JPH09219778A - イメージセンサ及びこのイメージセンサを用いた情報処理装置 - Google Patents
イメージセンサ及びこのイメージセンサを用いた情報処理装置Info
- Publication number
- JPH09219778A JPH09219778A JP8024340A JP2434096A JPH09219778A JP H09219778 A JPH09219778 A JP H09219778A JP 8024340 A JP8024340 A JP 8024340A JP 2434096 A JP2434096 A JP 2434096A JP H09219778 A JPH09219778 A JP H09219778A
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- JP
- Japan
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- frame
- image sensor
- rod lens
- lens array
- sensor
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 有効にフレーム強度を補強した上で、装置の
小型化を実現し得るイメージセンサ及びこのイメージセ
ンサを用いた情報処理装置を提供する。 【解決手段】 複数の受光画素を有する複数のセンサチ
ップ１と、センサチップ１に原稿からの光を結像させる
ロッドレンズアレー２と、原稿を照明するための光源３
と、を具備するイメージセンサにおいて、センサチップ
１と光源３を具備するフレーム４に対してロッドレンズ
アレー２を固定し、フレーム及びロッドレンズアレー２
を一体化したものである。フレーム４の強度を有効に補
強し、部品点数を減少すると共に装置の小型化を図る。
小型化を実現し得るイメージセンサ及びこのイメージセ
ンサを用いた情報処理装置を提供する。 【解決手段】 複数の受光画素を有する複数のセンサチ
ップ１と、センサチップ１に原稿からの光を結像させる
ロッドレンズアレー２と、原稿を照明するための光源３
と、を具備するイメージセンサにおいて、センサチップ
１と光源３を具備するフレーム４に対してロッドレンズ
アレー２を固定し、フレーム及びロッドレンズアレー２
を一体化したものである。フレーム４の強度を有効に補
強し、部品点数を減少すると共に装置の小型化を図る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリや複
写機、或いはスキャナ等に利用することが可能な、被読
取原稿面からの反射光をセンサによって読み取る密着型
イメージセンサ及びこれを用いた情報処理装置に関する
ものである。
写機、或いはスキャナ等に利用することが可能な、被読
取原稿面からの反射光をセンサによって読み取る密着型
イメージセンサ及びこれを用いた情報処理装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ファクシミリや複写機、或いはス
キャナ等に利用する原稿読取装置において、センサアレ
ーを用いて、読取画像を１対１に結像させ、読取原稿と
同一サイズで読み取るようにした密着型イメージセンサ
が知られている。
キャナ等に利用する原稿読取装置において、センサアレ
ーを用いて、読取画像を１対１に結像させ、読取原稿と
同一サイズで読み取るようにした密着型イメージセンサ
が知られている。
【０００３】図３は、従来のこの種の密着型イメージセ
ンサの構成例を示している。図においてこのイメージセ
ンサは、前述のようにセンサアレーを用いて原稿読取を
行うもので、光電変換を行なうための画素が複数配列さ
れた複数のセンサチップ１及びこれらのセンサチップ１
を保護する保護膜が実装されたセンサ基板６と、被読取
原稿に光を照射する導光管タイプ光源３と、被読取原稿
の像をセンサチップ１の画素に結像させるためのレンズ
であるロッドレンズアレー２と、原稿読取面５となるカ
バーガラス７とを、支持手段としてのフレーム４に取り
付けた構成となっている。
ンサの構成例を示している。図においてこのイメージセ
ンサは、前述のようにセンサアレーを用いて原稿読取を
行うもので、光電変換を行なうための画素が複数配列さ
れた複数のセンサチップ１及びこれらのセンサチップ１
を保護する保護膜が実装されたセンサ基板６と、被読取
原稿に光を照射する導光管タイプ光源３と、被読取原稿
の像をセンサチップ１の画素に結像させるためのレンズ
であるロッドレンズアレー２と、原稿読取面５となるカ
バーガラス７とを、支持手段としてのフレーム４に取り
付けた構成となっている。
【０００４】この密着型イメージセンサでは、複数のセ
ンサチップ１と原稿を照明するための導光管タイプ光源
３とを取り付けるフレーム４に対して、光を結像するロ
ッドレンズアレー２を固定する。この光の結像部におけ
る光路に沿ったフレーム４は空洞化されるため、この部
分のフレーム４において強度を確保しておく必要があ
る。このためフレーム４は、金属部材、或いは金属及び
樹脂成形部材の組み合わせ等により構成されている。
ンサチップ１と原稿を照明するための導光管タイプ光源
３とを取り付けるフレーム４に対して、光を結像するロ
ッドレンズアレー２を固定する。この光の結像部におけ
る光路に沿ったフレーム４は空洞化されるため、この部
分のフレーム４において強度を確保しておく必要があ
る。このためフレーム４は、金属部材、或いは金属及び
樹脂成形部材の組み合わせ等により構成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の密着型イメージセンサにおいては、上述のようにロッ
ドレンズアレー２による結像部の光路に沿ってフレーム
４を空洞化すべく、金属部材、或いは金属及び樹脂成形
部材の組み合わせにより構成している。このため装置全
体の大型化、複雑化そして大重量化せざるを得なかっ
た。部品点数が多くコストアップとなり、また部材の加
工くずによるゴミが発生し組立性の悪化するという欠点
があった。
の密着型イメージセンサにおいては、上述のようにロッ
ドレンズアレー２による結像部の光路に沿ってフレーム
４を空洞化すべく、金属部材、或いは金属及び樹脂成形
部材の組み合わせにより構成している。このため装置全
体の大型化、複雑化そして大重量化せざるを得なかっ
た。部品点数が多くコストアップとなり、また部材の加
工くずによるゴミが発生し組立性の悪化するという欠点
があった。
【０００６】本発明はかかる実情に鑑み、有効にフレー
ム強度を補強した上で、装置の小型化を実現し得るイメ
ージセンサ及びこのイメージセンサを用いた情報処理装
置を提供することを目的とする。
ム強度を補強した上で、装置の小型化を実現し得るイメ
ージセンサ及びこのイメージセンサを用いた情報処理装
置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のイメージセンサ
は、複数の受光画素を有する複数のセンサチップと、こ
のセンサチップに原稿からの光を結像させるロッドレン
ズアレーと、原稿を照明するための光源と、を具備する
イメージセンサにおいて、前記センサチップと前記光源
を具備するフレームに対して前記ロッドレンズアレーを
固定し、該フレーム及び前記ロッドレンズアレーを一体
化したものである。
は、複数の受光画素を有する複数のセンサチップと、こ
のセンサチップに原稿からの光を結像させるロッドレン
ズアレーと、原稿を照明するための光源と、を具備する
イメージセンサにおいて、前記センサチップと前記光源
を具備するフレームに対して前記ロッドレンズアレーを
固定し、該フレーム及び前記ロッドレンズアレーを一体
化したものである。
【０００８】また、本発明の本発明のイメージセンサに
おいて、２分割構成されたフレームに対してロッドレン
ズアレーを挟み合わせ構造により一体化するものであ
る。
おいて、２分割構成されたフレームに対してロッドレン
ズアレーを挟み合わせ構造により一体化するものであ
る。
【０００９】また、本発明の本発明のイメージセンサに
おいて、２分割構成されたフレームに対してロッドレン
ズを配列し、挟み合わせ構造によりフレーム及びロッド
レンズのアレー化を一体的に行うものである。
おいて、２分割構成されたフレームに対してロッドレン
ズを配列し、挟み合わせ構造によりフレーム及びロッド
レンズのアレー化を一体的に行うものである。
【００１０】
【作用】本発明によれば、読取原稿と同一サイズで読み
取るようにした密着型イメージセンサにおいて、フレー
ムに対してロッドレンズアレーを固定し、該フレーム及
びロッドレンズアレーを一体化することにより、フレー
ム強度を有効に補強した上で、部品点数を減少すると共
に装置の小型化を図ることができる。
取るようにした密着型イメージセンサにおいて、フレー
ムに対してロッドレンズアレーを固定し、該フレーム及
びロッドレンズアレーを一体化することにより、フレー
ム強度を有効に補強した上で、部品点数を減少すると共
に装置の小型化を図ることができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図１に基づき、本発明によ
る密着型イメージセンサの第１の実施の形態を説明す
る。
る密着型イメージセンサの第１の実施の形態を説明す
る。
【００１２】図１において、この実施形態による密着型
イメージセンサの構成例が示されている。この例でもセ
ンサアレーを用いて原稿読取を行うものとし、従って光
電変換を行なう画素が複数配列されたセンサチップ１を
有している。このイメージセンサは、かかるセンサチッ
プ１を複数個１ラインに実装して成るセンサ基板６に対
して、原稿（図示せず）からの反射光を結像するための
ロッドレンズアレー２と、原稿を照明するための導光管
タイプ光源３と、その上で原稿が搬送されるカバーガラ
ス７と、これらを取り付けたフレーム４と、により構成
される。
イメージセンサの構成例が示されている。この例でもセ
ンサアレーを用いて原稿読取を行うものとし、従って光
電変換を行なう画素が複数配列されたセンサチップ１を
有している。このイメージセンサは、かかるセンサチッ
プ１を複数個１ラインに実装して成るセンサ基板６に対
して、原稿（図示せず）からの反射光を結像するための
ロッドレンズアレー２と、原稿を照明するための導光管
タイプ光源３と、その上で原稿が搬送されるカバーガラ
ス７と、これらを取り付けたフレーム４と、により構成
される。
【００１３】特に、この密着型イメージセンサにおい
て、フレーム４は２つのフレーム部材４ａ及び４ｂによ
り分割構成される。これらのフレーム部材４ａ及び４ｂ
は、ロッドレンズアレー２を挟み込むかたちで接合さ
れ、ロッドレンズアレー２を２つのフレーム部材４ａ及
び４ｂの間に接着剤８等によって固定する。つまりロッ
ドレンズアレー２とフレーム４との言わば、「合体接合
部材」を用いることで、ロッドレンズアレー２の配列に
よるフレーム４の強度を補強している。
て、フレーム４は２つのフレーム部材４ａ及び４ｂによ
り分割構成される。これらのフレーム部材４ａ及び４ｂ
は、ロッドレンズアレー２を挟み込むかたちで接合さ
れ、ロッドレンズアレー２を２つのフレーム部材４ａ及
び４ｂの間に接着剤８等によって固定する。つまりロッ
ドレンズアレー２とフレーム４との言わば、「合体接合
部材」を用いることで、ロッドレンズアレー２の配列に
よるフレーム４の強度を補強している。
【００１４】この実施形態におけるイメージセンサによ
れば、フレーム４にロッドレンズアレー２を挟み込んで
接合することにより、両者を一体構造とする。これによ
りフレーム４の強度を向上すると共に、部品点数を減少
することができる。
れば、フレーム４にロッドレンズアレー２を挟み込んで
接合することにより、両者を一体構造とする。これによ
りフレーム４の強度を向上すると共に、部品点数を減少
することができる。
【００１５】図２は、本発明による密着型イメージセン
サの第２の実施形態を示している。図において、フレー
ム４は２つのフレーム部材４ａ及び４ｂにより分割構成
される。フレーム部材４ａ及び４ｂ間にロッドレンズ９
を配列し、挟み合わせ構造によりフレーム４とロッドレ
ンズ９とのアレー化が一体的に行われる。合体接合部材
を用いることで、ロッドレンズアレー２の配列によるフ
レーム４の強度を補強することができる。
サの第２の実施形態を示している。図において、フレー
ム４は２つのフレーム部材４ａ及び４ｂにより分割構成
される。フレーム部材４ａ及び４ｂ間にロッドレンズ９
を配列し、挟み合わせ構造によりフレーム４とロッドレ
ンズ９とのアレー化が一体的に行われる。合体接合部材
を用いることで、ロッドレンズアレー２の配列によるフ
レーム４の強度を補強することができる。
【００１６】ここで、本発明のイメージセンサは、原稿
読取面に原稿を支持する手段と共にファクシミリや複写
機等をはじめとする情報処理装置に組み込むことで、適
正な原稿読取を行うことができる。この場合、前述のよ
うに本発明のイメージセンサにおいて小型化を実現して
いることにより、これらの情報処理装置をも有効に小型
化することができる。
読取面に原稿を支持する手段と共にファクシミリや複写
機等をはじめとする情報処理装置に組み込むことで、適
正な原稿読取を行うことができる。この場合、前述のよ
うに本発明のイメージセンサにおいて小型化を実現して
いることにより、これらの情報処理装置をも有効に小型
化することができる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、読
取原稿と同一サイズで読み取るようにしたこの種の密着
型イメージセンサにおいて、フレームに対してロッドレ
ンズアレーを固定し、該フレーム及びロッドレンズアレ
ーを一体化することにより、フレーム強度を有効に補強
した上で、部品点数を少なくし、装置の小型化を実現す
る等の利点を有している。
取原稿と同一サイズで読み取るようにしたこの種の密着
型イメージセンサにおいて、フレームに対してロッドレ
ンズアレーを固定し、該フレーム及びロッドレンズアレ
ーを一体化することにより、フレーム強度を有効に補強
した上で、部品点数を少なくし、装置の小型化を実現す
る等の利点を有している。
【図１】本発明のイメージセンサの第１の実施形態にお
ける構成例を示す図である。
ける構成例を示す図である。
【図２】本発明のイメージセンサの第２の実施形態にお
ける構成例を示す図である。
ける構成例を示す図である。
【図３】従来の密着型イメージセンサの構成例を示す図
である。
である。
１ センサチップ ２ ロッドレンズアレー ３ 光源 ４ フレーム ６ センサ基板 ７ カバーガラス ８ 接着剤 ９ ロッドレンズ
Claims (6)
- 【請求項１】 複数の受光画素を有する複数のセンサチ
ップと、このセンサチップに原稿からの光を結像させる
ロッドレンズアレーと、原稿を照明するための光源と、
を具備するイメージセンサにおいて、 前記センサチップと前記光源を具備するフレームに対し
て前記ロッドレンズアレーを固定し、該フレーム及び前
記ロッドレンズアレーを一体化したことを特徴とするイ
メージセンサ。 - 【請求項２】 ２分割構成されたフレームに対してロッ
ドレンズアレーを挟み合わせ構造により一体化すること
を特徴とする請求項１に記載のイメージセンサ。 - 【請求項３】 ２分割構成されたフレームに対してロッ
ドレンズを配列し、挟み合わせ構造によりフレーム及び
ロッドレンズのアレー化を一体的に行うことを特徴とす
る請求項１に記載のイメージセンサ。 - 【請求項４】 請求項１に記載のイメージセンサと、該
イメージセンサの原稿読取面に原稿を支持する手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項５】 請求項２に記載のイメージセンサと、該
イメージセンサの原稿読取面に原稿を支持する手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項６】 請求項３に記載のイメージセンサと、該
イメージセンサの原稿読取面に原稿を支持する手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8024340A JPH09219778A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | イメージセンサ及びこのイメージセンサを用いた情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8024340A JPH09219778A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | イメージセンサ及びこのイメージセンサを用いた情報処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09219778A true JPH09219778A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12135461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8024340A Pending JPH09219778A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | イメージセンサ及びこのイメージセンサを用いた情報処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09219778A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103209275A (zh) * | 2012-01-17 | 2013-07-17 | 佳能元件股份有限公司 | 图像传感器单元、图像读取装置、图像形成装置及制造方法 |
-
1996
- 1996-02-09 JP JP8024340A patent/JPH09219778A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103209275A (zh) * | 2012-01-17 | 2013-07-17 | 佳能元件股份有限公司 | 图像传感器单元、图像读取装置、图像形成装置及制造方法 |
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