JP4366629B2 - 練習用楽器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は次の要件を備えた練習用楽器である。
(1)本物の楽器と音質が変わらず音量のみ小さい。
(2)簡単に分解及び組み立てが可能。
(3)本物の楽器と演奏感覚が同じ。
【0002】
【従来の技術】
楽器演奏愛好家はいつでもどこでも楽器の練習をしたいものである。しかし旅行先等でかさばる楽器を持っていけないとか、近所迷惑になるため音量を抑えて練習しなければならない、といった問題が発生する。この問題を解決するために従来いろいろな技術が使われてきた。その主な技術は次の三点である。
(ア)電子楽器(共鳴胴を持たず電気によって音を出す楽器)。
(イ)本物の楽器の共鳴胴の部分をそのまま小さくした楽器。
(ウ)本物の楽器に取り付ける弱音器。
これらの技術には次のような欠点がある。
【0003】
(ア)の電子楽器の主な欠点は次の八点である。
(1)本物の楽器で演奏する音よりもきれいに聞こえるため、自分の腕が上がったと錯覚してしまうこと。このため演奏指導者の多くが、自分の生徒に電子楽器を練習に使わないよう指導している。
(2)電気的なピックアップやアンプ、スピ−カー、ヘッドホン等の機材では、たとえどんなに良いものを使ったとしても人の耳に聞こえる楽器の音を完全に再現することはできないこと。
(3)楽器本体の鳴りが体感できないこと。本物の楽器はどんな弾き方をすれば楽器が良くなるかを振動により感じ取ることができ、上達の手助けになる。しかし電子楽器では共鳴胴を持たないため振動が伝わらずそれを感じ取れない。
(4)サウンドホールがないため演奏のポジションが掴みにくいこと。このサウンドホールとは楽器の表面板にあいている穴のことであり、楽器のボデイで共鳴した音を響かせる部分である。
(5)電池やバッテリーが無いと使用できないこと。
(6)音をスピーカーで再生する場合、練習用楽器自体が重くなったり、スピーカーがかさばったりすること。
(7)音をヘッドホンで再生する場合、ヘッドホンが演奏の邪魔になること。
(8)ギター等の電子楽器において爪弾きする場合、爪のノイズが確認できないこと。これは特にヘッドホンを使用している時である。
【0004】
(イ)の本物の楽器の共鳴胴の部分をそのまま小さくした練習用楽器の欠点は、次の二点である。
(1)本物の楽器と演奏感覚が異なること。共鳴胴の部分が小さいために構えが不安定になったり変な癖が付いたりするため、本物の楽器が弾きにくくなる。
(2)音質が悪くなること。この理由については後で述べる。
【0005】
(ウ)の本物の楽器に取り付ける弱音器の欠点は次の三点である。
(1)本物の楽器の音とかなりかけ離れていること。
(2)音を弱くする効果が少なく、特にヴァイオリン属において効果が少ないこと。
(3)本物の楽器をそのまま使うため携帯性に欠けること。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術の欠点を無くすこと、すなわち次の四つの条件を兼ね備えた練習用楽器が求められる。
(1)携帯性に富むこと。
(2)本物の楽器の音質を供えること。
(3)音響公害を防止できること。
(4)本物の楽器と演奏感覚が同じこと。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の四つの条件を達成するために行った手段は次の五点である。
(1)楽器の共鳴胴のブロックの形を凹状にする。
(2)共鳴胴の幅を本物の楽器より小さくする。
(3)共鳴胴の厚みを本物の楽器より薄くする。
(4)適当な単位で分解及び組立が簡単な構造とする。
(5)本物の楽器の各部分のうち演奏時に演奏者の体が実際に触れる部分を少なくとも備える形とする。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の練習用楽器をクラッシクギターに適用した場合の実施例を、添付図面を参照にして説明する。なお、このクラッシクギターの練習用楽器は、以下「練習用ギター」と表示する。
【0009】
図2、図3及び図4はそれぞれ正面図、左側面図及び右側面図である。練習用ギターの棹C、糸倉B、サウンドホールE及びブリッジJの部分は本物のギターとまったく同じであるが、頭A、共鳴胴D、フレームF及びフレームGの部分は本物のギターと異なる。
【0010】
ではまず練習用ギターの頭Aについて説明する。図3及び図4から分かるように頭Aの部分は本物のギターの頭と異なり,糸倉とほぼ直角になっている。これは次の理由による。
(1)置いた時などに糸倉の破損を防ぐため。
(2)練習用ギターを分解した時、長さが短いと携帯しやすいため。
【0011】
次に共鳴胴Dについて説明する。図6と図7はそれぞれ、本物のクラッシクギターの共鳴胴の内部と本発明の練習用ギターの共鳴胴の内部を示している。なお、この二つの図は同一の縮尺であり、どちらも表面板と裏板を取り除いて描いている。練習用ギターの共鳴胴は、本物のギターのそれと比較して幅が狭く、厚さも薄い。これは二つの理由による。
(1)本物のギターより小さな音量となるようにするため。
(2)携帯性を持たせるため。
本発明の共鳴胴内部で特徴的なのは、上下のブロックが凹形になっている点である。つまり図8の上部ブロックD4と下部ブロックD5である。この二つのブロックと横板D6〜D9により図7のような楕円状の形を成している。この構造の利点は次の六点である。
(1)共鳴胴内部の凹凸をほぼ無くすことにより音質の向上に効果があることである。本物のギターの場合、図6のように共鳴胴内部はブロックD10とD11が本体内部にはみ出している。このブロックと横板とで音がこもる原因となる部分X1〜X4ができる。本発明では図7のようにブロック内部を凹面とすることにより共鳴胴部に音がこもる原因となる部分ができず、澄んだ音が期待できる。
(2)共鳴胴を小型化しても音がこもらないことである。本物のギターを単に小さくした場合、容積の割に部分X1〜X4の割合が増え、音がこもる原因となる。それに対し本発明のこの構造は共鳴胴を小さくした場合でも音のこもる部分がないため、音がこもらない。
(3)共鳴胴を小型化しても音の低音や高音がバランスよくでることである。
本物のギターの共鳴胴をそのまま小さくした場合、低音が出にくくなる。
しかし本発明の共鳴胴では、共鳴胴と結合するフレームも一緒に共鳴するため低音、高音ともバランスよく出る。
(4)共鳴胴部の製造が容易なことである。ブロックや横板は木材を切削して製造でき、本物のギターのように木材を曲げる工程が必要ない。
(5)上部ブロックおよび下部ブロックが本物のギターの横板の役目もしているため横板がいらず軽量化できることである。
(6)フレームを結合する部分が、丈夫な構造になっていることである。フレームは演奏者の体と接するため、共鳴胴との結合部分にかなりの力がかかる。そこでフレームとの結合部分の材料が厚くなるように設計したため破損しにくい極めて丈夫な構造になっている。
【0012】
ではフレームの取り付け例について説明する。前述の共鳴胴Dに、結合や分解が容易なフレームFおよびGを取り付けることにより、次のような役目を果たしている。
(1)本物のギターを演奏するのと同一の構えや演奏感覚を得ることができる。
(2)演奏者に本物の楽器と同じような振動を伝える役目を担っている。
【0013】
このフレームの取り付け方法を図5で説明する。
(1)共鳴胴のD3と下部フレームのH1を結合する。この結合はマジックテープ(登録商標)M1とM3、マジックテープM2とM4による。
(2)フレームFを共鳴胴D及び下部フレームHの溝に取り付ける。具体的に言うとF4とD1,F3とH2をそれぞれ棹の方向からはめ込む。
(3)フレームGを共鳴胴D及び下部フレームHの溝に取り付ける。具体的に言うとG3とD2、G4とH4、G5とH3をそれぞれ棹の方向からはめ込む。
(4)フレームF1に付属する布テープSのマジックテープM5を、フレームG1のマジックテープM6に固定する。
この取り付け方法の利点は次のとおりである。
(1)たとえマジックテープが外れても演奏時にギターのボデイの下から上への力が余りかからないため、フレームが外れる可能性が少ないこと。
(2)ネジ等よりも結合や分解が容易なこと。
(3)演奏時、結合部のノイズが出にくいこと。
【0014】
フレームの形はいろいろ変更が可能である。図9はクラッシックギター(右利き用)のフレームの案である。このフレームではフレームG9の部分を足の上に載せるようになっている。クラッシクギターでは通常、足台やギター支持具を使って演奏することが多いが、このフレームのギターでは、それらの器具が必要なく、足台を使うときに問題となる腰への負担が軽くなる。この構造はちょうど折りたたみ式のハンガーのようになっている。この図9の右側のフレームを分解したのが図10である。Y1〜Y7までは軸Zを通すためのガイド穴である。具体的に言うとY1とY2が軸Zでつながっている。同じようにY3とY4,Y5とY7,Y6とY7がそれぞれ軸Zでつながっている。そして合計三個の軸Zを中心にフレームが可動するようになっていて、フレームG6のマジックテープM7とフレームG8のマジックテープM8で固定する。このマジックテープを外せば折りたたみが簡単である。
【0015】
またフレームの材質を変えることにより共鳴胴を変えることなく音質、音量あるいは楽器の重さを変えることができる。楽器に使われているメイプルなどの木材のほか、金属あるいはプラスチックといったいろいろな材質が使用可能である。
【0016】
本発明のもう一つの実施例としてヴァイオリンを例に挙げる。図11はその概略図である。この共鳴胴の内部は練習用ギターと同じ構造で楕円状である。練習用ギターと異なる主な点は、サウンドホール(ヴァイオリンではエフ孔と呼ぶのであるが)が二つある点と、下側フレームがなく共鳴胴が長いことである。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、音響公害を防止でき、しかも持ち運びの容易な組み立て式であって、組み立て時に本物の楽器を演奏するのと同一の構えや運指の感触及び音質および響きを得ることの可能な、共鳴胴を有する練習用楽器が提供される。本発明は、ギターのほかヴァイオリンやチェロ、ウクレレ等の共鳴胴を持つさまざまな楽器の練習用楽器として応用できるため、場所や時間を気にせずに楽器の練習をしたいという楽器演奏家の希望にかなえることが出来る。
【0018】
本発明の楽器を使用することにより、本物の楽器での演奏の音量を上げる技術を身に付けることが出来る。これは次の過程によるものである。
(1)本発明の楽器で演奏すると音量が小さいと感じる。
(2)本物の楽器の音量に慣れているため無意識に本物の楽器の音量で弾こうとする。
(3)大きな音量が出せる技術が身につく。
(4)本物の楽器で楽に大きな音量が出せる。
演奏会場で演奏すると思ったほど音量が出ない、という意見を演奏者からよく聞く。それら演奏家の音量アップの訓練をするのに本発明の楽器は最適と思われる。
【0019】
本発明は、初心者でも手軽に本物の楽器と同じように使えるため、日常生活において身近に楽器の演奏する機会が増え、音楽の繁栄に寄与すると思われる。
【0020】
本発明の楽器は練習用となっているが、音質が本物の楽器と同じため、小さな部屋などでは練習用だけでなくコンサート用としても十分活用できる。
【0021】
本発明の凹状のブロックの構造は、本物の楽器そのものにも音質向上のために利用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 練習用ギターを示した斜視図である。
【図2】 練習用ギターを示した正面図である。
【図3】 練習用ギターを示した左側面図である。
【図4】 練習用ギターを示した右側面図である。
【図5】 練習用ギターを示した分解図である。
【図6】 本物のギターの共鳴胴部を示した内部構造図である。
【図7】 練習用ギターの共鳴胴部を示した内部構造図である。
【図8】 練習用ギターの共鳴胴部を示した分解図である。
【図9】 練習用ギターのフレームの一例を示した正面図である。
【図10】 図9の右側フレーム部分の分解図である。
【図11】 本発明をヴァイオリンへ応用した例を示した斜視図である。
【符号の説明】
A・・・・・・・・・練習用ギターの頭
B・・・・・・・・・ギターの糸倉
C・・・・・・・・・ギターの棹
D・・・・・・・・・ギターの共鳴胴
D1〜D3・・・フレームと結合する部分
D4・・・・・・練習用ギターの上部ブロック
D5・・・・・・練習用ギターの下部ブロック
D6〜D7・・・練習用ギターの外部横板
D8〜D9・・・練習用ギターの内部横板
D10・・・・・本物のギター内部の上部ブロック
D11・・・・・本物のギター内部の下部ブロック
D12・・・・・本物のギターの横板
E・・・・・・・・・サウンドホール
F・・・・・・・・・本発明の楽器の左側フレーム
F1・・・・・・左側上部フレーム
F2・・・・・・左側下部フレーム
F3・・・・・・下側フレームと結合する部分
F4・・・・・・共鳴胴と結合する部分
G・・・・・・・・・練習用ギターの右側フレーム
G1・・・・・・右側上部フレーム
G2・・・・・・右側下部フレーム
G3・・・・・・共鳴胴と結合する部分
G4〜G5・・・下部フレームと結合する部分
H・・・・・・・・・練習用ギターの下側フレーム
H1・・・・・・共鳴胴と結合する部分
H2・・・・・・左側フレームと結合する部分
H3〜H4・・・右側フレームと結合する部分
J・・・・・・・・・ブリッジ
M1〜M8・・・・・マジックテープ
S・・・・・・・・・フレームを固定する布のテープ
X1〜X4・・・・・ギター内部の音がこもる原因となる部分
Y1〜Y7・・・・・・練習用ギターのフレームのガイド穴
Z・・・・・・・・・フレームを接続する軸
Claims (1)
- 共鳴胴内部の上下のブロックの一面を凹形の円弧状に形成し、その凹形を対向させて両者を平板状の横板で接続することにより共鳴胴の内部形状を楕円形としたものであることを特徴とする弦楽器。
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