JP2703559B2 - 文字認識支援装置 - Google Patents

文字認識支援装置

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JP2703559B2
JP2703559B2 JP63121982A JP12198288A JP2703559B2 JP 2703559 B2 JP2703559 B2 JP 2703559B2 JP 63121982 A JP63121982 A JP 63121982A JP 12198288 A JP12198288 A JP 12198288A JP 2703559 B2 JP2703559 B2 JP 2703559B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は文字認識支援装置、特に文字認識後の後認式
に対する処理を支援する文字認識支援装置に関するもの
である。
[従来の技術] 一般に、文字認識装置では、100%完全な認識結果を
得ることは現実的には不可能であり、認識処理の過程で
その認識処理そのものを拒絶したり、誤認識を伴うのは
避けられないものである。
従つて、認識対照の原稿と完全に一致した文書を得る
ためには、上記のような拒絶や誤認識した文字を何らか
の手段で正しい文字に修正する必要がある。
ところで、認識拒絶は認識対象の文字が認識不能であ
ることを意味し、通常はその文字に対しては特定文字コ
ードを割り当てるのが一般的である。この特定コードと
しては、例えばベタ黒の文字パターンに対応するもの
等、一見してそれが認識拒絶された文字であることをオ
ペレータに把握できる様にしている。
一方、誤認識は本来の文字に対して相違する文字を認
識結果として出力するものである。
[発明が解決しようとする課題] 従つて、認識結果を表示画面に表示させて修正処理を
行う場合、拒絶された文字に対しては先に説明した様
に、特別なコードを割り当ててあるので、通常の文字に
比べ目立つようなマークを表示することになり、修正操
作が比較的スムーズに進むが、誤認識された文字に対し
てはその前後する分或いは原稿分と照し合せながらしな
ければならなず、甚だ面倒な作業になつてしまう。しか
も、この作業を何ページにも渡つて行う際には、当然の
ことながら見落し等が発生することもあり、問題が残
る。
ところで認識処理の後処理として自然言語処理手段を
設け、誤つた文字を単語或いは文として正しくなるよう
に自動的に修正させることも考えられるが、このような
機能を設けるためにはい多大なコストがかかると共に、
自然言語処理体系自体が確立していない現状を見て、得
策とは言えない。
例えば、単語や文章として意味をなさない数字列や文
字列(例えば“777−111Bd"など)は言語処理の適用外
であるため、いずれにせよ最終的には人間が認識結果を
確認或いは修正せざるを得ない。
本発明はかかる課題に鑑みなされたものであり、誤認
識された文字が一見して判読可能な文字認識支援装置を
提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] この課題を解決するために、本発明の文字認識支援装
置は、以下に示す構成を備える。
すなわち、 認識対象の文字パターンを認識する認識手段と、認識
して得られた文字コードに対応する文字パターンを発生
するパターン発生手段と、発生した文字パターンと前記
認識対象の文字パターンとをマツチングするマツチング
手段と、該マツチング手段の結果に基づいて前記認識手
段で得られた文字コードが誤認識によるものか否かを判
別する判別手段と、該判別手段で誤認識によるものと判
断したとき、対応する認識対象の文字パターンが誤認識
されたことを外部に報知する報知手段とを備える。
[作用] かかる本発明の構成において、認識手段で得られた文
字コードに対応する文字パターンをパターン発生手段よ
り発生し、それらをマツチング手段でマツチングする。
そして判別手段によつて、誤認識であると判断した場合
いは、報知手段で報知するものである。
[実施例] 以下、添付図面に従つて本発明に係る実施例を詳細に
説明する。
<構成概略の説明(第1図)> 第1図は本実施例における文字認識支援装置のブロツ
ク構成図である。
図中、101は原稿画像を読取る画像読取り部、102はキ
ーボード或いはポインテイングデバイス等の入力部であ
り、これらはI/Oインタフエース112を介してシステムバ
ス113に電気的に接続されている。また、103は画像読取
り部101より読み出したイメージデータを展開するビツ
トイメージメモリ、104はビツトイメージメモリ103中の
文字パターンを切り出す文字切り出し回路、105は切り
出した文字パターンを認識する文字認識回路である。10
6は文字切り出し回路104及び文字認識回路105よりの情
報を基に文字に係る情報を格納する文字情報メモリであ
る。107は文字コードに対応した文字パターンを発生す
るキヤラクタジエネレータである。110は最終目的であ
る文字コードを格納する文字コードメモリ、116は表示
する画像を展開するVRAMであり、実施例では先に説明し
たビツトイメージメモリ103と同じ大きさ(容量)から
なるものとする。117はVRAM116に線や矩形等を描画する
グラフイツク描画回路である。そして、114はVRAM116に
展開されたイメージデータを表示するデイスプレイであ
る。115はパターンマツチング部であつて、その詳細は
後述するが、認識元文字パターンと認識した結果得られ
た文字コードに対応する文字パターンとのマツチングを
行い、それらが一致するか否かの処理をするものであ
る。
そして、111は装置全体を包括的に制御するCPUであ
り、内部にCPU11の処理手順(プログラム)を格納したR
OM111aとワークエリアとして使用されるRAM111bを備え
ている。ROM111aには認識結果を基に修正処理に係るプ
ログラムの他、第2図に示すフローチャートに係るプロ
グラムが格納されている。
<処理内容の説明(第2図〜第5図) 上述した構成における本実施例の装置の具体的処理内
容を第3図〜第5図を用い、第2図のフローチヤートに
従つて説明する。
先ず、ステツプS201で各メモリ及びレジスタを初期化
し、次のステツプS202で一連の文字認識処理を終了させ
る指示が入力部102よりあるか否かを判断する。そし
て、終了指示がなされるまで、以下に示すステツプS203
以降の処理を繰り返すことになる。
ステツプS203では、文字認識対象である1ページ分の
文書をセツトし、画像読取部101を駆動して読み取り、
その2値画像データをビツトイメージメモリ103に展開
する。次にステツプS204で、文字切り出し回路104を起
動し、ビツトイメージメモリ103に格納されている文書
画像中の各文字パターンの大きさ及び存在位置を検出す
る。検出された文字パターンの大きさ及び位置情報は文
字情報メモリ106内に順次格納される。
具体例を示すと、例えば、第3図に示す様な文字パタ
ーン301がビツトイメージメモリ103に展開されていると
する。尚、302は文字パターン301の外接矩形である。
さて、ビツトイメージメモリ103の各画素は(x,y)の
座標値で表わされ、その左上端部の画素位置を原点(0,
0)としている。また、外接矩形302はその左上端の座標
(xi,yi)及び大きさwi,hiで表され、検出された各文字
のxi,yi,wi,hiは文字情報メモリ106に格納される。
第4図は文字情報メモリ106の内容を示している。上
述した文字切り出し回路104で得られた各文字の外接矩
形データxi,yi,wi,hiは文字情報メモリ106の文字番号i
における文字位置部401に格納される。文字番号は文書
中における文字の出現順に1,2,3…と順に付けられる。
さて、次にステツプS205では文字情報メモリ106の文
字位置部401にあるxi,yi,wi,hiを参照し、ビツトイメー
ジメモリ103から各文字のパターンをバス113を介して文
字認識回路105に次々に転送し、文字認識処理を行わせ
る。そして、認識結果で得られた各文字番号iに対応す
る文字コードを文字情報メモリ106の候補文字部402に格
納する。一般的に、文字認識装置で1つのパターンに対
して複数の文字コードを認識の確からしさが高い順に出
力することが可能であるため、それらの文字コードを確
からしさの高い順にCi0,Ci1,Ci2…の如く格納する。ま
た、候補文字の数はその認識回路の能力に依存するが、
2番目以降の候補文字は第1位の候補文字Ci0が誤つて
いた場合に、それを訂正するために利用するものであ
る。尚、上述したステツプS203〜ステツプS205における
文字パターンの切り出しや文字認識そのものは様々な方
式が提案されているので、ここでは、その詳細は割愛す
る。また、実施例では、各文字パターンの外接矩形とそ
のパターンに対する文字コードが得られる文字認識処理
であれば良いので、文字の切り出し部104と文字コード
を生成する認識部105とが必ずしも明確に分かれている
必要はない。
さて、上述した処理でもつてビツトイメージメモリ10
3内に展開された各文字パターンの切り出し及び認識処
理を施した後は、ステツプンS209に進んで、認識対象の
文字パターンと認識して得られた文字コードに対応する
文字パターンとのマツチングを行う。
これによつて、認識対象である文字パターンと認識処
理で得られた文字コードに対応する文字パターンとが合
致するか否か、すなわち、認識して得られた文字コード
が誤認識によるものか否かを判断しようとするわけであ
る。
以下、パターンマツチング処理の具体的処理内容を説
明する。
第5図は実施例におけるパターンマツチング回路115
の内部構成を示す図である。
CPU111は文字情報メモリ106内の文字番号iが“1"か
ら“n(注目原稿中の1ページ分の文字数)”まで、順
次xi,yi,wi,hiで示される文字パターンをビツトイメー
ジメモリ103より読み出し、パターンマツチング回路内
の文字バツフア501に転送させると共に、その大きさ情
報wi,hiを入力バツフア502内のWA,HAレジスタに出力す
る。そしてまた、文字番号iに対する第1認識候補Ci0
に対する文字パターンをキヤラクタジエネレータ107よ
り発生させ、その発生した文字パターン中の“1"となつ
ているビツトを縦横にスキヤンすることにより、その文
字パターンに外接する矩形の大きさ情報を得る。そし
て、得られた外接矩形内の文字パターンを一方の文字バ
ツフア503に転送すると共に、その外接矩形の大きさ情
報を入力バツフア504内のWB,HBレジスタにセツトする。
尚、説明が前後するが、各文字パターンを文字バツフア
501,503内に展開するとき、各々のバツフアの左上端を
基準として展開するものとする。
さて、この様に各文字バツフア501,503、及び入力バ
ツフア502,504にデータがセツトされると、正規化回路5
07は文字バツフア501に展開されている大きさWA×HAの
パターンを大きさWN×HNのパターンに伸縮してバツフア
508に展開すると共に、文字バツフア503内に展開されて
いる大きさWB×HBのパターンを同じくWN×HNのパターン
に伸縮してバツフア509に展開する。この後、マトリツ
クスマツチング回路510はバツフア508及び509内の各々
の文字パターンにおいて、両者の黒画素(ビツト状態が
“1"となつている画素)の重なる個数と白画素(ビツト
状態が“0"となつている画素)の重なる個数との和S1と
パターン領域内の総画素数S2との比S1/S2を求め、予め
設定してある閾値Tよりも小さいとき、判定結果フラグ
511を立てる(“1"にセツトする)。
要約すれば、もし、正しい認識結果が得られたときに
は、バツフア508とバツフア509に展開される文字パター
ンは実質的に同じになるはずであるから、このときS1/S
2は略“1"になり、逆に誤認識された場合には、各々の
文字パターンの共通する画素は相対的に少なくなるの
で、“0"に近い値になる。
従つて、CPU111はこの判定フラグ511が立つているか
否かを調べることにより、認識が正しく行われたか否か
を判断することが可能となる。尚、この判定フラグ511
の値は文字情報メモリ106内の誤認識フラグ403内にその
まま格納されるものである。この様にして、ビツトイメ
ージメモリ103内の全ての文字パターンに対する認識処
理とマツチング処理とが終了して、第4図に示す様な誤
認識フラグ403を含めたテーブルが作成されると、処理
は第2図におけるステツプS210に進む。
ステツプS210ではビツトイメージメモリ103内のデー
タをVRAM116に転送し、デイスプレイ114に表示させる。
そして、文字情報メモリ106内の誤認識フラグ403がセツ
トされている文字を全て探し出し、各々の文字の表示位
置(xi,yi)に大きさwi,hiの矩形枠をグラフイツク描画
回路117を駆動させることにより描画させる。これによ
つて、誤認識された文字をオペレータに明示することが
可能となる。
この後、ステツプS207に進んで、誤認識文字の訂正を
行う。
修正方法にも様々な手法が考えられるが、実施例では
以下の様にした。
まず、矩形枠の描かれている文字位置に入力部102を
操作してカーソルを移動し、座標を入力する(得られた
座標を(xm,ym)とする)。尚、カーソルの挙動や入力
部102(マウス)の仕組については、本発明の、主旨か
らははずれるので説明は省略する。次に得られた座標
(xm,ym)を含むような矩形領域を文字情報メモリ106の
文字位置部401を参照して、該当する文字番号を得る。
このとき、もしその座標位置が文字矩形部より外れた場
合には、該当する文字が見出せないことになるので、そ
の座標は無効とし、次の座標が入力されるか、或いはス
テツプS207で文字訂正処理の終了指示があるまで入力待
ちになる。また、入力された座標(xm,ym)で示される
文字の文字番号が“K"であつた場合には、その候補文字
部402の候補文字コード列CK0,CK1,CK2…の第2位の候補
文字Ck1を先頭に、Ck0を一番最後になるようにローテン
シヨンする。新しく第1位の候補になつた文字コードに
対応するフオントパターンをキヤラクタジエネレータ10
7で生成してパターンマツチング回路115に出力し、マツ
チング処理を行う。この処理で、マツチングが成功した
(判定結果フラグ511がオフ)場合には、文字情報メモ
リ106の誤認識フラグmkをクリアし、VRAM116上のxk,yk,
wk,hkの矩形枠のクリアする。こうして、オペレータは
全ての矩形枠がクリアされるまで、同様の処理を繰り返
すことになる。すべての文字の訂正が済んだら訂正終了
指示を入力装置102よりから指示し、ステツプS207を終
了する。そして、ステツプS208では文字情報メモリ106
に格納されている現在の各第1候補文字コードCi0を最
終認識結果とし、文字番号1から文字番号nまでの文字
コードを文字コードメモリ109に格納する。
以上で1ページ分の認識を修了し、次頁への認識へと
移ることになるが、次ページの最先認識文字コードは、
従前の認識され、文字コードメモリ110に格納された最
終文字コードの直後から順に格納することになる。
<第2の実施例の説明(第6図)> 上述した実施例では認識対象の文字パターンとパター
ンマツチングする文字パターンはキヤラクタジエネレー
タ107に予め備わつているフオントであつた。従つて認
識対象のフオント形式とキヤラクタジエネレータのフオ
ントのそれが一致していない場合(例えば、認識対象文
字がゴシツク体でキヤラクタジエネレータ107が明朝体
の場合や、フオントのデザインが微妙に異つている場
合)では、マトリクスマツチングでは雑音部分が多くな
り、誤認識の判定が困難になる可能性がでてくる。
本第2の実施例ではパターンマツチングする文字パタ
ーン2つを共に認識対象から獲得することにより、より
正確で雑音の少ないパターンマツチングを行い、誤認識
の判定をするものである。
第6図は第2の実施例におけるキヤラクタジエネレー
タ107′のブロツク構成図である。尚、他の構成要素は
第1図を用いて説明する。
図示において、フオントメモリ608は通常のキヤラク
タジエネレータ内のフオントメモリと同様に文字コード
に対応する文字パターンを格納しているものであるが、
実施例ではRAMで構成されており、初期状態では、どの
文字コードに対応する文字パターンも未だ格納されてい
ない。また、フオントメモリ608における1文字に係る
情報は、フラグ欄609、そして格納されている文字パタ
ーンの横幅を格納する欄606、縦幅を格納する欄610と、
実際に文字パターンを格納するエリア607で構成されて
いる。フラグ欄609には、該当する文字パターンが有効
であるか、否かの情報が格納されていて、初期状態では
先に説明した様に、文字パターンは1つも格納されてい
ないから、CPU111は無効を意味する“0"を各フラグ欄60
9に格納させる。
601はフオントの入出力を行うCG I/Oバツフアであ
り、607はこれらフオントメモリ608とCG I/Oバツフアを
制御するCGコントローラである。
以下にその動作を説明する。
CPU111は第1の実施例の処理と同様に、マツチング処
理を行うため、バス113を介してCG I/Oバツフア601内の
文字コードバツフア602へ取り出したい文字パターンの
文字コードを格納する。CGコントローラ607はその文字
コードに対応する文字をフオントメモリ608で捜す。例
えば、今、文字“A"に対応する文字コードが文字コード
バツフア602に格納されている場合には、CGコントロー
ラ607は文字“A"に対するフラグFAが有効であるかをチ
エツクする。フラグFAが“1"、即ち文字パターンが有効
である場合には、文字幅WAをCG I/Oバツフア601内のレ
ジスタ(W)603へ、高さHAを同レジスタ(H)604へ格
納すると共に、文字パターンPA607をパターンバツフア6
09へ転送する。そして、CPU111はCG I/Oバツフア601内
のレジスタ(W)603、レジスタ(H)を調べ、“0"以
外であるときには、該当するパターンがパターンバツフ
ア609に展開されているものとして、読み込み処理を行
う。
一方、有効フラグFAが“0"の場合にはレジスタ(W)
603及びレジスタ(H)604に“0"を代入する。
以上がフオント取り出しの動作である、そこで、第2
図のステツプS209における処理内容を説明すれば以下の
如くになる。
まず、文字情報メモリ106の文字位置部401を参照して
ビツトイメージメモリ103から認識対象の文字パターン
をパターンマツチング回路115内の文字バツフア501へ転
送する。その大きさ情報も入力バツフア502に転送す
る。次いで、キヤラクタジエネレータ107′の文字コー
ドバツフア602へその文字コードを書き込む。上述した
動作によりCG I/Oバツフア601のレジスタ(W)603,レ
ジスタ(H)604には値が設定される。CPU111はレジス
タ(W)603(或いはレジスタ(H)604)を参照し、
“0"であるならば比較し得るフオントが未だ用意されて
いなと判断して、文字情報メモリ中の誤認識フラグ403
を“1"に設定し、パターンマツチング回路209は動作さ
せない。
またレジスタ(W)603、レジスタ(H)604が“0"以
外の値であるときには、パターンバツフア606には設定
した文字コードに対応する文字パターンが展開されてい
ることになるから、その文字パターンをパターンマツチ
ング回路115内の文字バツフア503に転送すると共に、各
々のレジスタの内容も同様に入力バツフア504に転送
し、マツチング処理を開始させる。尚、このとき、マツ
チングが成功すれば文字情報メモリ106内の誤認識フラ
グを“0"、不成功のときには誤認識フラグを“2"にセツ
トする。
次に、ステツプS210に該当する処理では、文字情報メ
モリの誤認識フラグ403を参照して、誤認識フラグが
“2"であると判断された文字に対しては前実施例同様矩
形枠をデイスプレイに表示しする。また、フオントが用
意されていなくてパターンマツチングを行わなかつた文
字、すなわち、誤認識フラグが“1"の場合の文字に対し
ては、点線の矩形枠を描き、その旨を報知しておく。そ
して、認識が正しいと判断された文字、誤認識フラグが
“0"の文字に対しては、文字パターン以外は特に表示し
ない。オペレータはデイスプレイを見て矩形枠の文字を
修正することになるが、点線枠の文字に対しては正しい
かどうかをその文字の前後関係や原稿を照らし合わせて
確認し、もし文字が誤つていたならば修正をする(ステ
ツプS207に該当する)。
次に前記第1の実施例と同様に、ステツプS208に該当
する処理で、文字コード列の格納を行う。このとき、本
第2の実施例ではフオントの追加処理を行う。具体的に
は、文字情報メモリ106の文字番号1〜nまでの文字に
に対して最終的な認識文字コードCi0をキヤラクタジエ
ネレータ107′に転送する。前述した通り、もし対応す
るフオントが用意されていなければレジスタ(W)603
とレジスタ(H)604には“0"が入り、そのフオントが
既に登録されている場合には、これらレジスタには共に
“0"が格納されることになる。
従つて、CPU111はレジスタ(W)603とレジスタH604
が“0"であるときに限つて文字位置部401の該当する文
字大きさ情報Wi,hiをレジスタ(W)603とレジスタ
(H)604へ格納させ、その文字パターンをビツトイメ
ージメモリ103から読み出して、パターンバツフア606に
転送する。この後、CGコントローラ605はCPU111から登
録を促す指示を入力して、CG I/Oバツフア601の文字コ
ード、幅、高さ、文字パターンをフオントメモリ608の
所定の部分へ格納し、対応するフラグ欄609を“1"にセ
ツトする。
以上説明したような構成にすることにより、原稿に書
かれているフオントと同じフオントでパターンマツチン
グが行えるため、極めて正確な誤認識の判定を行える。
特に、原稿が英文等である場合には、最初の1ページの
みをオペレータが注意して処理すれば、略アルフアベツ
トの全文字文字パターンがキヤラクタジエネレータ10
7′内に構築されることになるから、極めて便利であ
る。
尚、本第2の実施例ではフオントの追加のきつかけを
頁単位にしているが行単位など、さらに細かな単位にし
てもよい。
<第3の実施例の説明(第7図)> 第7図は本第3の実施例のキヤラクタジエネレータ部
107″の構成図であり、前述した第2の実施例のキヤラ
クタジエネレータ107′にCG702とバツフアTYPE70を加え
た構成になつている。CG702は一般的に使用されている
キヤラクタジエネレータ(ROMのみで構成されていた)
で第1の実施例で使用したものと同じであり、文字コー
ドを送ると予め備わつている文字パターンを返すもので
ある。
また、第2の実施例では、フオントメモリ608中のフ
ラグ欄が“0"の文字コードが送られてきた場合には、パ
ターンマツチングを行わず、そのような文字は点線の矩
形と共にデイスプレイに表示したが、本第3の実施例で
は、フオントメモリに用意されていない場合にはCG702
に文字コードを送りその文字パターンをW603、H604、P6
06に格納し、そのパターンをパターンマツチングをす
る。このとき、CG I/Oバツフア601内のパターンバツフ
ア606に展開された文字パターンがCG702より転送されて
きたものか、或いはフオントメモリ608より転送されて
きたものかを示す情報をバツフアTYPE70にセツトする。
具体的には、フオントメモリ608の文字パターンをパタ
ーンバツフア606に転送した場合には“1"を、CG02から
のものであるときには“0"をバツフアTYPE701に“0"を
代入する。
そして、パターンマツチングの結果、判定結果フラグ
511が“1"に設定されたときで、バツフアTYPE701が“1"
の場合には、誤認識フラグ403を“2"に設定し、バツフ
アTYPE701が“0"の場合には誤認識フラグ403を“1"に設
定する。尚、認識結果フラグ511が“0"の場合には誤認
識フラグを“0"に設定する。以下、文字の表示は第2の
実施例と同様に行う。
以上説明した様に本第3の実施例によれば、原稿画像
中の文字パターン同志でパターンマツチングをした結
果、誤認識と判断された文字を矩形枠で表示し、更に装
置が予め持つているフオントとパターンマツチングした
結果で誤認識と判断された文字は点線矩形枠表示される
ことになるので、オペレータが修正しなければならない
かどうかを判断する文字数を少なくすることができる。
尚、実施例では誤認識された文字に対して枠を表示す
ることで、他の正しく認識された文字と区別する様にし
たが、これに限定されるものではない。例えば表示色を
変えてることでも同様の効果が得られるからである。
[発明の効果] 以上説明した様に本発明によれば、原稿画像中の文字
パターンを、認識して得られた文字コードに対応する文
字パターンとマツチングすることにより誤認識文字であ
るか否かを判断するので、誤認識文字の検索と修正作業
を簡単かつ確実にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例における文字認識支援装置のブロツク
構成図、 第2図は本実施例における処理手順を示すフローチヤー
ト、 第3図は文字パターンの切り出しとその外接矩形を示す
図、 第4図は本実施例における文字情報メモリの内容を示す
図、 第5図は本実施例におけるパターンマツチング回路の構
成を示す図、 第6図は第2の実施例におけるキヤラクタジエネレータ
の構成を示す図、 第7図は第3の実施例におけるキヤラクタジエネレータ
の構成を示す図である。 図中、101……画像読み取り部、102……入力部、103…
…ビツトイメージメモリ、104……文字切り出し回路、1
05……文字認識回路、106……文字情報メモリ、107,10
7′及び107″……キヤラクタジエネレータ、110……文
字コードメモリ、111……CPU、111a……ROM、111b……R
AM、112……I/Oインタフエース、113……システムバ
ス、114……デイスプレイ、115……パターンマツチング
回路、116……VRAM、117……グラフイツク描画回路、50
1及び503……文字バツフア、502及び504……入力バツフ
ア、507……正規化回路、508及び509……バツフア、510
……マトリクスマツチング回路、511……判定結果フラ
グ511、601……CG I/Oバツフア、605……CGコントロー
ラ、608……フオントメモリである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】認識対象の文字パターンを認識する認識手
    段と、 認識して得られた文字コードに対応する文字パターンを
    発生するパターン発生手段と、 発生した文字パターンと前記認識対象の文字パターンと
    をマツチングするマツチング手段と、 該マツチング手段の結果に基づいて記認識手段で得られ
    た文字コードが誤認識によるものか否かを判別する判別
    手段と、 該判別手段で誤認識によるものと判断したとき、対応す
    る認識対象の文字パターンが誤認識されたことを外部に
    報知する報知手段とを備えることを特徴とする文字認識
    支援装置。
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