JPH0921246A - 昇降装置 - Google Patents

昇降装置

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Publication number
JPH0921246A
JPH0921246A JP17250795A JP17250795A JPH0921246A JP H0921246 A JPH0921246 A JP H0921246A JP 17250795 A JP17250795 A JP 17250795A JP 17250795 A JP17250795 A JP 17250795A JP H0921246 A JPH0921246 A JP H0921246A
Authority
JP
Japan
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pallet
cord
mounting table
elevating
shaped member
Prior art date
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Pending
Application number
JP17250795A
Other languages
English (en)
Inventor
Shimeo Tanaka
〆男 田中
Kiyoshi Ido
清 井戸
Junichi Go
純一 郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAIICHI GIKEN KK
Original Assignee
DAIICHI GIKEN KK
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Publication date
Application filed by DAIICHI GIKEN KK filed Critical DAIICHI GIKEN KK
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Publication of JPH0921246A publication Critical patent/JPH0921246A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パレットの昇降時における水平安定性を向上
し、載置台上に格納物をスムーズに載り込ませるととも
に、その格納物を載置台上に脱落のおそれなく載置し、
しかも設置面積を極力小さくすること。 【解決手段】 パレット24は前後各一対の支柱4A,
4B,5A,5B間に昇降可能に配置されるとともに、
スプロケット18はスプケット19より大径に形成され
る。カウンタシャフト17は支柱4A,4B間に回転可
能に支持され、同シャフト17の両端にスプロケット1
8,19が固定される。チェーン7a,7bは支柱4
A,4Bの上部にその一端が固定され、スプロケット1
8,19を周回する。又、チェーン8a,8bは支柱5
A,支柱5Bの上部にその一端が固定され、パレット2
4のスプロケット35を介して他端は支柱4A,4B下
部に固定される。モータ20の駆動に伴い、スプロケッ
ト18,19が正逆回転されて、チェーン7a,7bは
繰り出し及び繰り込まれパレット24が昇降する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降可能な載置台
上に昇降物を載置して昇降するようにした昇降装置に関
するものであり、例えば載置台上に自動車を搭載して駐
車する駐車装置として適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の駐車装置として、例えば
図11及び図12に示すようなものがある。同図に示す
ように、この駐車装置は左右一対の地上梁41を備え、
これら地上梁41の後端部は連結扞42を介して互いに
連結されている。又、各地上梁41の前後両端部にはそ
れぞれ前部支柱43A,44A及び後部支柱43B,4
4Bが立設されている。
【0003】図11の左側に位置する前部支柱43A及
び後部支柱43Bの上端間には、回転軸45が回転可能
に支持され、この回転軸45の両端部にはそれぞれスプ
ロケット46,47が固定されている。又、前部支柱4
3Aの上端部にはモータ51が設置され、このモータ5
1の駆動に伴い回転軸45が正逆回転される。一方、右
側に位置する前部支柱44A及び後部支柱44Bの内頂
部には、それぞれチェ−ン48の一端が固定され、同チ
ェーン48の他端側は各スプロケット46,47に掛装
されて下方へ垂下されている。そして、これら4本の支
柱43A,43B,44A,44B間において、自動車
Cを搭載するためのパレット49が、チェーン48によ
り吊下支持されている。尚、パレット49の前後両側部
にはスプロケット50が配設され、これらスプロケット
50がチェーン48に係合されている。そして、モータ
51の駆動に伴い回転軸45が正逆回転されると、各ス
プロケット46,47を介してチェーン48が繰り出し
及び繰り込まれて、パレット49が昇降される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た駐車装置において、パレット49上に自動車Cを載せ
る場合には、モータ51の駆動によりチェーン48を繰
り出して、図11に示すように、パレット49を降下さ
せる。この時、図12に示すスプロケット46,47は
時計方向に回転し、パレット49の駆動側のみが自重に
より降下し、パレット49が傾くおそれがある。特に、
スプロケット50の潤滑が不足する場合、前記のような
問題が起こり易い。
【0005】同様に、チェーン48の繰り込みにより、
パレット49を上昇させる場合には、パレット49の駆
動側のみが上昇し、パレット49が傾くおそれがある。
自動車Cの載り込み状態でパレット49が傾くと、自動
車Cはパレット49から脱落してしまう。
【0006】これは、一本のチェーン48がパレット4
9の昇降及びバランスという二つの役割を兼ねているた
め、上記のような問題が発生するおそれがあった。ま
た、図12に示すように、パレット49の後端部の下方
には、左右の地上梁41を連結するための連結扞42が
存在するため、パレット49をこの連結扞42より下方
へ降下させることができない。従って、従来装置におい
ては、パレット49を最も降下させても、パレット49
の前端側の自動車載り込み側が、連結扞42の高さ分だ
け地上面から浮き上がった状態となる。そのため、自動
車Cがパレット49上にスムーズに載り込むことができ
ないとともに、場合によっては、その載り込み時に自動
車Cのアンダーボディがパレット49の前端部に干渉し
て、アンダーボディが損傷するというおそれがあった。
【0007】この間題を解消するため、図12に鎖線で
示すように、連結扞42をパレット49と干渉しない位
置まで、後方にずらして配置することも考えられる。と
ころが、このように構成した場合には、装置の前後長さ
が大きくなって、装置全体の設置面積が大きくなるとい
う問題があった。特に、この駐車装置は、自動車Cをパ
レット49上とその下方の地上部との上下二段に駐車す
ることにより、敷地を有効に利用できるようにすること
が大きな目的であるため、装置の設置面積が大きくなる
ことは極力避ける必要があった。しかも、この連結扞4
2は、パレット49の下方の地上部に駐車される自動車
Cの輪止めも兼ねており、この連結扞42を後方にずら
すと、地上部において自動車Cも後方にずれて駐車され
ることになる。従つて、この場合には、地上部とパレッ
ト49上とにおいて、自動車Cが互いに前後に大きくず
れた状態となるとともに、装置の後方に自動車Cのため
のスペースを確保する必要が生じる。
【0008】又、パレット49の降下時において、パレ
ット49の後端部が連結扞42の上面に当接した状態
で、チェーン48を更に繰り出すようにすれば、パレッ
ト49は自重によりその前端部が地上面に当接する位置
まで降下される。しかしながら、このとき、パレット4
9の後端部は降下されないため、後部支柱43B,44
B側においてチェーン48が弛んで、同チェーン48が
スプロケット50から外れるおそれが生じるという問題
がある。
【0009】更に、装置を連結扞42の高さ分だけ地中
に埋設したり、或いはパレット49の前端部と地上面と
の間をスムーズに連結する斜面を造ったりすることも考
えられる。しかしながら、このようにした場合には、装
置の設置に際して大変な手間を要し、その設置作業が煩
雑になるとともに、装置の移動を容易に行い得なくなる
という問題が発生する。
【0010】因みに、上記したような4本の支柱43
A,43B,44A,44Bを有する駐車装置において
は、左右の地上梁41を連結するとともに、装置全体の
剛性を確保する上で、連結扞42を必ず設ける必要があ
り、省くことはできない。そのために、上記したような
各種の問題が発生するのである。
【0011】又、従来の駐車装置においては、パレット
49が水平状態で昇降されるため、地震等の振動を受け
た場合、自動車Cがパレット49の前端部から脱落する
おそれがある。そのため、図11及び図12に示すよう
に、従来装置では、パレット49上に輪止め52が設け
られている。従つて、部品点数が多くなるとともに、自
動車Cの載り降りに際して輪止め52を載り越える必要
があり、スムーズな載り降りを行い得ないという問題も
あった。
【0012】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は載置台の昇降時における
バランスを向上し、載置台上に昇降物をスムーズに載り
込ませることができるとともに、その昇降物を載置台上
に脱落のおそれなく載置することができ、しかも設置面
積を極力小さくすることができる昇降装置を提供するこ
とにある。
【0013】特に、本発明の目的は、載置台を水平に保
持するための構成を簡単にできる昇降装置を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、前後各一対の支柱間に、昇
降物を載置するための載置台を昇降可能に配置するとと
もに、前部支柱間及び後部支柱間において載置台をそれ
ぞれ索状部材により吊下支持して昇降させる昇降機構を
設けた昇降装置において、前記索状部材は、載置台に昇
降作用を付与する第1索状部材と、載置台をほぼ水平に
保持する第2索状部材とを含む。
【0015】請求項2においては、請求項1において、
前記昇降機構による載置台の昇降速度を、同載置台の昇
降物載り込み側と載り込み奥側とで互いに異なる速度に
設定した。
【0016】請求項3の発明では、請求項2において、
前記昇降機構は、一方の前後の支柱間に回転可能に支持
された回転軸と、前部及び後部支柱と対応する位置にお
いてそれぞれ回転軸に固定され、その回転軸の回転に伴
って第1索状部材の一端側を繰り出し及び繰り込んで、
前記載置台を昇降させる回転体と、前記回転軸を回転駆
動するための駆動手段とを有し、前部支柱側の回転体
を、後部支柱側の回転体より大径に形成した。
【0017】請求項4の発明では、請求項1または2に
おいて、後部支柱には、第2索状部材の他端を連結支持
するとともに、同索状部材をその引っ張り力に抗して常
時付勢する付勢手段を設けた。
【0018】請求項5の発明では、請求項4において、
前記付勢手段は、第1索状部材の他端に吊下支持された
重りと、その索状部材の引っ張りにより上昇される重り
に係合して、その重りの上昇を阻止するストッパとを含
む。
【0019】請求項6の発明では、請求項4において、
前記付勢手段は、後部支柱に上下動可能に設けられ、第
1索状部材の他端を連結支持する支持部材と、その索状
部材の引っ張り力に抗して支持部材を常時付勢するバネ
部材とを含む。
【0020】請求項7の発明では、請求項1〜6のいず
れかにおいて、第2索状部材は、両端を固定するととも
に、中間部においてパレットの荷重を支承する。請求項
8の発明では、請求項7において、第2索状部材は、一
端が支柱の上端に、他端が反対側の支柱の下部位置に固
定され、中間部が載置台の両端の回転体を周回する。
【0021】従つて、請求項1に記載の発明によれば、
一方の前後の支柱に架設される第1索状部材は、載置台
に配設された回転体を介し、載置台は吊下支持される。
前記索状部材は、回転体の回転に伴い、繰り出し及び繰
り込まれ、載置台は昇降される。第2索状部材は、載置
台の左右のバランスをとる。このため、載置台は昇降時
に傾くおそれはない。
【0022】請求項2に記載の発明によれば、昇降機構
による載置台の昇降速度が、同載置台の昇降物載り込み
側と載り込み奥側とで互いに異なる速度に設定されてい
る。そのため、例えば昇降物載り込み側の昇降速度を載
り込み奥側の昇降速度より速く設定すれば、載置台が降
下されてその載り込み側が地上面に当接したときに、載
置台の載り込み奥側をそれより上方位置とすることがで
きる。従つて、左右の支柱を後部側において連結扞で連
結するようにしても、載置台の降下に際して、その連結
扞が邪魔になることがなく、載置台の昇降物載り込み側
を地上面に当接する位置にまで降下させることができ
る。その結果、載置台上に昇降物をスムーズに載り込ま
せることができるとともに、連結扞を載置台と干渉しな
い位置まで後方にずらして配置する必要もないので、装
置の設置面積を極力小さくすることができる。又、載置
台の上昇に伴い、その載置台の昇降物載り込み側は徐々
に上向きになるので、載置台上の昇降物が、その昇降物
載り込み側から滑り落ちるおそれはない。
【0023】請求項3に記載の発明によれば、駆動手段
により回転軸とともに回転体が回転されると、各回転体
を介して第1索状部材の一端側が繰り出し及び繰り込ま
れて、載置台が昇降される。このとき、前部支柱側の回
転体が、後部支柱側の回転体より大径に形成されている
ので、前部支柱側の索状部材の方が、繰り出し及び繰り
込み速度が速くなる。つまり、載置台は、後端側よりも
前端側の昇降物載り込み側の方が昇降速度が速くなる。
【0024】請求項4に記載の発明によれば、例えば後
部支柱間に連結扞がある場合、第1索状部材の繰り出し
により、載置台は先ずその後端部が連結扞の上面に当接
する位置まで降下される。この状態で、第1索状部材が
更に繰り出されると、載置台は自重によりその前端部が
地上面に当接する位置まで降下され、後端部は降下され
ずに連結扞上の位置を保持される。そのため、載置台の
後端部と対応する後部支柱側においては、繰り出された
第1索状部材が弛もうとするが、その索状部材は付勢手
段により付勢されて引っ張られるので、第1索状部材の
緊張状態は維持される。従って、左右の支柱を後部側に
おいて連結扞で連結した場合でも、何ら支障なく、載置
台の前端部を地上面に当接する位置にまで降下させるこ
とができる。その結果、載置台上に昇降物をスムーズに
載り込ませることができるとともに、連結扞を載置台と
干渉しない位置まで後方にずらして配置する必要もない
ので、装置の設置面積を極力小さくすることができる。
【0025】請求項5に記載の発明によれば、載置台の
通常の昇降時には、載置台を吊下支持している第1索状
部材により重りが引っ張られ、重りはストッパに係合し
てその上昇を阻止されている。そして、第1索状部材に
弛みが生じるような場合には、重りの重量により第1索
状部材が引っ張られるので、その索状部材の緊張状態が
維持される。
【0026】請求項6に記載の発明によれば、第1索状
部材に弛みが生じるような場合には、バネ部材により支
持部材が付勢されてその索状部材が引っ張られるので、
索状部材の緊張状態が維持される。
【0027】請求項7及び8の発明によれば、第2索状
部材を掛け回すのみの構成で、載置台を水平に保持でき
る。
【0028】
【実施の形態】
(第1の形態)以下、本発明の昇降装置を、自動車の駐
車装置に具体化した第1の形態を図面に基づいて説明す
る。
【0029】図1〜図4に示すように、駐車装置1は左
右一対の地上梁2を備え、これら地上梁2の後端部は連
結扞3を介して互いに連結されている。断面コ字状をな
す前部支柱4A,5A及び後部支柱4B,5Bは、各地
上梁2の前後両端部にそれぞれ立設されている。底板6
は両地上梁2と連結扞3との間に配設され、この底板6
及び連結扞3により、左右の地上梁2及び支柱4,5が
互いに連結されるとともに、装置全体としての剛性が確
保されている。
【0030】収納ボックス16は左側の前部支柱4Aの
上端に取り付けられ、その収納ボックス16と左側の後
部支柱4Bの上端との間には、回転軸としてのカウンタ
シャフト17が回転可能に支持されている。回転体とし
てのスプロケット18は、収納ボックス16内において
カウンタシャフト17の一端に固定されている。同じく
回転体としてのスプロケット19は、左側の後部支柱4
B内においてカウンタシャフト17の他端に固定されて
いる。
【0031】駆動手段としてのモータ20は前記収納ボ
ックス16内に配設され、その駆動軸には駆動スプロケ
ット21が固定されている。被動スプロケット22は同
じく収納ボックス16内において前記カウンタシャフト
17に固定され、この被動スプロケット22と駆動スプ
ロケット21とが、無端状の伝達チェーン23を介して
作動連結されている。従って、モータ20の駆動に伴
い、カウンタシャフト17が正逆回転される。
【0032】載置台としてのパレット24は四角板状を
なし、このパレット24が4本の支柱4A,4B,5
A,5B間において、昇降可能に配置されている。尚、
パレット24の下面の前後には、凹溝27がそれぞれパ
レット24の幅方向に延びるように形成されている。案
内体25はパレット24の前後両側部にそれぞれ固定さ
れ、各案内体25にはスプロケット26,35が回転可
能に支持されている。そして、各案内体25が支柱4
A,4B,5A,5B内に上下動可能に収容される。
【0033】第1索状部材としての吊下げチェーン7
a,7b、第2索状部材としてのバランスチェーン8
a,8bは二通りの巻き掛け方法で駐車装置1に掛装さ
れる。図2に示すように、吊下げチェーン7aは昇降ボ
ックス16一部にその一端が固定され、支柱4A側のス
プロケット26下部に周回される。そして、吊下げチェ
ーン7aは上方へ折り返されるとともに、スプロケット
18の上部に周回され、その他端は下方へ垂下されてい
る。同様に、吊下げチェーン7bは支柱4Bの一部にそ
の一端が固定され、支柱4B側のスプロケット26下部
に周回される。そして、吊下げチェーン7bの他端は上
方へ折り返されるとともに、スプロケット19の上部に
係合され、その他端は下方へ垂下されている。このよう
に、右側の支柱4A,4B内に巻き掛けされる吊下げチ
ェーン7a,7bにより、パレット24の左側が吊下支
持される。
【0034】また、バランスチェーン8aは支柱5A上
部にその一端が固定され、支柱5A側のスプロケット3
5下部に周回されるとともに、パレット24下部の凹溝
27を通される。そして、バランスチェーン8aは支柱
4A側のスプロケット35の上部に周回されるととも
に、その他端は支柱4Aの下部に固定されている。同様
に、バランスチェーン8bは支柱5Bの上部にその一端
が固定され、支柱5B側のスプロケット35の下部及び
支柱4B側のスプロケット35の上部に周回されるとと
もに、その他端は支柱4B下部に固定されている。ま
た、バランスチェーン8a,8bの長さは、支柱4A,
4B,5A,5Bの長さとパレット24の幅とを足し合
わせた長さに設定されている。このバランスチェーン8
a,8bにより、パレット24の右側が吊下支持されて
いる。従って、前記吊下げチェーン7a、7bとバラン
スチェーン8a、8bとの共働によりパレット24の左
右のバランスがとられて、パレット24が左右水平に保
持されている。
【0035】そして、モータ20の駆動に伴い、カウン
タシャフト17とともにスプロケット18,19が正逆
回転されると、同スプロケット18,19を介して吊下
げチェーン7a,7bが繰り込み及び繰り出される。す
ると、パレット26が案内体25を介して支柱4A,4
B,5A,5Bの長さ方向に沿って案内されながら昇降
され、図3に示す降下位置と、図4に示す上昇位置とに
配置される。本形態では、チェーン7a,7b,8a,
8b、カウンタシャフト17、スプロケット18,19
及びモータ20等により、昇降機構が構成されている。
【0036】パレット24の上面は、昇降物としての自
動車Cを載置するための載置面28を構成しており、そ
の載置面28の左右両側縁及び後縁は上方へ立ち上げら
れて、それぞれ規制部29及び車止め30を構成してい
る。又、載置面28の前端側は前方へ向かうに従って下
方へ斜状に形成されて、案内面28aを構成している。
更に、パレット24の下面の前端側は、前方へ向かうに
従って上方へ斜状に形成された斜面24aとなってい
る。
【0037】前部支柱4A側のスプロケット18は、後
部支柱4B側のスプロケット19より大径に形成され、
スプロケット18の外周に形成された歯の数が、スプロ
ケット19の外周に形成された歯の数より多くなってい
る。従って、カウンタシャフト17とともにスプロケッ
ト18,19が正逆回転されたとき、前部支柱4A側の
スプロケット18に対応する吊下げチェーン7aの方
が、後部支柱4B側のスプロケット19に対応する吊下
げチェーン7bより、その繰り出し及び繰り込み速度が
速くなる。つまり、パレット24は、その前端側の方が
後端側より昇降速度が速くなる。
【0038】尚、本形態では、図4に示すように、パレ
ット24は上昇位置において、前方へ向かって若干上向
きの傾斜状態に配置される。そして、パレット24がそ
の上昇位置から図3に示す降下位置まで降下されたと
き、前方へ向かって若干下向きの傾斜状態に配置される
ように、前記両スプロケット18,19の径の比が設定
されている。
【0039】次に、前記のように構成された自動車の駐
車装置の作用を説明する。さて、パレット24を降下さ
せて自動車Cを搭載する場合、モータ20の駆動により
カウンタシャフト17を図2の時計方向へ回転させる。
すると、各吊下げチェーン7a,7bが各スプロケット
18,19を介して、支柱4A,4B内の下方へ繰り出
されて、これら吊下げチェーン7a,7bの繰り出しに
よりパレット24が降下されるとともに、パレット24
の左側が吊下支持される。更に、バランスチェーン8
a,8bによりパレット24は左右に傾くことなく水平
に保たれた状態で降下される。
【0040】又、本形態では、前部支柱4A側のスプロ
ケット18が、後部支柱4B側のスプロケット19より
大径に形成されているので、スプロケット18側の吊下
げチェーン7aの方がスプロケット19側の吊下げチェ
ーン7bより速い速度で繰り出される。従って、図3に
示すように、パレット24が降下位置まで降下されてそ
の前端部が地上面に当接して、モータ20の駆動が停止
されたとき、パレット24の後端部は前端部より上方に
位置することになる。つまり、パレット24は前方へ向
かって若干下向きの傾斜状態に配置される。
【0041】このため、図3に示すように、パレット2
4の後端部が連結扞3の高さ分だけ地上面から浮き上が
った状態でも、パレット24の前端部を地上面に当接さ
せることができる。しかも、この場合、後部支柱4B,
5B側において、吊下げチェーン7bに弛みが生じてい
るわけではないので、同吊下げチェーン7bがパレット
24の後部両側のスプロケット26から外れるおそれも
ない。
【0042】従って、自動車Cをパレット24上にスム
ーズに載り込ませることができ、その載り込み時にアン
ダーボディを損傷するおそれもない。次に、パレット2
4を上昇させる場合、モータ20の駆動によりカウンタ
シャフト17を図2の反時計方向へ回転させる。する
と、各吊下げチェーン7a,7bが各スプロケット1
8,19を介して、支柱4A,4B内の上方へ繰り込ま
れて、これら吊下げチェーン7a,7bの繰り込みによ
りパレット24が上昇される。このように、吊下げチェ
ーン7a,7bにより、パレット24は上昇されるとと
もに、パレット24の左側が吊下支持される。また、バ
ランスチェーン8a,8bにより、パレット24は左右
が傾くことなく水平に保たれた状態で上昇される。そし
て、この上昇時においても、前記降下時と同様に、スプ
ロケット18側の吊下げチェーン7aの方がスプロケッ
ト19側の吊下げチェーン7bより速い速度で繰り込ま
れる。従って、図4に示すように、パレット24が上昇
位置まで上昇されてモータ20の駆動が停止されたと
き、パレット24は前方へ向かって若干上向きの傾斜状
態に配置される。
【0043】このため、パレット24上の自動車Cが、
同パレット24の前端側の自動車載り込み側から滑り落
ちるおそれを確実に防止することができる。尚、パレッ
ト24の後端縁には車止め30が形成されているので、
自動車Cはパレット24の後端側から滑り落ちることは
ない。従って、自動車Cをパレット24上に載り込ませ
る際に、同パレット24を前方へ向かって若干下向きの
傾斜状態に配置するように構成しても、パレット24を
上昇位置に配置することにより、自動車Cをパレット2
4上に安定して搭載することができる。そのため、従来
とは異なり、パレット24上に輪止めを設ける必要もな
い。
【0044】以上のように、この形態では、パレット2
4を降下位置まで降下させた状態で、前方へ向かって若
干下向きの傾斜状態に配置することができる。従って、
自動車Cをパレット24上にスムーズに載り込ませるこ
とができるとともに、連結扞3をパレット24と干渉し
ない位置まで後方にずらして配置する必要もないので、
装置の設置面積を極力小さくすることができる。又、パ
レット24の上昇に伴い、そのパレット24は徐々に前
方へ向かって若干上向きの傾斜状態になるので、自動車
Cがパレット24の前端側の自動車載り込み側から滑り
落ちるおそれもない。
【0045】因みに、図12に示す従来の駐車装置にお
いては、自動車の載り込みを少しでもスムーズにするた
め、パレット49の前端側の斜状の案内面をなだらかに
形成する必要があり、その分パレット49が前方へ突出
する。しかしながら、本形態では、パレット24自体が
前方へ向かって若干下向きの傾斜状態になることもあっ
て、その案内面28aに加えて、パレット24の下面に
も斜面24aが形成されている。そのため、その分パレ
ット24の突出を抑えることができる。従って、このこ
とも、装置の設置面積を小さくする上で有効となる。
【0046】しかも、この形態においては、バランスチ
ェーン8a、8bを設けただけの構成でパレット24の
左右バランスを水平に保持できるので、構成が極めて簡
単である。
【0047】次に、本発明の別の形態について、前記第
1の形態と異なる部分を中心に説明する。 (第2の形態)第2の形態においては、図5及び図6に
示すように前記第1の形態とは異なり、スプロケット1
9とスプロケット18とを同径にするとともに、チェー
ン止め34を設けた構成となっている。
【0048】チェーン止め34は、図5及び図6の左側
に位置する後部支柱4Bの上端にそれぞれ支持され、索
状部材としての吊下げチェーン7bの一端が、後部支柱
4B内においてチェーン止め34に連結固定されてい
る。
【0049】ここで、チェーン止め34の構成について
詳述すると、図7に示すように、後部支柱4Bの上端面
には透孔9が形成され、その透孔9を囲うように、支柱
4Bの内頂面には有底円筒状をなすバネ収容筒10が固
着されている。付勢部材としてのコイルバネ11はバネ
収容筒10内に収容されている。又、バネ収容筒10の
底面には透孔10aが形成され、その透孔10a及びコ
イルバネ11には、支持部材12が上下動可能に挿通さ
れている。この支持部材12はシャフト13を有し、そ
のシャフト13の上端部は、支柱5A,5Bの上端面の
透孔9より上方へ突出している、そして、このシャフト
13の突出端部には、フランジ14がナット15により
固定され、前記コイルバネ11の上端がこのフランジ1
4に当接される。又、前記吊下げチェーン7bの一端
は、シャフト13の下端部に連結されている。
【0050】そして、吊下げチェーン7bに下方への引
っ張り力が作用すると、図7に実線で示すように、コイ
ルバネ11がフランジ14とバネ収容筒10の底面との
間で圧縮され、同バネ11には蓄勢力が発生する。従っ
て、支持部材12はコイルバネ11により吊下げチェー
ン7bの引っ張り方向とは逆方向へ付勢される。又、吊
下げチェーン7bが弛んだりした場合、図7に鎖線で示
すように、コイルバネ11の蓄勢力が開放されて、同バ
ネ11により支持部材12が上方へ付勢され、吊下げチ
ェーン7bが常に緊張状態に維持される。
【0051】尚、このとき、吊下げチェーン7bにはパ
レット24の自重により緊張力が作用しているため、チ
ェーン止め34の支持部材12には下方への引っ張り力
が作用し、図7に実線で示すように、コイルバネ11は
圧縮されて蓄勢されている。
【0052】又、例えばパレット24が降下位置に降下
されたとき、モータ20の駆動停止のタイミングが遅れ
て、吊下げチェーン7bに弛みが生じるような場合で
も、前記チェーン止め34のコイルバネ11の蓄勢力が
開放されて支持部材12が上動される。従って、この支
持部材12により吊下げチェーン7bが引っ張られて、
同吊下げチェーン7bは常に緊張状態に維持されるの
で、パレット24の前後両側のスプロケット26から外
れるおそれがない。尚、このコイルバネ11のバネ力
は、吊下げチェーン7bを引っ張り上げることができる
程度のものであり、パレット24をもまで引き上げる程
のものではない。
【0053】又、本形態では、吊下げチェーン7bが何
らかの原因により弛んでも、チェーン止め34により吊
下げチェーン7bが引っ張られて常に緊張状態に維持さ
れるので、その吊下げチェーン7bがパレット24の後
側のスプロケット26から外れて、パレット24の昇降
に支障が生じるのを確実に防止することができる。
【0054】更に、吊下げチェーン7bが径年変化に伴
って全体的に伸びた場合でも、チェーン止め34のコイ
ルバネ11の蓄勢力が開放されることにより、同吊下げ
チェーン7bは常に緊張状態に維持される。又、吊下げ
チェーン7bの伸びに対応して、コイルバネ11が支柱
4Bの上面から突出するので、その突出量により吊下げ
チェーン7bの伸び量すなわち吊下げチェーン7bの寿
命を判断することもできる。
【0055】尚、パレット24が図5に示す降下位置ま
で降下されたとき、モータ20の駆動停止のタイミング
を若干遅らせて、支持部材12を若干上動させるように
してもよい。このようにすると、モータ20を起動させ
て吊下げチェーン7a,7bの繰り込みを開始するとき
に、先ずモータ20には、コイルバネ11を圧縮させる
だけの負荷がかかり、その後、パレット24を上昇させ
るのに必要な大きな負荷がかかる。従って、モータ20
の起動に際して、同モータ20にいきなり大きな負荷が
かかることがないので、モータ20の起動電力を小さく
することができる。従って、消費電力を抑えることがで
きる。
【0056】尚、本形態においても、パレット24の昇
降時におけるバランスが向上するとともに、自動車Cを
スムーズにパレット24上に載り込ませることができ
る。 (第3の形態)第3の形態においては、図8〜図10に
示すように前記第2の形態において、チェーン止め34
を省略するとともに、重り32及びストッパ33を設け
た構成となっている。
【0057】第3の形態では後部支柱4B内において吊
下げチェーン7bに下方への引っ張り力が作用すると、
図9に示すように、重り32が上昇されてストッパ33
に当接して、重り32はそれ以上の上昇が阻止される。
又、この重り32の重量により、吊下げチェーン7bは
常に引っ張られており、吊下げチェーン7bが弛んだり
した場合には、重り32が下降されて、吊下げチェーン
7bが常に緊張状態に維持される。本形態では、重り3
2及びストッパ33により、付勢支持手段が構成されて
いる。
【0058】そして、パレット24を下降させる場合、
図10に実線で示すように、パレット24は先ずその後
端部が連結扞3の上面に当接する位置まで水平状態で降
下される。この状態で、モータ20の駆動が続行され
て、チェーン7a,7bが更に繰り出されると、図8に
示すとともに、図10に鎖線で示すように、パレット2
4は自重によりその前端部が地上面に当接する位置まで
降下され、後端部は降下されずに連結扞3上の位置を保
持される。ここで、モータ20の駆動が停止され、パレ
ット24は前方へ向かって若干下向きの傾斜状態になっ
た降下位置に配置される。
【0059】このとき、パレット24の後端部は降下さ
れないため、後部支柱4B,5B側においては吊下げチ
ェーン7bの繰り出しに伴い同吊下げチェーン7bが弛
もうとする。しかし、この吊下げチェーン7bは重り3
2によって引っ張られているので、同吊下げチェーン7
bに弛みが生じるような場合でも、図8に示すととも
に、図10に鎖線で示すように、重り32が下降される
ことにより、吊下げチェーン7bは常に緊張状態に維持
される。従って、この吊下げチェーン7bがパレット2
4の後部両側のスプロケット26から外れるおそれはな
い。
【0060】このため、パレット24の後端部が連結扞
3の上面に当接した状態でも、吊下げチェーン7bに弛
みが生じたりする等の支障を何ら生じることなく、パレ
ット24の前端部を地上面に当接させることができる。
従って、自動車Cをパレット24上にスムーズに載り込
ませることができ、その載り込み時にアンダーボディを
損傷するおそれもない。
【0061】次に、パレット24を上昇させる場合、モ
ータ20の駆動によりカウンタシャフト17を図2の反
時計方向へ回転させる。すると、各チェーン7a,7b
が各スプロケット18,19を介して、支柱4A,4B
内の上方へ繰り込まれる。このとき、後部支柱4B,5
B側においては、先ず重り32がストッパ33に当接す
る位置まで上昇されてからパレット24の上昇が開始さ
れる。一方、前部支柱4A,5A側においては、パレッ
ト24の上昇が直ちに開始される。つまり、パレット2
4は、先ずその前端側のみが上昇されて水平状態になっ
てから、その水平状態で上昇される。従って、図9に示
すように、パレット24が上昇位置まで上昇されてモー
タ20の駆動が停止されたとき、パレット24は水平状
態に配置される。
【0062】従って、本形態においても自動車Cをパレ
ット24上に載り込ませる際に、同パレット24を前方
へ向かって若干下向きの傾斜状態に配置するように構成
しても、パレット24を上昇位置に配置すれば、自動車
Cをパレット24上に脱落のおそれなく安定して搭載す
ることができる。また、吊下げチェーン7a,7b及び
バランスチェーン8a,8bにより、パレット24の昇
降時における安定性が向上される。
【0063】尚、本発明は前記形態に限定されるもので
はなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の構成
を例えば以下のように変更して変更して具体化すること
も可能である。
【0064】(1)第1の形態において、左側に位置す
る後部支柱4Bの上端にも同一のモータ20を配置し
て、それらモータ20の駆動によりスプロケット19を
回転させるようにすること。この場合、モータ20によ
る両スプロケット18,19の回転速度を同一とするた
めの同期機構を設ける。
【0065】(2)第1の形態において、両スプロケッ
ト18,19を同一径として、左側に位置する前部及び
後部支柱4Bの上端に配置される前記モータ20により
各スプロケット18,19を互いに異なった速度で回転
させるように構成すること。
【0066】(3)後部支柱4B側のスプロケット19
を、複数のギア等よりなる減速機構を介して、カウンタ
シャフト17に作動連結すること。 (4)索状部材として、チェーン7a,7b,8a,8
bに代えてワイヤーを使用すること。尚、これに対応し
て、両スプロケット18,19を巻取ドラムとするとと
もに、スプロケット26,35をプーリとする。この場
合、第1の形態においては各巻取ドラムを、互いに異な
る径に形成することは勿論である。
【0067】(5)両スプロケット18,19の径の比
を適宜変更して、上昇位置や降下位置におけるパレット
24の傾き角度を適宜変更すること。 (6)前部支柱4A上部にもチェーン止め34を配置
し、吊下げチェーン7aの一端をチェーン止め34に連
結固定すること。
【0068】(7)本発明を、自動車の駐車装置以外
に、各種の昇降物を載置して昇降する昇降装置に具体化
すること。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、載
置台の昇降時における安定性が向上し、載置台上に昇降
物をスムーズに載り込ませることができるとともに、そ
の昇降物を載置台上に脱落のおそれなく載置することが
でき、しかも設置面積を極力小さくすることができ、索
状部材が弛むこともないという優れた効果を発揮する。
【0070】加えて本発明によれば、載置台を水平に保
持するための構成が簡単になるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を自動車の駐車装置に具体化した第1
の形態を示す斜視図。
【図2】 パレットが上昇位置に配置された状態を示す
正断面図。
【図3】 パレットが上昇位置に配置された状態を示す
右側断面図。
【図4】 パレットが下昇位置に配置された状態を示す
右側断面図。
【図5】 駐車装置の別例を示す斜視図。
【図6】 駐車装置の別例を示す斜視図。
【図7】 チェーン止めを拡大して示す部分断面図。
【図8】 駐車装置の別例を示す斜視図。
【図9】 駐車装置の別例を示す斜視図。
【図10】 駐車装置の別例を示す右側断面図。
【図11】 従来の駐車装置を示す斜視図。
【図12】 従来の駐車装置を示す右側断面図。
【符号の説明】
1…駐車装置、7a,7b…第1索状部材としての吊下
げチェーン、8a,8b…第2索状部材としてのバラン
スチェーン、11…付勢手段としてのコイルバネ、12
…支持部材、17…回転軸としてのカウンタシャフト、
18,19,26,35…回転体としてのスプロケッ
ト、20…駆動手段としてのモータ、24…載置台とし
てのパレット、34…チェーン止め、C…昇降物として
の自動車。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後各一対の支柱間に、昇降物を載置す
    るための載置台を昇降可能に配置するとともに、前部支
    柱間及び後部支柱間において載置台をそれぞれ索状部材
    により吊下支持して昇降させる昇降機構を設けた昇降装
    置において、 前記索状部材は、載置台に昇降作用を付与する第1索状
    部材と、載置台をほぼ水平に保持する第2索状部材とを
    含む昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降機構による載置台の昇降速度
    を、同載置台の昇降物載り込み側と載り込み奥側とで互
    いに異なる速度に設定した請求項1に記載の昇降装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降機構は、一方の前後の支柱間に
    回転可能に支持された回転軸と、 前部及び後部支柱と対応する位置においてそれぞれ回転
    軸に固定され、その回転軸の回転に伴って第1索状部材
    の一端側を繰り出し及び繰り込んで、前記載置台を昇降
    させる回転体と、 前記回転軸を回転駆動するための駆動手段とを有し、前
    部支柱側の回転体を、後部支柱側の回転体より大径に形
    成した請求項2に記載の昇降装置。
  4. 【請求項4】 後部支柱には、第2索状部材の他端を連
    結支持するとともに、同索状部材をその引っ張り力に抗
    して常時付勢する付勢手段を設けた請求項1又は2に記
    載の昇降装置。
  5. 【請求項5】 前記付勢手段は、第1索状部材の他端に
    吊下支持された重りと、その索状部材の引っ張りにより
    上昇される重りに係合して、その重りの上昇を阻止する
    ストッパとを含む請求項4に記載の昇降装置。
  6. 【請求項6】 前記付勢手段は、後部支柱に上下動可能
    に設けられ、第1索状部材の他端を連結支持する支持部
    材と、その索状部材の引っ張り力に抗して支持部材を常
    時付勢するバネ部材とを含む請求項4に記載の昇降装
    置。
  7. 【請求項7】 第2索状部材は、両端を固定するととも
    に、中間部においてパレットの荷重を支承する請求項1
    〜6のいずれかに記載の昇降装置。
  8. 【請求項8】 第2索状部材は、一端が支柱の上端に、
    他端が反対側の支柱の下部位置に固定され、中間部が載
    置台の両端の回転体を周回する請求項7に記載の昇降装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100444475B1 (ko) * 2002-07-02 2004-08-16 현대자동차주식회사 드롭리프터
JP2006188840A (ja) * 2005-01-04 2006-07-20 Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd 駐車装置と昇降装置
US7997387B2 (en) 2006-01-30 2011-08-16 Maha Maschinenbau Haldenwang Gmbh & Co. Kg Parking platform for motor vehicles

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US7815410B2 (en) 2005-01-04 2010-10-19 Ishikawajima Transport Machinery Co., Ltd. Vehicle parking apparatus and elevator apparatus
US7997387B2 (en) 2006-01-30 2011-08-16 Maha Maschinenbau Haldenwang Gmbh & Co. Kg Parking platform for motor vehicles

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