JPH09215075A - 音響効果向上具 - Google Patents

音響効果向上具

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JPH09215075A
JPH09215075A JP1766496A JP1766496A JPH09215075A JP H09215075 A JPH09215075 A JP H09215075A JP 1766496 A JP1766496 A JP 1766496A JP 1766496 A JP1766496 A JP 1766496A JP H09215075 A JPH09215075 A JP H09215075A
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JP
Japan
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acoustic effect
shaft hole
disc
sound
disc portion
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JP1766496A
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Kiyoshi Yano
矢野  潔
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  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音響に対し、宇宙エネルギを音楽的に有効に
働かせて、音響装置のクリアが音を再生し、また音に伸
びと張りを出す。 【解決手段】 アルミニウム、銅、銀またはチタンなど
から成る音響効果向上具であり、連結部の両端に一対の
円板部がそれぞれ設けられ、軸孔が円板部の軸線からず
れた位置に形成され、連結部の外周面は、円板部の軸線
から周方向に一方向に回転するにつれて遠去かるように
変化するように構成され、少なくとも一方の円板部に、
一直径線にほぼ平行な溝を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽器の演奏または
音楽を再生するための機器の音響効果向上具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から音響機器に使用するオーディオ
インシュレータおよびスピーカベースなどは、振動を抑
制する働きをするだけであって、音響効果を向上するた
めの働きを有してはいない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、音響
をきらびやかに輝くように陽に発生させ、または音響を
広がらせて豊かにするように陰に発生させるための優れ
た音響効果を達成する音響効果向上具を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、連結部2の厚
み方向両端に、連結部2よりも大きい同一外径を有する
一対の円板部3,4がそれぞれ設けられ、連結部2と円
板部3,4とを貫通する直円柱状の軸孔5が、円板部の
軸線7からずれた位置に軸線6を有して形成され、いず
れか少なくとも一方の円板部の外表面には、その円板部
の一直径線にほぼ平行な長手方向を有する溝10,1
1;12,13;26〜28が形成されることを特徴と
する音響効果向上具である。 また本発明は、連結部の外周面16〜23は、円板部の
軸線から周方向に一方向25に回転するにつれて遠去か
るように変化することを特徴とする。 また本発明は、連結部の厚み方向に垂直な断面の形状
は、不等辺八角形であることを特徴とする。 また本発明は、各円板部の外周縁には、半径方向外方に
臨みかつ厚み方向に延びる複数の同一数の切欠きがそれ
ぞれ形成され、各円板部の切欠きの周方向の位置は、同
一であることを特徴とする。 また本発明は、各円板部の外周縁には、半径方向外方に
臨みかつ厚み方向に延びる複数の同一数の切欠きがそれ
ぞれ形成され、各円板部の切欠きの周方向の位置は、相
互にずれていることを特徴とする。 また本発明は、軸孔の内径は、宇宙エネルギが陽となる
値に選ばれることを特徴とする。 また本発明は、軸孔の内径は、約8mmφ未満の値であ
ることを特徴とする。 また本発明は、軸孔の内径は、宇宙エネルギが陰となる
値に選ばれることを特徴とする。 また本発明は、軸孔の内径は、約9.5mmφ以上であ
ることを特徴とする。 また本発明は、各円板部の外表面に前記溝がそれぞれ形
成され、前記周方向の一方向が時計まわりである一方の
円板部の外表面に形成された溝10,11;12,13
は、その一方円板部の軸線からずれた位置で長手方向に
外周縁間にわたって延びかつ相互に直交し、他方の円板
部の外表面に形成された溝26〜28は、周方向に約1
20度ずれたほぼ半径に等しい長さを有することを特徴
とする。 また本発明は、前記他方の円板部の外表面には、軸孔の
軸線に直交する長手方向に延びかつ軸孔から遠去かるに
つれて浅くなる傾斜面を有する凹所34,35が形成さ
れることを特徴とする。
【0005】楽器には、打弦楽器(ピアノ)、弦楽器
(ヴァイオリン等)、管楽器(トランペット等)など様
々な種類があるが、これらは発音の違いによってその特
色をもたせている。同種の楽器でも音質、音色、音量、
その他の条件は楽器毎に特有の性質をもっている。ま
た、同じ楽器でも、演奏するときの様々な条件によって
微妙な変化があらわれる。 本発明は、この微妙な変化を、演奏家の意図する好まし
い方向にあらわれるようにする。 人間が宇宙エネルギを生命力としてこの世に存在するよ
うに、その他の様々な物理現象もこの宇宙エネルギの影
響を大きく受けている。勿論、楽器から出る音も例外で
はなく、宇宙エネルギの影響を受けている。このエネル
ギには、陰エネルギと陽エネルギとがある。2つのエネ
ルギによって音は大きく変化するものと考えて、本件音
響効果向上具は開発された。音色、音量、音質は、この
陰陽2つのエネルギの相反する作用によって決定され
る。 本件発明者による興味深い実験結果を述べる。ほぼ同じ
大きさに育った植物が、その育っている各植木鉢の一方
の植木鉢の土の中に本件音響効果向上具を埋設すると、
1カ月後には、本件音響効果向上具を埋設した植木鉢の
植物の生長は、音響効果向上を埋設していない他方の植
木鉢の植物に比べて、明らかに大きくなり、したがって
音響効果向上具によって植物の生長を早める働きがある
ことが判った。このことから、宇宙エネルギは、植物な
ど生物の生長を促進したり、健康を増進し病気を治した
りする効果が確かめられた。音響効果向上具は、こうし
た宇宙エネルギを有効に取り入れる働きを持つので、植
木に効果的に働いたわけである。 この音響効果向上具は、特に音響に対し、宇宙エネルギ
を音楽的に有効に働かせる。 本発明に従えば、連結部と円板部とを貫通する直円柱状
の軸孔は、円板部の軸線からずれた位置に軸線を有して
形成され、軸孔の軸線は、連結部および円板部の軸線と
仮想上の一平面内にあって相互に平行である。軸孔が上
述のように円板部の軸線からずれた位置に形成されるこ
とによって、音響の歪みが起こり、運動が静止すること
なく、回転運動が起こる。 請求項6および請求項7の本発明の各構成によれば、図
1〜図14のように宇宙エネルギの陽の回転運動が生
じ、請求項8および9の本発明によれば、図15〜図2
3のように陰の回転運動が生じ、これらの陽と陰の回転
運動の向きは相互に逆である。このような陽と陰の相互
に逆向きの回転運動は、時間と空間を相互に変換するも
のであって、万物万象の存在の根源であり、本発明によ
る音響効果向上具は、この根源エネルギを共鳴させ、音
響を変えるのである。このような音響効果向上具の働き
は、気巧と同じである。 図1〜図14に示される陽の回転運動を行う請求項6お
よび7記載の音響効果向上具では、音響をきらびやかに
輝かせる働きをし、その陽の回転運動は図1において時
計方向25の回転が生じ、図2では陰である反時計方向
25aの回転運動が生じ、この図1〜図14の音響効果
向上具では、全体として陽の回転運動が生じる。 これに対して図15〜図23の音響効果向上具は陰の回
転運動を生じ、図15では時計方向の陽のエネルギ回転
運動が生じ、図16では反時計方向の陰のエネルギの回
転運動が生じ、全体として陰の回転運動が生じ、これに
よって請求項8および9に記載された本発明の構成で
は、音響に広がりを与えて豊かにし、きらびやかさを抑
制し、しかしながら音が決して小さくなるのではない。
このように本発明では、優れた音響効果を達成すること
ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例の平面
図である。図2は、図1に示される音響効果向上具1の
底面図である。図3は、図1および図2に示される音響
効果向上具1の正面図である。図4は、音響効果向上具
1の背面図である。図5は、音響効果向上具1の左側面
図である。図6は、音響効果向上具1の右側面図であ
る。図7は、図1の切断面線VII−VIIから見た断
面図である。図8は、図1の切断面線VIII−VII
Iから見た断面図である。図9は、図1の切断面線IX
−IXから見た断面図である。図10は、図1の切断面
線X−Xから見た断面図である。図11は、図1の切断
面線XI−XIから見た断面図である。図12は、図1
の切断面線XII−XIIから見た断面図である。図1
3は、図5の切断面線XIII−XIIIから見た断面
図である。図14は、溝37〜44の長手方向に垂直な
断面図である。
【0007】これらの図1〜図14を参照して、本発明
の実施の一形態の音響効果向上具1を説明する。この音
響効果向上具1は、金属、合成樹脂、または木などから
成り、金属としてはたとえばアルミニウム、銅、銀およ
びチタンなどが挙げられる。アルミニウムは、中高音に
効果があり、すぐ反応し、陽である。銅は、中低音に効
果があり、音の雰囲気がよくなり、声楽の場合、アル
ト、バリトンおよびバスに効果があり、陰である。銀は
陰であり、チタンは陽に適切である。陽と陰との各音響
効果向上具を2つ組合せて持つと、周波数レンジが広く
なり、第3パワーをもたらす。演奏会において、本件音
響効果向上具1を譜めくりの人が持っても効果がある。
また特にチタン製の音響効果向上具は、指揮者が持つと
効果がある。
【0008】音響効果向上具1の連結部2の厚み方向
(図3の上下方向)両側に、連結部2よりも大きい一対
の円板部3,4が一体的に形成されて設けられ、これら
の円板部3,4は同一外径を有する。連結部2と円板部
3,4とを貫通して直円柱状の軸孔5が形成される。こ
の軸孔5の軸線6は、円板部3,4の同一軸線7から図
1の右上方に距離δだけずれている。
【0009】一方の円板部3の外表面には、その円板部
3の一直径線8,9にほぼ平行な長手方向を有する溝1
0,11が形成され、また溝12,13が形成される。
溝10,11は、図1から明らかなように、軸線7から
ずれた位置でこれらの溝10,11の長手方向に外周縁
間にわたって左右および上下に延び、これらの溝10,
11は相互に直交する。溝12は溝10と平行である。
溝13は溝11と平行である。軸孔5には、円板部3,
4の軸線7からずれた方向(図1の右上方)とは反対側
(図1の左下方向)側の周縁は軸線6のまわりに約18
0度にわたり参照符14で示されるように面取りされて
いる。
【0010】連結部2の厚み方向(図1の紙面に垂直方
向、図3の上下方向)に垂直な断面の形状は、不等辺多
角形であり、たとえば、本発明の実施の一形態では不等
辺八角形であり、外周面16〜23が形成される。連結
部2の外周面16〜23は、一方の円板部3から見て、
その円板部3,4の軸線7から周方向の一方向25に回
転するにつれて半径R1がほぼ順次的に大きくなるよう
に、すなわち遠去かるように変化する形状に定められ、
この実施の形態では周方向の一方向25は時計方向であ
る。矢符25は、宇宙エネルギの回転方向を示す。
【0011】円板部3,4の外径はたとえば36mmφ
であり、軸孔5の内径D2は約8mmφである。軸孔5
の内径D2を上述のように8mmφ未満に選ぶことによ
って、本件音響効果向上具1は陽の宇宙エネルギとな
る。溝10,11の幅W1,W2は、W1=W2=1.
5mmであり、溝12,13の幅W3,W4は、W3=
W4=3mmであり、幅W1,W2の約2倍に選ばれ
る。溝71は、溝12に平行であり、その幅W=W3で
ある。
【0012】図2に明らかに示される他方の円板部4の
外表面には、溝26〜28が、軸線7のまわりにほぼ周
方向に約120度ずれたほぼ半径に等しい長さを有して
形成される。これらの溝26〜28の幅方向中央の長手
軸線は、円板部3,4の軸線7からずれている。この円
板部4には、軸孔5の近傍で溝27,28付近と、それ
らの間で周方向中央位置に合計3つの有底孔29〜31
が形成される。これらの有底孔29〜31は、内径2m
mφ、深さ4mmである。
【0013】さらに円板部4の外表面には、一対のくぼ
んだ傾斜面32,33が形成される。傾斜面32,33
は、軸線7に直交する長手方向を有し、軸孔5の軸線6
に直交する長手方向に延びて軸孔5から遠去かるにつれ
て、すなわち図2の上方および下方になるにつれて、浅
くなった傾斜面32,33が形成されて凹所34,35
が形成される。これらの凹所34,35の先端部間の長
さL1は、たとえば16mmである。溝26,27,2
8の幅は、1.5mmである。
【0014】円板部3,4の外周縁には、半径方向外方
に臨みかつ厚み方向に延びる複数(この実施の一形態で
は4)の同一数の切欠き37〜40;41〜44が形成
される。これらの切欠き37〜44は、図14に示され
るように、幅1.7mm、半径方向への最大くぼみ量
0.5mmであってもよい。
【0015】溝10〜13;26〜28,71の長手方
向に垂直な断面は円弧状であってもよいけれども、V字
状であってもよく、そのほかの形状であってもよい。円
板部4の陰のエネルギの回転方向は参照符25aで示さ
れるように、反時計まわりである。
【0016】図15〜図23は、本発明の実施の他の形
態の音響効果向上具46の構成を示す。この音響効果向
上具46は、前述の図1〜図14に関連して説明した音
響効果向上具1の構成に類似し、対応する部分には同一
の参照符を付す。特にこの実施の形態では、溝47〜5
0が軸線7をほぼ通って一直径線に平行に形成されてお
り、この実施の一形態では溝47,49は一直線上にあ
り、溝48,50は、溝47,49の長手方向に垂直な
一直線上にある。
【0017】軸孔5の内径は、9.5mmφであり、こ
の軸孔5の内径を約9.5mmφ以上にすることによっ
て宇宙エネルギは陰となる。
【0018】他方の円板部4において、溝26〜28の
ほかに、これらの溝27,28の周方向の間でさらに溝
52,53が形成される。溝47〜50の幅は3mmで
あり、溝26〜28,52,53の幅は1.5mmであ
る。円板部3,4には周方向に同一の位置に複数個の同
一の切欠き54〜57;58〜61が形成され、これら
の形状寸法は、前述の実施の一形態における切欠き37
〜40;41〜44と同一である。円板部4には軸孔5
のまわりに面取り部62が形成される。音響効果向上具
46のそのほかの構成は、前述の音響効果向上具1と同
様である。
【0019】各音響効果向上具1,46の厚みE1=5
mm、連結部2の厚みE2=2mmである。
【0020】本発明の音響効果向上具1,46は、それ
が音源機器の上面に接当載置され、または音源機器の直
下の床上に配置され音源機器に直接または間接に接当さ
れるとき、図24に示すように、可聴音における低音域
Lの音圧を下げ、中音域Mの音圧を上げることができ
る。
【0021】音響効果向上具1の使用態様は、次のとお
りである。音響効果向上具46も同様である。
【0022】(1)図25、図26、図27に示すよう
に、本発明の音響効果向上具1は、アンプ111、スピ
ーカ112、コンパクトディスクプレーヤ113などの
音源機器の脚部111aまたはケース112a,113
aと、これら音源機器が置かれるラックの棚板(図示せ
ず)などの床相当面または床との間に介在させる。ま
た、これら音源機器の脚部の代わりに用いてもよい。 (2)図28に示すように、厚い脚部をもつ音源機器1
11ではそのケースの下方床上に音響効果向上具1を置
き、該音響効果向上具1と音源機器111との間にゴ
ム、プラスチック、木または金属などの連接片121を
詰めて使用することもできる。 (3)図29に示すように、グランドピアノ114のペ
ダル支柱114aの直下の床上に音響効果向上具1を置
き、その上面と前記ペダル支柱114a下面との間に前
記のような連接片121を詰める。 (4)グランドピアノ、バイオリン、ギター、アコーデ
ィオン、フルートまたはトランペットなどの演奏者が使
用する椅子(図30参照)115の脚115aと床との
間に、両面テープなどを用いて装着介在させて使用す
る。 (5)楽器を立った姿勢で演奏する場合に、図31に示
すように、演奏者の靴116の底内面116aと足11
7との間に介在させる。 (6)コントラバス118およびチェロなどのエンドピ
ン118a(図32参照)の下端と床との間に固定状態
に介在させる。 (7)アップライトピアノ(図示せず)の場合には脚部
と床との間に介在させる。 (8)図33に示すように、レコードプレーヤ119で
再生中のレコード盤120に対して、そのレコード支持
板の中心軸に音響効果向上具1の軸孔5を嵌合して載置
する。
【0023】これら使用状態において音響効果向上具1
は、好ましくは前記溝10,11,12,13,71;
47〜50が形成された円板部3を音源機器に向けて配
置されるが、上下逆に使用してもよい。
【0024】一般に人体の可聴音域は20Hz〜200
0Hzといわれているが、たとえば音楽を聴く場合、約
500Hzを中心とする中音域の音が強調されることに
よって音全体が充実して聴こえることは周知である。こ
のことは低音域の音圧レベルを下げ、中音域の音圧レベ
ルを上げることによって達成される。
【0025】本発明の音響効果向上具1を既述の使用態
様に従って使用すると、防振作用や制振作用は期待でき
ないものの、前記形状に起因する音圧が図24に示すよ
うに、中、低音域のパワー感が増強されて、いわゆる音
の重心が下がった感じの安定した音に変化する。
【0026】音響効果向上具1は、各円板部の溝の本数
によって音色に微妙な変化を及ぼすが、その適正本数は
2本〜5本である。
【0027】音響効果向上具1として金属材料を用いた
場合は、素材の材質が加味された音質と力強い澄んだ音
が得られ、木を用いると柔らかい音が得られる。
【0028】図34は、本発明の音響効果向上具1を前
述の使用態様に従ってスピーカに使用した場合のスピー
カの振動(図のA曲線)と比較したグラフである。振動
測定機器は、スピーカの前面下部に装着して測定した。
【0029】この図34でも明らかなように、音響効果
向上具1を用いた場合は、用いない場合に比較して低音
域Lでの振動が減少し、中音域Mでの振動が大きくなっ
ており、低音域、中音域での音圧が変化することを証明
する結果となっている。
【0030】音響効果向上具1の軸孔5は省略すること
もできる。
【0031】音響効果向上具1,46の円板部は、上記
円形のほか多角形も適用される。
【0032】音響効果向上具1の複数を重ねてまたは相
互に嵌合して組合わせた使用態様を示してもよい。この
ように組合わせた最頂部上に前記音源機器を載置する。
このように組合わせて使用するとき、各音響効果向上具
毎に、それぞれ異種金属材料を用いて実験上、好結果が
得られた。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、軸孔5の大きさに応じ
て宇宙エネルギを陽または陰にし、音の歪みを円板部に
形成された溝によって発生し、こうして音響をきらびや
かに輝くように発生させ、または音響を広げて豊かにす
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の音響効果向上具1の平
面図である。
【図2】図1の音響効果向上具1の底面図である。
【図3】音響効果向上具1の正面図である。
【図4】音響効果向上具1の背面図である。
【図5】音響効果向上具1の左側面図である。
【図6】音響効果向上具1の右側面図である。
【図7】図1の切断面線VII−VIIから見た断面図
である。
【図8】図1の切断面線VIII−VIIIから見た断
面図である。
【図9】図1の切断面線IX−IXから見た断面図であ
る。
【図10】図1の切断面線X−Xから見た断面図であ
る。
【図11】図1の切断面線XI−XIから見た断面図で
ある。
【図12】図1の切断面線XII−XIIから見た断面
図である。
【図13】図5の切断面線XIII−XIIIから見た
断面図である。
【図14】溝37〜44の長手方向に垂直な断面図であ
る。
【図15】本発明の実施の他の形態の音響効果向上具4
6の平面図である。
【図16】音響効果向上具46の底面図である。
【図17】音響効果向上具46の正面図である。
【図18】音響効果向上具46の背面図である。
【図19】音響効果向上具46の左側面図である。
【図20】音響効果向上具46の右側面図である。
【図21】図15の切断面線XXI−XXIから見た断
面図である。
【図22】図15の切断面線XXII−XXIIから見
た断面図である。
【図23】図19の切断面線XXIII−XXIIIか
ら見た断面図である。
【図24】本発明の実施の一形態の音響効果向上具1を
用いた音圧変化を示す本件発明者の実験結果を示すグラ
フである。
【図25】音響効果向上具1を音響機器であるアンプ1
11に使用した状態を示す斜視図である。
【図26】スピーカ112への本発明の実施の一形態の
音響効果向上具1を使用した状態を示す正面図である。
【図27】コンパクトディスクプレーヤ113への本発
明の実施の一形態の音響効果向上具1を使用した状態を
示す正面図である。
【図28】アンプ111へ本発明の実施の一形態の音響
効果向上具1を使用した状態を示す正面図である。
【図29】音響効果向上具1をグランドピアノ114へ
使用した状態を示す斜視図である。
【図30】椅子115の下に音響効果向上具1を用いた
状態を示す斜視図である。
【図31】靴116の底内面上に音響効果向上具1を介
在させた使用状態を示す断面図である。
【図32】コントラバス118に音響効果向上具1を用
いた状態を示す斜視図である。
【図33】LPレコードプレーヤ119に本発明の実施
の一形態の音響効果向上具1を用いた状態を示す正面図
である。
【図34】本発明の実施の一形態の音響効果向上具1を
用いたときにおける本件発明者の実験による振動の変化
を示すグラフである。
【符号の説明】
1,46 音響効果向上具 2 連結部 3,4 円板部 5 軸孔 6,7 軸線 10〜13;26〜28;47〜50;52,53;7
1 溝 32,33 傾斜面 34,35 凹所 37〜40,41〜44,54〜57;58〜61 切
欠き 111 アンプ 112 スピーカ 113 コンパクトディスクプレーヤ 114 グランドピアノ 115 椅子 116 靴 118 コントラバス 119 コンパクトディスクプレーヤ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結部2の厚み方向両端に、連結部2よ
    りも大きい同一外径を有する一対の円板部3,4がそれ
    ぞれ設けられ、 連結部2と円板部3,4とを貫通する直円柱状の軸孔5
    が、円板部の軸線7からずれた位置に軸線6を有して形
    成され、 いずれか少なくとも一方の円板部の外表面には、その円
    板部の一直径線にほぼ平行な長手方向を有する溝10,
    11;12,13;26〜28が形成されることを特徴
    とする音響効果向上具。
  2. 【請求項2】 連結部の外周面16〜23は、円板部の
    軸線から周方向に一方向25に回転するにつれて遠去か
    るように変化することを特徴とする請求項1記載の音響
    効果向上具。
  3. 【請求項3】 連結部の厚み方向に垂直な断面の形状
    は、不等辺八角形であることを特徴とする請求項2記載
    の音響効果向上具。
  4. 【請求項4】 各円板部の外周縁には、半径方向外方に
    臨みかつ厚み方向に延びる複数の同一数の切欠きがそれ
    ぞれ形成され、 各円板部の切欠きの周方向の位置は、同一であることを
    特徴とする請求項1〜3のうちの1つに記載の音響効果
    向上具。
  5. 【請求項5】 各円板部の外周縁には、半径方向外方に
    臨みかつ厚み方向に延びる複数の同一数の切欠きがそれ
    ぞれ形成され、 各円板部の切欠きの周方向の位置は、相互にずれている
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちの1つに記載の音
    響効果向上具。
  6. 【請求項6】 軸孔の内径は、宇宙エネルギが陽となる
    値に選ばれることを特徴とする請求項1〜5のうちの1
    つに記載の音響効果向上具。
  7. 【請求項7】 軸孔の内径は、約8mmφ未満の値であ
    ることを特徴とする請求項6記載の音響効果向上具。
  8. 【請求項8】 軸孔の内径は、宇宙エネルギが陰となる
    値に選ばれることを特徴とする請求項1〜5のうちの1
    つに記載の音響効果向上具。
  9. 【請求項9】 軸孔の内径は、約9.5mmφ以上であ
    ることを特徴とする請求項8記載の音響効果向上具。
  10. 【請求項10】 各円板部の外表面に前記溝がそれぞれ
    形成され、 前記周方向の一方向が時計まわりである一方の円板部の
    外表面に形成された溝10,11;12,13は、その
    一方円板部の軸線からずれた位置で長手方向に外周縁間
    にわたって延びかつ相互に直交し、 他方の円板部の外表面に形成された溝26〜28は、周
    方向に約120度ずれたほぼ半径に等しい長さを有する
    ことを特徴とする請求項4記載の音響効果向上具。
  11. 【請求項11】 前記他方の円板部の外表面には、軸孔
    の軸線に直交する長手方向に延びかつ軸孔から遠去かる
    につれて浅くなる傾斜面を有する凹所34,35が形成
    されることを特徴とする請求項1〜10のうちの1つに
    記載の音響効果向上具。
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