JPH0921240A - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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JPH0921240A
JPH0921240A JP17209095A JP17209095A JPH0921240A JP H0921240 A JPH0921240 A JP H0921240A JP 17209095 A JP17209095 A JP 17209095A JP 17209095 A JP17209095 A JP 17209095A JP H0921240 A JPH0921240 A JP H0921240A
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JP
Japan
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wall
building
attached
house
strip
Prior art date
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JP17209095A
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English (en)
Inventor
Mikio Monya
幹男 紋谷
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外壁に水平に形成された帯部を利用して外観
意匠性を高めることができる住宅を提供することを目的
としている。 【解決手段】 建物の外壁側に取付けられるシャッタボ
ックス8、勝手口庇20を、建物1の外壁に水平に取付けら
れた幕板2の延長上に配置するとともに、外壁に取付け
られる建具枠5の上枠5aを幕板2に沿って配置することに
より、シャッタボックス8、勝手口庇20、建具枠5の上枠
5aが幕板2のラインに合致し、これによって、住宅の外
観がスッキリとして、外観意匠性を高めることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の外壁に帯部
が水平に形成された住宅に係り、特に、この帯部を利用
して住宅の外観意匠性を高めたものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅の外壁にはサイディングが
施され、これによって、外壁の耐水性、耐候性を確保す
るとともに、サイディングの表面に形成された模様によ
って住宅の外観意匠性を高めている。上記のような住宅
においては、特に、2階建て以上の住宅になると、サイ
ディングによる外壁の模様が1階から2階に亙って同模
様になり、外壁として単調なものとなるので、1階と2
階の境界部における外壁に、サイディングと外観上異質
の幕板(帯部)を、水平にかつ建物の周囲を取り巻くよ
うにして設けることにより、外壁にメリハリを付けて建
物の外観意匠性を向上させたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、建物の外壁
には、例えば、防雨、防風、防犯等のためのシャッタを
収納するシャッターボックスや、勝手口庇等の部材を設
ける場合がある。これらシャッターボックスや勝手口庇
等の、外壁に取付けられる部材は、該外壁を構成するサ
イディングとは外観上異質のものであるので、これら部
材がサイディング上に位置すると、該部材とサイディン
グとが調和せず、建物の外観意匠性を低めてしまう。ま
た、前記シャッターボックスや、勝手口庇等の部材を外
壁に不規則に取付けると、これら部材の取付け位置が上
下にずれて、まとまりが無くなってしまい、これによっ
ても建物の外観意匠性を低めてしまう。
【0004】また、建物の外壁には、窓や玄関扉等の建
具の建具枠を取付けるが、これら建具枠を外壁に不規則
に取付けると、これら建具枠の取付け位置が上下にずれ
てしまい、これによっても建物の外観意匠性を低めてし
まう。さらに、建物の外壁には下屋を設ける場合がある
が、この下屋の軒先の上下方向の位置が、不規則に適当
に位置決めされた場合、これによっても建物の外観意匠
性を低めてしまう。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、建物の外壁に形成された帯部を利用して外観意匠性
を高めることができる住宅を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の住宅は、建物の外壁に帯状をな
す帯部が水平に形成された住宅において、前記建物の外
壁側に取付けられる部材を、前記帯部上またはこの帯部
の延長上に取付けたものである。前記帯部としては、建
物の外壁と別体の幕板で構成してもよいし、または、外
壁を構成するサイディングの表面に帯状のフラットな面
を形成することにより帯部を構成してもよい。また、前
記建物の外壁側に取付けられる部材としては、例えば、
シャッターボックス、勝手口庇、玄関庇、ウェザーキャ
ップ、レジスター等が挙げられる。
【0007】請求項1の住宅にあっては、建物の外壁側
に取付けられる部材を、帯部上またはこの帯部の延長上
に配置することによって、これら部材が帯部より上下に
ある外壁上(前)に位置することがなく、また、前記建
物の外壁側に取付けられる部材が帯部に沿って規則的に
取付けられて、取付け位置が上下にずれることがない。
したがって、建物の外壁と、この外壁側に取付けられる
部材との不調和を解消でき、これによって、建物の外観
意匠性が高まる。
【0008】請求項2の住宅は、請求項1において、前
記帯部上またはこの帯部の延長上に取付けられる部材
を、正面視において前記帯部の幅内に位置させたもので
ある。正面視において帯部の幅内に位置させるとは、建
物の外壁を正面から水平に見ると、帯部は上下に所定の
幅を有しているが、この幅内に前記部材を位置させるこ
とを意味する。したがって、前記正面視における部材の
上下の幅(高さ)は、帯部の幅と等しいか、それより小
さいことになる。
【0009】請求項2の住宅にあっては、前記帯部上ま
たはこの帯部の延長上に取付けられる部材を、正面視に
おいて帯部の幅内に位置させることにより、建物を正面
視した際に、前記部材全体が帯部内に位置することにな
り、これによって、建物の外観意匠性がさらに高まる。
【0010】請求項3の住宅は、建物の外壁に帯状をな
す帯部が水平に形成された住宅において、前記外壁に取
付けられる建具枠の上枠を、前記帯部に沿って配置した
ものである。建具枠としては、例えば、窓、掃出し窓、
玄関扉、勝手口扉等の建具枠が挙げられる。また、これ
ら建具枠の上枠を前記帯部に沿って配置する場合、該上
枠を帯部の下辺または上辺に沿って配置する。
【0011】請求項3の住宅にあっては、外壁に取付け
られる建具枠の上枠を、帯部に沿って配置することによ
って、建具枠が帯部に沿って規則的に取付けられて、取
付け位置が上下にずれることがなく、よって建物の外観
意匠性が高まる。また、帯部を建具枠の上下における取
付基準とすることによって、建具枠を確実かつ簡単に位
置決めして取付けることができる。
【0012】請求項4の住宅は、建物の外壁に帯状をな
す帯部が水平に形成された住宅において、前記外壁から
突出する下屋の軒先を、前記帯部に沿って配置したもの
である。下屋の軒先を帯部に沿って配置する場合、帯部
の上辺または下辺あるいはこれら上辺、下辺の延長上に
沿って配置する。
【0013】請求項4の住宅にあっては、外壁から突出
する下屋の軒先を、前記帯部に沿って配置することによ
って、下屋の軒先のラインが、帯部のラインに合致し、
これによって、建物の外観意匠性が高まる。
【0014】請求項5の住宅は、請求項1〜4のいずれ
かにおいて、前記帯部を建物の外壁に取付けられる帯状
の幕板で構成したものである。幕板の材質としては、例
えば、鋼板の表面に塩化ビニルをコーティングした塩ビ
鋼板や、亜鉛合金板、さらには、合板等でもよい。
【0015】請求項6の住宅にあっては、前記帯部を、
建物の外壁面に取付けられる帯状の幕板で構成したの
で、この幕板を外壁の所望の位置に固定することによっ
て、帯部を所望の位置に簡単に形成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の住
宅の実施の形態の例を説明する。図1および図2は本発
明の実施の形態の一例を示すもので、図1は住宅を南側
から見た立面図、図2は住宅を東側から見た立面図であ
る。これらの図において、符号1は建物を示す。この建
物1は2階建てであり、1階と2階の境界部における外
壁には、幕板(帯部)2が、水平にかつ建物1の周囲を
取り巻くようにして取付けられている。
【0017】前記幕板2は、鋼板の表面に塩化ビニルを
コーティングした塩ビ鋼板や、亜鉛合金等で形成された
もので、外壁から若干突出させた状態で固定されてい
る。なお、幕板2の材質は前記のものに限らず、合板等
でもよい。前記幕板2の上下に位置する外壁には、サイ
ディング3が貼設されている。このサイディング3は、
軽量気泡コンクリート等の無機質系の材料からなるもの
で、内部に配筋等が施されて構造材として十分機能する
ようにその強度を高められ、さらにその外表面に目地模
様等が施され、これにより外観的に質感を持たせ、意匠
性を高めたものである。
【0018】前記建物1の1階の南側の外壁には、図1
に示すように、掃出し窓4,4が取付けられている。こ
れら掃出し窓4,4の建具枠5,5は、その上枠5a,
5aを前記幕板2の下辺に沿わせて取付けられている。
したがって、両建具枠5,5は、その取付け高さが等し
くなっており、また、幕板2の下辺を建具枠5,5の上
下における取付基準とすることによって、建具枠5,5
を確実かつ簡単に位置決めして取付けることができる。
【0019】また、建物本体1の1階の南側の外壁に
は、掃出し窓4,4の西側に該掃出し窓4,4と所定間
隔を隔てて玄関扉6が取付けられている。この玄関6
は、掃出し窓4が取付けられた外壁より奥まった部分に
取付けられたもので、この玄関扉6の建具枠7は、その
上枠7aを前記幕板2の上辺の延長線上に、正面視にお
いて沿わせて取付けられている。したがって、建具枠7
は、その取付け高さが前記建具枠5とほぼ等しくなって
おり、また、幕板2の上辺を建具枠7の上下における取
付基準とすることによって、建具枠7を確実かつ簡単に
位置決めして取付けることができる。
【0020】また、前記建物本体1の南側の外壁の1階
と2階の境界部には、前記幕板2の延長上にシャッター
ボックス(建物の外壁側に取付けられる部材)8,8が
取付けられている。つまり、前記幕板2は、シャッター
ボックス8,8が取付けられる部分を除いて水平に間欠
的に延在しており、該間欠している部分にシャッターボ
ックス8,8が取付けられている。前記シャッターボッ
クス8,8は、前記掃出し窓4,4を防雨、防風、防犯
のために開閉可能に覆うシャッタを収納するもので、掃
出し窓4,4の建具枠5,5の直上に取付けられてい
る。さらに、シャッターボックス8,8は、その上下方
向の高さが、前記幕板2の幅とほぼ等しいか、若干小さ
く形成されて、正面視において幕板2の幅内に位置せし
められている。
【0021】また、前記建物本体1の2階の南側の外壁
には、窓10,10が取付けられている。これら窓1
0,10は、その建具枠11,11の竪枠を、前記1階
の掃出し窓4,4の建具枠5,5の竪枠の延長上に合わ
せ、かつ建具枠11,11の上枠を屋根12の軒先位置
に合わせて取付けられている。なお、建物本体1の2階
の南側の外壁には、前記窓10,10の前方においてバ
ルコニー13が取付けられており、また、窓10,10
の西側の外壁には、出窓14が取付けられている。
【0022】前記建物本体1の1階の東側の外壁には、
図2に示すように、勝手口扉15が取付けられている。
この勝手口扉15の建具枠16は、その上枠16aを前
記幕板2の下辺に沿わせて取付けられている。また、前
記勝手口扉15より南側の外壁には、出窓17が取付け
られており、この出窓17の建具枠18は、その上枠1
8aを前記幕板2の下辺に沿わせて取付けられている。
したがって、前記勝手口扉15の建具枠16と、出窓1
7の建具枠18とはその取付け高さが等しくなってお
り、また、幕板2の下辺を建具枠16,18の上下にお
ける取付基準とすることによって、建具枠16,18を
確実かつ簡単に位置決めして取付けることができる。
【0023】さらに、前記建物本体1の東側の外壁の1
階と2階の境界部には、前記幕板2の延長上に勝手口庇
(建物の外壁側に取付けられる部材)20が取付けられ
ている。つまり、前記幕板2は、勝手口庇20が取付け
られる部分を除いて水平に間欠的に延在しており、該間
欠している部分に勝手口庇20が取付けられている。前
記勝手口庇20は、勝手口扉15の建具枠16の直上に
取付けられており、さらに、勝手口庇20は、その上下
方向の厚さが、前記幕板2の幅とほぼ等しいか、若干小
さく形成されて、正面視において幕板2の幅内に位置せ
しめられている。
【0024】また、前記建物本体1の2階の東側の外壁
には、出窓21が取付けられている。この出窓21は、
その建具枠22の竪枠を、前記1階の出窓17の建具枠
18の竪枠の延長上に合わせ、かつ建具枠22,22の
上枠を屋根12の軒先に合わせて取付けられている。
【0025】上記実施例の住宅では、建物1の外壁側に
取付けられるシャッターボックス8、勝手口庇20を、
幕板2の延長上に配置し、しかも、これらシャッターボ
ックス8、勝手口庇20を、正面視において幕板2の幅
内に位置させたので、これらシャッターボックス8、勝
手口庇20が、サイディング3上に位置することがな
く、かつ規則的に取付けられて、取付け位置が上下にず
れることがない。したがって、建物1を外観視した場
合、シャッターボックス8や勝手口庇20等が幕板2に
沿って、該幕板2と同高さ位置に配置されるので、外壁
のサイディング3と、シャッターボックス8や勝手口庇
20との不調和を解消でき、これによって、建物の外観
意匠性を高めることができる。
【0026】また、建物1の外壁に取付けられる建具枠
5,16,18の上枠5a,16a,17aを、幕板2
の下辺に沿って配置したので、これら建具枠5,16,
18が幕板2に沿って規則的に取付けられて、取付け位
置が上下にずれることがなく、よって建物の外観意匠性
をさらに高めることができる。また、幕板2を建具枠
5,16,18の上下における取付基準とすることによ
って、該建具枠5,16,18を確実かつ簡単にに位置
決めして取付けることができる。
【0027】さらに、幕板2がサイディング3と別体で
あるので、該幕板2を外壁の所望の位置に固定すること
ができ、よって、建物1に帯部を所望の位置に簡単に形
成することができる。なお、本例では、帯部をサイディ
ング3と別体の幕板2によって形成したが、これに限る
ことなく、例えば、サイディング3に帯状のフラットな
面を形成することにより帯部を形成してもよい。
【0028】図3および図4は本発明の住宅の実施の形
態の他の例を示すもので、図3は住宅を南側から見た立
面図、図4は住宅を東側から見た立面図である。図3お
よび図4に示す住宅は、前記第1実施の形態例に示す建
物1の西側の外壁に下屋32を、北側の外壁に下屋33
を形成したものである。したがって、本例の住宅と前記
第1実施の形態例の住宅との共通部分には同一符号を付
してその説明を省略する。
【0029】本実施の形態の例の住宅では、図3に示す
ように、建物1を南側から見て、下屋32の下方に玄関
扉6が設けられ、図1に示す玄関扉6が設けられていた
位置に、新たに、掃出し窓4が取付けられている。この
掃出し窓4の建具枠5は、その上枠5aを前記幕板2の
下辺に沿わせて取付けられている。したがって、建物1
の1階の南側の外壁の3箇所に取付けられた建具枠5,
5,5は取付け高さが等しくなっている。また、前記幕
板2の延長上には、前記新たに取付けられた掃出し窓4
を開閉可能に覆うシャッタを収納するためのシャッター
ボックス8が、該掃出し窓4の建具枠5の直上に取付け
られている。
【0030】前記下屋32の軒先32aは、前記幕板2
の上辺の延長上に沿って配置されている。したがって、
下屋32の軒先32aのラインが、幕板2のラインに合
致し、しかも、この幕板2の下辺に前記建具枠5,5,
5の上枠5a,5a,5aが沿っているので、つまり、
幕板2のラインに、建具枠5,5,5と下屋32の軒先
32aとが合致しているので、建物1が外観上スッキリ
として、その外観意匠性を高めることができる。
【0031】また、本実施の形態例の住宅では、図4に
示すように、建物1を東側から見て、下屋33の下方の
外壁に出窓35が取付けられている。この出窓35の建
具枠36は、その上枠36aを幕板2の下辺に沿わせて
取付けられている。したがって、建物1の1階の東側の
外壁の3箇所に取付けられた建具枠16,18,36は
取付け高さが等しくなっている。さらに、前記下屋33
の軒先33aは、前記幕板2の上辺に沿って配置されて
いる。したがって、下屋33の軒先33aが幕板2の上
辺に沿い、しかも、この幕板2の下辺に前記建具枠1
6,18,36の上枠16a,18a,36aが沿って
いるので、つまり、幕板2のラインに、建具枠16,1
8,36と下屋33の軒先33aとが合致しているの
で、建物1が外観上スッキリとして、その外観意匠性を
高めることができる。
【0032】なお、上記第1および第2実施の形態例で
は、建物の外壁側に取付けられる部材として、シャッタ
ーボックス8、勝手口庇20を例に採って説明したが、
本発明の住宅における建物の外壁側に取付けられる部材
としては、前記シャッターボックス8、勝手口庇20の
他、ウェザーキャップ、レジスター、玄関庇等がある。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の住宅によれば、建物の外壁側に取付けられる部材を、
建物の外壁に水平に形成された帯部上またはこの帯部の
延長上に配置したので、これら部材が帯部の上下にある
外壁上(前)に位置することがなく、また、前記建物の
外壁側に取付けられる部材が帯部に沿って規則的に取付
けられて、取付け位置が上下にずれることがない。した
がって、建物の外壁と、この外壁側に取付けられる部材
との不調和を解消でき、これによって、建物の外観意匠
性を高めることができる。
【0034】請求項2の住宅によれば、前記帯部上また
はこの帯部の延長上に取付けられる部材を、正面視にお
いて帯部の幅内に位置させたので、建物を正面視した際
に、前記部材全体が帯部内に位置することになり、よっ
て、建物の外観意匠性をさらに高めることができる。
【0035】請求項3の住宅によれば、外壁に取付けら
れる建具枠の上枠を、帯部に沿って配置したので、建具
枠が帯部に沿って規則的に取付けられて、取付け位置が
上下にずれることがなく、よって建物の外観意匠性を高
めることができる。また、帯部を建具枠の上下における
取付基準とすることによって、建具枠を確実かつ簡単に
位置決めして取付けることができる。
【0036】請求項4の住宅によれば、外壁から突出す
る下屋の軒先を、前記帯部に沿って配置することによっ
て、下屋の軒先のラインが、帯部のラインに合致し、こ
れによって、建物の外観意匠性を高めることができる。
【0037】請求項5の住宅によれば、前記帯部を、建
物の外壁に取付けられる設けられる帯状の幕板で構成し
たので、この幕板を外壁の所望の位置に固定することに
よって、帯部を所望の位置に簡単に形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の住宅の実施の形態の一例を示すもの
で、住宅を南側から見た立面図である。
【図2】同、住宅を東側から見た立面図である。
【図3】本発明の住宅の実施の形態の他の例を示すもの
で、住宅を南側から見た立面図である。
【図4】同、住宅を東側から見た立面図である。
【符号の説明】
1 建物 2 幕板(帯部) 5,16,18,36 建具枠 5a,16a,18a,36a 上枠 8 シャッターボックス(建物の外壁側に取付けられる
部材) 20 勝手口庇(建物の外壁側に取付けられる部材) 32,33 下屋 32a,33a 下屋の軒先

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外壁に帯状をなす帯部が水平に形
    成された住宅において、前記建物の外壁側に取付けられ
    る部材が、前記帯部上またはこの帯部の延長上に取付け
    られていることを特徴とする住宅。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の住宅において、 前記帯部上またはこの帯部の延長上に取付けられる部材
    が、正面視において前記帯部の幅内に位置していること
    を特徴とする住宅。
  3. 【請求項3】 建物の外壁に帯状をなす帯部が水平に形
    成された住宅において、前記外壁に取付けられる建具枠
    の上枠が前記帯部に沿って配置されていることを特徴と
    する住宅。
  4. 【請求項4】 建物の外壁に帯状をなす帯部が水平に形
    成された住宅において、前記外壁から突出する下屋の軒
    先が前記帯部に沿って配置されていることを特徴とする
    住宅。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の住宅に
    おいて、 前記帯部が建物の外壁に取付けられる帯状の幕板で構成
    されていることを特徴とする住宅。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010013875A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Sekisui House Ltd 住宅の庇構造
WO2011125146A1 (ja) * 2010-04-09 2011-10-13 すてきナイスグループ株式会社 建築物の設計方法

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