WO2020116058A1 - 分析装置及び分析方法 - Google Patents

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Abstract

試料を精度よく分析する分析装置及び分析方法を提供する。本開示の分析装置は、試薬を収容する第1の反応容器と、試料及び前記試薬を収容する第2の反応容器と、前記第1の反応容器の光学的特性及び前記第2の反応容器の光学的特性を検出する検出部と、前記第1の反応容器の光学的特性をベースラインとして用いて、前記第2の反応容器中の前記試料の成分を分析する制御部と、を備える。

Description

分析装置及び分析方法
 本開示は、試料を分析する分析装置及び分析方法に関する。
 血液や尿等の生体試料に含まれるタンパク質、糖、脂質、酵素、ホルモン、無機イオン、疾患マーカー等を分析する臨床検査においては、一般に、検体及び試薬を反応容器に分注し、吸光、蛍光、発光、散乱光等の光学的特性の変化に基づいて検査項目を分析する。例えば血液自動分析装置においては、反応容器に対して血液と反応試薬を分注して十分に混合し、溶液の吸光度を測定することにより、検査項目であるグルコースやコレステロールのような所定の生体内物質の濃度測定を行なう。
 近年、臨床検査における測定項目数の増加に伴い、生体試料の少量かつ高感度な分析が求められている。これは、限られた量の検体からできる限り多くの分析項目を測定する必要があることや、知識の蓄積や技術の進歩により分析項目が変化し、微量物質の測定の必要性が生じてきたことが理由に挙げられる。少量かつ高感度な分析のニーズに合わせて、分析装置に用いられる反応容器に分注される反応溶液の微量化が進んでいる。
 臨床検査で用いられる自動分析装置は、一般に、複数の反応容器を順次移送しながら、各反応容器に生体試料を分注し、続いて試薬を分注・攪拌して測光した後、洗浄液で反応容器を洗浄して再利用する。所定のタイミングから生体試料と試薬の反応を開始させた後、洗浄前の所定のタイミングまでの間に生体試料と試薬が分注された反応容器が測光部を通過するごとに、光源からの光を反応容器に通過させ、吸光度などの測光データを取得する。
 反応容器の材質には、測光値ノイズが少なく光透過性の高い石英ガラスや樹脂が広く用いられる。繰り返し使用する反応容器の場合、測光時に個々の反応容器のキズや汚れなどの異物がノイズとして検出されてしまうことが多いため、通常、空の反応容器もしくは精製水を収容した反応容器の測光値をベースラインとして測定した後で、精製水が入っている場合には精製水を取り除き、生体試料と試薬を同じ反応容器に分注して測光する。
 例えば、特許文献1には、精製水を収容した容器を透過する光量を測定し、この測定値を容器個々の原点吸光度(ベースライン値)とする自動分析装置が開示されている。
 特許文献2においては、出力変動の大きい光源を使用した場合であっても、液体試料の光学的特性を高い信頼性の下に測定することが可能な自動分析装置として、測光センサを用いて液体を保持した反応容器を透過した光束の測定値を補正することが提案されている。
 さらに、特許文献3には、データ補正により測定値の信頼性を上げる技術として、光吸収のない所定の溶液で測定した入力光量Ioと、試料と試薬とを混合して反応時間Tが経過した反応液を測定した透過光量Iとにより反応液の吸光度Aを測定する際、Io測定直前に透過率一定部位で測定した光量Iboと、I測定直前に透過率一定部位で測定した光量Ibとで、入力光量をIo'=Io×(Ib/Ibo)と補正し、A=log(Io'/I)として反応液の吸光度Aを求めることが開示されている。
特開2000-65744号公報 特開2007-322246号公報 特開2012-255727号公報
 しかしながら、極微量の反応溶液に対する光学的分析では、上記従来例のように、測光ベースライン値を測定する際に反応容器に精製水を入れると、反応容器が小さいために精製水を完全に取り除けず水残りが生じてしまう。
 特許文献1の方法においては、測定ごとに出力が変動してしまう光源を使用するとき、容器ごとに原点吸光度が変化してしまうことから、測光値の信頼性が低くなることが考えうる。また、特許文献2及び3に記載の分析装置においては、ベースライン測定からの時間差によって光源の光量ばらつきが増して、分析精度が悪くなる虞がある。
 また、容量が50マイクロリットル以下の微量容量の反応容器を用いた分析においては、キズや成形加工差と比較して、上記のような水残りや測光時間差の方が分析精度へ大きな影響を与える可能性が高い。
 そこで、本開示は、試料を精度よく分析する分析装置及び分析方法を提供する。
 本開示の分析装置は、試薬を収容する第1の反応容器と、試料及び前記試薬を収容する第2の反応容器と、前記第1の反応容器の光学的特性及び前記第2の反応容器の光学的特性を検出する検出部と、前記第1の反応容器の光学的特性をベースラインとして用いて、前記第2の反応容器中の前記試料の成分を分析する制御部と、を備えることを特徴とする。
 本開示に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、本開示の態様は、要素及び多様な要素の組み合わせ及び以降の詳細な記述と添付される特許請求の範囲の様態により達成され実現される。
 本明細書の記述は典型的な例示に過ぎず、本開示の特許請求の範囲又は適用例を如何なる意味に於いても限定するものではないことを理解する必要がある。
 以上のように、本開示の構成によれば、試料を精度よく分析することができる。
 上記以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
第1の実施形態に係る分析装置の構成を示す模式図である。 色調部の例を示す模式図である。 複数の反応容器に検体及び試薬が分注された状態を示す模式図である。 複数の反応容器に検体及び試薬が分注された状態を示す模式図である。 単一又は複数の反応容器に対して測光領域の異なる照射光が入光する様子を示す模式図である。 第1の実施形態に係る分析方法の一例を示すフローチャートである。 比較例1及び実施例1における吸光度の測定結果を示す図である。
 図1は、第1の実施形態に係る分析装置100の構成を示す模式図である。図1に示すように、分析装置100は、制御部101、反応容器保持部102、光照射部104及び受光部105(測定部)、検体分注部106、並びに試薬分注部108を備える。
 反応容器保持部102は、複数の反応容器103を保持し、図示しないアクチュエータ等により、例えば平面方向に沿った移動方向203に移動可能に構成される。反応容器保持部102は中心軸のまわりに回転可能な円盤状であってもよく、この場合、例えば反応容器保持部102の周方向に沿って複数の反応容器103を配列することができる。
 反応容器103の材質として、検出光に応じて光学的に透明な材質を採用することができる。具体的には、反応容器103の材質は、例えば石英ガラスや樹脂等である。反応容器103が樹脂製である場合、複数の反応容器103を一体成型することができ、これにより、複数の反応容器103間での成形誤差が小さくなるという利点がある。反応容器103の材質に用いられる樹脂としては、例えばポリスチレンやポリメチルメタクリレート等が挙げられる。
 検体分注部106は、検体分注ノズル107を有し、検体(試料)を反応容器103へ分注する。検体は、例えば血液や尿等の生体試料や、生体試料に所定の前処理を施した溶液などである。試薬分注部108は、試薬分注ノズル109を有し、試薬を反応容器103へ分注する。
 光照射部104は、測光方向301に沿って、すなわち反応容器103の側面に向かって光を照射する光源を有する。受光部105は、例えば光電子増倍管やフォトダイオード等の光センサ(図示せず)を有し、反応容器103の透過光、吸光、蛍光、発光、散乱光等の光学的特性を検出し、測光値を測定する。受光部105は、測光値を制御部101へ出力する。
 光照射部104及び受光部105による光の照射及び検出は、所定のタイミングで所定の時間行われる。例えば、光照射部104により連続的に光を照射し、かつ反応容器保持部102を連続的に駆動して、受光部105は、光照射部104と受光部105との間の光の強度の変化を検出するようにしてもよい。これにより、光照射部104と受光部105との間を通過する反応容器103の測光を連続的に行うことができる。測光したい反応容器103を、その都度光照射部104と受光部105との間に移動させて反応容器保持部102を停止し、測光を行ってもよい。
 制御部101は、分析装置100全体の制御を行うコンピュータであり、反応容器保持部102、光照射部104、受光部105、検体分注部106、試薬分注部108、撮像部110の駆動を制御する。また、制御部101は、受光部105から測光値を受信して、各種データ処理を行い、検体中の特定成分の濃度や特性等を分析する。
 受光部105は、複数の反応容器103を撮像可能に構成された撮像部110を備えていてもよい。受光部105は、撮像部110により撮像された画像データに基づいて、反応容器103の透過光、吸光、蛍光、発光、散乱光等を検出し、測光値を測定してもよい。また、撮像部110は、撮像した画像データを制御部101に出力して、制御部101は、画像データに基づいて、各反応容器103の色調から特定成分の濃度を判断してもよい。図1においては、撮像部110が受光部105に搭載される構成を一例として示したが、撮像部110の位置は、複数の反応容器103を撮像可能な位置であればよく、任意の場所に変更可能である。
 例えば複数の反応容器103間の隙間や、反応容器保持部102など、撮像部110により撮像可能な位置に、反応容器103の光学的特性の基準となる色調が記された色調部を設け、撮像部110により複数の反応容器103とともに色調部を撮像するようにしてもよい。この場合、制御部101は、色調部の色調と、撮像された画像データにおける反応容器103の色調とを比較して、特定成分の分析を行うことができる。
 図2は、色調部の例を示す模式図である。色調部としては、例えば、検出対象物質の濃度ごとに反応溶液の色が変化する場合は、図2(a)に示すように、既知濃度における反応溶液の色調を表すカラースケールを用いることができる。また、図2(b)に示すように、検体中に検出対象物質が含まれるか否か、すなわち検出項目が陽性か陰性かを判断する場合には、陽性及び陰性の場合の色調を示す線を色調部とすることができる。さらに、図示は省略しているが、試薬及び既知濃度の検体を分注した反応容器103を設けて、これを色調部として用いてもよい。
 分析装置100は、反応容器103の温度を調節する温調機構(図示せず)を備えていてもよい。温調機構により、生体試料である検体にとって最適な温度に維持することで、測定の精度を向上することができる。
 分析装置100は、反応容器103に分注された溶液を攪拌する攪拌機構(図示せず)を備えていてもよい。なお、攪拌機構を設ける代わりに、検体分注ノズル107や試薬分注ノズル109を用いて溶液の攪拌を行ってもよい。
 以下、制御部101の動作の一例を説明する。まず、ユーザーは、分析装置100による分析前に予め反応容器保持部102に反応容器103を保持させておく。なお、制御部101が、反応容器103を移動可能な3軸ロボット等(図示せず)を駆動して、反応容器保持部102に反応容器103を設置してもよい。
 制御部101は、試薬分注部108により試薬を分注可能な位置(試薬分注部108の可動域)に所定の反応容器103a(第1の反応容器)が位置するように、反応容器保持部102を所定の位置まで移動させる。制御部101は、試薬分注部108を駆動して、試薬分注ノズル109により所定量の試薬を反応容器103aに分注する。なお、試薬の経時変化が無い場合には、反応容器保持部102に反応容器103を保持させる際に、予めに試薬が導入されている反応容器103を保持させてもよい。
 次に、制御部101は、反応容器保持部102を駆動して、反応容器103aが光照射部104と受光部105を結ぶ線上に入る位置に移動させる。その後、制御部101は、光照射部104を駆動して、反応容器103aの側面に光を照射する。受光部105は、反応容器103aの透過光や散乱光を検出し、制御部101に出力する。後述するように、試薬のみが分注された反応容器103aの測光値を、試料の光学的特性のベースラインとする。
 次に、制御部101は、検体分注部106により検体を分注可能な位置(検体分注ノズル107の可動域)に所定の反応容器103b(第2の反応容器)が位置するように、反応容器保持部102を所定の位置まで移動させる。制御部101は、検体分注部106を駆動して、検体分注ノズル107により所定量の検体を反応容器103bに分注する。
 次に、制御部101は、試薬分注部108を駆動して、検体が分注された反応容器103bに対し、試薬を分注して、反応溶液を得る。制御部101は、例えば試薬分注部108の試薬分注ノズル109を反応容器103b内で回転させることで、反応容器103b内の反応溶液を攪拌する。その後、制御部101は、反応容器保持部102を駆動して、反応容器103bが光照射部104と受光部105を結ぶ線上に入る位置に移動させ、光照射部104を駆動して、反応容器103bの側面に光を照射する。受光部105は、反応容器103bの吸光度や発光強度等の光学的特性を検出し、制御部101に出力する。
 制御部101は、反応容器103aの測光値(試薬ブランク)をベースラインとして、検体を含む反応容器103bの測光値を算出し、検体中の特定成分の濃度を分析する。制御部101は、図示しない表示部に分析結果を表示したり、記憶部に記憶したりしてもよい。
 ここで、検体が分注される反応容器103bの位置は、試薬のみが分注される反応容器103aの近傍とすることができる。反応容器103a及び103bは、隣接して配置してもよい。例えば複数の反応容器103が樹脂製であり、一体成型されている場合、各反応容器103が微量容量であれば、表面のキズの状態や成型加工の加工差が隣接する反応容器103でほぼ同じであるため、測光値のベースライン値が極めて近しくなる。これにより、分析精度を向上することができる。なお、微量容量とは、50マイクロリットル以下の溶液量を指し、より好適には、20マイクロリットル以下の容量を指す。
 反応容器103のサイズが微量であると、試薬の使用量は従来と同等、もしくは、従来よりも少なくなるため経済的である。反応容器103は使い捨て(ディスポーザブル)である場合、本実施形態の分析装置100において使用する反応容器103の数が増えると考えられるが、反応容器103のサイズが小さいため、反応容器103の材料費は従来と同等程度と想定される。
 また、試薬のみが分注される反応容器103aと、試薬及び試料が分注される反応容器103bとを、撮像部110が同時に撮像可能な範囲に配置することもできる。これにより、反応容器103a及び103bの測光時間に差が生じず、光照射部104からの照射光量のばらつきがなくなるため、分析精度を向上することができる。
 図3は、複数の反応容器103に検体及び試薬が分注された状態を示す模式図である。図3(a)に示すように、制御部101は、試薬分注部108を駆動して、反応容器103aに試薬201を分注し、検体分注部106を駆動して、反応容器103aに隣接する反応容器103bに生体試料202を分注する。また、空の反応容器103cが反応容器103bに隣接して配置されるようにしてもよい。その後、図3(b)に示すように、制御部101は、試薬分注部108を駆動して、生体試料202が分注された反応容器103bに対し、試薬201を分注して、反応溶液204を得る。これにより、制御部101は、反応容器103a(試薬ブランク)の測光値をベースラインとして、反応溶液204の測光値を算出することができる。なお、さらに空の反応容器103cの測光値を測定して、反応溶液204の測光値やベースラインの補正を行ってもよい。
 図4は、複数の反応容器103に検体及び試薬が分注された状態の他の例を示す模式図である。図4に示す例においては、反応容器103a及び103bは隣接せず、空の反応容器103cを挟むように配置されている。その他の点は図3と同様であるため、説明を省略する。また、図示は省略しているが、空の反応容器103cを設けずに、反応容器103a及び103bが交互に配置されるように、試薬及び生体試料を分注してもよい。
 図5は、光照射部104による光の照射方法を示す模式図である。図5(a)は、単一の反応容器103に対し光を照射する例を示す。図5(a)に示すように、光照射部104は、反応容器103の側面の測光領域302aに対し、該測光領域302aに垂直な測光方向301に沿って光を照射する。なお、測光方向301は、反応容器103の側面に垂直な方向でなくてもよい。
 制御部101は、光照射部104により光を照射する際に、反応容器保持部102の駆動を都度停止させてもよいし、反応容器保持部102を駆動しながら光を照射してもよい。
 図5(b)は、複数の反応容器103に対し同時に光を照射する例を示す。図5(b)においては、光照射部104は、2つの反応容器103a及び103bに跨る測光領域302bに対し、該測光領域302bに垂直な測光方向301に沿って光を照射する。このとき、受光部105は、光が照射された反応容器103a及び103bの光学的特性を同時に検出する。
 このように、試薬のみが分注される反応容器103aと、試料及び試薬が分注される反応容器103bとを測光領域302bに配置することで、反応容器103a及び103bを同時に測光することができる。これにより、ベースラインとなる反応容器103aと試料を含む反応容器103bとの測光タイミングの時間差をなくすことができるため、光源の出力変動ばらつきの影響を抑制し、分析精度を向上することができる。
 なお、光照射部104が光を照射可能な測光領域302bに位置する反応容器103の数は、2つに限定されず、任意の数とすることができる。また、1つの反応容器103に対し1組の光照射部104及び受光部105を設けるようにし、一度に測定を行う反応容器103の数だけ、光照射部104及び受光部105の組を設けてもよい。
 図5(b)の例のように、複数の反応容器103に同時に光を照射して測光する場合、制御部101は、同時に検出される複数の測光値を比較して、個々の反応容器103に異常がないかを検知してもよい。このとき、例えば複数の反応容器103の測光値のうち、正常な値の範囲外であるものを異常であると判断する。
 図6は、本実施形態の分析装置100による分析方法の一例を示すフローチャートである。以下において、複数の反応容器103が一列に配列するように反応容器保持部102が構成され、各反応容器103の配列順に番号が割り当てられ、奇数番号の反応容器103aに試薬のみを導入し、偶数番号の反応容器103bに試薬及び試料を導入する場合について説明する。
 まず、ユーザーは、分析装置100による分析前に予め反応容器保持部102に反応容器103を保持させておき、図示しない電源等により分析装置100の動作を開始させる。
 ステップS1において、制御部101は、反応容器103が反応容器保持部102に設置されていることを確認して、動作を開始する。このとき、制御部101は、記憶部に各反応容器103の番号及び位置を記憶する。なお、各反応容器103の番号及び位置は、予め記憶されていてもよい。
 ステップS2において、制御部101は、検体分注部106の可動域に偶数番号の反応容器103bが位置するように反応容器保持部102を駆動し、その後検体分注部106を駆動して、偶数番号の反応容器103bに対し、所定量の生体試料を分注する。
 ステップS3において、制御部101は、試薬分注部108の可動域に奇数番号の反応容器103aが位置するように反応容器保持部102を駆動し、その後試薬分注部108を駆動して、奇数番号の反応容器103aに対し、所定量の試薬を分注する。
 ステップS4において、制御部101は、試薬分注部108の可動域に偶数番号の反応容器103bが位置するように反応容器保持部102を駆動し、その後試薬分注部108を駆動して、偶数番号の反応容器103bに対し、所定量の試薬を分注する。
 ステップS5において、制御部101は、試薬分注部108を駆動して、偶数番号の反応容器103bを攪拌して、生体試料と試薬とを反応させる。本ステップにおいて、試薬分注ノズル109により反応溶液を吸引して吐出することにより、反応溶液を攪拌してもよい。試薬分注ノズル109を反応容器103b内で回転させることにより、反応溶液を攪拌してもよい。また、試薬分注ノズル109を用いる代わりに、攪拌手段を駆動して反応溶液を攪拌してもよい。
 ステップS6において、制御部101は、反応容器103bの攪拌が十分であるか否かを判断する。本ステップにおいて、制御部101は、光照射部104及び受光部105を駆動して反応容器103bを測光させ、測光値から攪拌が十分であるかを判断することができる。また、制御部101は、撮像部110を駆動して反応容器103bを撮像させ、画像データを受信し、画像データの色調から攪拌が十分であるかを判断してもよい。
 攪拌が十分ではない場合(No)、ステップS5に戻り、制御部101は、試薬分注部108を駆動して、再度反応容器103bの攪拌を行う。
 攪拌が十分である場合(Yes)、ステップS7に移行し、制御部101は、光照射部104及び受光部105を駆動する。光照射部104は、奇数番号の反応容器103a及び偶数番号の反応容器103bに対し同時に光を照射し、受光部105は、これらの光学的特性を検出する。受光部105は、検出結果を制御部101に出力する。
 ステップS8において、制御部101は、受光部105から検出結果を受信して、奇数番号の反応容器103aをベースラインとして、偶数番号の反応容器103bの測光値を算出する。
 ステップS8において、制御部101は、偶数番号の反応容器103bの測光値から、生体試料中の特定成分の濃度を分析し、動作を終了する。このとき、分析結果を表示部(図示せず)に出力してもよい。
 以上、試薬のみが分注される反応容器103aを奇数番号とし、試薬及び生体試料が分注される反応容器103bを偶数番号として、これらが隣接して配置される例を説明したが、反応容器103a及び103bの配置はこれに限定されない。例えば、2つおきに空の反応容器104cを設けてもよい。
 以上のように、本実施形態に係る分析装置及び分析方法は、試薬のみを収容する第1の反応容器と、試薬と試料を収容する第2の反応容器とを近接して保持し、第1の反応容器をベースライン値として、第2の反応容器の測光値を求め、生体試料中の成分を分析する。このような構成を有することにより、精製水などの液体でベースラインを測定してから液体を除去し、そこに試料を分注して測光する従来の方法と比較して、ベースラインと試料との測光タイミングの時間差をほとんどなくすことができるため、光源の出力変動ばらつきの影響を抑制し、試料中の成分濃度を精度良く算出できる。
 また、本実施形態においては、従来の方法のように、ベースライン用の液体の液残りによって試料や試薬が希釈されることがないため、分析値のばらつきを小さくすることができる。
 以下、本実施形態の比較例及び実施例を説明する。
<比較例1>
 まず、反応容器103の材質として、可視光波長で光学的に透明な樹脂製とし、18個の反応容器103が一列に配列するように一体成型した。各反応容器103に収容される溶液量は30μLとし、各反応容器103の光路長の設計は2mmとした。反応容器103の番号を配列順に1番~18番とする。
 比較例1においては、ベースライン値の測定のため、精製水に色素(オレンジG)を添加したオレンジG水溶液を各反応容器103に分注して、光照射部104及び受光部105により測光した。その後、各反応容器103からオレンジG水溶液を除去して、測定対象となる吸光溶液(サンプル)を分注し、光照射部104及び受光部105により測光した。測光は、波長470nm及び波長600nmの光をそれぞれ反応容器103に照射して行った。制御部101は、照射光の波長が470nm、600nmの場合それぞれについて、オレンジG水溶液によるベースライン値を用いて吸光溶液の吸光度を算出し、上記2波長の吸光度の差分を算出した。
 図7(a)は、比較例1における吸光度の測定結果を示すグラフである。図7(a)においては、2番~16番の反応容器103における上記2波長の吸光度の差分をプロットしている。これらのプロットに対し、測光ばらつき(CV値、coefficient of variation)を算出すると、2.24%であった。
<実施例1>
 実施例1においては、比較例1と同様にして1番~18番の反応容器103を準備し、奇数番号の反応容器103に試薬に見立てた液体(精製水)を分注し、偶数番号の反応容器103に吸光溶液を分注した。反応容器保持部102を駆動して、1番~18番の反応容器103の順に光照射部104と受光部105との間を通過させ、測光を連続で行った。
 偶数番号の反応容器103の吸光度は、直前の奇数番号の反応容器103の測光値をベースラインとして算出した。以上の測光を、照射光の波長が470nm、600nmの場合それぞれについて行い、上記2波長の吸光度の差分を算出した。
 図7(b)は、実施例1における吸光度の測定結果を示すグラフである。図7(b)においては、2番~16番の反応容器103における上記2波長の吸光度の差分をプロットしている。これらのプロットに対し、測光ばらつき(CV値)を算出すると、1.94%であった。
 以上のように、隣接する反応容器103の測光値をベースラインとして測定することで、比較例1と比較して測光ばらつきが小さくなり、高精度に吸光溶液の分析ができることが分かった。
[変形例]
 本開示は、上述した実施形態に限定されるものでなく、様々な変形例を含んでいる。例えば、上述した実施形態は、本開示を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備える必要はない。また、ある実施形態の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることもできる。また、各実施形態の構成の一部について、他の実施形態の構成の一部を追加、削除又は置換することもできる。
 100…分析装置
 101…制御部
 102…反応容器保持部
 103…反応容器
 104…光照射部
 105…受光部
 106…検体分注部
 107…検体分注ノズル
 108…試薬分注部
 109…試薬分注ノズル
 110…撮像部
 201…試薬
 202…生体試料
 203…反応容器保持部の移動方向
 204…反応溶液
 301…測光方向
 302a、302b…測光領域

Claims (15)

  1.  試薬を収容する第1の反応容器と、
     試料及び前記試薬を収容する第2の反応容器と、
     前記第1の反応容器の光学的特性及び前記第2の反応容器の光学的特性を検出する検出部と、
     前記第1の反応容器の光学的特性をベースラインとして用いて、前記第2の反応容器中の前記試料の成分を分析する制御部と、を備えることを特徴とする分析装置。
  2.  請求項1の分析装置において、
     前記検出部は、前記第1の反応容器の光学的特性及び前記第2の反応容器の光学的特性を同時に検出することを特徴とする分析装置。
  3.  請求項1の分析装置において、
     前記第2の反応容器が、前記第1の反応容器の近傍に配置されることを特徴とする分析装置。
  4.  請求項1の分析装置において、
     前記第2の反応容器が、前記第1の反応容器に隣接して配置されることを特徴とする分析装置。
  5.  請求項1の分析装置において、
     前記第1の反応容器の容量及び前記第2の反応容器の容量が、0μLより多く100μL未満であることを特徴とする分析装置。
  6.  請求項1の分析装置において、
     前記検出部は、少なくとも一組の光照射部及び受光部を備えることを特徴とする分析装置。
  7.  請求項1の分析装置において、
     前記第1の反応容器及び前記第2の反応容器を撮像する撮像部をさらに備えることを特徴とする分析装置。
  8.  請求項7の分析装置において、
     前記第1の反応容器及び前記第2の反応容器が、前記撮像部の撮像範囲内に配置されることを特徴とする分析装置。
  9.  請求項7の分析装置において、
     前記検出部は、前記撮像部により撮像された画像の色調に基づいて、前記第1の反応容器の光学的特性及び前記第2の反応容器の光学的特性を検出することを特徴とする分析装置。
  10.  請求項7の分析装置において、
     前記撮像部は、前記第1の反応容器及び前記第2の反応容器とともに、前記光学的特性の基準となる色調部を撮像し、
     前記制御部は、前記色調部の光学的特性と、前記第2の反応容器の光学的特性とを比較することにより、前記第2の反応容器中の前記試料の成分を分析することを特徴とする分析装置。
  11.  請求項1の分析装置において、
     前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記第1の反応容器及び前記第2の反応容器の異常をさらに検知することを特徴とする分析装置。
  12.  請求項1の分析装置において、
     前記第1の反応容器及び前記第2の反応容器が樹脂製であり一体成型されていることを特徴とする分析装置。
  13.  試薬を収容する第1の反応容器と、試料及び前記試薬を収容する第2の反応容器と、前記第1の反応容器の光学的特性及び前記第2の反応容器の光学的特性を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて、前記第2の反応容器中の前記試料の成分を分析する制御部と、を有する分析装置を準備するステップと、
     前記検出部が、前記第1の反応容器の光学的特性及び前記第2の反応容器の光学的特性を検出するステップと、
     前記制御部が、前記第1の反応容器の光学的特性をベースラインとして用いて、前記第2の反応容器中の前記試料の成分を分析するステップと、を含むことを特徴とする分析方法。
  14.  請求項13の分析方法であって、
     前記分析装置を準備するステップにおいて、
     前記試薬が収容された前記第1の反応容器を前記分析装置に設置し、前記第2の反応容器に前記試薬及び前記試料を分注することを特徴とする分析方法。
  15.  請求項13の分析方法であって、
     前記分析装置を準備するステップにおいて、
     前記第1の反応容器及び前記第2の反応容器を前記分析装置に設置し、前記第2の反応容器に前記試料を分注した後、前記第1の反応容器及び前記第2の反応容器に前記試薬を分注することを特徴とする分析方法。
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