JPH09208671A - アミンで硬化されたエポキシ樹脂のための反応性の促進剤 - Google Patents

アミンで硬化されたエポキシ樹脂のための反応性の促進剤

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JPH09208671A
JPH09208671A JP9010782A JP1078297A JPH09208671A JP H09208671 A JPH09208671 A JP H09208671A JP 9010782 A JP9010782 A JP 9010782A JP 1078297 A JP1078297 A JP 1078297A JP H09208671 A JPH09208671 A JP H09208671A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エポキシ樹脂の新規な硬化剤の提供。 【解決手段】 このアミン硬化剤は(a)過剰のモノメチ
ルアミン(MMA)と脂肪族または環式脂肪族のポリグ
リシジルエーテルとの反応生成物と、(b)エポキシ樹脂
のためのアミン硬化剤とからなる。より具体的には、
(a)エポキシド1当量あたりモノメチルアミン2モルよ
り多い比率でモノメチルアミンをポリグリシジルエーテ
ルと反応させれることによる反応生成物であり、最大2
5当量%の第3級アミンを含むモノメチルアミン付加物
0.02〜0.99当量%と、(b)エポキシ樹脂のための
アミン硬化剤0.01〜0.98当量%とから本質的にな
る。アミン硬化剤を用いて硬化性エポキシ樹脂を得る場
合に、ジグリシジルエーテルが反応に使用される時に
は、構造 【化1】 (式中Rは脂肪族、環式脂肪族または芳香族の有機基で
あり、またmは0〜3である)の生成物が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明はエポキシ樹脂系用の硬化剤
のための促進剤として有用なアミン付加物に関する。
【0002】
【発明の背景】周囲温度または低い温度で硬化するエポ
キシ樹脂系は塗料産業および接着剤産業によって大いに
求められている。このような系では広い範囲の条件下で
の施用および補修が可能になりまた建造および補修の多
くの作業のための作業適期が長くなる。エポキシ産業で
は、土木工学、コーティングおよびペイントへの応用の
ためのエポキシ処方物を周囲温度およびそれより低い温
度で硬化するため硬化速度を増大する反応性の著しいア
ミン硬化剤組成物が必要とされる。周囲温度およびそれ
より低い温度で施すために硬化速度を増大するためにポ
リアクリレートがしばしばエポキシ処方物中に含められ
る。この処方物の硬化を極めて迅速にするためにしばし
ばメルカプタンが使用される。
【0003】周囲温度およびそれより低い温度で硬化さ
れるエポキシ処方物の硬化時間を短縮するためにアルコ
ールおよび酸を使用することは従来技術の文献に十分に
記載されている。このテーマに関する良い参考図書は1
967年McGraw Hill刊のLeeおよびNeville著の「Handb
ook of Epoxy Resins」である。普通に用いられるアミ
ンおよびアミン付加物による硬化プロセスを加速するた
めに、エポキシ産業では、フェノール、ノニルフェノー
ル、ベンジルアルコールおよびフルフロールのようなア
ルコールが現在使用されている。アルコールはたしかに
エポキシ/アミン反応を促進するが、ポリマーから発散
し環境に悪影響を与える可能性がある。硬化されたエポ
キシポリマーからアルコールが移動するにつれ、このポ
リマーの物理的特性が変化するので、所望の用途に対し
てポリマーが役立たなくなってしまう。また、アルコー
ルはエポキシ基材に対して可塑化剤としても働き、得ら
れる硬化されたエポキシポリマーの耐薬品性を低下す
る。
【0004】現在使用される他の促進剤にはトリ(ジメ
チルアミノメチル)フェノールのような第3級アミンお
よびサリチル酸、トルエンスルホン酸のような酸および
三弗化硼素がある。しかしながらこれらの促進剤は周囲
温度およびそれより低い温度で硬化されるエポキシ処方
物の硬化速度をひかえめにしか増大しない。これらは逃
散性であり、環境に影響を与える可能性があるが、得ら
れる硬化されたエポキシ処方物を可塑化しない。
【0005】これらの方法では、著しく有毒であるか、
腐蝕性であるかあるいはエポキシ処方物の残りの部分と
完全には相溶性がなく、従って最終的な物理的特性に影
響を及ぼす反応剤が利用されるという点で、これらの方
法には様々な欠陥がある。フェノールは皮膚に対する侵
食性がありまたますます高まる規制の圧力下にあるの
で、促進剤としてフェノールを使用するのは特に問題が
ある。要するにアルコールおよび酸は、硬化速度、また
は得られる硬化されたエポキシ処方物の物理的または化
学的特性に及ぼす影響力に限りがある。
【0006】アミンとモノエポキシドおよびジエポキシ
ドとからの付加物は硬化剤としてエポキシ産業で永く使
用されてき、また生成物から過剰のアミンがストリップ
される変形態様が報告されている。このような付加物を
つくる利点には、低い揮発度、赤らんだり発散したりす
る傾向の低下、およびより低い刺激性が含まれる。この
付加物はMcGraw Hillにより1967年刊行のLeeおよび
Neville著の「Handbook of Epoxy Resins」においても
詳細に論じられている。
【0007】JP01080423およびJP01080422の明細書に
は、活性水素を2個有するハードナーとしての第1級モ
ノアミンに等モル量の脂肪族のまたは脂環式のジエポキ
シドと反応させることによりガス分離膜を製造すること
が記載されている。得られるポリマーは空気から酸素を
分離することに関して選択性を示す。JP63148663の明細
書には、ノボラックフェノール樹脂、ノボラックエポキ
シ樹脂および第1級モノアミンからなる半導体デバイス
を密封するのに使用されるエポキシ樹脂組成物が記述さ
れている。これらの三つの反応体は、加熱時にポリマー
を生成するように適当な当量で配合される。
【0008】JP60231723、 JP62153317、 JP61143419およ
びJP60231734の明細書には添加剤としてのヒドロキシア
ルキルアミンおよびエポキシ樹脂組成物中でのこの添加
剤の使用が記載されている。この添加剤は式
【化1】 (式中、R1、R2、R3およびR4はそれぞれ水素、C1
〜C17の飽和または不飽和の脂肪族、脂環式、芳香族ま
たは複素環式の基であり、あるいはこれらのR1、R2
3およびR4が結合している窒素が除かれている複素環
式基の残基であり;これらの基はそれぞれハロゲン基、
ニトロ基、アルコキシ基、アリルオキシ基またはアセチ
ル基で置換されていてよく;またR1、R2、R3および
4は同一であっても異なってもよい)によって表わさ
れる。本発明のヒドロキシアルキルアミンを製造するの
に用いられる、エポキシ基とNH基との間の化学量論は
1/10〜10/1であるが1/1.5〜1.5/1の範
囲を用いるのが好ましい。この特許は延伸率を著しく犠
牲にすることなくエポキシ樹脂の剛性を増大するために
この物質を使用することを教示している。第一アミン及
び第二アミンの両方がこの教示内容で使用されている。
【0009】1996年1月4日に受理され、「Fast C
ure Amines for Ambient and Subambient Cure of Epox
y Resins」と題する米国特許出願には、エポキシド1当
量あたりモノメチルアミン2モルより多くの比率でモノ
メチルアミンをポリグリシジルエーテルと反応させるこ
とによる生成物から本質的になりそして最大25当量%
の第3級アミンを含む、エポキシド樹脂のためのアミン
硬化剤組成物を開示している。
【0010】
【発明の概要】本発明は、特に、エポキシ系を周囲温度
およびそれより低い温度で硬化するための、エポキシ系
での硬化剤またはハードナー用の促進剤としてポリグリ
シジルエーテルのN−メチルアミン付加物を提供し、ま
たこのような付加物促進剤、硬化剤およびポリエポキシ
ド樹脂の配合物からなる硬化性のエポキシ組成物も提供
する。硬化はこの技術分野で標準の手順を用いることに
より実施される。
【0011】本発明のポリグリシジルエーテルのN−メ
チルアミン付加物は式
【化2】 (式中、Rは脂肪族、環式脂肪族または芳香族の有機基
であり、またnは2〜4、望ましくは2である)の反応
によって記述されるポリグリシジルエーテル、特にジグ
リシジルエーテルと過剰のモノメチルアミン(MMA)
との反応生成物からなる。この付加物は、MMAが過剰
でないならばMMA付加物と、別な1分子のポリグリシ
ジルエーテルとの反応から生成するであろうオリゴマー
と第3級アミンとが生成するのを最少にするように、ポ
リグリシジルエーテルを過剰のMMAと反応させること
によりつくられる。従って有用な反応生成物中の第3級
アミンの最大量は約25当量%である。つまり付加物組
成物中の第3級アミン含有率は含まれるアミン全体の2
5当量%を越えてはならない。
【0012】従って、有利なことに本発明は、別なアミ
ン硬化剤とエポキシ樹脂との反応を促進するための、特
にエポキシ樹脂の周囲温度およびそれより低い温度での
硬化を促進するためのポリグリシジルエーテルの新規な
反応性MMA付加物を提供する。この付加物はエポキシ
処方物中での反応性が高いメチル化第2級アミンと、ア
ミン硬化剤とエポキシ樹脂との反応のための促進剤であ
るアルコール官能基とを含む。本発明は反応してエポキ
シ基材中に入り、フェノールおよびアルコールのような
逃散性促進剤の使用にかかわる環境問題をいずれも解消
するエポキシ/アミン反応の促進剤を市場に提供する。
【0013】
【発明の詳述】本発明によると、反応
【化3】 (式中、Rは脂肪族、環式脂肪族または芳香族の有機基
でありそしてnは2〜4である)によって記述されるよ
うに、ポリグリシジルエーテル、望ましくはジグリシジ
ルエーテルを過剰のMMAと反応させることによりポリ
グリシジルエーテルのN−メチルアミン付加物が生成さ
れる。Rは例えば、エチレングリコール、1,4−ブタ
ンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチル
グリコール、シクロヘキサンジメタノール、ビスフェノ
ールA、ビスフェノールFおよびトリメチロールプロパ
ンの基のような、C2〜C6脂肪族、C5〜C6環式脂肪族
または芳香族の基であるのが好ましい。
【0014】ジグリシジルエーテルが過剰のMMAと反
応されるとき、得られるN−メチルアミン付加物は構造
【化4】 (式中、Rは上記に規定したとおりであり、またmは0
〜3、望ましくは0〜1であり、そして最も望ましくは
約0である)によって表わされるであろう。mの値は組
成物中に存在する第3級アミンの当量を測定することに
よりきめることができる。
【0015】MMA付加物と別な1分子のポリグリシジ
ルエーテルとの反応から由来するオリゴマーの生成を最
少にするために過剰のMMAが使用される。オリゴマー
の生成のため第3級アミンが反応生成物内に導入され
(上記および下記に示すように)、エポキシド用のアミ
ン硬化剤のための促進剤としての反応生成物の有効性が
減少する。本発明の第2の目的はオリゴマーの生成と第
3級アミンの含有率とを最少にする方法を提供すること
である。含まれるアミン全体のうち、付加物促進剤中の
第3級アミンの最大量は25%まであり、望ましくは1
0%までである。
【0016】
【化5】
【0017】オリゴマーの生成を最少にするために、反
応で用いるMMAの量はエポキシド1当量あたりMMA
は2モルより多くなければならず、例えばジグリシジル
エーテルは1分子あたり2当量のエポキシドを含むの
で、ジグリシジルエーテル1モルあたり4モルより多く
のMMAが使用されるべきである。MMAは任意の過剰
量が用いられてよいが、ポリグリシジルエーテル中のエ
ポキシド1当量あたり2〜20モル望ましくは2.5〜
8モルのMMAが用いられるべきである。エポキシド1
当量に対するMMAのモルの最も好ましい比率は約5:
1である。未反応のMMAは望ましくは1wt%未満、特
に0.1wt%未満まで反応生成物から除去されるべきで
ある。未反応のMMAは真空蒸留により除去されること
ができる。
【0018】MMA付加物を合成するには任意のポリグ
リシジルエーテルが使用できる。この物質にはエチレン
グリコールのジグリシジルエーテル、1,4−ブタンジ
オールのジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオ
ールのジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコール
のジグリシジルエーテル、シクロヘキサンジメタノール
のジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンのま
たはトリメチロールエタンのトリグリシジルエーテルな
らびにビスフェノールAのおよびビスフェノールFのジ
グリシジルエーテルが含まれるが、これら限定されな
い。
【0019】付加物を製造するために反応体を添加する
順序は、反応を実施する温度に関係する。反応温度が十
分に低く、例えば35℃より低いならば、MMAのポリ
グリシジルエーテルとの反応の速度がより低いので添加
の順序は重要ではない。35℃では、有効なエポキシド
基をすべて反応するのに約4時間混合するのが必要であ
る。反応を約35℃を上まわって実施するならば、MM
Aは反応器に最初に装入されねばならない。MMAが一
旦反応槽内に装入されると、反応での発熱を制御するた
めにポリグリシジルエーテルはゆっくりと装入される。
添加速度が速すぎると反応温度が上昇するであろう。こ
の温度上昇は生成物に害を及ぼさないが、技術的見地か
らは反応制御上問題になるであろう。高い温度ではポリ
グリシジルエーテルへのMMAの添加はオリゴマー物質
およびポリマー物質の生成を惹起し、最終生成物中の第
3級アミンの含有率を増大するので避けるべきである。
【0020】反応の終結点は914、840および75
5cm-1にIRのエポキシドバンドがないことによって決
定される。これらのIRバンドがなくなった時、すべて
のエポキシド基がMMAによって消費されている。エポ
キシド基が未だ存在するうちに反応が停止されそして未
反応の過剰のMMAが除去されるならば、未反応のエポ
キシド基とモノメチルアミン化された反応生成物との反
応からオリゴマーが生成され、最終生成物中の第3級ア
ミンの含有率が増大するであろう。
【0021】通常反応は溶媒を使用せずに実施される。
しかしながら、反応体と生成物との双方が可溶である任
意の溶媒が使用できる。好適な溶媒にはメタノールまた
はエタノールのようなアルコールおよびジエチルエーテ
ルまたはテトラヒドロフランのようなエーテルが含まれ
る。ジグリシジルエーテルが可溶でない水のような溶媒
は、これを使用するとオリゴマー生成物が生成すること
になるので、反応に適さない。好ましい方法は、プロセ
ス段階の数を最少にするために反応のための溶媒を使用
しないことである。しかしながら、反応溶媒のためにメ
タノールのようなアルコールを使用するとMMAとエポ
キシドとの反応が接触され反応時間が減少することが判
明した。
【0022】反応は使用する機器に関して実用できる任
意の温度で実施できる。MMAは室温でガスであるの
で、使用する機器は選定した反応条件でMMAの及ぼす
圧力すなわち自圧に耐えることができねばならない。従
って反応は、所望の反応温度でMMAが及ぼす圧力に対
処することのできる槽内で実施すべきである。この反応
にとって典型的な温度範囲は0°〜100℃でありまた
好ましい範囲は50°〜70℃である。より低い温度は
より長い反応時間を結果しそしてMMA蒸気の及ぼす圧
力をとじ込めるために、より高い温度はより高い圧力を
必要とする。
【0023】このようにしてつくられるポリグリシジル
エーテルのMMA付加物はエポキシ/ハードナー組成物
の硬化を顕著に促進する。ポリグリシジルエーテルのモ
ノエチルアミン(MEA)のようなより高級なアルキル
アミン付加物は、窒素原子に結合したより高級なアルキ
ル基の立体障害効果のためエポキシ/ハードナー組成物
に対して僅かな促進効果しか示さない。
【0024】別なアミン硬化剤とともに反応性促進剤と
してMMA付加物を使用する場合、使用するMMA付加
物の量は、エポキシ樹脂中に存在するエポキシ基1当量
あたりMMA約0.02〜0.99当量の範囲にあるべき
である。アミンとエポキシとを1:1の化学量論とする
のに必要である残りの部分は選択したアミン硬化剤、す
なわちエポキシ樹脂中に存在するエポキシ基1当量あた
り0.01〜0.98当量のアミン硬化剤からなる。エポ
キシ基1当量あたり0.1〜0.25当量のMMA付加物
と0.75〜0.9当量のアミン硬化剤とを使用するのが
好ましい。付加物促進剤は個別にあるいは反応混合物と
して組み合わされて使用されてよい。
【0025】MMA付加物促進剤と共に技術上周知の任
意のアミン硬化剤およびハードナーが使用されてよい。
従ってエポキシ樹脂を硬化するのに典型的に使用される
任意のアミン硬化剤は、MMA付加物促進剤とともに共
硬化剤として使用されてよい。このようなアミン硬化剤
にはポリアルキレンアミン、アミドアミン、ポリアミ
ド、アミン付加物および環式ジアミン例えばイソホロン
ジアミン、m−キシリレンジアミン、およびメチレンビ
スシクロヘキサンアミンがある。
【0026】本発明に従うMMA促進剤とアミン硬化剤
またはハードナーとの組み合わせは、硬化されたエポキ
シ樹脂の比較的薄い膜を必要とする応用例えばコーティ
ングおよび接着剤において有用である。これらはエポキ
シ基を含む樹脂または樹脂の混合物を硬化するのに使用
される。エポキシ樹脂またはその混合物はそれらの本性
として液体または固体であってよく、また固体をベース
とするエポキシド当量(EEW)は、約150〜約1,
000望ましくは約156〜約700であってよい。樹
脂混合物は通常、下記に示す樹脂のようなエポキシド樹
脂またはポリエポキシド樹脂からなる。エポキシ樹脂混
合物はある割合の1官能性エポキシドで変性されてよ
い。
【0027】硬化性エポキシ組成物のポリエポキシ樹脂
成分は1分子あたり約2個またはそれより多くのエポキ
シ基を含む任意のポリエポキシドであってよい。このよ
うなエポキシドはMarcel Dekkerにより1988刊行の
C.A.May編、 Epoxy Resins Chemistry and Technology中
のY. Tanakaの「Synthesis and Characteristics of Ep
oxides」に記載されている。例には多不飽和有機化合物
のエポキシド、エピハロヒドリンのオリゴマー、ヒダン
トインのグリシジル誘導体およびヒダントイン誘導体、
多価アルコールのグリシジルエーテル、トリアジンのグ
リシジル誘導体、および2価フェノールのグリシジルエ
ーテルが含まれる。多不飽和有機化合物のエポキシドに
は、ジビニルベンゼン、シクロヘキサジエン、シクロオ
クタジエン、ジシクロペンタンジエン、シクロドデカジ
エン、シクロドデカトリエン、イソプレン、1,5−ヘ
キサジエン、ブタジエン、ポリブタジエン、ポリイソプ
レンなどがある。多価アルコールのグリシジルエーテル
にはネオペンチルグリコール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコールおよびブチレングリコール、トリメ
チロールプロパン、2−エチル−1,3−ヘキサンジオ
ール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、
1,5−ペンタンジオール、1,8−オクタンジオール、
1,10−デカンジオール、1,12−ドデカンジオー
ル、1,2−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘ
キサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノー
ル、グリセリン、ソルビトール、ペンタエリスリトー
ル、などのそれぞれのグリシジルエーテルがある。ポリ
マー状の多価アルコールのグリシジルエーテルもまた好
適であり、これにはポリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ポリブチレングリコール、それぞれエチ
レンオキサイド、プロピレンオキサイドおよびブチレン
オキサイドの様々なコポリマー、ポリビニルアルコー
ル、ポリアリルアルコールなどのそれぞれのグリシジル
エーテルがある。グリシジル誘導体にはトリグリシジル
イソシアニュレートがある。
【0028】ヒダントインのおよびヒダントイン誘導体
のグリシジル誘導体には構造
【化6】 (式中R1およびR2は炭素原子1〜4個のアルキル鎖で
あるか単一のテトラメチレン鎖またはペンタメチレン鎖
を表わす)を含む。
【0029】多価フェノールのグリシジルエーテルに
は、レゾルシノール、ハイドロキノン、ビス−(4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジフルオロフェニル)−メタン、1,
1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−エタン、2,
2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)−
プロパン、2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ
クロロフェニル)プロパン、2,2−ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)−プロパン(一層普通にはビスフェノ
ールAとして知られる)およびビス−(4−ヒドロキシ
フェニル)−メタン(一層普通にはビスフェノールFと
して知られる)、また様々な量の2−ヒドロキシフェニ
ル異性体を含んでよい)などを含めての2価フェノール
のグリシジルエーテルがある。また構造
【化7】 (式中、nは整数であり、またRは上記に列挙した2価
フェノールのようなものの2価の炭化水素基を表わす)
をもつ鎖延長された2価フェノールも有用である。この
ような物質は2価フェノールとエピクロロヒドリンとの
混合物を重合することにより、あるいは2価フェノール
のジグリシジルエーテルと2価フェノールとの混合物を
鎖延長することによりつくられる。所与の任意の分子で
nの値は整数であるが、この物質は常に、必ずしも整数
ではない平均値nによって特徴づけることのできる混合
物である。本発明で有用なのはnの値が0〜約7である
ポリマーである。本発明でやはり有用であるのはノボラ
ック樹脂のグリシジルエーテルであるエポキシノボラッ
ク樹脂である。ノボラック樹脂は最も普通にはホルムア
ルデヒドであるモノアルデヒドまたはジアルデヒドとモ
ノフェノール物質またはポリフェノール物質との反応生
成物である。利用できるモノフェノール物質の例には、
フェノール、クレゾール、p−第三−ブチルフェノー
ル、ノニルフェノール、オクチルフェノール、他のアル
キル置換およびフェニル置換されたフェノールなどがあ
る。ポリフェノール物質には、ビスフェノールAなどを
含めての種々のジフェノールが含まれる。ノボラックの
ために利用されるアルデヒドには、ホルムアルデヒド、
グリオキサールおよび大体C4までのより高級なアルデ
ヒドがある。ノボラックは一般に、ヒドロキシル官能度
が異なる複雑な混合物である。本発明の目的にとって役
立つ官能度は約2から約4である。
【0030】好ましいポリエポキシ化合物は、ビスフェ
ノールAおよびビスフェノールF、nが約0.1〜約3
である鎖延長されたビスフェノールAのそれぞれのジグ
リシジルエーテル、ならびにフェノールとホルムアルデ
ヒドとから得られ、平均の官能度が約2〜約4であるエ
ポキシノボラックである。最も好ましいのはビスフェノ
ールAのジグリシジルエーテルおよびビスフェノールF
のジグリシジルエーテルである。
【0031】通常、本発明のエポキシ組成物は少なくと
も二つの成分からなり、それらの一つはエポキシ樹脂を
含みそして他の一つは促進剤と硬化剤を含む。コーティ
ングの一方の成分または両方の成分中に一つまたはそれ
より多くの有機溶媒を含ませるのが通常有利である。溶
媒は例えば、個々の成分または一緒にされた成分の粘度
を低下し、処方物の表面張力を低下し、最適な膜を形成
するように構成成分の合体を助け、ポットライフを延長
し、そして成分の一方または両方の安定性を増加するた
めに使用される。特に有用な溶媒は、エチレングリコー
ルモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチ
ルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、
プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレン
グリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコール
モノブチルエーテルなどのような分子量のより低いグリ
コールエーテルである。他の有用な溶媒には、キシレン
のような芳香族溶媒およびAromatic 100のような芳
香族溶媒配合物、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトンのようなケトン、ブチルアセテートのようなエ
ステル、ならびにイソプロピルアルコールおよびブタノ
ールのようなアルコールが含まれる。
【0032】成分の一方または両方に、ベンジルアルコ
ール、フェノール、第三−ブチルフェノール、ノニルフ
ェノール、オクチルフェノールなどのような可塑化剤を
含ませるのがしばしば有利であろう。可塑化剤は組成物
のガラス転移温度を低下し、従ってアミンとエポキシド
がさもなければ可能であるものより著しく高い反応度を
達成することを可能にする。エポキシ/アミン反応のた
めの他の促進剤が処方物中に使用されてよいが、MMA
付加物促進剤が有効であるので、必要であるとは考えら
れない。有用な別の促進剤は技術上熟達の者には周知で
あり、またこれにはサリチル酸、種々のフェノール、種
々のカルボン酸および種々のスルホン酸のような酸、そ
してトリス(ジメチルアミノメチル)フェノールのよう
な第3級アミンが含まれる。
【0033】コーティング処方物は顔料および顔料混合
物も含んでよい。顔料はエポキシ樹脂、ハードナーまた
はこれらの両方へと粉砕されて混入されることができ
る。顔料は顔料粉砕助剤または顔料分散剤を用いて混和
されてもよく、これらはエポキシ樹脂またはハードナー
と組み合わされ、あるいは単独で使用できる。顔料分散
剤の使用はコーティング処方物の技術に明るい者にとっ
てよく知られている。他の添加剤もまたコーティング処
方物中に含められてよい。このような添加剤には脱泡
剤、界面活性剤、スリップアンドマー(slip and mar a
ids)助剤、レオロジー修正剤、流動助剤、接着促進
剤、光線安定剤および熱安定剤、腐蝕防止剤などがあ
る。
【0034】従って本発明に従うMMA付加物促進剤と
アミン硬化剤との組み合わせは、塗料産業および接着剤
産業によって強く望まれる、周囲温度またはそれより低
い温度、すなわち30℃またはそれ以下、特に0〜30
℃で硬化するエポキシ樹脂系を提供する。このような系
はより広い範囲の条件の下での施用と補修とを可能にし
また多くの建造および補修の作業のための作業適期を延
長する。
【0035】
【実施例】以下の実施例においては、第2級アミンをア
ミドへと転化するために、無水の酢酸中で硬化剤を過剰
の無水酢酸で処理することにより、第3級アミンの含有
率を測定した。次いで未反応の第3級アミンは無水の酢
酸中で過塩素酸によって滴定することにより測定され
た。次に、無水酢酸の反応なしに滴定によって得られる
全アミンの値から第3級アミンの値を差し引くことによ
って第2級アミンを得た。
【0036】実施例1 2.0リットルのオートクレーブに610g(19.7モ
ル)のMMAを装入した。温度を室温に維持した。撹拌
しつつ、520gのEpodilR 749エポキシド(ネオペ
ンチルグリコールジグリシジルエーテル;1.88モ
ル)を30分間にわたってゆっくりと添加した。添加に
際して温度上昇は認められなかった。添加終了後、反応
混合物を30分間撹拌した。914、840および75
5cm-1にあるエポキシ基に関するIRバンドがもはや存
在しない時、反応は完結した。次に収集槽に排気するこ
とにより、未反応のMMAを反応混合物から除去した。
減圧蒸留により残留するMMAを生成物から除去した。
ネオペンチルグリコールのジグリシジルエーテルのMM
A付加物を624.1g得た(理論値の98%)。生成
物は全アミン価293.7mg KOH/g、第3級アミン含
有率2.8当量%、N−H当量196および粘度39.4
Pa・秒を有した。この生成物は以下の実施例において
は、749MMAとして同定される。
【0037】実施例2 2.0リットルのオートクレーブに610g(19.7モ
ル)のMMAを装入した。温度を室温に維持した。撹拌
しつつ、520gのEpodil 750エポキシド(1,4−
ブタンジオールジグリシジルエーテル;2.0モル)を
30分間にわたってゆっくりと添加した。添加に際して
温度上昇は認められなかった。添加終了後、反応混合物
を30分間撹拌した。914、840および755cm-1
にあるエポキシ基に関するIRバンドがもはや存在しな
い時、反応は完結した。次に収集槽に排気することによ
り、未反応のMMAを反応混合物から除去した。減圧蒸
留により残留するMMAを生成物から除去した。1,4
−ブタンジオールのジグリシジルエーテルのMMA付加
物を608.3g得た(理論値の97.5%)。生成物は
全アミン価322.4mg KOH/g、第3級アミン含有率
4.6当量%、N−H当量182および粘度10.8Pa・
秒を有した。この生成物は以下の実施例においては、7
50MMAとして同定される。
【0038】実施例3 2.0リットルのオートクレーブに610g(19.7モ
ル)のMMAを装入した。温度を室温に維持した。撹拌
しつつ、520gのEpodil 757エポキシド(シクロ
ヘキサンジメタノールジグリシジルエーテル;1.62
5モル)を30分間にわたってゆっくりと添加した。添
加に際して温度上昇は認められなかった。添加終了後、
反応混合物を30分間撹拌した。914、840および
755cm -1にあるエポキシ基に関するIRバンドがもは
や存在しない時、反応は完結した。次に収集槽に排気す
ることにより、未反応のMMAを反応混合物から除去し
た。減圧蒸留により残留するMMAを生成物から除去し
た。シクロヘキサンジメタノールのジグリシジルエーテ
ルのMMA付加物を608.3g得た(理論値の98
%)。生成物は全アミン価262.1mg KOH/g、N−
H当量225および粘度88.4Pa・秒を有した。この生
成物は以下の実施例においては、757MMAとして同
定される。
【0039】実施例4 0.15リットルのオートクレーブに31.5g(1.0
モル)のMMAを装入した。温度を50℃に維持した。
撹拌しつつ、28.7gのトリメチロールプロパントリ
グリシジルエーテル(0.0068モル;0.2当量)
を、1分間に0.5gずつゆっくりと添加した。添加に
際して温度上昇は認められなかった。添加終了後、反応
混合物を30分間撹拌した。914、840および75
5cm-1にあるエポキシ基に関するIRバンドがもはや存
在しない時、反応は完結した。次に収集槽に排気するこ
とにより、未反応のMMAを反応混合物から除去した。
減圧蒸留により残留するMMAを生成物から除去した。
トリメチロールプロパンのトリグリシジルエーテルのM
MA付加物を33.1g得た(理論値の95%)。生成
物は全アミン価289.0mg KOH/g、およびN−H当
量266.5を有した。この生成物は以下の実施例にお
いては、TMPTGEMMAとして同定される。
【0040】実施例5 2.0リットルのオートクレーブに443.2g(9.8
5モル)モノエチルアミンを装入した。温度を室温に維
持した。撹拌しつつ、260gのEpodil 749エポキ
シド(ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル;
0.94モル)を30分間にわたってゆっくりと添加し
た。添加に際して温度上昇は認められなかった。添加終
了後、反応混合物を30分間撹拌した。914、840
および755cm-1にあるエポキシ基に関するIRバンド
がもはや存在しない時、反応は完結した。次に収集槽に
排気することにより、未反応のモノエチルアミン(ME
A)を反応混合物から除去した。減圧蒸留により残留す
るMEAを生成物から除去した。ネオペンチルグリコー
ルのジグリシジルエーテルのMEA付加物を298.9
g得た(理論値の98%)。生成物は全アミン価271
mg KOH/g、N−H当量216および粘度1000Pa・
秒を有した。この生成物は以下の実施例においては、7
49MEAとして同定される。
【0041】実施例6〜10 実施例6〜10は、アミノエチルピペラジン(AEP)
によって硬化されたEponR 828エポキシド樹脂(ビス
フェノールAのジグリシジルエーテル)のゲル化時間
が、さまざまな水準の749MMA(実施例1)の存在
によってどのような影響をうけたかを示す。Epon 82
8樹脂1当量あたり組み合わされた硬化剤のアミン水素
当量を基準にした化学量論的な量の硬化剤を使用した。
表1のデータはEpon 828/AEP処方物中に749
MMAが存在すると混合物のゲル化時間が顕著に低下す
ることを示す。
【表1】
【0042】比較実施例11〜15 実施例11〜15は、アミノエチルピペラジン(AE
P)によって硬化されたEpon 828エポキシ樹脂のゲ
ル化時間が、さまざまな水準の749MEA(実施例
5)の存在によってどのような影響をうけたかを示す。
Epon 828樹脂1当量あたり組み合わされた硬化剤の
アミン水素当量を基準にした化学量論的な量の硬化剤を
使用した。表2のデータはEpon 828/AEP処方物
中に749MEAが存在すると混合物のゲル化時間が顕
著に低下することを示す。
【表2】
【0043】実施例16〜20 実施例16〜20は、アミノエチルピペラジン(AE
P)によって硬化されたEpon 828エポキシ樹脂のゲ
ル化時間が、さまざまな水準の750MMA(実施例
2)の存在によってどのような影響をうけたかを示す。
Epon 828樹脂1当量あたり組み合わされた硬化剤の
アミン水素当量を基準にした化学量論的な量の硬化剤を
使用した。表3のデータはEpon 828/AEP処方物
中に750MMAが存在すると混合物のゲル化時間が顕
著に低下することを示す。
【表3】
【0044】実施例21〜25 実施例21〜25は、アミノエチルピペラジン(AE
P)によって硬化されたEpon 828エポキシ樹脂のゲ
ル化時間が、さまざまな水準の757MMA(実施例
3)の存在によってどのような影響をうけたかを示す。
Epon 828樹脂1当量あたり組み合わされた硬化剤の
アミン水素当量を基準にした化学量論的な量の硬化剤を
使用した。表4のデータはEpon 828/AEP処方物
中に757MMAが存在すると混合物のゲル化時間が顕
著に低下することを示す。
【表4】
【0045】実施例26〜30 実施例26〜30は、メチレンビス(4−アミノシクロ
ヘキサン)(PACM)によって硬化されたEpon 828
エポキシ樹脂のゲル化時間が、さまざまな水準の749
MMA(実施例1)の存在によってどのような影響をう
けたかを示す。Epon 828樹脂1当量あたり組み合わ
された硬化剤のアミン水素当量を基準にした化学量論的
な量の硬化剤を使用した。表5のデータはEpon 828
/PACM処方物中に749MMAが存在すると混合物
のゲル化時間が顕著に低下することを示す。
【表5】
【0046】実施例31〜35 実施例31〜35は、メチレンビス(4−アミノシクロ
ヘキサン)(PACM)によって硬化されたEpon 828
エポキシ樹脂のゲル化時間が、さまざまな水準の750
MMA(実施例2)の存在によってどのような影響をう
けたかを示す。Epon 828樹脂1当量あたり組み合わ
された硬化剤のアミン水素当量を基準にした化学量論的
な量の硬化剤を使用した。表6のデータはEpon 828
/PACM処方物中に750MMAが存在すると混合物
のゲル化時間が顕著に低下することを示す。
【表6】
【0047】実施例36〜40 実施例36〜40は、メチレンビス(4−アミノシクロ
ヘキサン)(PACM)によって硬化されたEpon 828
エポキシ樹脂のゲル化時間が、さまざまな水準の757
MMA(実施例3)の存在によってどのような影響をう
けたかを示す。Epon 828樹脂1当量あたり組み合わ
された硬化剤のアミン水素当量を基準にした化学量論的
な量の硬化剤を使用した。表7のデータはEpon 828
/PACM処方物中に757MMAが存在すると混合物
のゲル化時間が顕著に低下することを示す。
【表7】
【0048】比較実施例41〜45 実施例41〜45は、さまざまな量のN,N′−ジメチ
ル−1,3−プロパンジアミン(DMPDA)つまりM
MA付加物と構造が似ているがアルコール官能基を含ま
ない硬化剤の存在によって、メチレンビス(4−アミノ
シクロヘキサン)(PACM)で硬化されたEpon 82
8エポキシ樹脂のゲル化時間がどのような影響をうけた
かを示す。Epon 828樹脂1当量あたり組み合わされ
た硬化剤のアミン水素当量を基準にした化学量論的な硬
化剤を使用した。表8のデータはEpon 828/PAC
M処方物中にDMPDAが存在すると混合物のゲル化時
間がどのように影響されるかを示す。
【表8】
【0049】実施例46〜50 実施例46〜50は、m−キシレンジアミン(MXD
A)によって硬化されたEpon 828エポキシ樹脂のゲ
ル化時間が、さまざまな水準の749MMA(実施例
1)の存在によってどのような影響をうけたかを示す。
Epon 828樹脂1当量あたり組み合わされた硬化剤の
アミン水素当量を基準にした化学量論的な硬化剤を使用
した。表9のデータはEpon 828/MXDA処方物中
に749MMAが存在すると混合物のゲル化時間が顕著
に低下することを示す。
【表9】
【0050】実施例51〜54 実施例51〜54は、アミノエチルピペラジン(AE
P)によって硬化されたEpon 828エポキシ樹脂のゲ
ル化時間が、さまざまな水準のTMPTGEMMA(実
施例4)の存在によってどのような影響をうけたかを示
す。Epon 828樹脂1当量あたり組み合わされた硬化
剤のアミン水素当量を基準にした化学量論的な硬化剤を
使用した。表10のデータはEpon 828/AEP処方
物中にTMPTGEMMAが存在すると混合物のゲル化
時間が顕著に低下することを示す。
【表10】
【0051】実施例55 0.15リットルのオートクレーブに28.7g(0.9
26モル)のモノメチルアミンを装入した。温度を50
℃に維持した。撹拌しつつ、34.8gのEpon828エ
ポキシ樹脂(0.0926モル)を1分間に0.5gずつ
ゆっくりと添加した。添加に際して温度上昇は認められ
なかった。添加終了後、反応混合物を30分間撹拌し
た。914、840および755cm-1にあるエポキシ基
に関するIRバンドがもはや存在しない時、反応は完結
した。次に収集槽に排気することにより、未反応のMM
Aを反応混合物から除去した。減圧蒸留により残留する
MMAを生成物から除去した。Epon 828樹脂のMM
A付加物を39.3g得た(理論値の97%)。生成物
は全アミン価237.4mg KOH/gおよびN−H当量2
36.3を有した。この生成物は以下の実施例において
は、828MMAとして同定される。
【0052】実施例56〜59 実施例56〜59は、メチレンビス(4−アミノシクロ
ヘキサン)(PACM)によって硬化されたEpon 828
エポキシ樹脂のゲル化時間が、さまざまな水準の828
MMA(実施例55)の存在によってどのような影響を
うけたかを示す。Epon 828樹脂1当量あたり組み合
わされた硬化剤のアミン水素当量を基準にした化学量論
的な量の硬化剤を使用した。表11のデータはEpon 8
28/PACM処方物中に828MMAが存在すると混
合物のゲル化時間が顕著に低下することを示す。
【表11】
【0053】ポリグリシジルエーテルのMMA付加物は
二つの官能基を含み、これが、この物質について認めら
れる反応性の増強を惹き起こす。これらの官能基はN−
メチル第2級アミン基および隣接する炭素原子に結合す
るアルコール基である。N−メチル化第2級アミンは、
ことにエポキシドと反応するときは、極めて反応性であ
る親核性物質であることが知られている。実際、この物
質はほとんどの第1級アミンより反応性が高い。アルコ
ールはアミンとエポキシドとの反応のための周知の加速
剤である。N−メチル第2級アミンに隣接する炭素原子
上のアルコール官能基の存在は、加速剤として作用し、
またこの存在によりアミンの求核性に対して隣接基関与
効果が与えられる。MMA付加物の合成のために用いる
MMAが不十分である場合にオリゴマーの生成する結
果、分子の主鎖中に存在するアルコールは同程度の増強
効果を示さない。従ってオリゴマーの生成量または第3
級アミンの含有率は、N−メチル第2級アミンおよび活
性アルコール官能基の量をともに最大にするために、2
5%より少なくまで最少化されねばならない。
【0054】本発明は、アミン硬化剤と組み合わせて使
用される時に促進効果を得るように、N−メチルアミン
付加物を製造するために、エポキシド1当量あたりのM
MAのモル数が2:1を越えることを必要とする。エポ
キシド1当量に対するMMAのモル数が2:1またはそ
れより少ない場合、得られる反応生成物は所望の効果を
発揮しない。本発明においては、脂肪族および環式脂肪
族のポリグリシジルエーテルのMMA付加物だけが促進
効果を示す。より高級なアルキルアミンは第1級および
第2級のものとも、アミン効果剤と組み合わせて使用さ
れるときに同一の効果を示さない。
【0055】
【工業的応用に関する言及】本発明は周囲温度およびそ
れより低い温度で硬化されるエポキシ系で、アミン硬化
剤用およびハードナー用の促進剤として使用するための
MMA付加物を提供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム・エドワード・スターナー アメリカ合衆国ペンシルベニア州18240. ネスクウエホーニング.ホワイトオークロ ード.アール・デイー・ナンバー1.ボツ クス24

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)エポキシド1当量あたりモノメチル
    アミン2モルより多い比率でモノメチルアミンをポリグ
    リシジルエーテルと反応させることによる反応生成物で
    あり、最大25当量%の第3級アミンを含むモノメチル
    アミン付加物0.02〜0.99当量%と、(b)エポキシ
    樹脂のためのアミン硬化剤0.01〜0.98当量%とか
    ら本質的になるエポキシ樹脂のための硬化剤組成物。
  2. 【請求項2】 モノメチルアミン付加物が、エポキシド
    1当量あたり>2〜20モルのモノメチルアミンを反応
    させることにより製造される請求項1記載の硬化剤組成
    物。
  3. 【請求項3】 モノメチルアミン付加物が、エポキシド
    1当量あたり2.5〜8モルのモノメチルアミンを反応
    させることにより製造される請求項1記載の硬化剤組成
    物。
  4. 【請求項4】 モノメチルアミン付加物が、エポキシド
    1当量あたり約5モルのモノメチルアミンを反応させる
    ことにより製造される請求項1記載の硬化剤組成物。
  5. 【請求項5】 ポリグリシジルエーテルが、エチレング
    リコールのジグリシジルエーテル、1,4−ブタンジオ
    ールのジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオー
    ルのジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールの
    ジグリシジルエーテル、シクロヘキサンジメタノールの
    ジグリシジルエーテル、ビスフェノールAのジグリシジ
    ルエーテル、ビスフェノールFのジグリシジルエーテ
    ル、トリメチロールプロパンのトリグリシジルエーテル
    およびトリメチロールエタンのトリグリシジルエーテル
    から選択される請求項1記載の硬化剤組成物。
  6. 【請求項6】 モノメチルアミン付加物が最大10当量
    %の第3級アミンを含む請求項1記載の硬化剤組成物。
  7. 【請求項7】 モノメチルアミン付加物の未反応のモノ
    メチルアミン含有率が1wt%より少ない請求項1記載の
    硬化剤組成物。
  8. 【請求項8】 (a)0.1〜0.25当量%のモノメチル
    アミン付加物と(b)0.75〜0.9当量%のアミン硬化
    剤とから本質的になる請求項1記載の硬化剤組成物。
  9. 【請求項9】 (a)エポキシド1当量あたり2.5〜8
    モルのモノメチルアミンの比率でモノメチルアミンをポ
    リグリシジルエーテルと反応させることによる反応生成
    物であり、最大25当量%の第3級アミンを含みそして
    未反応のモノメチルアミンの含有率が1wt%より少ない
    モノメチルアミン付加物0.02〜0.99当量%と、
    (b)ポリアルキレンアミン、アミドアミン、ポリアミ
    ド、アミン付加物および環式ジアミンからなる群から選
    択されるアミン硬化剤0.01〜0.98当量%とから本
    質的になるエポキシ樹脂のための硬化剤組成物。
  10. 【請求項10】 ポリグリシジルエーテルが、エチレン
    グリコールのジグリシジルエーテル、1,4−ブタンジ
    オールのジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオ
    ールのジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコール
    のジグリシジルエーテル、シクロヘキサンジメタノール
    のジグリシジルエーテル、ビスフェノールAのジグリシ
    ジルエーテル、ビスフェノールFのジグリシジルエーテ
    ル、トリメチロールプロパンのトリグリシジルエーテル
    およびトリメチロールエタンのトリグリシジルエーテル
    から選択される請求項9記載の硬化剤組成物。
  11. 【請求項11】 モノメチルアミン付加物が最大10当
    量%の第3級アミンを含む請求項9記載の硬化剤組成
    物。
  12. 【請求項12】 モノメチルアミン付加物の未反応のモ
    ノメチルアミン含有率が0.1wt%より少ない請求項9
    記載の硬化剤組成物。
  13. 【請求項13】 エポキシド1当量あたりモノメチルア
    ミン約5モルの比率でモノメチルアミンとポリグリシジ
    ルエーテルが反応され、またこれらが最大10当量%の
    第3級アミンを含みそして未反応のモノメチルアミンの
    含有率が0.1wt%より少なく、ポリグリシジルエーテ
    ルが、エチレングリコールのジグリシジルエーテル、
    1,4−ブタンジオールのジグリシジルエーテル、1,6
    −ヘキサンジオールのジグリシジルエーテル、ネオペン
    チルグリコールのジグリシジルエーテル、シクロヘキサ
    ンジメタノールのジグリシジルエーテル、ビスフェノー
    ルAのジグリシジルエーテル、ビスフェノールFのジグ
    リシジルエーテル、トリメチロールプロパンのトリグリ
    シジルエーテルおよびトリメチロールエタンのトリグリ
    シジルエーテルから選択される請求項9記載の硬化剤組
    成物。
  14. 【請求項14】 モノメチルアミン付加物が、エポキシ
    ド1当量あたり約5モルのモノメチルアミンを反応させ
    ることにより製造される請求項13記載の硬化剤組成
    物。
  15. 【請求項15】 (a)0.1〜0.25当量%のモノメチ
    ルアミン付加物と(b)0.75〜0.9当量%のアミン硬
    化剤とから本質的になる請求項9記載の硬化剤組成物。
  16. 【請求項16】 (a)0.1〜0.25当量%のモノメチ
    ルアミン付加物と(b)0.75〜0.9当量%のアミン硬
    化剤とから本質的になる請求項13記載の硬化剤組成
    物。
  17. 【請求項17】 (a)0.1〜0.25当量%のモノメチ
    ルアミン付加物と(b)0.75〜0.9当量%のアミン硬
    化剤とから本質的になる請求項14記載の硬化剤組成
    物。
  18. 【請求項18】 硬化剤が請求項1の組成物を含むこと
    を特徴とする、ポリエポキシド樹脂と硬化剤とを含む硬
    化性エポキシ樹脂組成物。
  19. 【請求項19】 硬化剤が請求項9の組成物を含むこと
    を特徴とする、ポリエポキシド樹脂と硬化剤とを含む硬
    化性エポキシ樹脂組成物。
  20. 【請求項20】 硬化剤が請求項13の組成物を含むこ
    とを特徴とする、ポリエポキシド樹脂と硬化剤とを含む
    硬化性エポキシ樹脂組成物。
JP01078297A 1996-01-26 1997-01-24 アミンで硬化されたエポキシ樹脂のための反応性の促進剤 Expired - Fee Related JP3201730B2 (ja)

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