JPH09220120A - 薄紙用容器 - Google Patents

薄紙用容器

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Publication number
JPH09220120A
JPH09220120A JP3177296A JP3177296A JPH09220120A JP H09220120 A JPH09220120 A JP H09220120A JP 3177296 A JP3177296 A JP 3177296A JP 3177296 A JP3177296 A JP 3177296A JP H09220120 A JPH09220120 A JP H09220120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
opening
tissue paper
thin paper
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3177296A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ishizaki
昭 石崎
Yasuyo Ninomiya
安代 二宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishizaki Shizai Co Ltd
Original Assignee
Ishizaki Shizai Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ishizaki Shizai Co Ltd filed Critical Ishizaki Shizai Co Ltd
Priority to JP3177296A priority Critical patent/JPH09220120A/ja
Publication of JPH09220120A publication Critical patent/JPH09220120A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で簡単な構成からなり、薄紙を1枚ずつ
容易かつ確実に取り出すことのできる収納容器を得る。 【解決手段】 多数枚の薄紙3を重ね合わせて収納した
容器本体1と扉5とからなる収納容器。容器本体1には
開口部2が形成されている。扉5の裏面には鏡7と両面
テープ片8とが設けられている。扉5を閉じたとき両面
テープ片8が薄紙3の最上層の1枚に粘着し、扉5を開
けると最上層の1枚が両面テープ片8に粘着した状態で
開口部2から引き出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄紙用容器、特
に、油取り紙等の化粧紙を取り出しやすく収納した容器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油取り紙等の化粧紙は、厚紙製の
容器に多数枚重ね合わせた状態で収納されており、容器
の表面に形成された開口部から1枚ずつ指先で引き出し
て使用されていた。しかし、2枚、3枚と重なって取り
出してしまったり、逆に指先が滑って取り出しが困難で
あるといった不具合を有している。
【0003】油取り紙をティッシュペーパーのように重
ねて折り畳み、1枚を引き出せば次の1枚が部分的に開
口部から突出するように収納すれば取り出しは容易とな
る。しかし、油取り紙を互いに重ねて折り畳む処理は大
きなコストアップを招来し、実際的ではない。
【0004】
【発明の目的、構成、作用】そこで、本発明の目的は、
安価で簡単な構成からなり、1枚ずつ容易かつ確実に取
り出すことのできる収納容器を提供することにある。
【0005】以上の目的を達成するため、本発明に係る
薄紙用容器は、略短冊形状の薄紙を多数枚重ね合わせた
状態で収納するための容器本体と、扉とで構成されてい
る。容器本体は表面に薄紙を取り出すための開口部が形
成されている。扉はこの開口部を開閉可能であって、そ
の裏面には粘着剤が設けられている。
【0006】前記粘着剤は扉が閉じられたとき容器本体
に収納されている最上層の薄紙に粘着する。従って、扉
を開けると最上層の1枚の薄紙が粘着剤に粘着した状態
で開口部から引き出される。
【0007】さらに、本発明に係る薄紙用容器にあって
は、前記扉の裏面に鏡が取り付けられていることが好ま
しい。この種の薄紙用容器は化粧紙の収納容器として用
いられるため、鏡が付いていれば便利である。
【0008】さらに、本発明に係る薄紙用容器は、前記
容器本体の両端部に第1及び第2の扉を観音開きに取り
付け、第1の扉の端部を第2の扉の端部で押圧して閉じ
るように構成されている。そして、粘着剤は第1の扉の
端部裏面に設けられている。この構成によれば、扉を閉
じるとき第2の扉で第1の扉を押圧するため、第1の扉
の裏面に設けた粘着剤が自然に薄紙に圧接し、扉を開い
たとき確実に薄紙が取り出される。この構成は、薄紙の
残量が少なくなったとき、あるいは粘着剤の粘着力が弱
くなったときに有効である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る薄紙用容器の
実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0010】(第1実施形態、図1、図2参照)図1に
おいて、この薄紙用容器は、厚紙あるいはプラスチック
からなり、容器本体1と扉5とから構成されている。容
器本体1は表面に大きな開口部2を有する偏平な箱形状
をなし、内部には多数枚の油取り紙3が重ね合わせて収
納されている。
【0011】扉5は容器本体1の一側部に矢印A,B方
向に開口部2を開閉可能に設けたものである。この扉5
の裏面上半分には窓部6に鏡7が取り付けられ、かつ、
裏面略中央部に両面テープ片8が貼着されている。鏡7
は例えばプラスチック製の薄板にアルミを蒸着した薄型
軽量のものである。
【0012】以上の構成からなる容器において、扉5を
閉じると、両面テープ片8上の粘着剤が油取り紙3の最
上層の1枚に粘着する。従って、扉5を開けると、図2
に示すように、最上層の1枚3aが両面テープ片8の粘
着力で開口部2から引き出される。2枚目以降の油取り
紙3は開口部2の周縁で押さえられ容器本体1内に収納
されたままである。
【0013】なお、粘着剤としては両面テープ片8に限
らず、種々のものを使用できるが、薄紙に接触する面は
非転移性の弱粘のりが好ましい。
【0014】(第2実施形態、図3参照)この薄紙用容
器において、容器本体1は前記第1実施形態と同様であ
って、開口部2を有し、多数枚の油取り紙3が重ね合わ
せて収納されている。扉11,12はいわゆる観音開き
としたもので、容器本体1の両端に、それぞれ矢印A,
B方向に開口部2を開閉可能に設けられている。扉11
の裏面には前記第1実施形態と同様に、窓部13に鏡7
が取り付けられ、かつ、両面テープ片8が貼着されてい
る。扉12の先端には舌片14が突設され、扉11の表
面にはスリット(図示せず)が形成されている。
【0015】この薄紙用容器は、まず、扉11を内側に
倒し、その後扉12を内側に倒して開口部2を閉じる。
同時に、舌片14を扉11のスリットに挿入する。これ
にて、扉11,12が閉じた状態に維持される。舌片1
4をスリットに挿入する際、扉11の端部が舌片14で
押圧され、裏面に設けられている両面テープ片8が最上
層の油取り紙3に確実に粘着することになる。
【0016】(他の実施形態)なお、本発明に係る薄紙
用容器は前記実施形態に限定するものではなく、その要
旨の範囲内で種々に変更可能である。例えば、容器の材
質や形状、扉のヒンジ機構、粘着剤の種類やその取付け
方法等は任意である。また、収納される薄紙は、油取り
紙以外に、種々の化粧紙、眼鏡拭き紙、靴拭き紙あるい
は紙以外の薄フィルムなど他の素材であってもよい。さ
らに、小さくて取り扱いの不便なシート類、例えば、収
入印紙、切手であってもよい。
【0017】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、容器本体を開閉する扉の裏面に粘着剤を設けた
ため、扉を開けるだけで薄紙を1枚ずつ確実に取り出す
ことができる。しかも、粘着剤を設けるという極めて簡
単な構成からなり、安価に付加価値の高い薄紙用容器を
得ることができる。
【0018】また、扉の裏面に鏡を設けておけば、便利
である。さらに、観音開きの一方の扉の裏面に粘着剤を
設けておけば、扉を閉めたときに粘着剤が自然に薄紙に
圧接し、薄紙をより確実に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である薄紙用容器を示す
斜視図。
【図2】図1に示した容器において1枚の薄紙を引き出
した状態を示す斜視図。
【図3】本発明の第2実施形態である薄紙用容器を示す
斜視図。
【符号の説明】
1…容器本体 2…開口部 3…油取り紙 5,11,12…扉 7…鏡 8…両面テープ(粘着剤)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の構成からなることを特徴とする薄
    紙用容器:略短冊形状の薄紙を多数枚重ね合わせた状態
    で収納するための容器本体、この容器本体は表面に薄紙
    を取り出すための開口部が形成されている;前記容器本
    体の開口部を開閉する扉、この扉の裏面には薄紙に粘着
    可能な粘着剤が設けられている。
  2. 【請求項2】 前記扉の裏面には鏡が取り付けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の薄紙用容器。
  3. 【請求項3】 前記扉は前記容器本体の開口部を観音開
    きする第1及び第2の扉からなり、第1の扉の端部は第
    2の扉の端部で押圧して閉じられ;前記粘着剤は第1の
    扉の端部裏面に設けられている;ことを特徴とする請求
    項1記載の薄紙用容器。
JP3177296A 1996-02-20 1996-02-20 薄紙用容器 Pending JPH09220120A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3177296A JPH09220120A (ja) 1996-02-20 1996-02-20 薄紙用容器

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JP3177296A JPH09220120A (ja) 1996-02-20 1996-02-20 薄紙用容器

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Publication Number Publication Date
JPH09220120A true JPH09220120A (ja) 1997-08-26

Family

ID=12340350

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JP3177296A Pending JPH09220120A (ja) 1996-02-20 1996-02-20 薄紙用容器

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JP (1) JPH09220120A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007230569A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Yoshida Industry Co Ltd フィルム用容器
CN106742676A (zh) * 2016-12-14 2017-05-31 李伟 一种迷你小包餐巾纸盒
US10532879B2 (en) 2015-10-15 2020-01-14 3M Innovative Properties Company Dispenser and shield

Cited By (3)

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JP2007230569A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Yoshida Industry Co Ltd フィルム用容器
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