JPH09210481A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JPH09210481A
JPH09210481A JP2252896A JP2252896A JPH09210481A JP H09210481 A JPH09210481 A JP H09210481A JP 2252896 A JP2252896 A JP 2252896A JP 2252896 A JP2252896 A JP 2252896A JP H09210481 A JPH09210481 A JP H09210481A
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JP
Japan
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refrigerant
compressor
evaporator
heat exchanger
pipe
Prior art date
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Pending
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JP2252896A
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English (en)
Inventor
Hisashi Koto
寿 光藤
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TOYO SAAMOKONTOROOLE KK
Original Assignee
TOYO SAAMOKONTOROOLE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却効果を高めた冷却装置を得ようとする。 【構成】 2台のコンプレッサ15、16、コンデンサ
22、エバポレータ35、電気ヒータ31により加熱自
在な熱交換器を持つ。熱交換器は内室28bにコア部2
8aを通している。これらの構成要素を複数の電磁弁を
設けた配管で接続する。電磁弁の開閉により、コンプレ
ッサ15、16から圧縮吐出し、コンデンサ22を通し
た液化冷媒の1部を第1膨張弁27から熱交換器28の
コア部28a内に噴出させてコア部28aを冷却する。
液化冷媒の残部は熱交換器の内室28bを通し、コア部
28aで冷却した後、第2膨張弁34からエバポレータ
35内に噴出膨張させる。エバポレータ35を通った冷
媒は、第2コンプレッサ16に吸入させる。熱交換器の
コア部を出た冷媒は第1コンプレッサ15に吸入させ
る。この循環により冷却を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、貨物の低温輸送を行
なう、例えば、冷凍自動車、冷凍コンテナや、貨物を低
温貯蔵する冷凍倉庫その他の冷却を行なう冷却装置に関
する。なお、この明細書では冷却温度の比較的高い冷蔵
をも一緒にして冷凍と称することにする。
【0002】
【従来の技術】従来の冷却装置は、図4に略示するよう
に、モータ、エンジン等の原動機1で駆動されるコンッ
プレッサ2で冷媒を圧縮し、冷却時には弁3を開き、弁
4を閉じて圧縮により温度上昇した冷媒をコンデンサ5
を通し、この際ファン6でコンデンサに通風し冷却して
冷媒を液化させてレシーバ7に貯め、膨張弁8を通して
エバポレータ9内に噴出膨張させてエバポレータを冷却
し、ファン10で冷凍室11の空気をエバポレータを通
過させることにより冷凍室11を低温にし、エバポレー
タを出た気化冷媒はコンプレッサに吸入して再び上記循
環を繰返させるものであった。
【0003】上記の冷却運転を続けていると、エバポレ
ータ9に冷凍室内の湿気が凍結付着するので、霜取りを
行なわなければならない。
【0004】霜取りをするときは、弁3を閉じ、弁4を
開いて霜取り管12からコンプレッサ2の吐出する高温
冷媒をエバポレータに直接流し、エバポレータに付着し
た霜を溶かして除く操作をする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
冷却装置は、コンプレッサで圧縮した冷媒をコンデンサ
5において空気冷却するだけであったから、液化冷媒を
著しく低温にすることができず、従って冷凍室の温度を
著しく低下させることができない。著しい低温を得るた
めには、能力を高めた冷却装置を使用しなければならな
かった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、2台のコン
プレッサを使用し、第1コンプレッサ、第2コンプレッ
サを含む配管及び弁の開閉操作により、冷却時には、両
コンプレッサの吐出冷媒通路を、コンデンサを経て2通
路に分岐させ、第1の通路は第1膨張弁を経て熱交換器
のコア部から第1コンプレッサの吸入口に接続され、第
2の通路は熱交換器のコア部を囲む内室から第2膨張弁
を経てエバポレータに入った後第2コンプレッサの吸入
口に接続される回路を形成し、霜取り時には、ヒータに
より熱交換器を加熱すると共に、熱交換器内室において
加熱された冷媒の通路を、コンデンサを経て熱交換器の
コア部を通した後第1、第2両コンプレッサの吸入口に
接続し、両コンプレッサの吐出口をエバポレータを経て
熱交換器の内室に通じさせる回路を形成することによ
り、著しく温度低下する冷却装置を得たものである。
【0007】
【作用】コンプレッサで圧縮され、コンデンサで冷却液
化された冷媒は、1部は熱交換器の内室を通過してエバ
ポレータへ送られるが、残りの冷媒は、膨張し低温とな
って熱交換器のコア部を流れ、その外側を囲む内室内の
冷媒を冷却する。従ってエバポレータへ送られる冷媒
は、コンプレッサで圧縮され空気冷却されただけの冷媒
より著しく温度低下しているので、エバポレータで膨張
して得られる低温を著しく低下させることができる。
【0008】又、霜取りを行なうときも、冷媒を熱交換
器を2回通過させることになるから、冷媒を良好に加熱
して霜取りを迅速に行なうことができる。
【0009】
【実施例】図1〜3は、本発明の冷却装置の実施例につ
いて、その構成を示す配管図であり、図1はその回路
図、図2は冷却時の冷媒通路を太線で示した回路図、図
3は霜取り時の冷媒通路を示した回路図である。
【0010】第1コンプレッサ15、第2コンプレッサ
16の各吐出口15a、16aは管17を通り、電磁弁
18、19の中間において両電磁弁を連ねる管20に接
続される。電磁弁19を介して管20に接続される管2
1はコンデンサ22に入り、逆止弁23を経てレシーバ
24に接続される。レシーバ24は、ドライヤ25に接
続され、ドライヤ25を出た管26の先端部は分岐し
て、一方は第1膨張弁27を通って熱交換器28のコア
部28aに入り、他方は電磁弁29を経て管30により
熱交換器28の内室28bに入る。31は熱交換器28
を加熱する電気ヒータである。熱交換器の内室28bを
出た管32は、電磁弁33、第2膨張弁34を経てエバ
ポレータ35の入口に接続される。エバポレータ35の
出口は、分岐して、一方は電磁弁36を設けた管37に
より管30に接続され、他方は電磁弁38を設けた管3
9によりアキュムレータ40を経て第2コンプレッサ1
6の吸入口16bに連結される。熱交換器の内室28b
を出た管32は、電磁弁33の手前で分岐する管41に
より電磁弁42を経てコンデンサ22の手前で管21に
接続される。熱交換器のコア部28aの出口に接続され
る管43は、分岐して、一方は電磁弁44を経て電磁弁
38とアキュムレータ40との間において管39に接続
され、他方は第1コンプレッサ15の吸入口15bに接
続される。管37の電磁弁29、36の間の部分と、管
39の電磁弁38、アキュムレータ40の間の部分と
は、電磁弁45を設けた管46で接続している。
【0011】以上のように構成され配管された冷却装置
により冷却を行なうときは、次のように操作する。
【0012】冷却操作(図2) 電磁弁19、29、33、38を開き、電磁弁18、3
6、42、44、45を閉じ、電気ヒータ31には通電
しない。これにより冷媒は図2の太線のように流れるよ
うになる。
【0013】即ち、第1及び第2コンプレッサ15、1
6の吐出口15a、16aを出た圧縮冷媒は、管17、
20、電磁弁19、管21を経てコンデンサ22に入
り、ファンの起す空気流により冷却液化されてレシーバ
24に入り、ドライヤ25を経て分流し、一方は第1膨
張弁27を通って熱交換器のコア部28a内で膨張気化
し、コア部の温度を低下させる。これにより電磁弁2
9、管30を通って熱交換器の内室28bに入った液化
冷媒は、コンデンサ22を出たときよりも低温に冷却さ
れる。この強く冷却された液化冷媒は、管32、電磁弁
33を通って第2膨張弁34からエバポレータ35内に
噴出し、膨張気化してエバポレータ35の温度を低下さ
せる。このときの温度は、液化冷媒が熱交換器28のた
め2重に冷却されているので、従来よりも一層低温とな
る。エバポレータ35を出た冷媒は、電磁弁38、管3
9、アキュムレータ40を経て第2コンプレッサ16の
吸入口16bに吸入され、再び圧縮される。一方、熱交
換器の内室28bを通る冷媒を冷却し温度上昇し気化し
た、コア部28aを通る冷媒は、管43を通って第1コ
ンプレッサの吸入口15bに入って再び圧縮され、第2
コンプレッサ16から吐出される圧縮冷媒と共に、上記
の流れを繰返してエバポレータの冷却を行なう。
【0014】霜取り操作(図3) 電磁弁18、29、36、42、44、45を開き、電
磁弁19、33、38を閉じ、電気ヒータ31には通電
して熱交換器28を加熱する。これにより図3の太線の
ように冷媒が流れるようになる。
【0015】即ち、電気ヒータ31で加熱される熱交換
器28において温度が高くなった、コア部28a、内室
28bにある冷媒は、一方では熱交換器28のコア部2
8aを出て管43を通り、分岐した一方の管を通って、
第1コンプレッサ15の吸入口15bに入り、管17へ
押出される。分岐した他方の管を通る冷媒は、電磁弁4
4、アキュムレータ40を経て第2コンプレッサ16の
吸入口16bに入り、管17へ押出されて第1コンプレ
ッサ15から押出された冷媒と合流する。合流した冷媒
は、エバポレータ35を流れてこれを加熱し、付着した
霜を溶して除く。エバポレータ35を流れてこれを加熱
し、付着した霜を溶かして除く。エバポレータ35を出
た冷媒は、電磁弁36を通り管37により熱交換器の内
室28bに入って電気ヒータ31により加熱され、管3
2、電磁弁42を持つ管41を通り、コンデンサ22、
逆止弁23、レシーバ24、ドライヤ25、第1膨張弁
27を通って熱交換器のコア部28aに入り、電気ヒー
タ31で加熱されて、上記の流れを繰返しつつ霜取りを
行なう。
【0016】上記のように加熱された冷媒を流して霜取
りをする時に、熱交換器28のコア部28bを出てコン
プレッサ15、16に吸入される冷媒の量は、狭隘な第
1膨張弁27のため循環する冷媒量が制限される。そこ
で、管37と管39とを管46で連結し、霜取り操作時
には電磁弁45を開いて、エバポレータ35を出た冷媒
の一部を管46を通して管39に流し、コンプレッサ1
6に吸入させるようにする。これによりコンプレッサ1
6の冷媒吐出量を増すことができ、これに伴なって、コ
ンプレッサ15に吸入される冷媒量も増して、両コンプ
レッサの吸入冷媒量は平均的に多くなる。
【0017】以上にように各電磁弁の切替と電気ヒータ
への通電とを操作することにより、エバポレータ35の
冷却と霜取りとを行なうことができる。
【0018】
【発明の効果】
(1) コンデンサにおいて空気冷却し液化させた冷媒を、
冷媒の一部を膨張させる熱交換器において冷却すること
により、エバポレータに達する液化冷媒の温度を著しく
低下させることができる。
【0019】(2) この低温液化冷媒を膨張させることに
よりエバポレータの温度を通常より著しく低温にするこ
とができる。
【0020】(3) 霜取り操作時には、冷媒は熱交換器を
2回通過して電気ヒータ31により加熱されるから、冷
媒温度を十分に高めることができ、又は電気ヒータを小
型化することができる。
【0021】(4) 電磁弁の開閉切換え、電気ヒータへの
通電を、エバポレータを通過する冷風の温度変化をセン
サで感知する等の手段により制御して、霜取り操作を自
動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示す配管図。
【図2】本発明の実施例において、冷却を行なう状態を
示す回路図。
【図3】同じく霜取り状態を示す回路図。
【図4】従来の冷却装置を略示する管路図。
【符号の説明】
1 原動機 2 コンプレッサ 3、4 弁 5 コンデンサ 6 ファン 7 レシーバ 8 膨張弁 9 エバポレータ 10 ファン 11 冷凍室 12 霜取り管 15 第1コンプレッサ 15a 吐出口 15b 吸入口 16 第2コンプレッサ 16a 吐出口 16b 吸入口 17 管 18、19 電磁弁 20、21 管 22 コンデンサ 23 逆止弁 24 レシーバ 25 ドライヤ 26 管 27 第1膨張弁 28 熱交換器 28a コア部 28b 内室 29 電磁弁 30 管 31 電気ヒータ 32 管 33 電磁弁 34 第2膨張弁 35 エバポレータ 36 電磁弁 37 管 38 電磁弁 39 管 40 アキュムレータ 41 管 42 電磁弁 43 管 44、45 電磁弁 46 管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1コンプレッサ、第2コンプレッサを
    含む配管及び弁の開閉操作により、冷却時には、両コン
    プレッサの吐出冷媒通路を、コンデンサを経て2通路に
    分岐させ、第1の通路は第1膨張弁を経て熱交換器のコ
    ア部から第1コンプレッサの吸入口に接続され、第2の
    通路は熱交換器のコア部を囲む内室から第2膨張弁を経
    てエバポレータに入った後第2コンプレッサの吸入口に
    接続される回路を形成し、霜取り時には、ヒータにより
    熱交換器を加熱すると共に、熱交換器内室において加熱
    された冷媒の通路を、コンデンサを経て熱交換器のコア
    部を通した後第1、第2両コンプレッサの吸入口に接続
    し、両コンプレッサの吐出口をエバポレータを経て熱交
    換器の内室に通じさせる回路を形成することを特徴とす
    る冷却装置。
  2. 【請求項2】 霜取り操作時に、エバポレータを出て熱
    交換器に向う冷媒の一部を第2コンプレッサに向わせ
    る、電磁弁を持つ管を設けた請求項1に記載の冷却装
    置。
JP2252896A 1996-02-08 1996-02-08 冷却装置 Pending JPH09210481A (ja)

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