JPH09216695A - 飲料供給装置 - Google Patents
飲料供給装置Info
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- JPH09216695A JPH09216695A JP2255596A JP2255596A JPH09216695A JP H09216695 A JPH09216695 A JP H09216695A JP 2255596 A JP2255596 A JP 2255596A JP 2255596 A JP2255596 A JP 2255596A JP H09216695 A JPH09216695 A JP H09216695A
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- beverage
- cup
- moving mechanism
- pinch
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ノズルから確実にカップ内に飲料を注入する
ことができる。 【解決手段】 ノズル移動機構は、機構全体のベースと
なる自動販売機本体1に固定されるベース機構Aとベー
ス機構A内で移動可能とする移動機構Bと、移動機構B
内で選択されたノズルを開放する機能を有するノズル選
択機構Cとから構成され、ピンチアーム(A)43aと
ピンチA開放用カム49aの位置関係によって選択され
たチューブA(シロップA)52aを開放してシロップ
Aをカップ内に注入させる。
ことができる。 【解決手段】 ノズル移動機構は、機構全体のベースと
なる自動販売機本体1に固定されるベース機構Aとベー
ス機構A内で移動可能とする移動機構Bと、移動機構B
内で選択されたノズルを開放する機能を有するノズル選
択機構Cとから構成され、ピンチアーム(A)43aと
ピンチA開放用カム49aの位置関係によって選択され
たチューブA(シロップA)52aを開放してシロップ
Aをカップ内に注入させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カップに飲料を入
れて供給する飲料供給装置に係り、特に、カップ内へ飲
料を確実に供給可能とする飲料供給装置に関する。
れて供給する飲料供給装置に係り、特に、カップ内へ飲
料を確実に供給可能とする飲料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料やシロップ等を調理して販売する飲
料ディスペンサや飲料自動販売機は、従来、プレッシャ
ー方式と呼ばれる方法で飲料を送給販売するのが主流で
あった。このプレッシャー方式は、飲料やシロップ等を
充填したタンクに炭酸ガスや窒素ガスなどによる圧力を
掛けて充填物を押し出す方式である。
料ディスペンサや飲料自動販売機は、従来、プレッシャ
ー方式と呼ばれる方法で飲料を送給販売するのが主流で
あった。このプレッシャー方式は、飲料やシロップ等を
充填したタンクに炭酸ガスや窒素ガスなどによる圧力を
掛けて充填物を押し出す方式である。
【0003】ところが、近年、BIB(Bag In
Box)方式と呼ばれ、可撓性の袋状のものに飲料やシ
ロップを充填し、配管チューブによって接続されたペリ
スタルティックポンプによる吸引力によって飲料やシロ
ップを吸い出して供給するものが採用されつつある。
Box)方式と呼ばれ、可撓性の袋状のものに飲料やシ
ロップを充填し、配管チューブによって接続されたペリ
スタルティックポンプによる吸引力によって飲料やシロ
ップを吸い出して供給するものが採用されつつある。
【0004】このBIB(Bag In Box)方式
は、炭酸ガス等のボンベを不要として構成も簡単で飲料
に炭酸ガスが混入するおそれがなく、例えば、ウーロン
茶等の炭酸ガスの混入が許されない飲料に使用されてい
る。
は、炭酸ガス等のボンベを不要として構成も簡単で飲料
に炭酸ガスが混入するおそれがなく、例えば、ウーロン
茶等の炭酸ガスの混入が許されない飲料に使用されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記プレッシャー方式
によれば、カップとノズル間がある程度離れていても炭
酸ガスの圧力を利用してカップ内へ飲料を注入すること
ができる。これに対して、BIB(Bag In Bo
x)方式では、吸出して飲料等を供給するためにノズル
の先端がカップの内側面若しくは内側面より上方に接近
させる必要があるが、従来、落下してくるカップが邪魔
とならない部所にノズルが設けられており、ノズルから
カツプ内に確実に飲料を注入することが困難であった。
また、販売待機時にノズルから飲料が垂れるおそれがあ
った。
によれば、カップとノズル間がある程度離れていても炭
酸ガスの圧力を利用してカップ内へ飲料を注入すること
ができる。これに対して、BIB(Bag In Bo
x)方式では、吸出して飲料等を供給するためにノズル
の先端がカップの内側面若しくは内側面より上方に接近
させる必要があるが、従来、落下してくるカップが邪魔
とならない部所にノズルが設けられており、ノズルから
カツプ内に確実に飲料を注入することが困難であった。
また、販売待機時にノズルから飲料が垂れるおそれがあ
った。
【0006】そこで、本発明は、カップ内に確実にノズ
ルから飲料を注入可能とする飲料供給装置を提供するこ
とを目的とする。
ルから飲料を注入可能とする飲料供給装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、カッ
プへノズルから飲料を注入して飲料を供給する飲料供給
装置において、カップが搬出されたときにノズルの先端
をカップの内側に向けて前進させノズルを開口させて飲
料をカップ内へ注入する一方、カップへ注入後にノズル
を後退させ待機するノズル移動機構を設けるようにした
ものである。この手段によれば、待機時にノズルが後退
しているため、カツプの搬出の妨げとならず、カツプの
搬出後にノズルがカツプの内側に向けて前進してノズル
が開口する。従って、ノズルから確実にカップ内に飲料
が注入できる。
プへノズルから飲料を注入して飲料を供給する飲料供給
装置において、カップが搬出されたときにノズルの先端
をカップの内側に向けて前進させノズルを開口させて飲
料をカップ内へ注入する一方、カップへ注入後にノズル
を後退させ待機するノズル移動機構を設けるようにした
ものである。この手段によれば、待機時にノズルが後退
しているため、カツプの搬出の妨げとならず、カツプの
搬出後にノズルがカツプの内側に向けて前進してノズル
が開口する。従って、ノズルから確実にカップ内に飲料
が注入できる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の飲料供
給装置において、ノズル移動機構は、複数の飲料毎に設
ける可撓性素材からなる複数のノズルと、複数のノズル
をピンチして閉塞しつつ後退して待機する機構と、カッ
プが搬出されたときに複数のノズルをカップの内側に向
けて前進させて複数の飲料の内で選択された飲料に対応
するノズルのピンチを開放して開口させる機構とを設け
るようにしたものである。この手段によれば、待機時に
可撓性素材の複数のノズルをピンチして開口を閉塞し、
カツプの搬出後にノズルをカツプの内側面へ向けて前進
させ、選択されたノズルのピンチを開放してカツプ内に
選択された飲料を注入する。従って、複数の飲料を選択
してカツプ内へ注入する一方、可撓性素材のノズルをピ
ンチし、開放するから簡単な構成で実現できる。
給装置において、ノズル移動機構は、複数の飲料毎に設
ける可撓性素材からなる複数のノズルと、複数のノズル
をピンチして閉塞しつつ後退して待機する機構と、カッ
プが搬出されたときに複数のノズルをカップの内側に向
けて前進させて複数の飲料の内で選択された飲料に対応
するノズルのピンチを開放して開口させる機構とを設け
るようにしたものである。この手段によれば、待機時に
可撓性素材の複数のノズルをピンチして開口を閉塞し、
カツプの搬出後にノズルをカツプの内側面へ向けて前進
させ、選択されたノズルのピンチを開放してカツプ内に
選択された飲料を注入する。従って、複数の飲料を選択
してカツプ内へ注入する一方、可撓性素材のノズルをピ
ンチし、開放するから簡単な構成で実現できる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2記載の飲料供給装置において、ノズル移動機構は、ノ
ズル移動機構への通電が遮断された場合に、ノズルの開
口を閉塞状態とするようにしたものである。この手段に
よれば、停電等でノズルが開口状態のまま維持されるの
が回避される。従って、ノズルから飲料が垂れる恐れや
ノズルの内へ細菌が侵入する恐れがなくなり、衛生状態
を保持できる。
2記載の飲料供給装置において、ノズル移動機構は、ノ
ズル移動機構への通電が遮断された場合に、ノズルの開
口を閉塞状態とするようにしたものである。この手段に
よれば、停電等でノズルが開口状態のまま維持されるの
が回避される。従って、ノズルから飲料が垂れる恐れや
ノズルの内へ細菌が侵入する恐れがなくなり、衛生状態
を保持できる。
【0010】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
記載のいずれかの飲料供給装置において、カップへ飲料
を注入後に表面張力の作用によって残留飲料が垂れ落ち
るのを阻止可能とするノズルの開口状態とするようにし
たものである。この手段によれば、表面張力を利用する
ので構成が簡単で、また、残留飲料の垂れ落ちるのが阻
止され、カツプ周辺を汚したりすることがなくなる。
記載のいずれかの飲料供給装置において、カップへ飲料
を注入後に表面張力の作用によって残留飲料が垂れ落ち
るのを阻止可能とするノズルの開口状態とするようにし
たものである。この手段によれば、表面張力を利用する
ので構成が簡単で、また、残留飲料の垂れ落ちるのが阻
止され、カツプ周辺を汚したりすることがなくなる。
【0011】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
記載のいずれかの飲料供給装置において、飲料を可撓性
素材からなる袋に充填してペリスタルティックポンプを
介して飲料をノズルへ吸引供給するようにしたものであ
る。この手段によれば、ペリスタルティックポンプを吸
引力を利用してノズルへ供給するから従来の炭酸ガス等
の圧力を利用することがなく、飲料に炭酸ガスが混入す
る恐れがなくなる。
記載のいずれかの飲料供給装置において、飲料を可撓性
素材からなる袋に充填してペリスタルティックポンプを
介して飲料をノズルへ吸引供給するようにしたものであ
る。この手段によれば、ペリスタルティックポンプを吸
引力を利用してノズルへ供給するから従来の炭酸ガス等
の圧力を利用することがなく、飲料に炭酸ガスが混入す
る恐れがなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0013】図1は本発明を適用する自動販売機の概略
内部配置図を示しており、1は自動販売機本体で、自動
販売機本体1の左側には、ヒンジ2によって開閉自在に
取付けられるカップを収納するカップディスペンサ3と
自動販売機本体1の右側には図示しないヒンジによって
開閉自在に取付けられる前扉4が装備されている。
内部配置図を示しており、1は自動販売機本体で、自動
販売機本体1の左側には、ヒンジ2によって開閉自在に
取付けられるカップを収納するカップディスペンサ3と
自動販売機本体1の右側には図示しないヒンジによって
開閉自在に取付けられる前扉4が装備されている。
【0014】自動販売機本体1の上部右側には、後述す
るBIB(Bag In Box)5とペリスタルティ
ックポンプ6とチューブ7とノズル移動機構8とが配置
され、ノズル移動機構8の下方にカップ9を受けるカツ
プ受け台10が設けられている。また、自動販売機本体
1の上部には、複数本の粉末原料を貯蔵するキャニスタ
11と温水タンク12とが配置され、さらに、左端に氷
を製造するアイスメーカ14が配置されている。
るBIB(Bag In Box)5とペリスタルティ
ックポンプ6とチューブ7とノズル移動機構8とが配置
され、ノズル移動機構8の下方にカップ9を受けるカツ
プ受け台10が設けられている。また、自動販売機本体
1の上部には、複数本の粉末原料を貯蔵するキャニスタ
11と温水タンク12とが配置され、さらに、左端に氷
を製造するアイスメーカ14が配置されている。
【0015】さらに、自動販売機本体1の下部左側に
は、冷却水槽15と炭酸ガスボンベ16とカツプ受け台
10の下方に排水バケツ17が配置され、右側にシロッ
プタンク18がそれぞれ配置されている。そして、前扉
4の裏面には、上部に制御回路を内装するメインボック
ス19を設け、自動販売機本体1のカツプ受け台10に
対向する位置に販売口20を設け、さらに、コインメカ
21と金庫22を装備している。
は、冷却水槽15と炭酸ガスボンベ16とカツプ受け台
10の下方に排水バケツ17が配置され、右側にシロッ
プタンク18がそれぞれ配置されている。そして、前扉
4の裏面には、上部に制御回路を内装するメインボック
ス19を設け、自動販売機本体1のカツプ受け台10に
対向する位置に販売口20を設け、さらに、コインメカ
21と金庫22を装備している。
【0016】BIB(Bag In Box)5は、図
2に示すように、可撓性の袋状のものに飲料やシロップ
を充填し、BIB(Bag In Box)5の一端か
ら導出チューブ25を介してペリスタルティックポンプ
6へ接続している。ペリスタルティックポンプ6はポン
プケース26内に可撓性ポンプチューブ27を回転体2
8の内壁面に沿わせて円弧状に配し、この可撓性ポンプ
チューブ27の外側から押し潰すように配置するローラ
29a、29bを設けて、回転体28が図示しないモー
タによって回転するように構成されている。
2に示すように、可撓性の袋状のものに飲料やシロップ
を充填し、BIB(Bag In Box)5の一端か
ら導出チューブ25を介してペリスタルティックポンプ
6へ接続している。ペリスタルティックポンプ6はポン
プケース26内に可撓性ポンプチューブ27を回転体2
8の内壁面に沿わせて円弧状に配し、この可撓性ポンプ
チューブ27の外側から押し潰すように配置するローラ
29a、29bを設けて、回転体28が図示しないモー
タによって回転するように構成されている。
【0017】これによって、可撓性ポンプチューブ27
が回転体28とローラ29a、29bとによって潰れ、
この潰れしろを出口方向へ移動させるように回転体28
が回転することでチューブをしごく如き作用により生じ
る吸引力によりBIB(Bag In Box)5から
シロップ等を吸い出すことができる。ペリスタルティッ
クポンプ6から吸引されたシロップ等は、チューブ7か
ら後述するノズル移動機構8へ導入される。
が回転体28とローラ29a、29bとによって潰れ、
この潰れしろを出口方向へ移動させるように回転体28
が回転することでチューブをしごく如き作用により生じ
る吸引力によりBIB(Bag In Box)5から
シロップ等を吸い出すことができる。ペリスタルティッ
クポンプ6から吸引されたシロップ等は、チューブ7か
ら後述するノズル移動機構8へ導入される。
【0018】図3乃至図5は、ノズル移動機構8の具体
的構成を示す図で、図6乃至図8は、ノズル移動機構8
を分解したときの部分構成図であって、ノズル移動機構
8は、大別して図6に示す機構全体のベースとなる自動
販売機本体1に固定されるベース機構Aとベース機構A
内で移動可能とする図7に示す移動機構Bと、移動機構
B内で選択されたノズルを開放する機能を有する図8に
示すノズル選択機構Cとから構成されている。
的構成を示す図で、図6乃至図8は、ノズル移動機構8
を分解したときの部分構成図であって、ノズル移動機構
8は、大別して図6に示す機構全体のベースとなる自動
販売機本体1に固定されるベース機構Aとベース機構A
内で移動可能とする図7に示す移動機構Bと、移動機構
B内で選択されたノズルを開放する機能を有する図8に
示すノズル選択機構Cとから構成されている。
【0019】まず、ベース機構Aについて、図6を参照
して説明すると、31は細長の長手方向に沿って両端に
レールガイド32を形成するベース基板で、ベース基板
31の側板31aにクランク機構用ギヤモータ33を取
付け、クランク機構用ギヤモータ33の回転軸に待機位
置検出用カム35と前進位置検出用カム37とを取付
け、待機位置検出用カム35にクランクアーム34の一
端を枢支している。
して説明すると、31は細長の長手方向に沿って両端に
レールガイド32を形成するベース基板で、ベース基板
31の側板31aにクランク機構用ギヤモータ33を取
付け、クランク機構用ギヤモータ33の回転軸に待機位
置検出用カム35と前進位置検出用カム37とを取付
け、待機位置検出用カム35にクランクアーム34の一
端を枢支している。
【0020】そして、待機位置検出用カム35と前進位
置検出用カム37とに対向してそれぞれ待機位置検出用
マイクロスイッチ36と前進位置検出用マイクロスイッ
チ38とを配設し、ベース基板31の前方の二ケ所に移
動機構Bの前進時に先端を係止するストッパーピン39
を突設し、さらに、中央やや後方の二ケ所に移動機構B
の後端を係止するストッパーピン40を突設させてい
る。
置検出用カム37とに対向してそれぞれ待機位置検出用
マイクロスイッチ36と前進位置検出用マイクロスイッ
チ38とを配設し、ベース基板31の前方の二ケ所に移
動機構Bの前進時に先端を係止するストッパーピン39
を突設し、さらに、中央やや後方の二ケ所に移動機構B
の後端を係止するストッパーピン40を突設させてい
る。
【0021】移動機構Bは、図7に示すように、図6に
示すベース機構Aのレールガイド32に摺動自在に嵌ま
るスライド(A)41を有し、前方にチューブガイド4
2を配し、その後にピンチアーム(A)43aとピンチ
アーム(B)43bとピンチスプリング(A)44aと
ピンチスプリング(B)44bとを設けている。
示すベース機構Aのレールガイド32に摺動自在に嵌ま
るスライド(A)41を有し、前方にチューブガイド4
2を配し、その後にピンチアーム(A)43aとピンチ
アーム(B)43bとピンチスプリング(A)44aと
ピンチスプリング(B)44bとを設けている。
【0022】そして、移動機構Bは、長手方向に沿った
両端にノズル選択機構Cを移動可能とするためのレール
ガイド45を形成すると共に、後端にスプリング46を
有し、さらに、二ケ所にストッパーピン47を突設して
いる。
両端にノズル選択機構Cを移動可能とするためのレール
ガイド45を形成すると共に、後端にスプリング46を
有し、さらに、二ケ所にストッパーピン47を突設して
いる。
【0023】続いて、ノズル選択機構Cは、図8に示す
ように、側板48にスライド(B)48aを形成し、側
板48にカム選択用ギヤモータ51を取付け、カム選択
用ギヤモータ51の回転軸にピンチA開放用カム49a
とピンチB開放用カム49bを取付け、これらピンチA
開放用カム49aとピンチB開放用カム49bとに対応
してカム位置検出用マイクロスイッチ50aとカム位置
検出用マイクロスイッチ50bを配し、ノズル選択機構
Cは、クランクアーム34によってベース機構Aと連結
し、さらに、スプリング46によって移動機構Bと連結
している。
ように、側板48にスライド(B)48aを形成し、側
板48にカム選択用ギヤモータ51を取付け、カム選択
用ギヤモータ51の回転軸にピンチA開放用カム49a
とピンチB開放用カム49bを取付け、これらピンチA
開放用カム49aとピンチB開放用カム49bとに対応
してカム位置検出用マイクロスイッチ50aとカム位置
検出用マイクロスイッチ50bを配し、ノズル選択機構
Cは、クランクアーム34によってベース機構Aと連結
し、さらに、スプリング46によって移動機構Bと連結
している。
【0024】次に、上記したノズル移動機構8の動作に
ついて図9乃至図12を参照して説明するが、ここで
は、説明上後述する手段で「シロップA」が選択されて
いるとする。まず、図9に示す販売待機状態において
は、ピンチアーム(A)43aおよびピンチアーム
(B)43bが、ピンチスプリング(A)44aおよび
ピンチスプリング(B)44bによって付勢され、
(イ)のピンを中心に図示矢印方向へ回転しようとして
いる。この結果、(ハ)の部分でチューブA(シロップ
A)52aおよびチューブB(シロップB)52bがピ
ンチされている。なお、図では、チューブA(シロップ
A)52aに対応する部分を示している。
ついて図9乃至図12を参照して説明するが、ここで
は、説明上後述する手段で「シロップA」が選択されて
いるとする。まず、図9に示す販売待機状態において
は、ピンチアーム(A)43aおよびピンチアーム
(B)43bが、ピンチスプリング(A)44aおよび
ピンチスプリング(B)44bによって付勢され、
(イ)のピンを中心に図示矢印方向へ回転しようとして
いる。この結果、(ハ)の部分でチューブA(シロップ
A)52aおよびチューブB(シロップB)52bがピ
ンチされている。なお、図では、チューブA(シロップ
A)52aに対応する部分を示している。
【0025】今、ノズル選択機構C(図8)はベース機
構A(図6)に対してクランクアーム34を介して連結
している。移動機構Bは、ノズル選択機構Cに対してス
プリング46の付勢力で矢印(ニ)の方向へ引き寄せら
れる力を受けながら、ストッパーピン47により係止さ
れ、その動きが制限されている。また、移動機構Bはベ
ース機構Aに対してもストッパーピン40によって係止
され、動きが制限される。従って、販売待機状態におい
ては、ベース機構Aと移動機構Bとノズル選択機構Cと
がともに固定されたと同様の状態となっている。
構A(図6)に対してクランクアーム34を介して連結
している。移動機構Bは、ノズル選択機構Cに対してス
プリング46の付勢力で矢印(ニ)の方向へ引き寄せら
れる力を受けながら、ストッパーピン47により係止さ
れ、その動きが制限されている。また、移動機構Bはベ
ース機構Aに対してもストッパーピン40によって係止
され、動きが制限される。従って、販売待機状態におい
ては、ベース機構Aと移動機構Bとノズル選択機構Cと
がともに固定されたと同様の状態となっている。
【0026】次に、クランク機構用ギヤモータ33が回
転すると、図10に示すようにクランクアーム34を介
してノズル選択機構Cが矢印(ホ)の方向へ移動させよ
うとするが、スプリング46の付勢に対して引き伸ばす
のに必要な力よりも、スライド(A)41のレールガイ
ド32に対する摩擦力の方が小さい。このため、移動機
構Bとノズル選択機構Cとが一緒にベース機構Aに対し
て共に移動を開始する。この時点では、ピンチアーム
(A)43aとピンチA開放用カム49aの位置関係は
変化しない。従って、(ハ)には変化がなく、チューブ
A(シロップA)52aおよびチューブB(シロップ
B)52bがピンチされたままである。
転すると、図10に示すようにクランクアーム34を介
してノズル選択機構Cが矢印(ホ)の方向へ移動させよ
うとするが、スプリング46の付勢に対して引き伸ばす
のに必要な力よりも、スライド(A)41のレールガイ
ド32に対する摩擦力の方が小さい。このため、移動機
構Bとノズル選択機構Cとが一緒にベース機構Aに対し
て共に移動を開始する。この時点では、ピンチアーム
(A)43aとピンチA開放用カム49aの位置関係は
変化しない。従って、(ハ)には変化がなく、チューブ
A(シロップA)52aおよびチューブB(シロップ
B)52bがピンチされたままである。
【0027】クランク機構用ギヤモータ33の回転がさ
らに進み、図11に示す状態までクランクアーム34が
くると、移動機構Bは(へ)の位置において、ストッパ
ーピン39によってベース機構Aに対する移動が妨げら
れる。その後、ノズル選択機構Cのみがスプリング46
を引き伸ばしながら、移動機構B内を移動を続ける。こ
の際に、ピンチA開放用カム49aがピンチアーム
(A)43aを(イ)のピンを中心に、ピンチスプリン
グ(A)44aを圧縮しながら図示矢印方向へ回転させ
るように働く。
らに進み、図11に示す状態までクランクアーム34が
くると、移動機構Bは(へ)の位置において、ストッパ
ーピン39によってベース機構Aに対する移動が妨げら
れる。その後、ノズル選択機構Cのみがスプリング46
を引き伸ばしながら、移動機構B内を移動を続ける。こ
の際に、ピンチA開放用カム49aがピンチアーム
(A)43aを(イ)のピンを中心に、ピンチスプリン
グ(A)44aを圧縮しながら図示矢印方向へ回転させ
るように働く。
【0028】クランク機構用ギヤモータ33が図12の
位置まで回転すると、前進位置検出用カム37の切欠き
部分が前進位置検出用マイクロスイッチ38によって検
出され、クランク機構用ギヤモータ33の回転を一旦停
止し、販売準備完了としてシロップAを吐出させる。こ
の状態においては、(チ)の部分がピンチアーム(A)
43aとピンチA開放用カム49aの位置関係によって
開放されている。シロップAが吐出された後は、再びク
ランク機構用ギヤモータ33が回転し、一連の動作が逆
に行われ図9の販売待機状態に戻る。
位置まで回転すると、前進位置検出用カム37の切欠き
部分が前進位置検出用マイクロスイッチ38によって検
出され、クランク機構用ギヤモータ33の回転を一旦停
止し、販売準備完了としてシロップAを吐出させる。こ
の状態においては、(チ)の部分がピンチアーム(A)
43aとピンチA開放用カム49aの位置関係によって
開放されている。シロップAが吐出された後は、再びク
ランク機構用ギヤモータ33が回転し、一連の動作が逆
に行われ図9の販売待機状態に戻る。
【0029】上記動作時において、ノズル選択機構Cの
動作について具体的に説明すると、まず、図13に示す
ように「シロップAを販売する」という信号S1が入力
されると、コントロールシステム53は、カム選択用ギ
ヤモータ51へ回転命令S2を発信する。カム選択用ギ
ヤモータ51が回転している間、コントロールシステム
53は、カム位置検出用マイクロスイッチ50aからの
信号を監視する。ピンチA開放用カム49aが選択され
た信号S3を検出したら(カム位置検出用マイクロスイ
ッチ50aがONになったら)、カム選択用ギヤモータ
51の回転を停止させる。その後、クランク機構用ギヤ
モータ33を回転させ、移動機構Bを前進させる。
動作について具体的に説明すると、まず、図13に示す
ように「シロップAを販売する」という信号S1が入力
されると、コントロールシステム53は、カム選択用ギ
ヤモータ51へ回転命令S2を発信する。カム選択用ギ
ヤモータ51が回転している間、コントロールシステム
53は、カム位置検出用マイクロスイッチ50aからの
信号を監視する。ピンチA開放用カム49aが選択され
た信号S3を検出したら(カム位置検出用マイクロスイ
ッチ50aがONになったら)、カム選択用ギヤモータ
51の回転を停止させる。その後、クランク機構用ギヤ
モータ33を回転させ、移動機構Bを前進させる。
【0030】図12の状態においては、図14に示すよ
うに選択されているチューブA(シロップA)について
は、ピンチA開放用カム49aがピンチアーム(A)4
3aを回転させチューブを開放している。一方、選択さ
れていないチューブB(シロップB)についてはピンチ
B開放用カムがピンチアーム(B)に接していないので
図示斜線で示すようにチューブを開放することがない。
うに選択されているチューブA(シロップA)について
は、ピンチA開放用カム49aがピンチアーム(A)4
3aを回転させチューブを開放している。一方、選択さ
れていないチューブB(シロップB)についてはピンチ
B開放用カムがピンチアーム(B)に接していないので
図示斜線で示すようにチューブを開放することがない。
【0031】なお、本発明の実施の形態では、ノズル選
択機構は2系統の場合を想定し、ピンチ開放用カムは互
いに180度回転した関係になっているが、その関係を
120度や90度とすることで、必要に応じてノズル選
択機構を3系統や4系統とすることもできる。
択機構は2系統の場合を想定し、ピンチ開放用カムは互
いに180度回転した関係になっているが、その関係を
120度や90度とすることで、必要に応じてノズル選
択機構を3系統や4系統とすることもできる。
【0032】次に、停電時の対策について説明すると、
図15に示すように、クランク機構用ギヤモータ33の
回転軸と前進位置検出用カム37の回転軸との間に電磁
クラッチ54を追設して通電時にクランク機構用ギヤモ
ータ33と前進位置検出用カム37とを連結し停電時に
開放させるようにする。
図15に示すように、クランク機構用ギヤモータ33の
回転軸と前進位置検出用カム37の回転軸との間に電磁
クラッチ54を追設して通電時にクランク機構用ギヤモ
ータ33と前進位置検出用カム37とを連結し停電時に
開放させるようにする。
【0033】そして、前進位置検出用カム37が回転し
て図16に示すクランクアーム34と前進位置検出用カ
ム37との連結点が上死点の位置となったときに、クラ
ンクアーム34がそのスライド面に対して、水平に(図
12のように)ならないようにクランク機構用ギヤモー
タ33と前進位置検出用カム37との連結点を若干のオ
フセットLを設けるようにする。
て図16に示すクランクアーム34と前進位置検出用カ
ム37との連結点が上死点の位置となったときに、クラ
ンクアーム34がそのスライド面に対して、水平に(図
12のように)ならないようにクランク機構用ギヤモー
タ33と前進位置検出用カム37との連結点を若干のオ
フセットLを設けるようにする。
【0034】今、図16の状態(ピンチ開放状態)にお
いて停電になったとすると、電磁クラッチ54を設けな
い機構では、クランク機構用ギヤモータ33による静止
トルクのためにチューブのピンチ部は開放のまま停止し
てしまい、チューブ内への細菌等の侵入を許してしまう
おそれがある。ところが図15に示すように電磁クラッ
チ54を追設し、販売動作中は常に電磁クラッチ54を
接続しておく(通電しておく)という設定とすれば、図
17の状態(ピンチ開放状態)で停電になったとして
も、電磁クラッチ54への電力供給が断たれてクランク
機構用ギヤモータ33と前進位置検出用カム37とが分
離される。この場合にはクランク機構用ギヤモータ33
の停止トルクが作用しないためにノズル選択機構Cはス
プリング46の付勢によって(リ)の方向へ引っ張られ
前進位置検出用カム37と待機位置検出用カム35とが
(ヌ)方向に回転し、その結果、(ル)の部分がピンチ
をされる。
いて停電になったとすると、電磁クラッチ54を設けな
い機構では、クランク機構用ギヤモータ33による静止
トルクのためにチューブのピンチ部は開放のまま停止し
てしまい、チューブ内への細菌等の侵入を許してしまう
おそれがある。ところが図15に示すように電磁クラッ
チ54を追設し、販売動作中は常に電磁クラッチ54を
接続しておく(通電しておく)という設定とすれば、図
17の状態(ピンチ開放状態)で停電になったとして
も、電磁クラッチ54への電力供給が断たれてクランク
機構用ギヤモータ33と前進位置検出用カム37とが分
離される。この場合にはクランク機構用ギヤモータ33
の停止トルクが作用しないためにノズル選択機構Cはス
プリング46の付勢によって(リ)の方向へ引っ張られ
前進位置検出用カム37と待機位置検出用カム35とが
(ヌ)方向に回転し、その結果、(ル)の部分がピンチ
をされる。
【0035】ところで、図12においてシロップを吐出
する際に、シロップチューブが図19のように全開にな
っていると、ポンプ停止後もチューブ内に残留している
シロップが(ワ)のように垂れ落ちることになり、周囲
を汚したり、シロップ吐出量の制御を難しくしたりす
る。
する際に、シロップチューブが図19のように全開にな
っていると、ポンプ停止後もチューブ内に残留している
シロップが(ワ)のように垂れ落ちることになり、周囲
を汚したり、シロップ吐出量の制御を難しくしたりす
る。
【0036】そこで、図18のように、チューブ開放時
においても、シロップが(ヲ)において、その表面張力
によって垂れ落ちてこないだけの量のみを開放すること
とすると、ポンプ停止後はチューブからのシロップの吐
出をすみやかに停止することができる。なお、本発明の
ノズル移動機構は、自動販売機に限ることなく、各種飲
料を供給する装置に適用できる。
においても、シロップが(ヲ)において、その表面張力
によって垂れ落ちてこないだけの量のみを開放すること
とすると、ポンプ停止後はチューブからのシロップの吐
出をすみやかに停止することができる。なお、本発明の
ノズル移動機構は、自動販売機に限ることなく、各種飲
料を供給する装置に適用できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、待機時にノズルを後退させるため、カツプの搬出
の妨げとならず、カツプの搬出後にノズルをカツプの内
側に向けて前進してノズルを開口させるためにノズルか
ら確実にカップ内に飲料を注入することができる。
れば、待機時にノズルを後退させるため、カツプの搬出
の妨げとならず、カツプの搬出後にノズルをカツプの内
側に向けて前進してノズルを開口させるためにノズルか
ら確実にカップ内に飲料を注入することができる。
【0038】また、請求項2の発明によれば、待機時に
可撓性素材の複数のノズルをピンチして開口を閉塞し、
カツプの搬出後にノズルをカツプの内側面へ向けて前進
させ、選択されたノズルのピンチを開放してカツプ内に
選択された飲料を注入するようにしたために複数の飲料
を選択してカツプ内へ注入でき、可撓性素材のノズルを
ピンチし、開放するから簡単な構成で実現できる。
可撓性素材の複数のノズルをピンチして開口を閉塞し、
カツプの搬出後にノズルをカツプの内側面へ向けて前進
させ、選択されたノズルのピンチを開放してカツプ内に
選択された飲料を注入するようにしたために複数の飲料
を選択してカツプ内へ注入でき、可撓性素材のノズルを
ピンチし、開放するから簡単な構成で実現できる。
【0039】また、請求項3の発明によれば、停電時に
ノズルが開口状態のまま維持されるのを回避するために
ノズルから飲料が垂れる恐れがなく、ノズルの内へ細菌
が侵入する恐れがなくなり、衛生状態を保持することが
できる。
ノズルが開口状態のまま維持されるのを回避するために
ノズルから飲料が垂れる恐れがなく、ノズルの内へ細菌
が侵入する恐れがなくなり、衛生状態を保持することが
できる。
【0040】また、請求項4の発明によれば、表面張力
を利用するので構成が簡単で、また、残留飲料の垂れ落
ちるのが阻止でき、カツプ周辺を汚したりすることがな
くなる。
を利用するので構成が簡単で、また、残留飲料の垂れ落
ちるのが阻止でき、カツプ周辺を汚したりすることがな
くなる。
【0041】また、請求項5の発明によれば、ペリスタ
ルティックポンプの吸引力を利用してノズルへ供給する
から従来の炭酸ガス等の圧力を利用することがなく、飲
料に炭酸ガスが混入する恐れがなくなる。
ルティックポンプの吸引力を利用してノズルへ供給する
から従来の炭酸ガス等の圧力を利用することがなく、飲
料に炭酸ガスが混入する恐れがなくなる。
【図1】本発明の飲料供給装置を適用する自動販売機の
内部を示す配置図。
内部を示す配置図。
【図2】自動販売機のノズル移動機構にBIBとペリス
タルティックポンプとを接続する概略系統図。
タルティックポンプとを接続する概略系統図。
【図3】自動販売機のノズル移動機構の全体上面図。
【図4】図3のA−A部分断面図。
【図5】図3の部分正面図。
【図6】(A)はベース機構を示す上面図、(B)は同
部分切欠側面図。
部分切欠側面図。
【図7】(A)は移動機構を示す上面図、(B)は同部
分切欠側面図。
分切欠側面図。
【図8】(A)はノズル選択機構を示す上面図、(B)
は同部分切欠側面図。
は同部分切欠側面図。
【図9】自動販売機のノズル移動機構の販売待機時の作
用を示す作用図。
用を示す作用図。
【図10】自動販売機のノズル移動機構のノズル移動初
期の作用を示す作用図。
期の作用を示す作用図。
【図11】自動販売機のノズル移動機構のノズル移動終
了時の作用を示す作用図。
了時の作用を示す作用図。
【図12】自動販売機のノズル移動機構の販売準備完了
時の作用を示す作用図。
時の作用を示す作用図。
【図13】ノズル選択機構の作用を示す作用図。
【図14】図13においてチューブを開放した状態を示
す説明図。
す説明図。
【図15】停電時の対策を施した自動販売機のノズル移
動機構を示す上面図。
動機構を示す上面図。
【図16】図15の自動販売機のノズル移動機構の側面
図。
図。
【図17】図15において停電時の作用を示す作用図。
【図18】自動販売機のノズル移動機構においてチュー
ブを開放した状態を示す第1の説明図。
ブを開放した状態を示す第1の説明図。
【図19】自動販売機のノズル移動機構においてチュー
ブを開放した状態を示す第2の説明図。
ブを開放した状態を示す第2の説明図。
8 ノズル移動機構 9 カップ 31 ベース基板 32,45 レールガイド 33 クランク機構用ギヤモータ 34 クランクアーム 35 待機位置検出用カム 36 待機位置検出用マイクロスイッチ 37 前進位置検出用カム 38 前進位置検出用マイクロスイッチ 39,40 ストッパーピン 41 スライド(A) 42 チューブガイド 43a ピンチアーム(A) 43b ピンチアーム(B) 44a ピンチスプリング(A) 44b ピンチスプリング(B) 46 スプリング 48a スライド(B) 49a ピンチA開放用カム 49b ピンチB開放用カム 50a,50b カム位置検出用マイクロスイッチ 51 カム選択用ギヤモータ 52a チューブA(シロップA) 52b チューブB(シロップB) 54 電磁クラッチ A ベース機構 B 移動機構 C ノズル選択機構
Claims (5)
- 【請求項1】 カップへノズルから飲料を注入して飲料
を供給する飲料供給装置において、 前記カップが搬出されたときに前記ノズルの先端を前記
カップの内側に向けて前進させ前記ノズルを開口させて
飲料を前記カップ内へ注入する一方、前記カップへ注入
後に前記ノズルを後退させ待機するノズル移動機構を備
えることを特徴とする飲料供給装置。 - 【請求項2】 前記ノズル移動機構は、複数の飲料毎に
設ける可撓性素材からなる複数のノズルと、前記複数の
ノズルをピンチして閉塞しつつ後退して待機する機構
と、前記カップが搬出されたときに前記複数のノズルを
前記カップの内側に向けて前進させて前記複数の飲料の
内で選択された飲料に対応するノズルのピンチを開放し
て開口させる機構とを具備することを特徴とする請求項
1記載の飲料供給装置。 - 【請求項3】 前記ノズル移動機構は、該ノズル移動機
構への通電が遮断された場合に、前記ノズルの開口を閉
塞状態とすることを特徴とする請求項1または請求項2
記載の飲料供給装置。 - 【請求項4】 前記カップへ飲料を注入後に表面張力の
作用によって残留飲料が垂れ落ちるのを阻止可能とする
前記ノズルの開口状態とすることを特徴とする請求項1
乃至請求項3記載のいずれかの飲料供給装置。 - 【請求項5】 前記飲料を可撓性素材からなる袋に充填
してペリスタルティックポンプを介して前記飲料を前記
ノズルへ吸引供給することを特徴とする請求項1乃至請
求項4記載のいずれかの飲料供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2255596A JPH09216695A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 飲料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2255596A JPH09216695A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 飲料供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09216695A true JPH09216695A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12086110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2255596A Pending JPH09216695A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 飲料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09216695A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1107201A2 (en) * | 1999-12-02 | 2001-06-13 | Necta Vending Solutions S.p.A. | Automatic beverage vending apparatus with improved arrangement for displacing the dispensing spouts |
JP2009121347A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 液体供給ポンプ |
JP2013508233A (ja) * | 2009-10-23 | 2013-03-07 | ネステク ソシエテ アノニム | 流体を複数に小分けして無菌的に分与する方法および装置 |
US8870025B2 (en) | 2009-10-23 | 2014-10-28 | Nestec S.A. | Method and device for aseptically dispensing multiple portions of a fluid |
-
1996
- 1996-02-08 JP JP2255596A patent/JPH09216695A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1107201A2 (en) * | 1999-12-02 | 2001-06-13 | Necta Vending Solutions S.p.A. | Automatic beverage vending apparatus with improved arrangement for displacing the dispensing spouts |
JP2009121347A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 液体供給ポンプ |
JP2013508233A (ja) * | 2009-10-23 | 2013-03-07 | ネステク ソシエテ アノニム | 流体を複数に小分けして無菌的に分与する方法および装置 |
US8870025B2 (en) | 2009-10-23 | 2014-10-28 | Nestec S.A. | Method and device for aseptically dispensing multiple portions of a fluid |
US9242786B2 (en) | 2009-10-23 | 2016-01-26 | Nestec S.A. | Method and device for aseptically dispensing multiple portions of a fluid |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041130 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050405 |