JPH09220086A - パン酵母 - Google Patents

パン酵母

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JPH09220086A
JPH09220086A JP2950996A JP2950996A JPH09220086A JP H09220086 A JPH09220086 A JP H09220086A JP 2950996 A JP2950996 A JP 2950996A JP 2950996 A JP2950996 A JP 2950996A JP H09220086 A JPH09220086 A JP H09220086A
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strains
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Kozo Ouchi
弘造 大内
Tatsuro Fujio
達郎 藤尾
Toshiaki Imura
聡明 井村
Masayuki Azuma
眞幸 東
Yasuhiro Kikuchi
泰弘 菊池
Hidenori Kawasaki
秀紀 川崎
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KH Neochem Co Ltd
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Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 沈降度が65以上、含水率が67%以
下、成型量が0.9(kg/h)以上で、かつ冷蔵耐性
または冷凍耐性を有する3または4倍体酵母サッカロミ
セス・セルビシェおよびこれを含有する生地ならびに該
生地を用いるパンの製造法。 【効果】 本発明は、3または4倍体酵母で、冷凍耐性
または冷蔵耐性に優れた酵母サッカロミセス・セルビシ
ェを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパン酵母およびこれ
を含有する生地ならびに該生地を用いるパンの製造法に
関する。該パン酵母は3または4倍体酵母であり、冷凍
耐性または冷蔵耐性に優れた酵母である。
【0002】
【従来の技術】近年、製パン業界では、省力化による製
造工程の合理化や焼きたてパンに対する消費者のニーズ
などに応えるため、冷凍生地製パン法または冷蔵生地製
パン法が行われている。冷凍生地製パン法とは、一部発
酵させた生地を−20〜−30℃の冷凍庫に貯蔵しておき、
それを必要なときに解凍させ、発酵、ホイロをとって焼
成するものである。また、冷蔵生地製パン法とは、一部
発酵させた生地を、発酵を抑さえながら低温に貯蔵した
後、必要なときに発酵、ホイロをとって焼成するもので
ある。これらの製パン法は、いずれも特殊なパン酵母を
用いて行われる。即ち、冷凍生地製パン法には、生地中
で長期間の凍結に耐え、解凍後にも正常なパン生地膨張
力をもつ、いわゆる、「冷凍耐性酵母」が使用されてい
る。また、冷蔵生地製パン法には、生地中で低温貯蔵さ
れている間は発酵が抑制され、発酵およびホイロの温度
帯では正常にパン生地膨張力を回復する、いわゆる、
「冷蔵耐性酵母」が使用されている。これらの特殊なパ
ン酵母には、通常のパン酵母以上に、高性能を保つため
の配慮が必要である。
【0003】酵母細胞の大きさは倍数性によって変わる
ことは周知のことであり、倍数性が上がるにつれて細胞
の体積は増加する。このことを利用して、トルラスポラ
・デルブルッキに属する1倍体の冷凍耐性酵母を2倍体
にし、細胞を大きくすることは知られている(特開昭60
ー221079 号公報) 。パン製造に使用されているサッカロ
ミセス・セレビジエの冷凍耐性酵母は、通常、2倍体が
使用されている。これまで、サッカロミセス属の冷凍耐
性酵母については、凍結、解凍後の発酵力や製パン適性
の向上を目的として酵母の改良が行われている(例え
ば、特公昭59-25584号公報、特公昭59-48607号公報、特
開昭59-203442号公報、特開昭62-208273号公報、特開昭
63-294778号公報、特開平3-285673号公報、特公平4-205
95号公報)が、その酵母の倍数性を3倍体以上に上げて
パン酵母製造工程の改善とパン酵母の品質向上を図った
具体例は知られていない。
【0004】また、サッカロミセス属の冷蔵耐性酵母
も、通常、2倍体が使用されており、低温貯蔵後の発酵
力や製パン適性の向上を目的として酵母の改良が行われ
ている(例えば、特開平4-234939号公報、特開平5-7634
8号公報、特開平5-284896号公報、特開平5-336872号公
報、特開平7-79767号公報)が、その酵母の倍数性を3
倍体以上に上げてパン酵母製造工程の改善とパン酵母の
品質向上を図った具体例は知られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、3ま
たは4倍体酵母で、冷凍耐性または冷蔵耐性に優れた酵
母サッカロミセス・セルビシェを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、沈降度が65
以上、含水率が67%以下、成型量が0.9(kg/
h)以上で、かつ冷蔵耐性または冷凍耐性を有する3ま
たは4倍体酵母サッカロミセス・セルビシェおよびこれ
を含有する生地ならびに該生地を用いるパンの製造法に
関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に使用される酵母、即ち沈
降度が65以上、好ましくは65〜100、含水率が6
7%以下、好ましくは50〜67%、成型量が0.9
(kg/h)以上、好ましくは0.9〜1.5(kg/
h)、で、かつ冷蔵耐性または冷凍耐性を有する3また
は4倍体酵母は、例えば、自然界からの分離菌株、研究
機関等の保存菌株、細胞融合株から選択してもよいが、
通常は交雑株が選択される。
【0008】交雑株は、例えば希少交配法によって得ら
れる。この方法は、2倍体細胞中に発生するa接合型細
胞またはα接合型細胞と1倍体細胞との交雑を行わせ、
生じた3倍体交雑株を選択するものである。または、2
倍体細胞中に発生するa接合型細胞と同じくα接合型細
胞との交雑を行わせ、生じた4倍体交雑株を選択するも
のである。その場合に、例えば、一方の親株を栄養要求
性に、他方の親株を呼吸欠損性にしておくなど、それぞ
れの親株に異なるマーカーを付与することによって、交
雑株の選択を容易にすることができる。
【0009】具体的な酵母としては、ブダペスト条約に
基づいて平成8年2月15日付けで工業技術院生命工学
工業技術研究所に寄託されているサッカロミセス・セル
ビシェFT3−1(FERM BP−5397)、FT
4−1(FERM BP−5398)、RZ3−1(F
ERM BP−5399)、RZ4−1(FERMBP
−5400)等があげられる。
【0010】本発明でいう冷凍耐性とは、酵母を含むパ
ン生地を凍結保存(例えば、−20℃、7〜30日間)
し、それを解凍した後でも商品価値のあるパンが焼ける
酵母の能力をいう。また、冷蔵耐性とは、酵母を含むパ
ン生地を、それが凍結しない範囲の低温(例えば、0〜
10℃)で貯蔵(例えば、4〜10日間)された後で
も、商品価値のあるパンが焼ける酵母の能力をいう。
【0011】以下に、希少交配法による交雑株の取得法
について説明する。希少交配法による交雑株の選択を容
易にするために、例えば、一方の親株には栄養要求性を
付与し、他方の親株には呼吸欠損性を付与する。栄養要
求性変異株の分離は、例えば次のように行う。まず、細
胞集団を常法どおり紫外線照射等によって変異誘発処理
を行った後、栄養培地、例えば、YPDU培地(1%酵母エ
キス、2%ペプトン、2%グルコース、0.005%ウラシ
ル)で12時間培養する。それを集菌、洗浄し、FOA培
地(0.1%フルオロオロチン酸、0.005 %ウラシル、0.6
7%イースト・ナイトロジェン・ベース、2%グルコー
ス、2%寒天)に塗布した後、30℃で3〜5日間培養
し、コロニーを形成させる。そのコロニーを最少培地
(0.67%イースト・ナイトロジェン・ベース、2%グル
コース、2%寒天)にレプリカし、そのなかからウラシ
ル要求性を示すコロニーを選択する。
【0012】一方、呼吸欠損性変異株の分離は、例え
ば、次のように行う。酵母細胞をエチジウム・ブロマイ
ド含有培地(5μg /mlエチジウム・ブロマイド、1%
酵母エキス、2%ペプトン、2%グルコース、2%寒
天)に塗布し、30℃で3 日間培養してコロニーを形成さ
せる。そのなかからコロニーの形が小さめで、色白のも
のを選択する。それが呼吸欠損性であることは、グリセ
ロール培地(0.67%イースト・ナイトロジェン・ベー
ス、3%グリセロール、2%寒天)等に成育できないこ
とから確認できる。
【0013】3倍体の菌体を作成するための交雑は、例
えば、次のように行う。栄養要求性をもつ2倍体の親株
と呼吸欠損性をもつ1倍体の親株とを、YPDU培地等の栄
養培地に、ほぼ1対1の割合で接種し、30℃で1日間培
養する。それを殺菌水で適当に希釈し、グリセロール培
地に塗布した後、2日間培養し、生育した3倍体コロニ
ーを分離する。それが3倍体の交雑株であることは、必
要によっては、常法どおりパルスフィールド電気泳動に
よって染色体DNAの分離パターンを調べ、または、細胞
核のDNAをプロピヂウム・イオダイド等を用いて蛍光染
色した後、フローサイトメトリーで細胞当りのDNA含有
量を測定し、親株と比較することによって判定すること
ができる。なお、親株の組み合わせが栄養要求性の1倍
体と呼吸欠損性の2倍体に変わっても、同じ目的が達成
できる。
【0014】一方、4倍体の菌株を作成するための交雑
も親株を2倍体の栄養要求性変異株と2倍体の呼吸欠損
変異株とに変えるだけで、上記と同様に行うことができ
る。次に、酵母菌体の沈降度、含水率、成型量の測定に
用いる酵母は、次のようにして得ることができる。即
ち、5Lジャーファーメンターに水1.8L、塩化アンモニ
ウム42g、燐酸一カリウム14g、硫酸マグネシウム3.1gを
加え、120℃で20分間の殺菌を行う。冷却後、酵母の種
培養400mlを接種し、120℃で5分間殺菌した糖蜜培地
(全糖濃度48%)800mlを用いて、30℃で30時間の流加培
養を行う。培養中のpHはアンモニア水で5.0に調整す
る。培養液を遠心分離した後、菌体を集め、これを洗浄
後、脱水して得られる。
【0015】(1)酵母細胞の大きさ(相対値)の測定
は、次のように行う。酵母をYPD培地(1%酵母エキ
ス、2%ペプトン、2%グルコース)に30℃で36時間、
好気的に培養する。得られた酵母細胞を脱イオン水に懸
濁し、超音波発振機(トミー精工製ウルトラソニック・
デイスラプター)にかけてよく分散させ、40mmのナイロ
ンメッシュで濾過した後、それをフローサイトメーター
(コールター社製エッピクス・エリート)にかけ、前方
散乱光を測定して粒度分布図を得る。その分布図に基づ
いて最大度数を与える目盛り(M値)を求める。なお、
対照として、サッカロミセス・セレビジエX2180-1B株
(1倍体)[イースト・ジェネテック・ストック・セン
ター(米国)より入手]およびサッカロミセス・セレビ
ジエX2180D株(2倍体)[サッカロミセス・セレビジエX
2180-1A株(1倍体)(イースト・ジェネテック・スト
ック・センターより入手)とサッカロミセス・セレビジ
エX2180-1B株(1倍体)との交雑株]の菌株について
も、同様に測定する。
【0016】その結果を表1す。
【0017】
【表1】
【0018】表から、後述する実施例で得られるFT3-1
、RZ3-1 、FT4-1 およびRZ4-1 はFRZ およびREIZO に
くらべて明らかに大きなM値を与え、細胞が大型である
ことがわかる。 (2)酵母菌体の沈降度の測定は、次のように行う。各
菌体の培養液10mlをガラス製遠心管にとり、遠心分離機
(トミー精工製LCO6-SP)にかけ、1000rpmで2分30秒間
遠心分離する。遠心後、上部液の液面から4mlをピペッ
トにとり、その吸光度OD660(B)を測定する。あらか
じめ、遠心分離前の吸光度(A)を測定しておき、次式
に従って沈降度を求める。それぞれの吸光度の測定は脱
イオン水で500倍に希釈した後行う。
【0019】
【数1】
【0020】なお、比較のためダイヤイーストFRZお
よびダイヤイーストREIZOについても、同様に求め
る。その結果を表2に示す。
【0021】
【表2】
【0022】(3)酵母菌体の含水率の測定は、次のよ
うに行う。各菌体の培養液400mlを遠心機(日立製CR20B
2)にかけ、3000rpmで5分間遠心分離する。その菌体を
脱イオン水で2回洗浄した後、脱イオン水に懸濁し、そ
の懸濁液の細胞濃度が1000倍に希釈した後で0.3の吸光
度(OD660)を示すように調整する。その8mlを、15
0℃で24時間乾燥した後、室温まで冷却した乾燥素焼
板(面積:150mm×150mm、厚さ:7.5m
m)に乗せて10分間脱水し、得られた湿菌体の約3g
(A)を秤量し、105℃で20時間乾燥する。その乾物重
量(B)を測定し、次式によって含水率( %) を求め
る。
【0023】
【数2】
【0024】なお、比較のためダイヤイーストFRZお
よびダイヤイーストREIZOについても、同様に求め
る。その結果を表3に示す。
【0025】
【表3】
【0026】(4 )酵母菌体の成形量の測定は、例え
ば、次のように行う。本発明で造成される酵母菌体の成
型量を調べるために、二軸押出成型機(神戸製鋼所製TC
O-30)を用いて試験を行う。酵母菌体の成形量の測定
は、スクリュー回転数300rpm、フラットダイ(厚さ2m
m)を用いた条件での成型量(kg/h)で行う。
【0027】なお、比較のためダイヤイーストFRZおよ
びダイヤイーストREIZOについても、同様に測定する。
その結果を表4に示す。
【0028】
【表4】
【0029】本発明に係わる生地、即ち冷蔵または冷凍
パン生地は、通常小麦粉に本発明の酵母、食塩、水さら
に必要に応じて砂糖、脱脂粉乳、卵、イーストフード、
ショートニング等を加え混捏した後、フロアタイム、分
割、ベンチタイムをとり、成形した生地を−2〜15℃
で冷蔵または−10〜−30℃で凍結して得られる。代
表的なパン生地の製造法には、ストレート法と中種法が
あり、前者は全原料を最初から混合する方法で、後者
は、まず小麦粉の一部に酵母と水を加え中種をつくり、
発酵後に残りの原料を合わせる方法である。
【0030】前記パン生地を用いて常法(ホイロ、焼
成)により製パンしパンを得る。
【0031】
【実施例】以下に、実施例を示す。 実施例1:3倍体の冷凍耐性酵母の製造法 一方の親株としてサッカロミセス・セレビジエMOY15-16
を選抜し、前記の方法によりその呼吸欠損変異株を分離
した。また、他方の親株としてサッカロミセス・セレビ
ジエX2180-1Bを選抜し、そのウラシル要求性変異株を分
離した。その両変異株を希少交配法によって交雑し、そ
の交雑株のなかから細胞形が大きく、沈降度、含水率、
成型量が優れ、かつ冷凍耐性が市販のダイヤイーストFR
Z並に優れ、冷凍生地製パン法に適した交雑株としてサ
ッカロミセス・セレビジエFT3-1株を得た。
【0032】実施例2:4倍体の冷凍耐性酵母の製造法 一方の親株としてサッカロミセス・セレビジエRZ16 を
選抜し、そのウラシル要求性変異株を分離した。また、
他方の親株としてサッカロミセス・セレビジエRZ16 由
来の呼吸欠損性変異株を選抜した。その両変異株を希少
交配法によって交雑し、その交雑株のなかから細胞形が
大きく、沈降度、含水率、成型量が優れ、かつ冷凍耐性
が市販のダイヤイーストFRZ並に優れ、冷凍生地製パン
法に適した交雑株としてサッカロミセス・セレビジエFT
4-1株を得た。
【0033】実施例3:3倍体の冷蔵耐性酵母の製造法 一方の親株にダイヤイーストREIZOを選抜し、そのウラ
シル要求性変異株を分離した。また、他方の親株として
サッカロミセス・セレビジエYOY655csf1を選抜し、その
呼吸欠損変異株を分離した。その両変異株を希少交配法
によって交雑し、その交雑株のなかから細胞形が大き
く、沈降度、含水率、成型量が優れ、かつ冷蔵耐性が市
販のダイヤイーストREIZO並に優れ、冷蔵生地製パン法
に適した交雑株としてサッカロミセス・セレビジエRZ3-
1 株を得た。
【0034】実施例4:4倍体の冷蔵耐性酵母の製造法 一方の親株にダイヤイーストREIZO由来のウラシル要求
性変異株を、また、他方の親株としてダイヤイーストRE
IZO由来の呼吸欠損変異株を選抜し、その両変異株を希
少交配法によって交雑し、その交雑株のなかから細胞形
が大きく、沈降度、含水率、成型量が優れ、かつ冷蔵耐
性が市販のダイヤイーストREIZO並に優れ、冷蔵生地製
パン法に適した交雑株としてサッカロミセス・セレビジ
エRZ4-1株を得た。
【0035】
【発明の効果】本発明は、3または4倍体酵母で、冷凍
耐性または冷蔵耐性に優れた酵母サッカロミセス・セル
ビシェを提供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川崎 秀紀 茨城県土浦市荒川西区2−403−1−303

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 沈降度が65以上、含水率が67%以
    下、成型量が0.9(kg/h)以上で、かつ冷凍耐性
    または冷蔵耐性を有する3または4倍体酵母サッカロミ
    セス・セルビシェ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のサッカロミセス・セル
    ビシェを含有する生地。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のサッカロミセス・セル
    ビシェを含有する生地を用いるパンの製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5992135B2 (ja) * 2008-02-04 2016-09-14 東レ株式会社 連続発酵による乳酸の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5992135B2 (ja) * 2008-02-04 2016-09-14 東レ株式会社 連続発酵による乳酸の製造方法

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