクの容量を増やすことなく可能にする。 【解決手段】 本発明の玉回収システムでは、図示しな
い貯留タンクと、計数器11とを結ぶ玉の回収経路19
に、サブタンク25が設けられている。回収経路19の
側面には複数の玉抜き口29が形成されている。計数器
11に投入され、回収経路19を流下して来た玉の一部
が玉抜き口29から脱落する。脱落した玉は、サブタン
ク25内を流れた後、流出口30から流出し、導入樋3
1を介して揚送機27に流れ込み、合流箱21まで上昇
される。そして合流箱21内の経路により合流点33に
案内されて、玉抜き口29から脱落しなかった玉と合流
され、貯留タンクに供給される。このように玉が回収経
路19上にて二手に分けられ、その一方がサブタンク2
5に貯留されるので、大量の玉が計数器11に投入され
た場合にも対処できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列設された複数の
パチンコ機を備えるパチンコ島台にて用いられ、該パチ
ンコ島台の外部からパチンコ玉(特に当該パチンコ島台
から外部に排出されたパチンコ玉)を受け入れて、その
パチンコ島台が備える貯留タンクに回収する玉回収シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりパチンコ機においては、遊技に
使用されるパチンコ玉(以下、単に玉とも言う)の円滑
な供給を行なうことが課題となっている。特にパチンコ
機は通常、複数列設されたパチンコ島台として構成され
ているので、パチンコ機の台数にもよるが、例えば20
万個程度の大量の玉が必要となる。
【0003】玉を供給するためのシステムには様々なも
のがあり、例えばパチンコ島台が設置されるパチンコホ
ール全体を対象として一ヶ所から集中的に玉を供給する
ものや、パチンコ島台内で玉を還流させるもの等があ
る。この後者のシステムは、景品玉として遊技者に付与
した玉等を、当該パチンコ島台に返還させ、外部から玉
の供給を受けないシステムであり、一般に独立島方式と
呼ばれる。
【0004】独立島方式のように玉を外部から回収する
システムをここでは玉回収システムと呼び、その構成
は、貯留タンクと、計数器と、回収経路と、を主として
いる。貯留タンクは、パチンコ島台にて使用される大量
の玉を貯留するものであり、通常、パチンコ島台内の中
央の床面近くに設置される。計数器は、外部から玉を受
け入れ、その数を計数するもので、パチンコ島台の一端
に設けられることが多い。回収経路は、この計数器と貯
留タンクとを連絡する傾斜路であって、計数器が受け入
れた玉を転動させて貯留タンクに導くものである。
【0005】このような玉回収システムを有するパチン
コ島台にて、前記した外部からの玉として、当該パチン
コ島台にて遊技をした者に付与された全ての景品玉を計
数器が受け入れるように運用すれば、実質的に当該パチ
ンコ島台に関わる玉の量は一定になる。従い、当該パチ
ンコ島台の有する複数のパチンコ機が同時期に大量の景
品玉を放出する、といった特殊な事態が発生しない限
り、本パチンコ島台は、他のパチンコ島台等から玉の供
給を受ける必要がなくなる。
【0006】なお、貯留タンクに貯留された玉は、還元
機と呼ばれるリフトの一種によりパチンコ島台上部に設
置された小箱まで上昇され、そこから当該パチンコ島台
の備える各パチンコ機へ供給される。この供給が過剰と
なった場合には、パチンコ島台内に設けられた経路を介
して貯留タンクに返却される。これについて図面を用い
簡単に説明する。
【0007】図17は、図示しないパチンコ島台内に配
設された貯留タンク101、及び還元機103の概略を
説明するための斜視図である。本図に示すように貯留タ
ンク101は、略直方体の部材であり、その長手方向が
本図に示した構成を内蔵するパチンコ島台の長手方向と
平行に設置されている。還元機103は、パチンコ島台
の長手方向略中央に設置されており、貯留タンク101
とは導入樋105にて接続されている。貯留タンク10
1内の玉は、貯留タンク101の側面に形成された還元
機導入口107から流出し、導入樋105を介して還元
機103に流れ込み、モータ109を動力として上昇さ
れ、還元機103の上部にある還元機排出口111から
排出される。なお還元機103は、上昇される玉を磨く
機能も持っており、これにより玉は還元機103にて上
昇される都度磨き上げられる。図示しない計数器はパチ
ンコ島台の、矢印X方向の端部に設置されているものと
する。なお、還元機103の左方に示された小型の箱状
部材は、貯留タンク101の補助的な働きをする第二貯
留タンク113であるが、ここではその詳しい働きにつ
いては言及しない。
【0008】次に、還元機103を中心とした玉の流れ
について図18を用いて説明する。図18は、図17に
示した構成を内蔵したパチンコ島台Bの、還元機103
の付近を外側から見た正面図であり、玉の流れを示すた
めに適宜破線にて内部の構造を示している。なお本図で
は、貯留タンク101を左端の部分のみを破線にて示
し、また還元機103についてはその上端部分、還元機
排出口111、モータ109等を同じく破線にて示して
いる。そして本図ではパチンコ機115は1台のみ示し
ているが、実際には本図の左右両方向に夫々複数台(例
えば10台ずつ)列設され、また、本図の奥方向にも更
に1列、計2列、配設されているものとする。
【0009】貯留タンク101に貯留された玉は、本図
において左下がりに傾斜された貯留タンク101の底面
117を転動して、導入樋105を介し還元機103に
流入する。還元機103が備えるモータ109を動力と
して上昇された玉は小箱119に至り、この中に位置す
る還元機排出口111から排出されて、小箱119内を
転動し、更に補給樋121a,121bにより、夫々パ
チンコ島台Bの左右両方向へ運搬され、パチンコ島台B
の有する各パチンコ機115に供給される。
【0010】この供給が過剰となった場合に、補給樋1
21a、121bから溢れた玉は、溢れ玉経路123
a,123bに流れ込む。溢れ玉経路123a、123
bは、本図において還元機103の手前側に配置されて
おり、これらに流れ込んだ玉は夫々の内部を下方に流れ
て、溢れ玉樋125a,125bに至る。溢れ玉樋12
5bは貯留タンク101方向が下がるように傾斜されて
おり、これにより溢れ玉樋125b上を転動した玉は貯
留タンク101に返却される(一方、溢れ玉樋125a
上を転動した玉は、第二貯留タンク113に返却され、
更に、貯留タンク101に接続された連絡樋127に導
かれて一旦、貯留タンク101に流入した後、還元機1
03に至る)。こうして溢れ玉樋125bから貯留タン
ク101に至った玉の流れを示したのが図19である。
【0011】図19は、図17から還元機103を取り
除き、更に貯留タンク101及び第二貯留タンク113
を透視した図である。本図に示すように溢れ玉樋125
bから流れ出た玉は、貯留タンク101内上部に配置さ
れた上部樋129上を二手に別れつつ矢印Y方向に流
れ、上部樋129の末端から流下される。すると玉は、
底面117の上流位置に落下されることとなり、底面1
17の傾斜によって還元機導入口107(図17参照)
に向かって転動される。
【0012】なお、本図にて示されている筒体131
は、図示しない計数器に投入された玉を、還元機導入口
107へ誘導するためのトンネルである(但し、このト
ンネルに流れ込む玉には、計数機からの玉だけでなく、
パチンコ機から排出されたアウト玉も合流している)。
玉が貯留タンク101に貯まり過ぎると、玉自身の重さ
による圧力が原因となり、底面117が傾斜されている
にも拘らず、玉が流れなくなる場合がある。そこで計数
器からの玉は、筒体131内を通すことにより、底面1
17上を転動される玉から圧力を受けることなく貯留タ
ンク101から流出され、導入樋105を介して還元機
103に至る。
【0013】こうして、計数機やパチンコ機から貯留タ
ンク101に供給される玉の量が多くなると、玉は次第
に貯留タンク101に貯留されていく。貯留される場所
を更に詳しく述べると、底面117及び上部樋129に
て上下から挟まれた領域となる。この、図18と同方向
から見ると略三角形をした部分の体積が貯留タンク10
1の容量である。
【0014】前記のように貯留タンク101には様々な
経路から玉が流れ込むため、容量は大きい方が望まし
い。特に、一度に多量の景品玉が計数器に投入されたと
きには貯留タンク101がこの玉を回収しきれず、図示
しない回収経路等にて玉詰まりを起こしてしまうことが
ある。貯留タンク101の容量が大きければ、この事態
を回避することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが貯留タンク1
01は、容易にその容量を増やすことができない。それ
は、次のような理由による。すなわち、容量を増やすた
めには上下左右前後、何れか方向の寸法を大きくするこ
とが考えられるが、上方にはパチンコ機115があり、
一方、下方は床面に制限されているので何れも無理であ
る。また前後方向(ここでは図18の手前方向及び奥方
向)に伸ばすには、パチンコ島台Bごと同方向の寸法を
大きくする必要があり、これは床面積の限られたパチン
コホールにパチンコ島台Bを設置する観点から不利であ
る。左方向(ここでは図18の左方向)には還元機10
3があるので、残る右方向に伸ばすことになる。貯留タ
ンク101を右方向に伸ばすということは、貯留タンク
101内に配設された底面117はもちろんのこと、上
部樋129も同方向に延長することになる。さもないと
上部樋129の末端よりも右方向(つまり貯留タンク1
01の伸ばされた部分)に玉が貯まりにくくなり、貯留
タンク101の増加分が有効に利用できなくなってしま
う。
【0016】上部樋129を延長すると、その末端と底
面117の上流側が接近することになる。これは、底面
117及び上部樋129の各傾斜を夫々、最適値に保つ
必要があることによる。傾斜を最適値よりも緩やかにす
ると、玉が円滑に流れなくなり、急にすると、前記の領
域の体積が減ってしまう。そしてこれは貯留タンク10
1だけでなく、一般の貯留タンクにおいても同様に有す
る課題である。つまり従来の玉回収システムでは、計数
器から玉を円滑に回収する対策として貯留タンクを大き
くすると、新たな弊害が発生するのである。
【0017】本発明は、この課題に鑑みなされたもの
で、貯留タンクの容量を増やすことなく、計数器からの
玉の回収を円滑に行なえる玉回収システムを提供するこ
とを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた本発明の請求項1に記載の玉回収システム
は、列設された複数のパチンコ機を備えるパチンコ島台
にて使用されるパチンコ玉を貯留する貯留タンクと、該
貯留タンクから所定距離をおいて設置され、外部からパ
チンコ玉を受け入れてその数を計数する計数器と、該計
数器と前記貯留タンクとの間を連絡する傾斜路であって
該計数器が受け入れたパチンコ玉を転動させて前記貯留
タンクに導く回収経路と、を備えたことにより、パチン
コ玉を前記貯留タンクに回収する玉回収システムにおい
て、前記回収経路には、該回収経路上を転動されるパチ
ンコ玉の一部を、当該回収経路から脱落させる玉抜き口
が穿設され、更に、該玉抜き口から脱落したパチンコ玉
を貯留するサブタンクを備えたことを特徴とする。
【0019】また請求項2に記載の本発明は、請求項1
に記載の玉回収システムにおいて、前記サブタンクに貯
留されたパチンコ玉を、前記回収経路まで運搬する運搬
手段を更に備えたことを特徴とする。また請求項3に記
載の本発明は、請求項2に記載の玉回収システムにおい
て、前記運搬手段が、前記サブタンク内の下方にて該サ
ブタンクに貯留されるパチンコ玉を支えると共に、前記
貯留タンクに近い側ほど低くなるように傾斜された支持
面と、前記サブタンクに穿設された穴であって、前記支
持面によって前記貯留タンク方向へ誘導されたパチンコ
玉を当該サブタンクの外部へ流出させる流出口と、該流
出口から流出したパチンコ玉を少なくとも、前記回収経
路上において、前記玉抜き口よりも下流側の位置まで、
上昇させる揚送機と、該揚送機によって上昇されたパチ
ンコ玉を、前記回収経路上において、前記玉抜き口より
も下流側の位置に誘導する誘導経路と、を備えたことを
特徴とする。
【0020】また更に、請求項4に記載の本発明は、請
求項1から請求項3にいずれか記載の玉回収システムに
おいて、前記貯留タンクに貯留されたパチンコ玉の量を
検出する玉量センサと、前記回収経路上において、前記
玉抜き口よりも下流側に位置され、外部の指令に応じて
開閉し、閉じたときには前記計数器から前記貯留タンク
に向かって当該回収経路上を転動されるパチンコ玉の流
れを遮断する開閉手段と、前記玉量センサによって検知
されたパチンコ玉の量が、所定量よりも多いと判定する
と、前記開閉手段を閉じさせるための指令を発する制御
手段と、を更に備えたことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の玉回収システム
は、前記した従来の玉回収システムの回収経路に、玉抜
き口を穿設している。計数器に玉が投入されると、その
玉は数が計数された後に回収経路に流れ込むが、従来の
如く全ての玉が貯留タンクに流れ込むのではなく、一部
が玉抜き口から回収経路の外へ脱落する。脱落した玉
は、サブタンクに貯留されるようにされている。
【0022】従い、請求項1に記載の玉回収システムに
よれば、貯留タンクに玉が貯留できる状態のときには、
計数機に投入された玉の大半を貯留タンクへ送り込むこ
とができ、一方、貯留タンクに玉が貯留できない状態の
ときには、計数機に投入された玉を、玉抜き口からサブ
タンクへ落下させて、計数機にて玉が過剰な状態になる
のを防げる。従い、貯留タンクの容量を増やすことな
く、計数機からの玉の回収を円滑に行なうことができ
る。
【0023】なお、サブタンクに落下した玉を放置して
おくと、遊技に使用されなくなってしまうので、何等か
の方法にてパチンコ機や貯留タンク等に返還してやる必
要がある。そこで請求項2に記載の玉回収システムで
は、請求項1に記載の玉回収システムが更に運搬手段を
備えたものとなっている。この運搬手段により、サブタ
ンクに貯留されたパチンコ玉は、運搬されて再び回収経
路に戻され、玉抜き口から脱落することなく回収経路を
転動して来た玉と合流する(この合流する位置を以下、
合流点という)。
【0024】このように、サブタンクに落下した玉が再
び回収経路に戻されるので、計数機からの玉の返還を円
滑に行なうだけでなく、当該玉回収システムが適用され
るパチンコ島台にて使用できる玉の量を増大させること
ができる。これには、パチンコ島台が運用される前(つ
まりパチンコホールの開店前等)に、大量の玉を貯留タ
ンク及びサブタンクに蓄えておけば良い。貯留タンクの
玉は従前の如くパチンコ機にて使用され、サブタンクの
玉は運搬手段にて回収経路を介して貯留タンクに供給さ
れるので、両タンクに貯留された全ての玉を使用するこ
とができる。
【0025】なお、運搬手段によってサブタンクの玉は
上記のように貯留タンクに供給されるので、両タンクに
大量の玉を貯留しておくと、貯留タンクや計数機等にて
玉が過剰な状態になり易くなるようにも思えるが、実際
にはそうはならない。すなわち、このパチンコ島台にて
遊技が行なわれると、景品玉として一時的に遊技者に玉
が付与されるので、パチンコ島台の保有量はその分、減
少する。そして通常、パチンコ島台は数十台のパチンコ
機を備えているため、付与される玉の量はパチンコ島台
全体で相当な数になる。また「一時的」と述べたが、こ
の数十台のパチンコ機の内、常に何台かのパチンコ機に
おいて、大量の玉が遊技者に付与される状態になるた
め、パチンコ島台が稼働している限り、保有量は相当
数、減少する。従い、貯留タンクや計数機にて玉が過剰
な状態にならない。
【0026】従い、請求項2に記載の玉回収システムに
よれば、計数器からの玉の回収を円滑に行なえると共
に、当該玉回収システムが適用されるパチンコ島台の玉
の保有量を増やすことができ、しかも貯留タンクの容量
を増やしていないので前記のような、貯留タンクの容量
増加に伴う弊害も発生しない。
【0027】なお、この玉回収システムに近い構成とし
て、特公平6−32687号公報に開示された「パチン
コ遊技場におけるパチンコ機への島単位補給装置」(以
下、先願という)がある。この先願では、本発明の計数
器に相当する構成である交換球計数機に投入された玉
は、交換球プールタンク、補給球プールタンクを経て研
磨リフトにて島タンクまで揚送される。但し、この経路
は常時、確保されているのではない。すなわち、交換球
計数機から交換球プールタンクへの経路(ここでは第一
経路という)は、交換球プールタンクに貯留された玉量
が少なくなったときにのみ確保され、また交換球プール
タンクから補給球プールタンクへの経路(ここでは第二
経路という)は、補給球プールタンクの玉量が少なくな
ったときにのみ確保される。そしてこれら第一経路、交
換球プールタンク、第二経路、補給球プールタンクはい
わば直列に接続されているので、これらのいずれか一つ
にて玉詰まりが発生しただけで、経路全体が使用不能に
なってしまう。
【0028】また同じく先願において、補給球プールタ
ンクに至った玉は、研磨リフトにて研磨されつつ上昇さ
れるが、交換球計数機に投入された玉は、第一経路から
補給球プールタンクに至る経路を経るため、実際に研磨
リフトにて研磨されるまで時間が掛かる。一般に、交換
球計数機に投入される玉は、島台内でのみ循環されてい
る玉に比べ汚れが顕著であり、優先的に磨く必要があ
る。にも拘らず先願の玉回収システムでは、補給球プー
ルタンクに至るまで時間が掛かるため、最悪、玉が錆び
てしまう虞もある。
【0029】これに対し、本発明は前記のように、計数
器に大量の玉を受け入れ可能にされており、しかも貯留
タンクへの流路である回収経路は常に確保されている。
このため、不慮の事態が発生して、サブタンクや運搬手
段が動作不能に陥っても、計数器に投入された玉を貯留
タンクに導くことができる。また、先願に倣って研磨リ
フトを設けておけば、計数機に投入された玉は、玉抜き
口からサブタンクへ落下する一部の玉を除いて貯留タン
クに直行する。このため、汚れが顕著な玉をサブタンク
に溜めることなく、貯留タンクを介して研磨リフトにて
磨くことができる。特に、貯留タンク内に図19に示し
た筒体131を設けておけば、貯留タンク内の他の玉よ
りも優先的に、計数機に投入された玉を磨くことができ
る。
【0030】なお、運搬手段の実施態様としては様々な
方法が考えられる。例えば、先願に示されている研磨リ
フトをサブタンク内に設け、これによりサブタンク内の
玉を研磨しつつ上昇させて、合流点に落下させるように
しても良い。こうすれば、上記の効果を奏するだけでな
く、同時にサブタンク内の玉も磨くことができる。また
請求項3に記載の玉回収システムのようにしてもよい。
【0031】すなわち請求項3に記載の玉回収システム
では、運搬手段が、サブタンク内の下方に設置された支
持面と、サブタンク内の玉を外部へ流出させる流出口
と、この流出口から流出した玉を、少なくとも前記の合
流点まで上昇させる揚送機と、揚送機によって上昇され
た玉を合流点まで誘導する誘導経路と、を備えている。
【0032】ここで支持面は、貯留タンクに近い側ほど
低くなるように傾斜されており、玉抜き口から脱落した
玉は、この支持面にて支持されつつその傾斜によって転
動されて貯留タンク方向に移動される。流出口は、サブ
タンクに穿設されており、支持面によって移動された玉
は流出口から外部へと流出される。流出した玉は揚送機
によって上昇された後、誘導経路によって合流点に導か
れ、再び回収経路上を転動されて貯留タンクへと向か
う。
【0033】なお玉の移動に関しては、揚送機は専ら上
昇させるものであり、一方、誘導経路は、上昇された玉
を実際に回収経路に誘導し、玉抜き口から落下しなかっ
た玉と合流させるものである。このような請求項3に記
載の玉回収システムによれば、サブタンク内の玉を支持
面及び流出口にてサブタンクの外へ移動させた後に、揚
送機及び誘導経路にて合流点に移動させるので、前記の
ように研磨リフトをサブタンク内に設置する場合に比
べ、サブタンクの容量を有効に活用することができ、ま
たサブタンク内の玉の流れが、研磨リフト等に邪魔され
ることがない。なお支持面は、サブタンク内に配置され
ているが、サブタンクの底面を傾斜させてこれを支持面
とすればよいので、支持面はサブタンクの容量を著しく
減少させるものではない。
【0034】そして請求項4に記載の玉回収システムで
は、貯留タンクに貯留された玉の量を検出する玉量セン
サと、更に、外部の指令に応じて開閉し、閉じたときに
は合流点から貯留タンクに向かって回収経路上を転動さ
れる玉の流れを遮断する開閉手段と、制御手段とを設け
ている。
【0035】制御手段は、玉量センサによって検知され
た貯留タンクの玉の量が所定量よりも多い、と判定した
場合に、開閉手段に対して閉じさせる指令を発する。つ
まり、貯留タンクの玉の量がある程度増えると、開閉手
段が閉じて、回収経路からの玉の供給が禁止される。
【0036】従い、貯留タンクが過剰な状態にならな
い。また、開閉手段が閉じても、玉が玉抜き口からサブ
タンクに流れ込むので、計数器に大量の玉が投入されて
も対処できる。
【0037】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。まず、図1は本発明の玉回収システムが適用された
パチンコ島台Aを示す斜視図である。本図に示すように
パチンコ島台Aは、その長手方向に複数列設されたパチ
ンコ機3を有しており、パチンコ島台Aの両端には、妻
板5a,5bが設けられ、該妻板5a,5b間は、パチ
ンコ機3の下部に板状部材のカウンター7にて結ばれて
いる。またパチンコ機3の上部には欄間9が設けられて
いる。なお、パチンコ機3、カウンター7、及び欄間9
は、本図には示されていない裏側の面にも設けられてい
る。そしてパチンコ島台Aは、その内部に、前記した還
元機や貯留タンク等を備えている。還元機はパチンコ島
台Aの中間部Mの内部に位置されており、貯留タンクは
還元機の下方の、妻板5a寄りに配置されている。これ
らについて詳しいことは後述する。
【0038】妻板5aの略中央に設けられているのは計
数器11であり、ここに投入されたパチンコ玉は、その
数が計数された後、後述する流路を通じて貯留タンク等
に供給される。そしてこの流路は、計数器11の投入口
11a付近にて開閉可能にされている。遊技者からの玉
の投入を受け入れられない状況のときには、流路を閉じ
て、遊技者に開くまで待ってもらうか、他にも計数器が
ある場合にはそちらに投入するのを促す。
【0039】妻板5aの上部に設けられているのは、貯
留タンクの玉貯留量を示す玉量表示ランプ14であり、
貯留タンクの玉貯留量が外部から一目で判るようにされ
ている。またこのランプを見れば、計数器11の流路が
閉じているか否かも分かるようにされている。
【0040】次に計数器11に投入された玉が還元機1
3に到達するまでに流れる経路について図2を用いて説
明する。図2は、パチンコ島台Aの内部を示した斜視図
である。但し、計数器11や貯留タンク等の位置関係を
示すために、パチンコ機3、欄間9等の内部にある構成
要素は除去してある。また本図は図1の裏側方向から見
ており、図1においては向かって左方にあった計数器1
1が本図では右方にある。その逆方向の左方にて、立設
された様子が示されているのが還元機13で、その右に
示されているのが貯留タンク15である。貯留タンク1
5と計数器11との間には、排出樋17と、サブタンク
樋19と、合流箱21と、アウトレール23とが設けら
れている。これらを玉がこの順序で流れることにより、
計数器11に投入された玉が貯留タンク15へ誘導され
る。つまりこれら4者が本発明の回収経路に相当する。
サブタンク樋19の下に配置されているのが、サブタン
ク25であり、合流箱21の下方に配置されているのが
揚送機27である。本図に見られるように、サブタンク
25の外見は貯留タンク15によく似ている。
【0041】これらの内、サブタンク25周辺の構成に
ついて図3を用いて説明する。図3は図2のサブタンク
25の周辺を拡大した斜視図である。本図に示されてい
るように、サブタンク樋19は排出樋17から遠ざかる
に従って低くなるように傾斜されている。その側面には
玉抜き口29が複数形成されており、サブタンク樋19
を流下して来た玉の一部がここから脱落する。脱落した
玉は、サブタンク25に入りこみ、サブタンク25内を
揚送機27方向に移動されて、流出口30から流出し、
導入樋31を介して揚送機27に流れ込む。揚送機27
はこの玉を上昇させて合流箱21まで運び、玉抜き口2
9から脱落しなかった玉である直行グループの玉と、合
流点33にて合流させる。
【0042】なお合流点33の上流に配置されているの
は本発明の開閉手段としてのストッパー35である。ス
トッパー35は、外部からの指令に応じて自身の備える
遮断板を開閉させて、直行グループの玉が合流点33に
流下できるようにしたり不可能にしたりする。またサブ
タンク25から上方へ突出している6本の棒状部材は、
パチンコ機3の間に配置されている台間柱37であり、
サブタンク樋19は固定金具39を介してこの台間柱3
7に固定されている。つまり、本図に示した構成では、
計数器11に投入された玉を、玉抜き口29から脱落し
ない直行グループと、玉抜き口29から脱落させてサブ
タンク25、揚送機27、合流箱21等を流れるグルー
プである迂回グループとに分けた上で、両者を合流点3
3にて合流させる。サブタンク25内や合流箱21内の
玉の流れ、及びストッパー35の働きについては後述す
る。
【0043】ここで図2に戻る。サブタンク樋19の先
には、合流箱21及びアウトレール23が接続されてお
り、ここに排出された玉は貯留タンク15に流れ込む。
このアウトレール23は簀の子状にされており、ゴミ等
の異物等は簀の子の隙間から落下される。
【0044】アウトレール23から貯留タンク15に到
達した玉は、[従来の技術]にて説明したパチンコ島台
Bと同様、貯留タンク15の側面に形成された還元機導
入口41から流出し、導入樋43を介して還元機13に
流れ込んで上昇され、還元機13の上部にある還元機排
出口45から補給樋(後述)を介してパチンコ機3に供
給される。この供給が過剰となって溢れてしまった場
合、玉は玉経路(図示しない)に案内されて貯留タンク
15に戻され、上部樋47に誘導されて貯留タンク15
の底部に貯留され、ここで再び還元機導入口41から流
出されるのを待つ。なお還元機13に関して貯留タンク
15と逆側には第二貯留タンク49が設けられている
が、本発明には関りが薄いので、ここではその説明を割
愛する。また、貯留タンク15内の構造は、パチンコ島
台Bの貯留タンク101の上部樋129や筒体131に
相当する構成を備え、貯留タンク101とほぼ同様であ
るため、説明を省略する。
【0045】次に、以上説明した玉の流れを含めた、パ
チンコ島台A内にて行なわれる玉のおおよその流れにつ
いて図4を用いて説明する。図4は、パチンコ島台Aを
正面から見た断面図であり、右方の中間辺り及び左方を
破断線にて省略して示している。向きは図1よりも図2
に近い方向から見ており、計数器11が向かって右側に
配置されている。
【0046】この計数器11に投入され、サブタンク樋
19に至った玉の内、玉抜き口29(本図では図示を省
略)から落下した玉は、サブタンク25内に入りその底
面である支持面51に受け止められる。支持面51は本
図に向かって左方が低くなるように傾斜されており、こ
こを転動された玉はサブタンク25の流出口30から排
出され、導入樋31を介して揚送機27に至る。そして
揚送機27に上昇されて合流箱21に誘導されて合流点
33に達する。
【0047】合流点33からアウトレール23を流下し
た玉が貯留タンク15に入ると、その底面53上に蓄え
られる。底面53も支持面51と同様、左方が低くなる
ように傾斜されており、玉はここを転動されて還元機導
入口41まで誘導される。玉は還元機導入口41から導
入樋43を介して還元機13に至り、ここで磨かれなが
ら上昇された後に還元機排出口45から排出され、補給
樋55を介して各パチンコ機3に供給される。補給樋5
5は本図に示すように、パチンコ島台Aの両端に近付く
程、低くなるように傾斜されている。そしてその中途に
形成された図示しない穴から各パチンコ機3に至り景品
玉として遊技者に付与される。付与された玉は再び計数
器11に投入され、上記のサイクルを繰り返す。
【0048】なお、貯留タンク15には、貯留された玉
の量の多さを判定するための玉量センサT1〜T5が設
けられており、本図においては小さな四角状のものがそ
れを示している。これら玉量センサT1〜T5は、この
四角状のものの位置まで玉が溜まるとONされ、これ未
満の量になるとOFFされるものとする。つまり、玉量
センサT1がONになったときには貯留タンク15内が
玉で満杯に近い状態になっていることを意味している。
なお、以降の説明では玉量センサT1のみが登場し、そ
の他の玉量センサT2〜T5については専ら玉量表示ラ
ンプ14にて行なわれる玉量の表示のために用いられ
る。
【0049】また玉量センサT1と同様のセンサがサブ
タンク25内にも設けられている。こちらは流出口30
の近くに玉量センサT6が、またサブタンク樋19のや
や下方に玉量センサT7及び玉量センサT8が設置され
ている。これら玉量センサT1及び玉量センサT6〜T
8等による検出結果に基づき、本図には示されていない
制御用マイコン(本発明の制御手段に相当)が、ストッ
パー35の開閉や、揚送機27の起動・停止等の処理を
行なう。これらの詳細については後述する。
【0050】次に、サブタンク25及びその近傍におけ
る玉の流れについて図5〜図9を用いて更に詳しく説明
する。まず図5は、図2若しくは図3からサブタンク2
5のみを取り出した斜視図である。本図に示すようにサ
ブタンク25の外観は、無蓋箱状の部材であり、その上
部にサブタンク樋19が架け渡されている。サブタンク
樋19の断面は略コの字型をしており、その両側面に各
5個、計10個の長穴状の玉抜き口29が穿設されてい
る。サブタンク樋19の両端の内の高い方に形成された
入口57から玉が入りこむと、サブタンク樋19を流
れ、その一部(例えば1/10程度)が玉抜き口29か
らサブタンク25内に落ち込み、残りはそのまま出口5
9に向って流れる。
【0051】次に、サブタンク25内の玉の流れについ
て図6を用いて説明する。本図は図5の手前側の面を透
視したものである。本図に示すようにサブタンク25内
には前記した支持面51の他、誘導筒61が長手方向に
沿って設けられている。また支持面51上の低い側には
略台形の板状部材である誘導板63が設置されており、
更に誘導板63上の高い側には三角形の板状部材である
三角板65が設置されている。そしてこれら三角板65
及び誘導筒61に下端を接するように略長方形の板状部
材であるサブタンク屋根板67が傾斜して設けられてい
る。つまり誘導筒61、誘導板63、及び三角板65
は、支持面51と同方向に傾斜しており、一方、サブタ
ンク屋根板67は、逆方向に傾いている。
【0052】誘導筒61は、支持面51の高い側に貯留
された玉を優先的に流出口30に導くためのもので、こ
れによりサブタンク25全体が均等に、サブタンク25
外へ流出される。誘導板63は支持面51の傾斜によっ
て貯留タンク15方向へ移動された玉を、流出口30へ
誘導するためのものである。
【0053】サブタンク屋根板67は、サブタンク樋1
9から落ちる玉が、直接、流出口30に導かれる事がな
いようにすることと、玉の圧力が流出口30に掛からな
いようにすることを目的として設けられている。次に、
実際に玉がサブタンク25内を流れる様子を図7に示
す。図7は、出口59のすぐ下流に設置されているスト
ッパー35(図3参照)が閉じられ、サブタンク樋19
を流れて来た玉69が出口59付近にて滞った状態を示
している。このような状態になると、計数器11から流
れて来た玉69はサブタンク樋19上にて徐々に溜り、
玉抜き口29から脱落するようになる。本図では最も出
口59寄りの玉抜き口29である玉抜き口29a,29
bから玉69が落下している。こうして落下した玉69
は、サブタンク屋根板67上を転動して逆方向に移動し
た後に、誘導板63よりもやや上流側の支持面51上に
至る。そして再び流出口30方向に転動して、誘導板6
3の端面に当接し、これに誘導されて流出口30に至
り、ここから流出されていく。
【0054】なおも計数器11から玉が供給されて、そ
の量が玉抜き口29a、29bから落下する量を上回る
と、出口59付近に停滞する玉の量が増大し、玉抜き口
29a、29bよりも上流(つまり入口57寄り)の玉
抜き口29からも落下するようになる。また大量の玉6
9が投入され、サブタンク樋19上にて過剰状態となっ
たときにも、玉69は最寄りの玉抜き口29から支持面
51へと落下する。
【0055】これら図6及び図7に示したように、サブ
タンク25内には、サブタンク樋19のみを流下する経
路と、玉抜き口29から脱落してサブタンク屋根板67
や支持面51に至り、流出口30から流れ出る経路との
二通りの経路が確保されている。特に後者の経路は、誘
導筒61やサブタンク屋根板67等が設けられることに
より、円滑に流出口30から玉が流れ出るようにした
り、支持面51の上部付近に溜まった玉も流出できるよ
うにされている。
【0056】次に、サブタンク25の流出口30から流
出した玉が流れる箇所の構成について図8を用いて説明
する。図8は合流箱21、揚送機27及びその周辺を示
した斜視図である。流出口30には突出口71が設けら
れており、導入樋31は、この突出口71と揚送機27
とを連絡している。揚送機27は皮ベルト73を備えて
おり、玉を皮ベルト73にて挟持し、ベルト75を介し
てモータ77を駆動することにより、玉が揚送される。
揚送された玉は、揚送機27上端の排出口79から合流
箱21内へ放出され、この内部を通って合流点33に誘
導される。なお合流箱21の手前側の面に示されている
のは合流箱21内を流れる(若しくは停滞している)玉
の量を検知する玉量センサT9で、合流箱21内にて玉
詰まりが発生するとONする。この合流箱21の内部に
おける玉の流れについて図9を用いて説明する。
【0057】図9は、図8において合流箱21の手前側
の面と、揚送機27の排出口79付近とを透視した斜視
図である。本図に示すように合流箱21内の排出口79
のやや下方には、略水平に設置された板状部材である受
け板81がある。排出口79から流れ出た玉は、矢印P
に示すように一旦、この受け板81に落下して本図の右
方向に流れ、奥側の底面である第一玉通路83に到達す
る。第一玉通路83は、揚送機27に近い側が低くなる
ように傾けられており、玉69は矢印Qのように転動さ
れ、受け板81の下方にある第二玉通路85に至る。第
二玉通路85は合流点33側が低くなるように傾斜して
おり、玉69は矢印Rのように移動されて合流点33を
有する箱玉通路87に至る。箱玉通路87は、アウトレ
ール23に接続される箇所であって、アウトレール23
側が低くなるように傾斜されている。従い玉69は矢印
Sのようにカーブされる。
【0058】つまり、揚送機27によって揚送された玉
は、受け板81、第一玉通路83、第二玉通路85を介
して、合流点33を有する箱玉通路87に至る。これら
受け板81、第一玉通路83、第二玉通路85が本発明
の誘導経路に相当する。そして合流箱21内も、第一玉
通路83上及び第二玉通路85上に、少量ではあるが玉
69を保持でき、小型のタンクとしても機能するように
されている。
【0059】なお本図において、箱玉通路87から見て
図示しないサブタンク25方向に設けられているストッ
パー35は、開放された状態となっている。この状態で
は箱玉通路87には第二玉通路85から流れて来た玉6
9だけでなく、サブタンク25から流れて来た直行グル
ープの玉も流れ込む。一方、ストッパー35が閉じる
と、直行グループをせき止め、図7に示したように玉6
9をサブタンク樋19の末端付近にて停滞させる。
【0060】このように直行グループの玉が箱玉通路8
7を流れるのを禁止したり許可したりするストッパー3
5について図10を用いて説明する。図10は図9の上
半分を拡大したもので、図9と同様、ストッパー35は
開放された状態になっている。なお、ストッパー35と
第一玉通路83とを仕切る隔壁89、及び受け板81は
透視しており、玉は図示していない。
【0061】本図に示すようにストッパー35は、タン
クレール91に装着されている。タンクレール91は、
箱玉通路87と、本図には示されていないサブタンク樋
19とを接続する金属製の樋の一種で、断面が略コの字
型にされている。ストッパー35は、外部からの指令に
応じて遮断板93を軸95回りに略90deg順逆両方
向に回転させることにより、タンクレール91を遮断し
たり開放したりする。
【0062】次に、このストッパー35の開閉を行なう
制御について説明する。ストッパー35は、玉量センサ
T1の検知結果に応じて上記の制御用マイコンによって
開閉される。この処理を表したのが図11に示すフロー
チャートである。なお本処理は一定時間毎(例えば10
0msec毎)にタイマ割り込みにて起動されるものと
する。本処理が起動されるとまずステップ(以下、単に
Sと表記する)10にて玉量センサT1がONされてい
るか否かを判定する。ONされていれば(つまり貯留タ
ンク15が満杯に近い状態ならば)、S20に進み、ス
トッパー35を閉じさせる指令を発する。一方、OFF
であればS30に進み、ストッパー35を開かせる指令
を発する。つまり、貯留タンク15が満杯でなく、まだ
貯留できるときにはストッパー35が開かれて、直行グ
ループの玉を受け入れる。一方、貯留タンク15が満杯
になると、ストッパー35を閉じさせて、貯留タンク1
5内にて玉詰まりを起こさないようにする。
【0063】但し、これではサブタンク25から供給さ
れる迂回グループの玉が貯留タンク15に流れ込んでし
まうことがある。そこで、揚送機27の稼働状態を制御
して、迂回グループの玉の流入を許可・禁止するのが、
図12のフローチャートに示す揚送機制御処理である。
本処理は、ストッパー制御処理と同様、制御用マイコン
によって行なわれ、一定時間毎にタイマ割り込みにて起
動されるものとする。また本処理は、玉量センサT1だ
けでなく、玉量センサT6及び玉量センサT9の検知結
果も考慮して、揚送機27を制御する。
【0064】本処理が起動されるとまずS40にて玉量
センサT1がOFF状態にあるかどうかを判定する。N
OすなわちONされていれば(つまり貯留タンク15が
満杯に近い状態ならば)S50に進み、揚送機27を停
止させ、本処理を終了する。一方、OFFであればS6
0に進み、玉量センサT6がONされているか否かを判
定する。NOすなわちOFFであれば(つまりサブタン
ク25が空に近い状態ならば)、S50に進んで揚送機
27を停止させ、ONであればS70に進む。S70で
は玉量センサT9がOFF状態であるか否かを判定し、
NOすなわちONされていれば(つまり合流箱21内に
て玉詰まりが起きている可能性が高いならば)、S50
に進んで揚送機27を停止させ、OFFであればS80
に進み、揚送機27を起動して本処理を終了する。なお
S80にて既に揚送機27が稼働中の場合、及びS50
にて既に揚送機27が停止している場合には何もしない
とする。
【0065】つまり、本処理を行なうことにより、次の
内の少なくとも一つが成立した場合に、迂回グループの
玉が貯留タンク15へ流入するのを禁止する。それは、
貯留タンク15が満杯に近い場合、サブタンク25が空
の場合、合流箱21内にて玉詰まりが発生した場合であ
る。
【0066】貯留タンク15が満杯に近い場合に禁止す
るのは既に示したとおり、貯留タンク15における玉詰
まりの防止である。また、サブタンク25が空の場合に
禁止するのは、揚送機27が空回りをすることになるか
らであり、これにより、揚送機27の稼働に要するエネ
ルギーを抑えるだけでなく、稼働に伴うノイズの発生を
極力、少なくし、また揚送機27の長寿命化も図れる。
そして、合流箱21内にて玉詰まりが発生した場合に禁
止するのは、揚送機27の故障を防止するためである。
【0067】但し、サブタンク25が空の場合以外は、
揚送機27を停止させたことによりサブタンク25にお
いて玉が過剰になる心配があるため、玉量センサT7及
びT8の検知結果に応じて、計数器11の起動・停止を
制御する計数器制御処理を行なう。この処理を示したの
が図13に示すフローチャートである。本処理も、スト
ッパー制御処理、揚送機制御処理と同様、制御用マイコ
ンによって行なわれ、一定時間毎にタイマ割り込みにて
起動されるものとする。
【0068】本処理が起動されるとまずS100にて玉
量センサT7、玉量センサT8が共にONであるか否か
を判定する。共にONであれば(つまりサブタンク25
が満杯に近い状態ならば)、S110に進み、投入口1
1aを閉じて計数器11へ玉を投入できないようにす
る。一方、玉量センサT7、玉量センサT8の少なくと
も一方がOFFであれば、S120に進んで投入口11
aを開き、計数器11への玉の投入を可能にする。
【0069】こうすることにより、サブタンク25及び
貯留タンク15が過剰状態に近いときには、計数器11
の使用を禁止するので、本システムが破綻するのを防止
できる。また、玉量センサT7、T8は、サブタンク2
5の玉貯留量が増えていくときは玉量センサT7が先に
ONとなるが、減っていくときも玉量センサT7が先に
OFFとなる。つまり、流出口30に近い側から先にO
N・OFFの変化が起きる。このような玉量の増減をす
るサブタンク25において、玉量センサT7、T8が共
にONのときのみ計数機11への玉の投入を禁止するの
で、サブタンク25に可能な限り玉を貯め、計数機11
を禁止するケースを極力、減らしている。そして玉量セ
ンサT7、T8の一方がOFFになるだけで再び計数機
11を使用可能にするので、使用を禁止する時間を最小
限に抑えることができる。
【0070】以上、図11〜図13に示した処理によっ
て生じる玉の流れと、ストッパー35の開閉、並びに揚
送機27の起動・停止の様子について図14〜図16を
用いて説明する。これらの図は何れも図4と同様、パチ
ンコ島台Aを正面から見た図の断面図となっている。ま
たこれらには図示されていない計数器11の状態につい
ても述べる。そして、いずれかのタンク15、25に貯
留されている状態の玉は斜線にて、アウトレール23等
を転動している玉については粒状の点にて表している。
なお玉量センサT9についてはいずれの図面においても
OFF状態とする。
【0071】まず図14(a)に示した状態においては
両タンク15、25には、共に夫々の容量の半分程度ま
で玉が貯留されている。この状態では玉量センサT1が
OFFとなるので、ストッパー35は開かれている。ま
た玉量センサT6がONであって玉量センサT9がOF
Fであるので、揚送機27は稼働されている。なお玉量
センサT7、T8は共にOFFであるので、図示しない
計数器11内の経路は開かれ、玉を投入できる状態にさ
れている。つまりこの状態では計数器11から投入され
た玉は、直行グループ、迂回グループの双方に別れて、
合流箱21内にて合流し、アウトレール23を介して貯
留タンク15に流れ込む。
【0072】また図14(b)に示した状態において
は、両タンク15、25には、両者が共にほぼ満杯とな
る程、玉が貯留されている。この状態では玉量センサT
9を除く全ての玉量センサがONとなっているので、ス
トッパー35は閉じられ、揚送機27は停止されてい
る。また、図示しない計数器11内の経路は閉じられて
いる。いわば、この状態は玉貯留システム全体が停止し
た状態となっている。この状態が他の状態に移行するに
は、貯留タンク15内の玉が大量に使用されることが必
要である。そうすれば玉量センサT1がOFFとなり、
揚送機27が再起動され、サブタンク25の玉貯留量も
減少して、玉量センサT7、T8の何れか(若しくは双
方)がOFFとなり、計数器11が玉の受け入れを再開
する。なお、図14(b)の状態ではストッパー35
は、玉量センサT1がOFFとなっただけで開くが、計
数器11が玉を受け入れない限り、サブタンク樋19を
玉が流れて来ることがないので、あまり意味がない。
【0073】更に、図15(a)に示した状態において
は、貯留タンク15はほぼ満杯となり、玉量センサT1
がONされている。従い、ストッパー35は閉じられ、
揚送機27は停止されている。一方、サブタンク25は
半分ほどの貯留量で、玉量センサT6のみがONされて
いる。よって計数器11は玉を投入可能にされている。
この状態におけるサブタンク25は、供給される玉はあ
るが、その出口が何れも閉じられているために、貯留量
がどんどん増える状態となっている。
【0074】また図15(b)に示した状態において
は、図15(a)の状態に比べ、サブタンク25が空と
なっている点のみが異なっている。従い、ストッパー3
5、揚送機27、及び計数器11の状態に関しては、図
15(a)と全く同じである。この状態も図15(a)
と同様、計数器11から玉が投入されるが、ストッパー
35が閉じられ且つ揚送機27が停止されているので、
玉69は玉量センサT6がONされるまでサブタンク2
5に貯留され、図15(a)に近い状態に遠からず移行
する。
【0075】そして図16に示した状態においては、貯
留タンク15にほぼ半分ほど玉が貯留され、サブタンク
25は空となっている。この状態では玉量センサT1が
OFFであるので、ストッパー35は開かれている。ま
た玉量センサT7、T8がOFFであるので、計数器1
1は玉が投入可能な状態にされ、投入された玉はサブタ
ンク樋19、アウトレール23等を通じて貯留タンク1
5に供給される。一方、玉量センサT6がOFFである
ので、揚送機27は停止されている。従い、図示しない
玉抜き口29からサブタンク25内に落ち込んだ玉69
は、サブタンク25から出ることができない。しかし、
玉抜き口29から落ちる玉によって玉量センサT6がす
ぐにON状態となるため、再び揚送機27が稼働され
る。この揚送機27によって運搬された玉とサブタンク
樋19から落下しなかった玉とにより、貯留タンク15
の玉貯留量は増えていき、図15(b)に示した状態に
移行すると予想される。
【0076】以上、説明してきたようにパチンコ島台A
においては、計数器11に玉が投入されると、その玉は
サブタンク樋19に流れ込んでその一部が玉抜き口29
から脱落してサブタンク25に貯留される。このよう
に、投入された全ての玉が一度に貯留タンク15に供給
されないようにするので、サブタンク樋19や貯留タン
ク15等にて玉詰まりが発生しにくい。
【0077】パチンコ島台Aが設置されるパチンコホー
ルの開店前には通常、貯留タンク15に、パチンコ島台
Aにて使用される大量の玉を貯留しておくが、同時にサ
ブタンク25にも所定量、貯留しておけば、サブタンク
25の容量分だけ、そのパチンコ島台Aのために確保し
ておく玉量を増加できる。しかも貯留タンク15の容量
を増やしていないので、貯留タンク15の容量増加に伴
う弊害も発生しない。
【0078】また、サブタンク25内の玉は、支持面5
1により流出口30からサブタンク25の外へ移動させ
た後に、揚送機27及び合流箱21にて合流点33に移
動させるので、揚送機27をサブタンク25内に設置す
る場合に比べ、サブタンク25の容量を有効に活用する
ことができ、またサブタンク25内の玉の流れが、揚送
機27に邪魔されない。なお支持面51は、サブタンク
25の底面であるため、サブタンク25の容量を著しく
減少させていない。
【0079】そしてストッパー制御処理により、貯留タ
ンク15の玉量が減少した時には、ストッパー35が開
かれてサブタンク樋19からアウトレール23を介して
玉が供給されるので、貯留タンク15の玉の量を速やか
に回復させることができる。また、合流箱21内にて玉
詰まりが発生したときには、揚送機制御処理により揚送
機27を停止させるので、揚送機27が破損するのを防
ぐことができる。またこれだけでなく、貯留タンク15
が玉で満杯のときには揚送機27を停止させるので、貯
留タンク15において玉詰まりが起きるのを防止でき
る。更に、サブタンク25が空のときにも、揚送機27
を動かす意義が低いのでこれを止め、揚送機27の発す
るノイズを抑えたり、揚送機27の稼働に必要なエネル
ギーを節約したり、揚送機27の長寿命化を図ることが
できる。
【0080】もしサブタンク25が過剰状態になっても
計数器制御処理によって計数器11の経路が閉じられ、
計数器11からの投入を禁止するので、サブタンク25
には玉が供給されなくなり、サブタンク25における玉
詰まりを防止できる。また、計数機11に投入された玉
は通常、汚れが激しいが、ストッパー35が開かれた状
態では、その大半が貯留タンク15に至り、また貯留タ
ンク15内の筒体131に相当する構成にて還元機導入
口41へと優先的に導かれて還元機13にて磨かれるた
め、玉を良い状態に保つことができる。
【0081】以上、本発明の玉貯留システムの一実施例
であるパチンコ島台Aについて説明してきたが、本発明
はこの実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨
を変えない範囲で様々な態様にて実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の玉回収システムが適用されたパチン
コ島台Aを示す斜視図である。
【図2】 実施例のパチンコ島台Aの内部を示す斜視図
である。
【図3】 パチンコ島台Aが有するサブタンク25周辺
の構成を示す斜視図である。
【図4】 パチンコ島台A内にて行なわれる玉の流れの
概略を示す説明図である。
【図5】 サブタンク25の外観を示す斜視図である。
【図6】 サブタンク25内の構成を示す説明図であ
る。
【図7】 サブタンク25内を玉が流れる様子を示す説
明図である。
【図8】 合流箱21、揚送機27及びその周辺を示す
斜視図である。
【図9】 合流箱21内の玉の流れを示す説明図であ
る。
【図10】 ストッパー35の説明図である。
【図11】 ストッパー制御処理を示すフローチャート
である。
【図12】 揚送機制御処理を示すフローチャートであ
る。
【図13】 計数器制御処理を示すフローチャートであ
る。
【図14】 貯留タンク15への玉の供給と、両タンク
15、25の玉貯留量との関係を示す第一の説明図であ
る。
【図15】 貯留タンク15への玉の供給と、両タンク
15、25の玉貯留量との関係を示す第二の説明図であ
る。
【図16】 貯留タンク15への玉の供給と、両タンク
15、25の玉貯留量との関係を示す第三の説明図であ
る。
【図17】 従来のパチンコ島台Bにおいて用いられる
貯留タンク101、及び還元機103の概略を示す斜視
図である。
【図18】 従来のパチンコ島台Bの中央付近の正面図
である。
【図19】 従来のパチンコ島台Bにおける、玉樋12
5bから貯留タンク101に至る玉の流れを示す説明図
である。
【符号の説明】
A、B…パチンコ島台 3、115…パチンコ機 11…計数器 11a…投入口 13、103
…還元機 15、101…貯留タンク 17…排出樋 19
…サブタンク樋 21…合流箱 23…アウトレール 25
…サブタンク 27…揚送機 29、29a、29b…玉抜き口
30…流出口 31…導入樋 33…合流点 35…ス
トッパー 41…還元機導入口 43…導入樋 45…還
元機排出口 47、129…上部樋 51…支持面 53、1
17…底面 55…補給樋 81…受け板 83…第
一玉通路 85…第二玉通路 87…箱玉通路 91…タ
ンクレール 93…遮断板 105…導入樋 107…還
元機導入口 111…還元機排出口 127…連絡樋 M…中間部 T1〜T9…玉量センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列設された複数のパチンコ機を備えるパ
    チンコ島台にて使用されるパチンコ玉を貯留する貯留タ
    ンクと、該貯留タンクから所定距離をおいて設置され、
    外部からパチンコ玉を受け入れてその数を計数する計数
    器と、該計数器と前記貯留タンクとの間を連絡する傾斜
    路であって該計数器が受け入れたパチンコ玉を転動させ
    て前記貯留タンクに導く回収経路と、を備えたことによ
    り、パチンコ玉を前記貯留タンクに回収する玉回収シス
    テムにおいて、 前記回収経路には、該回収経路上を転動されるパチンコ
    玉の一部を、当該回収経路から脱落させる玉抜き口が穿
    設され、更に、 該玉抜き口から脱落したパチンコ玉を貯留するサブタン
    クを備えたことを特徴とする玉回収システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の玉回収システムにおい
    て、 前記サブタンクに貯留されたパチンコ玉を、前記回収経
    路まで運搬する運搬手段を更に備えたことを特徴とする
    玉回収システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の玉回収システムにおい
    て、 前記運搬手段が、 前記サブタンク内の下方にて該サブタンクに貯留される
    パチンコ玉を支えると共に、前記貯留タンクに近い側ほ
    ど低くなるように傾斜された支持面と、 前記サブタンクに穿設された穴であって、前記支持面に
    よって前記貯留タンク方向へ誘導されたパチンコ玉を当
    該サブタンクの外部へ流出させる流出口と、 該流出口から流出したパチンコ玉を少なくとも、前記回
    収経路上において、前記玉抜き口よりも下流側の位置ま
    で、上昇させる揚送機と、 該揚送機によって上昇されたパチンコ玉を、前記回収経
    路上において、前記玉抜き口よりも下流側の位置に誘導
    する誘導経路と、 を備えたことを特徴とする玉回収システム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3にいずれか記載の
    玉回収システムにおいて、 前記貯留タンクに貯留されたパチンコ玉の量を検出する
    玉量センサと、 前記回収経路上において、前記玉抜き口よりも下流側に
    位置され、外部の指令に応じて開閉し、閉じたときには
    前記計数器から前記貯留タンクに向かって当該回収経路
    上を転動されるパチンコ玉の流れを遮断する開閉手段
    と、 前記玉量センサによって検知されたパチンコ玉の量が、
    所定量よりも多いと判定すると、前記開閉手段を閉じさ
    せるための指令を発する制御手段と、 を更に備えたことを特徴とする玉回収システム。
JP2973596A 1996-02-16 1996-02-16 玉回収システム Pending JPH09220346A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2973596A JPH09220346A (ja) 1996-02-16 1996-02-16 玉回収システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2973596A JPH09220346A (ja) 1996-02-16 1996-02-16 玉回収システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09220346A true JPH09220346A (ja) 1997-08-26

Family

ID=12284372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2973596A Pending JPH09220346A (ja) 1996-02-16 1996-02-16 玉回収システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09220346A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5371006B2 (ja) 遊技機島
JPH09220346A (ja) 玉回収システム
JP2003230749A (ja) 遊技媒体制御システム
JP4085454B2 (ja) パチンコ島台
JPH01212585A (ja) パチンコ島内部におけるパチンコ球貯蔵タンク
JP4352646B2 (ja) パチンコ玉移動制御システム
JP4466011B2 (ja) 遊技島台
JP2003071104A (ja) パチンコ島における玉の還元供給装置
JP2006204389A (ja) 遊技球循環システムおよび遊技機島
JP2000042236A (ja) パチンコ島台
JP4483249B2 (ja) 遊技島台
JP2001314635A (ja) パチンコ玉貯留タンクにおける玉量制御装置
JP4110582B2 (ja) パチンコ島台
JP2743253B2 (ja) 遊技場における遊技球補給システム
JP4085437B2 (ja) パチンコ島台
JP2006312082A (ja) パチンコ島台
JP2000140382A (ja) パチンコ玉貯留タンクにおける玉量制御装置
JP4089538B2 (ja) パチンコ島台
JP2000140383A (ja) パチンコ玉貯留タンクにおける玉量制御装置
JP4085960B2 (ja) パチンコ島台
JP2006204388A (ja) 遊技球循環システムおよび遊技機島
JPH09276526A (ja) 玉貯留タンクを有するパチンコ島台
JP4381597B2 (ja) 遊技島台
JPH1057584A (ja) 玉循環機構
JP4112023B2 (ja) パチンコ島台

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20070412

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070424

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070731

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071001

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071204

A521 Written amendment

Effective date: 20080124

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080201

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080229