JPH09218918A - 文字認識装置及びその制御方法 - Google Patents

文字認識装置及びその制御方法

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JPH09218918A
JPH09218918A JP8026766A JP2676696A JPH09218918A JP H09218918 A JPH09218918 A JP H09218918A JP 8026766 A JP8026766 A JP 8026766A JP 2676696 A JP2676696 A JP 2676696A JP H09218918 A JPH09218918 A JP H09218918A
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character
target character
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JP8026766A
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English (en)
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Yasumasa Sakai
康真 坂井
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】校正支援を行うための入力域の付近に訂正対象
となった入力画像を表示することを可能とし、文字認識
結果の校正作業の操作性を向上する。 【解決手段】入力された文字画像と、この文字画像に基
づいて文字認識を行って得られた認識結果をRAM上に
記憶する。そして、RAM上に記憶された認識結果より
校正チェックすべき文字列をチェック対象文字列として
指定する。チェック対象文字列は、校正支援用辞書を参
照して上記認識結果をチェックし、未知語を検出するこ
とで得られる。表示画面60上には校正支援ダイアログ
ボックス20が表示され、その中の対象文字ウインドウ
2にはチェック対象文字列が、対象画像ウインドウ1に
は、当該チェック対象文字列に含まれる各文字に対応す
る文字画像が表示される。そして、訂正入力ウインドウ
3に訂正後の文字列を入力するなどして校正操作を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力された文字画像
に基づいて文字を認識する文字認識装置及びその制御方
法に関し、特に文字認識結果に対する校正支援を行う文
字認識装置及びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナ等で原稿画像を読み取っ
て得られた文字画像について文字認識処理を行う文字認
識装置がある。このような文字認識装置では、その認識
結果の誤りを訂正するために校正支援機能が備わってい
る。一般に、校正支援は、校正辞書と認識結果とを比較
し、校正辞書に登録されていない単語(未知語)を検出
すると、その文字列を表示し、操作者に訂正入力を促す
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的な校正支援にお
いては、通常のワードプロセッサ用のアプリケーション
ソフト等で行われているのと同様に、チェック対象の文
字列に対して、訂正入力を行う。この場合、チェック対
象の文字列は、文字認識結果であるため、それを訂正す
るためには、再度、文字認識される前の入力画像(以
下、原画像という)を確認する必要が生じる場合があ
る。
【0004】しかしながら、原画像は校正支援のための
訂正入力域とは全く別に表示されており、校正時におい
て大変確認しづらいものであった。また、別に表示され
ている原画像の表示倍率は、必ずしも校正支援に必要な
文字確認倍率とはなっていないこともあり、再度表示倍
率を調整する必要が生じる等、煩わしい操作が要求され
ていた。なお、ここで、文字確認倍率とは、原画像の1
ドットを表示上の1ピクセルに対応させて表示する場合
の倍率をいう。この文字確認倍率を用いれば、原理的に
は、原画像のもつ全ての情報が表示装置上で確認でき
る。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、校正支援を行うための入力域の付近に訂正対象と
なった入力画像を表示することを可能とし、文字認識結
果の校正作業の操作性を向上する文字認識装置及びその
制御方法を提供することを目的とする。
【0006】また、校正作業時に表示する入力画像の表
示倍率を適切に設定して表示することを可能とする文字
認識装置及びその制御方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の文字認識装置は以下の構成を備える。即
ち、入力された画像データを記憶する第1記憶手段と、
前記画像データに基づいて文字認識を行って得られた認
識結果を記憶する第2記憶手段と、前記第2記憶手段に
記憶された認識結果より校正チェックすべき文字列を対
象文字列として指定する指定手段と、前記指定手段で指
定された対象文字列に含まれる文字に対応する部分画像
データを前記第1記憶手段で記憶された画像データより
抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出された部分画
像データに基づく画像と、前記対象文字列とを接近させ
て表示する表示手段と、前記対象文字列を修正する修正
手段とを備える。
【0008】また、好ましくは、前記指定手段は、複数
の単語を登録した辞書を参照して前記第2記憶手段に記
憶された認識結果より未登録の単語を抽出し、これを対
象文字列として指定する。自動的に校正チェックの対象
とすべき文字列が指定され、操作性が向上するからであ
る。
【0009】また、好ましくは、前記指定手段で指定さ
れた1つ又は複数の対象文字列について、各対象文字列
に含まれる文字と、前記第1記憶手段で記憶された画像
データの対応部分とを対応づけるリンク情報を記憶する
第3記憶手段を更に備え、前記抽出手段は、前記リンク
情報に基づいて対象文字列の各文字に対応する部分画像
データを前記第1記憶手段で記憶された画像データより
抽出する。
【0010】また、好ましくは、前記表示手段は、ウイ
ンドウ表示が可能なシステムにおいて校正用ウインドウ
を表示し、該校正用ウインドウ内に前記抽出手段で抽出
された部分画像データに基づく画像と前記対象文字列と
を表示する。1つの校正用ウインドウ内にチェック対象
の文字列と、これに対応する原画像中の部分画像とが表
示されるので、入力文字画像と認識文字の関連が見易く
なり、操作性が向上する。
【0011】また、好ましくは、前記修正手段による修
正入力が、前記校正用ウインドウの中で行われる。1つ
の校正用ウインドウの中で、対象文字列の表示、部分画
像の表示、該対象文字列に対する修正の入力が可能とな
り、操作性が向上する。
【0012】また、好ましくは、前記指定手段は、前記
第2記憶手段に記憶された全認識結果について、対象文
字列の指定を行う。
【0013】また、好ましくは、前記指定手段によっ
て、対象文字列が指定される度に前記抽出手段と表示手
段が実行される。
【0014】また、好ましくは、前記表示手段におい
て、前記抽出手段で抽出された部分画像データは所定の
倍率で拡大して表示される。
【0015】また、上記の目的を達成するための本発明
の文字認識装置の制御方法は以下の工程を備えるもので
ある。即ち、入力された画像データを第1メモリに記憶
する第1記憶工程と、前記画像データに基づいて文字認
識を行って得られた認識結果を第2メモリに記憶する第
2記憶工程と、前記第2メモリに記憶された認識結果よ
り校正チェックすべき文字列を対象文字列として指定す
る指定工程と、前記指定工程で指定された対象文字列に
含まれる文字に対応する部分画像データを前記第1メモ
リに記憶された画像データより抽出する抽出工程と、前
記抽出工程で抽出された部分画像データと、前記対象文
字列とを接近させて表示する表示工程と、前記対象文字
列を修正する修正工程とを備える。
【0016】なお、本願発明において、文字列とは、1
つ以上の文字、記号で構成されるものとする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面を参照して本
発明の好適な一実施形態を説明する。
【0018】図1は実施形態による文字認識装置の概略
の構成を表すブロック図である。同図において、11は
CPUであり、本文字認識装置における各種制御を実行
する。12はスキャナ13とバス19とを通信可能に接
続するインターフェースである。13はスキャナであ
り、画像を光学的に読み取り、コンピュータで処理が可
能な画像データを得る。14は表示部であり、CPU1
1の指示により各種の表示を行う。なお、本実施形態で
は表示部14は液晶表示器で構成されるものとするが、
他の表示器を用いてもよい。15は入力部であり、キー
ボードやポインティングデバイス等を備える。
【0019】16はRAMであり、CPU11のメイン
メモリ、作業領域等を提供する。更に、RAM16に
は、スキャナ13よりインターフェース12を介して得
られる原画像データ16a、原画像データ16aについ
て文字認識処理を実行した際に得られる文字切り枠に関
する情報である切り出しデータ16b、これら文字切り
枠で切り出された各文字についての認識結果を示す認識
結果データ16c、校正作業時にチェック対象となった
チェック対象文字列と、その文字列内の各文字の原画像
データ16aとの関連を示すリンク情報とで構成される
抽出情報16dが格納される。なお、これらについては
後述する。
【0020】17は外部記憶装置であり、例えばハード
ディスクで構成される。外部記憶装置には、認識処理1
7a、校正処理17b等の処理プログラムや校正支援辞
書17c等が格納され、必要に応じてRAM16へ読み
出される。18はROMであり、本システムのブートプ
ログラムや、各種データを格納する。19はバスであ
り、上述の各構成を通信可能に接続する。
【0021】以上のような構成を有する文字認識装置に
おける文字認識結果の校正処理について説明する。
【0022】図2は、本実施形態による校正支援ダイア
ログボックスを示す図である。本実施形態では、Win
dows(商標)で実施した場合の校正支援ダイアログ
を説明する。図2において、1は対象画像ウインドウで
あり、校正処理においてチェック対象になった文字或は
文字列(以後、単に文字列という)に対応する入力画像
を表示する。なお、この入力画像は、原画像データ16
aに格納されたデータをもとに生成される。また、対象
画像ウインドウ1には、入力画像を文字確認倍率で表示
した場合に、はみだした部分の画像を見るための縦・横
スクロールバーが付加されている。なお、文字確認倍率
は、読み取り装置の解像度等によって変化するので、別
途確認倍率設定用のダイアログによって適切な値を設定
しておくものとする。
【0023】2は文字認識結果の表示用の対象文字ウイ
ンドウであり、チェック対象になった文字や文字列を表
示する。また、3は訂正入力を行うための訂正入力ウイ
ンドウである。4は校正支援によってチェックされた対
象間を移動するための操作ボタン、5は訂正入力ウイン
ドウ3で入力されたテキストを認識結果として実際に反
映させる訂正ボタン、6は、当該訂正内容を以降の同じ
チェック対象文字列に対して反映させる一括修正ボタ
ン、7は校正支援チェックの誤りによって、正しい文字
列がチェック対象の文字された場合にそれを無視するた
めの無視ボタン、8は校正支援辞書に固有名詞等の未知
語を新規に登録するための登録ボタン、9は校正支援を
終了しダイヤログを閉じるための終了ボタンである。
【0024】以下、図3、図4を参照して本実施形態に
おける校正処理の手順を具体的に説明する。図3は、本
実施形態の校正処理時におけるチェック対象文字列の抽
出手順を示すフローチャートである。図4は、本実施形
態の校正処理時における文字列の修正処理手順を示すフ
ローチャートである。
【0025】本実施形態では、校正操作を行うためのダ
イアログボックスを表示する前に、図3に示す手順を実
行し、チェックの対象となるテキストを抽出する。な
お、図3の手順を実行する前に、スキャナ13より入力
された画像データは原画像データ16aとして、原画像
データ16aより文字の切り出しを行った結果が切り出
しデータ16bとして、原画像データ16aについて文
字認識を行って得られたテキストコードが認識結果デー
タ16cとして夫々RAM16に格納されているものと
する。
【0026】ステップS21において、認識結果データ
16cのテキストデータに対して、校正支援辞書を参照
してチェックが行われる。このとき、認識結果データ1
6cより単語等を抽出する必要があるが、これは形態素
解析等を用いた公知の手法で達成できるのでここでは説
明を省略する。次に、ステップS22において、単語と
して抽出された文字列が校正支援辞書17cに登録され
ていない単語であると、当該文字列は未知語と判定さ
れ、処理はステップS23へ進む。ステップS23で
は、当該未知語の文字列と、該文字列内の各文字に対応
する原画像データ16aの部分とを対応づけるリンク情
報が生成され、抽出情報16dとして保存される。さら
にステップS24において、テキストの終りまで校正支
援が掛けられたかを判定し、まだ未チェックのテキスト
が有ればステップ21に戻り、チェックを続ける。
【0027】図5は本実施形態におけるリンク情報の作
成、保持を説明する図である。ここでは、「手書き文字
の認識…」という文字が記載された原稿がスキャナ13
によって読み取られ、その画像データがインターフェー
ス12を介してRAM16に原画像データ16aとして
格納されている。また、切り出しデータ16bは、原画
像データ16aに対して行われた文字切り出し処理の結
果として得られた文字切り枠の原画像データ16aにお
ける位置、大きさを示す枠データで構成される。認識結
果データ16cは、原画像データ16a内の上記文字切
り枠で切り出される各文字について認識を行った結果得
られたテキストコードで構成される。従って、認識結果
データ16cの各テキストコードは、切り出しデータ1
6bの各枠データと1対1に対応する。なお、本例で
は、認識結果データ16cにおいて、「認識」という文
字画像が「誤識」というように誤って認識されている。
この状態で、認識結果データ16cに対して上述のチェ
ック対象文字列の抽出が実行されると、「誤識」が未知
語として抽出され、抽出情報16dとしてRAM16に
格納される。抽出情報16dはチェック対象文字列
(「誤識」)と、当該チェック対象文字列中の各文字に
対する枠データで構成される。これにより、チェック対
象文字列と原画像データ16aとを対応させるリンク情
報が形成されることになる。
【0028】以上の処理において作成された原画像とチ
ェック対象文字列とのリンク情報に従って、図2に示し
た校正支援ダイアログを表示し、校正作業を行う。校正
作業を図4に従って説明する。
【0029】先ず、ステップS30では、図2の如きダ
イアログボックスを表示する。次にステップS31にお
いてチェック対象文字列(抽出情報16d)が存在する
か否かを判断する。チェック対象文字列が存在しない場
合は本処理を終了する。
【0030】ステップS31において、チェック対象の
文字列が存在した場合は、ステップS32において、チ
ェック対象文字列の各文字に対する枠データによって示
される文字切り枠に相当する部分を原画像データ16a
から文字画像として抽出し、予め設定されている文字確
認倍率でダイアログボックス中の対象画像ウインドウ1
に表示する。ステップS33ではチェック対象文字列を
ダイアログボックス内の対象文字ウインドウ2に表示す
る。
【0031】図5で示したような、原画像データ16
a、認識結果データ16c、抽出情報16dを用いて、
上記ステップS30〜ステップS33を実行して校正支
援ダイアログボックスを表示した状態を図6に示す。チ
ェック対象文字列である「誤識」が対象文字ウインドウ
2に表示され、対応する文字画像が対象画像ウインドウ
1に表示されている。なお、図6では、「誤識」に対し
て、訂正入力「認識」が与えられている。また、図6で
は、認識結果データ16cに基づく文字列が表示されて
おり、校正支援ダイアログボックスにおいて現在校正の
対象となっている文字列が下線61によって示されてい
る。
【0032】以上のようにしてダイアログボックスを表
示すると、ステップS34〜ステップS40によって操
作入力が監視され、入力された操作指示に対応した処理
が実行される。
【0033】訂正入力ウインドウ3にテキスト入力が発
生すると、ステップS41において入力された文字列を
訂正入力ウインドウ3に表示する。スクロール指示が入
力されると、対象画像ウインドウ1の表示内容がスクロ
ールされる。
【0034】また、操作ボタン4が操作されると、次の
チェック対象文字列をダイアログボックスに表示すべく
ステップS31へ戻る。
【0035】訂正ボタン5が操作されると、ステップS
43へ進み、訂正入力ウインドウ3に入力された文字列
でもって、チェック対象文字列が置換される。図5の例
で説明すれば、認識結果データ16cの「誤識」が「認
識」に置換される。その後、次のチェック対象文字列を
処理するために処理はステップS31へ戻る。無視ボタ
ン7が操作されると、当該チェック対象文字列に対する
校正操作は無視され、次のチェック対象文字列を処理す
べくステップS31へ戻る。
【0036】登録ボタン8が操作されると、訂正入力ウ
インドウ3に入力された文字列が校正支援用辞書17c
に追加登録される。
【0037】一括修正ボタン6が操作されると、抽出情
報16dに存在する、当該チェック対象文字列と同じチ
ェック対象文字列に対して、同じ訂正を実行する。その
後処理はステップS31へ戻る。
【0038】以上のようにして、ダイアログボックス内
の対象画像ウインドウ1に文字画像を確認できる倍率
(文字確認倍率)で、チェック対象となったテキストに
対応する画像を表示し、対象文字ウインドウ2にチェッ
クされたテキストを表示する。このため、チェック対象
文字の表示位置の近傍に入力文字画像が表示されること
となり、校正操作が容易となる。即ち、文字認識後のテ
キスト訂正が校正支援ダイヤログボックスの中だけでで
きるようになり、テキスト訂正の作業効率が向上する。
【0039】なお、上記実施形態はWindows(商
標)を例にあげたが、OS/2(商標),Mac(商
標),UNIX(商標)等ウインドウ表示のできるOS
であれば、どのようなOSに対しても適用できる。
【0040】また、上記実施形態では、予めチェック対
象文字列を認識結果の全文字列に対して実行し、その後
で校正支援ダイアログボックスを表示して校正作業に移
る。しかしながら、校正処理の手順はこれに限らず、例
えば、認識結果データよりチェック対象文字列が抽出さ
れる毎に校正支援ダイアログボックスを表示し、校正作
業を行うようにしても良い。
【0041】また、認識結果を表示器上に表示し、修正
すべき文字列をマウス等を用いて指示することで、チェ
ック対象文字列を決定する構成を設けてもよい。
【0042】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0043】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0044】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0045】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0046】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0047】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0048】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図7のメモリマップ例に示す各モジュールを
記憶媒体に格納することになる。
【0049】すなわち、少なくとも「第1記憶処理モジ
ュール」「第2記憶処理モジュール」「指定処理モジュ
ール」「抽出処理モジュール」「表示処理モジュール」
及び「修正処理モジュール」の各モジュールのプログラ
ムコードを記憶媒体に格納すればよい。
【0050】ここで、第1記憶処理モジュールは、入力
された画像データを第1メモリに記憶する第1記憶処理
を実現するプログラムモジュールである。また、第2記
憶処理モジュールは、入力された画像データに基づいて
文字認識を行って得られた認識結果を第2メモリに記憶
する第2記憶処理を実現する。また、指定処理モジュー
ルは、前記第2メモリに記憶された認識結果より校正チ
ェックすべき文字列を対象文字列として指定する指定処
理を実現する。また、抽出処理モジュールは、指定処理
で指定された対象文字列に含まれる文字に対応する部分
画像データを上記第1メモリに記憶された画像データよ
り抽出する抽出処理を実現する。また、表示処理モジュ
ールは、抽出処理で抽出された部分画像データに基づく
画像と、対象文字列とを接近させて表示する表示処理を
実現する。また、修正処理モジュールは、対象文字列を
修正する修正処理を実現する。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
校正支援を行うための入力域の付近に訂正対象となった
入力画像を表示することが可能となり、文字認識結果の
校正作業の操作性が向上する。
【0052】また、本発明によれば、校正作業時に表示
する入力画像の表示倍率を適切に設定して表示すること
が可能となり、文字入力の確認がより容易となる。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態による文字認識装置の概略の構成を表
すブロック図である。
【図2】本実施形態による校正支援ダイアログボックス
を示す図である。
【図3】本実施形態の校正処理時におけるチェック対象
文字列の抽出手順を示すフローチャートである。
【図4】本実施形態の校正処理時における文字列の修正
処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態におけるリンク情報の作成、保持を
説明する図である。
【図6】図5で示したような、入力画像データ、認識結
果、抽出情報を用いて校正支援ダイアログボックスを表
示した状態を示す図である。
【図7】本発明に係る制御プログラムの特徴を説明する
図である。
【符号の説明】
11 CPU 12 インターフェース 13 スキャナ 14 表示部 15 入力部 16 RAM 17 外部記憶装置 18 ROM 19 バス

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データを記憶する第1記
    憶手段と、 前記画像データに基づいて文字認識を行って得られた認
    識結果を記憶する第2記憶手段と、 前記第2記憶手段に記憶された認識結果より校正チェッ
    クすべき文字列を対象文字列として指定する指定手段
    と、 前記指定手段で指定された対象文字列に含まれる文字に
    対応する部分画像データを前記第1記憶手段で記憶され
    た画像データより抽出する抽出手段と、 前記抽出手段で抽出された部分画像データに基づく画像
    と、前記対象文字列とを接近させて表示する表示手段
    と、 前記対象文字列を修正する修正手段とを備えることを特
    徴とする文字認識装置。
  2. 【請求項2】 前記指定手段は、複数の単語を登録した
    辞書を参照して前記第2記憶手段に記憶された認識結果
    より未登録の単語を抽出し、これを対象文字列として指
    定することを特徴とする請求項1に記載の文字認識装
    置。
  3. 【請求項3】 前記指定手段で指定された1つ又は複数
    の対象文字列について、各対象文字列に含まれる文字
    と、前記第1記憶手段に記憶された画像データの対応部
    分とを対応づけるリンク情報を記憶する第3記憶手段を
    更に備え、 前記抽出手段は、前記リンク情報に基づいて対象文字列
    の各文字に対応する部分画像データを前記第1記憶手段
    に記憶された画像データより抽出することを特徴とする
    請求項1または2に記載の文字認識装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、ウインドウ表示が可能
    なシステムにおいて校正用ウインドウを表示し、該校正
    用ウインドウ内に前記抽出手段で抽出された部分画像デ
    ータに基づく画像と前記対象文字列とを表示することを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の文字認識
    装置。
  5. 【請求項5】 前記修正手段による修正入力が、前記校
    正用ウインドウの中で行われることを特徴とする請求項
    4に記載の文字認識装置。
  6. 【請求項6】 前記指定手段は、前記第2記憶手段に記
    憶された全認識結果について、対象文字列の指定を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の文字認識装置。
  7. 【請求項7】 前記指定手段によって、対象文字列が指
    定される度に前記抽出手段と表示手段が実行されること
    を特徴とする請求項1に記載の文字認識装置。
  8. 【請求項8】 前記表示手段において、前記抽出手段で
    抽出された部分画像データは所定の倍率で拡大して表示
    されることを特徴とする請求項1に記載の文字認識装
    置。
  9. 【請求項9】 入力された画像データを第1メモリに記
    憶する第1記憶工程と、 前記画像データに基づいて文字認識を行って得られた認
    識結果を第2メモリに記憶する第2記憶工程と、 前記第2メモリに記憶された認識結果より校正チェック
    すべき文字列を対象文字列として指定する指定工程と、 前記指定工程で指定された対象文字列に含まれる文字に
    対応する部分画像データを前記第1メモリに記憶された
    画像データより抽出する抽出工程と、 前記抽出工程で抽出された画像データに基づく画像と、
    前記対象文字列とを接近させて表示する表示工程と、 前記対象文字列を修正する修正工程とを備えることを特
    徴とする文字認識装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記指定工程は、複数の単語を登録し
    た辞書を参照して前記第2メモリに記憶された認識結果
    より未登録の単語を抽出し、これを対象文字列として指
    定することを特徴とする請求項9に記載の文字認識装置
    の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記指定工程で指定された1つ又は複
    数の対象文字列について、各対象文字列に含まれる文字
    と、前記第1メモリに記憶された画像データの対応部分
    とを対応づけるリンク情報を第3メモリに記憶する第3
    記憶工程を更に備え、 前記抽出工程は、前記リンク情報に基づいて対象文字列
    の各文字に対応する部分画像データを前記第1メモリに
    記憶された画像データより抽出することを特徴とする請
    求項9または10に記載の文字認識装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記表示工程は、ウインドウ表示が可
    能なシステムにおいて校正用ウインドウを表示し、該校
    正用ウインドウ内に前記抽出工程で抽出された部分画像
    データに基づく画像と前記対象文字列とを表示すること
    を特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載の文字
    認識装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記修正工程による修正入力は、前記
    校正用ウインドウの中で行われることを特徴とする請求
    項12に記載の文字認識装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記指定工程は、前記第2メモリに記
    憶された全認識結果について、対象文字列の指定を行う
    ことを特徴とする請求項9に記載の文字認識装置の制御
    方法。
  15. 【請求項15】 前記指定工程によって、対象文字列が
    指定される度に前記抽出工程と表示工程が実行されるこ
    とを特徴とする請求項9に記載の文字認識装置の制御方
    法。
  16. 【請求項16】 前記表示工程において、前記抽出工程
    で抽出された部分画像データは所定の倍率で拡大して表
    示されることを特徴とする請求項9に記載の文字認識装
    置の制御方法。
  17. 【請求項17】 文字認識処理を制御するためのプログ
    ラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリであっ
    て、 入力された画像データを第1メモリに記憶する第1記憶
    工程のコードと、 前記画像データに基づいて文字認識を行って得られた認
    識結果を第2メモリに記憶する第2記憶工程のコード
    と、 前記第2メモリに記憶された認識結果より校正チェック
    すべき文字列を対象文字列として指定する指定工程のコ
    ードと、 前記指定工程で指定された対象文字列に含まれる文字に
    対応する部分画像データを前記第1メモリに記憶された
    画像データより抽出する抽出工程のコードと、 前記抽出工程で抽出された部分画像データに基づく画像
    と、前記対象文字列とを接近させて表示する表示工程の
    コードと、 前記対象文字列を修正する修正工程のコードとを備える
    ことを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002003240A1 (en) * 2000-07-05 2002-01-10 Palman System Ltd. Proofreading system of chinese characters by means of one-to-one comparison
CN100348423C (zh) * 2004-12-28 2007-11-14 李飞 机器辅助校对装置
JP2009193356A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2015166940A (ja) * 2014-03-04 2015-09-24 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及び画像処理プログラム

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