JPH09210444A - 空気調和機の風向変更装置 - Google Patents

空気調和機の風向変更装置

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JPH09210444A
JPH09210444A JP3427896A JP3427896A JPH09210444A JP H09210444 A JPH09210444 A JP H09210444A JP 3427896 A JP3427896 A JP 3427896A JP 3427896 A JP3427896 A JP 3427896A JP H09210444 A JPH09210444 A JP H09210444A
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JP
Japan
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louvers
motor
connecting rod
rod
arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP3427896A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Suzuki
一弘 鈴木
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ルーバの枚数が多くなっても各ルー
バ間の平行を保つことができ、かつその占めるスペース
を少なくする。 【解決手段】モータ32のアーム33長さに対して、複
数のルーバ35−1〜35−mの支軸36−1〜36−
mと連結棒37の連結点間の距離bを大きく設定して、
複数枚のルーバ35−1〜35−mを連結棒37に連結
すると共に、これらルーバ35−1〜35−mの1つと
モータ32のアーム33とをロッド34を介して接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷風又は温風の送
風方向を変更する空気調和機の風向変更装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は空気調和機を側面から見た構成図
である。
【0003】ベース1に対してフロントパネル2を組み
合わせて取り付けることにより箱形の筐体3が形成され
ている。なお、フロントパネル2には、各空気吸込み口
4、5が形成されている。
【0004】このような筐体3内には、プレートフィン
チューブ形熱交換器6及びクロスフローファン7が配置
されている。
【0005】このうちプレートフィンチューブ形熱交換
器6は、複数のプレートフィンを平行に配列するととも
にその両側にそれぞれ側板を配置し、かつこれら側板及
び複数のプレートフィンの間に冷媒の流れるチューブを
配設した構成となっている。
【0006】又、フロントパネル2の下部に形成された
空気吹出し口8には、冷風又は温風の送風方向を変える
風向変更装置9が設けられている。
【0007】この風向変更装置9は、図5に示すように
モータ10の回転軸にアーム11を介して連結棒12が
連結されている。この連結棒12には、複数枚のルーバ
13が回転自在に設けられている。これらルーバ13
は、フロントパネル2の空気吹出し口8における支軸1
4に対して回転自在に設けられている。
【0008】従って、モータ10が矢印(イ)方向に回
転すると、この回転に応動して連結棒12が矢印(ロ)
方向に移動し、各ルーバ13はそれぞれ支軸14を中心
として矢印(ハ)方向に回転する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、連結棒
12を介して複数のルーバ13を揺動させる構成では、
ルーバ13の枚数が多くなると連結棒12の長さも長く
なり、この連結棒12の長さ精度の関係で複数のルーバ
13間の平行を保つことが困難となる。
【0010】例えば、複数のルーバ13を連結棒12を
介して揺動させた場合、図6に示すように複数のルーバ
13のうちルーバ13aとルーバ13bとの平行が崩れ
てしまう。
【0011】このようなルーバ13間の平行の崩れを少
なくするために、モータ10の回転軸と連結棒12との
間隔、すなわち図7に示すように連結棒12と各ルーバ
13の支軸14との間隔aを長くすることが考えられる
が、この間隔aを長くすることはモータ10に連結する
アーム11の長さを長くすることであり、これでは風向
変更装置9の設置スペースを大きくするものとなる。
【0012】このため、空気吹出し口8のスペースの大
きさは限られており、設置スペースの大きい風向変更装
置9を空気吹出し口8のスペースに収めることは困難と
なる。
【0013】そこで本発明は、ルーバの枚数が多くなっ
ても各ルーバ間の平行を保つことができ、かつその占め
るスペースも少なくてよい空気調和機の風向変更装置を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、吹出
口に平行に複数枚のルーバを支軸を中心に揺動可能に設
置すると共に、同複数枚のルーバを連結棒で連結し、こ
れをモータのアームに連結してルーバを揺動可能として
なる空気調和機の風向変更装置において、モータのアー
ム長さに対して、ルーバの支軸と連結棒の連結点間の距
離を大きく設定して複数枚のルーバを連結棒に連結する
と共に、同複数枚のルーバの1つとモータのアームとを
ロッドを介して接続した空気調和機の風向変更装置であ
る。
【0015】このような空気調和機の風向変更装置であ
れば、モータが駆動すると、このモータの駆動がアーム
及びロッドを介して複数のルーバのうち1つのルーバに
伝達されてこのルーバが揺動し、このルーバの揺動に応
動して連結棒を介して連結された残りの各ルーバが揺動
する。この場合、ルーバの支軸と連結棒の連結点との間
隔を大きくすることにより、ルーバの枚数が多くなって
も各ルーバ間の平行を保って揺動し、かつアーム長さを
長くする必要がないためその占めるスペースを少なくで
きる。
【0016】請求項2によれば、請求項1記載の空気調
和機の風向変更装置において、ロッドを複数枚のルーバ
の最もモータに近い側のルーバの支軸からアーム長さに
相当する寸法位置に連結した。
【0017】このような空気調和機の風向変更装置であ
っても、ルーバの支軸と連結棒の連結点との間隔を大き
くするものとなり、ルーバの枚数が多くなっても各ルー
バ間の平行を保って揺動し、かつその占めるスペースを
少なくできるとともに、ロッド長さを最小限にすること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0019】図1は風向変更装置を適用した空気調和機
の構成図である。
【0020】ベース20に対してフロントパネル21が
組み合わされて箱形の筐体22が形成されている。この
フロントパネル21には、その前面及び上面にそれぞれ
各空気吸込み口23、24、25が形成されている。
【0021】この筐体22内には、プレートフィンチュ
ーブ形熱交換器26及びクロスフローファン27が配置
されている。プレートフィンチューブ形熱交換器26
は、複数のプレートフィンを平行に配列するとともにそ
の両側にそれぞれ側板を配置し、かつこれら側板及び複
数のプレートフィンの間に冷媒の流れるチューブを配設
した構成となっている。
【0022】このプレートフィンチューブ形熱交換器2
6は、複数部分、例えば第1〜第3段部分27〜29に
折り曲げられている。
【0023】一方、フロントパネル21の空気吹出し口
30には、冷風又は温風の送風方向を変える風向変更装
置31が設けられている。
【0024】図2はかかる風向変更装置31の構成図で
ある。
【0025】モータ32の回転軸には、アーム33を介
してロッド34の一端部が回動自在に連結されている。
【0026】このロッド34の他端部は、複数のルーバ
35−1〜35−mのうち最もモータ32側に配置され
たルーバ35−mに対して回動自在に連結されている。
【0027】複数のルーバ35−1〜35−mは、フロ
ントパネル21の空気吹出し口30において、それぞれ
各支軸36−1〜36−mにより回動自在に支持されて
いる。
【0028】又、これらルーバ35−1〜35−mは、
1本の連結棒37により連結されており、これらの連結
点38−1〜38−mはそれぞれ回動自在となってい
る。
【0029】ここで、モータ32に連結されるアーム3
3の長さは、従来装置におけるモータに連結されるアー
ムの長さと同一であり、従って、ルーバ35−mにおけ
る支軸36−mとロッド34の連結点と距離は、aに設
定されている。
【0030】すなわち、この距離aは、図7に示すよう
に従来装置における連結棒12と各ルーバ13の支軸1
4との距離aと等しくなっている。
【0031】一方、各ルーバ35−1〜35−mにおけ
る各支軸36−1〜36−mと連結棒37の各連結点3
8−1〜38−mとの距離は、bに設定されている。
【0032】この距離bは、支軸36−mとロッド34
の連結点と距離aよりも長く設定されている。
【0033】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。
【0034】クロスフローファン27が駆動すると、周
囲の空気は、フロントパネル21の前面の空気吸込み口
23及び上面の各空気吸込み口24、25からそれぞれ
吸込まれ、熱交換器26の第1〜第3段部分27〜29
に送られる。
【0035】ここで空気は、これら熱交換器26の第1
〜第3段部分27〜29で熱交換され、その冷風又は温
風がクロスフローファン27の駆動によって空気吹出し
口30から送風される。
【0036】このときの冷風又は温風は、風向変更装置
31によりその吹出し方向が変更される。
【0037】すなわち、モータ32が矢印(イ)方向に
回転すると、この回転に応動してアーム33を介してロ
ッド34が矢印(ロ)方向に移動し、最もモータ32側
のルーバ35−mを支軸36−mを中心として回転させ
る。
【0038】この最もモータ32側のルーバ35−mが
回動すると、これに連結された連結棒37も矢印(イ)
方向に移動し、これに応動して残りの各ルーバ35−1
〜35−nもそれぞれ支軸36−1〜36−nを中心と
して回転する。
【0039】このとき、連結棒37の各連結点38−1
〜38−mとの距離bは、距離aよりも大きく設定され
ているので、全てのルーバ35−1〜35−mは、例え
ば図3に示すように各支軸36−1〜36−mを中心と
して同一方向に回転し、かつこれらルーバ35−1〜3
5−m間の平行は保たれる。
【0040】このように上記一実施の形態においては、
モータ32のアーム33長さに対して、複数のルーバ3
5−1〜35−mの支軸36−1〜36−mと連結棒3
7の連結点間の距離bを大きく設定して、複数枚のルー
バ35−1〜35−mを連結棒37に連結すると共に、
これらルーバ35−1〜35−mの1つとモータ32の
アーム33とをロッド34を介して接続したので、モー
タ32のアーム3の長さを従来装置と同一の距離aとし
たままで、複数のルーバ35−1〜35−mにおける各
支軸36−1〜36−mと連結棒37の各連結点38−
1〜38−mとの距離bを大きくでき、複数のルーバ3
5−1〜35−mをこれらの平行状態を保って揺動でき
る。
【0041】又、モータ32のアーム33の長さは距離
aとして従来装置と変らないことから、装置自体の占め
るスペースが大きくなくことはなく、従って、既存の空
気調和機の空気吹出し口30における限られたスペース
に設けることができる。
【0042】さらにロッド34を最もモータ側のルーバ
35−mに連結しているため、同ロッド34の長さを最
小限にすることができる。
【0043】なお、本発明は、上記一実施の形態に限定
されるものでなく次の通り変形してもよい。
【0044】例えば、風向変更装置を適用する空気調和
機の構造は、上記一実施の形態の構造に限らず、他の構
造の空気調和機の空気吹出し口に設けることが可能であ
る。
【0045】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の請求項1、
2によれば、ルーバの枚数が多くなっても各ルーバ間の
平行を保つことができ、かつその占めるスペースも少な
くてよい空気調和機の風向変更装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる風向変更装置の一実施の形態を
適用した空気調和機の全体構成図。
【図2】本発明に係わる風向変更装置の一実施の形態を
示す構成図。
【図3】複数のルーバの回動作用を示す図。
【図4】従来の空気調和機の側面から見た構成図。
【図5】従来の空気調和機の風向変更装置の構成図。
【図6】複数のルーバの平行を保てない状態を示す図。
【図7】ルーバの支軸と連結棒との間隔を示す図。
【符号の説明】
20…ベース、 21…フロントパネル、 26…プレートフィンチューブ形熱交換器、 27…クロスフローファン、 30…空気吹出し口、 31…風向変更装置、 32…モータ、 33…アーム、 34…ロッド、 35−1〜35−m…ルーバ、 36−1〜36−m…支軸、 37…連結棒、 38−1〜38−m…連結点。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹出口に平行に複数枚のルーバを支軸を
    中心に揺動可能に設置すると共に、同複数枚のルーバを
    連結棒で連結し、これをモータのアームに連結して前記
    ルーバを揺動可能としてなる空気調和機の風向変更装置
    において、 前記モータのアーム長さに対して、前記ルーバの支軸と
    前記連結棒の連結点間の距離を大きく設定して前記複数
    枚のルーバを前記連結棒に連結すると共に、同複数枚の
    ルーバの1つと前記モータのアームとをロッドを介して
    接続したことを特徴とする空気調和機の風向変更装置。
  2. 【請求項2】 前記ロッドを前記複数枚のルーバの最も
    モータに近い側のルーバの前記支軸からアーム長さに相
    当する寸法位置に連結したことを特徴とする請求項1記
    載の空気調和機の風向変更装置。
JP3427896A 1996-01-30 1996-01-30 空気調和機の風向変更装置 Pending JPH09210444A (ja)

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JP3427896A JPH09210444A (ja) 1996-01-30 1996-01-30 空気調和機の風向変更装置

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JP (1) JPH09210444A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015031452A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 三菱重工業株式会社 空気調和機
CN108759051A (zh) * 2018-04-16 2018-11-06 青岛海尔空调器有限总公司 一种空调摆风机构及空调器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015031452A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 三菱重工業株式会社 空気調和機
CN108759051A (zh) * 2018-04-16 2018-11-06 青岛海尔空调器有限总公司 一种空调摆风机构及空调器
CN108759051B (zh) * 2018-04-16 2020-04-10 青岛海尔空调器有限总公司 一种空调摆风机构及空调器

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Effective date: 20041102

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050308