JPH0771473B2 - トルラスポラ属大型細胞酵母の育種造成方法 - Google Patents

トルラスポラ属大型細胞酵母の育種造成方法

Info

Publication number
JPH0771473B2
JPH0771473B2 JP3102750A JP10275091A JPH0771473B2 JP H0771473 B2 JPH0771473 B2 JP H0771473B2 JP 3102750 A JP3102750 A JP 3102750A JP 10275091 A JP10275091 A JP 10275091A JP H0771473 B2 JPH0771473 B2 JP H0771473B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yeast
torluspora
large cell
strain
medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3102750A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0523172A (ja
Inventor
孝 佐々木
由庸 大島
敏夫 菅浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from JP59219049A external-priority patent/JPH0646940B2/ja
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP3102750A priority Critical patent/JPH0771473B2/ja
Publication of JPH0523172A publication Critical patent/JPH0523172A/ja
Publication of JPH0771473B2 publication Critical patent/JPH0771473B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は染色体が二倍体性を有す
るトルラスポラ属(Torulaspora)に属する大型冷凍耐性
パン酵母の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】トルラスポラ属に属する酵母、例えばト
ルラスポラ・デルブルッキ(Torulaspora delbrueckii
: 旧名サッカロミセス・ロゼイ Saccharomyces rosei
は分類学的に消滅し、新名となった。 「J.A. Barnett等
著、Yeasts : Characteristicsand Identification ,5
08頁,Cambridge University Press, Cambridge,19
83年」及び「N.J.W. Kreger-van Rij 編著,The Yeas
ts, 第3改訂版,435頁,Elsevier Science Publish
ers, Amsterdam, 1984年」参照)は糖濃度の高い菓
子パン製造に優れ(特公昭54−13491号)、又、
冷凍耐性のある酵母(特開昭56−144036号)と
して市販されている。冷凍耐性とは発酵用酵母菌体を含
むパン生地をあらかじめ混捏し若干時間発酵させるか又
はそのまま−20℃以下に冷凍保存しておき、必要に応
じ解凍し再発酵させパンを焼成しうる性質である。冷凍
保存できるという性質は早朝からパン製造にとりかから
ねばならぬという過程を省略せしめ、又、需要を察知し
てパンを焼成できるという利点をもたらす。しかし、ト
ルラスポラ・デルブルッキは一般に菌体細胞が小さいた
め培養後の集菌、洗浄、脱水等の作業に時間がかかると
いう欠点がある。従来、トルラスポラ・デルブルッキの
二倍体酵母としては、染色体上に栄養要求性等の人為的
突然変異遺伝形質を有する酵母がプロトプラスト融合法
によって得られている(特開昭58−155083
号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プロト
プラスト融合法による二倍体酵母は、パン酵母としての
性質が劣ると言う欠点を有する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らはトルラスポ
ラ属に属する酵母のプロトプラストを調製し、これを再
生させる際、ジメチルスルホキシドを再生培地に添加し
たり、再生の際に0.5 mM 以下のマグネシウムを含む
培地を用いたところ、染色体の二倍体化しているが、染
色体上に栄養要求性の人為的突然変異遺伝形質を有しな
い大型細胞株を得ることができた。トルラスポラ・デル
ブルッキは通常一倍体で増殖する酵母である(前記のN.
J.W. Kreger-van Rij, The Yeasts,434頁参照)。
【0005】
【作用】本発明により得られた二倍体大型細胞株はパン
酵母としての性質は変わらずに、その倍数性を安定に維
持し、冷凍耐性はそのままであった。又、倍数性の増加
に伴ないパン生地膨張力価も若干向上した。しかも上記
作業時間を大幅に短縮する事ができた。本法にて得られ
る二倍体株は直接染色体倍数化(direct diploidizatio
n)であり、いわゆるブロトプラスト融合とは異なる。
【0006】なお、本発明に用いる親酵母株は野生型で
あり、あらかじめ栄養要求性または薬剤耐性マーカー付
与等の変異処理を必要としない。従って、得られた二倍
体酵母株は栄養要求性等の人為的突然変異遺伝形質を染
色体上に持たない。そのため、胞子を形成させる等の分
離(セグリゲーション)を人為的または自然におこして
一倍体にもどっても、栄養要求性等の変異遺伝形質を有
する子孫株を生じない。また、いわゆる変異処理の操作
が必要でないため、対象とする酵母の良い遺伝形質に損
傷を与えるおそれがなく、得られる二倍体酵母はパン生
地試験でも良好な結果を与える。
【0007】
【実施例】以下に、トルラスポラ・デルブルッキを用い
た場合の二倍体株造成の実施例と得られた菌株の性質に
ついて述べる。本発明に用いた親株トルラスポラ・デル
ブルッキY−134−5の細胞体積は約18μm3である
が、下記のようにして造成した菌株は50〜60μm3
あり約3倍大きい。
【0008】実施例 (1) ジメチルスルホキシド処理による大型細胞株の造成 トルラスポラ・デルブルッキY−134−5(微工研菌
寄第905号)をYPD(1%酵母エキス、1%ポリペ
プトン、2%グルコース)培地に30℃で好気的に培養
した。対数生育期菌体を遠心にて集め、高張液A(0.
6 M KCl ,20 mM Tris , HClにて pH 7. 5)にて洗
浄後、5 ml の高張液Aに懸濁した。この際、菌数は約
4×108 cells /mlとなるように調節した。2−メル
カプトエタノールを菌懸濁液1 ml あたり15μl 加
え、30℃にて30分間インキュベートした。処理菌体
を遠心にて集め、高張液Aにて2回洗浄し、2−メルカ
プトエタノールを完全に除去した。菌体を5 ml の高張
液に懸濁し、Zymolyase60000 (麒麟麦酒(株)社製)
を3 mg 加え、1時間インキュベートすると99%以上
プロトプラスト化した。プロトプラスト形成率は懸濁液
を1滴ずつスライドグラス上に2個所のせ、片方に10
%N−ラウロイルザルコシン・ナトリウム溶液を1μl
添加し、双方を検鏡比較することにより目算した。生成
したプロトプラストは500×G、10分間の遠心によ
り集めた。高張液Aにて2回同様な遠心条件にて洗浄
後、プロトプラストを高張液A5mlに懸濁し、同A液に
て10倍ずつ何段階かに希釈した。その 0.2 ml を
採取し、45℃の溶融寒天(Yeast Nitrogen Base With
out Amino Acids (Difco社製品)に1%グルコース,
0.6M塩化カリウム,2%寒天を添加したもの)8ml
に混入し、あらかじめ固めてある同様の組成の寒天平板
培地(15ml)上に重層した。この重層寒天平板上にジ
メチルスルホキシドをしみこませた抗生物質用ペーパー
ディスクを置き、30℃で3日間培養した。培養後、ペ
ーパーディスクの周辺に再生出現したコロニーを採取・
検鏡し、大型細胞化したものを、常法により2回単一コ
ロニー分離をくり返し、精製した。ペーパーディスクを
置く代わりにジメチルスルホキシドを寒天再生培地にあ
らかじめ2.5%均一に含有させても同じ結果が得られ
た。
【0009】(2) 0.5 mM 以下のマグネシウムを含む
培地を用いる大型細胞(倍数体)株の造成 実施例(1) と操作は全く同じで有るが、プロトプラスト
を再生させる寒天培地のマグネシウム濃度を低くした。
即ち、実施例(1) で培地構成分として用いたYeast Nitr
ogen Base Without Amino Acids のマグネシウム濃度は
該製品製造元の記述(Difco Manual, 第10改訂版,1
136頁,Difco Laboratories Inc., Michigan, USA)
に従って溶解すると2.03mMとなる。硫酸マグネシウ
ム(MgSO4 ・7H2O)を1/10量とした以外はDifco 社製品と
全く同じ組成の培地を自分で作り、これをプロトプラス
ト再生寒天培地の構成分として用いた。換言すればマグ
ネシウム濃度のみ0.2mMとなっている。このような寒
天培地でプロトプラストから再生させたコロニーには大
型細胞化したものがあった。これを前述と同様にして釣
菌・検鏡し、精製した。なお、低マグネシウム培地にて
ジメチルスルホキシドを添加しておくと、大型細胞株の
出現頻度は上昇した。
【0010】(3) 得られた大型細胞株の諸性質 (1) の方法によりプロトプラストを再生させて得られた
大型細胞株のうち、パン生地膨張試験、冷凍耐性に優れ
ていた株の1株をトルラスポラ・デルブルッキSANK
51884(微工研菌寄第7896号)と命名した。同
様に0.5mM以下のマグネシウムを含む培地にてプロト
プラストを再生させることにより得られた大型細胞株の
うち、優れた性質の株をトルラスポラ・デルブルッキS
ANK51984(微工研菌寄第7897号)と命名し
た。これら菌株の細胞体積は表1および表2から明かの
如く、親株Y−134−5に較べ約3倍大きく、細胞内
DNA含量も約2倍となっている。
【0011】
【表1】
【0012】細胞の長軸および短軸は長軸を2a,短軸
を2bとし、50ケの細胞について写真より計測し平均
値及び標準偏差を算出した。体積は細胞が完全な楕円球
と仮定し、公式V=4/3 πab2 より計算した。
【0013】
【表2】
【0014】仔牛胸腺DNAを標準とし、ジフェニルア
ミンを用いる比色定量にて測定した。 Y−134−5
のDNA含量は約23fg/cell (fg=10-15 g)。
【0015】大型化した株は胞子形成が良好であり、胞
子形成用寒天平板培地(1%酢酸カリウム,0.1%酵
母エキス,0.05%グルコース,2%寒天)上、2日
間、30℃にて培養すると多数の細胞が1ないし2ケ、
稀に3ケないし4ケの胞子を保有するようになった。こ
れら子嚢を含む菌体を集め、前記とほぼ同様な操作によ
りプロトプラスト化し、これを低張液に入れ破裂させる
ことにより胞子を得ることができる。この胞子を培養す
るともはや細胞は親株Y−134−5とほぼ同じ大きさ
になっており、一倍体に戻ることが確認された。しかし
通常の培養を続ける限り、大型細胞株SANK5188
4及びSANK51984は細胞の大きさを維持する安
定な菌株であり、大規模培養が可能である。表3から明
かの如く、SANK51884及びSANK51984
の生育速度(doubling time)はYPD培地、30℃好気
的条件下で84分であり、親株Y−134−5に較べ遜
色なく、最終菌体収量も劣らない。
【0016】
【表3】
【0017】更に、表4から明らかのごとく、炭素化合
物資化性はSANK51884及びSANK51984
とY−134−5は全く同じであった。 表4 炭素化合物資化性 試験菌株:Y−134−5,SANK51884および
SANK51984 資化性有:グルコース,イヌリン,乳酸,D−マンニッ
ト,ラフィノース,D−ソルビット,L−ソルボース,
シュクロース,トレハロース 資化性無:D−アラビノース,L−アラビノース,セロ
ビオース,クエン酸,エリスリット,ガラクチット,ガ
ラクトース,ラクトース,マルトース,メレジトース,
メリビオース,α−メチル−D−グルコシド,ラムノー
ス,アドニット,D−リボース,サリシン,デンプン,
コハク酸,D−キシロース 。
【0018】細胞の大きさ、細胞内DNA含量から、得
られた大型細胞株SANK51884及びSANK51
984は二倍体と結論した。その他の菌学的性質は一倍
体酵母のそれと一致するが(前記の N.J.W. Kreger-van
Rij, The Yeasts, 435頁参照)、胞子形成に際し偽
接合管を形成しないこと、および細胞がそのまま胞子嚢
に変換する点において異なる。
【0019】なお、一般に親株は培養の際、条件が悪い
と凝集し、集菌・脱水が不可能となることがある。一
方、大型化した細胞株SANK51884及びSANK
51984には凝集性はほとんどなかった。
【0020】(4) 直接二倍体化の証明 ジメチルスルホキシドの存在下又は0.5 mM 以下のマ
グネシウムを含む培地でのプロトプラスト再生により生
ずる大型細胞株が、いわゆるプロトプラスト融合でな
く、細胞分裂の攪乱により生じた直接二倍体化であるこ
とは以下のようにして証明した。まずトルラスポラ・デ
ルブルッキY−134−5をエチルメタンスルホネート
処理の常法(石川辰夫編,微生物遺伝学実験法,195
頁,共立出版,東京,1982年)により、栄養要求変
異株を造成した。即ちトルラスポラ・デルブルッキSA
NK52184(Ade-Ura-) とSANK52284 (Ar
g-Met-) の二重要求株である。これら菌株から栄養要求
解除(野生型表現形質)株は検出されず、復帰変異率は
10-10 以下と推定される。この2株を培養集菌後、1
対1に混合し、(1) と同様にしてプロトプラストとし、
(2) の如き0.5mM以下のマグネシウムを含む寒天培地
及びこれに(1) の如く2.5%ジメチルスルホキシドを
均一に添加した培地にて再生させた。この際、培地中に
は各種栄養要求物をあらかじめ添加した。各要求物を加
えた寒天培地での再生コロニー数を表5Aに示した。
【0021】即ち、SANK52184及びSANK5
2284共、再生する。大型細胞形成培地に再生したコ
ロニーを拾い検鏡すると、かなりの割合で大型細胞株の
出現が認められる。この大型細胞株の要求性を調べると
表5Bにみる如くAde-Ura-又はArg-Met-のどちらかであ
り、プロトプラストが融合した場合期待される栄養要求
解除株は全く出現しなかった。
【0022】
【表5】
【0023】(A) プロトプラスト再生至適培地に要求
物を加え、プロトプラストよりの再生コロニー数を計
数。SANK52184(Ade-Ura-) 及びSANK52
284(Arg-Met-) 共、再生している。 (B) 低マグネシウム濃度(0.2mM) 再生培地に要求
物等を加え、プロトプラストを再生させた。そのコロニ
ーを釣菌・検鏡し、大型細胞化した株の栄養要求性を調
べた。 注1 Ade :アデニン,Ura ; ウラシル,Arg :アルギ
ニン,Met :メチオニンの略。 注2 Ade-Ura- :アデニン及びウラシル要求性,Arg-Me
t-:アルギニン及びメチオニン要求性,none:要求性無
し。
【0024】
【発明の効果】参考例 (1) 大型細胞株SANK51884よりケーキ酵母の調
製 パン用酵母はケーキ状にして市販されている。ケーキ調
製に要する時間を大型細胞株SANK51884及び親
株Y−134−5について比較試験した。SANK51
884とY−134−5を同じ条件下で培養した。即
ち、種・生酵母35kgを10トン培養槽に入れ、廃糖
蜜、尿素、第二リン酸ナトリウムを添加供給しながら温
度30℃、 pH 5.0〜5.5、通気1v.v.m.にて16
時間通気攪拌培養した。酵母菌体を遠心集菌し、4回洗
浄、濃縮して、酵母クリーム1000リットル(生酵母
520kg含有)を得た。食塩溶液にて処理し回転真空脱
水機(デハイドレーター,Alfa-Laval社製)にてケーキ
酵母にした。表6に示すように回転真空脱水機の処理面
積8m2あたり、1時間に処理しうるクリーム酵母量はY
−134−5が1000リットルであるに対し、SAN
K51884は2600リットルであり単位面積・時間
あたり得られるケーキ酵母量は2.6倍となっている。
即ち、脱水に要する作業時間は1/2.6 と大幅に短縮され
た。
【0025】
【表6】
【0026】(2) 大型細胞株SANK51884の冷凍
耐性 上記の如く得られたケーキ酵母を用い、表7に示す配合
と工程でパン生地を作成し、−20℃にて冷凍後8日目
および19日目にとり出して解凍し、パン焼成を行なっ
た。 表7. 冷凍貯蔵−解凍後パン焼成体積及びその工程 [配合] 小 麦 粉 100 砂 糖 4 食 塩 2 生地改良剤 1.2 ショートニング 4 酵 母 6 水 63 [工程] 混 捏 時 間:低速3分,中速3分,ショートニング 低速2分,中速5分,高速3分 捏 上 温 度:28℃ 前 発 酵 :30℃,30分→ガス抜き,成型 冷 凍:−30℃,60分急速冷凍,→−20℃貯蔵 解 凍:26℃,90分 ホ イ ロ :38℃,湿度90%,90分 焼 成:220℃,25分 結果を表8に示す。
【0027】
【表8】
【0028】*1 ホイロは定容積の金属箱に入れて行
なう。箱上面より突出するパン生地の高さを測り、発酵
能の指標とする。 *2 比容積は焼成パン体積を重量にて除した数値。表
8から明かの如く、SANK51884を用いた場合、
焼成パン体積は冷凍19日後でも2187mlあり、親株
Y−134−5による2065mlに勝った。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トルラスポラ属に属する酵母のプロトプラ
    ストをジメチルスルホキシドおよび/または0.5mM以
    下のマグネシウムの存在下、再生させる事により栄養要
    求性の人為的突然変異形質を染色体上に持たずに、染色
    体が二倍体性を有する株を造成・分離してトルラスポラ
    属に属する大型細胞酵母株を取得することを特徴とする
    酵母の製法。
  2. 【請求項2】トルラスポラ属に属する酵母がトルラスポ
    ラ・デルブルッキY−134−5(徴工研菌寄第905
    号)である特許請求の範囲第1項記載の製法。
  3. 【請求項3】トルラスポラ属に属する大型細胞酵母がト
    ルラスポラ・デルブルッキSANK51884(微工研
    菌寄第7896号)またはトルラスポラ・デルブルッキ
    SANK51984(微工研菌寄第7897号)である
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の製法。
JP3102750A 1984-10-18 1991-05-08 トルラスポラ属大型細胞酵母の育種造成方法 Expired - Lifetime JPH0771473B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3102750A JPH0771473B2 (ja) 1984-10-18 1991-05-08 トルラスポラ属大型細胞酵母の育種造成方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59219049A JPH0646940B2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18 トルラスポラ属大型細胞酵母
JP3102750A JPH0771473B2 (ja) 1984-10-18 1991-05-08 トルラスポラ属大型細胞酵母の育種造成方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59219049A Division JPH0646940B2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18 トルラスポラ属大型細胞酵母

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0523172A JPH0523172A (ja) 1993-02-02
JPH0771473B2 true JPH0771473B2 (ja) 1995-08-02

Family

ID=26443430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3102750A Expired - Lifetime JPH0771473B2 (ja) 1984-10-18 1991-05-08 トルラスポラ属大型細胞酵母の育種造成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0771473B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0523172A (ja) 1993-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Nagodawithana et al. Yeast selection for baking
US4318929A (en) Process for obtaining new strains of yeast for bread-making and novel strains of yeast thus prepared
EP1541671B1 (en) Novel baker's yeast strains and bread using the same
Trivedi et al. Bakers' yeast
US4547374A (en) Saccharomyces species FD 612 and the utilization thereof in bread production
US3394008A (en) Process for the manufacture of bread with the aid of yeast
US4643901A (en) Yeast strains, method of production and use in baking
JP5579209B2 (ja) 改良型パン酵母及び該酵母を用いたパン類の製造方法
EP0878996B2 (fr) Nouvelles levures de panification sensibles au froid
EP3083956B1 (fr) Nouvelles souches de levure de panification performantes sur pates non sucrees ou legerement sucrees
EP0229976B1 (en) Improved yeast strains, method of production and use in baking
JPH0771473B2 (ja) トルラスポラ属大型細胞酵母の育種造成方法
JPH11169180A (ja) 冷凍生地耐性および高糖生地耐性実用パン酵母
US9872504B2 (en) Bread yeast strains
JPH09234058A (ja) 新規酵母および該酵母を含有するパンの製造方法
JPH0646940B2 (ja) トルラスポラ属大型細胞酵母
JP3821507B2 (ja) パン酵母
JP2002541789A (ja) 機能的に欠失されたhxk2遺伝子を含む酵母バイオマスの生産方法
JPH11243944A (ja) 製パン用乾燥耐性実用パン酵母
JPH09511406A (ja) 異化代謝産物非抑制性の基質限定性酵母菌株
JPH0116154B2 (ja)
US5543161A (en) Yeast strain
JPS58155039A (ja) パン製造法
JP3055850B2 (ja) パン酵母
Champagne et al. Fermentative activity of baker's yeast cultivated on cheese whey permeate

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term