JPH09212877A - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
- Publication number
- JPH09212877A JPH09212877A JP8021288A JP2128896A JPH09212877A JP H09212877 A JPH09212877 A JP H09212877A JP 8021288 A JP8021288 A JP 8021288A JP 2128896 A JP2128896 A JP 2128896A JP H09212877 A JPH09212877 A JP H09212877A
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- JP
- Japan
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- speed
- moving
- light collecting
- light
- detecting
- Prior art date
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- Pending
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- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Moving Of Heads (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、シーク動作の減速中に、トラック
エラー信号にノイズが生じ、2値化パルスにパルス割れ
が生じ、速度誤検出が生じた際であっても、検出速度の
異常が発生しなくなるため、シーク動作が正常に行わ
れ、シークに要する時間を短縮することができる。 【解決手段】この発明は、シーク動作の減速中に、今回
検出した速度データが前回検出した速度データの2倍を
越えた場合、速度誤検出と判断し、前回検出した速度デ
ータをそのまま使用するようにしたものである。
エラー信号にノイズが生じ、2値化パルスにパルス割れ
が生じ、速度誤検出が生じた際であっても、検出速度の
異常が発生しなくなるため、シーク動作が正常に行わ
れ、シークに要する時間を短縮することができる。 【解決手段】この発明は、シーク動作の減速中に、今回
検出した速度データが前回検出した速度データの2倍を
越えた場合、速度誤検出と判断し、前回検出した速度デ
ータをそのまま使用するようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録トラックを
有する光ディスクに情報を記録したり、あるいは光ディ
スクに記録されている情報を再生する光ディスク装置に
関する。
有する光ディスクに情報を記録したり、あるいは光ディ
スクに記録されている情報を再生する光ディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光学ヘッドに搭載された半導体レ
ーザにより出力されるレーザ光により、記録トラックを
有する光ディスクに情報を記録したり、あるいは光ディ
スクに記録されている情報を再生する光ディスク装置が
実用化されている。
ーザにより出力されるレーザ光により、記録トラックを
有する光ディスクに情報を記録したり、あるいは光ディ
スクに記録されている情報を再生する光ディスク装置が
実用化されている。
【0003】このような光ディスク装置では、光学ヘッ
ドがリニアモータ(アクチュエータ)により光ディスク
の半径方向、つまりトラックを横切る方向に移動(シー
ク)されるようになっている。リニアモータにより光学
ヘッドが移動されることにより、レーザ光の照射位置が
目的のトラックに移動されるようになっている。
ドがリニアモータ(アクチュエータ)により光ディスク
の半径方向、つまりトラックを横切る方向に移動(シー
ク)されるようになっている。リニアモータにより光学
ヘッドが移動されることにより、レーザ光の照射位置が
目的のトラックに移動されるようになっている。
【0004】すなわち、シーク動作(目的トラックに光
学へッドを移動する)を行う場合、移動距離(トラック
数)に応じてリニアモータの速度制御を行う。移動開始
時は光学ヘッドの加速を行い目的トラックに近づくに従
い速度を減速し、目的トラック直前でトラック引き込み
可能な速度まで速度を落とし、目的トラックでトラック
引き込み動作を行う。
学へッドを移動する)を行う場合、移動距離(トラック
数)に応じてリニアモータの速度制御を行う。移動開始
時は光学ヘッドの加速を行い目的トラックに近づくに従
い速度を減速し、目的トラック直前でトラック引き込み
可能な速度まで速度を落とし、目的トラックでトラック
引き込み動作を行う。
【0005】光学ヘッドの移動距離はトラックエラー信
号を二値化したパルスのパルス数をカウントすることに
より計測し、移動速度の検出は光学ヘッドの移動中に発
生するトラックエラー信号のパルス間隔の時間を基準と
なるクロックを用いて計測することにより検出する。
号を二値化したパルスのパルス数をカウントすることに
より計測し、移動速度の検出は光学ヘッドの移動中に発
生するトラックエラー信号のパルス間隔の時間を基準と
なるクロックを用いて計測することにより検出する。
【0006】次に基準となる速度カーブに従い光学へッ
ドが移動を行うように上記検出速度と基準速度との速度
の差分を補正する信号でリニアモータの速度制御を行
い、目標トラックまでトラック数のカウントを行うこと
により目的トラックへと光学へッドを移動させる。
ドが移動を行うように上記検出速度と基準速度との速度
の差分を補正する信号でリニアモータの速度制御を行
い、目標トラックまでトラック数のカウントを行うこと
により目的トラックへと光学へッドを移動させる。
【0007】目的トラックまで光学へッドを移動したな
らトラックオンを行い、光学ヘッダの読み取りを行うこ
とにより、現在の真のトラック位置を調べ、現在トラッ
クと目的トラックとのトラックエラーを計算し、光学ヘ
ッドを目的トラックまで移動する。その後、再び光学へ
ッダの読み取りを行い現在のトラック位置を確認し、も
し目的のトラックからずれていれば再び上記動作または
トラックジャンプを繰り返し、目的トラックに到達しシ
ーク動作を終了する。
らトラックオンを行い、光学ヘッダの読み取りを行うこ
とにより、現在の真のトラック位置を調べ、現在トラッ
クと目的トラックとのトラックエラーを計算し、光学ヘ
ッドを目的トラックまで移動する。その後、再び光学へ
ッダの読み取りを行い現在のトラック位置を確認し、も
し目的のトラックからずれていれば再び上記動作または
トラックジャンプを繰り返し、目的トラックに到達しシ
ーク動作を終了する。
【0008】光学ヘッドの移動速度は、トラックエラー
信号のパルス間隔を計測することにより検出を行うが、
光ディスク上のごみ、ほこり、欠陥等によりトラックエ
ラー信号にノイズが混入することにより、極めて短いパ
ルス間隔が発生すると、ハードウエアはトラック間隔か
ら速度検出を行うため速度誤検出が発生し、光学ヘッド
が目標速度よりも高速で移動中であると検出してしま
い、目標速度にリニアモータの移動速度を近づけようと
リニアモータに減速のための逆加速電圧をかけるため光
学ヘッドの移動速度は基準となる速度カーブよりも低い
速度となってしまう。
信号のパルス間隔を計測することにより検出を行うが、
光ディスク上のごみ、ほこり、欠陥等によりトラックエ
ラー信号にノイズが混入することにより、極めて短いパ
ルス間隔が発生すると、ハードウエアはトラック間隔か
ら速度検出を行うため速度誤検出が発生し、光学ヘッド
が目標速度よりも高速で移動中であると検出してしま
い、目標速度にリニアモータの移動速度を近づけようと
リニアモータに減速のための逆加速電圧をかけるため光
学ヘッドの移動速度は基準となる速度カーブよりも低い
速度となってしまう。
【0009】シーク動作の最終段階の低速移動時に上記
現象が発生するとリニアモータが停止または逆走してし
まいシーク動作が失敗してしまうことがあるという問題
があった。
現象が発生するとリニアモータが停止または逆走してし
まいシーク動作が失敗してしまうことがあるという問題
があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ディスク装置
では、シーク動作の最終段階の低速移動時に光学ヘッド
の速度を誤検出してしまい、シーク動作に失敗してしま
う可能性があるという問題があった。
では、シーク動作の最終段階の低速移動時に光学ヘッド
の速度を誤検出してしまい、シーク動作に失敗してしま
う可能性があるという問題があった。
【0011】そこでこの発明は、シーク動作の減速中
に、トラックエラー信号にノイズが生じ、2値化パルス
にパルス割れが生じ、速度誤検出が生じた際であって
も、検出速度の異常が発生しなくなるため、シーク動作
が正常に行われ、シークに要する時間を短縮することが
できる光ディスク装置を提供することを目的とする。
に、トラックエラー信号にノイズが生じ、2値化パルス
にパルス割れが生じ、速度誤検出が生じた際であって
も、検出速度の異常が発生しなくなるため、シーク動作
が正常に行われ、シークに要する時間を短縮することが
できる光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク装
置は、スパイラル状あるいは同心円状の記録トラックが
設けられている光ディスク上に光ビームを集光させる集
光手段、この集光手段を上記光ディスクのトラックを横
切る方向へ移動する移動手段、上記集光手段の光ビーム
による上記光ディスクからの反射光が照射され、上記移
動手段により上記集光手段が移動される際に、その受光
量に応じた電気信号を出力する光検出手段、この光検出
手段からの出力により上記移動手段により移動される上
記集光手段の移動速度を検出する検出手段、およびこの
検出手段により検出される今回の集光手段の移動速度が
前回の集光手段の移動速度よりも早い場合に、上記検出
手段により検出される今回の集光手段の移動速度を用い
ずに、前回の集光手段の移動速度を用いて速度制御を行
い、上記検出手段により検出される今回の集光手段の移
動速度が前回の集光手段の移動速度よりも早くない場合
に、上記検出手段により検出される今回の集光手段の移
動速度を用いて速度制御を行う制御手段から構成され
る。
置は、スパイラル状あるいは同心円状の記録トラックが
設けられている光ディスク上に光ビームを集光させる集
光手段、この集光手段を上記光ディスクのトラックを横
切る方向へ移動する移動手段、上記集光手段の光ビーム
による上記光ディスクからの反射光が照射され、上記移
動手段により上記集光手段が移動される際に、その受光
量に応じた電気信号を出力する光検出手段、この光検出
手段からの出力により上記移動手段により移動される上
記集光手段の移動速度を検出する検出手段、およびこの
検出手段により検出される今回の集光手段の移動速度が
前回の集光手段の移動速度よりも早い場合に、上記検出
手段により検出される今回の集光手段の移動速度を用い
ずに、前回の集光手段の移動速度を用いて速度制御を行
い、上記検出手段により検出される今回の集光手段の移
動速度が前回の集光手段の移動速度よりも早くない場合
に、上記検出手段により検出される今回の集光手段の移
動速度を用いて速度制御を行う制御手段から構成され
る。
【0013】この発明の光ディスク装置は、スパイラル
状あるいは同心円状の記録トラックが設けられている光
ディスク上に光ビームを集光させる集光手段、この集光
手段を上記光ディスクのトラックを横切る方向へ移動す
る移動手段、上記集光手段の光ビームによる上記光ディ
スクからの反射光が照射され、上記移動手段により上記
集光手段が移動される際に、その受光量に応じた電気信
号を出力する光検出手段、この光検出手段からの電気信
号によりトラックエラー信号を検出する第1の検出手
段、この第1の検出手段により検出されたトラックエラ
ー信号に応じた2値化パルスを発生する発生手段、この
発生手段により発生された2値化パルスのパルス間隔の
時間により上記移動手段により移動される上記集光手段
の移動速度を検出する第2の検出手段、この第2の検出
手段により検出される今回の集光手段の移動速度が前回
の集光手段の移動速度の2倍以上だった場合に速度誤検
出と判断する判断手段、およびこの判断手段により速度
誤検出を判断した際に、上記第2の検出手段により検出
される今回の集光手段の移動速度を用いずに、前回の集
光手段の移動速度を用いて速度制御を行い、上記判断手
段により速度誤検出を判断しなかった際に、上記第2の
検出手段により検出される今回の集光手段の移動速度を
用いて速度制御を行う制御手段から構成される。
状あるいは同心円状の記録トラックが設けられている光
ディスク上に光ビームを集光させる集光手段、この集光
手段を上記光ディスクのトラックを横切る方向へ移動す
る移動手段、上記集光手段の光ビームによる上記光ディ
スクからの反射光が照射され、上記移動手段により上記
集光手段が移動される際に、その受光量に応じた電気信
号を出力する光検出手段、この光検出手段からの電気信
号によりトラックエラー信号を検出する第1の検出手
段、この第1の検出手段により検出されたトラックエラ
ー信号に応じた2値化パルスを発生する発生手段、この
発生手段により発生された2値化パルスのパルス間隔の
時間により上記移動手段により移動される上記集光手段
の移動速度を検出する第2の検出手段、この第2の検出
手段により検出される今回の集光手段の移動速度が前回
の集光手段の移動速度の2倍以上だった場合に速度誤検
出と判断する判断手段、およびこの判断手段により速度
誤検出を判断した際に、上記第2の検出手段により検出
される今回の集光手段の移動速度を用いずに、前回の集
光手段の移動速度を用いて速度制御を行い、上記判断手
段により速度誤検出を判断しなかった際に、上記第2の
検出手段により検出される今回の集光手段の移動速度を
用いて速度制御を行う制御手段から構成される。
【0014】この発明の光ディスク装置は、スパイラル
状あるいは同心円状の記録トラックが設けられている光
ディスク上に光ビームを集光させる集光手段、この集光
手段を上記光ディスクのトラックを横切る方向へ移動す
る移動手段、上記集光手段の光ビームによる上記光ディ
スクからの反射光が照射され、上記移動手段により上記
集光手段が移動される際に、その受光量に応じた電気信
号を出力する光検出手段、この光検出手段からの電気信
号によりトラックエラー信号を検出する第1の検出手
段、この第1の検出手段により検出されたトラックエラ
ー信号に応じた2値化パルスを発生する発生手段、この
発生手段により発生された2値化パルスのパルス間隔の
時間により上記移動手段により移動される上記集光手段
の移動速度を検出する第2の検出手段、この第2の検出
手段により検出される前回の集光手段の移動速度を記憶
する記憶手段、上記第2の検出手段により検出される今
回の集光手段の移動速度が上記記憶手段に記憶されてい
る前回の集光手段の移動速度の2倍以上だった場合に速
度誤検出と判断する判断手段、およびこの判断手段によ
り速度誤検出を判断した際に、上記第2の検出手段によ
り検出される今回の集光手段の移動速度を用いずに、上
記記憶手段に記憶されている前回の集光手段の移動速度
を用いて速度制御を行い、上記判断手段により速度誤検
出を判断しなかった際に、上記第2の検出手段により検
出される今回の集光手段の移動速度を用いて速度制御を
行う制御手段から構成される。
状あるいは同心円状の記録トラックが設けられている光
ディスク上に光ビームを集光させる集光手段、この集光
手段を上記光ディスクのトラックを横切る方向へ移動す
る移動手段、上記集光手段の光ビームによる上記光ディ
スクからの反射光が照射され、上記移動手段により上記
集光手段が移動される際に、その受光量に応じた電気信
号を出力する光検出手段、この光検出手段からの電気信
号によりトラックエラー信号を検出する第1の検出手
段、この第1の検出手段により検出されたトラックエラ
ー信号に応じた2値化パルスを発生する発生手段、この
発生手段により発生された2値化パルスのパルス間隔の
時間により上記移動手段により移動される上記集光手段
の移動速度を検出する第2の検出手段、この第2の検出
手段により検出される前回の集光手段の移動速度を記憶
する記憶手段、上記第2の検出手段により検出される今
回の集光手段の移動速度が上記記憶手段に記憶されてい
る前回の集光手段の移動速度の2倍以上だった場合に速
度誤検出と判断する判断手段、およびこの判断手段によ
り速度誤検出を判断した際に、上記第2の検出手段によ
り検出される今回の集光手段の移動速度を用いずに、上
記記憶手段に記憶されている前回の集光手段の移動速度
を用いて速度制御を行い、上記判断手段により速度誤検
出を判断しなかった際に、上記第2の検出手段により検
出される今回の集光手段の移動速度を用いて速度制御を
行う制御手段から構成される。
【0015】この発明の光ディスク装置は、スパイラル
状あるいは同心円状の記録トラックが設けられている光
ディスク上に光ビームを集光させる集光手段、この集光
手段を上記光ディスクのトラックを横切る方向へ移動す
る移動手段、上記集光手段の光ビームによる上記光ディ
スクからの反射光が照射され、上記移動手段により上記
集光手段が移動される際に、その受光量に応じた電気信
号を出力する光検出手段、この光検出手段からの電気信
号によりトラックエラー信号を検出する第1の検出手
段、この第1の検出手段により検出されたトラックエラ
ー信号に応じた2値化パルスを発生する発生手段、この
発生手段により発生された2値化パルスのパルス間隔の
時間により上記移動手段により移動される上記集光手段
の移動速度を検出する第2の検出手段、上記発生手段に
より発生された2値化パルスと上記移動手段による移動
方向とに応じて上記集光手段の光の照射位置を判定する
判定手段、上記集光手段の移動終了位置を指示する指示
手段、上記集光手段の残りトラック数に対応した基準速
度信号が記憶される記憶手段、上記移動手段による上記
集光手段が移動される際、上記判定手段により判定され
た現在位置と上記指示手段により指示された目標位置と
の間の残りトラック数に対応した基準速度信号を上記記
憶手段から読出す読出手段、および上記第2の検出手段
により検出される今回の集光手段の移動速度が前回の集
光手段の移動速度よりも早い場合に、上記検出手段によ
り検出される今回の集光手段の移動速度を用いずに、前
回の集光手段の移動速度と上記読出手段により読出され
た基準速度信号とにより、上記集光手段の移動速度を制
御し、上記第2の検出手段により検出される今回の集光
手段の移動速度が前回の集光手段の移動速度よりも早く
ない場合に、上記検出手段により検出される今回の集光
手段の移動速度と上記読出手段により読出された基準速
度信号とにより、上記集光手段の移動速度を制御する制
御手段から構成される。
状あるいは同心円状の記録トラックが設けられている光
ディスク上に光ビームを集光させる集光手段、この集光
手段を上記光ディスクのトラックを横切る方向へ移動す
る移動手段、上記集光手段の光ビームによる上記光ディ
スクからの反射光が照射され、上記移動手段により上記
集光手段が移動される際に、その受光量に応じた電気信
号を出力する光検出手段、この光検出手段からの電気信
号によりトラックエラー信号を検出する第1の検出手
段、この第1の検出手段により検出されたトラックエラ
ー信号に応じた2値化パルスを発生する発生手段、この
発生手段により発生された2値化パルスのパルス間隔の
時間により上記移動手段により移動される上記集光手段
の移動速度を検出する第2の検出手段、上記発生手段に
より発生された2値化パルスと上記移動手段による移動
方向とに応じて上記集光手段の光の照射位置を判定する
判定手段、上記集光手段の移動終了位置を指示する指示
手段、上記集光手段の残りトラック数に対応した基準速
度信号が記憶される記憶手段、上記移動手段による上記
集光手段が移動される際、上記判定手段により判定され
た現在位置と上記指示手段により指示された目標位置と
の間の残りトラック数に対応した基準速度信号を上記記
憶手段から読出す読出手段、および上記第2の検出手段
により検出される今回の集光手段の移動速度が前回の集
光手段の移動速度よりも早い場合に、上記検出手段によ
り検出される今回の集光手段の移動速度を用いずに、前
回の集光手段の移動速度と上記読出手段により読出され
た基準速度信号とにより、上記集光手段の移動速度を制
御し、上記第2の検出手段により検出される今回の集光
手段の移動速度が前回の集光手段の移動速度よりも早く
ない場合に、上記検出手段により検出される今回の集光
手段の移動速度と上記読出手段により読出された基準速
度信号とにより、上記集光手段の移動速度を制御する制
御手段から構成される。
【0016】この発明の光ディスク装置は、スパイラル
状あるいは同心円状の記録トラックが設けられている光
ディスク上に光ビームを集光させる集光手段、この集光
手段を上記光ディスクのトラックを横切る方向へ移動す
る移動手段、上記集光手段の光ビームによる上記光ディ
スクからの反射光が照射され、上記移動手段により上記
集光手段が移動される際に、その受光量に応じた電気信
号を出力する光検出手段、この光検出手段からの電気信
号によりトラックエラー信号を検出する第1の検出手
段、この第1の検出手段により検出されたトラックエラ
ー信号に応じた2値化パルスを発生する発生手段、この
発生手段により発生された2値化パルスのパルス間隔の
時間により上記移動手段により移動される上記集光手段
の移動速度を検出する第2の検出手段、上記発生手段に
より発生された2値化パルスと上記移動手段による移動
方向とに応じて上記集光手段の光の照射位置を判定する
判定手段、上記集光手段の移動終了位置を指示する指示
手段、上記集光手段の残りトラック数に対応した基準速
度信号が記憶される記憶手段、上記移動手段による上記
集光手段が移動される際、上記判定手段により判定され
た現在位置と上記指示手段により指示された目標位置と
の間の残りトラック数に対応した基準速度信号を上記記
憶手段から読出す読出手段、上記第2の検出手段により
検出される今回の集光手段の移動速度が前回の集光手段
の移動速度の2倍以上だった場合に速度誤検出と判断す
る判断手段、およびこの判断手段により速度誤検出を判
断した際に、上記第2の検出手段により検出される今回
の集光手段の移動速度を用いずに、前回の集光手段の移
動速度と上記読出手段により読出された基準速度信号と
により、上記集光手段の移動速度を制御し、上記判断手
段により速度誤検出を判断しなかった際に、上記第2の
検出手段により検出される今回の集光手段の移動速度と
上記読出手段により読出された基準速度信号とにより、
上記集光手段の移動速度を制御する制御手段から構成さ
れる。
状あるいは同心円状の記録トラックが設けられている光
ディスク上に光ビームを集光させる集光手段、この集光
手段を上記光ディスクのトラックを横切る方向へ移動す
る移動手段、上記集光手段の光ビームによる上記光ディ
スクからの反射光が照射され、上記移動手段により上記
集光手段が移動される際に、その受光量に応じた電気信
号を出力する光検出手段、この光検出手段からの電気信
号によりトラックエラー信号を検出する第1の検出手
段、この第1の検出手段により検出されたトラックエラ
ー信号に応じた2値化パルスを発生する発生手段、この
発生手段により発生された2値化パルスのパルス間隔の
時間により上記移動手段により移動される上記集光手段
の移動速度を検出する第2の検出手段、上記発生手段に
より発生された2値化パルスと上記移動手段による移動
方向とに応じて上記集光手段の光の照射位置を判定する
判定手段、上記集光手段の移動終了位置を指示する指示
手段、上記集光手段の残りトラック数に対応した基準速
度信号が記憶される記憶手段、上記移動手段による上記
集光手段が移動される際、上記判定手段により判定され
た現在位置と上記指示手段により指示された目標位置と
の間の残りトラック数に対応した基準速度信号を上記記
憶手段から読出す読出手段、上記第2の検出手段により
検出される今回の集光手段の移動速度が前回の集光手段
の移動速度の2倍以上だった場合に速度誤検出と判断す
る判断手段、およびこの判断手段により速度誤検出を判
断した際に、上記第2の検出手段により検出される今回
の集光手段の移動速度を用いずに、前回の集光手段の移
動速度と上記読出手段により読出された基準速度信号と
により、上記集光手段の移動速度を制御し、上記判断手
段により速度誤検出を判断しなかった際に、上記第2の
検出手段により検出される今回の集光手段の移動速度と
上記読出手段により読出された基準速度信号とにより、
上記集光手段の移動速度を制御する制御手段から構成さ
れる。
【0017】この発明の光ディスク装置は、スパイラル
状あるいは同心円状の記録トラックが設けられている光
ディスク上に光ビームを集光させる集光手段、この集光
手段を上記光ディスクのトラックを横切る方向へ移動す
る移動手段、上記集光手段の光ビームによる上記光ディ
スクからの反射光が照射され、上記移動手段により上記
集光手段が移動される際に、その受光量に応じた電気信
号を出力する光検出手段、この光検出手段からの電気信
号によりトラックエラー信号を検出する第1の検出手
段、この第1の検出手段により検出されたトラックエラ
ー信号に応じた2値化パルスを発生する発生手段、この
発生手段により発生された2値化パルスのパルス間隔の
時間により上記移動手段により移動される上記集光手段
の移動速度を検出する第2の検出手段、この第2の検出
手段により検出される前回の集光手段の移動速度を記憶
する第1の記憶手段、上記発生手段により発生された2
値化パルスと上記移動手段による移動方向とに応じて上
記集光手段の光の照射位置を判定する判定手段、上記集
光手段の移動終了位置を指示する指示手段、上記集光手
段の残りトラック数に対応した基準速度信号が記憶され
る第2の記憶手段、上記移動手段による上記集光手段が
移動される際、上記判定手段により判定された現在位置
と上記指示手段により指示された目標位置との間の残り
トラック数に対応した基準速度信号を上記第2の記憶手
段から読出す読出手段、上記第2の検出手段により検出
される今回の集光手段の移動速度が上記記憶手段に記憶
されている前回の集光手段の移動速度の2倍以上だった
場合に速度誤検出と判断する判断手段、およびこの判断
手段により速度誤検出を判断した際に、上記第2の検出
手段により検出される今回の集光手段の移動速度を用い
ずに、上記記憶手段に記憶されている前回の集光手段の
移動速度と上記読出手段により読出された基準速度信号
とにより、上記集光手段の移動速度を制御し、上記判断
手段により速度誤検出を判断しなかった際に、上記第2
の検出手段により検出される今回の集光手段の移動速度
と上記読出手段により読出された基準速度信号とによ
り、上記集光手段の移動速度を制御する制御手段から構
成される。
状あるいは同心円状の記録トラックが設けられている光
ディスク上に光ビームを集光させる集光手段、この集光
手段を上記光ディスクのトラックを横切る方向へ移動す
る移動手段、上記集光手段の光ビームによる上記光ディ
スクからの反射光が照射され、上記移動手段により上記
集光手段が移動される際に、その受光量に応じた電気信
号を出力する光検出手段、この光検出手段からの電気信
号によりトラックエラー信号を検出する第1の検出手
段、この第1の検出手段により検出されたトラックエラ
ー信号に応じた2値化パルスを発生する発生手段、この
発生手段により発生された2値化パルスのパルス間隔の
時間により上記移動手段により移動される上記集光手段
の移動速度を検出する第2の検出手段、この第2の検出
手段により検出される前回の集光手段の移動速度を記憶
する第1の記憶手段、上記発生手段により発生された2
値化パルスと上記移動手段による移動方向とに応じて上
記集光手段の光の照射位置を判定する判定手段、上記集
光手段の移動終了位置を指示する指示手段、上記集光手
段の残りトラック数に対応した基準速度信号が記憶され
る第2の記憶手段、上記移動手段による上記集光手段が
移動される際、上記判定手段により判定された現在位置
と上記指示手段により指示された目標位置との間の残り
トラック数に対応した基準速度信号を上記第2の記憶手
段から読出す読出手段、上記第2の検出手段により検出
される今回の集光手段の移動速度が上記記憶手段に記憶
されている前回の集光手段の移動速度の2倍以上だった
場合に速度誤検出と判断する判断手段、およびこの判断
手段により速度誤検出を判断した際に、上記第2の検出
手段により検出される今回の集光手段の移動速度を用い
ずに、上記記憶手段に記憶されている前回の集光手段の
移動速度と上記読出手段により読出された基準速度信号
とにより、上記集光手段の移動速度を制御し、上記判断
手段により速度誤検出を判断しなかった際に、上記第2
の検出手段により検出される今回の集光手段の移動速度
と上記読出手段により読出された基準速度信号とによ
り、上記集光手段の移動速度を制御する制御手段から構
成される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照しながら説明する。図1は、光ディスク装
置を示すものである。すなわち、光ディスク(光記録媒
体)1の表面には、スパイラル状あるいは同心円状に記
録トラック(溝)が形成されており、この光ディスク1
は、モータ2によって例えば一定の速度で回転される。
このモータ2は、モータ制御回路18によって制御され
ている。
て図面を参照しながら説明する。図1は、光ディスク装
置を示すものである。すなわち、光ディスク(光記録媒
体)1の表面には、スパイラル状あるいは同心円状に記
録トラック(溝)が形成されており、この光ディスク1
は、モータ2によって例えば一定の速度で回転される。
このモータ2は、モータ制御回路18によって制御され
ている。
【0019】上記光ディスク1に対する情報の記録再生
は、上記光ディスク1の下部に設けられている光学ヘッ
ド3によって行われる。なお、上記光ディスク1では穴
開きによりピットを形成する記録膜が用いられているも
のであるが、相変化を利用している記録膜や多層記録膜
のものを用いても良い、また光磁気ディスク等を用いて
も良い。上記の場合、光学ヘッド等の構成も同様に変更
される。上記光ディスク1には、たとえば、ブロック番
号あるいはトラック番号やセクタ番号からなるアドレス
データが記録されているヘッダがあらかじめ設けられて
いる。
は、上記光ディスク1の下部に設けられている光学ヘッ
ド3によって行われる。なお、上記光ディスク1では穴
開きによりピットを形成する記録膜が用いられているも
のであるが、相変化を利用している記録膜や多層記録膜
のものを用いても良い、また光磁気ディスク等を用いて
も良い。上記の場合、光学ヘッド等の構成も同様に変更
される。上記光ディスク1には、たとえば、ブロック番
号あるいはトラック番号やセクタ番号からなるアドレス
データが記録されているヘッダがあらかじめ設けられて
いる。
【0020】上記光学ヘッド3には、対物レンズ6が図
示しないワイヤあるいは板ばねによって保持されてお
り、この対物レンズ6は、駆動コイル5によってフォー
カシング方向(レンズの光軸方向)に移動され、駆動コ
イル4によってトラッキング方向(レンズの光軸と直交
方向)に移動可能とされている。
示しないワイヤあるいは板ばねによって保持されてお
り、この対物レンズ6は、駆動コイル5によってフォー
カシング方向(レンズの光軸方向)に移動され、駆動コ
イル4によってトラッキング方向(レンズの光軸と直交
方向)に移動可能とされている。
【0021】また、レーザ制御回路14によって駆動さ
れる半導体レーザ発振器9より発生されたレーザ光は、
コリメータレンズ11a、ハーフプリズム11b、対物
レンズ6を介して光ディスク1上に照射され、この光デ
ィスク1からの反射光は、対物レンズ6、ハーフプリズ
ム11b、集光レンズ10a、およびシリンドリカルレ
ンズ10bを介して光検出器8に導かれる。
れる半導体レーザ発振器9より発生されたレーザ光は、
コリメータレンズ11a、ハーフプリズム11b、対物
レンズ6を介して光ディスク1上に照射され、この光デ
ィスク1からの反射光は、対物レンズ6、ハーフプリズ
ム11b、集光レンズ10a、およびシリンドリカルレ
ンズ10bを介して光検出器8に導かれる。
【0022】上記光検出器8は、4分割の光検出セル8
a、8b、8c、8dによって構成されている。上記光
検出器8の光検出セル8aの出力信号は、増幅器12a
を介して加算器30a、30cの一端に供給され、光検
出セル8bの出力信号は、増幅器12bを介して加算器
30b、30dの一端に供給され、光検出セル8cの出
力信号は、増幅器12cを介して加算器30b、30c
の他端に供給され、光検出セル8dの出力信号は、増幅
器12dを介して加算器30a、30dの他端に供給さ
れるようになっている。
a、8b、8c、8dによって構成されている。上記光
検出器8の光検出セル8aの出力信号は、増幅器12a
を介して加算器30a、30cの一端に供給され、光検
出セル8bの出力信号は、増幅器12bを介して加算器
30b、30dの一端に供給され、光検出セル8cの出
力信号は、増幅器12cを介して加算器30b、30c
の他端に供給され、光検出セル8dの出力信号は、増幅
器12dを介して加算器30a、30dの他端に供給さ
れるようになっている。
【0023】ここで、図2に示すように、増幅器12
a、…、12dによりヘッドアンプ部12が構成され、
加算器30a、30b、30c、30dにより加算部3
0が構成されている。
a、…、12dによりヘッドアンプ部12が構成され、
加算器30a、30b、30c、30dにより加算部3
0が構成されている。
【0024】また、上記光検出器8の光検出セル8a、
8b、8c、8dの出力信号は、それぞれ増幅器12
a、12b、12c、12dを介して高速加算器41に
供給されるようになっている。
8b、8c、8dの出力信号は、それぞれ増幅器12
a、12b、12c、12dを介して高速加算器41に
供給されるようになっている。
【0025】上記加算器30aの出力信号はトラックエ
ラー信号回路42を構成する差動増幅器OP1の反転入
力端に供給され、この差動増幅器OP1の非反転入力端
には上記加算器30bの出力信号が供給される。これに
より、差動増幅器OP1は、上記加算器30a、30b
の差に応じてトラックエラー信号(トラック差信号)を
トラッキング制御回路16、およびトラックカウンタ回
路35に供給するようになっている。
ラー信号回路42を構成する差動増幅器OP1の反転入
力端に供給され、この差動増幅器OP1の非反転入力端
には上記加算器30bの出力信号が供給される。これに
より、差動増幅器OP1は、上記加算器30a、30b
の差に応じてトラックエラー信号(トラック差信号)を
トラッキング制御回路16、およびトラックカウンタ回
路35に供給するようになっている。
【0026】また、上記加算器30a、30bの出力信
号は加算器で構成されるトラック和信号回路43に供給
される。これにより、トラック和信号回路43は、上記
加算器30a、30bの和に応じてトラック和信号をフ
ォーカシング制御回路15、トラッキング制御回路1
6、およびトラックカウンタ回路35に供給するように
なっている。トラック和信号回路43から出力されるト
ラック和信号は、光ディスク1の光ディスク面の反射率
の違いと溝(トラックグルーブ)を横切るときの回析を
反映した波形となっている。
号は加算器で構成されるトラック和信号回路43に供給
される。これにより、トラック和信号回路43は、上記
加算器30a、30bの和に応じてトラック和信号をフ
ォーカシング制御回路15、トラッキング制御回路1
6、およびトラックカウンタ回路35に供給するように
なっている。トラック和信号回路43から出力されるト
ラック和信号は、光ディスク1の光ディスク面の反射率
の違いと溝(トラックグルーブ)を横切るときの回析を
反映した波形となっている。
【0027】上記トラッキング制御回路16は、差動増
幅器OP1から供給されるトラックエラー信号とトラッ
ク和信号回路43から供給されるトラック和信号とに応
じてトラック駆動信号を作成するものである。
幅器OP1から供給されるトラックエラー信号とトラッ
ク和信号回路43から供給されるトラック和信号とに応
じてトラック駆動信号を作成するものである。
【0028】上記トラッキング制御回路16から出力さ
れるトラック駆動信号は、前記トラッキング方向の駆動
コイル4に供給される。また、上記トラッキング制御回
路16で用いられたトラックエラー信号は、リニアモー
タ制御回路17に供給されるようになっている。
れるトラック駆動信号は、前記トラッキング方向の駆動
コイル4に供給される。また、上記トラッキング制御回
路16で用いられたトラックエラー信号は、リニアモー
タ制御回路17に供給されるようになっている。
【0029】上記トラックカウンタ回路35は、差動増
幅器OP1から供給されるトラックエラー信号とトラッ
ク和信号回路43から供給されるトラック和信号とに応
じて対物レンズ6によるビーム光が照射されている光デ
ィスク1上のトラック位置(現在位置)を計数するとと
もに、上記ビーム光と光ディスク1との相対速度(移動
速度)を検出するものである。このトラックカウンタ回
路35により計数されたトラック位置はCPU23へ出
力され、移動速度はリニアモータ制御回路17へ出力さ
れる。また、上記トラックカウンタ回路35の後述する
パルス補正回路53からのパルスが、トラック通過パル
スとしてCPU23へ出力される。
幅器OP1から供給されるトラックエラー信号とトラッ
ク和信号回路43から供給されるトラック和信号とに応
じて対物レンズ6によるビーム光が照射されている光デ
ィスク1上のトラック位置(現在位置)を計数するとと
もに、上記ビーム光と光ディスク1との相対速度(移動
速度)を検出するものである。このトラックカウンタ回
路35により計数されたトラック位置はCPU23へ出
力され、移動速度はリニアモータ制御回路17へ出力さ
れる。また、上記トラックカウンタ回路35の後述する
パルス補正回路53からのパルスが、トラック通過パル
スとしてCPU23へ出力される。
【0030】リニアモータ制御回路17は、トラッキン
グ制御回路16からのトラックエラー信号に応じた電圧
や、CPU23からD/A変換器22を介して供給され
る基準速度信号とトラックカウンタ回路35から供給さ
れる現在の移動速度との差に応じた電圧を後述するリニ
アモータ31内の駆動コイル(導線体)13に印加する
ものである。
グ制御回路16からのトラックエラー信号に応じた電圧
や、CPU23からD/A変換器22を介して供給され
る基準速度信号とトラックカウンタ回路35から供給さ
れる現在の移動速度との差に応じた電圧を後述するリニ
アモータ31内の駆動コイル(導線体)13に印加する
ものである。
【0031】また、上記加算器30cの出力信号は差動
増幅器OP2の反転入力端に供給され、この差動増幅器
OP2の非反転入力端には上記加算器30dの出力信号
が供給される。これにより、差動増幅器OP2は、上記
加算器30c、30dの差に応じてフォーカス点に関す
る信号をフォーカシング制御回路15に供給するように
なっている。このフォーカシング制御回路15の出力信
号は、フォーカシング駆動コイル5に供給され、レーザ
光が光ディスク1上で常時ジャストフォーカスとなるよ
うに制御される。
増幅器OP2の反転入力端に供給され、この差動増幅器
OP2の非反転入力端には上記加算器30dの出力信号
が供給される。これにより、差動増幅器OP2は、上記
加算器30c、30dの差に応じてフォーカス点に関す
る信号をフォーカシング制御回路15に供給するように
なっている。このフォーカシング制御回路15の出力信
号は、フォーカシング駆動コイル5に供給され、レーザ
光が光ディスク1上で常時ジャストフォーカスとなるよ
うに制御される。
【0032】上記のようにフォーカシング、トラッキン
グを行った状態での光検出器8の各光検出セル8a、〜
8dの出力の和信号、つまり高速加算器41からの出力
信号は、トラック上に形成されたピット(記録情報)か
らの反射率の変化が反映されている。この信号は、信号
処理回路19に供給され、この信号処理回路19におい
て記録情報、アドレス情報(トラック番号、セクタ番号
等)が再生される。
グを行った状態での光検出器8の各光検出セル8a、〜
8dの出力の和信号、つまり高速加算器41からの出力
信号は、トラック上に形成されたピット(記録情報)か
らの反射率の変化が反映されている。この信号は、信号
処理回路19に供給され、この信号処理回路19におい
て記録情報、アドレス情報(トラック番号、セクタ番号
等)が再生される。
【0033】上記信号処理回路19で再生された再生信
号(再生情報)はインターフェース回路32を介して外
部装置としての光ディスク制御装置33に出力されるよ
うになっている。
号(再生情報)はインターフェース回路32を介して外
部装置としての光ディスク制御装置33に出力されるよ
うになっている。
【0034】また、レーザ制御回路14の前段には記録
信号を変調する変調回路としての記録信号作成回路34
が設けられている。また、この光ディスク装置にはそれ
ぞれフォーカシング制御回路15、トラッキング制御回
路16、リニアモータ制御回路17とCPU23との間
で情報の授受を行うために用いられるD/A変換器22
が設けられている。
信号を変調する変調回路としての記録信号作成回路34
が設けられている。また、この光ディスク装置にはそれ
ぞれフォーカシング制御回路15、トラッキング制御回
路16、リニアモータ制御回路17とCPU23との間
で情報の授受を行うために用いられるD/A変換器22
が設けられている。
【0035】また、上記トラッキング制御回路16は、
上記CPU23からD/A変換器22を介して供給され
るトラックジャンプ信号に応じて対物レンズ6を移動さ
せ、1トラック分、ビーム光を移動させるようになって
いる。
上記CPU23からD/A変換器22を介して供給され
るトラックジャンプ信号に応じて対物レンズ6を移動さ
せ、1トラック分、ビーム光を移動させるようになって
いる。
【0036】上記レーザ制御回路14、フォーカシング
制御回路15、トラッキング制御回路16、リニアモー
タ制御回路17、モータ制御回路18、信号処理回路1
9、記録信号作成回路34、トラックカウンタ回路35
等は、バスライン20を介してCPU23によって制御
されるようになっており、このCPU23はメモリ24
に記憶されたプログラムによって所定の動作を行うよう
になされている。
制御回路15、トラッキング制御回路16、リニアモー
タ制御回路17、モータ制御回路18、信号処理回路1
9、記録信号作成回路34、トラックカウンタ回路35
等は、バスライン20を介してCPU23によって制御
されるようになっており、このCPU23はメモリ24
に記憶されたプログラムによって所定の動作を行うよう
になされている。
【0037】上記トラックカウンタ回路35は、図3に
示すように、2値化回路51、速度検出回路52、およ
びカウンタ回路53によって構成されている。上記2値
化回路51は、図4の(a)に示すような、トラックエ
ラー信号回路42から供給されるトラックエラー信号を
図4の(b)に示すような、2値化パルスに変換するも
のである。
示すように、2値化回路51、速度検出回路52、およ
びカウンタ回路53によって構成されている。上記2値
化回路51は、図4の(a)に示すような、トラックエ
ラー信号回路42から供給されるトラックエラー信号を
図4の(b)に示すような、2値化パルスに変換するも
のである。
【0038】2値化回路51からの2値化パルスは、速
度検出回路52およびカウンタ回路53に出力される。
上記速度検出回路52は、2値化回路51からの2値化
パルスのパルス間隔の時間を基準とするクロック(図示
しない発振器から供給される)を用いて計測することに
より、図4の(c)に示すように、光学ヘッド3の移動
速度(速度データ)を検出するものであり、その速度デ
ータはリニアモータ制御回路17およびCPU23へ出
力される。
度検出回路52およびカウンタ回路53に出力される。
上記速度検出回路52は、2値化回路51からの2値化
パルスのパルス間隔の時間を基準とするクロック(図示
しない発振器から供給される)を用いて計測することに
より、図4の(c)に示すように、光学ヘッド3の移動
速度(速度データ)を検出するものであり、その速度デ
ータはリニアモータ制御回路17およびCPU23へ出
力される。
【0039】速度検出回路52は、2値化パルスの立上
がりエッジから立ち下がりエッジまでの時間をトラック
エラー信号よりも高い周波数のクロックを用いてカウン
トし、このカウント内容により速度を検出するようにな
っており、この速度は「トラック間隔/(カウント数×
クロック周期)」となる。
がりエッジから立ち下がりエッジまでの時間をトラック
エラー信号よりも高い周波数のクロックを用いてカウン
トし、このカウント内容により速度を検出するようにな
っており、この速度は「トラック間隔/(カウント数×
クロック周期)」となる。
【0040】カウンタ回路53はCPU23からのアク
セス方向によりアップ/ダウンを切換え、この切換えら
れた状態で上記2値化回路51からの2値化パルスが供
給されるごとにアップカウントあるいはダウンカウント
が行われるものである。
セス方向によりアップ/ダウンを切換え、この切換えら
れた状態で上記2値化回路51からの2値化パルスが供
給されるごとにアップカウントあるいはダウンカウント
が行われるものである。
【0041】上記メモリ24には、上記光学ヘッド3の
移動開始位置から上記光学ヘッド3の目標位置までの残
りトラック数に対応した基準速度信号が記憶される基準
速度テーブル24aと現在のトラックから目標位置のト
ラックまでの残りトラック数が計数される残りトラック
数カウント部24bが設けられている。
移動開始位置から上記光学ヘッド3の目標位置までの残
りトラック数に対応した基準速度信号が記憶される基準
速度テーブル24aと現在のトラックから目標位置のト
ラックまでの残りトラック数が計数される残りトラック
数カウント部24bが設けられている。
【0042】上記基準速度は、目標位置のトラック付近
で位置制御(トラッキング制御)に引き込むのに十分な
速度まで減速できるように設計されており、基準速度テ
ーブル24aには、たとえば残りトラック数に対する基
準速度信号が記憶されている。
で位置制御(トラッキング制御)に引き込むのに十分な
速度まで減速できるように設計されており、基準速度テ
ーブル24aには、たとえば残りトラック数に対する基
準速度信号が記憶されている。
【0043】上記CPU23は、光ディスク制御装置3
3から光学ヘッド3の移動位置としての目標位置のトラ
ックアドレスが供給された場合、その目標位置のトラッ
クアドレスからトラックカウンタ回路35内のカウンタ
回路53からの現在のトラックアドレスとの差である移
動トラック数を求め、この移動トラック数を残りトラッ
ク数の初期値として残りトラック数カウント部24bに
記憶する。また、CPU23は、上記トラックカウンタ
回路35からの2値化パルスが供給されるごとに、残り
トラック数カウント部24bのカウント内容をカウント
ダウンする。
3から光学ヘッド3の移動位置としての目標位置のトラ
ックアドレスが供給された場合、その目標位置のトラッ
クアドレスからトラックカウンタ回路35内のカウンタ
回路53からの現在のトラックアドレスとの差である移
動トラック数を求め、この移動トラック数を残りトラッ
ク数の初期値として残りトラック数カウント部24bに
記憶する。また、CPU23は、上記トラックカウンタ
回路35からの2値化パルスが供給されるごとに、残り
トラック数カウント部24bのカウント内容をカウント
ダウンする。
【0044】また、CPU23は、残りトラック数カウ
ント部24bの残りトラック数に対応する基準速度信号
を基準速度テーブル24aから読出し、この読出した基
準速度信号をD/A変換器22を介してリニアモータ制
御回路17に出力する。
ント部24bの残りトラック数に対応する基準速度信号
を基準速度テーブル24aから読出し、この読出した基
準速度信号をD/A変換器22を介してリニアモータ制
御回路17に出力する。
【0045】次に、このような構成において、光学ヘッ
ド3のアクセス動作(移動;シーク動作)について説明
する。たとえば今、光ディスク制御装置33から光学ヘ
ッド3の移動位置としての目標位置のトラックアドレス
がインターフェース回路32、バス20を介してCPU
23に供給される。また、トラックカウンタ回路35内
のカウンタ回路53からの現在のトラック位置を示すト
ラック数(トラックアドレス)がCPU23に供給され
ている。
ド3のアクセス動作(移動;シーク動作)について説明
する。たとえば今、光ディスク制御装置33から光学ヘ
ッド3の移動位置としての目標位置のトラックアドレス
がインターフェース回路32、バス20を介してCPU
23に供給される。また、トラックカウンタ回路35内
のカウンタ回路53からの現在のトラック位置を示すト
ラック数(トラックアドレス)がCPU23に供給され
ている。
【0046】このアクセス開始時、CPU23は、目標
位置のトラックアドレスから現在のトラックアドレスと
の差である移動トラック数を求め、この移動トラック数
を残りトラック数の初期値として残りトラック数カウン
ト部24bに記憶する。
位置のトラックアドレスから現在のトラックアドレスと
の差である移動トラック数を求め、この移動トラック数
を残りトラック数の初期値として残りトラック数カウン
ト部24bに記憶する。
【0047】また、CPU23は、残りトラック数に対
応する基準速度信号を基準速度テーブル24aから読出
し、この読出した基準速度信号をD/A変換器22を介
してリニアモータ制御回路17に出力する。この際、ア
クセス開始時のため、加速時の基準速度信号が選択され
て出力される。
応する基準速度信号を基準速度テーブル24aから読出
し、この読出した基準速度信号をD/A変換器22を介
してリニアモータ制御回路17に出力する。この際、ア
クセス開始時のため、加速時の基準速度信号が選択され
て出力される。
【0048】また、CPU23は、目標位置のトラック
アドレスと現在のトラックアドレスとから光学ヘッド3
の移動方向を判断し、この判断結果をリニアモータ制御
回路17およびトラックカウンタ回路35に出力する。
アドレスと現在のトラックアドレスとから光学ヘッド3
の移動方向を判断し、この判断結果をリニアモータ制御
回路17およびトラックカウンタ回路35に出力する。
【0049】これにより、リニアモータ制御回路17は
CPU23から供給される基準速度信号と上記トラック
カウンタ回路35の速度検出回路52から供給される光
学ヘッド3の実際の移動速度との差に応じた電圧を上記
リニアモータ31内の駆動コイル13に印加する。これ
により、リニアモータ31つまり光学ヘッド3が目標位
置に向かって移動される。
CPU23から供給される基準速度信号と上記トラック
カウンタ回路35の速度検出回路52から供給される光
学ヘッド3の実際の移動速度との差に応じた電圧を上記
リニアモータ31内の駆動コイル13に印加する。これ
により、リニアモータ31つまり光学ヘッド3が目標位
置に向かって移動される。
【0050】以後、光学ヘッド3のビーム光がトラック
を通過するたびに供給される2値化パルスに応じて、C
PU23は残りトラック数カウント部24bの残りトラ
ック数を「1」ずつ減らしていき、上記同様に、その都
度残りトラック数から基準速度信号を得、この基準速度
信号を用いて速度制御を行う。
を通過するたびに供給される2値化パルスに応じて、C
PU23は残りトラック数カウント部24bの残りトラ
ック数を「1」ずつ減らしていき、上記同様に、その都
度残りトラック数から基準速度信号を得、この基準速度
信号を用いて速度制御を行う。
【0051】そして、残りトラック数が「0」となり、
基準速度信号が「0」となった際、光学ヘッド3の移動
が停止する。この際、CPU23は、フォーカシング制
御回路15とトラッキング制御回路16を作動させ、フ
ォーカシングとトラッキングの引き込みを行う。
基準速度信号が「0」となった際、光学ヘッド3の移動
が停止する。この際、CPU23は、フォーカシング制
御回路15とトラッキング制御回路16を作動させ、フ
ォーカシングとトラッキングの引き込みを行う。
【0052】この状態において、光学ヘッド3によるビ
ーム光が対応しているトラックのヘッダ部の読取りを行
い、現在の真のトラック位置を調べ、現在のトラックと
目標トラックとの差を計算し、その差が大きい場合に
は、上記移動動作が行われ、その差が小さい場合には、
ビーム光を対物レンズ6の移動によるトラックジャンプ
を繰り返して目標のトラックに移動させる。
ーム光が対応しているトラックのヘッダ部の読取りを行
い、現在の真のトラック位置を調べ、現在のトラックと
目標トラックとの差を計算し、その差が大きい場合に
は、上記移動動作が行われ、その差が小さい場合には、
ビーム光を対物レンズ6の移動によるトラックジャンプ
を繰り返して目標のトラックに移動させる。
【0053】このようにしてアクセスされた目標トラッ
クでの情報の記録あるいは再生等が行われる。上記した
シーク動作中のリニアモータ31の速度制御は、図5に
示すようになっている。
クでの情報の記録あるいは再生等が行われる。上記した
シーク動作中のリニアモータ31の速度制御は、図5に
示すようになっている。
【0054】上述したようなシーク動作中に、トラック
エラー信号回路42から供給されるトラックエラー信号
に、図6の(a)に示すような、ノイズが生じていた場
合、2値化回路51からの2値化パルスに、図6の
(b)に示すような、パルス割れ等が生じる。このパル
ス割れにより、速度検出回路52は、図6の(c)に示
すように、速度誤検出が生じる。
エラー信号回路42から供給されるトラックエラー信号
に、図6の(a)に示すような、ノイズが生じていた場
合、2値化回路51からの2値化パルスに、図6の
(b)に示すような、パルス割れ等が生じる。このパル
ス割れにより、速度検出回路52は、図6の(c)に示
すように、速度誤検出が生じる。
【0055】しかし、CPU23は、シーク動作の減速
中に、速度検出回路52からの速度データを内部メモリ
23aに順次更新記憶し、今回検出した速度データと内
部メモリ23aに記憶されている前回検出した速度デー
タとを比較し、今回検出した速度データが前回検出した
速度データの2倍を越えた場合(前回検出した速度デー
タが今回検出した速度データの半分以下の場合)、速度
誤検出と判断し、前回検出した速度データをそのまま使
用し、内部メモリ23aに更新記憶しない。
中に、速度検出回路52からの速度データを内部メモリ
23aに順次更新記憶し、今回検出した速度データと内
部メモリ23aに記憶されている前回検出した速度デー
タとを比較し、今回検出した速度データが前回検出した
速度データの2倍を越えた場合(前回検出した速度デー
タが今回検出した速度データの半分以下の場合)、速度
誤検出と判断し、前回検出した速度データをそのまま使
用し、内部メモリ23aに更新記憶しない。
【0056】この結果、シーク動作の減速中に、検出速
度の異常が発生しなくなるため、シーク動作が正常に行
われ、シークに要する時間を短縮することができる。上
記例では、CPU23が内部メモリ23aを用いて速度
誤検出と判断したが、これに限らず、速度検出回路52
からの速度データにより前回検出した速度データと今回
検出した速度データとをそれぞれ記憶するレジスタと、
これらのレジスタに記憶された前回検出した速度データ
と今回検出した速度データの比較を行い今回検出した速
度データが前回検出した速度データの2倍を越えたか否
かを判断する比較器と、この比較器により2倍を越えた
と判断された際に、レジスタに記憶されている前回検出
した速度データをそのまま出力し、前回検出した速度デ
ータが記憶されているレジスタの記憶内容をそのまま保
持し、比較器により2倍を越えていないと判断された際
に、レジスタに記憶されている今回検出した速度データ
を出力し、今回検出した速度データで前回検出した速度
データが記憶されているレジスタの記憶内容を更新する
リミッタ回路で構成するようにしても良い。
度の異常が発生しなくなるため、シーク動作が正常に行
われ、シークに要する時間を短縮することができる。上
記例では、CPU23が内部メモリ23aを用いて速度
誤検出と判断したが、これに限らず、速度検出回路52
からの速度データにより前回検出した速度データと今回
検出した速度データとをそれぞれ記憶するレジスタと、
これらのレジスタに記憶された前回検出した速度データ
と今回検出した速度データの比較を行い今回検出した速
度データが前回検出した速度データの2倍を越えたか否
かを判断する比較器と、この比較器により2倍を越えた
と判断された際に、レジスタに記憶されている前回検出
した速度データをそのまま出力し、前回検出した速度デ
ータが記憶されているレジスタの記憶内容をそのまま保
持し、比較器により2倍を越えていないと判断された際
に、レジスタに記憶されている今回検出した速度データ
を出力し、今回検出した速度データで前回検出した速度
データが記憶されているレジスタの記憶内容を更新する
リミッタ回路で構成するようにしても良い。
【0057】上記したように、シーク動作の減速中に、
今回検出した速度データが前回検出した速度データの2
倍を越えた場合、速度誤検出と判断し、前回検出した速
度データをそのまま使用するようにしたものである。
今回検出した速度データが前回検出した速度データの2
倍を越えた場合、速度誤検出と判断し、前回検出した速
度データをそのまま使用するようにしたものである。
【0058】これにより、シーク動作の減速中に、トラ
ックエラー信号にノイズが生じ、2値化パルスにパルス
割れが生じ、速度誤検出が生じた際であっても、検出速
度の異常が発生しなくなるため、シーク動作が正常に行
われ、シークに要する時間を短縮することができる。
ックエラー信号にノイズが生じ、2値化パルスにパルス
割れが生じ、速度誤検出が生じた際であっても、検出速
度の異常が発生しなくなるため、シーク動作が正常に行
われ、シークに要する時間を短縮することができる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
シーク動作の減速中に、トラックエラー信号にノイズが
生じ、2値化パルスにパルス割れが生じ、速度誤検出が
生じた際であっても、検出速度の異常が発生しなくなる
ため、シーク動作が正常に行われ、シークに要する時間
を短縮することができる光ディスク装置を提供できる。
シーク動作の減速中に、トラックエラー信号にノイズが
生じ、2値化パルスにパルス割れが生じ、速度誤検出が
生じた際であっても、検出速度の異常が発生しなくなる
ため、シーク動作が正常に行われ、シークに要する時間
を短縮することができる光ディスク装置を提供できる。
【図1】この発明の一実施例における光ディスク装置の
回路構成を示すブロック図。
回路構成を示すブロック図。
【図2】図1の光検出器、ヘッドアンプ部、加算部を説
明するための図。
明するための図。
【図3】図1のトラックカウンタ回路の回路構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図4】図1のトラックカウンタ回路内の各部の信号を
説明するための信号波形図。
説明するための信号波形図。
【図5】シーク動作中のリニアモータの速度制御を説明
するための図。
するための図。
【図6】図1のトラックカウンタ回路内の各部の信号を
説明するための信号波形図。
説明するための信号波形図。
1…光ディスク 3…光学ヘッド 6…対物レンズ 8…光検出器 13…駆動コイル 17…リニアモータ制御回路 23…CPU 24…メモリ 24a…基準速度テーブル 24b…残りトラック数カウント部 31…リニアモータ 35…トラックカウンタ回路 42…トラックエラー信号回路
Claims (6)
- 【請求項1】 スパイラル状あるいは同心円状の記録ト
ラックが設けられている光ディスク上に光ビームを集光
させる集光手段と、 この集光手段を上記光ディスクのトラックを横切る方向
へ移動する移動手段と、 上記集光手段の光ビームによる上記光ディスクからの反
射光が照射され、上記移動手段により上記集光手段が移
動される際に、その受光量に応じた電気信号を出力する
光検出手段と、 この光検出手段からの出力により上記移動手段により移
動される上記集光手段の移動速度を検出する検出手段
と、 この検出手段により検出される今回の集光手段の移動速
度が前回の集光手段の移動速度よりも早い場合に、上記
検出手段により検出される今回の集光手段の移動速度を
用いずに、前回の集光手段の移動速度を用いて速度制御
を行い、上記検出手段により検出される今回の集光手段
の移動速度が前回の集光手段の移動速度よりも早くない
場合に、上記検出手段により検出される今回の集光手段
の移動速度を用いて速度制御を行う制御手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項2】 スパイラル状あるいは同心円状の記録ト
ラックが設けられている光ディスク上に光ビームを集光
させる集光手段と、 この集光手段を上記光ディスクのトラックを横切る方向
へ移動する移動手段と、 上記集光手段の光ビームによる上記光ディスクからの反
射光が照射され、上記移動手段により上記集光手段が移
動される際に、その受光量に応じた電気信号を出力する
光検出手段と、 この光検出手段からの電気信号によりトラックエラー信
号を検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段により検出されたトラックエラー信
号に応じた2値化パルスを発生する発生手段と、 この発生手段により発生された2値化パルスのパルス間
隔の時間により上記移動手段により移動される上記集光
手段の移動速度を検出する第2の検出手段と、 この第2の検出手段により検出される今回の集光手段の
移動速度が前回の集光手段の移動速度の2倍以上だった
場合に速度誤検出と判断する判断手段と、 この判断手段により速度誤検出を判断した際に、上記第
2の検出手段により検出される今回の集光手段の移動速
度を用いずに、前回の集光手段の移動速度を用いて速度
制御を行い、上記判断手段により速度誤検出を判断しな
かった際に、上記第2の検出手段により検出される今回
の集光手段の移動速度を用いて速度制御を行う制御手段
と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項3】 スパイラル状あるいは同心円状の記録ト
ラックが設けられている光ディスク上に光ビームを集光
させる集光手段と、 この集光手段を上記光ディスクのトラックを横切る方向
へ移動する移動手段と、 上記集光手段の光ビームによる上記光ディスクからの反
射光が照射され、上記移動手段により上記集光手段が移
動される際に、その受光量に応じた電気信号を出力する
光検出手段と、 この光検出手段からの電気信号によりトラックエラー信
号を検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段により検出されたトラックエラー信
号に応じた2値化パルスを発生する発生手段と、 この発生手段により発生された2値化パルスのパルス間
隔の時間により上記移動手段により移動される上記集光
手段の移動速度を検出する第2の検出手段と、 この第2の検出手段により検出される前回の集光手段の
移動速度を記憶する記憶手段と、 上記第2の検出手段により検出される今回の集光手段の
移動速度が上記記憶手段に記憶されている前回の集光手
段の移動速度の2倍以上だった場合に速度誤検出と判断
する判断手段と、 この判断手段により速度誤検出を判断した際に、上記第
2の検出手段により検出される今回の集光手段の移動速
度を用いずに、上記記憶手段に記憶されている前回の集
光手段の移動速度を用いて速度制御を行い、上記判断手
段により速度誤検出を判断しなかった際に、上記第2の
検出手段により検出される今回の集光手段の移動速度を
用いて速度制御を行う制御手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項4】 スパイラル状あるいは同心円状の記録ト
ラックが設けられている光ディスク上に光ビームを集光
させる集光手段と、 この集光手段を上記光ディスクのトラックを横切る方向
へ移動する移動手段と、 上記集光手段の光ビームによる上記光ディスクからの反
射光が照射され、上記移動手段により上記集光手段が移
動される際に、その受光量に応じた電気信号を出力する
光検出手段と、 この光検出手段からの電気信号によりトラックエラー信
号を検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段により検出されたトラックエラー信
号に応じた2値化パルスを発生する発生手段と、 この発生手段により発生された2値化パルスのパルス間
隔の時間により上記移動手段により移動される上記集光
手段の移動速度を検出する第2の検出手段と、 上記発生手段により発生された2値化パルスと上記移動
手段による移動方向とに応じて上記集光手段の光の照射
位置を判定する判定手段と、 上記集光手段の移動終了位置を指示する指示手段と、 上記集光手段の残りトラック数に対応した基準速度信号
が記憶される記憶手段と、 上記移動手段による上記集光手段が移動される際、上記
判定手段により判定された現在位置と上記指示手段によ
り指示された目標位置との間の残りトラック数に対応し
た基準速度信号を上記記憶手段から読出す読出手段と、 上記第2の検出手段により検出される今回の集光手段の
移動速度が前回の集光手段の移動速度よりも早い場合
に、上記検出手段により検出される今回の集光手段の移
動速度を用いずに、前回の集光手段の移動速度と上記読
出手段により読出された基準速度信号とにより、上記集
光手段の移動速度を制御し、上記第2の検出手段により
検出される今回の集光手段の移動速度が前回の集光手段
の移動速度よりも早くない場合に、上記検出手段により
検出される今回の集光手段の移動速度と上記読出手段に
より読出された基準速度信号とにより、上記集光手段の
移動速度を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項5】 スパイラル状あるいは同心円状の記録ト
ラックが設けられている光ディスク上に光ビームを集光
させる集光手段と、 この集光手段を上記光ディスクのトラックを横切る方向
へ移動する移動手段と、 上記集光手段の光ビームによる上記光ディスクからの反
射光が照射され、上記移動手段により上記集光手段が移
動される際に、その受光量に応じた電気信号を出力する
光検出手段と、 この光検出手段からの電気信号によりトラックエラー信
号を検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段により検出されたトラックエラー信
号に応じた2値化パルスを発生する発生手段と、 この発生手段により発生された2値化パルスのパルス間
隔の時間により上記移動手段により移動される上記集光
手段の移動速度を検出する第2の検出手段と、 上記発生手段により発生された2値化パルスと上記移動
手段による移動方向とに応じて上記集光手段の光の照射
位置を判定する判定手段と、 上記集光手段の移動終了位置を指示する指示手段と、 上記集光手段の残りトラック数に対応した基準速度信号
が記憶される記憶手段と、 上記移動手段による上記集光手段が移動される際、上記
判定手段により判定された現在位置と上記指示手段によ
り指示された目標位置との間の残りトラック数に対応し
た基準速度信号を上記記憶手段から読出す読出手段と、 上記第2の検出手段により検出される今回の集光手段の
移動速度が前回の集光手段の移動速度の2倍以上だった
場合に速度誤検出と判断する判断手段と、 この判断手段により速度誤検出を判断した際に、上記第
2の検出手段により検出される今回の集光手段の移動速
度を用いずに、前回の集光手段の移動速度と上記読出手
段により読出された基準速度信号とにより、上記集光手
段の移動速度を制御し、上記判断手段により速度誤検出
を判断しなかった際に、上記第2の検出手段により検出
される今回の集光手段の移動速度と上記読出手段により
読出された基準速度信号とにより、上記集光手段の移動
速度を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項6】 スパイラル状あるいは同心円状の記録ト
ラックが設けられている光ディスク上に光ビームを集光
させる集光手段と、 この集光手段を上記光ディスクのトラックを横切る方向
へ移動する移動手段と、 上記集光手段の光ビームによる上記光ディスクからの反
射光が照射され、上記移動手段により上記集光手段が移
動される際に、その受光量に応じた電気信号を出力する
光検出手段と、 この光検出手段からの電気信号によりトラックエラー信
号を検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段により検出されたトラックエラー信
号に応じた2値化パルスを発生する発生手段と、 この発生手段により発生された2値化パルスのパルス間
隔の時間により上記移動手段により移動される上記集光
手段の移動速度を検出する第2の検出手段と、 この第2の検出手段により検出される前回の集光手段の
移動速度を記憶する第1の記憶手段と、 上記発生手段により発生された2値化パルスと上記移動
手段による移動方向とに応じて上記集光手段の光の照射
位置を判定する判定手段と、 上記集光手段の移動終了位置を指示する指示手段と、 上記集光手段の残りトラック数に対応した基準速度信号
が記憶される第2の記憶手段と、 上記移動手段による上記集光手段が移動される際、上記
判定手段により判定された現在位置と上記指示手段によ
り指示された目標位置との間の残りトラック数に対応し
た基準速度信号を上記第2の記憶手段から読出す読出手
段と、 上記第2の検出手段により検出される今回の集光手段の
移動速度が上記記憶手段に記憶されている前回の集光手
段の移動速度の2倍以上だった場合に速度誤検出と判断
する判断手段と、 この判断手段により速度誤検出を判断した際に、上記第
2の検出手段により検出される今回の集光手段の移動速
度を用いずに、上記記憶手段に記憶されている前回の集
光手段の移動速度と上記読出手段により読出された基準
速度信号とにより、上記集光手段の移動速度を制御し、
上記判断手段により速度誤検出を判断しなかった際に、
上記第2の検出手段により検出される今回の集光手段の
移動速度と上記読出手段により読出された基準速度信号
とにより、上記集光手段の移動速度を制御する制御手段
と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8021288A JPH09212877A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8021288A JPH09212877A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09212877A true JPH09212877A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12050955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8021288A Pending JPH09212877A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09212877A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7924661B2 (en) | 2005-11-29 | 2011-04-12 | Mediatek Inc. | Track-jump control system and method for maintaining track-jump stability |
-
1996
- 1996-02-07 JP JP8021288A patent/JPH09212877A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7924661B2 (en) | 2005-11-29 | 2011-04-12 | Mediatek Inc. | Track-jump control system and method for maintaining track-jump stability |
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