JPH09210506A - 空気調和機の圧縮機取付構造 - Google Patents

空気調和機の圧縮機取付構造

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JPH09210506A
JPH09210506A JP1754496A JP1754496A JPH09210506A JP H09210506 A JPH09210506 A JP H09210506A JP 1754496 A JP1754496 A JP 1754496A JP 1754496 A JP1754496 A JP 1754496A JP H09210506 A JPH09210506 A JP H09210506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
vibration
air conditioner
upper portion
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1754496A
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English (en)
Inventor
Shinya Fukuda
慎也 福田
Yasuhiro Nakahara
康博 中原
Tomoaki Murata
智昭 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防振性を改善した空気調和機の圧縮機取付構
造を提供することにある。 【解決手段】 圧縮機2が筐体3の中に内蔵された空気
調和機1の圧縮機取付構造において、前記圧縮機2の脚
部21は空気調和機1の筐体3の底板31に固定され、
前記圧縮機2の上部はこの上部を挟持する挟持部材4を
介して筐体3の側板32に固定されていることを特徴と
する空気調和機1の圧縮機2取付構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の圧縮
機取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の圧縮機取付構造とし
て、例えば、特開昭61−72969号公報に記載され
ているものが知られている。前記空気調和機の圧縮機取
付構造は、圧縮機を取り付ける取付ベースからピンを上
向きに突出させ、このピンに防振ゴムを介して圧縮機の
脚部を取り付けるものであって、このピンと防振ゴムと
の間に特定の空間を設けることにより、圧縮機の円周方
向と横方向の振動に対する防振機構の改善を図ったもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の空気調和機の圧縮機取付構造は、圧縮機の脚部にの
み防振機構が設けられているものであるから、圧縮機の
上部の振動を抑えるに十分でなく、圧縮機の上部に接続
されている冷媒配管等に振動が伝わり、振動による騒音
を一層増大させるという問題がある。そこで、本発明は
上記従来技術の問題を解決するためになされたものであ
って、本発明の目的は防振性を改善した空気調和機の圧
縮機取付構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の手段は、圧縮機が筐体の中に内蔵された空気調
和機の圧縮機取付構造において、前記圧縮機の脚部は空
気調和機の筐体の底板に固定され、前記圧縮機の上部は
この上部を挟持する挟持部材を介して筐体の側板に固定
されていることを特徴とするものである。
【0005】上記目的を達成するための第2の手段は、
上記第1の手段に記載の空気調和機の圧縮機取付構造に
おいて、圧縮機の上部を挟持する挟持部材に振動吸収体
が取り付けられていることを特徴とするものである。こ
こに、振動吸収体とは、圧縮機の振動を減衰、吸収させ
るものであって、振動吸収性の薄い帯状のものをいい、
可撓性を有する合成樹脂またはエラストマー、あるいは
これらの発泡体等の材料にてなる弾性シート、あるいは
振動吸収性のゲルを含んだ薄い袋状体等をいう。
【0006】上記目的を達成するための第3の手段は、
上記第1の手段又は第2の手段に記載の空気調和機の圧
縮機取付構造において、空気調和機の室内ユニットと室
外ユニットとが筐体の中に収容され、一体型空気調和機
になされているものである。
【0007】(作用)上記第1の手段によれば、圧縮機
の脚部と上部が筐体の底板と側板とにそれぞれ固定され
ているものであるから、圧縮機の上部の首振りによる振
動を抑えることができると共に、圧縮機の上部に接続さ
れている冷媒配管等の振動も抑えることができる。
【0008】上記第2の手段によれば、圧縮機の上部を
挟持する挟持部材に振動吸収体が取り付けられているも
のであるから、圧縮機の振動をさらによく抑えることが
できる。
【0009】上記第3の手段によれば、室内ユニットと
室外ユニットとが筐体の中に収容され、一体型空気調和
機になされているものであるから、圧縮機の振動を抑え
ることにより、室内に伝わる騒音と建物の振動を抑える
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図3
を参照して説明する。図1は、本発明に係る空気調和機
の圧縮機取付構造を示す一部切欠斜視図、図2は図1に
示す挟持部材の拡大斜視図、図3は別の挟持部材の斜視
図である。図1〜図3において、1は空気調和機、2は
圧縮機、3は筐体、4、5は挟持部材である。
【0011】本発明に係る空気調和機1は、室内ユニッ
ト(図示省略)と室外ユニット(図示省略)とが筐体3
の中に収容されているものであって、上記室内ユニット
は筐体3の上部に、室外ユニットは筐体3の下部に収容
されている。11は室内ユニットの吸入口であり、12
は吹出し口である。
【0012】圧縮機2は室外ユニットを構成する一部品
であって、筐体3の中に内蔵されている。この圧縮機2
の脚部21、21は圧縮機2の下部3か所に設けられ、
この脚部21は防振ゴムを介して筐体3の底板31に固
定されている。また、圧縮機2の上部は、この上部を挟
持する挟持部材4を介して筐体3の側板32に固定され
ている。
【0013】上記挟持部材4は、図2に示すように、切
れ目を有する円筒形状部41と、この切れ目に沿って円
筒形状部41に突設された締め付け片43、44と、前
記締め付け片43の先端がほぼ直角に折り曲げられた取
付片45とからなっている。また、上記円筒形状部41
の内周面には、合成ゴムシート製の振動吸収体42が貼
り付けられている。この振動吸収体42は、振動を吸収
させるものであればよく、合成ゴムシートに限られるも
のではない。例えば、ウレタン樹脂、軟質塩化ビニル樹
脂、ポリエチレン等の弾性を有する合成樹脂シート、あ
るいはポリエチレンやポリプロピレン等の合成樹脂発泡
シート等を好適に使用できる。
【0014】上記挟持部材4の円筒形状部41に、図1
に示すように、圧縮機2の上部を挿入し、締め付け片4
3、44を図示省略のボルト、ナットで締めつけること
により、圧縮機2の上部を挟持し、取付片45を筐体3
の側壁32にビス等で固定する。
【0015】すると、圧縮機2の脚部21と圧縮機2の
上部が筐体3の底板31と側板32とにそれぞれ固定さ
れているものであるから、圧縮機2の上部の首振りによ
る振動をよく抑えることができると共に、圧縮機2の上
部に接続されている冷媒配管(図示省略)等の振動も抑
えることができる。
【0016】また、圧縮機2の上部を挟持する挟持部材
4の円筒形状部41の内面に合成ゴムシート製の振動吸
収体42が取り付けられているものであるから、圧縮機
の振動をさらによく抑えることができる。
【0017】さらにまた、空気調和機1は室内ユニット
と室外ユニットとが筐体3の中に収容され、一体型空気
調和機1になされているものであるから、圧縮機2の振
動を抑えることにより、室内に伝わる騒音と建物の振動
を抑えることができる。
【0018】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成は上記実施の形態に限られ
るものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても本発明に含まれる。
【0019】例えば、上記本発明の実施の形態では、挟
持部材4は円筒形状になされているが、図3に示す挟持
部材5のように、半円形部51と、この半円形部51に
突設されたL字形状の取付片54で構成し、この半円形
部51に設けられた取付孔53、53にビスを挿入し、
このビスを圧縮機2の上部にネジ込み、取付片54を筐
体3の側板32に固定するものであってもよい。
【0020】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、圧縮機
の脚部と上部が筐体の底板と側板とにそれぞれ固定さ
れ、圧縮機の上部の首振りによる振動を抑えることがで
きると共に、圧縮機の上部に接続されている冷媒配管等
の振動も抑えることができるので、空気調和機の振動騒
音を軽減できるという効果がある。
【0021】請求項2に記載の発明によれば、圧縮機の
上部を挟持する挟持部材に振動吸収体が取り付けられ、
圧縮機の振動をさらによく抑えることができるので、空
気調和機の振動騒音を一層軽減できる。
【0022】請求項3に記載の発明によれば、空気調和
機の室内ユニットと室外ユニットとが筐体の中に収容さ
れ、一体型空気調和機になされているものであるから、
この空気調和機を建物の壁構造に取り付けても、圧縮機
の振動を抑えることにより、室内に伝わる騒音と建物の
振動を抑えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和機の圧縮機取付構造を示
す一部切欠斜視図である。
【図2】図1に示す挟持部材の拡大斜視図である。
【図3】別の挟持部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 空気調和機 2 圧縮機 3 筐体 4、5 挟持部材 42、52 振動吸収体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機が筐体の中に内蔵された空気調和
    機の圧縮機取付構造において、前記圧縮機の脚部は空気
    調和機の筐体の底板に固定され、前記圧縮機の上部はこ
    の上部を挟持する挟持部材を介して筐体の側板に固定さ
    れていることを特徴とする空気調和機の圧縮機取付構
    造。
  2. 【請求項2】 圧縮機の上部を挟持する挟持部材に振動
    吸収体が取り付けられていることを特徴とする請求項1
    記載の空気調和機の圧縮機取付構造。
  3. 【請求項3】 空気調和機の室内ユニットと室外ユニッ
    トとが筐体の中に収容され、一体型空気調和機になされ
    ていることを特徴とする請求項1〜2記載の空気調和機
    の圧縮機取付構造。
JP1754496A 1996-02-02 1996-02-02 空気調和機の圧縮機取付構造 Pending JPH09210506A (ja)

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JP1754496A JPH09210506A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 空気調和機の圧縮機取付構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104567107A (zh) * 2013-10-28 2015-04-29 珠海格力电器股份有限公司 空调机组
CN105650816A (zh) * 2016-01-22 2016-06-08 珠海格力电器股份有限公司 空调器的控制方法及控制装置
CN109026609A (zh) * 2018-10-17 2018-12-18 珠海格力电器股份有限公司 减振装置、设有其的压缩机及空调

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CN104567107A (zh) * 2013-10-28 2015-04-29 珠海格力电器股份有限公司 空调机组
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