JPH09214426A - 光伝送路の系統切替制御装置 - Google Patents
光伝送路の系統切替制御装置Info
- Publication number
- JPH09214426A JPH09214426A JP8017290A JP1729096A JPH09214426A JP H09214426 A JPH09214426 A JP H09214426A JP 8017290 A JP8017290 A JP 8017290A JP 1729096 A JP1729096 A JP 1729096A JP H09214426 A JPH09214426 A JP H09214426A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching control
- optical transmission
- transmission line
- circuit
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 切替制御部を挿抜しても常に正しい光伝送路
系を選択できるようにすること。 【解決手段】 光伝送路の予備系を選択している時、切
替制御回路141が出力する切替制御信号100はロー
レベルで、パワーリセット回路142のリセット信号が
ハイレベルのため、ナンドゲート143、144が出力
する切替制御信号101、102はそれぞれハイレベル
とローレベルになる。これにより、保持回路114のセ
ット端子Sはハイレベルで、リセット端子Rがローレベ
ルとなり、その出力信号103はローレベルになる。こ
の状態で、切替制御回路14を抜去すると、保持回路1
14に入力される切替制御信号101、102は両方共
ハイレベルになって、上記セット端子S、リセット端子
Rが共にハイレベルになるが、保持回路114は負論理
入力のため、その出力信号103はローレベルのまま
で、光伝送路として予備系の選択が維持される。
系を選択できるようにすること。 【解決手段】 光伝送路の予備系を選択している時、切
替制御回路141が出力する切替制御信号100はロー
レベルで、パワーリセット回路142のリセット信号が
ハイレベルのため、ナンドゲート143、144が出力
する切替制御信号101、102はそれぞれハイレベル
とローレベルになる。これにより、保持回路114のセ
ット端子Sはハイレベルで、リセット端子Rがローレベ
ルとなり、その出力信号103はローレベルになる。こ
の状態で、切替制御回路14を抜去すると、保持回路1
14に入力される切替制御信号101、102は両方共
ハイレベルになって、上記セット端子S、リセット端子
Rが共にハイレベルになるが、保持回路114は負論理
入力のため、その出力信号103はローレベルのまま
で、光伝送路として予備系の選択が維持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光伝送装置に係り、
特に光伝送路を現用系と予備系のいずれか一方の系統に
切り替える制御を行う光伝送路の系統切替制御装置に関
する。
特に光伝送路を現用系と予備系のいずれか一方の系統に
切り替える制御を行う光伝送路の系統切替制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の光伝送装置を用いた通信シ
ステムの概略例を示したブロック図である。光伝送装置
A、B、Cは相互に現用系の現用系光伝送路31と予備
系の予備系光伝送路32で接続されて相互に通信を行な
えるようになっている。図9は上記のような通信システ
ムに使用されている一つの光伝送装置の光伝送路の切り
替えに関わる部分を主に示したブロック図である。装置
内には、現用系と予備系の2本の光伝送路31、32を
光電変換器12を介して収容する複数の主信号処理部1
1,(11a、11b)…が設けられている。
ステムの概略例を示したブロック図である。光伝送装置
A、B、Cは相互に現用系の現用系光伝送路31と予備
系の予備系光伝送路32で接続されて相互に通信を行な
えるようになっている。図9は上記のような通信システ
ムに使用されている一つの光伝送装置の光伝送路の切り
替えに関わる部分を主に示したブロック図である。装置
内には、現用系と予備系の2本の光伝送路31、32を
光電変換器12を介して収容する複数の主信号処理部1
1,(11a、11b)…が設けられている。
【0003】尚、光電変換器12は光信号を電気信号
に、電気信号を光信号に相互に変換する機能を有し、光
伝送路31又は32を伝送されてきた光信号を電気信号
に変換してから主信号処理部11に入力するようにし、
或いは主信号処理部11から出力される電気信号を光信
号に変換して現用系光伝送路31又は予備系光伝送路3
2上に送出する動作を行うものである。
に、電気信号を光信号に相互に変換する機能を有し、光
伝送路31又は32を伝送されてきた光信号を電気信号
に変換してから主信号処理部11に入力するようにし、
或いは主信号処理部11から出力される電気信号を光信
号に変換して現用系光伝送路31又は予備系光伝送路3
2上に送出する動作を行うものである。
【0004】各主信号処理部11a、11b…は、多重
分離部112等により現用系光伝送路31への送信信号
の同期を取って時分割多重化したり、或いは現用系光伝
送路31から入力される受信信号の分離等を行うことに
よってデータ送受信を行う。この時、各主信号処理部1
1a、11b…の異常監視部113は、現用系光伝送路
31、予備系光伝送路32や光電変換器12の異常監視
を行って、その結果を図示されない信号線により切替制
御回路14に連絡する。
分離部112等により現用系光伝送路31への送信信号
の同期を取って時分割多重化したり、或いは現用系光伝
送路31から入力される受信信号の分離等を行うことに
よってデータ送受信を行う。この時、各主信号処理部1
1a、11b…の異常監視部113は、現用系光伝送路
31、予備系光伝送路32や光電変換器12の異常監視
を行って、その結果を図示されない信号線により切替制
御回路14に連絡する。
【0005】切替制御部14は異常監視部113から異
常発生の連絡を受けた時や手動切替が必要な場合には、
これを切替制御回路141で判断し、その結果、光伝送
路を現用系光伝送路31から予備系光伝送路32に切り
替える必要が生じた場合には、制御線15を介して切替
制御信号100を主信号処理部11a、11b…の切替
回路111に出力する。これにより、切替回路111は
現用系光伝送路31を切り離し、その代わりに予備系光
伝送路32を選択するような光伝送路の切り替えを行
う。尚、パワーオンリセット回路142は電源投入時に
切替制御回路141を初期化するなどの動作を行う。
又、制御線15はプルアップ抵抗Rを介して所定レベル
に常時プルアップされている。
常発生の連絡を受けた時や手動切替が必要な場合には、
これを切替制御回路141で判断し、その結果、光伝送
路を現用系光伝送路31から予備系光伝送路32に切り
替える必要が生じた場合には、制御線15を介して切替
制御信号100を主信号処理部11a、11b…の切替
回路111に出力する。これにより、切替回路111は
現用系光伝送路31を切り離し、その代わりに予備系光
伝送路32を選択するような光伝送路の切り替えを行
う。尚、パワーオンリセット回路142は電源投入時に
切替制御回路141を初期化するなどの動作を行う。
又、制御線15はプルアップ抵抗Rを介して所定レベル
に常時プルアップされている。
【0006】ところで、上記のような光伝送路を現用系
光伝送路31から予備系光伝送路32に切り替える従来
の光伝送路の系統切替制御装置は、1本の制御線15を
通して、切替制御回路141から出力された切替制御信
号100を各主信号処理部11a、11b…の切替回路
111に出力する構成のため、以下に述べるような不具
合があった。
光伝送路31から予備系光伝送路32に切り替える従来
の光伝送路の系統切替制御装置は、1本の制御線15を
通して、切替制御回路141から出力された切替制御信
号100を各主信号処理部11a、11b…の切替回路
111に出力する構成のため、以下に述べるような不具
合があった。
【0007】図10は上記した不具合を説明するための
タイミングチャートである。図10(A)は図9に示し
た切替制御部14(基板)が実装されているか否(非実
装)かを示しており、実装をローレベルで、非実装をハ
イレベルで示している。図10(B)は切替制御信号1
00を示しており、ハイレベルで切替回路111を現用
系光伝送路31側に切り替え、ローレベルで予備系光伝
送路32側に切り替える設定になっている。図10
(C)は光伝送路として現用系光伝送路31が選択され
ているのか、予備系光伝送路32が選択されているのか
を示しており、ハイレベルで現用系を、ローレベルで予
備系が選択されていることを示している。
タイミングチャートである。図10(A)は図9に示し
た切替制御部14(基板)が実装されているか否(非実
装)かを示しており、実装をローレベルで、非実装をハ
イレベルで示している。図10(B)は切替制御信号1
00を示しており、ハイレベルで切替回路111を現用
系光伝送路31側に切り替え、ローレベルで予備系光伝
送路32側に切り替える設定になっている。図10
(C)は光伝送路として現用系光伝送路31が選択され
ているのか、予備系光伝送路32が選択されているのか
を示しており、ハイレベルで現用系を、ローレベルで予
備系が選択されていることを示している。
【0008】図10の時間t0 以降は光伝送路として予
備系光伝送路32が選択されているが、この時、時間t
aのタイミングで、切替制御部14を抜去すると、図9
の制御線15はオープン状態になり、しかも、この制御
線15は抵抗Rを介してプルアップされているため、切
替回路111には図10(B)に示すようにハイレベル
の切替制御信号100が入力されているのと同じ状態に
なる。このため、切替回路111はタイミングtaで、
光伝送路を予備系から現用系に戻してしまい、光伝送路
の系統を誤選択してしまうという不具合が生じる。尚、
切替制御部14の挿拔は、この制御部に故障などが発生
した場合に実際に行われるものである。
備系光伝送路32が選択されているが、この時、時間t
aのタイミングで、切替制御部14を抜去すると、図9
の制御線15はオープン状態になり、しかも、この制御
線15は抵抗Rを介してプルアップされているため、切
替回路111には図10(B)に示すようにハイレベル
の切替制御信号100が入力されているのと同じ状態に
なる。このため、切替回路111はタイミングtaで、
光伝送路を予備系から現用系に戻してしまい、光伝送路
の系統を誤選択してしまうという不具合が生じる。尚、
切替制御部14の挿拔は、この制御部に故障などが発生
した場合に実際に行われるものである。
【0009】そこで、上記のような誤選択を防止するた
めに、図11に示すように切替制御回路141を主信号
処理部11a、11b、…の各々に搭載して、切替制御
回路141単独では基板の挿拔ができないようにする方
法等が考えられる。しかし、この方法を採った場合、主
信号処理部11は通常、複数個存在するため、切替制御
回路141もその個数分だけ設ける必要が生じ、回路が
複雑且つ高価になるという不具合があった。
めに、図11に示すように切替制御回路141を主信号
処理部11a、11b、…の各々に搭載して、切替制御
回路141単独では基板の挿拔ができないようにする方
法等が考えられる。しかし、この方法を採った場合、主
信号処理部11は通常、複数個存在するため、切替制御
回路141もその個数分だけ設ける必要が生じ、回路が
複雑且つ高価になるという不具合があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の光
伝送装置における光伝送路の系統切替制御装置におい
て、切替制御部14は1本の制御線15を介して複数の
主信号処理部11の切替回路111の光伝送路の切り替
えを制御しているため、切替制御部14を抜去すると、
前記制御線15がオープン状態になって、切替制御回路
141が誤った系統の光伝送路を選択してしまうという
不具合があった。
伝送装置における光伝送路の系統切替制御装置におい
て、切替制御部14は1本の制御線15を介して複数の
主信号処理部11の切替回路111の光伝送路の切り替
えを制御しているため、切替制御部14を抜去すると、
前記制御線15がオープン状態になって、切替制御回路
141が誤った系統の光伝送路を選択してしまうという
不具合があった。
【0011】そこで本発明は上記のような課題を解決す
るためになされたもので、切替制御部を挿抜しても常に
正しい光伝送路系を選択することができる光伝送路の系
統切替制御装置を提供することを目的としている。
るためになされたもので、切替制御部を挿抜しても常に
正しい光伝送路系を選択することができる光伝送路の系
統切替制御装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、現用
系の光伝送路と予備系の光伝送路のいずれか一方の系統
を選択してデータの送受信を行う少なくとも1個以上の
主信号処理部を有する光伝送装置における前記光伝送路
の系統を光伝送路の状態に応じて前記現用系又は予備系
のいずれか一方に選択する制御を行う切替制御部を備え
た光伝送路の系統切替制御装置において、選択する光伝
送路の系統を2値で指示する第1の切替制御信号を発生
する切替制御回路と、この切替制御回路から発生された
第1の切替制御信号から第2、第3の2値の切替制御信
号を作成する論理回路とを前記切替制御部に具備し、こ
れら第2、第3の切替制御信号を伝送する2本の制御線
を前記切替制御部と前記主信号処理部間に設け、これら
2本の制御線を伝送してきた第2、第3の切替制御信号
から最終的に光伝送路の系統を選択する2値の第4の切
替制御信号を作成すると共に、前記切替制御部の挿抜に
よって前記第2、第3の切替制御信号の状態が変化して
も前記第4の切替制御信号の値を挿抜前の値と同一に保
持する保持回路を前記主信号処理部に備えた構成を有し
ている。
系の光伝送路と予備系の光伝送路のいずれか一方の系統
を選択してデータの送受信を行う少なくとも1個以上の
主信号処理部を有する光伝送装置における前記光伝送路
の系統を光伝送路の状態に応じて前記現用系又は予備系
のいずれか一方に選択する制御を行う切替制御部を備え
た光伝送路の系統切替制御装置において、選択する光伝
送路の系統を2値で指示する第1の切替制御信号を発生
する切替制御回路と、この切替制御回路から発生された
第1の切替制御信号から第2、第3の2値の切替制御信
号を作成する論理回路とを前記切替制御部に具備し、こ
れら第2、第3の切替制御信号を伝送する2本の制御線
を前記切替制御部と前記主信号処理部間に設け、これら
2本の制御線を伝送してきた第2、第3の切替制御信号
から最終的に光伝送路の系統を選択する2値の第4の切
替制御信号を作成すると共に、前記切替制御部の挿抜に
よって前記第2、第3の切替制御信号の状態が変化して
も前記第4の切替制御信号の値を挿抜前の値と同一に保
持する保持回路を前記主信号処理部に備えた構成を有し
ている。
【0013】請求項2の発明は、前記論理回路は、前記
切替制御回路から出力される第1の切替制御信号を1の
入力に入力し、前記切替制御回路のパワーオンリセット
信号を2の入力に入力する第1のナンド回路と、前記第
1の切替制御信号の極性反転信号を1の入力に入力し、
前記切替制御回路のパワーオンリセット信号を2の入力
に入力する第2のナンド回路とを具備し、前記第1のナ
ンド回路から前記第2の切替制御信号を取り出し、前記
第2のナンド回路から前記第3の切替制御信号を取り出
す構成を備えている。
切替制御回路から出力される第1の切替制御信号を1の
入力に入力し、前記切替制御回路のパワーオンリセット
信号を2の入力に入力する第1のナンド回路と、前記第
1の切替制御信号の極性反転信号を1の入力に入力し、
前記切替制御回路のパワーオンリセット信号を2の入力
に入力する第2のナンド回路とを具備し、前記第1のナ
ンド回路から前記第2の切替制御信号を取り出し、前記
第2のナンド回路から前記第3の切替制御信号を取り出
す構成を備えている。
【0014】請求項3の発明は、前記保持回路は、負論
理入力のラッチ回路である構成を備えている。請求項4
の発明は、前記ラッチ回路は、負論理入力のフリップフ
ロップである構成を備えている。
理入力のラッチ回路である構成を備えている。請求項4
の発明は、前記ラッチ回路は、負論理入力のフリップフ
ロップである構成を備えている。
【0015】請求項5の発明は、前記切替制御回路は、
別途設けられた現用系及び予備系の伝送路及びその周辺
回路の異常を監視する異常監視部からの異常検出情報に
基づいて前記第1の切替制御信号の値を決める構成を備
えている。
別途設けられた現用系及び予備系の伝送路及びその周辺
回路の異常を監視する異常監視部からの異常検出情報に
基づいて前記第1の切替制御信号の値を決める構成を備
えている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の光伝送路の系統切
替制御装置を備えた光伝送装置の一実施の形態の構成を
示したブロック図である。1は光伝送路31(又は3
2)を用いてデータ伝送を行う光伝送装置、2は光伝送
装置1に内蔵されている複数の主信号処理部11a、1
1b…11nに対する交換処理を行う交換機、31は光
伝送装置1に収容されている現用系の光伝送路、32は
光伝送装置1に収容されている予備系の光伝送路であ
る。
を参照して説明する。図1は本発明の光伝送路の系統切
替制御装置を備えた光伝送装置の一実施の形態の構成を
示したブロック図である。1は光伝送路31(又は3
2)を用いてデータ伝送を行う光伝送装置、2は光伝送
装置1に内蔵されている複数の主信号処理部11a、1
1b…11nに対する交換処理を行う交換機、31は光
伝送装置1に収容されている現用系の光伝送路、32は
光伝送装置1に収容されている予備系の光伝送路であ
る。
【0017】ここで、光伝送装置1は、データの送受信
や光伝送路の系統(現用系/予備系)切り替えなどを行
う複数の主信号処理部11,(11a、11b…11
n、)これら主信号処理部11a、11b…11nに入
出力されるデータを光信号から電気信号に、又は電気信
号から光信号に相互に変換する光電変換器12、光伝送
装置1が使用する光伝送路の系統を選択する制御を行う
切替制御部14を有し、更に、各主信号処理部11a、
11b…11nには、データを送受信する光伝送路の系
統を切り替えて選択する切替回路111を有している。
や光伝送路の系統(現用系/予備系)切り替えなどを行
う複数の主信号処理部11,(11a、11b…11
n、)これら主信号処理部11a、11b…11nに入
出力されるデータを光信号から電気信号に、又は電気信
号から光信号に相互に変換する光電変換器12、光伝送
装置1が使用する光伝送路の系統を選択する制御を行う
切替制御部14を有し、更に、各主信号処理部11a、
11b…11nには、データを送受信する光伝送路の系
統を切り替えて選択する切替回路111を有している。
【0018】図2は図1に示した切替制御部14と各主
信号処理部11に設けられている光伝送路の系統切替に
関する部分から成る本発明の光伝送路の系統切替制御装
置の一実施の形態の構成を示したブロック図である。切
替制御部14は異常監視部113から連絡される異常検
出信号などから光伝送路の系統を切り替えるかどうかを
判断し、その結果によって切替制御信号100を出力す
る切替制御回路141、この切替制御回路141を電源
投入時などに初期化するパーワーオンリセット回路14
2、切替制御回路141から出力された切替制御信号1
00から2種類の切替制御信号101、102を作成す
るナンドゲート143、144及び切替制御信号100
の極性を反転するインバータ145から成る論理回路を
有している。
信号処理部11に設けられている光伝送路の系統切替に
関する部分から成る本発明の光伝送路の系統切替制御装
置の一実施の形態の構成を示したブロック図である。切
替制御部14は異常監視部113から連絡される異常検
出信号などから光伝送路の系統を切り替えるかどうかを
判断し、その結果によって切替制御信号100を出力す
る切替制御回路141、この切替制御回路141を電源
投入時などに初期化するパーワーオンリセット回路14
2、切替制御回路141から出力された切替制御信号1
00から2種類の切替制御信号101、102を作成す
るナンドゲート143、144及び切替制御信号100
の極性を反転するインバータ145から成る論理回路を
有している。
【0019】又、切替制御部14から出力された切替制
御信号101、102はそれぞれ制御線15a、15b
を通して主信号処理部11a、11b、…に送られる。
各主信号処理部11a、11b、…は、制御線15a、
15bを通して送られてきた切替制御信号101、10
2に基づいて切替制御作成を保持する保持回路114を
有しており、この保持回路114により保持された切替
制御情報(出力信号)103により切替回路111が光
伝送路の系統を切り替える構成となっている。更に、制
御線15a、15bはプルアップ抵抗Rにより所定電圧
に常時プルアップされている。尚、保持回路114は負
論理入力のラッチ回路などで構成され、負論理入力のラ
ッチ回路は例えば負論理入力のRSフリップフロップに
より構成されている。
御信号101、102はそれぞれ制御線15a、15b
を通して主信号処理部11a、11b、…に送られる。
各主信号処理部11a、11b、…は、制御線15a、
15bを通して送られてきた切替制御信号101、10
2に基づいて切替制御作成を保持する保持回路114を
有しており、この保持回路114により保持された切替
制御情報(出力信号)103により切替回路111が光
伝送路の系統を切り替える構成となっている。更に、制
御線15a、15bはプルアップ抵抗Rにより所定電圧
に常時プルアップされている。尚、保持回路114は負
論理入力のラッチ回路などで構成され、負論理入力のラ
ッチ回路は例えば負論理入力のRSフリップフロップに
より構成されている。
【0020】次に本実施の形態の動作について説明す
る。光伝送装置1の切替制御部14は、通常、切替制御
信号101をローレベル、切替制御信号102をハイレ
ベルとして、主信号処理部11a、11b…11nの切
替回路111が現用系の光伝送路31を選択するように
している。これにより、主信号処理部11a、11b…
11nは現用系の光伝送路31を用いてデータの送受信
処理を行う。この時、多重分離部112は送信データの
時分割多重化を行ったり、或いは受信データの分離を行
う。又、異常監視部113は現用系光伝送路31、予備
系光伝送路32や光電変換器12などの異常監視を行な
い、異常が検出された場合は、これを切替制御部14に
図示されない制御線を通して知らせる。
る。光伝送装置1の切替制御部14は、通常、切替制御
信号101をローレベル、切替制御信号102をハイレ
ベルとして、主信号処理部11a、11b…11nの切
替回路111が現用系の光伝送路31を選択するように
している。これにより、主信号処理部11a、11b…
11nは現用系の光伝送路31を用いてデータの送受信
処理を行う。この時、多重分離部112は送信データの
時分割多重化を行ったり、或いは受信データの分離を行
う。又、異常監視部113は現用系光伝送路31、予備
系光伝送路32や光電変換器12などの異常監視を行な
い、異常が検出された場合は、これを切替制御部14に
図示されない制御線を通して知らせる。
【0021】次に切替制御部14の動作について図3を
参照して詳述する。切替制御部14の切替制御回路14
1は光伝送路として現用系を選択している場合、図3
(A)に示すようにハイレベルの切替制御信号100を
出力する。この切替制御信号100はナンドゲート14
3の(1)端子に入力されると共に、インバータ145
にてその極性が反転されてナンドゲート144の(1)
端子に入力される。又、この時、バワーオンリセット回
路142はハイレベルの信号をナンドゲート143、1
44の(2)端子に出力している。
参照して詳述する。切替制御部14の切替制御回路14
1は光伝送路として現用系を選択している場合、図3
(A)に示すようにハイレベルの切替制御信号100を
出力する。この切替制御信号100はナンドゲート14
3の(1)端子に入力されると共に、インバータ145
にてその極性が反転されてナンドゲート144の(1)
端子に入力される。又、この時、バワーオンリセット回
路142はハイレベルの信号をナンドゲート143、1
44の(2)端子に出力している。
【0022】これにより、ナンドゲート143から出力
される切替制御信号101は図3(B)に示すようにロ
ーレベルに、ナンドゲート144から出力される切替制
御信号102は図3(C)に示すようにハイレベルにな
って、制御線15a、15b上に送出される。従って、
保持回路114のセット端子Sはローレベルで、リセッ
ト端子Rはハイレベルになるため、保持回路114の出
力信号103は図3(D)に示すようにハイレベルにな
り、これが切替回路111に入力されることになる。こ
のため、切替回路111は図3(E)に示すよう現用系
光伝送路31を選択するように切り替わっている。
される切替制御信号101は図3(B)に示すようにロ
ーレベルに、ナンドゲート144から出力される切替制
御信号102は図3(C)に示すようにハイレベルにな
って、制御線15a、15b上に送出される。従って、
保持回路114のセット端子Sはローレベルで、リセッ
ト端子Rはハイレベルになるため、保持回路114の出
力信号103は図3(D)に示すようにハイレベルにな
り、これが切替回路111に入力されることになる。こ
のため、切替回路111は図3(E)に示すよう現用系
光伝送路31を選択するように切り替わっている。
【0023】ここで、異常監視部113が現用系光伝送
路31の異常を検出して、これを切替制御部14に知ら
せたとする。これにより、切替制御回路141は光伝送
路を現用系から予備系に切り替えるべく、切替制御信号
100を図3(A)に示すようにta時点でハイレベル
からローレベルにする。このため、ナンドゲート143
の(1)端子はローレベルに、ナンドゲート144の
(1)端子はハイレベルに変化するため、切替制御信号
101は図3(B)に示すようにローレベルからハイレ
ベルに変化し、切替制御信号102は図3(C)に示す
ようにハイレベルからローレベルに変化する。
路31の異常を検出して、これを切替制御部14に知ら
せたとする。これにより、切替制御回路141は光伝送
路を現用系から予備系に切り替えるべく、切替制御信号
100を図3(A)に示すようにta時点でハイレベル
からローレベルにする。このため、ナンドゲート143
の(1)端子はローレベルに、ナンドゲート144の
(1)端子はハイレベルに変化するため、切替制御信号
101は図3(B)に示すようにローレベルからハイレ
ベルに変化し、切替制御信号102は図3(C)に示す
ようにハイレベルからローレベルに変化する。
【0024】これにより、保持回路114のセット端子
Sはローレベルからハイレベルに、リセット端子Rはハ
イレベルからローレベルに変化し、且つこの保持回路1
14は負論理入力であるため、その出力信号103は図
3(D)に示すようにハイレベルからローレベルに変化
する。このため、切替回路111は図3(E)に示すよ
う予備系光伝送路32を選択するように切り替わる。
Sはローレベルからハイレベルに、リセット端子Rはハ
イレベルからローレベルに変化し、且つこの保持回路1
14は負論理入力であるため、その出力信号103は図
3(D)に示すようにハイレベルからローレベルに変化
する。このため、切替回路111は図3(E)に示すよ
う予備系光伝送路32を選択するように切り替わる。
【0025】その後、異常監視部113が現用系光伝送
路31の復旧を切替制御部14に知らせてきた場合等、
切替制御回路141は現用系への切り戻しが必要と判断
し、切替制御信号100を図3(A)に示すようにtb
時点で再度ハイレベルにする。これにより、ナンドゲー
ト143の(1)端子はローレベルからハイレベルに変
化し、ナンドゲート144の(1)端子はハイレベルか
らローレベルに変化するため、切替制御信号101は図
3(B)に示すようにハイレベルからローレベルに変化
し、切替制御信号102は図3(C)に示すようにロー
レベルからハイレベルに変化する。
路31の復旧を切替制御部14に知らせてきた場合等、
切替制御回路141は現用系への切り戻しが必要と判断
し、切替制御信号100を図3(A)に示すようにtb
時点で再度ハイレベルにする。これにより、ナンドゲー
ト143の(1)端子はローレベルからハイレベルに変
化し、ナンドゲート144の(1)端子はハイレベルか
らローレベルに変化するため、切替制御信号101は図
3(B)に示すようにハイレベルからローレベルに変化
し、切替制御信号102は図3(C)に示すようにロー
レベルからハイレベルに変化する。
【0026】これにより、保持回路114のセット端子
Sはハイレベルからローレベルに、リセット端子Rはロ
ーレベルからハイレベルに変化し、且つこの保持回路は
負論理入力であるため、その出力信号103は図3
(D)に示すようにローレベルからハイレベルに変化す
る。このため、切替回路111は図3(E)に示すよう
現用系光伝送路31を選択するように切り替わる。
Sはハイレベルからローレベルに、リセット端子Rはロ
ーレベルからハイレベルに変化し、且つこの保持回路は
負論理入力であるため、その出力信号103は図3
(D)に示すようにローレベルからハイレベルに変化す
る。このため、切替回路111は図3(E)に示すよう
現用系光伝送路31を選択するように切り替わる。
【0027】次に現用系光伝送路31を選択している時
に切替制御部14を抜去した時の動作について図4を参
照して説明する。図4(A)は切替制御部14が実装さ
れている時にローレベルを、非実装の時をハイレベルで
示している。現用系光伝送路31を選択している時に切
替制御部14を抜去すると、切替制御信号101は図4
(B)で示すようにローレベルからハイレベルに変化
し、切替制御信号102は図4(C)で示すようにハイ
レベルのままとなる。これにより、保持回路114のセ
ット端子Sはハイレベルに、リセット端子Rもハイレベ
ルになり、且つこの保持回路114は負論理入力である
ため、その出力信号103は変化せず図4(D)に示す
ようにハイレベルのままとなり、以前の状態が保持され
る。このため、切替回路111は現用系光伝送路31を
選択したままとなり、光伝送路の誤選択は生じない。
に切替制御部14を抜去した時の動作について図4を参
照して説明する。図4(A)は切替制御部14が実装さ
れている時にローレベルを、非実装の時をハイレベルで
示している。現用系光伝送路31を選択している時に切
替制御部14を抜去すると、切替制御信号101は図4
(B)で示すようにローレベルからハイレベルに変化
し、切替制御信号102は図4(C)で示すようにハイ
レベルのままとなる。これにより、保持回路114のセ
ット端子Sはハイレベルに、リセット端子Rもハイレベ
ルになり、且つこの保持回路114は負論理入力である
ため、その出力信号103は変化せず図4(D)に示す
ようにハイレベルのままとなり、以前の状態が保持され
る。このため、切替回路111は現用系光伝送路31を
選択したままとなり、光伝送路の誤選択は生じない。
【0028】次に予備系光伝送路32を選択している時
に切替制御部14を抜去した時の動作について図5を参
照して説明する。図5(A)は切替制御部14が実装さ
れている時にローレベルを、非実装の時をハイレベルで
示している。予備系光伝送路32を選択している時に切
替制御部14を抜去すると、切替制御信号101は図5
(B)で示すようにハイレベルのままとなり、切替制御
信号102は図5(C)で示すようにローレベルからハ
イレベルに変化する。これにより、保持回路114のセ
ット端子Sはハイレベルに、リセット端子Rもハイレベ
ルになり、且つこの保持回路114は負論理入力である
ため、その出力信号103は変化せず図5(D)に示す
ようにローレベルのままとなり、以前の状態が保持され
る。このため、切替回路111は予備系光伝送路32を
選択したままとなり、光伝送路の誤選択は生じない。
に切替制御部14を抜去した時の動作について図5を参
照して説明する。図5(A)は切替制御部14が実装さ
れている時にローレベルを、非実装の時をハイレベルで
示している。予備系光伝送路32を選択している時に切
替制御部14を抜去すると、切替制御信号101は図5
(B)で示すようにハイレベルのままとなり、切替制御
信号102は図5(C)で示すようにローレベルからハ
イレベルに変化する。これにより、保持回路114のセ
ット端子Sはハイレベルに、リセット端子Rもハイレベ
ルになり、且つこの保持回路114は負論理入力である
ため、その出力信号103は変化せず図5(D)に示す
ようにローレベルのままとなり、以前の状態が保持され
る。このため、切替回路111は予備系光伝送路32を
選択したままとなり、光伝送路の誤選択は生じない。
【0029】次に現用系光伝送路31を選択している時
に切替制御部14を挿入した時の動作について図6を参
照して説明する。図6(A)は切替制御部14が実装さ
れている時にローレベルを、非実装の時をハイレベルで
示している。切替制御部14を挿入すると、パワーオン
リセット回路142はローレベルのリセット信号を図6
(B)に示すように期間Tだけ切替制御回路141に出
力する。このリセット信号はナンドゲート143、14
4の(2)端子にも入力されているため、ナンドゲート
143、144はこれらの(1)端子がどのようなレベ
ルであっても、その出力である切替制御信号101、1
02をハイレベルにする。
に切替制御部14を挿入した時の動作について図6を参
照して説明する。図6(A)は切替制御部14が実装さ
れている時にローレベルを、非実装の時をハイレベルで
示している。切替制御部14を挿入すると、パワーオン
リセット回路142はローレベルのリセット信号を図6
(B)に示すように期間Tだけ切替制御回路141に出
力する。このリセット信号はナンドゲート143、14
4の(2)端子にも入力されているため、ナンドゲート
143、144はこれらの(1)端子がどのようなレベ
ルであっても、その出力である切替制御信号101、1
02をハイレベルにする。
【0030】このため、切替制御信号101、102は
図6(D)、(E)に示すように切替制御部14の挿入
前と同じハイレベルを維持する。その後、切替制御回路
141は正しい動作を開始し、図6(C)に示すように
切替制御回路141が光伝送路を現用系に切り替えるべ
く、切替制御信号100をハイレベルにする。更にその
後、図6(B)に示すようにパワーオンリセット回路1
42がローレベルのリセット信号の出力を停止して、時
点taでこれをハイレベルにすると、ナンドゲート14
3は(1)、(2)端子の両方がハイレベルになるた
め、切替制御信号101を図6(D)に示すようにハイ
レベルからローレベルに変化する。
図6(D)、(E)に示すように切替制御部14の挿入
前と同じハイレベルを維持する。その後、切替制御回路
141は正しい動作を開始し、図6(C)に示すように
切替制御回路141が光伝送路を現用系に切り替えるべ
く、切替制御信号100をハイレベルにする。更にその
後、図6(B)に示すようにパワーオンリセット回路1
42がローレベルのリセット信号の出力を停止して、時
点taでこれをハイレベルにすると、ナンドゲート14
3は(1)、(2)端子の両方がハイレベルになるた
め、切替制御信号101を図6(D)に示すようにハイ
レベルからローレベルに変化する。
【0031】この時、保持回路114のセット端子Sは
ローレベルで、リセット端子Rはハイレベルであるの
で、保持回路114は切替回路111に現用系を選択さ
せるハイレベルの出力信号103を出力するため、図6
(F)で示すように、保持回路114の出力信号103
は切替制御部14の挿入前と同じハイレベルを維持する
ので、光伝送路は現用系を選択したままとなる。
ローレベルで、リセット端子Rはハイレベルであるの
で、保持回路114は切替回路111に現用系を選択さ
せるハイレベルの出力信号103を出力するため、図6
(F)で示すように、保持回路114の出力信号103
は切替制御部14の挿入前と同じハイレベルを維持する
ので、光伝送路は現用系を選択したままとなる。
【0032】次に予備系光伝送路32を選択している時
に切替制御部14を挿入した時の動作について図7を参
照して説明する。図7(A)は切替制御部14が実装さ
れている時にローレベルを、非実装の時をハイレベルで
示している。切替制御部14を挿入すると、パワーオン
リセット回路142はローレベルのリセット信号を図7
(B)に示すように期間Tだけ切替制御回路141に出
力する。このリセット信号はナンドゲート143、14
4の(2)端子にも入力されているため、ナンドゲート
143、144はこれらの(1)端子がどのようなレベ
ルであっても、その出力である切替制御信号101、1
02をハイレベルにする。
に切替制御部14を挿入した時の動作について図7を参
照して説明する。図7(A)は切替制御部14が実装さ
れている時にローレベルを、非実装の時をハイレベルで
示している。切替制御部14を挿入すると、パワーオン
リセット回路142はローレベルのリセット信号を図7
(B)に示すように期間Tだけ切替制御回路141に出
力する。このリセット信号はナンドゲート143、14
4の(2)端子にも入力されているため、ナンドゲート
143、144はこれらの(1)端子がどのようなレベ
ルであっても、その出力である切替制御信号101、1
02をハイレベルにする。
【0033】このため、切替制御信号101、102は
図7(D)、(E)に示すように切替制御部14の挿入
前と同じハイレベルを維持する。その後、切替制御回路
141は正しい動作を開始し、切替制御回路141が光
伝送路を現用系に切り替えるべく、ローレベルの切替制
御信号100を出力するため、図7(C)に示すように
切替制御信号100はローレベルのままとなる。更にそ
の後、図7(D)に示すようにパワーオンリセット回路
142がローレベルのリセット信号の出力を停止して、
時点tbでこれをハイレベルにすると、ナンドゲート1
44は(1)、(2)端子の両方がハイレベルになり、
従って、切替制御信号102は図7(E)に示すように
ハイレベルからローレベルに変化する。
図7(D)、(E)に示すように切替制御部14の挿入
前と同じハイレベルを維持する。その後、切替制御回路
141は正しい動作を開始し、切替制御回路141が光
伝送路を現用系に切り替えるべく、ローレベルの切替制
御信号100を出力するため、図7(C)に示すように
切替制御信号100はローレベルのままとなる。更にそ
の後、図7(D)に示すようにパワーオンリセット回路
142がローレベルのリセット信号の出力を停止して、
時点tbでこれをハイレベルにすると、ナンドゲート1
44は(1)、(2)端子の両方がハイレベルになり、
従って、切替制御信号102は図7(E)に示すように
ハイレベルからローレベルに変化する。
【0034】この時、保持回路114のセット端子Sは
ハイレベルで、リセット端子Rはローレベルであるた
め、保持回路114は切替回路111に予備系を選択さ
せるローレベルの出力信号103を出力するため、図7
(F)で示すように、保持回路114の出力信号103
は切替制御部14の挿入前と同じローレベルを維持する
ので、光伝送路は予備系を選択したままとなる。
ハイレベルで、リセット端子Rはローレベルであるた
め、保持回路114は切替回路111に予備系を選択さ
せるローレベルの出力信号103を出力するため、図7
(F)で示すように、保持回路114の出力信号103
は切替制御部14の挿入前と同じローレベルを維持する
ので、光伝送路は予備系を選択したままとなる。
【0035】本実施の形態によれば、切替制御回路14
1から出力された切替制御信号100から2種類の切替
制御信号101、102を作成するナンドゲート14
3、144及びインバータ145から成る論理回路を設
けると共に、これら切替制御信号101、102を2本
の制御線15a、15bで主信号処理部11a、11
b、…11nに設けられた保持回路114に送り、保持
回路114はこれら切替制御信号101、102の組み
合わせにより得られ、且つ切替制御部14を挿拔して
も、以前の状態を保持する出力信号103を作成し、こ
の出力信号103により切替回路111に光伝送路とし
て現用系光伝送路31又は予備系光伝送路32を選択さ
せる構成のため、切替制御部14を挿拔しても、光伝送
路の誤選択は生ぜず、常に正しい光伝送路系が選択する
ことができ、光伝送装置の信頼性を著しく向上させるこ
とができる。
1から出力された切替制御信号100から2種類の切替
制御信号101、102を作成するナンドゲート14
3、144及びインバータ145から成る論理回路を設
けると共に、これら切替制御信号101、102を2本
の制御線15a、15bで主信号処理部11a、11
b、…11nに設けられた保持回路114に送り、保持
回路114はこれら切替制御信号101、102の組み
合わせにより得られ、且つ切替制御部14を挿拔して
も、以前の状態を保持する出力信号103を作成し、こ
の出力信号103により切替回路111に光伝送路とし
て現用系光伝送路31又は予備系光伝送路32を選択さ
せる構成のため、切替制御部14を挿拔しても、光伝送
路の誤選択は生ぜず、常に正しい光伝送路系が選択する
ことができ、光伝送装置の信頼性を著しく向上させるこ
とができる。
【0036】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の光伝送路の系
統切替制御装置によれば、切替制御部を挿抜しても常に
正しい光伝送路系を選択することができる。
統切替制御装置によれば、切替制御部を挿抜しても常に
正しい光伝送路系を選択することができる。
【図1】本発明の光伝送路の系統切替制御装置を搭載し
た光伝送装置の一実施の形態の構成を示したブロック
図。
た光伝送装置の一実施の形態の構成を示したブロック
図。
【図2】本発明の光伝送路の系統切替制御装置の一実施
の形態の構成を示したブロック図。
の形態の構成を示したブロック図。
【図3】図2に示した切替制御部の制御動作を示したタ
イミングチャート。
イミングチャート。
【図4】現用系光伝送路が選択されている時に図2に示
した切替制御部を抜去した際の動作を示したタイミング
チャート。
した切替制御部を抜去した際の動作を示したタイミング
チャート。
【図5】予備系光伝送路が選択されている時に図2に示
した切替制御部を抜去した際の動作を示したタイミング
チャート。
した切替制御部を抜去した際の動作を示したタイミング
チャート。
【図6】現用系光伝送路が選択されている時に図2に示
した切替制御部を挿入した際の動作を示したタイミング
チャート。
した切替制御部を挿入した際の動作を示したタイミング
チャート。
【図7】予備系光伝送路が選択されている時に図2に示
した切替制御部を挿入した際の動作を示したタイミング
チャート。
した切替制御部を挿入した際の動作を示したタイミング
チャート。
【図8】従来の光伝送装置を用いた通信システム例を示
したブロック図。
したブロック図。
【図9】従来の光伝送路の系統切替制御系の一例を示し
たブロック図。
たブロック図。
【図10】図9に示した切替制御部の動作を示したタイ
ミングチャート。
ミングチャート。
【図11】従来の光伝送路の系統切替制御系の他の例を
示したブロック図。
示したブロック図。
11,(11a、11b)…主信号処理部 14…切替制御部 15a、15b…制御線 31…現用系光伝送路 32…予備系光伝送路 111…切替回路 113…異常監視部 114…保持回路 141…切替制御回路 142…パワーオンリセット回路 143、144…ナンドゲート 145…インバータ
Claims (5)
- 【請求項1】 現用系の光伝送路と予備系の光伝送路の
いずれか一方の系統を選択してデータの送受信を行う少
なくとも1個以上の主信号処理部を有する光伝送装置に
おける前記光伝送路の系統を光伝送路の状態に応じて前
記現用系又は予備系のいずれか一方に選択する制御を行
う切替制御部を備えた光伝送路の系統切替制御装置にお
いて、 選択する光伝送路の系統を2値で指示する第1の切替制
御信号を発生する切替制御回路と、 この切替制御回路から発生された第1の切替制御信号か
ら第2、第3の2値の切替制御信号を作成する論理回路
とを前記切替制御部に具備し、 これら第2、第3の切替制御信号を伝送する2本の制御
線を前記切替制御部と前記主信号処理部間に設け、 これら2本の制御線を伝送してきた第2、第3の切替制
御信号から最終的に光伝送路の系統を選択する2値の第
4の切替制御信号を作成すると共に、前記切替制御部の
挿抜によって前記第2、第3の切替制御信号の状態が変
化しても前記第4の切替制御信号の値を挿抜前の値と同
一に保持する保持回路を前記主信号処理部に備えたこと
を特徴とする光伝送路の系統切替制御装置。 - 【請求項2】 前記論理回路は、前記切替制御回路から
出力される第1の切替制御信号を1の入力に入力し、前
記切替制御回路のパワーオンリセット信号を2の入力に
入力する第1のナンド回路と、前記第1の切替制御信号
の極性反転信号を1の入力に入力し、前記切替制御回路
のパワーオンリセット信号を2の入力に入力する第2の
ナンド回路とを具備し、 前記第1のナンド回路から前記第2の切替制御信号を取
り出し、前記第2のナンド回路から前記第3の切替制御
信号を取り出すことを特徴とする請求項1記載の光伝送
路の系統切替制御装置。 - 【請求項3】 前記保持回路は、負論理入力のラッチ回
路であることを特徴とする請求項1記載の光伝送路の系
統切替制御装置。 - 【請求項4】 前記ラッチ回路は、負論理入力のフリッ
プフロップであることを特徴とする請求項3記載の光伝
送路の系統切替制御装置。 - 【請求項5】 前記切替制御回路は、別途設けられた現
用系及び予備系の伝送路及びその周辺回路の異常を監視
する異常監視部からの異常検出情報に基づいて前記第1
の切替制御信号の値を決めることを特徴とする請求項1
記載の光伝送路の系統切替制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8017290A JPH09214426A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 光伝送路の系統切替制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8017290A JPH09214426A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 光伝送路の系統切替制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09214426A true JPH09214426A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11939868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8017290A Pending JPH09214426A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 光伝送路の系統切替制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09214426A (ja) |
-
1996
- 1996-02-02 JP JP8017290A patent/JPH09214426A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH077935B2 (ja) | 時分割多重分離装置 | |
US20040015770A1 (en) | Path error monitoring method and apparatus thereof | |
EP0642080A2 (en) | Clock selection control device | |
US5936938A (en) | System and method for providing switching between paths in a telecommunications system | |
JPH11112389A (ja) | 無瞬断回線切替システム及び伝送装置 | |
JPH09214426A (ja) | 光伝送路の系統切替制御装置 | |
KR100208227B1 (ko) | 프로세서와 디바이스간의 타임 슬롯 스위치 | |
JP3686752B2 (ja) | クロック従属選択回路 | |
KR100296039B1 (ko) | 비동기 전송 모드 교환시스템에서 이중화된 링크를 선택하는방법 | |
JP3093052B2 (ja) | ケーブル誤接続補償回路 | |
JPH08256191A (ja) | データ処理装置 | |
KR100397497B1 (ko) | 디에스원/디스에스원이 신호접속 장치 및 회선절체 방법 | |
JP2655738B2 (ja) | 二重化系―一重化系間系切り替え方式 | |
JPH1093536A (ja) | 伝送装置のユニット間インタフェース方式 | |
JP3106962B2 (ja) | データ伝送経路の識別情報生成システム | |
JP3181485B2 (ja) | 通信装置の監視システム | |
KR0134253Y1 (ko) | 외부 동기 클럭원 수신 장치 | |
JPH0821877B2 (ja) | 冗長系を構成する現用、待機パッケージの切替制御方式 | |
JP3229993B2 (ja) | フレームパルス切替回路 | |
JPH08147179A (ja) | データ乗換制御回路 | |
JPH11239121A (ja) | ディジタル通信装置 | |
JPH0685774A (ja) | 伝送装置の信号系切替方式 | |
JPH01309430A (ja) | データ時分割多重化回路 | |
JPS63240145A (ja) | デイジタル信号伝送方式 | |
JPS62168438A (ja) | クロツク信号安全保障装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040423 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040928 |