JPH09213057A - 記録再生用ディスクの編集方法 - Google Patents

記録再生用ディスクの編集方法

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JPH09213057A
JPH09213057A JP1515696A JP1515696A JPH09213057A JP H09213057 A JPH09213057 A JP H09213057A JP 1515696 A JP1515696 A JP 1515696A JP 1515696 A JP1515696 A JP 1515696A JP H09213057 A JPH09213057 A JP H09213057A
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JP
Japan
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recording
utoc
area
data
disc
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Withdrawn
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JP1515696A
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English (en)
Inventor
Hideo Kurohara
英雄 黒原
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停電等により録音済みデータのUTOC情報
が失われた場合であっても、該データの再生ができるよ
うにする。 【解決手段】 記録再生用ディスク1のプログラムエリ
アに記録されている全データセットを1つのデータセッ
トとしてまとめる編集モードを設け、操作部18より該
編集モードにおける編集の実行が指示された時、UTO
Cエリアの第1データセットのスタートアドレスをプロ
グラムエリアの先頭アドレスにし、かつ、エンドアドレ
スをプログラムエリアの最終アドレスにし、プログラム
エリアに記録されている全データセットを1つのデータ
セットとして管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録再生用ディスク
の編集方法に係わり、特に、曲等のデータセット毎にそ
の記録位置を示すスタートアドレスとエンドアドレスを
記録するUTOCエリアと各データセットを記録するプ
ログラムエリアを備えた記録再生用ディスクの編集方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ミニディスク(MD)にはピット列によ
り予め音楽データ等が記録された再生専用ミニディスク
と、光磁気方式で音楽データ等の記録・再生を行なう記
録再生用ミニディスクの2種類がある。図4は記録・再
生用ミニディスクの構成図であり、ディスク中心から半
径14.5mm〜16mmの範囲はピット領域(TOCエリア)PT
Aに定められており、ディスク中心から半径16mm〜61mm
の範囲はグルーブ領域(レコーダブルエリア)GRAであ
る。グルーブ領域(レコーダブルエリア)GRAは、内周
側のUTOCエリアと音楽データ等を記録するプログラ
ムエリアとで構成されている。又、記録再生用ミニディ
スクの全周には13.3ms毎のアドレス情報が記録されてい
る。
【0003】TOCエリアPTAには、ディスクタイプ
(再生専用/記録再生兼用の別)、記録パワー、UTO
Cスタートアドレス、プログラムエリアの先頭アドレス
等の各種データがピット列で予め記録されている。レコ
ーダブルエリアGRAのプログラムエリアには、ユーザ
が任意の音楽データ等を、最大で255 曲分記録できるよ
うになっており、曲番と曲のスタートアドレス、エンド
アドレス、トラックモード(コピー保護の有無、ステレ
オ/モノ、エンファシスオン/オフ等)は図5に示すよう
にUTOCエリアで一括管理されるようになっている。
かかる記録再生用ミニディスクにおいて、録音が指示さ
れると最終曲番(図5では第5曲)のエンドアドレスJ
以降より録音を行い、録音終了後にUTOC情報を図6
に示すように更新する。
【0004】以上のように、記録再生用ミニディスクの
UTOCエリアは、曲番毎に順に曲のスタートアドレス
/エンドアドレス等のUTOC情報を記録するものであ
るため、該UTOC情報を参照することにより所望曲を
高速かつ容易に選曲して演奏できる。又、UTOCエリ
アの記録内容のみを操作することにより、不要曲を消去
(ERASE)あるいは全曲消去(ALL ERASE)、曲の分割(DIVID
E)、複数の曲を1つの曲に結合(COMBINE)、曲の移動(曲
番変更)(MOVE)などの様々な編集を簡単に行うことがで
きる。例えば、図7(a)に示すように第1曲〜第5曲
がプログラムエリアに記録されている状態において、イ
レーズ編集操作により第3曲の削除を指示すると、シス
テムはUTOC情報を図7(b)に示すように書き替え
る。すなわち、旧の第3曲のUTOC情報を削除し、第
3曲以降の曲番を1づつアップし、新たな曲番に対応さ
せてスタートアドレス/エンドアドレス/トラックモー
ドをUTOC情報としてUTOCエリアに書き込む。こ
の場合、システムはプログラムエリアに記録されている
第3曲の音楽データを削除せず、該第3曲の音楽データ
は消されずに残っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ミニディスクプレーヤ
において、ディスクを装填するとシステムは該ディスク
よりUTOC情報を読み取ってUTOC情報管理用記憶
部に書き込む。そして、録音に際して、一部記録済みの
ディスクの場合には最終曲番以降のプログラムエリアか
ら、あるいは何も記録されていないブランクディスクの
場合にはプログラムエリアの先頭から順次音楽データを
記録すると共に、UTOC情報管理用記憶部に記憶され
ているUTOC情報に新たな管理データ(曲番/スター
トアドレス/エンドアドレス等)を追加し、録音終了
時、あるいはディスクのイジェクトが指示された時、U
TOC情報管理用記憶部に記憶されているUTOC情報
をディスクのUTOCエリアに書き込む。
【0006】以上のように、記録再生用ディスクのプロ
グラムエリアに音楽データを記録するタイミングとディ
スクのUTOCエリアにUTOC情報を記録するタイミ
ングは異なる。このため、録音完了後にUTOC情報を
ディスクのUTOCエリアに記録する前に停電等の不慮
の事故が発生すると、UTOCエリアの内容とプログラ
ムエリアの音楽データとの間のの関係が崩れてしまい、
UTOC情報は無意味なものとなってしまう。特に、ブ
ランクディスクに録音した場合には、UTOC情報が失
われ、長時間録音が無意味なものとなってしまう。現在
のミニディスクプレーヤでは、UTOC情報が正常に読
み込めない場合には、ブランクディスクと判断したり、
異常ディスクと判断したりするだけで、ディスクの全体
の消去以外は受け付けない場合が殆どである。
【0007】以上から、本発明の目的は、停電等により
録音済みデータのUTOC情報が失われた場合であって
も、該データの再生ができるようにした記録再生用ディ
スクの編集方法を提供することである。本発明の別の目
的は、停電等により録音済みデータのUTOC情報が失
われた場合であっても、編集操作によりUTOC情報を
再構築してUTOCエリアに記録できる記録再生用ディ
スクの編集方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、曲等のデータセット毎にその記録位置を示すスター
トアドレスとエンドアドレスを記録するUTOCエリア
と各データセットを記録するプログラムエリアを備えた
記録再生用ディスクの編集方法において、プログラムエ
リアに記録されている全データセットを1つのデータセ
ットとしてまとめる編集モードを選択する手段、編集実
行が指示された時、UTOCエリアの第1データセット
のスタートアドレスをプログラムエリアの先頭アドレス
にし、かつ、エンドアドレスをプログラムエリアの最終
アドレスにする手段により達成される。
【0009】停電等により、UTOC情報が失われて
も、プログラムエリアに記録されているデータは失われ
ていない。そこで、電源復旧後に、編集操作により、プ
ログラムエリアに記録されている全データが1つのデー
タセットとなるようにUTOC情報を作成してUTOC
エリアに書き込む。すなわち、UTOCエリアの第1デ
ータセットのスタートアドレスをプログラムエリアの先
頭アドレスにし、かつ、エンドアドレスをプログラムエ
リアの最終アドレスにする。このようにすれば、システ
ムは、プログラムエリアに1つのデータセットがプログ
ラムエリアの先頭から最終アドレスまで記録されている
もの判断し、先頭からの再生が可能となる。これによ
り、長時間録音後にUTOC情報をUTOCエリアに書
き込む前に停電等の不慮な事故が発生しても、長時間録
音を無意味なものとしないようにできる。又、ミニディ
スクプレーヤは分割編集機能を備えているから、この分
割編集機能により、1つのデータセットを個々の本来の
データセットに分割し、該分割に応じたUTOC情報を
UTOCエリアに書き込むことにより短時間でプログラ
ムエリアに記録した各データセットのUTOC情報を復
元することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
(A)ミニディスクプレーヤの構成 図1は本発明の一実施例に係るミニディスクプレーヤの
全体構成図である。1は記録再生用ミニディスクであ
り、グルーブ領域にUTOC情報と圧縮音楽データ、最
内周のピット領域にTOC情報が記録されている。2は
スピンドルモータであり、スピンドルサーボ系の制御を
受けて記録再生用ミニディスク1を所定の一定線速度で
回転する。3は記録再生用ミニディスク1に対しレーザ
ビームを照射し、反射ビームより記録再生用ミニディス
ク1に記録された信号を検出すると共に、レーザビーム
の照射でキュリー温度以上に昇温させ、後述する記録ヘ
ッドによる光磁気記録を可能とする光ピックアップ、4
は光ピックアップ3を記録再生用ミニディスク1の半径
方向に送る送りモータ、5は記録時に新たなデータの光
磁気記録を行う記録ヘッド、6は記録ヘッドを駆動する
ヘッドドライバである。
【0011】7は光ピックアップ3の検出信号からRF
信号及びEFM信号、各種エラー信号(フォーカスエラ
ー信号、トラッキングエラー信号)、アドレス変調信
号、CLV制御信号等を作成するRFアンプ、8はRF
信号から出力されるアドレス変調信号からアドレスデー
タを復調するアドレスデコーダ、9はサーボ回路であ
り、RFアンプから出力されるフォーカスエラー信号、
トラッキングエラー信号、CLV制御信号に基づきそれ
ぞれフォーカスサーボ制御、トラッキングサーボ制御、
スピンドルドルサーボ制御を行うと共に、送りモータ4
に対するスレッドサーボ制御行うものである。10はデ
ジタル信号処理回路である。デジタル信号処理回路10
は、記録時、後述するショックプルーフメモリコント
ローラ12から入力した圧縮音楽データ、またはシステ
ムコントローラ20から入力したUTOC情報をEFM
信号に変換してヘッドドライバ6へ出力し、記録ヘッド
5をして記録再生用ミニディスク1に光磁気記録させ、
再生時、RFアンプから入力したEFM信号からUT
OC情報や圧縮音楽データを復調してシステムコントロ
ーラやショックプルーフメモリコントローラに出力す
る。
【0012】11は圧縮音楽データを所定時間分記憶す
ると共に、TOC/UTOC情報を記憶するDRAM
(ショックプルーフメモリ)であり、TOC/UTOC
記憶エリア11aと音楽データ記憶エリア11bを備え
ている。12はショックプルーフメモリコントローラで
あり、システムコントローラ20との間で所定の通信を
行いながら、記録時は後述するATRACエンコーダ/
デコーダから入力した圧縮音楽データをDRAM11の
音楽データ記憶エリア11bに連続的にノーマル速度で
書き込み、該書き込みと並行して間歇的かつ高速に圧縮
音楽データをディジタル信号処理回路9へ出力する。ま
た、ショックプルーフメモリコントローラ12は、再生
時、ディジタル信号処理回路9から間歇的かつ高速に入
力する圧縮音楽データをDRAM11の音楽データ記憶
エリア11bに間歇的かつ高速に書き込み、該書き込み
と並行して連続的にノーマル速度で圧縮音楽データを後
述するATRACエンコーダ/デコーダに出力する。
【0013】13はATRACエンコーダ/デコーダ
(ATRAC:Adaptive Transform Acourstic Coding)
であり、再生時、ショックプルーフメモリコントローラ
12から連続的に入力する圧縮音楽データから2ch分
のオーディオサンプルデータを復調し、録音時、A/D
変換器から入力する2ch分のオーディオサンプルデー
タをATRAC方式により圧縮音楽データに変換してシ
ョックプルーフメモリコントローラ12へ出力する。1
4,15は再生時にATRACエンコーダ/デコーダ1
3から出力された2ch分のオーディオサンプルデータ
をD/A変換するD/A変換器、16,17は録音時に
外部から入力した2ch分のアナログオーディオ信号を
A/D変換してATRACエンコーダ/デコーダ13へ
出力するA/D変換器である。
【0014】18は操作部であり、電源オンキー、PL
AYキー、STOPキー、RECキー等通常の録音/再
生動作を行うための各種操作キーや、記録再生用ミニデ
ィスク1のUTOC情報を操作して曲の削除(ERASE)、
全曲削除(ALL ERASE)、結合(COMBINE)、分割(DIVIDE)、
曲番変更(MOVE)、UTOC作成(ONE TRACK)等の編集を
行うための操作キーを有している。19は年月日時分の
計時を行うタイマ、20はUTOC情報やシステムの現
在の動作状態等を表示する表示部、21はシステムの全
体的な制御を司るシステムコントローラ、22はシステ
ムコントローラ内蔵のRAMである。
【0015】システムコントローラ21は、各種操作
キーの操作に従ってシステム全体を制御してユーザ所望
の録音/演奏/編集/表示制御を行うと共に、再生
時、ショックプルーフメモリコントローラ12からデー
タフル通知を受けたときにポーズ制御を行い、その後、
空き発生通知を受けたときにポーズ解除制御を行った
り、トラックジャンプ発生時、ショックプルーフメモ
リコントローラ12にトラックジャンプ発生通知を行う
とともに、光ピックアップ3をジャンプ前に戻す復帰制
御を行い、復帰完了後、復帰通知をショックプルーフメ
モリコントローラ12に通知する。
【0016】(B)操作部 図2はミニディスクプレーヤの操作部18の外観図であ
り、18aは電源オンキー、18bはディスク挿入口、
18cは録音時に操作されるRECキー、18dは録音
レベル調整つまみ、18eは編集実行ボタン(YESボ
タン)で、曲の削除(ERASE)、全曲削除(ALL ERASE)、結
合(COMBINE)、分割(DIVIDE)、曲番変更(MOVE)、UTO
C作成(ONE TRACK)等の編集実行を指示する際に操作さ
れるもの、18fは編集選択ボタン(NOボタン)であ
り、所定の編集モードを選択する際に操作されるもの、
18gは曲の頭出しをする際に操作される曲選択ボタ
ン、18hはディスクに記録されている曲の演奏順(先
頭からの連続再生、ランダム再生、プログラム再生)を
切り換える再生モード切り換えボタン、18iはミニデ
ィスクの再生/録音を開始する際に押下されると共に、
再生/録音を一時停止する際に操作されるプレイ/一時
停止キー、18jは再生/録音を停止する際に操作され
る停止キー、18kは録音する入力信号(アナログ/デ
ジタル)を選択する入力信号切り換えボタン、18mは
表示内容を変更する表示キー、20は曲番/演奏時間/
編集時の各種メッセージを表示する表示部である。
【0017】(C)本発明の編集制御 記録再生用ディスク1をディスクプレーヤに装填し、シ
ステムコントローラ21の制御で該ディスクのTOCエ
リア及びUTOCエリアからTOC情報及びUTOC情
報を読み出してDRAM11の記憶エリア11aに書き
込む。かかる状態で録音操作を行うと、AD変換器1
6、17から入力された音楽データ各部を介して記録再
生用ディスク1のプログラムエリアの先頭から順次記録
される(ディスクがブランクディスクの場合)。かかる
音楽データの記録と並行して、システムコントローラ2
2はショックプルーフコントローラ12を介して、DR
AM11の記憶エリア11aに記憶されているUTOC
情報に対して録音曲の管理データ(曲番/スタートアド
レス/エンドアドレス等)を追加する。そして、録音終
了時、あるいはディスクのイジェクトが指示された時、
システムコントローラ21は記憶エリア11aからUT
OC情報を読み取り、デジタル信号処理回路10を介し
て記録再生用ディスク1のUTOCエリアに書き込む。
【0018】ところで、記録再生用ディスクのプログラ
ムエリアに音楽データを記録するタイミングとディスク
のUTOCエリアにUTOC情報を記録するタイミング
は異なる。このため、記録完了後にUTOC情報をディ
スクのUTOCエリアに記録する前に停電等の不慮の事
故が発生すると、UTOCエリアの内容とプログラムエ
リアの音楽データとの間のの関係が崩れてしまい、UT
OC情報は無意味なものとなってしまう。特に、ブラン
クディスクに録音した場合には、UTOC情報が失わ
れ、長時間録音が無意味なものとなってしまう。ユーザ
は録音が正常に行われているにもかかわらず、ディスク
の再生ができない場合には、上記不慮の事故でUTOC
情報がUTOCエリアに書き込まれなかったと判断し、
UTOC情報生成の編集操作を行う。図3はかかるUT
OC情報生成の編集処理のフローである。
【0019】まず、記録再生用ディスク1をディスクプ
レーヤに装填し、システムコントローラ21の制御で該
ディスクのTOCエリア及びUTOCエリアからTOC
情報及びUTOC情報を読み出してDRAM11の記憶
エリア11aに書き込む(ステップ100)。ついで、
表示部20に"ONE TRACK"なるメッセージが表示される
まで、ユーザは操作部18の編集選択ボタン(NOボタ
ン)18fの押し下げを繰り返す(ステップ101)。
システムコントローラ21は編集選択ボタン(NOボタ
ン)が押下されるる毎に、表示部20にERASE→ALL ERA
SE→DIVIDE→COMBINE→MOVE→ONE TRACKのメッセージを
サイクリックに表示する。”ONE TRACK"が表示部20に
表示された時点で、ユーザが編集実行ボタン18eを押
下すると(ステップ102)、システムコントローラ2
1は表示部20に”ONE TRACK OK"なるメッセージを表
示する(ステップ103)。この表示により、ユーザが
再度編集実行ボタン18eを押下すると(ステップ10
4)、システムコントローラ21は表示部20に”YES
AGAIN"なるメッセージを表示する(ステップ105)。
【0020】しかる後、ユーザが編集実行ボタン18e
を押下すると(ステップ106)、システムコントロー
ラ21はDRAM11の記憶エリア11aよりUTOC
情報を内蔵のRAM22に読み込み、該UTOC情報
における録音曲数を1とすると共に、第1曲のスター
トアドレスをプログラムエリアの先頭アドレスにし、か
つ、エンドアドレスをプログラムエリアの最終アドレ
スにし、他の曲番のスタートアドレス及びエンドアド
レスを00H(Hはヘキサ)にクリアする(ステップ10
7)。
【0021】以上のUTOC情報の作成が終了すれば、
該UTOC情報を記録再生用ディスク1のUTOCエリ
ア及びDRAM11の記憶エリア11aに書き込む(ス
テップ108)。これにより、プログラムエリアの先頭
アドレスから最終アドレスまでに記録されている全曲が
1つの曲とみなされて管理することが可能となる。従っ
て、再生操作すると上記1つの曲(実際には多数の曲で
構成されている)が連続して最初から終わりまで演奏さ
れる。この結果、長時間録音後にUTOC情報をUTO
Cエリアに書き込む前に停電等の不慮な事故が発生して
も、長時間録音を無意味なものとしないようにできる。
又、ミニディスクプレーヤは分割編集機能を備えている
から、この分割編集機能により、1つの曲(実際には多
数の曲で構成されている)を個々の本来の曲に分割し、
該分割に応じたUTOC情報をUTOCエリアに書き込
むことによりUTOC情報を復元することができる。か
かる復元操作は再録音に比べてはるかに短時間で行うこ
とができる。
【0022】以上では、音楽データを曲単位でUTOC
情報で管理する場合について説明したが、本発明は曲に
限らず、ある一塊のデータをデータセットとしてプログ
ラムエリアに記録し、該データセットの先頭アドレス/
エンドアドレスをUTOC情報としてUTOCエリアに
記録する場合にも適用できる。以上、本発明を実施例に
より説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれら
を排除するものではない。
【0023】
【発明の効果】以上本発明によれば、プログラムエリア
に記録されている全データセットを1つのデータセット
としてまとめる編集モードを設け、該編集モードにおい
て、編集実行が指示された時、UTOCエリアの第1デ
ータセットのスタートアドレスをプログラムエリアの先
頭アドレスにし、かつ、エンドアドレスをプログラムエ
リアの最終アドレスにしたから、プログラムエリアの先
頭トラックから最終トラックまでに記録されている全デ
ータを1つのデータセットとみなして管理することが可
能となり、その再生を行うことができ、長時間録音後に
UTOC情報をUTOCエリアに書き込む前に停電等の
不慮な事故が発生しても、長時間録音を無意味なものと
しないようにできる。
【0024】又、本発明によれば、プログラムエリアの
先頭アドレスから最終アドレスまでに記録されている全
データを1つのデータセットとみなして管理するように
したから、分割編集機能により短時間で個々の本来のデ
ータセットに分割してUTOC情報を復元することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかわるミニディスクプレ
ーヤの全体構成図である。
【図2】ミニディスクプレーヤの操作部の外観図であ
る。
【図3】本発明の編集処理フローである。
【図4】記録再生用ミニディスクの構成図である。
【図5】UTOC情報の説明図である。
【図6】新たに記録した場合のUTOC情報の説明図で
ある。
【図7】曲を削除した場合のUTOC情報の説明図であ
る。
【符号の説明】
1・・記録再生用ミニディスク 10・・デジタル信号処理回路 11・・DRAM(ショックプルーフメモリ) 11a・・TOC/UTOC記憶エリア 12・・ショックプルーフメモリコントローラ 18・・操作部 21・・システムコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 27/28 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲等のデータセット毎にその記録位置を
    示すスタートアドレスとエンドアドレスを記録するUT
    OCエリアと各データセットを記録するプログラムエリ
    アを備えた記録再生用ディスクの編集方法において、 プログラムエリアに記録されている全データセットを1
    つのデータセットとしてまとめる編集モードを設け、 該編集モードにおいて、編集実行が指示された時、UT
    OCエリアの第1データセットのスタートアドレスをプ
    ログラムエリアの先頭アドレスにし、かつ、エンドアド
    レスをプログラムエリアの最終アドレスにし、プログラ
    ムエリアに記録されている全データセットを1つのデー
    タセットとして管理することを特徴とする記録再生用デ
    ィスクの編集方法。
JP1515696A 1996-01-31 1996-01-31 記録再生用ディスクの編集方法 Withdrawn JPH09213057A (ja)

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Date Code Title Description
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Effective date: 20030401