JPH0921753A - 化学発光式ガス分析計 - Google Patents
化学発光式ガス分析計Info
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- JPH0921753A JPH0921753A JP19426295A JP19426295A JPH0921753A JP H0921753 A JPH0921753 A JP H0921753A JP 19426295 A JP19426295 A JP 19426295A JP 19426295 A JP19426295 A JP 19426295A JP H0921753 A JPH0921753 A JP H0921753A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 共通の化学発光式検出器によりNOxとSO
xを同時に高感度に定量測定できるようにする。 【構成】 反応槽2にはSO2を還元してSOに変換す
る還元器6を経て試料ガスを供給する第1の試料ガス供
給流路8、試料を直接供給する第2の試料ガス供給流路
10、及びオゾン発生器12から発生したO3を供給す
るオゾン供給流路14が接続されている。反応槽2の光
学窓4に対向して光電子増倍管32が配置され、光学窓
4と光電子増倍管32の間に、500nmを境として透
過波長を選択するフィルタ34a,34bを切り換えて
光路に挿入できる光学フィルタ部34が配置されてい
る。試料ガスは第1と第2の試料ガス供給流路8,10
から同時に反応槽2に供給され、オゾン発生器2からオ
ゾン供給流路14を経てO3が反応槽2に供給され、反
応槽2ではNOとO3との反応による化学発光とSOと
O3による化学発光が同時に起こり、光学フィルタ部3
4によりそれらの発光が交互に光電子増倍管32へ導入
されて検出され、定量される。
xを同時に高感度に定量測定できるようにする。 【構成】 反応槽2にはSO2を還元してSOに変換す
る還元器6を経て試料ガスを供給する第1の試料ガス供
給流路8、試料を直接供給する第2の試料ガス供給流路
10、及びオゾン発生器12から発生したO3を供給す
るオゾン供給流路14が接続されている。反応槽2の光
学窓4に対向して光電子増倍管32が配置され、光学窓
4と光電子増倍管32の間に、500nmを境として透
過波長を選択するフィルタ34a,34bを切り換えて
光路に挿入できる光学フィルタ部34が配置されてい
る。試料ガスは第1と第2の試料ガス供給流路8,10
から同時に反応槽2に供給され、オゾン発生器2からオ
ゾン供給流路14を経てO3が反応槽2に供給され、反
応槽2ではNOとO3との反応による化学発光とSOと
O3による化学発光が同時に起こり、光学フィルタ部3
4によりそれらの発光が交互に光電子増倍管32へ導入
されて検出され、定量される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は煙道排ガスや燃焼排ガス
などの測定ガス中の窒素酸化物濃度などを測定する化学
発光式ガス分析計に関するものである。
などの測定ガス中の窒素酸化物濃度などを測定する化学
発光式ガス分析計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】測定ガス中の窒素酸化物を化学発光方式
で測定するには、窒素酸化物(NOx)を含んだ試料ガ
スとオゾン(O3)とを反応槽に導き、一酸化窒素(N
O)とO3との反応により発生する発光を光電子増倍管
で検出することにより測定している。NO以外のNOx
はNOに変換した後に反応槽に導く。
で測定するには、窒素酸化物(NOx)を含んだ試料ガ
スとオゾン(O3)とを反応槽に導き、一酸化窒素(N
O)とO3との反応により発生する発光を光電子増倍管
で検出することにより測定している。NO以外のNOx
はNOに変換した後に反応槽に導く。
【0003】試料ガス中のNOxとイオウ酸化物(SO
x)を同時に測定し、精度よく定量するためには、赤外
線吸収法や紫外線吸収法を使用するか、又はNOxとS
Oxとで測定原理の異なる検出器を用いて別個に検出す
る必要がある。しかし、赤外線吸収式NOx−SOx複
合分析計は高感度化が難しく、高感度にするためには異
なる測定原理の検出部を用意する必要があるため、高価
でかつ複雑なシステムになる。化学発光式ガス分析計で
NOxとSOxを同時に測定するガス分析計は知られて
いない。O3を用いてSOxを化学発光式に測定するこ
とがてきるという報告はなされている(J. of High Res
olution Chromatography, 14, 785-794 (1994))。
x)を同時に測定し、精度よく定量するためには、赤外
線吸収法や紫外線吸収法を使用するか、又はNOxとS
Oxとで測定原理の異なる検出器を用いて別個に検出す
る必要がある。しかし、赤外線吸収式NOx−SOx複
合分析計は高感度化が難しく、高感度にするためには異
なる測定原理の検出部を用意する必要があるため、高価
でかつ複雑なシステムになる。化学発光式ガス分析計で
NOxとSOxを同時に測定するガス分析計は知られて
いない。O3を用いてSOxを化学発光式に測定するこ
とがてきるという報告はなされている(J. of High Res
olution Chromatography, 14, 785-794 (1994))。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は共通の化学発
光式検出器により、NOxとSOxを同時に、かつ高感
度に定量測定できるようにすることを目的とするもので
ある。
光式検出器により、NOxとSOxを同時に、かつ高感
度に定量測定できるようにすることを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の化学発光式ガス
分析計は、水素炎を用いてSO以外のSOxをSOに還
元する還元器を経て試料ガスが供給される第1の試料ガ
ス供給流路、試料ガスが前記還元器を経ないで供給され
る第2の試料ガス供給流路、及びO3が供給されるオゾ
ン供給流路を備え、光学窓を有する反応槽と、オゾン供
給流路にO3を供給するO3発生器と、反応槽の光学窓に
対向して配置され、反応槽での化学発光を検出する受光
部と、反応槽の光学窓と受光部との間に配置され、SO
とO3との反応により発生する化学発光とNOとO3との
反応により発生する化学発光とを波長により分離して受
光部に導入する分光手段とを備えている。
分析計は、水素炎を用いてSO以外のSOxをSOに還
元する還元器を経て試料ガスが供給される第1の試料ガ
ス供給流路、試料ガスが前記還元器を経ないで供給され
る第2の試料ガス供給流路、及びO3が供給されるオゾ
ン供給流路を備え、光学窓を有する反応槽と、オゾン供
給流路にO3を供給するO3発生器と、反応槽の光学窓に
対向して配置され、反応槽での化学発光を検出する受光
部と、反応槽の光学窓と受光部との間に配置され、SO
とO3との反応により発生する化学発光とNOとO3との
反応により発生する化学発光とを波長により分離して受
光部に導入する分光手段とを備えている。
【0006】
【作用】SOxのうちO3と反応して化学発光するのは
SOのみであり、NOxのうちO3と反応して化学発光
するのはNOのみである。第1の試料ガス供給流路で
は、水素炎を用いた還元器によりNOxとSOxの両成
分が還元され、 SO2→SO NOx→N2 となって反応槽に供給される。反応槽ではSOがO3と
反応して化学発光が生じる。一方、第2の試料ガス供給
流路ではSO2の還元は行なわれない。NOxはそのま
ま反応槽に供給されるか、従来のNOx測定用の化学発
光式ガス分析計のようにNO2→NOコンバータを備え
ている場合には全てのNOxがNOとして反応槽に供給
され、O3と反応して化学発光を生じる。
SOのみであり、NOxのうちO3と反応して化学発光
するのはNOのみである。第1の試料ガス供給流路で
は、水素炎を用いた還元器によりNOxとSOxの両成
分が還元され、 SO2→SO NOx→N2 となって反応槽に供給される。反応槽ではSOがO3と
反応して化学発光が生じる。一方、第2の試料ガス供給
流路ではSO2の還元は行なわれない。NOxはそのま
ま反応槽に供給されるか、従来のNOx測定用の化学発
光式ガス分析計のようにNO2→NOコンバータを備え
ている場合には全てのNOxがNOとして反応槽に供給
され、O3と反応して化学発光を生じる。
【0007】SOとO3との反応は次のように考えられ
る。 SO+O3 → SO2* + O2 SO2* → SO2 + hν SO2*は励起状態のSO2、hνは発光を表わしてい
る。
る。 SO+O3 → SO2* + O2 SO2* → SO2 + hν SO2*は励起状態のSO2、hνは発光を表わしてい
る。
【0008】SOとO3との反応で生じる化学発光のス
ペクトルは260〜480nm、NOとO3との反応で
生じる化学発光のスペクトルは590〜2500nmで
あり、両化学発光のスペクトルは重なりをもっていない
ため、分光手段により両発光を分離して受光部に導くこ
とによって、互いに干渉することなく定量することがで
きる。
ペクトルは260〜480nm、NOとO3との反応で
生じる化学発光のスペクトルは590〜2500nmで
あり、両化学発光のスペクトルは重なりをもっていない
ため、分光手段により両発光を分離して受光部に導くこ
とによって、互いに干渉することなく定量することがで
きる。
【0009】
【実施例】図1は一実施例を表わす。(A)は全体の概
略構成図、(B)は分光手段としての光学フィルタ部で
ある。反応槽2には光学窓4が設けられ、反応槽2には
SO2をSOに還元する還元器6を経て試料ガスを供給
する第1の試料ガス供給流路8、試料を直接供給する第
2の試料ガス供給流路10、及びオゾン発生器12から
発生したO3を供給するオゾン供給流路14が接続され
ている。16は反応槽2の排気口である。還元器6はS
O2を還元してSOに変換するものであり、例えばガス
クロマトグラフの水素炎検出器(FID)で使用されて
いるような水素炎による還元器を用いることができる。
第1の試料ガス供給流路8の上流と第2の試料ガス供給
流路10の上流との合流点よりさらに上流には、従来か
ら使用されているNO2−NOコンバータ(図示略)が
設けられている。
略構成図、(B)は分光手段としての光学フィルタ部で
ある。反応槽2には光学窓4が設けられ、反応槽2には
SO2をSOに還元する還元器6を経て試料ガスを供給
する第1の試料ガス供給流路8、試料を直接供給する第
2の試料ガス供給流路10、及びオゾン発生器12から
発生したO3を供給するオゾン供給流路14が接続され
ている。16は反応槽2の排気口である。還元器6はS
O2を還元してSOに変換するものであり、例えばガス
クロマトグラフの水素炎検出器(FID)で使用されて
いるような水素炎による還元器を用いることができる。
第1の試料ガス供給流路8の上流と第2の試料ガス供給
流路10の上流との合流点よりさらに上流には、従来か
ら使用されているNO2−NOコンバータ(図示略)が
設けられている。
【0010】20はイオン交換式のH2−O2発生器であ
り、イオン交換膜22の両側に電極24,26が設けら
れ、両電極24,26に直流電源28から電圧が印加さ
れることにより、H2−O2発生器20に入った水30が
電気分解され、イオン交換膜22の一方の側からH2、
他方の側からO2が発生する。発生したH2は還元器6へ
供給されてSO2の還元に使用され、発生したO2はオゾ
ン発生器12へ供給されてO3の発生に利用される。図
では概略的に表わしているが、発生したH2とO2の流量
は必要に応じて調整することが好ましい。
り、イオン交換膜22の両側に電極24,26が設けら
れ、両電極24,26に直流電源28から電圧が印加さ
れることにより、H2−O2発生器20に入った水30が
電気分解され、イオン交換膜22の一方の側からH2、
他方の側からO2が発生する。発生したH2は還元器6へ
供給されてSO2の還元に使用され、発生したO2はオゾ
ン発生器12へ供給されてO3の発生に利用される。図
では概略的に表わしているが、発生したH2とO2の流量
は必要に応じて調整することが好ましい。
【0011】反応槽2の光学窓4に対向して光電子増倍
管32が受光部として配置されており、光学窓4と光電
子増倍管32との間には光学フィルタ部34が配置され
ている。光学フィルタ部34には500nmよりも短波
長側を遮蔽するローカットフィルタ34aと、500n
mよりも長波長側を遮蔽するハイカットフィルタ34b
が取りつけられており、その光学フィルタ部34の中心
に設けられた回転軸がモータ36により回転させられる
ことによって、フィルタ34aと34bが切り換えて光
学窓4と光電子増倍管32の間に配置されるようになっ
ている。フィルタ34aが光学窓4と光電子増倍管32
の間に配置されたときは500nmより長波長側の発光
が光電子増倍管32に導かれてNOの化学発光が検出さ
れ、フィルタ34bが光学窓4と光電子増倍管32の間
に配置されたときは500nmより短波長側の発光が光
電子増倍管32に導かれてSOの化学発光が検出され
る。
管32が受光部として配置されており、光学窓4と光電
子増倍管32との間には光学フィルタ部34が配置され
ている。光学フィルタ部34には500nmよりも短波
長側を遮蔽するローカットフィルタ34aと、500n
mよりも長波長側を遮蔽するハイカットフィルタ34b
が取りつけられており、その光学フィルタ部34の中心
に設けられた回転軸がモータ36により回転させられる
ことによって、フィルタ34aと34bが切り換えて光
学窓4と光電子増倍管32の間に配置されるようになっ
ている。フィルタ34aが光学窓4と光電子増倍管32
の間に配置されたときは500nmより長波長側の発光
が光電子増倍管32に導かれてNOの化学発光が検出さ
れ、フィルタ34bが光学窓4と光電子増倍管32の間
に配置されたときは500nmより短波長側の発光が光
電子増倍管32に導かれてSOの化学発光が検出され
る。
【0012】この実施例の動作について説明すると、煙
道排ガスや燃焼排ガスなどの試料ガスはNO2−NOコ
ンバータを経て第1と第2の試料ガス供給流路8,10
から同時に反応槽2に供給され、オゾン発生器2からオ
ゾン供給流路14を経てO3が反応槽2に供給される。
反応槽2ではNOとO3との反応による化学発光とSO
とO3による化学発光が同時に起こり、光学フィルタ部
34によりそれらの発光が交互に光電子増倍管32へ導
入されて検出され、定量される。
道排ガスや燃焼排ガスなどの試料ガスはNO2−NOコ
ンバータを経て第1と第2の試料ガス供給流路8,10
から同時に反応槽2に供給され、オゾン発生器2からオ
ゾン供給流路14を経てO3が反応槽2に供給される。
反応槽2ではNOとO3との反応による化学発光とSO
とO3による化学発光が同時に起こり、光学フィルタ部
34によりそれらの発光が交互に光電子増倍管32へ導
入されて検出され、定量される。
【0013】実施例ではH2供給源とO2供給源としてイ
オン交換膜式の発生器20を用いているので、小型で軽
量になる利点があるが、その発生器20に換えてH2と
O2をそれぞれボンベなどから供給するようにしてもよ
い。光学フィルタ部34は約500nmを境としてそれ
より長波長側と短波長側とを分離できればよいので、光
学フィルタに換えて回折格子を用いるなど、他の分光手
段を用いてもよい。
オン交換膜式の発生器20を用いているので、小型で軽
量になる利点があるが、その発生器20に換えてH2と
O2をそれぞれボンベなどから供給するようにしてもよ
い。光学フィルタ部34は約500nmを境としてそれ
より長波長側と短波長側とを分離できればよいので、光
学フィルタに換えて回折格子を用いるなど、他の分光手
段を用いてもよい。
【0014】試料ガス供給流路8と10は実施例のよう
に同時に反応ガスを反応槽2に供給するものに限らず、
2つの流路を交互に切り換えて反応ガスを供給するよう
にしてもよい。そのように試料ガスの供給を試料ガス供
給流路8と10で交互に切り換えることにより、反応槽
2ではNOによる化学発光とSOによる化学発光が交互
に起こることになり、光学フィルタ部34を設けなくて
も両化学発光を分離して検出することができるようにな
る。反応槽2は高感度な検出を行う場合には減圧にすれ
ばよい。減圧にすれば高感度測定を行なうことができる
が、減圧機構が必要になって構成が複雑になる。低感度
でよい場合には常圧のまま測定する。
に同時に反応ガスを反応槽2に供給するものに限らず、
2つの流路を交互に切り換えて反応ガスを供給するよう
にしてもよい。そのように試料ガスの供給を試料ガス供
給流路8と10で交互に切り換えることにより、反応槽
2ではNOによる化学発光とSOによる化学発光が交互
に起こることになり、光学フィルタ部34を設けなくて
も両化学発光を分離して検出することができるようにな
る。反応槽2は高感度な検出を行う場合には減圧にすれ
ばよい。減圧にすれば高感度測定を行なうことができる
が、減圧機構が必要になって構成が複雑になる。低感度
でよい場合には常圧のまま測定する。
【0015】本発明はNOとSO以外にもO3との反応
で化学発光するエチレンなど、他の成分も同時に検出で
きる。その場合それぞれの化学発光を分離して受光部に
導くように、分光手段を適当な波長特性のものに設定す
る必要がある。オゾン発生器でのO3源として実施例の
ようなH2−O2発生器で発生した酸素やボンベの酸素を
用いると、空気を用いるのに比べてNOxが発生するこ
とがないので、NOx計としてのS/N比が向上する。
で化学発光するエチレンなど、他の成分も同時に検出で
きる。その場合それぞれの化学発光を分離して受光部に
導くように、分光手段を適当な波長特性のものに設定す
る必要がある。オゾン発生器でのO3源として実施例の
ようなH2−O2発生器で発生した酸素やボンベの酸素を
用いると、空気を用いるのに比べてNOxが発生するこ
とがないので、NOx計としてのS/N比が向上する。
【0016】
【発明の効果】本発明ではNOxとSOxを高感度に定
量測定することができ、これは赤外線式の吸収法では得
られなかった効果である。NOとSOのそれぞれの化学
発光は互いに発光スペクトルが離れているので、光学的
に検出する上での干渉は起きない。
量測定することができ、これは赤外線式の吸収法では得
られなかった効果である。NOとSOのそれぞれの化学
発光は互いに発光スペクトルが離れているので、光学的
に検出する上での干渉は起きない。
【図1】一実施例を示す図であり、(A)は概略構成
図、(B)は同実施例における光学フィルタ部を示す正
面図である。
図、(B)は同実施例における光学フィルタ部を示す正
面図である。
2 反応槽 4 光学窓 6 SOxの還元器 8 第1の試料ガス供給流路 10 第2の試料ガス供給流路 12 オゾン発生器 14 オゾン供給流路 20 イオン交換膜式H2−O2発生器 32 光電子増倍管 34 光学フィルタ部 34a,34b フィルタ
Claims (1)
- 【請求項1】 水素炎を用いて一酸化硫黄以外の硫黄化
合物を一酸化硫黄に還元する還元器を経て試料ガスが供
給される第1の試料ガス供給流路、試料ガスが前記還元
器を経ないで供給される第2の試料ガス供給流路、及び
オゾンが供給されるオゾン供給流路を備え、光学窓を有
する反応槽と、 オゾン供給流路にオゾンを供給するオゾン発生器と、 反応槽の光学窓に対向して配置され、反応槽での化学発
光を検出する受光部と、 反応槽の光学窓と受光部との間に配置され、一酸化硫黄
とオゾンとの反応により発生する化学発光と一酸化窒素
とオゾンとの反応により発生する化学発光とを波長によ
り分離して受光部に導入する分光手段と、を備えたこと
を特徴とする化学発光式ガス分析計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19426295A JPH0921753A (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | 化学発光式ガス分析計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19426295A JPH0921753A (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | 化学発光式ガス分析計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0921753A true JPH0921753A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=16321708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19426295A Pending JPH0921753A (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | 化学発光式ガス分析計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0921753A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100363737C (zh) * | 2004-09-28 | 2008-01-23 | 山东省科学院海洋仪器仪表研究所 | 气相/液相混合反应化学发光探测装置 |
JP2008036076A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Japan Health Science Foundation | バルーン拡張型ステントおよびその製造方法 |
JP2016180617A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-13 | 新コスモス電機株式会社 | 化学発光式ガス検出装置および化学発光式ガス検出方法 |
-
1995
- 1995-07-05 JP JP19426295A patent/JPH0921753A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100363737C (zh) * | 2004-09-28 | 2008-01-23 | 山东省科学院海洋仪器仪表研究所 | 气相/液相混合反应化学发光探测装置 |
JP2008036076A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Japan Health Science Foundation | バルーン拡張型ステントおよびその製造方法 |
JP2016180617A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-13 | 新コスモス電機株式会社 | 化学発光式ガス検出装置および化学発光式ガス検出方法 |
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