JPH09218547A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09218547A
JPH09218547A JP8026633A JP2663396A JPH09218547A JP H09218547 A JPH09218547 A JP H09218547A JP 8026633 A JP8026633 A JP 8026633A JP 2663396 A JP2663396 A JP 2663396A JP H09218547 A JPH09218547 A JP H09218547A
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JP
Japan
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paper
mode
printing
manual
feeding
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Application number
JP8026633A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ito
孝 伊藤
Makoto Sekiya
真 関谷
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面ユニットを用いずに、容易にかつ誤りな
く両面印刷を行うことができるようにする。 【解決手段】 手動両面モードが設定されたとき、制御
部による制御の下、以下のようにしてプリントを行う。
まず自動給紙モードに設定して給紙カセット5から給紙
ローラ6により用紙を複写枚数だけ供給する。これによ
り、1ページ目の画像が複写枚数分だけ用紙の片面にプ
リントされる。次に手差し給紙モードに設定し、この状
態で操作者が片面プリント済みの上記用紙を手差し口に
挿入すると、それらを手差しローラ4a、4bにより内
部へ供給する。これにより、上記用紙の他方の面に2ペ
ージ目の画像が複写枚数分だけプリントされる。以下、
同様にして、自動給紙モードと手差し給紙モードとを切
り換えながら、3ページ目と4ページ目の画像、5ペー
ジ目と6ページ目の画像、……の両面プリントが行われ
ていく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙の両面に画像
を印刷する機能を備えたプリンタや複写機などの画像形
成装置に関し、更に詳しくは、このような両面印刷を両
面ユニットを用いることなく行う機能を備えた画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタや複写機などの画像形成
装置の中には両面印刷を行うための両面ユニットを備え
たものがあるが、両面ユニットを備えると装置の大型化
やコスト上昇を招くという問題がある。このため、両面
ユニットを持たないプリンタや複写機において、以下の
ような方法により用紙の両面に印刷することも行われて
いた。
【0003】<プリンタの場合>両面ユニットを持たな
いプリンタでは次のような方法で両面印刷を行ってい
た。 (1)第1の方法 プリンタが接続されるホストコンピュータにおいて、ま
ず、印刷すべき各ページの画像データを、前半は奇数ペ
ージのデータ、後半は偶数ページのデータとなるように
並べ替える。次に、前半データの画像の印刷をプリンタ
に指示することにより、プリンタにおいて奇数ページの
画像を印刷する。そして、その印刷済みの用紙を給紙カ
セットに裏向きにセットした後、ホストコンピュータに
おいて後半データの画像の印刷をプリンタに指示するこ
とにより、プリンタにおいて印刷済み用紙の裏面に偶数
ページの画像を印刷する。この方法では、ホストコンピ
ュータにおいて画像データを前半が奇数ページのデータ
で後半が偶数ページのデータとなるように並べ替えなけ
ればならず、また、この並べ替えの際にページ順にも配
慮しなければならないため、この並べ替えの作業が煩雑
である。
【0004】(2)第2の方法 まず、ホストコンピュータにおいて奇数ページを順に指
定して1ページずつプリンタに印刷を指示し、プリンタ
において奇数ページの画像を印刷する。次に、その印刷
済みの用紙を給紙カセットに裏向きにセットした後、ホ
ストコンピュータにおいて偶数ページを順に指定して1
ページずつプリンタに印刷を指示し、プリンタにおいて
偶数ページの画像を印刷済み用紙の裏面に印刷する。こ
の方法では、第1の方法とは異なり、印刷すべき各ペー
ジの画像データを並べ替える必要はないが、ホストコン
ピュータにおいて1ページずつプリンタに印刷を指示し
なければならず、この印刷指示の操作が煩雑である。
【0005】(3)第3の方法 ホストコンピュータにおいて印刷すべき複数ページの画
像の印刷をプリンタに指示し、プリンタにおいて1ペー
ジずつ手差し給紙によって印刷することにより両面印刷
を行う。すなわち、手差し給紙で用紙の表面に奇数ペー
ジの画像を印刷した後、その用紙の裏表を反転させて手
差し給紙で用紙の裏面に偶数ページの画像を印刷すると
いう操作を繰り返すことにより、両面印刷を行う。この
方法では、各ページの印刷に際し用紙を手差ししなけれ
ばならず、煩雑である。
【0006】<複写機の場合>両面ユニットを持たない
複写機では次のような方法で両面印刷(両面複写)を行
っていた。 (1)ADF(自動原稿供給装置)を有しない複写機で
複写する場合 原稿を複写機にセットしてコピーボタンを押すことによ
り用紙の表面に複写を行った後、次の原稿をセットし
(両面原稿の場合は原稿の裏表を反転させてセット
し)、用紙の裏表を反転させて手差し給紙で用紙の裏面
に複写を行う。この方法では、1回複写する毎に原稿を
セットしてコピーボタンを押さなければならず、操作が
煩雑である。
【0007】(2)ADFを有する複写機で両面原稿を
複写する場合 まず、ADFに原稿をセットし複写機に対して「片面原
稿」を指定してコピーボタンを押すことにより、各原稿
の一方の面の画像を用紙の表面に複写する。次に、原稿
の裏表を反転させてADFにセットするとともに、複写
済みの用紙を給紙カセットに裏向きにセットしてコピー
ボタンを押すか、または複写済み用紙を裏向きにして手
差し給紙することにより、複写済み用紙の裏面に原稿の
他方の面の画像を複写する。この方法では、用紙の表面
に複写される原稿のページと用紙の裏面に複写される原
稿のページとの対応を誤りやすいという問題がある。こ
のような誤りを回避するために操作者は、原稿の順番と
表面が複写済みの用紙の順番とが一致するように、原稿
のセットや複写済み用紙の給紙に細心の注意を払わなけ
ればならない。
【0008】(3)ADFを有する複写機で片面原稿を
複写する場合 原稿を奇数ページと偶数ページとに分け、まず、奇数ペ
ージの原稿をADFにセットしてコピーボタンを押すこ
とにより、奇数ページの画像を用紙の表面に複写する。
次に、偶数ページの原稿をADFにセットするととも
に、複写済みの用紙を給紙カセットに裏向きにセットし
てコピーボタンを押すか、または複写済み用紙を裏向き
にして手差し給紙することにより、複写済み用紙の裏面
に偶数ページの原稿の画像を複写する。この方法では、
上記(2)の場合の方法と同様、用紙の表面に複写され
る原稿のページと、その用紙の裏面に複写される原稿の
ページとの対応を誤りやすいという問題がある。さら
に、この方法では、原稿を奇数ページと偶数ページとに
分けるという煩雑な作業が必要となる。
【0009】また、プリンタや複写機で両面印刷をする
ための上記いずれの方法においても、用紙に印刷された
画像の向きや余白の大きさなどの印刷形態を表面と裏面
とで変えるためには印刷を中断して所定の設定をしなけ
ればならず、事実上、表面と裏面との間で印刷形態を変
更することはできない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決するためになされたものであり、両面ユニットを用
いずに、容易にかつ誤りなく適切な形態で両面印刷を行
うことができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明に係る第1の画像形成装置では、積層
された複数の用紙を1枚ずつ自動的に内部へ供給する自
動給紙手段と、外部からの用紙の挿入を検知する用紙挿
入検知手段を有し、該用紙挿入検知手段によって用紙の
挿入が検知されると該用紙を内部へ供給する手差し給紙
手段と、画像を1ページ分ずつ外部から順次入力する画
像入力手段と、自動給紙手段または手差し給紙手段によ
り供給された用紙に外部から入力された画像を印刷する
印刷手段と、印刷手段により画像が印刷された用紙を外
部へ排出する排紙手段と、自動給紙手段によって用紙を
供給する自動給紙モードと手差し給紙手段によって用紙
を供給する手差し給紙モードのうちのいずれかの給紙モ
ードを選択し、選択結果に応じて自動給紙手段または手
差し給紙手段に用紙を供給させる給紙制御手段とを備え
る画像形成装置において、画像入力手段によって外部か
ら入力された画像が異なる毎に、自動給紙モードと手差
し給紙モードとを給紙制御手段に交互に選択させる給紙
モード切換手段を有する構成としている。
【0012】本発明に係る第2の画像形成装置では、上
記第1の画像形成装置において、手差し給紙モードが選
択されているときに、外部からの用紙の挿入を待機する
状態であることを表示する表示手段を、更に備えること
を特徴としている。
【0013】本発明に係る第3の画像形成装置では、上
記第1の画像形成装置において、自動給紙モードから手
差し給紙モードへと給紙モードが切り換わるときには、
自動給紙モードで印刷された用紙の前記排紙手段による
外部への排出が完了した後に前記用紙挿入検知手段に用
紙の挿入を検知させる検知制御手段を、更に備えること
を特徴としている。
【0014】本発明に係る第4の画像形成装置では、上
記第1の画像形成装置において、自動給紙モードと手差
し給紙モードとの間での給紙モードの切り換えを給紙モ
ード切換手段に所定の指示がなされる毎に1回省略させ
ることができる給紙モード制御手段を、更に備えること
を特徴としている。
【0015】本発明に係る第5の画像形成装置では、上
記第1の画像形成装置において、前記排紙手段は、用紙
を排出する方向を切り換える排紙方向切換手段を有し、
該排紙方向切換手段により自動給紙モードと手差し給紙
モードとで異なる位置に用紙を排出することを特徴とし
ている。
【0016】本発明に係る第6の画像形成装置では、上
記第5の画像形成装置において、前記排紙手段は、手差
し給紙モードのときに用紙をフェイスアップ・トレイへ
排出することを特徴としている。
【0017】本発明に係る第7の画像形成装置では、前
記印刷手段により片面が印刷された用紙の裏表を反転さ
せて該用紙を再び前記印刷手段に向けて供給する両面ユ
ニットを装着することができる上記第1の画像形成装置
において、両面ユニットを使用して両面印刷を行う自動
両面モードと、自動給紙モードと手差し給紙モードとの
間で給紙モードを交互に切り換えながら両面印刷を行う
手動両面モードとのいずれかの両面モードを選択する両
面モード選択手段と、両面モード選択手段による選択結
果に応じて自動両面モードまたは手動両面モードによる
両面印刷を行うように前記自動給紙手段および前記給紙
モード切換手段を制御する両面印刷制御手段と、を更に
備えることを特徴としている。
【0018】本発明に係る第8の画像形成装置では、上
記第7の画像形成装置において、前記両面ユニットは着
脱自在であり、前記両面ユニットが装着されているか否
かを検出する装着検出手段を備え、前記両面モード選択
手段は、装着検出手段による検出結果に基づき、前記両
面ユニットが装着されている場合には自動両面モードを
選択し、前記両面ユニットが装着されていない場合には
手動両面モードを選択する、ことを特徴としている。
【0019】本発明に係る第9の画像形成装置では、上
記第7の画像形成装置において、前記両面モード選択手
段は、自動両面モードと手動両面モードのいずれを選択
するかを操作者が指定するための入力操作手段を有する
ことを特徴としている。
【0020】本発明に係る第10の画像形成装置では、
上記第1の画像形成装置において、手差し給紙モードに
おけるジャムを検出するジャム検出手段と、ジャムが検
出されると、該検出時点のページの画像と該検出時点の
前ページの画像とを再生する画像再生手段と、検出され
たジャムを解消するための処理の終了後に、前記給紙制
御手段により自動給紙モードを選択し、前記自動給紙手
段により用紙を供給し、前記印刷手段により該用紙に前
記検出時点の前ページの画像を印刷し、前記給紙制御手
段により手差し給紙モードを選択し、外部から挿入され
る用紙を前記手差し給紙手段により供給し、前記印刷手
段により該用紙に前記検出時点のページの画像を印刷す
るという処理を順に行うように制御するジャム復帰制御
手段と、を更に備えることを特徴としている。
【0021】本発明に係る第11の画像形成装置では、
積層された複数の用紙を1枚ずつ自動的に内部へ供給す
る自動給紙手段と、外部からの用紙の挿入を検知する用
紙挿入検知手段を有し、該用紙挿入検知手段によって用
紙の挿入が検知されると該用紙を内部へ供給する手差し
給紙手段と、画像を1ページ分ずつ外部から順次入力す
る画像入力手段と、自動給紙手段または手差し給紙手段
により供給された用紙に外部から入力された画像を印刷
する印刷手段と、印刷手段により画像が印刷された用紙
を外部へ排出する排紙手段と、自動給紙手段によって用
紙を供給する自動給紙モードと手差し給紙手段によって
用紙を供給する手差し給紙モードのうちのいずれかの給
紙モードを選択し、選択結果に応じて自動給紙手段また
は手差し給紙手段に用紙を供給させる給紙制御手段とを
備える画像形成装置において、外部より入力された画像
の印刷形態として予め設定された第1印刷形態および第
2印刷形態のうち、自動給紙モードが選択されている場
合には第1印刷形態を実現するための処理を前記画像に
対して行い、手差し給紙モードが選択されている場合に
は第2印刷形態を実現するための処理を前記画像に対し
て行う画像処理手段を有する構成としている。
【0022】本発明に係る第12の画像形成装置では、
上記第11の画像形成装置において、前記第1印刷形態
と前記第2印刷形態とでは、用紙に印刷された画像の方
向が異なることを特徴としている。
【0023】本発明に係る第13の画像形成装置では、
上記第11の画像形成装置において、前記第1印刷形態
と前記第2印刷形態とでは、印刷された用紙における余
白部分が異なることを特徴としている。
【0024】本発明に係る第14の画像形成装置では、
上記第11の画像形成装置において、前記第1印刷形態
および前記第2印刷形態の内容を設定するための設定手
段を備えることを特徴としている。
【0025】本発明に係る第15の画像形成装置では、
上記第11の画像形成装置において、画像入力手段によ
って外部から入力された画像が異なる毎に、自動給紙モ
ードと手差し給紙モードとを前記給紙制御手段に交互に
選択させる給紙モード切換手段を備えることを特徴とし
ている。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る第1の画像形成装置では、
給紙モード切換手段により、給紙制御手段は外部から入
力された画像が異なる毎に自動給紙モードと手差し給紙
モードとを交互に選択するため、自動給紙による1画像
分の印刷と手差し給紙による1画像分の印刷とが交互に
行われる。このとき操作者は、自動給紙モードで片面
(表面)に画像が印刷された用紙を、手差し給紙モード
において手差し口に挿入するだけでよい。この挿入は用
紙挿入検知手段で検知されてその用紙が内部へ供給さ
れ、用紙の他方の面(裏面)への印刷が行われる。本画
像形成装置によれば、このようにして、両面ユニットを
使用しなくとも容易にかつ誤りなく両面印刷を行うこと
ができる。また、表面への印刷を行う自動給紙モードと
裏面への印刷を行う手差し給紙モードとが交互に切り換
えられるため、ページ順に両面印刷を行うことができ、
これにより誤操作による印刷順の誤りが抑えられる。
【0027】本発明に係る第2の画像形成装置によれ
ば、両面印刷において操作者は、片面に印刷された用紙
を手差し口に挿入する際に、装置が用紙挿入を待機する
状態であることを表示手段により確認することができ
る。このため、両面印刷における操作性が向上する。
【0028】本発明に係る第3の画像形成装置によれ
ば、自動給紙モードでの印刷中に手差し口に用紙が挿入
されても、挿入された用紙に印刷されることはない。こ
のため、両面ユニットを使用しなくとも、誤りなく両面
印刷を行うことができる。
【0029】本発明に係る第4の画像形成装置によれ
ば、両面印刷中に給紙モード制御手段により給紙モード
の切り換えが省略されたときには、用紙の一方の面への
印刷が行われない。したがって、両面印刷中に片面印刷
を混入させることができ、例えば、表紙や章の終わりな
どに相当するページについてのみ片面印刷とすることが
できる。
【0030】本発明に係る第5の画像形成装置によれ
ば、自動給紙モードと手差し給紙モードとで用紙の排出
位置が異なるため、両面印刷中において操作者は、片面
が印刷済みの用紙と両面が印刷済みの用紙とを容易に区
別することができる。これにより、両面印刷における操
作性が向上する。なお、第6の画像形成装置のように手
差し給紙モードのときに用紙をフェイスアップ・トレイ
に排出すると、両面印刷済みの用紙が裏面を上向きにし
て排出されるため、両面印刷済みの用紙をページが揃っ
た形で得ることができる。
【0031】本発明に係る第7または第9の画像形成装
置によれば、選択により、両面ユニットを使用した自動
両面モードによる印刷と、両面ユニットを使用しない手
動両面モードによる印刷の双方が可能となる。このた
め、使用する用紙のサイズや厚さなどの関係で両面ユニ
ットでの通紙性がよくない場合や両面ユニットが故障し
ている場合であっても、手動両面モードを選択すること
により確実に両面印刷を行うことができる。
【0032】本発明に係る第8の画像形成装置によれ
ば、両面ユニットが装着されているか否かに応じて自動
両面モードと手動両面モードのいずれかが選択されるた
め、自動的に選択される適切な両面モードで両面印刷を
行うことができる。
【0033】本発明に係る第10の画像形成装置によれ
ば、ジャムが発生した場合、ジャムを解消するための処
理が終了すると、ジャムに係る用紙の両面に印刷すべき
画像が再生され、自動給紙モードおよび手差し給紙モー
ドにおいて、再生された画像が新たに供給された用紙の
両面に印刷される。このため、発生したジャムが解消さ
れれば、その後、操作者による特別な操作を必要とする
ことなく、ジャムによる影響を除去して両面印刷を再開
することができる。
【0034】本発明に係る第11〜第14の画像形成装
置によれば、画像処理手段により外部から入力された画
像に対して画像処理が行われる結果、自動給紙モードで
は第1印刷形態で、手差し給紙モードでは第2印刷形態
でそれぞれ印刷が行われる。このため、自動給紙モード
と手動給紙モードとで、印刷された用紙における画像の
方向や余白部分などの印刷形態を変えることができる。
したがって、自動給紙モードで用紙の表面に印刷し手差
し給紙モードでその裏面に印刷することにより、とじ代
の作成や画像の上下合わせを容易に行うことができる。
【0035】本発明に係る第15の画像形成装置によれ
ば、上記第1の画像形成装置と同様、給紙モード切換手
段により自動給紙モードと手差し給紙モードとが交互に
切り換えられるため、両面ユニットを使用しなくとも容
易にかつ誤りなく両面印刷を行うことができ、この両面
印刷において、画像処理手段により用紙の裏と表を別の
印刷形態とすることができるため、とじ代の確保や画像
の上下合わせを容易に行うことができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
レーザプリンタについて説明する。 <1.機構>本実施形態のレーザプリンタは、本体に両
面ユニットを着脱できるようになっている。図1は、両
面ユニット20を装着しない状態の本プリンタの機構を
示す縦断面図であり、図2は、両面ユニット20を装着
した状態の本プリンタの機構を示す縦断面図である。
【0037】本プリンタの本体1は、搬送系、現像転写
系、および定着系から成り、これらの各駆動部分の駆動
源としてメインモータ(図示せず)を備えている。本体
1における搬送系は、用紙を収納する給紙カセット5お
よび給紙ローラ6と、手差し給紙の場合に使用する手差
しトレイ2、手差しセンサ3および手差しローラ4a、
4bと、第1の搬送ローラ7a、7bと、タイミングセ
ンサ19とから構成されている。現像転写系は、図1ま
たは図2において反時計方向に回転駆動される感光体ド
ラム8と、帯電チャージャ9と、レーザ走査部10と、
現像器11と、転写ローラ12とから構成されている。
定着系は、定着ローラ13a、13bと、排紙センサ1
4と、方向切換爪15と、用紙をフェイスダウン・トレ
イ17に排出するための第1の排紙ローラ16a、16
bと、用紙をフェイスアップ・トレイ29に排出するた
めの第2の排紙ローラ18a、18bとから構成されて
いる。また本体1には、両面ユニット20が装着されて
いるか否かを検出する両面ユニットセンサ28が設けら
れている。
【0038】両面ユニット20は、図2に示すように、
用紙をフェイスアップ・トレイ23に排出するための第
3の排紙ローラ21a、21bと、この排紙ローラ21
a、21bを駆動するモータ22と、用紙を再度本体1
へ送り込むための第2の搬送ローラ24a、24b、第
3の搬送ローラ25a、25b、および第4の搬送ロー
ラ26a、26bと、これら第2〜第3の搬送ローラを
駆動するモータ27とから構成されている。
【0039】以下、上記構成の本プリンタについて、両
面ユニット20を装着していない場合の動作を図1を参
照しつつ、両面ユニット20を装着した場合の動作を図
2を参照しつつ、それぞれ説明する。
【0040】<1-1 両面ユニットを装着していない
場合の動作>本プリンタは、用紙の供給方法に対応する
モードとして、自動的に用紙を現像転写系へ供給する自
動給紙モードと、手差しによって用紙を現像転写系へ供
給する手差し給紙モードとを有する。自動給紙モードの
場合は、予め給紙カセット5に収納された用紙が給紙ロ
ーラ6の回転によって本体1内に取り込まれる。手差し
給紙の場合は、操作者によって手差しトレイ2上に用紙
が挿入され、この用紙の挿入が手差しセンサ3によって
検出されると、手差しローラ4a、4bの回転によって
本体1内にその用紙が取り込まれる。このようにして本
体1内に取り込まれた用紙は、搬送ローラ7a、7bお
よびタイミングセンサ19を経て感光体8付近に達す
る。
【0041】この間に感光体ドラム8上には、帯電チャ
ージャ9による帯電、レーザ走査部10によるレーザビ
ーム照射、および現像器11による現像という一連の動
作により、トナー像が形成されている。このトナー像
は、用紙が感光体ドラム8と転写ローラ12との間を通
過するときにその用紙に転写され、定着ローラ13a、
13bによってその用紙に定着される。その後、用紙
は、排紙センサ14を経て方向切換爪15に達する。
【0042】ここで、排紙口がフェイスダウン・トレイ
17に指定されていると、方向切換爪15はオフ位置す
なわち図1において実線で示される位置にある。これに
より、用紙は、排紙ローラ16a、16bを経て、フェ
イスダウン・トレイ17上に排出される。一方、排紙口
がフェイスアップ・トレイ29に指定されていると、方
向切換爪15はオン位置すなわち図1において破線で示
される位置にある。これにより用紙は、排紙ローラ18
a、18bを経て、フェイスアップ・トレイ29上に排
出される。
【0043】<1-2 両面ユニットを装着した場合の
動作>両面ユニット20を装着していない場合と同様
に、給紙カセット5または手差しトレイ2から供給され
た用紙は、現像、転写、および定着という一連の動作に
よってその片面(表面)にプリント(印刷)が行われた
後、排紙センサ14を経て方向切換爪15に達する(図
2参照)。フェイスアップ・トレイ23および両面ユニ
ット20へ用紙が送られる場合は、方向切換爪15はオ
ン位置(破線で示された位置)にある。この場合、用紙
は、排紙ローラ18a、18bおよびモータ22により
回転する排紙ローラ21a、21bを経て、まず、フェ
イスアップ・トレイ23へ達する。
【0044】ここで用紙の後端が排紙ローラ21a、2
1bを通過する直前にモータ22が逆回転し、これによ
り用紙は両面ユニット20内に取り込まれる。そして用
紙は、モータ27によって回転する3対の搬送ローラ2
4a、24bと25a、25bと26a、26bとによ
り、再び本体1に送り込まれる。
【0045】本体1に送り込まれた用紙は、1回目のプ
リント(印刷)が行われた面とは反対の面(裏面)に2
回目のプリントが行われる。このようにして両面にプリ
ントが行われた用紙は、フェイスダウン・トレイ17上
またはフェイスアップ・トレイ23上に排出される。
【0046】なお、自動給紙モードにおいて両面プリン
ト(両面印刷)を行う場合、本プリンタでは、スループ
ットを向上させるために、外部から順次入力される画像
に対し以下のようにしてプリントが行われる。すなわ
ち、給紙カセット5から供給された用紙に1回目の画像
がプリントされ、その用紙が両面ユニット20に送られ
ている間に、給紙カセット5から次の用紙が供給されて
2回目の画像がプリントされる。そして次に、1回目の
画像がプリントされて両面ユニット20を経て再び本体
1に送り込まれた用紙の裏面に、3番目の画像がプリン
トされる。その後、2回目の画像がプリントされた用紙
が両面ユニット20に送られている間に、給紙カセット
5から供給される新たな用紙に4回目の画像がプリント
される。以降、本体1では、両面ユニット20から送り
込まれる用紙と給紙カセット5から供給される新たな用
紙とに対して交互に、順次入力される画像がプリントさ
れていく。
【0047】<2.操作パネル>図3は、本プリンタの
操作パネル30の構成を示す図である。この操作パネル
30には、本プリンタが接続されるコンピュータまたは
ワープロなど(以下「ホスト」という)に対してオンラ
インとするかオフラインとするかを切り換えるためのオ
ンライン(ON LINE)・キー31と、ホストに対してオン
ライン状態か否かを示すオンライン表示用LED31a
と、本プリンタに記憶されているデータのプリントアウ
トを指示するためのフォームフィード(FORM FEED)・キ
ー32と、本プリンタにデータが記憶されているか否か
を表示するフォームフィード表示用LED32aと、メ
ニュー選択画面などを表示するための液晶表示パネル3
8と、液晶表示パネル38にメニュー選択画面が表示さ
れるメニュー選択モードを指定するためのメニュー(ME
NU)・キー34と、メニュー選択画面に表示されている
項目の保存を指示したり、メニュー選択画面に表示され
る項目を切り換えるためのエンター(ENTER)・キー33
と、メニューの項目の値を変えたり、モードの変更(詳
細は後述)を行ったりするためのプラス・キー35およ
びマイナス・キー36と、本プリンタがレディ状態か否
かを示すプリンタ・レディ(READY)表示用LED37と
が設けられている。
【0048】<3.制御部> <3-1 全体構成>図4は、本実施形態のレーザプリ
ンタにおける制御部の全体構成を示すブロック図であ
る。本プリンタにおける制御部は、コントローラ制御部
40およびエンジン制御部50を中心に構成されてい
る。
【0049】コントローラ制御部40は、ホスト60よ
り送られてくる画像データを処理して描画用データを作
成する。そして、前述の操作パネル30における各種キ
ー31〜36から成る操作部やエンジン制御部50より
送られてくる情報を監視しながら、エンジン制御部50
に対して給紙口や排紙口などの指示やプリントの指示を
行い、レーザ走査部10に描画用データを送る。
【0050】エンジン制御部50は、コントローラ制御
部40からの指示に従い、両面ユニット検出センサ28
や手差しセンサ3、排紙センサ14などから入力される
信号に基づいて、レーザ走査部10や、給紙ローラ6、
手差しローラ4a、4b、両面ユニット20内のモータ
22、27、排紙口を切り換える方向切換爪15などを
制御する信号を出力することによりプリントを行った
り、現像、転写、定着を行う感光体8周辺部の状態すな
わちエンジンの状態を示す情報をコントローラ制御部4
0に送ったりする。
【0051】<3-2 操作パネルによるモードの設定
>図5〜図15は、本プリンタの操作パネル30による
設定を説明するための図である。オフライン状態すなわ
ちオンライン表示用LED31aが消灯している状態で
メニュー・キー34を押していくと、図5に示すよう
に、片面モードか両面モードかを選択するための選択画
面が液晶表示パネル38に表示される。図5では「SIMP
LEX」という表示の横に「*」印が表示されており、こ
れは、片面モードであることを示している。ここでプラ
ス・キー35またはマイナス・キー36を1回押すと、図
6に示すように「DUPLEX」という表示の横に「*」印が
表示される。ここで更にエンター・キー33を押すと、
両面モードが確定して次の画面が表示される。
【0052】図7に、次の画面が表示された操作パネル
を示す。この画面は、同じ画像をプリントする枚数を表
示しており、複写枚数表示画面と呼ばれる。最初は複写
枚数表示画面に「01」と表示され、これは複写枚数が1
枚であることを表している。操作者は、同じ画像を複数
枚プリントしたい場合は、プラス・キー35で複写枚数
として表示される数値を大きくした後、エンター・キー
33を押す。一方、複写枚数表示画面に大きい数値が表
示されていて複写枚数を減らしたい場合は、マイナス・
キー36でその数値を小さくした後、エンター・キー3
3を押す。エンター・キー33を押すと、複写枚数が確
定し、次の画面が表示される。
【0053】図8に、次の画面が表示された操作パネル
を示す。この画面は、片面モードまたは両面モードにお
いて給紙カセット5から用紙を供給する場合(自動給紙
モード)での印刷形態を定めるプリント条件1のシフト
量表示画面である。この画面において、「X 00」はX
方向(横方向)のシフト量が0であることを、「Y 0
0」はY方向(縦方向)のシフト量が0であることを、
それぞれ示し、「X」の横に表示された「*」印はX方
向のシフト量の設定変更が可能であることを示してい
る。図8に示した状態から例えばシフト量をX方向+20m
m、Y方向-20mmと設定したい場合、操作者は、まずプラ
ス・キー35やマイナス・キー36を使って「X+20」と
した後、エンター・キー33を押す。これによりシフト
量表示画面は図9に示すようになる。このとき「Y」の
横に表示された「*」印は、Y方向のシフト量の設定変
更が可能であることを示している。次に操作者は、プラ
ス・キー35やマイナス・キー36を使って「Y-20」と
する(図10参照)。この後、エンター・キー33を押
すと、プリント条件1のシフト量が確定し、次の画面が
表示される。
【0054】両面モードが選択されている場合、次に表
示される画面は、両面モードにおける手差し給紙のとき
の印刷形態を定めるプリント条件2のシフト量表示画面
である(片面モードが選択されている場合には他の画面
が表示されるが、本発明に直接関係しないので説明を省
略する)。ここで例えばシフト量をX方向-20mm、Y方
向+20mmと設定したい場合、操作者は、プリント条件1
のシフト量を設定するための前記手順と同様の手順によ
り、操作パネル30の液晶表示パネル38を図11に示
すような表示とした後、エンター・キー33を押す。こ
れにより、プリント条件2のシフト量が確定し、次の画
面が表示される。
【0055】以上のように本プリンタでは、プリント条
件1とプリント条件2とでシフト量の設定が別個に行わ
れるため、例えば、プリント条件1は左側余白、プリン
ト条件2は右側余白となるように設定して後述するプリ
ント手順で両面プリントを行うことにより、とじ代を作
成することができる。
【0056】両面モードの場合、次に表示される画面は
図12に示すようになり、これはプリント条件1とプリ
ント条件2の画像方向を表示している。この画面におい
て、「↑↓」は、プリント条件1とプリント条件2とで
はプリントされる画像の方向が180度異なることを示
しており、この場合、プリント条件1でプリントされる
画像とプリント条件2でプリントされる画像とは、図1
3(a)に示すような関係となる。一方、「↑↑」は、
プリント条件1とプリント条件2とでプリントされる画
像の方向が同じであることを示しており、この場合、プ
リント条件1でプリントされる画像とプリント条件2で
プリントされる画像とは、図13(b)に示すような関
係となる。最初は「↑↓」の横に「*」印が表示されて
おり、これは、「↑↓」によって示される画像方向が設
定されていることを示している。この画像方向の設定
は、プラス・キー35またはマイナス・キー36を操作し
て「↑↑」の横に「*」印を表示させることにより変更
することができる。所望の画像方向を設定した後、エン
ター・キー33を押すと、画像の方向が確定し、次の画
面が表示される。このような画像方向の設定機能を利用
することにより、後述する両面プリントモードにおける
手差し給紙の際に、操作者にとって都合のよい方向で用
紙を挿入できるようになる。
【0057】また、エンター・キー33により図14に
示すような画面を表示させて、プラス・キー35やマイ
ナス・キー36を操作することにより、排紙口をフェイ
スアップ・トレイとするかフェイスダウン・トレイとする
かを指定することができる。
【0058】さらに、例えば、両面ユニット20におけ
る通紙性が悪い用紙にプリントする場合や、両面ユニッ
ト20が故障中の場合などには、エンター・キー33に
より図15に示すような画面を表示させて、プラス・キ
ー35やマイナス・キー36を操作することにより、両
面ユニット20が装着されている状態においても手動で
両面プリントを行えるようにすることができる。
【0059】以上のようにして操作パネル30から必要
な設定を行った後、操作者はオンラインキー31を押
す。これにより、本プリンタはオンライン状態となって
設定を終了する。
【0060】<3-3 コントローラ制御部>図16
は、本実施形態のレーザプリンタにおけるコントローラ
制御部40の動作を示すメインルーチンのフローチャー
トである。このコントローラ制御部40は、本プリンタ
のメインスイッチ(図示せず)のオンによって処理を開
始し、まずステップS10において、電源オン時の初期
設定処理を行う。次にステップS11においてメインル
ーチン用タイマーをスタートさせた後、以下に述べるス
テップS12〜S18の処理を順に実行する。
【0061】ステップS12ではホスト60からの画像
データの受け取りなどのための通信制御を行い、ステッ
プS13ではエンジン制御部50との間での各種の命令
や状態を示すデータの授受のための通信制御を行う。ス
テップS14では操作パネル30の操作部からの入力操
作に対する処理を行い、ステップS15では操作パネル
30の表示部である液晶表示パネル38へ出力するため
の処理を行う。ステップS16では、片面モード、自動
両面モード、手動両面モードのいずれのモードが設定さ
れているか判定し、その判定結果に応じたモードの制御
処理を行う。ステップS17では、ホスト60より受け
取った画像データを描画データに変換して、一旦コント
ローラ制御部40内のメモリに格納した後、プリントの
際にレーザ走査部10に描画データを1ライン分ずつ送
ったり、プリントするページの順番を制御したり、停止
すべきでない搬送路中で紙詰まり等により用紙が停止し
たとき即ちジャムが発生したときの画像再生を行ったり
する。ステップS18ではその他の処理を行う。
【0062】上記ステップS12〜S18の処理のうち
本発明に直接的に関係するのはステップS16における
モード制御の処理であり、その詳細については後述す
る。
【0063】上記ステップS12〜S18の処理を行っ
た後は、ステップS19において、メインルーチン用タ
イマーをスタートさせてから所定時間が経過したか否か
(ステップS11参照)、すなわちメインルーチン用タ
イマーが終了しているか否かを判定しながら、このタイ
マーが終了するまで待機する。このタイマーが終了する
と、ステップS11へ戻る。以降、同様にして、ステッ
プS11〜S19の処理が繰り返し実行される。
【0064】図17は、上記メインルーチンのステップ
S16におけるモード制御のサブルーチンの処理内容を
示すフローチャートである。このサブルーチンでは、ま
ずステップS21において、両面モードが設定されてい
るか否かを判定する。その結果、両面モードでない場合
は、ステップS30において片面モードの制御処理を行
った後、このサブルーチンからメインルーチンへ復帰す
る。
【0065】ステップS21において両面モードが設定
されていると判定された場合は、本体1に両面ユニット
20が装着されているか否かを判定するステップS22
と手動両面モードが指定されているか否かを判定するス
テップS23との判定処理に基づき、ステップS40ま
たはS50の処理を行う。すなわち、両面ユニット20
が装着されていて手動両面モードが指定されていない場
合には、ステップS40へ進んで自動両面モードの制御
処理を行い、両面ユニット20が装着されていないか又
は手動両面モードが指定されている場合には、ステップ
S50に進んで手動両面モードの制御処理を行う。そし
て、自動両面モード又は手動両面モードの制御処理が行
われた後、このサブルーチンから復帰する。
【0066】図18〜図20は、上記モード制御のサブ
ルーチンのステップS40における自動両面モード制御
のサブルーチンの処理内容を示すフローチャートであ
る。このサブルーチンでは、エラー発生の有無を判定す
るステップS41およびオフラインか否かを判定するス
テップS42の判定処理に基づき、ジャムや故障などに
よってエラーが発生している場合またはオフラインとな
っている場合に、ステップS45へ進んで状態を示す変
数Stに0を設定した後(以下、変数Stの値がiのとき
の状態を「ステートi」という)、このサブルーチンか
ら復帰する。エラーの発生が無くオフラインでもない場
合は、ステップS43においてその時点の変数Stの値
を調べ、その値によって示されるステートに応じて以下
のような処理を行う。
【0067】(1)ステート0の場合(図19参照) ステップS401においてオンラインか否かを判定す
る。この結果、オンラインでなければそのままこのサブ
ルーチンから復帰し、オンラインであればステップS4
02へ進んで変数Stの値を変更することによりステー
ト1に設定した後、このサブルーチンから復帰する。
【0068】(2)ステート1の場合(図19参照) ステップS411において指定給紙口からの給紙(カセ
ット給紙または手差し給紙)を指定し、ステップS41
2において両面ユニット20への排紙を指定し、ステッ
プS413においてプリント条件1を指定し、ステップ
S414において変数Stの値を変更することによりス
テート2に設定し、その後、このサブルーチンから復帰
する。
【0069】(3)ステート2の場合(図19参照) これは両面ユニット20内に用紙がないときにプリント
をする場合である。この場合には、まず、ステップS4
21によりこのサブルーチンの呼び出しと復帰を繰り返
しながらプリントの開始まで待機する。プリントが開始
されると、次のプリントの有無を判定するステップS4
22と次の次のプリントの有無を判定するステップS4
23との判定処理に基づき次のような処理を行う。すな
わち、これらの判定の結果、次のプリントとともに次の
次のプリントも有る場合には、再度ステート2と同じ条
件でプリントするためにステップS424においてステ
ート3に設定した後、このサブルーチンから復帰する。
次のプリントは有るが次の次のプリントが無い場合に
は、用紙の裏面にプリントするためにステップS426
においてステート4に設定した後、このサブルーチンか
ら復帰する。次のプリントが無い場合には、ステップS
425においてステート0に設定した後、このサブルー
チンから復帰する。
【0070】(4)ステート3の場合(図20参照) これは両面ユニット20内に用紙が有るときにプリント
をする場合である。この場合には、ステート2の場合と
同様、まず、ステップS431によりこのサブルーチン
の呼び出しと復帰を繰り返しながらプリントの開始まで
待機する。プリントが開始されると、ステップS432
において両面ユニット20からの再給紙を指定し、ステ
ップS433において指定排紙口への排紙(フェイスア
ップ・トレイまたはフェイスダウン・トレイへの排紙)を
指定し、ステップS434においてプリント条件2を指
定し、ステップS435においてステート4に設定し、
その後、このサブルーチンから復帰する。
【0071】(5)ステート4の場合(図20参照) これは両面ユニット20から本体1へ再給紙してプリン
トをする場合である。この場合には、まず、ステップS
441によりこのサブルーチンの呼び出しと復帰を繰り
返しながらプリントの開始まで待機する。プリントが開
始されると、次のプリントの有無を判定するステップS
442と次の次のプリントの有無を判定するステップS
443との判定処理に基づき次のような処理を行う。す
なわち、これらの判定の結果、次のプリントとともに次
の次のプリントも有る場合には、ステップS444にお
いて指定給紙口からの給紙を指定し、ステップS445
において両面ユニット20内への排紙を指定し、ステッ
プS446においてプリント条件1を指定する。これに
より各指定が元に戻ったことになる。その後、ステップ
S447においてステート3に設定した後、このサブル
ーチンから復帰する。次のプリントは有るが次の次のプ
リントが無い場合には、両面ユニット20内に残った用
紙にプリントするために、ステート4のままでこのサブ
ルーチンから復帰する。次のプリントが無い場合には、
ステップS448においてステート0に設定した後、こ
のサブルーチンから復帰する。
【0072】以上のようにしてプリントする場合、給紙
の指定順序は、指定給紙口からの給紙→指定給紙口から
の給紙→両面ユニットからの再給紙→(以下、指定給紙
口からの給紙と両面ユニットからの再給紙とが交互に切
り換わる)→両面ユニットからの再給紙→両面ユニット
からの再給紙(最後)となる。この場合、ページを揃え
るために、プリントされるページの順序は、 (1)フェイスアップ・トレイ23へ排出するときには 1→3→2→5→4→7→… (2)フェイスダウン・トレイ17へ排出するときには 2→4→1→6→3→8→… となる。
【0073】図21〜図24は、図17に示したモード
制御のサブルーチンのステップS50における手動両面
モード制御のサブルーチンの処理内容を示すフローチャ
ートである。このサブルーチンでは、エラー発生の有無
を判定するステップS51、オフラインか否かを判定す
るステップS52、および紙詰まり等のジャムが発生し
たか否かを判定するステップS54の判定処理に基づ
き、エラーが発生しているがジャムによるものではない
場合又はオフラインの場合には、ステップS55へ進
み、ステート0に設定した後、このサブルーチンから復
帰する。ジャムによるエラーの場合には、ステップS5
6へ進んで手差し給紙した用紙のジャムか否かを判定す
る。手差し給紙した用紙のジャムであれば、片面プリン
ト済みの用紙を手差し給紙してプリントしているものと
みなして、ステップS57において2ページ分の画像を
再生するように指示し、ステップS58において手差し
給紙による残り複写枚数nの値を1だけ増やした後、ス
テップS59へ進む。手差し給紙した用紙のジャムでな
ければ、そのままステップS59へ進む。カセット給紙
又は手差し給紙のいずれの用紙のジャムであってもジャ
ムによるエラー発生の場合は、ステップS59において
カセット給紙による残り複写枚数mの値を1だけ増や
し、ステップS60においてステート1に設定した後、
このサブルーチンから復帰する。これにより、ジャム発
生時の用紙に印刷すべき画像を再生して行う再度のプリ
ント(再生プリント)が開始されることになる。
【0074】ステップS51およびS52における判定
の結果、ジャムや故障等というエラーの発生が無くオフ
ラインでもない場合は、ステップS53においてその時
点の変数Stの値を調べ、その値によって示されるステ
ートに応じて以下のような処理を行う。
【0075】(1)ステート0の場合(図21参照) ステップS501においてオンラインか否かを判定し、
オンラインでなければそのままこのサブルーチンから復
帰する。オンラインであると判定された場合は、ステッ
プS502においてカセット給紙による残り複写枚数m
の値を0とし、ステップS503において手差し給紙に
よる残り複写枚数nの値を0とし、ステップS504に
おいて変数Stの値を変更することによりステート1に
設定した後、このサブルーチンから復帰する。
【0076】(2)ステート1の場合(図22参照) ステップS511においてカセット給紙を指定し、ステ
ップS512においてプリント条件1を指定し、ステッ
プS513においてフェイスダウン・トレイ17への排
紙を指定し、ステップS514においてカセット給紙に
よる残り複写枚数mの値が0か否かを判定する。この結
果、m=0であれば、ステップS515において操作パ
ネル30から設定された複写枚数をmに代入した後に、
ステップS516へ進み、m≠0であれば(再生プリン
ト時)、mの値をそのままとしてステップS516へ進
む。ステップS516では変数Stの値を変更すること
によりステート2に設定し、その後、このサブルーチン
から復帰する。
【0077】(3)ステート2の場合(図22参照) まず、ステップS521およびS526により、プラス
・キー35とマイナス・キー36のいずれも押されない限
り、このサブルーチンの呼び出しと復帰を繰り返しなが
らプリントの開始まで待機する。プリントが開始される
と、ステップS522においてカセット給紙による残り
複写枚数mの値を1だけ減らして、ステップS523に
おいてmが0か否かを判定し、m≠0ならばこのサブル
ーチンから復帰する。以後、m=0となるまでこのサブ
ルーチンの呼び出しと復帰を繰り返しながらステート2
にとどまり、同一画像のプリントを繰り返す(ステップ
S521〜S523)。m=0となると(このとき次に
外部から入力される画像は同一画像ではない)、ステッ
プS524へ進む。ステップS524では次のプリント
を禁止する。そしてステップS525において変数St
の値を変更することによりステート3に設定した後、こ
のサブルーチンから復帰する。また、カセット給紙によ
るプリントの1回目が開始される前にプラス・キー35
又はマイナス・キー36が押されると、ステップS52
6、S527、S528により残り複写枚数mの値を0
とし、ステップS529においてステート4に設定した
後、このサブルーチンから復帰する。
【0078】(4)ステート3の場合(図23参照) まず、ステップS531によりこのサブルーチンの呼び
出しと復帰を繰り返しながらプリントが終了するまで、
すなわち用紙が本プリンタの外部に排出されるまで待機
する。このとき用紙の排出は、用紙後端が排紙センサ1
4を通過してから所定時間経過したか否かにより検出さ
れる。プリントが終了すると、ステップS532におい
て次のページの有無を判定する。その結果、次のページ
が有る場合は、ステップS533においてステート4に
設定した後、このサブルーチンから復帰する。次のペー
ジが無い場合は、ステップS534において次のプリン
トの禁止を解除し、ステップS535においてステート
1に設定した後、このサブルーチンから復帰する。
【0079】(5)ステート4の場合(図24参照) ステップS541において手差し給紙を指定し、ステッ
プS542においてプリント条件2を指定し、ステップ
S543においてフェイスアップ・トレイへの排紙を指
定し、ステップS544において手差し給紙による残り
複写枚数nの値が0か否かを判定する。この結果、n=
0であれば、ステップS545において操作パネル30
から設定された複写枚数をnに代入した後に、ステップ
S546へ進み、n≠0であれば(再生プリントのとき
は)nの値をそのままとしてステップS546へ進む。
ステップS546では次のプリントの禁止を解除する。
そしてステップS547において変数Stの値を変更す
ることによりステート5に設定した後、このサブルーチ
ンから復帰する。
【0080】(6)ステート5の場合(図24参照) ステート2の場合と同様に、まず、ステップS551お
よびS555により、プラス・キー35とマイナス・キー
36のいずれも押されない限り、このサブルーチンの呼
び出しと復帰を繰り返しながらプリントの開始まで待機
する。プリントが開始されると、ステップS552にお
いて手差し給紙による残り複写枚数nの値を1だけ減ら
して、ステップS553においてnが0か否かを判定
し、n≠0ならばこのサブルーチンから復帰する。以
後、n=0となるまでこのサブルーチンの呼び出しと復
帰を繰り返しながらステート5にとどまり、同一画像の
プリントを繰り返す(ステップS551〜S553)。
n=0となると(このとき次に外部から入力される画像
は同一画像ではない)、ステップS554へ進む。ステ
ップS554ではステート1に設定し、その後、このサ
ブルーチンから復帰する。また、手差し給紙によるプリ
ントの1回目が開始される前にプラス・キー35又はマ
イナス・キー36が押されると、ステップS555、S
556、S557により残り複写枚数nの値を0とし、
ステップS558においてステート1に設定した後、こ
のサブルーチンから復帰する。
【0081】以上の(1)〜(6)の処理からわかるよ
うに(図21〜図24参照)、複写枚数が1のときは、
ステート1→ステート2→ステート3→ステート4→ス
テート5→ステート1というループにより各ステートの
処理が繰り返し実行される。これにより、1ページ・プ
リントされる毎に用紙の供給がカセット給紙と手差し給
紙との間で交互に切り換わりながら、両面プリントが行
われていく。
【0082】一方、複写枚数が複数のときは、カセット
給紙用の設定をするステート1の処理の実行後、カセッ
ト給紙でプリントするステート2の処理がm=0となる
まで繰り返し実行され(ステップS523参照)、m=
0となると、ステート3の処理を実行して、手差し給紙
用の設定をするステート4の処理を実行した後、手差し
給紙でプリントするステート5の処理がn=0となるま
で繰り返し実行され(ステップS553)、n=0とな
ると、カセット給紙用の設定をするステート1の処理に
戻る(ステップS554)。したがって、複写枚数が複
数のときは、設定された複写枚数分だけ同じ画像がプリ
ントされる毎に用紙の供給がカセット給紙と手差し給紙
との間で交互に切り換わりながら、両面プリントが行わ
れていく。
【0083】また、カセット給紙による1回目のプリン
トが開始される前にプラス・キー35又はマイナス・キー
36を押すと、m=0となって手差し給紙用の設定をす
るステート4に切り換わり(ステップS526〜S52
9)、手差し給紙による1回目のプリントが開始される
前にプラス・キー35又はマイナス・キー36を押すと、
n=0となってカセット給紙用の設定をするステート1
に切り換わる(ステップS555〜S558)。したが
って、プラス・キー35又はマイナス・キー36により、
カセット給紙と手差し給紙の切換をスキップすることが
できる。
【0084】さらに、プリント中にジャムが発生した場
合は、ジャム状態の用紙にプリントすべき画像を再生し
て新たな用紙にその画像をプリントすることによりジャ
ムの影響を除去した後、プリントを続行することができ
る(ステップS54〜S60参照)。
【0085】また、最終排紙口がフェイスアップ・トレ
イであるため(ステップS543参照)、1→2→3→
4→5→…というようにページ順のままでプリントする
ことにより、ページ揃えが行われていく。
【0086】<3-4 エンジン制御部>図25は、本
実施形態のレーザプリンタにおけるエンジン制御部50
の動作を示すメインルーチンのフローチャートである。
このエンジン制御部50は、本プリンタのメインスイッ
チ(図示せず)のオンにより処理を開始し、まずステッ
プS100において、電源オン時の初期設定処理を行
う。次にステップS101においてメインルーチン用タ
イマーをスタートさせた後、以下に述べるステップS1
02〜S108の処理を順に実行する。
【0087】ステップS102ではコントローラ制御部
40との間での各種の命令や状態を示す情報の授受のた
めの通信制御を行い、ステップS103ではレーザ走査
部10などから成る画像書込部の制御を行い、ステップ
S104では帯電チャージャ9や、現像器11、転写ロ
ーラ12、定着ローラ13aのランプなどから成るプロ
セス部の制御を行い、ステップS105では給紙制御を
行い、ステップS106では排紙制御を行い、ステップ
S107では各種センサからの信号を入力し、ステップ
S108ではその他の処理を行う。
【0088】上記ステップS102〜S108の処理の
うち本発明に直接的に関係するのはステップS105〜
S107における給紙制御、排紙制御およびセンサ信号
入力の各処理であり、これらの詳細については後述す
る。
【0089】上記ステップS102〜S108の処理を
行った後は、ステップS109において、メインルーチ
ン用タイマーをスタートさせてから所定時間が経過した
か否か(ステップS101参照)、すなわちメインルー
チン用タイマーが終了しているか否かを判定しながら、
このタイマーが終了するまで待機する。そしてこのタイ
マーが終了すると、ステップS101へ戻る。以降、同
様にして、ステップS101〜S109の処理が繰り返
し実行される。
【0090】図26は、上記メインルーチンのステップ
S107におけるセンサ信号入力のサブルーチンの処理
内容を示すフローチャートである。このサブルーチンで
は、まずステップS91において、排紙センサ14から
の信号を入力して排紙センサ14の状態を読み取る。排
紙センサ14は、用紙が排紙センサ14を通過している
ときにオン状態となり、それ以外のときにオフ状態とな
る。そこで、図23のステップS531における、プリ
ントが終了したか否かの判定は、排紙センサ14の状態
がオンからオフへと変化してから所定時間経過したか否
かにより行う。
【0091】ステップS91において排紙センサ14の
状態を読み取った後は、ステップS92において手差し
センサ3からの信号を入力して手差しセンサ3の状態を
読み取り、ステップS93において両面ユニット検出セ
ンサ28からの信号を入力して両面ユニットの装着状態
を読み取り、ステップS94においてその他のセンサか
らの信号を入力してその他のセンサの状態を読み取る。
その後、このサブルーチンから復帰する。
【0092】図27は、上記メインルーチンのステップ
S106における排紙制御のサブルーチンの処理内容を
示すフローチャートである。このサブルーチンでは、ス
テップS81において、フェイスアップ・トレイへの排
紙が指定されているか否かを判定する。この結果、フェ
イスアップ・トレイへの排紙が指定されていれば、ステ
ップS83へ進んで方向切換爪15をオン位置とするた
めの制御信号を出力し、フェイスアップ・トレイへの排
紙が指定されていなければ(フェイスダウン・トレイへ
の排出が指定されていれば)、ステップS82へ進んで
方向切換爪15をオフ位置とするための制御信号を出力
する。その後、このサブルーチンから復帰する。
【0093】図28は、上記メインルーチンのステップ
S105における給紙制御のサブルーチンの処理内容を
示すフローチャートである。このサブルーチンでは、ス
テップS61〜S64により、カセット給紙が指定され
たか否か及び手差し給紙が指定されたか否かを判定し、
それらの判定結果に応じて給紙モードを、カセット給紙
による自動給紙モード又は手差し給紙モードのいずれか
に設定する。
【0094】次にステップS65において、給紙オフタ
イマーが終了したか否かを判定する。最初にこのサブル
ーチンが呼び出された時点では、このタイマーはスター
トしていないため、ステップS67へ進んで手差し給紙
モードか否かを判定する。この結果、手差し給紙モード
であればステップS68へ進む。そしてステップS68
〜S71により、手差しセンサ3の状態がオフからオン
へと変化したとき、すなわち用紙が手差し口へ挿入され
たときに、手差し給紙OKフラグをセットし、手差しセ
ンサ3の状態がオンからオフへと変化したとき、すなわ
ち用紙が手差し口より取り出されたときに、手差し給紙
OKフラグをクリアする。
【0095】上記のようにして手差し給紙OKフラグを
セット又はクリアした後は、ステップS72において手
差し給紙OKフラグがセットされているか否かを判定
し、手差しOKフラグがセットされていなければこのサ
ブルーチンから復帰する。そして再びこのサブルーチン
が呼び出され、ステップS72において再び手差しOK
フラグがセットされているか否かが判定される。このよ
うにして、このサブルーチンの呼び出しと復帰を繰り返
しながら、手差し給紙OKフラグがセットされるまで待
機する。手差し給紙OKフラグがセットされると、ステ
ップS73へ進み、同様にしてプリント要求が有るまで
待機する。手差し給紙OKフラグがセットされ、かつ、
プリント要求が有れば、ステップS74へ進んで手差し
ローラ4a、4bの回転を開始させる。この後、ステッ
プS75において、手差しローラ4a、4bの回転を停
止させるために給紙オフタイマーをスタートさせ、この
サブルーチンから復帰する。
【0096】上記ステップS67において手差し給紙モ
ードではないと判定された場合、すなわちカセット給紙
による自動給紙モードの場合には、ステップS76によ
りプリント要求が有るまで待機する。プリント要求が有
ると、ステップS77へ進んで給紙ローラ6の回転を開
始させる。この後、ステップS78において、所定時間
後に給紙ローラ6の回転を停止させるために給紙オフタ
イマーをスタートさせ、このサブルーチンから復帰す
る。
【0097】上記ステップS75またはS78において
スタートさせた給紙オフタイマーが終了したか否かは、
その後このサブルーチンが呼び出される毎にステップS
65において判定される。ここで給紙オフタイマーが終
了したと判定されると、ステップS66へ進んで給紙ロ
ーラ6および手差しローラ4a、4bの回転を停止さ
せ、その後、このサブルーチンから復帰する。
【0098】上述の給紙制御において注目すべきは、手
差し給紙モードにおいて手差しセンサ3の状態がオフか
らオンへと変化した場合(用紙が手差し口に挿入された
場合)にのみ手差し給紙OKフラグがセットされること
であり(ステップS67〜S69)、図18〜図20に
示した自動両面モード制御におけるカセット給紙指定時
に用紙が挿入されても、手差し給紙OKフラグはセット
されないようになっている。これにより、自動給紙モー
ドにおいて片面プリント済みの用紙が排出されて手差し
給紙モードに切り換わった後に用紙の挿入を受け付ける
ため、カセットから用紙が供給されている間に別の用紙
を手差し口に挿入しても、その挿入された用紙へのプリ
ントは行われない。
【0099】<4.手動両面モードにおけるプリントの
基本手順>既述のようにして操作パネル30から必要な
設定を行った後(<3-2 操作パネルによるモードの
設定>参照)、操作者はホスト60にプリントを指示す
る。以下、複写枚数の設定が1枚(1部プリント)であ
るとして、操作パネル30の表示図である図29〜図3
4を参照しつつ、手動両面モード(図17のステップS
50)におけるプリントの基本手順について説明する。
【0100】ホスト60より画像データが送られ所定の
処理がされてカセット給紙によるプリントが開始される
と、操作パネル30の表示部には図29に示すような表
示が行われる。この表示は、1ページ目がプリント中で
あることを示している。
【0101】1ページ目のプリントが終了すると、手差
しプリントが可能となり、手差し口への用紙の挿入を待
機する状態となる。このとき操作パネル30の表示部に
は、図30に示すような表示が行われる。この表示は、
操作者に手差し口への用紙の挿入を促すものである。こ
の表示に応じて操作者が1ページ目プリント済みの用紙
を手差し口に挿入すると、再びプリントが開始され、操
作パネル30の表示部には図31に示すような表示が行
われる。この表示は、2ページ目がプリント中であるこ
とを示している。
【0102】この2ページ目のプリントが終了すると、
引き続きカセット給紙によるプリントが開始される。そ
して操作パネル30の表示部には図32に示すような表
示が行われる。この表示は、3ページ目がプリント中で
あることを示している。
【0103】3ページ目のプリントが終了すると、手差
しプリントが可能となり、手差し口への用紙の挿入を待
機する状態となる。このとき操作パネル30の表示部に
は、図33に示すような表示が行われる。この表示は、
操作者に手差し口への用紙の挿入を促すものである。
【0104】この表示に応じて操作者が3ページ目プリ
ント済みの用紙を手差し口に挿入すると、再びプリント
が開始され、操作パネル30の表示部には図34に示す
ような表示が行われる。この表示は、4ページ目がプリ
ント中であることを示している。
【0105】以上のようにして、カセット給紙による用
紙の一方の面(表面)へのプリントと手差し給紙による
他方の面(裏面)へのプリントとが交互に行われること
により、両面プリントが実行されていく。
【0106】<5.効果>本実施形態によれば、手動両
面モードにおいて、複写枚数毎に自動給紙モードと手差
し給紙モードとの間で給紙モードが交互に切り換わり
(図22〜図24参照)、自動給紙モードでプリントさ
れた用紙はフェイスダウン・トレイへ(図22のステッ
プS513参照)、手差し給紙モードでプリントされた
用紙はフェイスアップ・トレイへ(図24のステップS
543参照)というように給紙モードによって排紙口が
異なり、また、自動給紙モードでの用紙の一方の面への
プリントが終了すると、他方の面のプリントのためにそ
の用紙の挿入を促す表示が操作パネル30に行われる
(図30、図33参照)。したがって、操作者は、操作
パネル30の表示を見て、フェイスダウン・トレイへ排
出された片面プリント済みの用紙を手差し口へ挿入する
だけでよい。このため、両面ユニットを使用しなくと
も、手動両面モードにより、容易にかつ誤りなく両面プ
リントを行うことができる。
【0107】また、従来の手動両面プリントとは異な
り、奇数ページと偶数ページとに分けることなくページ
順にプリントされるため、操作ミスによるプリントの順
番の誤りも防止できる。そして、両面にプリントが行わ
れた用紙はフェイスアップ・トレイへ排出されるため、
本来のページ順のままでプリントすることによりページ
揃えを行うことができる。
【0108】さらに本実施形態では、両面プリントにお
いて、用紙の一方の面の印刷形態をプリント条件1とし
て設定し、他方の面の印刷形態をプリント条件2として
設定できるため(図8〜図12参照、図22のステップ
S512および図24のS542参照)、用紙の表面と
裏面とで印刷形態を変更することも容易である。これに
より、両面プリントされた用紙におけるとじ代の作成や
画像の上下あわせを容易に行うことができる。
【0109】なお、本実施形態のプリンタは、従来のプ
リンタに対して特別な装置を追加することなく、コント
ローラ制御部40によるモード制御(図17、図21〜
図24参照)などの制御内容を変更するだけで実現でき
るため、大きなコスト上昇を招くこともない。
【0110】<6.変形例>以上において説明した実施
形態では、両面ユニット20が装着されている場合と装
着されていない場合とで両面プリントの方法を変えてい
るが(図17のステップS22参照)、本発明は、両面
ユニットを装着できないプリンタにおいても有効であ
る。すなわち、本発明によれば、両面ユニットを装着で
きないプリンタにおいても、カセット給紙による自動給
紙モードと手差し給紙モードとを交互に切り換えること
により、両面プリントを容易に行えるようになる。
【0111】また、上記実施形態では、複写枚数が複数
の場合、自動給紙モードで複写枚数分だけ同一画像をプ
リントした後に手差し給紙モードで複写枚数分だけ同一
画像をプリントしているが(図21〜図24)、複写枚
数が複数であっても、用紙1枚毎に自動給紙モードでの
プリントと手差し給紙モードでのプリントを行うように
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である、両面ユニットを
装着しない状態のレーザプリンタの機構を示す縦断面
図。
【図2】 本発明の一実施形態である、両面ユニットを
装着した状態のレーザプリンタの機構を示す縦断面図。
【図3】 本発明の一実施形態のレーザプリンタにおけ
る操作パネルの構成を示す図。
【図4】 本発明の一実施形態のレーザプリンタにおけ
る制御部の全体構成を示すブロック図。
【図5】 操作パネルによる設定を説明するための図。
【図6】 操作パネルによる設定を説明するための図。
【図7】 操作パネルによる設定を説明するための図。
【図8】 操作パネルによる設定を説明するための図。
【図9】 操作パネルによる設定を説明するための図。
【図10】 操作パネルによる設定を説明するための
図。
【図11】 操作パネルによる設定を説明するための
図。
【図12】 操作パネルによる設定を説明するための
図。
【図13】 両面モードにおいてプリントされる画像方
向を説明するための図。
【図14】 操作パネルによる設定を説明するための
図。
【図15】 操作パネルによる設定を説明するための
図。
【図16】 本発明の一実施形態のレーザプリンタにお
けるコントローラ制御部の動作を示すメインルーチンの
フローチャート。
【図17】 モード制御のサブルーチンのフローチャー
ト。
【図18】 自動両面モード制御のサブルーチンのフロ
ーチャート。
【図19】 自動両面モード制御のサブルーチンのフロ
ーチャート。
【図20】 自動両面モード制御のサブルーチンのフロ
ーチャート。
【図21】 手動両面モード制御のサブルーチンのフロ
ーチャート。
【図22】 手動両面モード制御のサブルーチンのフロ
ーチャート。
【図23】 手動両面モード制御のサブルーチンのフロ
ーチャート。
【図24】 手動両面モード制御のサブルーチンのフロ
ーチャート。
【図25】 本発明の一実施形態のレーザプリンタにお
けるエンジン制御部の動作を示すメインルーチンのフロ
ーチャート。
【図26】 センサ信号入力のサブルーチンのフローチ
ャート。
【図27】 排紙制御のサブルーチンのフローチャー
ト。
【図28】 給紙制御のサブルーチンのフローチャー
ト。
【図29】 手動両面プリントの基本手順を説明するた
めの表示図。
【図30】 手動両面プリントの基本手順を説明するた
めの表示図。
【図31】 手動両面プリントの基本手順を説明するた
めの表示図。
【図32】 手動両面プリントの基本手順を説明するた
めの表示図。
【図33】 手動両面プリントの基本手順を説明するた
めの表示図。
【図34】 手動両面プリントの基本手順を説明するた
めの表示図。
【符号の説明】
1 …本体 2 …手差しトレイ 3 …手差しセンサ 4a、4b …手差しローラ 5 …給紙カセット 6 …給紙ローラ 8 …感光体ドラム 9 …帯電チャージャ 10 …レーザ走査部 11 …現像器 12 …転写ローラ 13a、13b …定着ローラ 14 …排紙センサ 15 …方向切換爪 16a、16b、18a、18b …排紙ローラ 17 …フェイスダウン・トレイ 20 …両面ユニット 23、29 …フェイスアップ・トレイ 30 …操作パネル 40 …コントローラ制御部 50 …エンジン制御部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層された複数の用紙を1枚ずつ自動的
    に内部へ供給する自動給紙手段と、外部からの用紙の挿
    入を検知する用紙挿入検知手段を有し、該用紙挿入検知
    手段によって用紙の挿入が検知されると該用紙を内部へ
    供給する手差し給紙手段と、画像を1ページ分ずつ外部
    から順次入力する画像入力手段と、自動給紙手段または
    手差し給紙手段により供給された用紙に外部から入力さ
    れた画像を印刷する印刷手段と、印刷手段により画像が
    印刷された用紙を外部へ排出する排紙手段と、自動給紙
    手段によって用紙を供給する自動給紙モードと手差し給
    紙手段によって用紙を供給する手差し給紙モードのうち
    のいずれかの給紙モードを選択し、選択結果に応じて自
    動給紙手段または手差し給紙手段に用紙を供給させる給
    紙制御手段とを備える画像形成装置において、 画像入力手段によって外部から入力された画像が異なる
    毎に、自動給紙モードと手差し給紙モードとを給紙制御
    手段に交互に選択させる給紙モード切換手段を有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 手差し給紙モードが選択されているときに、外部からの
    用紙の挿入を待機する状態であることを表示する表示手
    段を、更に備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 自動給紙モードから手差し給紙モードへと給紙モードが
    切り換わるときには、自動給紙モードで印刷された用紙
    の前記排紙手段による外部への排出が完了した後に前記
    用紙挿入検知手段に用紙の挿入を検知させる検知制御手
    段を、更に備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 自動給紙モードと手差し給紙モードとの間での給紙モー
    ドの切り換えを給紙モード切換手段に所定の指示がなさ
    れる毎に1回省略させることができる給紙モード制御手
    段を、更に備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記排紙手段は、用紙を排出する方向を切り換える排紙
    方向切換手段を有し、該排紙方向切換手段により自動給
    紙モードと手差し給紙モードとで異なる位置に用紙を排
    出することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の画像形成装置におい
    て、 前記排紙手段は、手差し給紙モードのときに用紙をフェ
    イスアップ・トレイへ排出することを特徴とする画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 前記印刷手段により片面が印刷された用
    紙の裏表を反転させて該用紙を再び前記印刷手段に向け
    て供給する両面ユニットを装着することができる請求項
    1に記載の画像形成装置において、 両面ユニットを使用して両面印刷を行う自動両面モード
    と、自動給紙モードと手差し給紙モードとの間で給紙モ
    ードを交互に切り換えながら両面印刷を行う手動両面モ
    ードとのいずれかの両面モードを選択する両面モード選
    択手段と、 両面モード選択手段による選択結果に応じて自動両面モ
    ードまたは手動両面モードによる両面印刷を行うように
    前記自動給紙手段および前記給紙モード切換手段を制御
    する両面印刷制御手段と、を更に備えることを特徴とす
    る画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の画像形成装置におい
    て、 前記両面ユニットは着脱自在であり、 前記両面ユニットが装着されているか否かを検出する装
    着検出手段を備え、 前記両面モード選択手段は、装着検出手段による検出結
    果に基づき、前記両面ユニットが装着されている場合に
    は自動両面モードを選択し、前記両面ユニットが装着さ
    れていない場合には手動両面モードを選択する、ことを
    特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の画像形成装置におい
    て、 前記両面モード選択手段は、自動両面モードと手動両面
    モードのいずれを選択するかを操作者が指定するための
    入力操作手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 手差し給紙モードにおけるジャムを検出するジャム検出
    手段と、 ジャムが検出されると、該検出時点のページの画像と該
    検出時点の前ページの画像とを再生する画像再生手段
    と、 検出されたジャムを解消するための処理の終了後に、前
    記給紙制御手段により自動給紙モードを選択し、前記自
    動給紙手段により用紙を供給し、前記印刷手段により該
    用紙に前記検出時点の前ページの画像を印刷し、前記給
    紙制御手段により手差し給紙モードを選択し、外部から
    挿入される用紙を前記手差し給紙手段により供給し、前
    記印刷手段により該用紙に前記検出時点のページの画像
    を印刷するという処理を順に行うように制御するジャム
    復帰制御手段と、を更に備えることを特徴とする画像形
    成装置。
  11. 【請求項11】 積層された複数の用紙を1枚ずつ自動
    的に内部へ供給する自動給紙手段と、外部からの用紙の
    挿入を検知する用紙挿入検知手段を有し、該用紙挿入検
    知手段によって用紙の挿入が検知されると該用紙を内部
    へ供給する手差し給紙手段と、画像を1ページ分ずつ外
    部から順次入力する画像入力手段と、自動給紙手段また
    は手差し給紙手段により供給された用紙に外部から入力
    された画像を印刷する印刷手段と、印刷手段により画像
    が印刷された用紙を外部へ排出する排紙手段と、自動給
    紙手段によって用紙を供給する自動給紙モードと手差し
    給紙手段によって用紙を供給する手差し給紙モードのう
    ちのいずれかの給紙モードを選択し、選択結果に応じて
    自動給紙手段または手差し給紙手段に用紙を供給させる
    給紙制御手段とを備える画像形成装置において、 外部より入力された画像の印刷形態として予め設定され
    た第1印刷形態および第2印刷形態のうち、自動給紙モ
    ードが選択されている場合には第1印刷形態を実現する
    ための処理を前記画像に対して行い、手差し給紙モード
    が選択されている場合には第2印刷形態を実現するため
    の処理を前記画像に対して行う画像処理手段を有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の画像形成装置にお
    いて、 前記第1印刷形態と前記第2印刷形態とでは、用紙に印
    刷された画像の方向が異なることを特徴とする画像形成
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の画像形成装置にお
    いて、 前記第1印刷形態と前記第2印刷形態とでは、印刷され
    た用紙における余白部分が異なることを特徴とする画像
    形成装置。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載の画像形成装置にお
    いて、 前記第1印刷形態および前記第2印刷形態の内容を設定
    するための設定手段を備えることを特徴とする画像形成
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項11に記載の画像形成装置にお
    いて、 画像入力手段によって外部から入力された画像が異なる
    毎に、自動給紙モードと手差し給紙モードとを前記給紙
    制御手段に交互に選択させる給紙モード切換手段を備え
    ることを特徴とする画像形成装置。
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