JPH09210684A - 傾斜センサ - Google Patents

傾斜センサ

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JPH09210684A
JPH09210684A JP1904196A JP1904196A JPH09210684A JP H09210684 A JPH09210684 A JP H09210684A JP 1904196 A JP1904196 A JP 1904196A JP 1904196 A JP1904196 A JP 1904196A JP H09210684 A JPH09210684 A JP H09210684A
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heater
temperature
sensor
single crystal
silicon substrate
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JP1904196A
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Shigeru Aoshima
滋 青島
Shosuke Orihara
祥介 折原
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Azbil Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/006Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of fluid seismic masses
    • G01P15/008Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of fluid seismic masses by using thermal pick-up

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 傾斜センサ全体の構成を小型化することが困
難であり、また、傾斜センサの感度が低下してしまう。 【解決手段】 単結晶シリコン基板12上に絶縁性薄膜
13を形成すると共に、その絶縁性薄膜13上にヒータ
14および1対の温度センサ15,16を形成し、さら
に、その単結晶シリコン基板12のヒータ14および温
度センサ15,16が配置された部分に空間部18を設
けると共に、ヒータ14および温度センサ15,16を
カンパッケージ41により密封した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設機械および
農業機械等の各種の機械装置において物体の傾きを検出
するのに用いられる傾斜センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図18および図19は例えば特開平6−
300563号公報に示された従来の傾斜センサを示す
構成図であり、図において、1は金属またはプラスチッ
ク等で形成された容器、2はこの容器1の底面の中央に
配設されたヒータ、3,4は容器1の底面におけるヒー
タ2の両側の等距離位置に配設された感熱素子、5は感
熱素子3,4の抵抗偏差に基づいて容器1の傾斜量に応
じた検出信号をコネクタ6より出力する制御回路であ
る。
【0003】次に動作について説明する。制御回路5の
動作によりヒータ2が通電されると、そのヒータ2は容
器1内の中央において熱を放熱する。ヒータ2の両側等
距離の位置にある感熱素子3,4は温度に応じて抵抗値
を変化させ、制御回路5ではそれら両感熱素子3,4の
抵抗偏差に基づく差動電圧が出力される。
【0004】容器1が図20に示すように水平状態にあ
り、各感熱素子3,4が同じ高さでヒータ2の両側にあ
る時には、ヒータ2の放熱による温度分布は各感熱素子
3,4に対してヒータ2を中心に対称となる。このた
め、各感熱素子3,4がそれぞれ配置された位置の温度
a ,Tb は等しくなり、各感熱素子3,4の抵抗
a,Rb は等しくなってそれらの抵抗偏差は略ゼロと
なるから、制御回路5における出力もゼロとなる。
【0005】ところが、図21に示すように、例えば容
器1が左側に角度θだけ傾斜して、感熱素子3よりも感
熱素子4が高くなると、感熱素子4の温度Tb の方が感
熱素子3の温度Ta よりも角度θに応じて高くなる。こ
のため、各感熱素子3,4の抵抗Ra ,Rb もこの温度
差に応じた違いが生じて、制御回路5における出力も傾
斜角度θに対応したものとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の傾斜センサは以
上のように構成されているので、容器1は金属またはプ
ラスチック等で形成されており、傾斜センサ全体の構成
を小型化することが困難なばかりか、この容器1にヒー
タ2および感熱素子3,4を配設した場合、ヒータ2お
よび感熱素子3,4の熱が熱容量の大きい容器1側に吸
収されてしまい、傾斜センサの検出感度が低下してしま
うなどの課題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、小型化を実現すると共に検出感度
の高い傾斜センサを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る傾斜センサは、単結晶シリコン基板上に絶縁膜を形成
すると共に、その絶縁膜上にヒータおよび1対の温度セ
ンサを形成し、さらに、その単結晶シリコン基板のヒー
タおよび温度センサが配置された部分に空間部を設ける
と共に、ヒータおよび温度センサを密封部材により密封
したものである。
【0009】請求項2記載の発明に係る傾斜センサは、
2つの傾斜センサを同一法線を有する面に、且つ互いの
ヒータおよび1対の温度センサを結ぶ直線が90°の角
度を成すように配置したものである。
【0010】請求項3記載の発明に係る傾斜センサは、
温度センサをヒータを中心として2対配置すると共に、
各対の温度センサを結ぶ直線が90°の角度を成すよう
に配置したものである。
【0011】請求項4記載の発明に係る傾斜センサは、
傾斜センサを90°の角度を成す法線を有する2つの面
にそれぞれ配置したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による傾
斜センサを示す構成図であり、図において、11は傾斜
センサの検出素子、12は単結晶シリコン基板、13は
その単結晶シリコン基板12上に酸化シリコン,ポリイ
ミドまたは窒化シリコン等で形成された絶縁性薄膜(絶
縁膜)である。14はその絶縁性薄膜13上に形成され
たヒータ、15,16は絶縁性薄膜13上に形成され、
ヒータ14を中心として両側に且つ等距離に配置された
1対の温度センサ、17は周囲温度センサである。ヒー
タ14、温度センサ15,16および周囲温度センサ1
7は、白金,ニッケル,ポリシリコンまたはサーミスタ
材料等の温度に応じて抵抗値の変化する材料でできた感
温検出素子により形成されている。18は単結晶シリコ
ン基板12のヒータ14および温度センサ15,16が
配置された部分をエッチング等で除去した空間部であ
る。なお、周囲温度センサ17は単結晶シリコン基板1
2の除去されていない部分に配置されている。
【0013】次に動作について説明する。図2はヒータ
14と周囲温度センサ17が白金やニッケル等、温度が
高くなると抵抗値の増加する材質の場合に周囲温度に応
じてヒータ14の発熱温度を調整する温度回路を示す図
であり、図において、Rr は周囲温度センサ17の周囲
温度に応じた抵抗値であり、周囲温度センサ17は単結
晶シリコン基板12の温度を周囲温度とみなしている。
1 ,R2 は抵抗温度係数のマッチングが50ppm/
°C以下の固定抵抗、R3 は50ppm/°C以下の抵
抗温度係数の小さい固定抵抗、22は差動増幅器であ
る。この回路では、ヒータ14の抵抗値Rh との固定抵
抗R3 との比R3 /Rh を調整することによって、周囲
温度センサ17によって検出された周囲温度が高くなる
にしたがって、ヒータ14の発熱温度とその周囲温度と
の差が大きくなるようにして、ヒータ14の発熱温度特
性を調整できるようになっている。
【0014】図3は温度センサ15,16の抵抗値R
a ,Rb の偏差に応じて傾斜角度φに対応した検出値V
out を出力する傾斜角度検出回路を示した回路図であ
り、図において、23〜25は差動増幅器、26〜34
は抵抗である。この回路では、温度センサ15,16付
近の温度差によって発生する抵抗値Ra ,Rb の偏差
を、差動増幅器23〜25によって電圧信号に変換し、
傾斜角度φに対応した検出値Vout として出力する。な
お、温度センサ15,16は非常に高感度のものであ
り、ヒータ14の自己発熱の対流による流れも検出可能
なものである。
【0015】図4,図5は検出素子11による傾斜角度
φの検出方法を示す説明図であり、図4では検出素子1
1を水平面に平行に置き、図5では検出素子11を鉛直
方向(z軸)に立て、1対の温度センサ15,16を結
ぶ直線が水平(x軸)になるように配置する。この状態
においてヒータ14を通電させれば、ヒータ14より発
生された熱による対流によってz軸方向にわずかな気体
の流れを生み出す。傾斜がない時、即ち、傾斜角度φ=
0の時には抵抗値Ra ,Rb は等しく検出値Vout はゼ
ロである。一方、図4,図5に示すように、検出素子1
1の傾斜角度φの増加に応じて、温度センサ15は冷却
されると共に、温度センサ16は過熱され、抵抗値R
a ,Rb の偏差は増加し、検出値Vout も増加する。
【0016】図6はこの検出素子11による傾斜角度φ
と検出値Vout との関係を示す特性図であり、図に示す
ように、検出素子11における検出値Vout は、ほぼ正
弦波特性となるので、検出値Vout の最大値Vmax を予
め求めて記憶しておき、φ=sin-1(Vout /V
max )から、後段の演算回路において傾斜角度φを求め
ることができる。
【0017】図7および図8はこの検出素子11をカン
パッケージによって密封した状態を示す斜視図および断
面図であり、図において、41は検出素子11を密封す
るカンパッケージ(密封部材)である。このカンパッケ
ージ41の内部には検出素子11の感度を高めるため、
ρ・Cp/λ(ρ:密度,Cp:定圧比熱,λ:熱伝導
率)の大きく、また、化学的に不活性で検出素子11に
経年変化を与えない気体、例えば、クリプトン,プロパ
ンまたは二酸化炭素等を用いる。また、上記ガスを用い
ることができない場合は空気でも良い。このように、カ
ンパッケージ41で密封することによって、検出素子1
1に汚れが付着しなくなると共に、計測中に周囲の風の
影響を受けなくても済み、信頼性の高い計測ができる。
【0018】図9,図10はこの検出素子11およびカ
ンパッケージ41を基板に搭載した状態を示す斜視図で
あり、図において、42は図2および図3に示した温度
回路および傾斜角度検出回路、43はコネクタ、44は
基板である。検出素子11によって検出された信号は非
常に微小な信号であるため、図に示すように、検出素子
11およびカンパッケージ41と温度回路および傾斜角
度検出回路42とは距離を短くして基板44上に配置し
て、ノイズが信号に重畳してしまうことを防止する。
【0019】以上のように、この実施の形態1では、単
結晶シリコン基板12のヒータ14および温度センサ1
5,16が配置された部分に空間部18があるため熱容
量が小さく、ヒータ14および温度センサ15,16の
熱が単結晶シリコン基板12に吸収されることなく、傾
斜センサの感度の低下を防止することができる。また、
単結晶シリコン基板12,絶縁性薄膜13,その絶縁性
薄膜13上に形成されたヒータ14および温度センサ1
5,16から構成されるので、傾斜センサ全体の構成を
小型化することができる。また、カンパッケージ41で
密封することによって、検出素子11に汚れが付着しな
くなると共に、計測中に周囲の風の影響を受けなくても
済み、信頼性の高い計測ができる。さらに、検出素子1
1およびカンパッケージ41と温度回路および傾斜角度
検出回路42とを距離を短くして基板44上に配置する
ことによって、ノイズが信号に重畳してしまうことを防
止することができる。
【0020】実施の形態2.図11はこの発明の実施の
形態2による傾斜センサを示す構成図であり、図におい
て、41a,41bはカンパッケージであり、これら2
つのカンパッケージ41a,41bは傾斜感度方向が各
々90°の角度を成すように配置されている。このよう
に構成することによって、ピッチとヨーの2種の傾斜角
度を計測することができる。
【0021】実施の形態3.図12はこの発明の実施の
形態3による傾斜センサを示す構成図であり、図におい
て、45は直方体のステムであり、この直方体のステム
45の隣り合う2つの側面、即ち、90°の角度を成す
法線を有する2つの面には、図10にて示した検出素子
11およびカンパッケージ41を搭載した基板44がそ
れぞれ配置されている。図12に示すように、直方体の
ステム45の2つの側面にそれぞれ基板44を配置する
ことによって、ピッチとヨーの2種の傾斜角度を計測す
ることができる。
【0022】実施の形態4.図13はこの発明の実施の
形態4による傾斜センサを示す構成図であり、図におい
て、11a,11bは図1に示した2つの傾斜センサの
検出素子である。この検出素子11a,11bは、互い
のヒータ14および1対の温度センサ15,16を結ぶ
直線が90°の角度を成すように配置されている。
【0023】次に動作について説明する。図14はこれ
ら検出素子11a,11bによる傾斜角度φと検出値V
out との関係を示す特性図であり、図に示すように、検
出素子11aの検出値Vαout と検出素子11bの検出
値Vβout は、位相が90°ずれたほぼ正弦波特性とな
るので、三角関数の平方関係から(Vαout 2+V
βout 21/2 =Vmax となる。このように、上記実施の
形態1では、検出素子11における検出値Vout の最大
値Vmax を予め求めて記憶しておき、φ=sin-1(V
out /Vmax )から、後段の演算回路において傾斜角度
φを求めたが、この実施の形態4では、検出素子11a
の検出値Vαout と検出素子11bの検出値Vβout
ら最大値Vmax を即座に演算によって求めることがで
き、温度特性等の経時変化の影響が受けにくく、高精度
の計測ができる。なお、各傾斜角度φはφ=sin
-1(Vout /Vmax )±45°から容易に求めることが
できる。
【0024】なお、図13に示した検出素子11a,1
1bを搭載した基板を、実施の形態3に示したように、
直方体のステム45の2つの側面にそれぞれ配置するこ
とによって、ピッチとヨーの2種の傾斜角度をさらに高
精度に計測することができる。なお、この実施の形態4
では、図13に示したように検出素子11a,11bを
同一平面に配置したが、同一法線を有する面に配置すれ
ば良く、図13に示した構成と同様な効果を奏すること
ができる。
【0025】以上のように、この実施の形態4では、検
出素子11aの検出値Vαout と検出素子11bの検出
値Vβout から最大値Vmax を即座に演算によって求め
ることができ、温度特性等の経時変化の影響が受けにく
く、高精度の計測ができる。さらに、実施の形態3に応
用すれば、ピッチとヨーの2種の傾斜角度をさらに高精
度に計測することができる。
【0026】実施の形態5.図15はこの発明の実施の
形態5による傾斜センサを示す構成図であり、図におい
て、51は傾斜センサの検出素子、52はヒータ、53
〜56はヒータ52を中心として両側に且つ等距離に配
置された2対の温度センサであり、温度センサ53,5
4を結ぶ直線と温度センサ55,56とを結ぶ直線は9
0°の角度を成すように配置されている。また、単結晶
シリコン基板12のヒータ52および温度センサ53〜
56が配置された部分はエッチング等で除去された空間
部18が設けられている。また、図16はその検出素子
51をカンパッケージ41に配置した状態を示す斜視図
である。
【0027】次に動作について説明する。図17はこれ
ら温度センサ53,54と温度センサ55,56による
傾斜角度φと検出値Vout との関係を示す特性図であ
り、図に示すように、温度センサ53,54の検出値V
αout と温度センサ55,56の検出値Vβout は、位
相が90°ずれたほぼ正弦波特性となるので、実施の形
態4と同様に最大値Vmax を演算し、傾斜角度φはφ=
sin-1(Vαout /Vmax )から容易に求めることが
できる。
【0028】なお、図16に示した検出素子51を搭載
した基板を、実施の形態3に示したように、直方体のス
テム45の2つの側面にそれぞれ配置することによっ
て、ピッチとヨーの2種の傾斜角度をさらに高精度に計
測することができる。
【0029】以上のように、この実施の形態5では、温
度センサ53,54の検出値Vαou t と温度センサ5
5,56の検出値Vβout から最大値Vmax を即座に演
算によって求めることができ、温度特性等の経時変化の
影響を受けにくく、高精度の計測ができる。また、実施
の形態3に応用すれば、ピッチとヨーの2種の傾斜角度
をさらに高精度に計測することができる。さらに、実施
の形態4と比較して、1つの検出素子51で2つの検出
素子11a,11bを用いた実施の形態4と同様な効果
を奏するので、さらに小型化することができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、単結晶シリコン基板上に絶縁膜を形成すると共
に、その絶縁膜上にヒータおよび1対の温度センサを形
成し、その単結晶シリコン基板のヒータおよび温度セン
サが配置された部分に空間部を設けると共に、ヒータお
よび温度センサを密封部材により密封するように構成し
たので、単結晶シリコン基板のヒータおよび温度センサ
が配置された部分は熱容量が小さく、ヒータおよび温度
センサの熱が単結晶シリコン基板に吸収されることな
く、感度の低下を防止することができる効果がある。ま
た、単結晶シリコン基板,絶縁性薄膜,その絶縁性薄膜
上に形成されたヒータおよび温度センサから構成される
ので、全体の構成を小型化することができる効果があ
る。さらに、密封部材で密封することによって、ヒータ
および温度センサに汚れが付着しなくなると共に、計測
中に周囲の風の影響を受けなくても済み、信頼性の高い
計測ができる効果がある。
【0031】請求項2記載の発明によれば、2つの傾斜
センサを同一法線を有する面に、且つ互いのヒータおよ
び1対の温度センサを結ぶ直線が90°の角度を成すよ
うに構成したので、温度特性等の経時変化の影響が受け
にくく、高精度の計測ができる効果がある。
【0032】請求項3記載の発明によれば、温度センサ
をヒータを中心として2対配置すると共に、各対の温度
センサを結ぶ直線が90°の角度を成すように構成した
ので、温度特性等の経時変化の影響を受けにくく、高精
度の計測ができる効果がある。また、さらに小型化する
ことができる効果がある。
【0033】請求項4記載の発明によれば、傾斜センサ
を90°の角度を成す法線を有する2つの面にそれぞれ
配置するように構成したので、ピッチとヨーの2種の傾
斜角度を計測することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による傾斜センサを示
す構成図である。
【図2】温度回路を示す回路図である。
【図3】傾斜角度検出回路を示す回路図である。
【図4】検出素子による傾斜角度の検出方法を示す説明
図である。
【図5】検出素子による傾斜角度の検出方法を示す説明
図である。
【図6】検出素子による傾斜角度と検出値との関係を示
す特性図である。
【図7】検出素子をカンパッケージによって密封した状
態を示す斜視図である。
【図8】検出素子をカンパッケージによって密封した状
態を示す断面図である。
【図9】検出素子およびカンパッケージを基板に搭載し
た状態を示す斜視図である。
【図10】検出素子およびカンパッケージを基板に搭載
した状態を示す斜視図である。
【図11】この発明の実施の形態2による傾斜センサを
示す構成図である。
【図12】この発明の実施の形態3による傾斜センサを
示す構成図である。
【図13】この発明の実施の形態4による傾斜センサを
示す構成図である。
【図14】検出素子による傾斜角度と検出値との関係を
示す特性図である。
【図15】この発明の実施の形態5による傾斜センサを
示す構成図である。
【図16】検出素子をカンパッケージに配置した状態を
示す斜視図である。
【図17】温度センサによる傾斜角度と検出値との関係
を示す特性図である。
【図18】従来の傾斜センサの構成を示す回路図であ
る。
【図19】従来の傾斜センサの構成を示す斜視図であ
る。
【図20】容器が水平状態にある時の説明図である。
【図21】容器が傾斜状態にある時の説明図である。
【符号の説明】
12 単結晶シリコン基板 13 絶縁性薄膜(絶縁膜) 14,52 ヒータ 15,16,53〜56 温度センサ 18 空間部 41 カンパッケージ(密封部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単結晶シリコン基板上に形成された絶縁
    膜と、その絶縁膜上に感温検出素子により形成されたヒ
    ータと、上記絶縁膜上に感温検出素子により形成され上
    記ヒータを中心として両側に且つ等距離に配置された少
    なくとも1対の温度センサとを備え、上記単結晶シリコ
    ン基板の上記ヒータおよび上記温度センサが配置された
    部分に空間部を設けると共に、上記ヒータおよび上記温
    度センサを密封部材により密封したことを特徴とする傾
    斜センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の2つの傾斜センサを同一
    法線を有する面に、且つ互いのヒータおよび1対の温度
    センサを結ぶ直線が90°の角度を成すように配置した
    ことを特徴とする傾斜センサ。
  3. 【請求項3】 温度センサは、ヒータを中心として2対
    配置すると共に、各対の温度センサを結ぶ直線が90°
    の角度を成すように配置したことを特徴とする請求項1
    記載の傾斜センサ。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のうちいずれか1
    項記載の傾斜センサを90°の角度を成す法線を有する
    2つの面にそれぞれ配置したことを特徴とする傾斜セン
    サ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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