JPH0921749A - 多項目同時測定装置 - Google Patents
多項目同時測定装置Info
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- JPH0921749A JPH0921749A JP7173474A JP17347495A JPH0921749A JP H0921749 A JPH0921749 A JP H0921749A JP 7173474 A JP7173474 A JP 7173474A JP 17347495 A JP17347495 A JP 17347495A JP H0921749 A JPH0921749 A JP H0921749A
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- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
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- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単かつ小型、安価にできると共に、種々の
項目を高速に測定できる多項目同時測定装置を提供す
る。 【構成】 同一光路上に配列した被検液17a,17b
を収容する少なくとも2個の測定容器2a,2bに、そ
れぞれの測定項目に対応する波長の光を放射する光源手
段13と、これら少なくとも2個の測定容器2a,2b
を順次透過した光を、波長毎に分離して受光する受光手
段15,16と、この受光手段15,16の出力に基づ
いて対応する測定項目を分析する演算手段11とを有す
る。
項目を高速に測定できる多項目同時測定装置を提供す
る。 【構成】 同一光路上に配列した被検液17a,17b
を収容する少なくとも2個の測定容器2a,2bに、そ
れぞれの測定項目に対応する波長の光を放射する光源手
段13と、これら少なくとも2個の測定容器2a,2b
を順次透過した光を、波長毎に分離して受光する受光手
段15,16と、この受光手段15,16の出力に基づ
いて対応する測定項目を分析する演算手段11とを有す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、血清や
尿等の成分を多項目同時に分析する多項目同時測定装置
に関するものである。
尿等の成分を多項目同時に分析する多項目同時測定装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の多項目測定装置として、例えば、
光源からの光を分岐して、複数の反応ラインの各々の測
光部に導き、各測光部において反応容器を透過する光を
受光して、多項目の測定を行うようにしたものや、特開
昭60−146156号公報に開示されているように、
一つの反応ラインに対して複数の測光部を設け、これら
測光部に光源からの光を分岐して導いて、多項目の測定
を行うようにしたものがある。
光源からの光を分岐して、複数の反応ラインの各々の測
光部に導き、各測光部において反応容器を透過する光を
受光して、多項目の測定を行うようにしたものや、特開
昭60−146156号公報に開示されているように、
一つの反応ラインに対して複数の測光部を設け、これら
測光部に光源からの光を分岐して導いて、多項目の測定
を行うようにしたものがある。
【0003】また、特開平4−48265号公報に開示
されているように、同一反応容器内で2項目の抗原また
は抗体に基づく凝集反応を順次行い、その各凝集反応に
よる濁度を測定して一つの反応容器で2項目の成分を測
定するようにものが提案されている。
されているように、同一反応容器内で2項目の抗原また
は抗体に基づく凝集反応を順次行い、その各凝集反応に
よる濁度を測定して一つの反応容器で2項目の成分を測
定するようにものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光源か
らの光を、複数の反応ラインの各々の測光部に導いて多
項目の測定を行う構成にあっては、光源からの光を分岐
するための複雑な光学系を要すると共に、各反応ライン
間に測定光を通すためのスペースを要することから、構
成が複雑になると共に、装置が大型になるという問題が
ある。また、特開昭60−146156号公報に開示さ
れているように、一つの反応ラインに対して複数の測光
部を設ける構成にあっては、多項目の分析を高速にでき
るという利点はあるが、複数の測光部を要することか
ら、高価になるという問題がある。
らの光を、複数の反応ラインの各々の測光部に導いて多
項目の測定を行う構成にあっては、光源からの光を分岐
するための複雑な光学系を要すると共に、各反応ライン
間に測定光を通すためのスペースを要することから、構
成が複雑になると共に、装置が大型になるという問題が
ある。また、特開昭60−146156号公報に開示さ
れているように、一つの反応ラインに対して複数の測光
部を設ける構成にあっては、多項目の分析を高速にでき
るという利点はあるが、複数の測光部を要することか
ら、高価になるという問題がある。
【0005】さらに、特開平4−48265号公報に開
示されているように、一つの反応容器で2項目の成分を
凝集反応により測定するものにあっては、順次の凝集反
応に必要な試薬の作成が非常に難しいため、測定項目が
限られてしまうという問題がある。
示されているように、一つの反応容器で2項目の成分を
凝集反応により測定するものにあっては、順次の凝集反
応に必要な試薬の作成が非常に難しいため、測定項目が
限られてしまうという問題がある。
【0006】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、簡単かつ小型、安価にできると
共に、種々の項目を高速に測定できるよう適切に構成し
た多項目同時測定装置を提供することを目的とするもの
である。
目してなされたもので、簡単かつ小型、安価にできると
共に、種々の項目を高速に測定できるよう適切に構成し
た多項目同時測定装置を提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、同一光路上に配列した被検液を収容す
る少なくとも2個の測定容器に、それぞれの測定項目に
対応する波長の光を放射する光源手段と、これら少なく
とも2個の測定容器を順次透過した光を、波長毎に分離
して受光する受光手段と、この受光手段の出力に基づい
て対応する測定項目を分析する演算手段とを有すること
を特徴とするものである。
め、この発明は、同一光路上に配列した被検液を収容す
る少なくとも2個の測定容器に、それぞれの測定項目に
対応する波長の光を放射する光源手段と、これら少なく
とも2個の測定容器を順次透過した光を、波長毎に分離
して受光する受光手段と、この受光手段の出力に基づい
て対応する測定項目を分析する演算手段とを有すること
を特徴とするものである。
【0008】前記測定容器は、ガラス、樹脂等の透明材
をもって構成するのが、種々の波長の光を使用できる点
で好ましい。
をもって構成するのが、種々の波長の光を使用できる点
で好ましい。
【0009】前記光源手段は、連続スペクトルを有する
光を放射するよう構成するのが、種々の項目を同時に測
定する点で好ましい。
光を放射するよう構成するのが、種々の項目を同時に測
定する点で好ましい。
【0010】この発明において、同一光路上に配列され
た被検液を収容する少なくとも2個の測定容器には、光
源手段からそれぞれの測定項目に対応する波長の光が照
射され、これら少なくとも2個の測定容器を順次透過し
た光は、受光手段において波長毎に分離して受光され
る。したがって、その各測定波長の受光出力に基づいて
演算手段により所定の演算を行えば、対応する測定項目
の成分を同時に測定することが可能となる。
た被検液を収容する少なくとも2個の測定容器には、光
源手段からそれぞれの測定項目に対応する波長の光が照
射され、これら少なくとも2個の測定容器を順次透過し
た光は、受光手段において波長毎に分離して受光され
る。したがって、その各測定波長の受光出力に基づいて
演算手段により所定の演算を行えば、対応する測定項目
の成分を同時に測定することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一
実施例を示すものである。この実施例では、ターンテー
ブル1の円周上に、複数の反応容器2を同心円上に2
列、径方向に並ぶように装着して2列の反応ラインを形
成し、このターンテーブル1を駆動装置3により矢印方
向に間欠的に回動させる。なお、各反応容器2は、ガラ
ス、樹脂等の透明材をもって構成する。
の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一
実施例を示すものである。この実施例では、ターンテー
ブル1の円周上に、複数の反応容器2を同心円上に2
列、径方向に並ぶように装着して2列の反応ラインを形
成し、このターンテーブル1を駆動装置3により矢印方
向に間欠的に回動させる。なお、各反応容器2は、ガラ
ス、樹脂等の透明材をもって構成する。
【0012】ターンテーブル1に保持された反応容器2
には、ターンテーブル1の回動により、先ず、停止位置
S1においてサンプラ4にセットされたサンプル容器5
からサンプル分注器6により、血清や尿等の各サンプル
を分析項目数に応じて分注した後、停止位置S2で試薬
格納庫7にセットされた複数の試薬容器8の中から分析
項目に対応する試薬を試薬分注器9により分注して反応
させる。なお、サンプル分注においては、径方向に並ぶ
2個の反応容器2に、血清または尿等の同一種類の同一
または異なるサンプルを分注するか、あるいは異なる種
類のサンプル、例えば、血清サンプルと尿サンプルを分
注する。また、試薬分注においては、径方向に並ぶ2個
の反応容器2で分析項目が異なる試薬を分注する。
には、ターンテーブル1の回動により、先ず、停止位置
S1においてサンプラ4にセットされたサンプル容器5
からサンプル分注器6により、血清や尿等の各サンプル
を分析項目数に応じて分注した後、停止位置S2で試薬
格納庫7にセットされた複数の試薬容器8の中から分析
項目に対応する試薬を試薬分注器9により分注して反応
させる。なお、サンプル分注においては、径方向に並ぶ
2個の反応容器2に、血清または尿等の同一種類の同一
または異なるサンプルを分注するか、あるいは異なる種
類のサンプル、例えば、血清サンプルと尿サンプルを分
注する。また、試薬分注においては、径方向に並ぶ2個
の反応容器2で分析項目が異なる試薬を分注する。
【0013】その後、停止位置S3において、測光部1
0により、径方向に並ぶ2個の反応容器2内の被検液
を、それぞれ反応容器2を通して直列的に測光して、そ
の出力を演算装置11に供給し、測光後は、停止位置S
4において、洗浄装置12により被検液の廃棄および洗
浄を行って、次のサンプル分注に備えるようにする。
0により、径方向に並ぶ2個の反応容器2内の被検液
を、それぞれ反応容器2を通して直列的に測光して、そ
の出力を演算装置11に供給し、測光後は、停止位置S
4において、洗浄装置12により被検液の廃棄および洗
浄を行って、次のサンプル分注に備えるようにする。
【0014】図2は、測光部10の一例の構成を示すも
のである。測光部10は、光源13、スリット14、分
光素子15および受光素子列16を有し、光源13から
発せられ、ターンテーブル1の径方向に並ぶ2個の反応
容器(図2では、符号2a,2bで示す)を順次透過し
た光を、スリット14を経て分光素子15で分光し、そ
の分光された各波長の光を受光素子列16で受光して、
各波長の受光出力を演算装置11に供給するようにす
る。なお、光源13としては、例えば、連続スペクトル
を有する光を発するハロゲンランプを用いる。
のである。測光部10は、光源13、スリット14、分
光素子15および受光素子列16を有し、光源13から
発せられ、ターンテーブル1の径方向に並ぶ2個の反応
容器(図2では、符号2a,2bで示す)を順次透過し
た光を、スリット14を経て分光素子15で分光し、そ
の分光された各波長の光を受光素子列16で受光して、
各波長の受光出力を演算装置11に供給するようにす
る。なお、光源13としては、例えば、連続スペクトル
を有する光を発するハロゲンランプを用いる。
【0015】図2において、反応容器2aに収容されて
いる被検液17aの測定項目における測定波長をλ1、
その吸光度をAとし、反応容器2bに収容されている被
検液17bの測定項目における測定波長をλ2、その吸
光度をBとすると、受光素子列16の波長λ1の透過光
を受光する受光素子の出力から求まる吸光度C1は、図
3に示すように、C1=A+αB、となり、受光素子列
16の波長λ2の透過光を受光する受光素子の出力から
求まる吸光度C2は、C2=βA+B、となる。ここ
で、αおよびβは、各波長および測定項目について、予
め測定して求めることができるので、それを係数として
演算装置11に格納しておく。
いる被検液17aの測定項目における測定波長をλ1、
その吸光度をAとし、反応容器2bに収容されている被
検液17bの測定項目における測定波長をλ2、その吸
光度をBとすると、受光素子列16の波長λ1の透過光
を受光する受光素子の出力から求まる吸光度C1は、図
3に示すように、C1=A+αB、となり、受光素子列
16の波長λ2の透過光を受光する受光素子の出力から
求まる吸光度C2は、C2=βA+B、となる。ここ
で、αおよびβは、各波長および測定項目について、予
め測定して求めることができるので、それを係数として
演算装置11に格納しておく。
【0016】演算装置11では、受光素子列16の波長
λ1およびλ2の光を受光する受光素子の出力から求ま
る吸光度C1およびC2と、予め格納した係数αおよび
βとに基づいて、反応容器2aに収容されている被検液
17aの測定項目の濃度および反応容器2bに収容され
ている被検液17bの測定項目の濃度を求める。他の径
方向に並ぶ2個の反応容器についても、それぞれの測定
項目に対応する波長の吸光度および定数に基づいて、同
様にして濃度を求める。
λ1およびλ2の光を受光する受光素子の出力から求ま
る吸光度C1およびC2と、予め格納した係数αおよび
βとに基づいて、反応容器2aに収容されている被検液
17aの測定項目の濃度および反応容器2bに収容され
ている被検液17bの測定項目の濃度を求める。他の径
方向に並ぶ2個の反応容器についても、それぞれの測定
項目に対応する波長の吸光度および定数に基づいて、同
様にして濃度を求める。
【0017】このように、この実施例によれば、測光部
10に順次搬送される径方向に並ぶ2個の反応容器2に
ついて、それぞれ異なる測定項目を同時に測定すること
ができるので、多項目の分析を高速にでき、処理能力を
向上することができる。また、測光部10を2列の反応
ラインに共通に用いて、光源13から放射され、径方向
に並ぶ2個の反応容器を透過した光を受光するようにし
ているので、光学系を簡単にできると共に、各反応ライ
ン間のスペースも小さくでき、したがって装置全体を簡
単かつ小型・安価にできる。さらに、一つの反応容器2
で一つの項目を分析するので、従来使用されている試薬
をそのまま用いることができ、したがって測定項目が制
限されることもない。
10に順次搬送される径方向に並ぶ2個の反応容器2に
ついて、それぞれ異なる測定項目を同時に測定すること
ができるので、多項目の分析を高速にでき、処理能力を
向上することができる。また、測光部10を2列の反応
ラインに共通に用いて、光源13から放射され、径方向
に並ぶ2個の反応容器を透過した光を受光するようにし
ているので、光学系を簡単にできると共に、各反応ライ
ン間のスペースも小さくでき、したがって装置全体を簡
単かつ小型・安価にできる。さらに、一つの反応容器2
で一つの項目を分析するので、従来使用されている試薬
をそのまま用いることができ、したがって測定項目が制
限されることもない。
【0018】なお、この発明は、上述した実施例にのみ
限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能
である。例えば、上述した実施例では、同時に測定する
反応容器列を透過した光を、分光素子15で分光して受
光素子列16に入射させることにより、各波長の光を受
光するようにしたが、光源側において、例えば異なるフ
ィルタにより順次所望の波長の光を取り出して反応容器
列に入射させ、その透過光を共通の受光素子で受光する
よう構成することもできる。また、光源側において、例
えば異なるフィルタにより所望の複数の波長の光を同時
に取り出し、これらの光を光路を異ならせて同一の反応
容器列に同時に入射させて、それぞれの透過光を別々の
受光素子で受光するよう構成することもできる。
限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能
である。例えば、上述した実施例では、同時に測定する
反応容器列を透過した光を、分光素子15で分光して受
光素子列16に入射させることにより、各波長の光を受
光するようにしたが、光源側において、例えば異なるフ
ィルタにより順次所望の波長の光を取り出して反応容器
列に入射させ、その透過光を共通の受光素子で受光する
よう構成することもできる。また、光源側において、例
えば異なるフィルタにより所望の複数の波長の光を同時
に取り出し、これらの光を光路を異ならせて同一の反応
容器列に同時に入射させて、それぞれの透過光を別々の
受光素子で受光するよう構成することもできる。
【0019】さらに、上述した実施例では、反応ライン
を2列としたが、3列以上の場合でもこの発明を有効に
適用することができる。また、同時に測定する反応容器
列の一部が、空の場合や、洗浄液のみ、またはサンプル
のみ、あるいは試薬のみ収容されている場合でも、同様
に測定して、反応容器内の被検液の所望の濃度を測定し
たり、それと同時に、反応容器のブランク値や試薬ブラ
ンク値を測定することもできる。さらに、各反応ライン
に対するサンプルや試薬等の分注タイミングをずらし
て、複数の反応ラインで、被検液の各種項目や各種のブ
ランク値を順次測定することもできる。
を2列としたが、3列以上の場合でもこの発明を有効に
適用することができる。また、同時に測定する反応容器
列の一部が、空の場合や、洗浄液のみ、またはサンプル
のみ、あるいは試薬のみ収容されている場合でも、同様
に測定して、反応容器内の被検液の所望の濃度を測定し
たり、それと同時に、反応容器のブランク値や試薬ブラ
ンク値を測定することもできる。さらに、各反応ライン
に対するサンプルや試薬等の分注タイミングをずらし
て、複数の反応ラインで、被検液の各種項目や各種のブ
ランク値を順次測定することもできる。
【0020】また、上述した実施例では、反応容器をタ
ーンテーブルにより搬送するようにしたが、ベルトやス
ネークチェ−ンによって搬送するようにすることもでき
る。さらに、この発明は、生化学分析に限らず、免疫反
応による分析にも有効に適用することがてきる。
ーンテーブルにより搬送するようにしたが、ベルトやス
ネークチェ−ンによって搬送するようにすることもでき
る。さらに、この発明は、生化学分析に限らず、免疫反
応による分析にも有効に適用することがてきる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、同一
光路上に配列された被検液を収容する少なくとも2個の
測定容器に、それぞれの測定項目に対応する波長の光を
照射して、これら少なくとも2個の測定容器を順次透過
する光を波長毎に分離して受光し、その各測定波長の受
光出力に基づいてそれぞれの測定項目を同時に測定する
ようにしたので、光学系を簡単にできると共に、各反応
容器間のスペースも小さくでき、また従来使用されてい
る試薬をそのまま用いることができる。したがって、簡
単かつ小型、安価にできると共に、種々の項目を高速に
測定することができる。
光路上に配列された被検液を収容する少なくとも2個の
測定容器に、それぞれの測定項目に対応する波長の光を
照射して、これら少なくとも2個の測定容器を順次透過
する光を波長毎に分離して受光し、その各測定波長の受
光出力に基づいてそれぞれの測定項目を同時に測定する
ようにしたので、光学系を簡単にできると共に、各反応
容器間のスペースも小さくでき、また従来使用されてい
る試薬をそのまま用いることができる。したがって、簡
単かつ小型、安価にできると共に、種々の項目を高速に
測定することができる。
【図1】この発明の一実施例を示す図である。
【図2】図1に示す測光部の一例の構成を示す図であ
る。
る。
【図3】図1に示す実施例による測定例を説明するため
の図である。
の図である。
1 ターンテーブル1 2,2a,2b 反応容器 3 駆動装置 4 サンプラ 5 サンプル容器 6 サンプル分注器 7 試薬格納庫 8 試薬容器 9 試薬分注器 10 測光部 11 演算装置 12 洗浄装置 13 光源 14 スリット 15 分光素子 16 受光素子列 17a,17b 被検液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 正人 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 永田 隆 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山下 茂 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 同一光路上に配列した被検液を収容する
少なくとも2個の測定容器に、それぞれの測定項目に対
応する波長の光を放射する光源手段と、 これら少なくとも2個の測定容器を順次透過した光を、
波長毎に分離して受光する受光手段と、 この受光手段の出力に基づいて対応する測定項目を分析
する演算手段とを有することを特徴とする多項目同時測
定装置。 - 【請求項2】 前記測定容器は、ガラス、樹脂等の透明
材からなることを特徴とする請求項1記載の多項目同時
測定装置。 - 【請求項3】 前記光源手段は、連続スペクトルを有す
る光を放射することを特徴とする請求項1または2記載
の多項目同時測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7173474A JPH0921749A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 多項目同時測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7173474A JPH0921749A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 多項目同時測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0921749A true JPH0921749A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15961163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7173474A Pending JPH0921749A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 多項目同時測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0921749A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7256892B2 (en) | 2002-11-14 | 2007-08-14 | Arkray, Inc. | Measuring instrument and fluorometric method |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0365648A (ja) * | 1989-08-03 | 1991-03-20 | Japan Spectroscopic Co | 多波長検出器のデータ処理装置 |
JPH0526883A (ja) * | 1991-07-19 | 1993-02-02 | Nittec Co Ltd | 自動分析装置 |
JPH0534275A (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-09 | Jasco Corp | 流体成分測定装置 |
JPH0688782A (ja) * | 1992-09-07 | 1994-03-29 | Kurabo Ind Ltd | 濃度測定方法および濃度測定装置 |
-
1995
- 1995-07-10 JP JP7173474A patent/JPH0921749A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0365648A (ja) * | 1989-08-03 | 1991-03-20 | Japan Spectroscopic Co | 多波長検出器のデータ処理装置 |
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JPH0534275A (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-09 | Jasco Corp | 流体成分測定装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031021 |