JPH09207665A - 電動格納式兼手動鏡面調整式ミラー装置におけるモータ及び減速機構の固定支持構造 - Google Patents
電動格納式兼手動鏡面調整式ミラー装置におけるモータ及び減速機構の固定支持構造Info
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- JPH09207665A JPH09207665A JP2136296A JP2136296A JPH09207665A JP H09207665 A JPH09207665 A JP H09207665A JP 2136296 A JP2136296 A JP 2136296A JP 2136296 A JP2136296 A JP 2136296A JP H09207665 A JPH09207665 A JP H09207665A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- motor
- mirror
- shaft
- mirror assembly
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- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品寸法のばらつき防止。
【解決手段】 モータ5及び減速機構50が2分割され
たユニットハウジングの一の下ハウジング45に直接に
かつ集中的にレイアウトすることができるので、中間部
材を介する場合と比較して、モータ5及び減速機構50
の組み付け時における部品寸法のばらつきを減らすこと
ができる。この部品寸法のばらつきの減少により、部品
の精度が向上され、品質が安定し、コストが低減され
る。
たユニットハウジングの一の下ハウジング45に直接に
かつ集中的にレイアウトすることができるので、中間部
材を介する場合と比較して、モータ5及び減速機構50
の組み付け時における部品寸法のばらつきを減らすこと
ができる。この部品寸法のばらつきの減少により、部品
の精度が向上され、品質が安定し、コストが低減され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のド
アやフェンダ等に装備される外部用後写鏡としてのミラ
ー装置であって、特に、手動によりミラーアセンブリの
鏡面を左右方向及び上下方向に調整することができ、か
つ電動によりミラーアセンブリを格納、復帰させたりす
ることができる電動格納式兼手動鏡面調整式ミラー装置
におけるモータ及び減速機構の固定支持構造に関するも
のである。
アやフェンダ等に装備される外部用後写鏡としてのミラ
ー装置であって、特に、手動によりミラーアセンブリの
鏡面を左右方向及び上下方向に調整することができ、か
つ電動によりミラーアセンブリを格納、復帰させたりす
ることができる電動格納式兼手動鏡面調整式ミラー装置
におけるモータ及び減速機構の固定支持構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種のミラー装置としては、手動によ
りミラーアセンブリの鏡面を左右方向及び上下方向に調
整したり、また手動によりミラーアセンブリを格納、復
帰させたりするミラー装置と、リモートコントロールに
よりミラーアセンブリの鏡面を左右方向及び上下方向に
調整したり、また電動によりミラーアセンブリを格納、
復帰させたりするミラー装置とがある。
りミラーアセンブリの鏡面を左右方向及び上下方向に調
整したり、また手動によりミラーアセンブリを格納、復
帰させたりするミラー装置と、リモートコントロールに
よりミラーアセンブリの鏡面を左右方向及び上下方向に
調整したり、また電動によりミラーアセンブリを格納、
復帰させたりするミラー装置とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、手動
によりミラーアセンブリの鏡面を左右方向及び上下方向
に調整したり、また電動によりミラーアセンブリを格
納、復帰させたりするミラー装置が開発されていない。
によりミラーアセンブリの鏡面を左右方向及び上下方向
に調整したり、また電動によりミラーアセンブリを格
納、復帰させたりするミラー装置が開発されていない。
【0004】そこで、本出願人は、手動によりミラーア
センブリの鏡面を左右方向及び上下方向に調整すること
ができ、かつ電動によりミラーアセンブリを格納、復帰
させたりすることができる電動格納式兼手動鏡面調整式
ミラー装置を提供した。
センブリの鏡面を左右方向及び上下方向に調整すること
ができ、かつ電動によりミラーアセンブリを格納、復帰
させたりすることができる電動格納式兼手動鏡面調整式
ミラー装置を提供した。
【0005】本発明の目的は、上述の電動格納式兼手動
鏡面調整式ミラー装置において、モータ及び減速機構の
組み付け時における部品寸法のばらつきを減らすことが
できるモータ及び減速機構の固定支持構造を提供するこ
とにある。
鏡面調整式ミラー装置において、モータ及び減速機構の
組み付け時における部品寸法のばらつきを減らすことが
できるモータ及び減速機構の固定支持構造を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、ミラーアセンブリの構成部品であるユ
ニットハウジングが2分割されており、この2分割され
たユニットハウジングの一のハウジングにモータ及び減
速機構が直接にかつ集中的にレイアウトされてこの一の
ハウジングに他のハウジングが固定されることにより、
上述のモータ及び減速機構がユニットハウジング内に固
定支持されていることを特徴とする。
達成するために、ミラーアセンブリの構成部品であるユ
ニットハウジングが2分割されており、この2分割され
たユニットハウジングの一のハウジングにモータ及び減
速機構が直接にかつ集中的にレイアウトされてこの一の
ハウジングに他のハウジングが固定されることにより、
上述のモータ及び減速機構がユニットハウジング内に固
定支持されていることを特徴とする。
【0007】この結果、モータ及び減速機構が2分割さ
れたユニットハウジングの一のハウジングに直接にかつ
集中的にレイアウトすることができるので、中間部材を
介する場合と比較して、モータ及び減速機構の組み付け
時における部品寸法のばらつきを減らすことができる。
この部品寸法のばらつきの減少により、部品の精度が向
上され、品質が安定し、コストが低減される。
れたユニットハウジングの一のハウジングに直接にかつ
集中的にレイアウトすることができるので、中間部材を
介する場合と比較して、モータ及び減速機構の組み付け
時における部品寸法のばらつきを減らすことができる。
この部品寸法のばらつきの減少により、部品の精度が向
上され、品質が安定し、コストが低減される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電動格納式兼手動
鏡面調整式ミラー装置におけるモータ及び減速機構の固
定支持構造の一実施の形態を添付図面を参照して説明す
る。この例は図1に示すように、自動車CのドアDに装
備されるドアミラーについて説明する。
鏡面調整式ミラー装置におけるモータ及び減速機構の固
定支持構造の一実施の形態を添付図面を参照して説明す
る。この例は図1に示すように、自動車CのドアDに装
備されるドアミラーについて説明する。
【0009】図において、1は例えばダイカスト製のブ
ラケットである。このブラケット1には例えば合成樹脂
製の球面ワッシャ13が固定されている。このブラケッ
ト1がミラーベース12を介して自動車CのドアD、す
なわち車体に固定されるものである。図において、2及
び3はシャフト部材を構成する例えば金属製のシャフト
及び例えばダイカスト製のシャフトホルダである。この
シャフト2の頭部には例えば合成樹脂製の球面ガイド2
4が固定されている。このシャフト2がシャフトホルダ
3の軸部31の貫通孔中に貫通されている。このシャフ
ト2の外面とシャフトホルダ3の貫通孔内面とには2平
面の面取り部が設けられているので、シャフト2とシャ
フトホルダ3とが相互にシャフト軸(シャフト2の中心
軸)回りに回転不可能にかつシャフト軸方向に移動可能
に取り付けられて、シャフト部材が構成されることとな
る。
ラケットである。このブラケット1には例えば合成樹脂
製の球面ワッシャ13が固定されている。このブラケッ
ト1がミラーベース12を介して自動車CのドアD、す
なわち車体に固定されるものである。図において、2及
び3はシャフト部材を構成する例えば金属製のシャフト
及び例えばダイカスト製のシャフトホルダである。この
シャフト2の頭部には例えば合成樹脂製の球面ガイド2
4が固定されている。このシャフト2がシャフトホルダ
3の軸部31の貫通孔中に貫通されている。このシャフ
ト2の外面とシャフトホルダ3の貫通孔内面とには2平
面の面取り部が設けられているので、シャフト2とシャ
フトホルダ3とが相互にシャフト軸(シャフト2の中心
軸)回りに回転不可能にかつシャフト軸方向に移動可能
に取り付けられて、シャフト部材が構成されることとな
る。
【0010】上述のブラケット1には上述のシャフト部
材2及び3が、ピボット機構を介して、回転可能にかつ
シャフト部材2及び3のシャフト軸が前記回転中心Oを
通るように取り付けられている。次に、上述のピボット
機構の構成について説明する。すなわち、ブラケット1
及び球面ワッシャ13には球面部(段部を介して中央部
と周辺部とからなる球面部)が形成されており、この球
面部の中央部にはブラケット1からなる外側圧接球面1
10が設けられており、かつこの球面部の周辺部には球
面ワッシャ13からなる内側圧接球面130が設けられ
ている。また、シャフト2の球面ガイド24には上述の
ブラケット1の外側圧接球面110に圧接する内側圧接
球面240が設けられており、一方、シャフトホルダ3
には上述のブラケット1の内側圧接球面130に圧接す
る外側圧接球面301が設けられている。そして、ブラ
ケット1の円形透孔111中にはシャフト部材2及び3
が挿通されている。このシャフト2の頭部と反対側の端
部にはスプリング押え用ワッシャ25が取り付けられて
いると共に、このシャフト2の頭部と反対側の端部の環
状溝にはEリング26が固定されている。このスプリン
グ押え用ワッシャ25の下面とシャフトホルダ3の軸部
31の上端面との間には圧縮形のピボットトルク用の第
1コイルスプリング27が介装されている。
材2及び3が、ピボット機構を介して、回転可能にかつ
シャフト部材2及び3のシャフト軸が前記回転中心Oを
通るように取り付けられている。次に、上述のピボット
機構の構成について説明する。すなわち、ブラケット1
及び球面ワッシャ13には球面部(段部を介して中央部
と周辺部とからなる球面部)が形成されており、この球
面部の中央部にはブラケット1からなる外側圧接球面1
10が設けられており、かつこの球面部の周辺部には球
面ワッシャ13からなる内側圧接球面130が設けられ
ている。また、シャフト2の球面ガイド24には上述の
ブラケット1の外側圧接球面110に圧接する内側圧接
球面240が設けられており、一方、シャフトホルダ3
には上述のブラケット1の内側圧接球面130に圧接す
る外側圧接球面301が設けられている。そして、ブラ
ケット1の円形透孔111中にはシャフト部材2及び3
が挿通されている。このシャフト2の頭部と反対側の端
部にはスプリング押え用ワッシャ25が取り付けられて
いると共に、このシャフト2の頭部と反対側の端部の環
状溝にはEリング26が固定されている。このスプリン
グ押え用ワッシャ25の下面とシャフトホルダ3の軸部
31の上端面との間には圧縮形のピボットトルク用の第
1コイルスプリング27が介装されている。
【0011】上述のシャフト部材2及3は、上述のブラ
ケット1に対して、ガイド機構により、前記シャフト軸
である縦軸X−X回りにまた前記回転中心Oを通りかつ
縦軸X−Xに直交する横軸Y−Y回りにそれぞれ回転す
るようにガイドされている。すなわち、上述のブラケッ
ト1の球面部の周縁に上述の横軸Y−Yと平行なガイド
平面112が設けられている。一方、上述のシャフトホ
ルダ3の周辺からガイド軸32及び33が横軸Y−Y方
向にこの横軸Y−Yと同軸に一体に突設されている。こ
の一のガイド軸32は円柱形状をなし、他のガイド軸3
3は半円柱形状をなす。このガイド軸32及び33が上
述のガイド平面112上に上述の第1コイルスプリング
27のスプリング力で圧接されることによりガイド機構
が構成される。
ケット1に対して、ガイド機構により、前記シャフト軸
である縦軸X−X回りにまた前記回転中心Oを通りかつ
縦軸X−Xに直交する横軸Y−Y回りにそれぞれ回転す
るようにガイドされている。すなわち、上述のブラケッ
ト1の球面部の周縁に上述の横軸Y−Yと平行なガイド
平面112が設けられている。一方、上述のシャフトホ
ルダ3の周辺からガイド軸32及び33が横軸Y−Y方
向にこの横軸Y−Yと同軸に一体に突設されている。こ
の一のガイド軸32は円柱形状をなし、他のガイド軸3
3は半円柱形状をなす。このガイド軸32及び33が上
述のガイド平面112上に上述の第1コイルスプリング
27のスプリング力で圧接されることによりガイド機構
が構成される。
【0012】上述のシャフ部材2及び3にはミラーアセ
ンブリ4が、手動により縦軸X−X回りの左右方向に及
び横軸Y−Y回りの上下方向に鏡面調整可能に支持され
ている。このミラーアセンブリ4は、前面及び側面に開
口部40及び41がそれぞれ設けられたミラーハウジン
グ42と、このミラーハウジング42の前面開口部40
に固定されたミラー43と、このミラーハウジング42
内にスクリュウ48により固定されかつ側面開口部41
から外部に突出したユニットハウジング44及び45と
からなる。また、上述のユニットハウジング44及び4
5は、2分割された上ハウジング(44)と下ハウジン
グ(45)とから構成されており、この下ハウジング4
5の外部に突出した端部の下面の中央には円形の透孔4
51が設けられている。この上ハウジング44の下面開
口部の周縁には外嵌合壁444が一体に設けられており
(図8を参照)、一方、この下ハウジング45の上開口
部の周縁には内嵌合壁455が一体に設けられており
(図9を参照)、この外嵌合壁444と内嵌合壁455
との嵌合代が大である。さらに、上述のシャフトホルダ
3の上面が上述の横軸Y−Yを含みかつ上述のピボット
機構の球面の中心Oを中心とする円形の平面をなす。
ンブリ4が、手動により縦軸X−X回りの左右方向に及
び横軸Y−Y回りの上下方向に鏡面調整可能に支持され
ている。このミラーアセンブリ4は、前面及び側面に開
口部40及び41がそれぞれ設けられたミラーハウジン
グ42と、このミラーハウジング42の前面開口部40
に固定されたミラー43と、このミラーハウジング42
内にスクリュウ48により固定されかつ側面開口部41
から外部に突出したユニットハウジング44及び45と
からなる。また、上述のユニットハウジング44及び4
5は、2分割された上ハウジング(44)と下ハウジン
グ(45)とから構成されており、この下ハウジング4
5の外部に突出した端部の下面の中央には円形の透孔4
51が設けられている。この上ハウジング44の下面開
口部の周縁には外嵌合壁444が一体に設けられており
(図8を参照)、一方、この下ハウジング45の上開口
部の周縁には内嵌合壁455が一体に設けられており
(図9を参照)、この外嵌合壁444と内嵌合壁455
との嵌合代が大である。さらに、上述のシャフトホルダ
3の上面が上述の横軸Y−Yを含みかつ上述のピボット
機構の球面の中心Oを中心とする円形の平面をなす。
【0013】そして、上述のシャフトホルダ3の円柱形
状の軸部31に上述のミラーアセンブリ4のユニットハ
ウジング(下ハウジング45)の円形透孔451が回転
可能に外嵌されると共に、このシャフトホルダ3の円形
上面上にミラーアセンブリ4のユニットハウジング(下
ハウジング45)の下面が載置され、かつこのシャフト
ホルダ3の上面とミラーアセンブリ4の下面との間には
円形透孔を有する円形ワッシャ46が介装されている。
それから、上述のスプリング押え用ワッシャ25と後述
する最終段ギアとしてのクラッチギア60との間には圧
縮形のピボットトルク兼クラッチトルク用の第2コイル
スプリング28が上述の第1コイルスプリング27の外
側に同軸に介装されている。上述のミラーアセンブリ4
と上述のシャフト部材2及び3との間には、ミラーアセ
ンブリ4を縦軸X−X回りに使用位置と格納位置との間
において回転変移させるモータ5及び減速機構50が介
装されている。すなわち、上ハウジング44には押え部
441が一体に設けられており、一方下ハウジング45
にはモータ5及び減速機構50収納用の凹部453が設
けられている。この2分割されたユニットハウジングの
一の下ハウジング45の凹部453中にモータ5及び減
速機構50が収納され、その下ハウジング45に2分割
されたユニットハウジングの他の上ハウジング44が固
定されることにより、上述のモータ5及び減速機構50
は、上述の押え部441と上述の凹部453の底部との
間において挟み込まれて、上述のミラーアセンブリ4の
ユニットハウジング44及び45内にそれぞれ内蔵され
かつ固定支持されることとなる。なお、上述のシャフト
部材2及び3の軸部の一部と、スプリング押え用ワッシ
ャ25と、Eリング26と、第1コイルスプリング27
と、第2コイルスプリング28も、上述のユニットハウ
ジング44及び45内に内蔵されている。また、上述の
ユニットハウジングの上ハウジング44と下ハウジング
45とはボルト57、ナット58及びスクリュウ47に
より一体に固定されている。
状の軸部31に上述のミラーアセンブリ4のユニットハ
ウジング(下ハウジング45)の円形透孔451が回転
可能に外嵌されると共に、このシャフトホルダ3の円形
上面上にミラーアセンブリ4のユニットハウジング(下
ハウジング45)の下面が載置され、かつこのシャフト
ホルダ3の上面とミラーアセンブリ4の下面との間には
円形透孔を有する円形ワッシャ46が介装されている。
それから、上述のスプリング押え用ワッシャ25と後述
する最終段ギアとしてのクラッチギア60との間には圧
縮形のピボットトルク兼クラッチトルク用の第2コイル
スプリング28が上述の第1コイルスプリング27の外
側に同軸に介装されている。上述のミラーアセンブリ4
と上述のシャフト部材2及び3との間には、ミラーアセ
ンブリ4を縦軸X−X回りに使用位置と格納位置との間
において回転変移させるモータ5及び減速機構50が介
装されている。すなわち、上ハウジング44には押え部
441が一体に設けられており、一方下ハウジング45
にはモータ5及び減速機構50収納用の凹部453が設
けられている。この2分割されたユニットハウジングの
一の下ハウジング45の凹部453中にモータ5及び減
速機構50が収納され、その下ハウジング45に2分割
されたユニットハウジングの他の上ハウジング44が固
定されることにより、上述のモータ5及び減速機構50
は、上述の押え部441と上述の凹部453の底部との
間において挟み込まれて、上述のミラーアセンブリ4の
ユニットハウジング44及び45内にそれぞれ内蔵され
かつ固定支持されることとなる。なお、上述のシャフト
部材2及び3の軸部の一部と、スプリング押え用ワッシ
ャ25と、Eリング26と、第1コイルスプリング27
と、第2コイルスプリング28も、上述のユニットハウ
ジング44及び45内に内蔵されている。また、上述の
ユニットハウジングの上ハウジング44と下ハウジング
45とはボルト57、ナット58及びスクリュウ47に
より一体に固定されている。
【0014】さらに詳細に説明すると、上述の減速機構
50は、回転軸がモータ5の出力軸に連結された第1ウ
ォーム51と、この第1ウォーム51に噛み合うヘリカ
ルギアの第1ウォームホイール52と、この第1ウォー
ムホイール52と同軸の第2ウォーム53と、この第2
ウォーム53に噛み合う第2ウォームホイール(ヘリカ
ルギア)54と、この第2ウォームホイール54に噛み
合うと共に上述のシャフト部材2及び3に装着された最
終段ギアとしてのクラッチギア60と、から構成されて
いる。そして、上述のモータ50はユニットハウジング
44及び45内に固定されており、上述の第1ウォーム
51の回転軸はユニットハウジング44及び45内に回
転可能に支持されており、この第1ウォームホイール5
1の回転軸とモータ5の出力軸とはジョイント55を介
して連結されている。このジョイント55は例えばゴム
や合成樹脂製等からなり、捩れ方向の弾性を有するもの
である。一方、上述の第2ウォーム53の回転軸はユニ
ットハウジング44及び45内に回転可能に支持されて
おり、かつこの回転軸の両端面とユニットハウジング4
4及び45との間にはスラスト力受け用のボール56が
介装されている。それから、上述の第2ウォームホイー
ル54はユニットハウジング44及び45に挿通された
ボルト57の円柱形状の軸部に回転可能に支持されてい
る。上述のミラーアセンブリ4と前記シャフト部材2及
び3との間には、前記ミラーアセンブリ4が前記使用位
置と前記格納位置とを規制するための規制機構が設けら
れている。すなわち、上述のミラーアセンブリ4のユニ
ットハウジング(下ハウジング45)の下面には2個の
ボール454が等間隔に保持されている。一方、上述の
シャフトホルダ3の上面には2本の円弧形状の長溝30
2が、上述のピボット機構の中心Oを中心とする円形上
に設けられている。この長溝302に上述のボール45
4が収納されている。
50は、回転軸がモータ5の出力軸に連結された第1ウ
ォーム51と、この第1ウォーム51に噛み合うヘリカ
ルギアの第1ウォームホイール52と、この第1ウォー
ムホイール52と同軸の第2ウォーム53と、この第2
ウォーム53に噛み合う第2ウォームホイール(ヘリカ
ルギア)54と、この第2ウォームホイール54に噛み
合うと共に上述のシャフト部材2及び3に装着された最
終段ギアとしてのクラッチギア60と、から構成されて
いる。そして、上述のモータ50はユニットハウジング
44及び45内に固定されており、上述の第1ウォーム
51の回転軸はユニットハウジング44及び45内に回
転可能に支持されており、この第1ウォームホイール5
1の回転軸とモータ5の出力軸とはジョイント55を介
して連結されている。このジョイント55は例えばゴム
や合成樹脂製等からなり、捩れ方向の弾性を有するもの
である。一方、上述の第2ウォーム53の回転軸はユニ
ットハウジング44及び45内に回転可能に支持されて
おり、かつこの回転軸の両端面とユニットハウジング4
4及び45との間にはスラスト力受け用のボール56が
介装されている。それから、上述の第2ウォームホイー
ル54はユニットハウジング44及び45に挿通された
ボルト57の円柱形状の軸部に回転可能に支持されてい
る。上述のミラーアセンブリ4と前記シャフト部材2及
び3との間には、前記ミラーアセンブリ4が前記使用位
置と前記格納位置とを規制するための規制機構が設けら
れている。すなわち、上述のミラーアセンブリ4のユニ
ットハウジング(下ハウジング45)の下面には2個の
ボール454が等間隔に保持されている。一方、上述の
シャフトホルダ3の上面には2本の円弧形状の長溝30
2が、上述のピボット機構の中心Oを中心とする円形上
に設けられている。この長溝302に上述のボール45
4が収納されている。
【0015】さらに、図面では省略したが、モータ5に
通電させてモータ5の駆動によりミラーアセンブリ4が
回転変位して使用位置に又は格納位置に位置したときに
モータ5への通電が遮断されてミラーアセンブリ4が使
用位置又は格納位置に停止するためのスイッチ装置が、
具備されている。なお、このスイッチ装置のモータ5へ
の通電遮断制御としては、PTC素子等の電流制御、ク
ラッチとリミットスイッチとの併用、クラッチとパター
ンスイッチとの併用等がある。
通電させてモータ5の駆動によりミラーアセンブリ4が
回転変位して使用位置に又は格納位置に位置したときに
モータ5への通電が遮断されてミラーアセンブリ4が使
用位置又は格納位置に停止するためのスイッチ装置が、
具備されている。なお、このスイッチ装置のモータ5へ
の通電遮断制御としては、PTC素子等の電流制御、ク
ラッチとリミットスイッチとの併用、クラッチとパター
ンスイッチとの併用等がある。
【0016】上述のシャフト部材2及び3と上述の減速
機構50の最終段ギアとしてのクラッチギア60との間
にはクラッチ機構6が介装されている。このクラッチ機
構6は、上述のクラッチギア60の下面に保持された3
個のボールと、クラッチ板とから構成されている。この
クラッチギア60がシャフト部材2及び3とミラーアセ
ンブリ4に回転可能にかつ縦軸X−X方向に移動可能に
取り付けれている。このクラッチギア60のボールがク
ラッチ板の小円形透孔に嵌合されている。
機構50の最終段ギアとしてのクラッチギア60との間
にはクラッチ機構6が介装されている。このクラッチ機
構6は、上述のクラッチギア60の下面に保持された3
個のボールと、クラッチ板とから構成されている。この
クラッチギア60がシャフト部材2及び3とミラーアセ
ンブリ4に回転可能にかつ縦軸X−X方向に移動可能に
取り付けれている。このクラッチギア60のボールがク
ラッチ板の小円形透孔に嵌合されている。
【0017】このクラッチギア60のボールとクラッチ
板の小円形透孔との嵌合保持するクラッチトルクは、上
述の第2コイルスプリング28のばね力により得られ
る。また、この第2コイルスプリング28のばね力は、
上述のクラッチギア60、ボール、クラッチ板、ワッシ
ャ、ボール454、ワッシャ46及びシャフトホルダ3
を介して、上述のピボット機構の球面110、130、
240、301を圧接保持するピボットトルクとしても
作用する。
板の小円形透孔との嵌合保持するクラッチトルクは、上
述の第2コイルスプリング28のばね力により得られ
る。また、この第2コイルスプリング28のばね力は、
上述のクラッチギア60、ボール、クラッチ板、ワッシ
ャ、ボール454、ワッシャ46及びシャフトホルダ3
を介して、上述のピボット機構の球面110、130、
240、301を圧接保持するピボットトルクとしても
作用する。
【0018】上述のブラケット1と上述のシャフト部材
2及び3との間には、上述のミラーアセンブリ4の左右
方向の手動鏡面調整角度を規制するストッパ機構が設け
られている。このブラケット1には一対のストッパ壁部
14が、縦軸X−X回りに対向して設けられている。こ
の一対のストッパ壁部14の間に上述のシャフト部材2
及び3の円柱形状のガイド軸32が配置されている。
2及び3との間には、上述のミラーアセンブリ4の左右
方向の手動鏡面調整角度を規制するストッパ機構が設け
られている。このブラケット1には一対のストッパ壁部
14が、縦軸X−X回りに対向して設けられている。こ
の一対のストッパ壁部14の間に上述のシャフト部材2
及び3の円柱形状のガイド軸32が配置されている。
【0019】上述のブラケット1と上述のミラーアセン
ブリ4との間にはブーツ7が介装されている。このブー
ツ7は、ゴム製の蛇腹形状をなし、かつ断面長円形の筒
形状をなし(図8を参照)、両端に開口部がそれぞれ設
けられており、この開口部の周辺にはフランジ部がそれ
ぞれ設けられている。一方、上述のミラーアセンブリ4
のユニットハウジング44及び45には長円形状のフラ
ンジ部49が一体に突設されている。
ブリ4との間にはブーツ7が介装されている。このブー
ツ7は、ゴム製の蛇腹形状をなし、かつ断面長円形の筒
形状をなし(図8を参照)、両端に開口部がそれぞれ設
けられており、この開口部の周辺にはフランジ部がそれ
ぞれ設けられている。一方、上述のミラーアセンブリ4
のユニットハウジング44及び45には長円形状のフラ
ンジ部49が一体に突設されている。
【0020】そして、ブーツ7の両端開口部がブラケッ
ト1の周辺及びミラーアセンブリ4のユニットハウジン
グ44及び45のフランジ部49の周辺にそれぞれ嵌合
されており、かつこのブーツ7の両端フランジ部がブラ
ケット1とミラーベース12との間及びミラーアセンブ
リ4のユニットハウジング44及び45のフランジ部4
9とミラーハウジング42の側面開口部41の周縁との
間においてそれぞれ圧接されている。
ト1の周辺及びミラーアセンブリ4のユニットハウジン
グ44及び45のフランジ部49の周辺にそれぞれ嵌合
されており、かつこのブーツ7の両端フランジ部がブラ
ケット1とミラーベース12との間及びミラーアセンブ
リ4のユニットハウジング44及び45のフランジ部4
9とミラーハウジング42の側面開口部41の周縁との
間においてそれぞれ圧接されている。
【0021】以下その操作作動について説明する。ま
ず、手動によりミラーアセンブリ4を縦軸X−X回りに
回転させると、継状態のクラッチ機構6を介してクラッ
チギア60とシャフト部材2及び3とが縦軸X−X回り
に回転するので、ミラーアセンブリ4の縦軸X−X回り
の左右方向の鏡面調整が行われる。一方、手動によりミ
ラーアセンブリ4を横軸Y−Y回りに回転させると、継
状態のクラッチ機構6を介してシャフト部材2及び3が
横軸Y−Y回りに回転するので、ミラーアセンブリ4の
横軸Y−Y回りの上下方向の鏡面調整が行われる。ま
た、モータ5に通電させてモータ5を駆動させると、図
3に示すように、ミラーアセンブリ4が使用位置から格
納位置に、又は格納位置から使用位置に、縦軸X−X回
りに回転変位する。
ず、手動によりミラーアセンブリ4を縦軸X−X回りに
回転させると、継状態のクラッチ機構6を介してクラッ
チギア60とシャフト部材2及び3とが縦軸X−X回り
に回転するので、ミラーアセンブリ4の縦軸X−X回り
の左右方向の鏡面調整が行われる。一方、手動によりミ
ラーアセンブリ4を横軸Y−Y回りに回転させると、継
状態のクラッチ機構6を介してシャフト部材2及び3が
横軸Y−Y回りに回転するので、ミラーアセンブリ4の
横軸Y−Y回りの上下方向の鏡面調整が行われる。ま
た、モータ5に通電させてモータ5を駆動させると、図
3に示すように、ミラーアセンブリ4が使用位置から格
納位置に、又は格納位置から使用位置に、縦軸X−X回
りに回転変位する。
【0022】このように、手動によりミラーアセンブリ
4の鏡面(ミラー43)を左右方向及び上下方向に調整
することができ、かつ電動によりミラーアセンブリ4を
格納、復帰させたりすることができる。
4の鏡面(ミラー43)を左右方向及び上下方向に調整
することができ、かつ電動によりミラーアセンブリ4を
格納、復帰させたりすることができる。
【0023】このとき、モータ5の駆動によりミラーア
センブリ4を使用位置と格納位置との間において回転変
位させる電動トルクを、手動によりミラーアセンブリ4
の鏡面調整を行うピボット調整トルクよりも小となすこ
とにより、上述の手動鏡面調整と電動格納とを確実に行
うことができる。
センブリ4を使用位置と格納位置との間において回転変
位させる電動トルクを、手動によりミラーアセンブリ4
の鏡面調整を行うピボット調整トルクよりも小となすこ
とにより、上述の手動鏡面調整と電動格納とを確実に行
うことができる。
【0024】特に、この実施の形態においては、モータ
5及び減速機構50が2分割されたユニットハウジング
の一の下ハウジング45に直接にかつ集中的にレイアウ
トすることができるので、中間部材を介する場合と比較
して、モータ5及び減速機構50の組み付け時における
部品寸法のばらつきを減らすことができる。この部品寸
法のばらつきの減少により、部品の精度が向上され、品
質が安定し、コストが低減される。
5及び減速機構50が2分割されたユニットハウジング
の一の下ハウジング45に直接にかつ集中的にレイアウ
トすることができるので、中間部材を介する場合と比較
して、モータ5及び減速機構50の組み付け時における
部品寸法のばらつきを減らすことができる。この部品寸
法のばらつきの減少により、部品の精度が向上され、品
質が安定し、コストが低減される。
【0025】また、この実施形態においては、2分割さ
れたユニットハウジングの上ハウジング44の外嵌合壁
444と下ハウジング45の内嵌合壁455との嵌合代
が大であるから、防水効果が大であり、かつ強度が大と
なる。
れたユニットハウジングの上ハウジング44の外嵌合壁
444と下ハウジング45の内嵌合壁455との嵌合代
が大であるから、防水効果が大であり、かつ強度が大と
なる。
【0026】なお、上述の実施の形態においては、右側
のドアミラーについて説明したが、左側のドアミラーも
ほぼ同様に構成されている。
のドアミラーについて説明したが、左側のドアミラーも
ほぼ同様に構成されている。
【0027】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の電動
格納式兼手動鏡面調整式ミラー装置におけるモータ及び
減速機構の固定支持構造は、ミラーアセンブリの構成部
品であるユニットハウジングが2分割されており、この
2分割されたユニットハウジングの一のハウジングにモ
ータ及び減速機構が直接にかつ集中的にレイアウトされ
てこの一のハウジングに他のハウジングが固定されるこ
とにより、上述のモータ及び減速機構がユニットハウジ
ング内に固定支持されているものであるから、モータ及
び減速機構が2分割されたユニットハウジングの一のハ
ウジングに直接にかつ集中的にレイアウトすることがで
きるので、中間部材を介する場合と比較して、モータ及
び減速機構の組み付け時における部品寸法のばらつきを
減らすことができる。この部品寸法のばらつきの減少に
より、部品の精度が向上され、品質が安定し、コストが
低減される。
格納式兼手動鏡面調整式ミラー装置におけるモータ及び
減速機構の固定支持構造は、ミラーアセンブリの構成部
品であるユニットハウジングが2分割されており、この
2分割されたユニットハウジングの一のハウジングにモ
ータ及び減速機構が直接にかつ集中的にレイアウトされ
てこの一のハウジングに他のハウジングが固定されるこ
とにより、上述のモータ及び減速機構がユニットハウジ
ング内に固定支持されているものであるから、モータ及
び減速機構が2分割されたユニットハウジングの一のハ
ウジングに直接にかつ集中的にレイアウトすることがで
きるので、中間部材を介する場合と比較して、モータ及
び減速機構の組み付け時における部品寸法のばらつきを
減らすことができる。この部品寸法のばらつきの減少に
より、部品の精度が向上され、品質が安定し、コストが
低減される。
【図1】本発明の電動格納式兼手動鏡面調整式ミラー装
置におけるモータ及び減速機構の固定支持構造の一実施
の形態を示し、ドアミラーとして自動車のドアに装備さ
れた状態の斜視図である。
置におけるモータ及び減速機構の固定支持構造の一実施
の形態を示し、ドアミラーとして自動車のドアに装備さ
れた状態の斜視図である。
【図2】図1におけるII部の一部を破断した斜視図で
ある。
ある。
【図3】右側のドアミラーの内部機構の概略を示し、上
ハウジングを取り外した状態の横断面図である。
ハウジングを取り外した状態の横断面図である。
【図4】同じく右側のドアミラーの内部機構を示し、上
ハウジングを取り外した状態の横断面図である。
ハウジングを取り外した状態の横断面図である。
【図5】図4におけるV−V線断面図である。
【図6】図4におけるVI−VI線断面図である。
【図7】図4におけるVII−VII線断面図である。
【図8】上ハウジングの斜視図である。
【図9】下ハウジングの斜視図である。
【図10】同じく下ハウジングの平面図である。
1…ブラケット、110…外側圧接球面(ピボット機
構)、111…円形透孔、112…ガイド平面(ガイド
機構)、12…ミラーベース、13…球面ワッシャ、1
30…内側圧接球面(ピボット機構)、14…ストッパ
壁部(ストッパ機構)、2…シャフト(シャフト部
材)、24…球面ガイド、240…内側圧接球面(ピボ
ット機構)、25…スプリング押え用ワッシャ、26…
Eリング、27…第1コイルスプリング、28…第2コ
イルスプリング、3…シャフトホルダ(シャフト部
材)、301…外側圧接球面(ピボット機構)、302
…長溝(規制機構)、31…軸部、32…ガイド軸(ガ
イド機構兼ストッパ機構)、33…ガイド軸(ガイド機
構)、4…ミラーアセンブリ、40…前面開口部、41
…側面開口部、42…ミラーハウジング、43…ミラ
ー、44…上ハウジング(ユニットハウジング)、44
1…押え部、45…下ハウジング(ユニットハウジン
グ)、451…円形透孔、453…収納用の凹部、45
4…ボール(規制機構)、46…ワッシャ、47及び4
8…スクリュウ、49…フランジ部、5…モータ、50
…減速機構、51…第1ウォーム、52…第1ウォーム
ホイール、53…第2ウォーム、54…第2ウォームホ
イール、55…ジョイント、56…スラスト力受け用の
ボール、57…ボルト、58…ナット、6…クラッチ機
構、60…クラッチギア(減速機構50の最終段ギ
ア)、7…ブーツ、C…自動車、D…ドア、O…ピボッ
ト機構の球面の中心、X−X…縦軸、Y−Y…横軸。
構)、111…円形透孔、112…ガイド平面(ガイド
機構)、12…ミラーベース、13…球面ワッシャ、1
30…内側圧接球面(ピボット機構)、14…ストッパ
壁部(ストッパ機構)、2…シャフト(シャフト部
材)、24…球面ガイド、240…内側圧接球面(ピボ
ット機構)、25…スプリング押え用ワッシャ、26…
Eリング、27…第1コイルスプリング、28…第2コ
イルスプリング、3…シャフトホルダ(シャフト部
材)、301…外側圧接球面(ピボット機構)、302
…長溝(規制機構)、31…軸部、32…ガイド軸(ガ
イド機構兼ストッパ機構)、33…ガイド軸(ガイド機
構)、4…ミラーアセンブリ、40…前面開口部、41
…側面開口部、42…ミラーハウジング、43…ミラ
ー、44…上ハウジング(ユニットハウジング)、44
1…押え部、45…下ハウジング(ユニットハウジン
グ)、451…円形透孔、453…収納用の凹部、45
4…ボール(規制機構)、46…ワッシャ、47及び4
8…スクリュウ、49…フランジ部、5…モータ、50
…減速機構、51…第1ウォーム、52…第1ウォーム
ホイール、53…第2ウォーム、54…第2ウォームホ
イール、55…ジョイント、56…スラスト力受け用の
ボール、57…ボルト、58…ナット、6…クラッチ機
構、60…クラッチギア(減速機構50の最終段ギ
ア)、7…ブーツ、C…自動車、D…ドア、O…ピボッ
ト機構の球面の中心、X−X…縦軸、Y−Y…横軸。
Claims (2)
- 【請求項1】 車体に固定されるブラケットと、 シャフトを有するシャフト部材と、 前記ブラケットに前記シャフト部材を回転可能にかつ前
記シャフト部材のシャフト軸が前記回転中心を通るよう
に取り付けたピボット機構と、 前記シャフト部材が前記ブラケットに対して前記シャフ
ト軸である縦軸回りにまた前記回転中心を通りかつ前記
縦軸に直交する横軸回りにそれぞれ回転するのを、ガイ
ドするガイド機構と、 前記シャフト部材に支持され、手動により前記ブラケッ
トに対して前記縦軸回りの左右方向に及び前記横軸回り
の上下方向に鏡面調整が行われるミラーアセンブリと、 前記ミラーアセンブリと前記シャフト部材との間に介装
され、前記ミラーアセンブリを前記縦軸回りに使用位置
と格納位置との間において回転変位させるモータ及び減
速機構と、 を備えた電動格納式兼手動鏡面調整式ミラー装置におい
て、 前記ミラーアセンブリは2分割されたユニットハウジン
グから構成されており、 前記モータ及び減速機構は、前記2分割されたユニット
ハウジングの一のハウジングに直接にかつ集中的にレイ
アウトされてこの一のハウジングに他のハウジングが固
定されることにより前記ユニットハウジング内に固定支
持されることを特徴とする電動格納式兼手動鏡面調整式
ミラー装置におけるモータ及び減速機構の固定支持構
造。 - 【請求項2】 前記2分割されたユニットハウジング
は、一のハウジングと他のハウジングとが嵌合固定され
てなり、この一のハウジングと他のハウジングとの嵌合
代が大であることを特徴とする請求項1に記載の電動格
納式兼手動鏡面調整式ミラー装置におけるモータ及び減
速機構の固定支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2136296A JPH09207665A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 電動格納式兼手動鏡面調整式ミラー装置におけるモータ及び減速機構の固定支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2136296A JPH09207665A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 電動格納式兼手動鏡面調整式ミラー装置におけるモータ及び減速機構の固定支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09207665A true JPH09207665A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=12052991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2136296A Pending JPH09207665A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 電動格納式兼手動鏡面調整式ミラー装置におけるモータ及び減速機構の固定支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09207665A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020525348A (ja) * | 2017-06-30 | 2020-08-27 | エスエムアール・パテンツ・ソシエテ・ア・レスポンサビリテ・リミテ | 可動ヘッド組立体を備えた後方観察デバイスおよびそれを備えた車両 |
-
1996
- 1996-02-07 JP JP2136296A patent/JPH09207665A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020525348A (ja) * | 2017-06-30 | 2020-08-27 | エスエムアール・パテンツ・ソシエテ・ア・レスポンサビリテ・リミテ | 可動ヘッド組立体を備えた後方観察デバイスおよびそれを備えた車両 |
JP2022046667A (ja) * | 2017-06-30 | 2022-03-23 | エスエムアール・パテンツ・ソシエテ・ア・レスポンサビリテ・リミテ | 可動ヘッド組立体を備えた後方観察デバイスおよびそれを備えた車両 |
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