JPH09212609A - 携帯型電子機器におけるicカードホルダ装置及びicカードホルダへのicカード挿入方法 - Google Patents

携帯型電子機器におけるicカードホルダ装置及びicカードホルダへのicカード挿入方法

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Publication number
JPH09212609A
JPH09212609A JP8019755A JP1975596A JPH09212609A JP H09212609 A JPH09212609 A JP H09212609A JP 8019755 A JP8019755 A JP 8019755A JP 1975596 A JP1975596 A JP 1975596A JP H09212609 A JPH09212609 A JP H09212609A
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card
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portable electronic
card insertion
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JP8019755A
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Shinichi Iguchi
真一 井口
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品の信頼性や操作性等を向上させることが
できる携帯型電子機器におけるICカードホルダ装置及
びICカードホルダへのICカード挿入方法を提供す
る。 【解決手段】 カード挿入ルートを外れてホルダ本体3
と機器本体2との間に向かって挿入されるICカード1
00をカード挿入口7に向けてガイドするストッパ部
(15A,15B)を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードを搭載
した携帯型電子機器におけるICカードホルダ装置及び
ICカードホルダへのICカード挿入方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図4乃至図6は従来における携帯型電子
機器の一例を示すもので、図4はその機器の全体斜視
図、図5は図4のb−b線に沿う部分の概略断面図、図
6はその機器の要部分解斜視図であり、また図4及び図
5はICカードが挿入される直前の状態を示している。
【0003】図4乃至図6において、この携帯型電子機
器51は、外観的には機器本体52とホルダ本体53を
備え、ホルダ本体53内にICカード100を仮保持さ
せ、このホルダ本体53と共にICカード100を機器
本体52の所定の位置にセットできる構造になってい
る。
【0004】さらに詳述すると、機器本体52は、扁平
形で、上側となる正面には複数の入力キー54の他に、
液晶ディスプレイ75等が配設されている。一方、下側
となる背面側にはホルダ本体53を格納しておく凹所5
5(図5参照)が設けられており、前側面には図示せぬ
ロック部材のロック・アンロックを操作するためのスラ
イドレバー56が配設されている。
【0005】ホルダ本体53は、凹所55を略埋めて配
置される大きさの扁平な箱形に形成されており、上面と
前側面の一部は開口していて、前側面の開口部分をカー
ド挿入口57として使用する。また、ホルダ本体53内
において、その左右側面にはICカード100の左右両
側を保持するガイド溝58を形成しているリブ59が一
体に設けられているとともに、底面にはICカード10
0の下面を支えるリブ60が一体に設けられている。な
お、ガイド溝58は、カード挿入口57と連通された状
態となっており、カード挿入口57からICカード10
0を差し込むと、このICカード100の左右両側がそ
れぞれガイド溝58内に係合され、さらに差し込むと所
定の位置に配置させることができる。また、このホルダ
本体53内に配置させた状態では、ICカード100の
コンタクト部101がホルダ本体53の上面開口に対応
した位置に配置される。これに対して、機器本体52の
凹所55内には、コンタクト部101に対応した位置
に、このコンタクト部101と当接されて電気結合可能
なコンタクト部61が設けられている。
【0006】一方、ホルダ本体53の外面側において、
左右両側面で、この後端側には枢軸62が各々設けられ
ている。なお、この枢軸62は、ホルダ本体53の凹所
55内に形成されている係合穴63に回動自在に係合さ
れ、この枢軸62と係合穴63との係合で、ホルダ本体
53は枢軸62を支点としてカード挿入口57側が上下
方向に回動できる状態になっている。また、ホルダ本体
53の前側面には、スライドレバー56で操作されるロ
ック部材と対応してロックポスト64が設けられてい
る。
【0007】加えて、機器本体52とホルダ本体53と
の間には、ホルダ本体53の回動端側を保持して、この
ホルダ本体53が機器本体52に対して回動できる量を
規制するためのリンク部材65が設けられている。この
リンク部材65は、ホルダ本体53の左右両側にそれぞ
れ位置して一対設けられており、各リンク部材65は一
端が枢軸65Aで回動可能に結合された二つのリンク片
65B,65Cとで構成されている。また、リンク片6
5Bの他端は枢軸ピン65Dを介して凹所55の内側面
に形成されている係合孔73に回動自在に連結され、リ
ンク片65Cの他端は枢軸ピン65Eを介してホルダ本
体53の外側面に形成されている係合孔74に回動自在
に連結されている。そして、このリンク部材65は、枢
軸65Aを支点としてリンク片65B,65Cを折り畳
むことが可能で、ホルダ本体53が凹所55内に格納さ
れた「セット位置」に配置されている状態では折り畳ま
れており、枢軸62を支点としてホルダ本体53が下側
に回動されると、カード挿入口57が設けられている回
動先端側がICカード100の挿入がし易い位置まで凹
所55内より大きく出した「プリセット位置」(図4及
び図5参照)まで、ホルダ本体53が回動されるのを許
容する。
【0008】次に、この携帯型電子機器51におけるI
Cカード100の着脱動作を説明する。まず、ICカー
ド100を装着する場合は、スライドレバー56をアン
ロック方向(図4の矢印Aの方向)にスライドさせる。
すると、ロックポスト64とロック部材との係合が外
れ、リンク片65B,65Cを展開させながら、ホルダ
本体53が枢軸62を支点として下側に、リンク片65
B,65Cで規制される「プリセット位置」まで回動さ
れる。図4及び図5は、この「プリセット位置」に配置
された状態を示している。この「プリセット位置」で
は、カード挿入口57が設けられている回動先端側が機
器本体52の下側より大きく露出し、ICカード100
の挿入がし易くなっている。
【0009】次いで、ICカード100をカード挿入口
57からホルダ本体53内に差し込む。すると、ガイド
溝58に案内されて差し込まれ、奥壁にICカード10
0の先端が突き当たるまで差し込む。これにより、IC
カード100の「プリセット位置」へのセットが完了す
る。
【0010】その後、ホルダ本体53を上側に押す。す
ると、リンク片65B,65Cが凹所55内に折り畳ま
れながら、ホルダ本体53が枢軸62を支点として上側
に、このホルダ本体53が凹所55内に格納される「セ
ット位置」まで回動される。「セット位置」に配置され
ると、ロックポスト64が機器本体52側の図示せぬロ
ック部材に自動係合されるとともに、ICカード100
のコンタクト部101とコンタクト部61との電気結合
がなされ、カード挿入口57は凹所55の前壁部分によ
って閉じられる。また、ICカード100を取り出す場
合は、スライドレバー56を再びアンロック方向(図4
の矢印Aの方向)にスライドさせると、ロックポスト6
4とロック部材との係合が外れ、前述したようにリンク
片65B,65Cを展開させながら、ホルダ本体53が
「プリセット位置」まで下側に回動され、これによりI
Cカード100を取り出し、別のICカード100と交
換することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来構造の携帯型電子機器では、次の(1)〜(3)
に述べるような問題点があった。 (1)指や金属片、ペン等がホルダ本体53と機器本体
52との間の奥へ潜入してコンタクト部61に触れるこ
とが可能なので、コンタクト部61の汚れや破損が起こ
り易く、装置の信頼性が低下する。 (2)ホルダ本体53を「セット位置」と「プリセット
位置」に移動させるためのリンク部材65の部品点数が
多く、また組立が繁雑なので作業性が悪く、製品コスト
がアップする。 (3)ホルダ本体53における左右のガイド溝58に対
して、ICカード100の片辺側だけが挿入されている
か、あるいは両辺とも挿入されていなくてもICカード
100の挿入操作が可能なので、挿入操作のやり直しを
必要とする場合もあり、ICカード100の挿入操作性
が悪い。
【0012】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は製品の信頼性や操作性等を向上さ
せることができる携帯型電子機器におけるICカードホ
ルダ装置及びICカードホルダへのICカード挿入方法
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、装置にあっては次の技術手段を講じたこと
を特徴とする。すなわち、一端側が枢軸を介して機器本
体に回動可能に取り付けられ、回動先端側にICカード
を挿入する口を有しているホルダ本体と、前記ホルダ本
体のカード挿入口側に取り付けられて、前記ホルダ本体
が前記機器本体内に格納されて該機器本体により前記カ
ード挿入口が塞がれているセット位置から前記ホルダ本
体の先端側が前記機器本体より離れて前記カード挿入口
が前記機器本体の外側に露出されて前記ICカードの挿
入を許容するプリセット位置に回動を案内するリンク部
材とを備えた携帯型電子機器におけるICカードホルダ
装置において、前記カード挿入ルートを外れて前記ホル
ダ本体と前記機器本体との間に向かって挿入される前記
ICカードを前記カード挿入口に向けてガイドするため
のストッパを前記リンク部材に設けた。
【0014】また、本発明は上記目的を達成するため、
方法にあっては次の技術手段を講じたことを特徴とす
る。すわわち、一端側が枢軸を介して機器本体に回動可
能に取り付けられ、回動先端側にICカードを挿入する
口を有しているホルダ本体を、前記機器本体内に格納さ
れて前記機器本体により前記カード挿入口が塞がれてい
るセット位置から前記ホルダ本体の先端側が前記機器本
体より離れて前記カード挿入口が前記機器本体の外側に
露出されて前記ICカードの挿入を許容するプリセット
位置に回動切り換えし、このプリセット位置で前記IC
カードを前記ホルダ本体内に挿入させ、その後、前記ホ
ルダ本体を前記セット位置に移動させると、前記ICカ
ードが前記ホルダ本体と前記機器本体の間のコンタクト
と電気接続される携帯型電子機器におけるICカードホ
ルダへのICカード挿入方法において、前記カード挿入
ルートを外れて前記ホルダ本体と前記機器本体との間に
向かって挿入される前記ICカードを前記カード挿入口
に向けてガイドするためのストッパを前記リンク部材に
設け、前記ICカードの挿入を補正するようにした。
【0015】上記手段を講ずることにより、本発明は、
カード挿入口に向かってICカードが挿入されて行くと
きに、このICカードがカード挿入口から外れた方向に
向かって挿入されて行くと、ICカードがストッパに当
接されて、その挿入方向がカード挿入方向に補正され
る。したがって、常に所定のカード挿入口を通ってプリ
セット位置に配置されることになり、1回の挿入操作で
所定のプリセット位置に確実に配置させることができ
る。また、ホルダ本体と機器本体との間に指や金属片、
ペン等が誤挿入されるのをストッパにより防止すること
ができるので、コンタクト部分を汚したり、破損したり
するのを防げる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は本発明を適用した
携帯型電子機器の一例を示すもので、図1は図2のa−
a線に沿う部分の概略断面図、図2はその機器の全体斜
視図、図3はその機器の要部分解斜視図であり、また図
1及び図2はICカードが挿入される直前の状態を示し
ている。
【0017】図1乃至図3において、この携帯型電子機
器1は、外観的には機器本体2とホルダ本体3を備え、
ホルダ本体3内にICカード100を仮保持させて、こ
のホルダ本体3と共に機器本体2の所定の位置にセット
できる構造になっている。なお、ここでICカード10
0は図4乃至図6に示した従来機器で使用していたIC
カード100と同一のものを使用する場合として説明す
る。
【0018】さらに詳述すると、機器本体2は、扁平形
で、上側となる正面には複数の入力キー4の他に、液晶
ディスプレイ25等が配設されている。一方、下側とな
る背面側にはホルダ本体3を格納しておく凹所5が設け
られており、前側面には図示せぬロック部材のロック・
アンロックを操作するためのスライドレバー6が配設さ
れている。
【0019】ホルダ本体3は、凹所5を略埋めて配置さ
れる大きさの扁平な箱形に形成されており、上面と前側
面の一部は開口され、さらに前側面の上面を塞ぐ状態に
してリンク部材15が設けられている。そして、ホルダ
本体3の前側開口部分をカード挿入口7として使用す
る。また、ホルダ本体3内において、その左右側面には
ICカード100の左右両側を保持するガイド溝8を形
成しているリブ9が一体に設けられているとともに、底
面にはICカード100の下面を支えるリブ10が一体
に設けられている。なお、ガイド溝8は、カード挿入口
7と連通された状態となっており、カード挿入口7から
ICカード100を差し込むと、このICカード100
の左右両側がそれぞれガイド溝8内に係合され、さらに
差し込むと所定の位置に配置させることができる。ま
た、このホルダ本体3内に配置させた状態では、ICカ
ード100のコンタクト部101がホルダ本体3の上面
開口に対応した位置に配置される。これに対して、機器
本体2の凹所5内には、コンタクト部101に対応した
位置に、このコンタクト部101と当接されて電気結合
可能なコンタクト部11が設けられている。
【0020】一方、ホルダ本体3の外面側において、左
右両側面の後端側には枢軸12が各々設けられている。
なお、この枢軸12は、ホルダ本体3の凹所5内に形成
されている係合穴13に回動自在に係合され、この枢軸
12と係合穴13との係合により、ホルダ本体3は枢軸
12を支点としてカード挿入口7側が上下方向に回動で
きる状態になっている。また、ホルダ本体3の前側面に
は、スライドレバー6で操作されるロック部材と対応し
てロックポスト14が設けられている。
【0021】上記リンク部材15は、ホルダ本体3の回
動端側を保持して、このホルダ本体3が機器本体2に対
して回動できる量を規制する機能の他に、カード挿入口
7に向かって差し込まれて来るICカード100をカー
ド挿入口7内にガイドする機能も備えており、左右のサ
イドストッパ部としての規制壁部15A,15Aと、こ
の左右の規制壁部15A,15Aとの間に掛け渡された
状態にして作られているフロントストッパ部15Bとを
一体に有している。このうち、左右の側壁部15Aは細
長い板片状に形成されおり、ホルダ本体3に形成されて
いる係合孔21に枢軸ピン15Cを係合させて、一端側
がホルダ本体3の内面に密着された状態で回動可能に取
り付けられている。一方、他端側は、凹所5内の長孔2
0内に枢軸ピン15Dを係合させて回動並びに前後方向
摺動自在に連結されている。そして、このリンク部材1
5は、枢軸ピン15Cを支点として回動されて、フロン
トストッパ部15Bがホルダ本体3内に格納された状態
にして折り畳むことが可能で、ホルダ本体3が凹所5内
に格納された「セット位置」に配置されている状態では
ホルダ本体3内に折り畳まれており、枢軸12を支点と
してホルダ本体3が下側に回動されると、ICカード1
00の挿入がし易い位置まで回動先端側が凹所5内より
大きく突き出た「プリセット位置」(図1及び図2参
照)まで、ホルダ本体3が回動されるのを許容する。ま
た、ホルダ本体3が「プリセット位置」に配置された状
態では、フロントストッパ部15Bが機器本体2とホル
ダ本体3との間で斜めに、すなわち図1に示すように枢
軸ピン15Dが設けられている側が前面側で、枢軸ピン
15Cが設けられている側が後面側に配置され、差し込
まれて来たICカード100が正しいルートから上側に
ずれていて、これがフロントストッパ部15Bにぶつか
ると、このICカード100の先端をカード挿入口7に
向かってガイドしガイド溝8内に導くことができる状態
になっている。また、左右方向のガイドは規制壁部15
A,15Aに当接することによって規制し、これによ
り、ICカード100はカード挿入口7、すなわちガイ
ド溝8内に正しく導かれる。
【0022】次に、この携帯型電子機器1におけるIC
カード100の着脱動作を説明する。まず、ICカード
100を装着する場合は、スライドレバー6をアンロッ
ク方向(図2の矢印Aの方向)にスライドさせる。する
と、ロックポスト14とロック部材との係合が外れ、リ
ンク部材15を回動させながら、ホルダ本体3が枢軸1
2を支点として下側に、リンク部材15で規制される
「プリセット位置」まで回動される。図1及び図2は、
この「プリセット位置」に配置された状態を示してい
る。この「プリセット位置」では、ホルダ本体3の回動
先端側が機器本体2の下側より大きく露出し、ICカー
ド100の挿入がし易くなっている。
【0023】次いで、ICカード100をホルダ本体3
と機器本体2との間に差し込む。このとき、差し込まれ
て来たICカード100が正しいルートから上側にずれ
ていた場合は、上述したようにICカード100の先端
がフロントストッパ部15Bにぶつかる。すると、この
ICカード100の先端はカード挿入口7に向かってガ
イドされ、さらに規制壁部15A,15Aで左右方向の
位置規制が行われる。これによりICカード100はカ
ード挿入口7、すなわちガイド溝8内に正しく導かれ
る。さらに、奥壁にICカード100の先端が突き当た
るまで差し込むとICカード100の「プリセット位
置」へのセットが完了する。
【0024】その後、ホルダ本体3を上側に押す。する
と、リンク部材15がホルダ本体3のスペース内に折り
畳まれながら、ホルダ本体3が枢軸12を支点として上
側に、このホルダ本体3が凹所5内に格納される「セッ
ト位置」まで回動される。そして、「セット位置」に配
置されると、ロックポスト14が機器本体2側のロック
部材に自動係合されるとともに、ICカード100のコ
ンタクト部101とコンタクト部11との電気結合がな
され、カード挿入口17は凹所5の前壁部分によって閉
じられる。また、ICカード100を取り出す場合は、
スライドレバー6を再びアンロック方向(図2の矢印A
の方向)にスライドさせると、ロックポスト14とロッ
ク部材との係合が外れ、前述したようにリンク部材15
を回動させながら、ホルダ本体3が「プリセット位置」
まで下側に回動され、これによりICカード100を取
り出し、別のICカード100と交換することができ
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
カード挿入口に向かってICカードを挿入して行くとき
に、ICカードがカード挿入口から外れた方向に向かっ
て挿入されて行くとストッパに当接され、このストッパ
により挿入方向がカード挿入方向に補正されるので、I
Cカードは常に所定のカード挿入口を通ってプリセット
位置に配置されることになる。したがって、1回の挿入
操作で所定のプリセット位置に確実に配置させることが
でき、操作性が向上する。また、ホルダ本体と機器本体
との間に指や金属片、ペン等が誤挿入されるのをストッ
パにより防止することができるので、コンタクト部分を
汚したり、破損したりするのを防ぐことができ、信頼性
の向上が図れる等の効果が期待できる。さらに、上記形
態例に示すように、フロントストッパ部と左右のサイド
ストッパ部を一体に形成した場合では、組立部品の点数
を減らすことができる。この結果、組み立て作業性を向
上させ、安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のa−a線に沿う部分の概略断面図であ
る。
【図2】本発明の一形態例として示す携帯型電子機器の
全体斜視図である。
【図3】本発明の一形態例として示す携帯型電子機器の
要部分解斜視図である。
【図4】従来における携帯型電子機器の全体斜視図であ
る。
【図5】図4のb−b線に沿う部分の概略断面図であ
る。
【図6】従来における携帯型電子機器の要部分解斜視図
である。
【符号の説明】
1 携帯型電子機器 2 機器本体 3 ホルダ本体 7 カード挿入口 8 ガイド溝 15 リンク部材 15A 規制壁部(サイドストッパ部) 15B フロントストッパ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側が枢軸を介して機器本体に回動可
    能に取り付けられ、回動先端側にICカードを挿入する
    口を有しているホルダ本体と、 前記ホルダ本体のカード挿入口側に取り付けられて、前
    記ホルダ本体が前記機器本体内に格納されて該機器本体
    により前記カード挿入口が塞がれているセット位置から
    前記ホルダ本体の先端側が前記機器本体より離れて前記
    カード挿入口が前記機器本体の外側に露出されて前記I
    Cカードの挿入を許容するプリセット位置に回動を案内
    するリンク部材とを備えた携帯型電子機器におけるIC
    カードホルダ装置において、 前記カード挿入ルートを外れて前記ホルダ本体と前記機
    器本体との間に向かって挿入される前記ICカードを前
    記カード挿入口に向けてガイドするためのストッパを前
    記リンク部材に設けたことを特徴とする携帯型電子機器
    におけるICカードホルダ装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパを、前記ICカードが前記
    カード挿入口に進む方向のガイドを行うフロントストッ
    パ部と、前記ICカードの左右方向の位置決めを行うサ
    イドストッパ部とで構成した請求項1に記載の携帯型電
    子機器におけるICカードホルダ装置。
  3. 【請求項3】 前記フロントストッパ部と前記サイドス
    トッパ部とを一体に形成した前記リンク部材を備える請
    求項1に記載の携帯型電子機器におけるICカードホル
    ダ装置。
  4. 【請求項4】 一端側が枢軸を介して機器本体に回動可
    能に取り付けられ、回動先端側にICカードを挿入する
    口を有しているホルダ本体を、前記機器本体内に格納さ
    れて前記機器本体により前記カード挿入口が塞がれてい
    るセット位置から前記ホルダ本体の先端側が前記機器本
    体より離れて前記カード挿入口が前記機器本体の外側に
    露出されて前記ICカードの挿入を許容するプリセット
    位置に回動切り換えし、このプリセット位置で前記IC
    カードを前記ホルダ本体内に挿入させ、その後、前記ホ
    ルダ本体を前記セット位置に移動させると、前記ICカ
    ードが前記ホルダ本体と前記機器本体の間のコンタクト
    と電気接続される携帯型電子機器におけるICカードホ
    ルダへのICカード挿入方法において、 前記カード挿入ルートを外れて前記ホルダ本体と前記機
    器本体との間に向かって挿入される前記ICカードを前
    記カード挿入口に向けてガイドするためのストッパを前
    記リンク部材に設け、前記ICカードの挿入を補正する
    ようにしたことを特徴とする携帯型電子機器におけるI
    CカードホルダへのICカード挿入方法。
JP8019755A 1995-10-16 1996-02-06 携帯型電子機器におけるicカードホルダ装置及びicカードホルダへのicカード挿入方法 Pending JPH09212609A (ja)

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EP96307380A EP0768613A3 (en) 1995-10-16 1996-10-10 IC card for portable type electronic apparatus and card insertion method
CA002187845A CA2187845A1 (en) 1995-10-16 1996-10-15 Ic card for portable type electronic apparatus and card insertion method
US08/731,583 US5780836A (en) 1995-10-16 1996-10-16 IC card for portable type electronic apparatus and card insertion method

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JP (1) JPH09212609A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002353666A (ja) * 2001-05-29 2002-12-06 Sony Computer Entertainment Inc 電子機器及び電子機器の基板挿抜装置

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