JPH0477668A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JPH0477668A
JPH0477668A JP19067490A JP19067490A JPH0477668A JP H0477668 A JPH0477668 A JP H0477668A JP 19067490 A JP19067490 A JP 19067490A JP 19067490 A JP19067490 A JP 19067490A JP H0477668 A JPH0477668 A JP H0477668A
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JP
Japan
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reagent
value
absorbance
reaction
automatic analyzer
Prior art date
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Pending
Application number
JP19067490A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Wakatake
孝一 若竹
Hidehiko Fujioka
秀彦 藤岡
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Nittec KK
Original Assignee
Nittec KK
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Publication date
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Publication of JPH0477668A publication Critical patent/JPH0477668A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、生化学的分析や免疫学的分析等を行う自動
分析装置に係り、特に、測定値に対するブランク補正の
信頼性を向上させることかできる自動分析装置に関する
(従来技術) 周知のように、この種の自動分析装置は、所定タイミン
グで移送される複数の反応容器に検体や試薬を分注して
反応させた後、この吸光度値Tt測定して反応状態を分
析するように構成されている。
従来のかかる自動分析装置においては2例えば、第5図
の処理フローに示すように、反応容器(キュベツト)に
、水を入れてその吸光度を測定(セルフランク測定)し
、排水後、検体(サンプル)・第1゛試薬(R+ ’)
の順に分注な行ってこれらを攪拌し、所定タイミンクで
吸光度測定を行ってから第2試薬(R2)を分注して再
び撹拌し、この第2試薬に基づく主反応を所定タイミン
グ(例えば20sec間隔)て測定してから測定結果を
プリントアウトし、排液を行って処理を終rするという
工程を経ていた。
そして、このような測定方法としては、従来、吸光度値
を求めるエンド法と吸光度変化値を求めるレート法とか
知られており、第6図に示すように、エンド法では吸光
度(濃度)が時間経過とともに増加し、レート法ては吸
光度変化量が時間とともに減少するという傾向を呈する
ところで、このような吸光度測定を行う際には試薬自身
のもつ吸光度をキャンセルしないと、検体の正しい濃度
値を求めることかできない、特に濃度を直接束めるエン
ド法では、この試薬プランクデストか重要になる。そし
て、従来の自動分析装置ては、反応試験を行う前に予め
試薬の吸光度値を求めておき、この値を反応試験の測定
結果からキャンセルすることにより試薬フランク補正と
していた。
つまり、測定吸光度Awは理論的に。
Am  = As  ” ASR+ARR+ Ace(
但し、Asは真の検体濃度値、A5.%は検体ブランク
値、ARRは試薬ブランク値。
Ac1はセルフランク値である。) て表され、この試薬ブランク偵を一定と仮定することに
より、ブランク補正か行われていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この種の自動分析装置にあっては、室内
の温度変化、光源ランプの光量変動、試薬の化学的変質
等が実際の分析の時間内で発生するため、これらに起因
して試薬自身の吸光度か変動するにも拘らず、L記従来
装置ては試薬ブランク値を一定に設定していたため、試
薬自身の吸光度変化が結果(mに直接乗ってしまうこと
になり、結果値が不11:確となるばかりか、測定結果
にばらつきが生して分析精度の信頼性を損なうという問
題な南していた。4、シに、免疫検査や薬物検査等、感
度の低い定是分析における精度向上を図ろうとする場合
2かかる従来の手段を用いた場合には検査そのものが焦
意味になりかねない、という問題を41していた。
この発IIIは、かかる現状に鑑み創案されたものてあ
って、七の目的とするところは、試薬自身の吸光度か変
動しても結果値からこの変動分を自動的にキャンセルし
、測定結果の正確性、信頼性を大幅に向上させることか
できる「J動分析装釘を提供しようとするもの°Cある
(課題を解決するための1段) 上記目的を達成するため、この発明に係る「J動分析装
置は、各反応容器に試薬を分注した後直ちにその吸光度
値を測定し、該測定値をフランク補正の係数イめとする
ことを特徴とするものである。
(作用) それ故、この発明によれば、第1試薬分注後、すぐにそ
の吸光度を測定し、これを第1試薬ブランクq1とする
一方、第2試薬分注後も直ちに吸光度を測定して第2試
薬ブランク値とする。第3試薬がある場合も同様である
。各反応容器に対する試薬の分注はそれぞれ時間のずれ
を伴っているから、この時間のずれの間に生じている各
反応容器中の試薬ブランク変動は、各容器ごとのブラン
ク測定により個別的にキャンセルすることかできる。
(実施例〕 以下、添付図面に示す一実施例に基き、この発154を
詳細に説明する。
この実施例に係る自動分析装置は、例えば。
第2図に示すような円形の反応デープル1に複数の反応
容器2を配列し、この反応テーブル1を所定タイミング
で図中矢印方向に回転駆動し1発光装213から反応容
器2に光を照射してその透過光を受光装置4にて分光し
、波長ごとに電圧レベルを検出して吸光度値を測定する
ものであり、符号Sの位置て反応6器2に検体をサンプ
リングし、R1の位置て第1試薬を分注し、K、の位置
でこれら検体と第1試薬とを攪拌する。
また、第2試薬を用いる場合には、符号R,の位置て第
2試薬を分注し2に、の位置て第2試薬の入った反応液
を撹拌する。
第3図はl試薬エンド法における吸光度値変化を、m4
図は2試薬エンド法における吸光度値変化を夫々示すも
のてあり、検体に試薬を分注して反応を開始させると、
時間経過とともに吸光度値は図示の如くl二昇する。
ところで、従来の自動分析装置では、S→R8→に1の
順H:て反応8器2を移動させていた。
即ち、S位置にて検体サンブリンク→反応容器2を(l
サイクル−1スデツプ)分だけ回転しその間に測光→R
,位置で第1試薬分住→回転し測光→に1位置にて撹拌
→回転し測光、という順序て処理を進めていたが、この
発明に係る実施例装置では、第1図(a)〜(e)に示
すように。
R7→S→に、の順に反応容器2を移動させる。
即ち、ある反応容器Aに着目すると、この反応容器Aは
まず2ステップ左回転されてR1位置に移され、ここて
第1試薬を分注される(a→b)。
次いで回転、測光を受は試薬ブランク値を測定されてか
らS&置に移され、ここで検体サンプリングを受ける(
b→c)。
次いで、上記反応容器Aはさらに回転され、吸光度測定
されて、該反応容器Aはに8位置にて攪拌される(C→
d)、このとき反応容器BはR4位置にあり、ここで第
1試薬を分注された後、再び1回転され測光される(d
−”e)、このときは反応容器Aとともに反応容器Bも
吸光度測定がなされ、その値が反応容器Bについての第
1試薬のブランク値となる。
次いで反応容器AはR,位置に戻るが、このとき反応容
器Aに対しては何らの処理もなされず、反応容器Bに検
体がサンプリングされ(e)、以下同様の処理か実行さ
れていく。
第2試薬を分注する場合、従来装置ては試薬の分汀→回
転、測光−撹拌という順序て測定処理を進めたか、この
実施例に係る自動分析装置の場合には、試薬分注後、直
ちに第2試薬のフランク値を求める必要かあるのて、試
薬分注→攪拌→回転1泗光という順序で処理を進める。
直ちに撹拌しなければ試薬自身の吸光度値を得られない
からである。
従って、第1図(f)〜(j>に示すように。
反応容器AかR3位置に来たときに第2試薬を分注し、
次いでlステップ左回転して反応容器Aをに2位置へと
移し、そこて攪拌する(f→g→h)。そして、反応テ
ーブル1を1サイクル回転し、その間に反応容器Aにつ
いて吸光度値を測定する。
1す1′クル回転によって反応容器Aは再びに7位置に
戻るが1反応容器Aに対する処理動作はなく、R2位置
にある反応容器Bに第2試薬か分注され(i)、1ステ
ップ左回転させて反応容器Bをに2位置に移し、そこて
攪拌して(i→j)、この反応容器Bについて試薬ブラ
ンク値を求める。第3試薬を使用する場合もこれと同様
の測定処理を行う。
第3図に示すように、1試薬エンド法における吸光度値
は、第1試薬分注時に当該試薬の吸光度(A□IIりが
求められ、これか試薬ブランク値であるから、結果値A
llは、 A、l=A、−A工7,8 となる。
ここで、A、は最終吸光度値てあり、またA&l□ゎは
より厳密にいうと、反応容器2のブランク値(セルブラ
ンク値)Ac*と試薬自身のフランク値A 、、、の両
者を含むもので、 A @pB21= A 111B + A el+であ
る。
第4図に示す2試薬エンド法においては、結果値、A+
+は、 A @ = A M  A watesによって求めら
れる。理論的に、 A Maza= A sll+ A I2R+ A c
aである。As1.は検体ブランク値、Al12Rは第
2試薬のブランク値、ACRはセルブランク値である。
このように本自動分析装置によれば、ii試薬分注後の
吸光度測定ghAM、llBにはセルブランク値ACR
か含まれているから、従来装置のように予めセルフラン
ク値を測定して差引かなくても反応試験開始と同時に各
反応容器のセルブランクをキャンセルすることか可能に
なる。
従来のセルブランク測定は、洗浄段階で水はりされた反
応容器2の吸光度を測定することにより行われており、
往水によって気泡が発生しているなど測定値にばらつき
か生したが1本自動分析装置によればかかる影響を受け
ることなく容器ごとに正確なセルブランク値をキャンセ
ルすることがOf能となり、また、セルブランク測定の
煩雑さがなくなるという効果もある。
また、第2試薬分注後の吸光度測定値A1゜6には5検
体ブランク値A5Bが含まれているから2これについて
も予め測定する必要がなくなり測定システムを簡略化す
ることが可能となる。
〔発明の効果〕
以り説明したように、この発明に係る自動分析装置によ
れば、各反応容器に試薬を分注して直ちに吸光度値を測
定し、これをブランク値とするため、試験中の時間経過
による試薬の化学的変化や実験室内温度の変化及び発光
装置の光量変化等に伴う試薬ブランク値の変動かあった
としても、各容器ごとにブランク値を個別に測定し、こ
れを最終吸光度値から除くことがてきるため、各反応容
器における最終結果値の信頼性が向上し、特に、感度の
低い検査に対する測定精度を大幅に向上することができ
る等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る自動分析装置の測定
処理過程を示す流れ図、第2図は自動分析装置の反応系
を示す図、第3図及び第4図は吸光度変化例を示すグラ
フ図、第5図は従来の自動分析装置の処理フロー図、第
6図はレート法及びエンドポイント法における吸光度変
化例を示すグラフ図である。 (符号の説明)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 各反応容器に試薬を分注した後直ちにその吸光度値を測
    定し、該測定値をブランク補正の係数値とすることを特
    徴とする自動分析装置。
JP19067490A 1990-07-20 1990-07-20 自動分析装置 Pending JPH0477668A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19067490A JPH0477668A (ja) 1990-07-20 1990-07-20 自動分析装置

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JP19067490A JPH0477668A (ja) 1990-07-20 1990-07-20 自動分析装置

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JPH0477668A true JPH0477668A (ja) 1992-03-11

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ID=16262005

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008170191A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Olympus Corp 分析装置
WO2020116058A1 (ja) * 2018-12-05 2020-06-11 株式会社日立製作所 分析装置及び分析方法

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008170191A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Olympus Corp 分析装置
WO2020116058A1 (ja) * 2018-12-05 2020-06-11 株式会社日立製作所 分析装置及び分析方法
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