JPH09288718A - 文字処理装置及びその方法 - Google Patents

文字処理装置及びその方法

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JPH09288718A
JPH09288718A JP8098405A JP9840596A JPH09288718A JP H09288718 A JPH09288718 A JP H09288718A JP 8098405 A JP8098405 A JP 8098405A JP 9840596 A JP9840596 A JP 9840596A JP H09288718 A JPH09288718 A JP H09288718A
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JP
Japan
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pattern
width
character
patterns
predetermined width
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Application number
JP8098405A
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English (en)
Inventor
Kazunobu Sugitani
和宣 杉谷
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字認識の認識結果より得られる文字列のパ
ターンの幅の並びに基づいて、誤認識しているパターン
を検出し、検出したパターンを認識されるべきパターン
に置換することで、文字認識精度を向上することができ
る文字処理装置及びその方法を提供する。 【解決手段】 入力された文字パターンに、パターン認
識を施し、認識結果を記憶領域8bに記憶する。記憶領
域8bに記憶された認識結果より得られる文字列のパタ
ーンの幅の並びに基づいて、誤認識のパターンを検出す
る。検出されたパターンを、該パターンの幅より狭い幅
を有するパターンを複数組み合わせたパターンに置換す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された文字パ
ターンに対応する文字を認識する文字処理装置及びその
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナ等の読取手段で、原稿を
構成する文字列の文字パターンを読み取り、読み取った
文字パターンとあらかじめ用意してある文字コードに対
応する文字パターンを比較することで、読み取った文字
パターンに対応する文字を認識する文字認識機能を有す
る文字処理装置があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の文字処理装置においては、全角文字と半角文字が混
在しているような原稿を読み取る場合は、2文字の半角
文字が1文字の全角文字として誤認識され、半角文字の
認識率の低下を招くという問題点があった。また、半角
文字に限らず、全角文字の文字幅未満の文字幅を有する
文字を複数組み合わせた文字に対しても、同様の問題点
があった。
【0004】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、文字認識の認識結果より得られる文字列のパ
ターンの幅の並びに基づいて、誤認識しているパターン
を検出し、検出したパターンを認識されるべきパターン
に置換することで、文字認識精度を向上することができ
る文字処理装置及びその方法を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による文字処理装置は以下の構成を備える。
即ち、入力された文字パターンに対応する文字を認識す
る文字処理装置であって、入力された文字パターンに、
パターン認識を施し、認識結果を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された認識結果より得られる文字列
のパターンの幅の並びに基づいて、誤認識のパターンを
検出する検出手段と、前記検出手段で検出されたパター
ンを、該パターンの幅より狭い幅を有するパターンを複
数組み合わせたパターンに置換する置換手段とを備え
る。
【0006】また、好ましくは、前記検出手段は、前記
記憶手段に記憶された認識結果より得られ文字列のパタ
ーンの幅の並びより、所定幅を持つパターンに隣接する
パターンの幅を獲得する第1獲得手段と、前記第1獲得
手段で獲得したパターンの幅に基づいて、誤認識のパタ
ーンを検出する。
【0007】また、好ましくは、前記所定幅を持つパタ
ーンと、該所定幅より狭い幅を有するパターンを複数組
み合わせたパターンとの対応を管理するテーブルを更に
備える。また、好ましくは、前記置換手段は、前記検出
手段で検出されたパターンを前記テーブルより検索する
検索手段と、前記検索手段で検索されたパターンに対応
する前記所定幅より狭い幅を有するパターンを複数組み
合わせたパターンを前記テーブルより獲得する第2獲得
手段を備え、前記検出手段で検出されたパターンを、前
記第2獲得手段で獲得された前記所定幅より狭い幅を有
するパターンを複数組み合わせたパターンに置換する。
【0008】また、好ましくは、前記検索手段によっ
て、前記検出手段で検出されたパターンが前記テーブル
より検索されない場合、該パターンと、前記所定幅より
狭い幅を有するパターンを複数組み合わせたパターンと
の対応を前記テーブルに登録する登録手段を更に備え
る。前記テーブルより検索されないパターンを、登録手
段によってテーブルに登録することで、次回、同じパタ
ーンが検出された場合に対処することができるからであ
る。
【0009】また、好ましくは、前記第1獲得手段は、
前記所定幅を持つパターンの前、あるいは後の少なくと
もいずれかに隣接するパターンの幅を獲得する。また、
好ましくは、前記検出手段は、前記第1獲得手段によっ
て獲得されたパターンの幅が、前記所定幅より狭い場合
に、前記所定幅を持つパターンを誤認識のパターンとし
て検出する。
【0010】上記の目的を達成するための本発明による
文字処理方法は以下の構成を備える。即ち、入力された
文字パターンに対応する文字を認識する文字処理方法で
あって、入力された文字パターンに、パターン認識を施
し、認識結果を記憶媒体に記憶する記憶工程と、前記記
憶工程で前記記憶媒体に記憶された認識結果より得られ
る文字列のパターンの幅の並びに基づいて、誤認識のパ
ターンを検出する検出工程と、前記検出工程で検出され
たパターンを、該パターンの幅より狭い幅を有するパタ
ーンを複数組み合わせたパターンに置換する置換工程と
を備える。
【0011】また、好ましくは、前記検出工程は、前記
記憶工程で前記記憶媒体に記憶された認識結果より得ら
れ文字列のパターンの幅の並びより、所定幅を持つパタ
ーンに隣接するパターンの幅を獲得する第1獲得工程
と、前記第1獲得工程で獲得したパターンの幅に基づい
て、誤認識のパターンを検出する。
【0012】また、好ましくは、前記所定幅を持つパタ
ーンと、該所定幅より狭い幅を有するパターンを複数組
み合わせたパターンとの対応を管理するテーブルを更に
備える。また、好ましくは、前記置換工程は、前記検出
工程で検出されたパターンを前記テーブルより検索する
検索工程と、前記検索工程で検索されたパターンに対応
する前記所定幅より狭い幅を有するパターンを複数組み
合わせたパターンを前記テーブルより獲得する第2獲得
工程を備え、前記検出工程で検出されたパターンを、前
記第2獲得工程で獲得された前記所定幅より狭い幅を有
するパターンを複数組み合わせたパターンに置換する。
【0013】また、好ましくは、前記検索工程によっ
て、前記検出工程で検出されたパターンが前記テーブル
より検索されない場合、該パターンと、前記所定幅より
狭い幅を有するパターンを複数組み合わせたパターンと
の対応を前記テーブルに登録する登録工程を更に備え
る。
【0014】また、好ましくは、前記第1獲得工程は、
前記所定幅を持つパターンの前、あるいは後の少なくと
もいずれかに隣接するパターンの幅を獲得する。また、
好ましくは、前記検出工程は、前記第1獲得工程によっ
て獲得されたパターンの幅が、前記所定幅より狭い場合
に、前記所定幅を持つパターンを誤認識のパターンとし
て検出する。
【0015】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
文字処理のプログラムコードが格納されたコンピュータ
可読メモリであって、入力された文字パターンに、パタ
ーン認識を施し、認識結果を記憶媒体に記憶する記憶工
程のコードと、前記記憶工程で前記記憶媒体に記憶され
た認識結果より得られる文字列のパターンの幅の並びに
基づいて、誤認識のパターンを検出する検出工程のコー
ドと、前記検出工程で検出されたパターンを、該パター
ンの幅より狭い幅を有するパターンを複数組み合わせた
パターンに置換する置換工程のコードとを備えることを
特徴とするコンピュータ可読メモリ。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を詳細に説明する。図1は本実施形態の文
字処理装置の機能構成を示すブロック図である。1はC
PUであり、バスラインBL6を通じて、KB2、LC
D3、VRAM4、FDD5、ROM7、RAM8、I
R9、PRT10に接続され、各種制御を行う。2はキ
ーボード(KB)であり、一般的な文字や図形入力、所
望の処理を実行するためのキーを備えている。3はカラ
ーのLCDであり、表示用書き込み専用メモリであるV
RAM4に書き込まれた文字や図形情報を表示する。ま
た、後述のフローチャートで実行される処理過程あるい
は処理結果は、このVRAM4に書き込まれた後、LC
D3に表示される。
【0017】9はイメージリーダ(IR)であり、IR
9にセットされた原稿の文字列を構成する文字パターン
を読み取る。7は読み出し専用メモリとして機能するR
OMであり、KB2から入力されるデータの処理や各種
処理を実行するためのプログラム(PRG)7aと、文
字、記号、罫線等のフォントパターン(FONT)7b
と、IR9で読み取った文字パターンを比較するための
文字、記号、罫線等の複数の比較パターンを記憶してい
る。
【0018】8は書き込み可能メモリとして機能するR
AMであり、各種プログラムやKB2から入力されるデ
ータの作業領域及び一時待避領域である。内部はいくつ
かの領域に分割され、8aは上述したプログラムを動作
させるために使用するワークエリアWORKである。ま
た、KB2より入力される文字や、IR9より読み取ら
れた文字パターンを一時的に保持するバッファとしても
使用する。8bはIR9より読み取られた文字パターン
を文字コードに置き換えた後、テキストデータとして記
憶するための記憶領域TEXTである。8cはIR9よ
り読み取られた文字パターンの内、誤認識されやすい2
つの半角数字と1つの全角文字との対応を示すコードテ
ーブルを記憶するための記憶領域TBLである。
【0019】ここで、コードテーブルの詳細な構成につ
いて、図2を用いて説明する。図2は本実施形態の記憶
領域8cに記憶されるコードテーブルの詳細な構成を示
す図である。図2に示すように、2つの半角数字の組み
合わせによって、誤認識されやすい1つの全角文字を対
応させた構成になっている。また、各文字は文字コード
として、テーブルの各欄に格納されている。ここでは、
00から99までの100個の2つの半角数字の組み合
わせが格納されている。
【0020】尚、コードテーブルには全ての半角数字の
組み合わせを格納しておく必要はなく。誤認識が発生す
る毎に、誤認識されやすい2つの半角数字と1つの全角
文字との対応を順次登録していくことで、以降、発生す
る誤認識に対処することができる。5は上述した記憶領
域8a〜8cに記憶されるデータを保存するための外部
記憶装置として機能するFDD(フロッピーディスクド
ライブ)である。また、FDを装着しデータの読み書き
が可能である。更に、装着されたFD(不図示)に後述
する処理フローのプログラムを書き込み、該プログラム
を本装置のRAM8に読み込むことで処理を実行させる
ことができる。10は文字図形情報等を記録するための
カラープリンタとして機能するPRTである。
【0021】次に、本実施形態で実行される処理につい
て、図3のフローチャートを用いて説明する。図3は本
実施形態で実行される処理の処理フローを示すフローチ
ャートである。尚、本装置は記憶領域7aに記憶された
命令プログラムをCPU1が実行することにより動作す
る。
【0022】まず、ステップS1で、イメージリーダI
R10から原稿を構成する文字列の文字パターンを読み
とって、その読み取ったパターンをRAM8の記憶領域
8aに記憶させる。ステップS2で、記憶領域7cに記
憶される比較パターンと記憶領域8aに記憶される文字
パターンとの比較を行うことで、文字パターンに対応す
る文字の認識を行う。そして、その認識結果として特定
された比較パターンに対応する文字コードを記憶領域8
bに記憶させる。
【0023】上述のステップS1、ステップS2で説明
される処理は、従来の文字認識機能を備える文字処理装
置で、通常に実行されている処理であるので、その詳細
な説明は省略する。しかしながら、文字パターンを読み
取って認識し、認識する文字を間違うこともある。特
に、例えば、図4の(a)に示されるような半角数字と
全角文字が混在する原稿に対し、図4の(b)に示され
るような半角数字の「75」を全角文字の「乃」に誤認
識している場合は、記憶領域8bには「75」のかわり
に「乃」に対応する文字コードが格納されてしまってい
る。そこで、図4の(c)に示すような認識結果となる
ように記憶領域8bに格納されている「乃」に対応する
文字コードを「75」に対応する文字コードに変更する
必要がある。そこで、このように2文字の半角数字が1
文字の全角数字に誤認識されている場合に、以下、説明
するステップS3以降の処理を実行する。
【0024】まず、ステップS3で、記憶領域8bに記
憶される文字コードに対応する文字を読み出す。ステッ
プS4で、2文字の半角数字が1文字の全角数字に誤認
識されているか否か、つまり、半角数字に挟まれた全角
文字があるか否かを判定する。全角文字がある場合(ス
テップS5でYES)、ステップS5に進む。一方、全
角文字がない場合(ステップS5でNO)、ステップS
8に進む。
【0025】ステップS5で、半角数字に挟まれた全角
文字に対応する文字コードを、記憶領域8cに記憶され
るコードテーブルの各欄より検索する。図4の(b)に
示される例でいえば、半角数字の「19」と「26」の
間に全角文字「乃」があるので、その「乃」に対応する
文字コードを記憶領域8cに記憶されるコードテーブル
の各欄より検索する。
【0026】ステップS6で、検索対象の全角文字に対
応する文字コードがコードテーブルに存在するか否かを
判定する。コードテーブルに存在する場合(ステップS
6でYES)、ステップS7に進む。一方、コードテー
ブルに存在しない場合(ステップS6でNO)、ステッ
プS8に進む。ステップS7で、記憶領域8bに記憶さ
れる全角文字を、対応する2文字の半角数字の文字コー
ドに置換する。図4の(b)に示される例でいえば、全
角文字「乃」に対応する文字コードが図2に示したコー
ドテーブルに存在するので、これに対応する2文字の半
角数字「75」を記憶領域8bに記憶される「乃」に対
応する文字コードと置換する。このようにして、図4の
(c)のような認識結果を変更することができる。
【0027】尚、検索対象の全角文字に対応する文字コ
ードがコードテーブルに存在しない場合は、ユーザが読
み取った原稿を参照することで、置換すべき2文字の半
角数字に置換する。また、全角文字に対応する文字コー
ドと誤認識された2文字の半角数字の対応を新たにコー
ドテーブルに登録しておく。このようにしておくこと
で、以降、同様の誤認識が発生した場合には、全角文字
に対応する文字コードがコードテーブルに存在するの
で、その全角文字を2文字の半角数字に置換することが
できる。
【0028】ステップS8で、記憶領域8bに記憶され
るすべての文字に対して、ステップS4における判定が
終了したか否かを判定する。ステップS4における判定
が終了していない場合(ステップS8でNO)、終了す
るまで、ステップS4〜ステップS8を繰り返す。一
方、ステップS4における判定が終了した場合(ステッ
プS8でYES)、処理を終了する。
【0029】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、半角数字と全角文字が混在する原稿の文字認識にお
いて、半角数字と全角文字の位置関係に基づいて、2文
字の半角数字が1文字の全角文字に誤認識された全角文
字を検出することができる。また、検出した誤認識され
た全角文字を対応する2文字の半角数字に置換すること
で、正しい認識結果を得ることができる。
【0030】また、半角2文字を全角1文字として誤認
識した場合でも、半角文字であることを前後の位置関係
から検知して、あくまでも半角文字であるように認識す
ることができる。また、誤認識しやすい2つの半角文字
の組み合わせを登録しておくことで、誤認識を減らすこ
とができる。
【0031】尚、本実施形態では、半角数字に挟まれた
全角文字に対応する文字コードを、記憶領域8cに記憶
されるコードテーブルの各欄より検索したが、例えば、
図5に示すような誤認識されやすい2つの半角英字と1
つの全角文字との対応からなるコードテーブルを用意し
ておけば、半角英字にも対処することができる。また、
本実施形態では、半角数字に挟まれた全角文字を誤認識
された文字として判定したが、半角数字が前もしくは後
ろにある全角文字を誤認識された文字として判定しても
良い。
【0032】更に、本実施形態では、誤認識された1文
字の全角文字を対応する2文字の半角数字に置換をする
構成であったが、文字幅が全角文字に比べて可変の幅、
例えば、英文字等のプロポーショナル文字が複数で1文
字の全角文字に誤認識されるような場合でも、誤認識さ
れやすい複数のプロポーション文字と1つの全角文字と
の対応からなるコードテーブルを用意しておけば、英文
字等のプロポーショナル文字にも対処することができ
る。
【0033】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
等)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器
からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置等)
に適用してもよい。また、本発明の目的は、前述した実
施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコー
ドを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給
し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(または
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読出し実行することによっても、達成されること
は言うまでもない。
【0034】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ROMなどを用いることができる。
【0035】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能
が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0036】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0037】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図6のメモリマップ例に示す各モジュールを
記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくとも
「記憶モジュール」、「検出モジュール」および「置換
モジュール」の各モジュールのプログラムコードを記憶
媒体に格納すればよい。
【0038】尚、「記憶モジュール」は、入力された文
字パターンに、パターン認識を施し、認識結果を記憶媒
体に記憶する。「検出モジュール」は、記憶媒体に記憶
された認識結果より得られる文字列のパターンの幅の並
びに基づいて、誤認識のパターンを検出する。「置換モ
ジュール」は、検出されたパターンを、該パターンの幅
より狭い幅を有するパターンを複数組み合わせたパター
ンに置換する。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
文字認識の認識結果より得られる文字列のパターンの幅
の並びに基づいて、誤認識しているパターンを検出し、
検出したパターンを認識されるべきパターンに置換する
ことで、文字認識精度を向上することができる文字処理
装置及びその方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の文字処理装置の機能構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本実施形態の記憶領域8cに記憶されるコード
テーブルの詳細な構成を示す図である。
【図3】本実施形態で実行される処理の処理フローを示
すフローチャートである。
【図4】(a)〜(c)は本実施形態で実行される処理
の過程を示す図である。
【図5】本実施形態の記憶領域8cに記憶される他の構
成によるコードテーブルの詳細な構成を示す図である。
【図6】本発明で実行される処理フローのプログラムを
記憶させたFDのメモリマップの構造を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 KB 3 LCD 4 VRAM 5 HDD 6 BL 7 ROM 7a PRG 7b FONT 7c HP 8 RAM 8a WORK 8b TEXT 8c TBL 9 IR 10 PRT

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された文字パターンに対応する文字
    を認識する文字処理装置であって、 入力された文字パターンに、パターン認識を施し、認識
    結果を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された認識結果より得られる文字列
    のパターンの幅の並びに基づいて、誤認識のパターンを
    検出する検出手段と、 前記検出手段で検出されたパターンを、該パターンの幅
    より狭い幅を有するパターンを複数組み合わせたパター
    ンに置換する置換手段とを備えることを特徴とする文字
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記記憶手段に記憶さ
    れた認識結果より得られ文字列のパターンの幅の並びよ
    り、所定幅を持つパターンに隣接するパターンの幅を獲
    得する第1獲得手段と、 前記第1獲得手段で獲得したパターンの幅に基づいて、
    誤認識のパターンを検出することを特徴とする請求項1
    に記載の文字処理装置。
  3. 【請求項3】 前記所定幅を持つパターンと、該所定幅
    より狭い幅を有するパターンを複数組み合わせたパター
    ンとの対応を管理するテーブルを更に備えることを特徴
    とする請求項2に記載の文字処理装置。
  4. 【請求項4】 前記置換手段は、前記検出手段で検出さ
    れたパターンを前記テーブルより検索する検索手段と、 前記検索手段で検索されたパターンに対応する前記所定
    幅より狭い幅を有するパターンを複数組み合わせたパタ
    ーンを前記テーブルより獲得する第2獲得手段を備え、 前記検出手段で検出されたパターンを、前記第2獲得手
    段で獲得された前記所定幅より狭い幅を有するパターン
    を複数組み合わせたパターンに置換することを特徴とす
    る請求項3に記載の文字処理装置。
  5. 【請求項5】 前記検索手段によって、前記検出手段で
    検出されたパターンが前記テーブルより検索されない場
    合、該パターンと、前記所定幅より狭い幅を有するパタ
    ーンを複数組み合わせたパターンとの対応を前記テーブ
    ルに登録する登録手段を更に備えることを特徴とする請
    求項4に記載の文字処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第1獲得手段は、前記所定幅を持つ
    パターンの前、あるいは後の少なくともいずれかに隣接
    するパターンの幅を獲得することを特徴とする請求項2
    に記載の文字処理装置。
  7. 【請求項7】 前記検出手段は、前記第1獲得手段によ
    って獲得されたパターンの幅が、前記所定幅より狭い場
    合に、前記所定幅を持つパターンを誤認識のパターンと
    して検出することを特徴とする請求項6に記載の文字処
    理装置。
  8. 【請求項8】 入力された文字パターンに対応する文字
    を認識する文字処理方法であって、 入力された文字パターンに、パターン認識を施し、認識
    結果を記憶媒体に記憶する記憶工程と、 前記記憶工程で前記記憶媒体に記憶された認識結果より
    得られる文字列のパターンの幅の並びに基づいて、誤認
    識のパターンを検出する検出工程と、 前記検出工程で検出されたパターンを、該パターンの幅
    より狭い幅を有するパターンを複数組み合わせたパター
    ンに置換する置換工程とを備えることを特徴とする文字
    処理方法。
  9. 【請求項9】 前記検出工程は、前記記憶工程で前記記
    憶媒体に記憶された認識結果より得られ文字列のパター
    ンの幅の並びより、所定幅を持つパターンに隣接するパ
    ターンの幅を獲得する第1獲得工程と、 前記第1獲得工程で獲得したパターンの幅に基づいて、
    誤認識のパターンを検出することを特徴とする請求項8
    に記載の文字処理方法。
  10. 【請求項10】 前記所定幅を持つパターンと、該所定
    幅より狭い幅を有するパターンを複数組み合わせたパタ
    ーンとの対応を管理するテーブルを更に備えることを特
    徴とする請求項9に記載の文字処理方法。
  11. 【請求項11】 前記置換工程は、前記検出工程で検出
    されたパターンを前記テーブルより検索する検索工程
    と、 前記検索工程で検索されたパターンに対応する前記所定
    幅より狭い幅を有するパターンを複数組み合わせたパタ
    ーンを前記テーブルより獲得する第2獲得工程を備え、 前記検出工程で検出されたパターンを、前記第2獲得工
    程で獲得された前記所定幅より狭い幅を有するパターン
    を複数組み合わせたパターンに置換することを特徴とす
    る請求項10に記載の文字処理方法。
  12. 【請求項12】 前記検索工程によって、前記検出工程
    で検出されたパターンが前記テーブルより検索されない
    場合、該パターンと、前記所定幅より狭い幅を有するパ
    ターンを複数組み合わせたパターンとの対応を前記テー
    ブルに登録する登録工程を更に備えることを特徴とする
    請求項11に記載の文字処理方法。
  13. 【請求項13】 前記第1獲得工程は、前記所定幅を持
    つパターンの前、あるいは後の少なくともいずれかに隣
    接するパターンの幅を獲得することを特徴とする請求項
    9に記載の文字処理方法。
  14. 【請求項14】 前記検出工程は、前記第1獲得工程に
    よって獲得されたパターンの幅が、前記所定幅より狭い
    場合に、前記所定幅を持つパターンを誤認識のパターン
    として検出することを特徴とする請求項13に記載の文
    字処理方法。
  15. 【請求項15】 文字処理のプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 入力された文字パターンに、パターン認識を施し、認識
    結果を記憶媒体に記憶する記憶工程のコードと、 前記記憶工程で前記記憶媒体に記憶された認識結果より
    得られる文字列のパターンの幅の並びに基づいて、誤認
    識のパターンを検出する検出工程のコードと、 前記検出工程で検出されたパターンを、該パターンの幅
    より狭い幅を有するパターンを複数組み合わせたパター
    ンに置換する置換工程のコードとを備えることを特徴と
    するコンピュータ可読メモリ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015032239A (ja) * 2013-08-06 2015-02-16 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム

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