JPH09207221A - 防水シートの接合方法 - Google Patents

防水シートの接合方法

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JPH09207221A
JPH09207221A JP8021488A JP2148896A JPH09207221A JP H09207221 A JPH09207221 A JP H09207221A JP 8021488 A JP8021488 A JP 8021488A JP 2148896 A JP2148896 A JP 2148896A JP H09207221 A JPH09207221 A JP H09207221A
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JP
Japan
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thermoplastic sheet
sheet
film
joining
thermoplastic
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Application number
JP8021488A
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English (en)
Inventor
Kenji Shioda
憲司 塩田
Kazuhiro Imada
和弘 今田
Yukio Sone
幸雄 曽根
Izuru Yura
由良  出
Jiro Watanabe
次郎 渡邊
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幅広の防水シートの接合部に段差がなく、し
かも均一な厚さの防水シートを製造することが出来、作
業性及び信頼性を高めることが出来る防水シートの接合
方法を提供する。 【解決手段】 熱可塑性シート1の端末部1p同志を、
2mm〜8mmの間隔hを隔てて平行に敷設し、端末接合部
Xの一側面1aに、熱可塑性シートと同材質の材料の単
層フィルム2X、また積層フィルム2Yを配設し、また
端末接合部Xの他側面1bに、共材3を載置する。そし
て、熱可塑性シート1の端末接合部Xと、単層フィルム
2Xまたは積層フィルム2Y及び共材3とを、加熱,加
圧手段により加熱圧着させ、熱可塑性シート1と端末接
合部1pとの肉厚tを均一に成形して接合した後、室温
にて冷プレスにより1Kgf/cm2以上の圧力で圧着させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、廃棄物最終処分
場の遮水シート等の防水シートの接合方法に係わり、更
に詳しくは熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー等の幅
の狭い熱可塑性シートを複数枚接合させて防水シートと
して用いる場合に、その防水シートの接合部における接
合方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート製建築物等の屋上に
敷設する防水シートや廃棄物最終処分場の遮水シート等
の防水シートは、施工現場での接合箇所を減らす為に、
一般に狭幅のシートを工場で融着接合し、広幅のシート
に成形加工した上で出荷している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、幅の狭い熱
可塑性シートの端末部同志を接合する方法として、熱可
塑性シートの端末部を重ね合わせ、熱風発生器等で熱融
着する方法が行われているが、接合部の肉厚が熱可塑性
シートの肉厚に対して2倍程度厚くなり、その接合部分
に段差が出来て、均一な厚さの幅広シートを製造するこ
とが出来なかった。
【0004】また、上記のように熱可塑性シートの端末
部接合部に段差があると、熱可塑性シートを巻取った場
合に、巻径が大きくなり、運搬も大変であり、更に施工
現場での作業性及び信頼性に欠けると言う問題があっ
た。この発明は、かかる従来の課題に着目して案出され
たもので、幅の狭い防水シートの接合部に段差がなく、
しかも均一な厚さの防水シートを製造する場合、取扱が
便利で、作業性及び信頼性を高めることが出来る防水シ
ートの接合方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、所定幅の熱可塑性シートの端末部同志を所
定の間隔を隔てて平行に配設し、前記熱可塑性シートの
端末接合部の一側面に、熱可塑性シートと同材質の単層
または融点の異なる2種類以上のフィルムを積層させた
積層フィルムを配設し、熱融着して仮止めすると共に、
前記端末接合部の他側面に熱可塑性シートと同材質の材
料から成る共材を配設し、前記熱可塑性シートの端末接
合部とフィルム及び共材とを加熱,加圧手段により熱融
着させて熱可塑性シートと端末接合部との肉厚を均一に
なるように接合することを要旨とするものである。
【0006】また、所定幅の熱可塑性シートの端末部同
志を所定の幅で重ね合わせ、前記熱可塑性シートの端末
接合部に、熱可塑性シートと同材質の材料の単層または
融点の異なる2種類以上のフィルムを積層させた積層フ
ィルムを配設し、熱融着して仮止めすると共に、前記熱
可塑性シートの端末接合部と、積層フィルムとを加熱,
加圧手段により熱融着させて、熱可塑性シートと端末接
合部との肉厚を均一になるように接合することを要旨と
するものである。
【0007】前記積層フィルムとして、最下層フィルム
の融点を、最上層フィルムの融点よりも低い温度に設定
し、前記熱可塑性シートの端末接合部の一側面に積層フ
ィルムを配設する際、最下層フィルムを下にして配設
し、前記積層フィルムは、フィルム幅が5mm〜100m
m,フィルム厚が30μm〜500μmで、熱可塑性シ
ートと同種もしくは同質の材料を使用するものである。
【0008】この発明は上記のように構成され、バット
接合法(突き合わせ法)では、熱可塑性樹脂、熱可塑性
エラストマー等の熱可塑性シートの端末部同志を、0mm
〜20mm、好ましくは2mm〜8mmの間隔を隔てて平行に
敷設する。そして、前記熱可塑性シートの端末接合部の
一側面に、フィルム幅が5mm〜100mm、好ましくは1
0mm〜70mm、フィルムの厚さが30μm〜500μ
m、好ましくは50μm〜100μmの熱可塑性シート
と同材質の単層または融点の異なる2種類以上のフィル
ムを積層させた積層フィルムを配設し、熱融着して仮止
めする。
【0009】この場合、融点の異なる2種類以上のフィ
ルムを積層させた積層フィルムを使用した場合、積層フ
ィルムの最下層フィルムの融点は、最上層フィルムの融
点よりも低い温度に設定してあるので、最下層フィルム
をシート側にして配設する。また、前記端末接合部の他
側面に、熱可塑性シートと同材質で熱可塑性シートの端
末部の溝部分の体積の1.1 〜5倍、好ましくは1.5 〜3
倍の体積を持つ共材を載置する。
【0010】そして、熱可塑性シートの端末接合部と、
単層フィルムまたは積層フィルム及び共材とを、熱風加
熱、熱板加熱、高周波誘導加熱等の加熱,加圧手段によ
り、1Kgf/cm2以上の圧力で加熱圧着させ、熱可塑性シ
ートと端末接合部との肉厚を均一に成形して接合するも
のである。その後、接合部分を、室温にて冷プレスによ
り1Kgf/cm2以上の圧力で圧着させる。また、熱可塑性
シートの接合作業の終了後は、接合部分にシート本体と
同様の模様を施すために、冷プレス面板にシート本体と
同様の模様を施すことが好ましい。
【0011】また、ラップ接合法においては、上記バッ
ト接合法において、共材を使用することなく、熱可塑性
シートの端末接合部を、単層フィルムまたは積層フィル
ムで熱融着して仮止めした後、熱風加熱、熱板加熱、高
周波誘導加熱等の加熱,加圧手段により、1Kgf/cm2
上の圧力で加熱圧着させ、熱可塑性シートと端末接合部
との肉厚を均一に成形して接合するものである。その
後、接合部分を、室温にて冷プレスにより1Kgf/cm2
上の圧力で圧着させる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。図1(a),(b)〜図3
(a),(b)は、バット接合法(突き合わせ法)によ
る防水シートの接合工程を示す断面図と一部平面図を示
し、まず、第1の工程として、図1(a),(b)に示
すように、熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー等の熱
可塑性シート1の端末部1p同志を、0mm〜20mm、好
ましくは2mm〜8mmの間隔h(溝部分)を隔てて平行に
敷設する。
【0013】そして、前記熱可塑性シート1の端末接合
部Xの一側面1aに、図2(a),(b)に示すよう
に、フィルム幅Wが5mm〜100mm、好ましくは10mm
〜70mm、フィルムの厚さtが30μm〜500μm、
好ましくは50μm〜100μmの熱可塑性シートと同
材質の材料の単層フィルム2X、または融点の異なるフ
ィルム2a,2bを積層させた積層フィルム2Yを配設
し、熱融着して仮止めする。この場合、積層フィルム2
Yの最下層フィルム2aの融点は、最上層フィルム2b
の融点よりも低い温度に設定してあるので、最下層フィ
ルム2aをシート側にして配設する。
【0014】また、前記端末接合部Xの他側面1bに、
図3(a),(b)に示すように、熱可塑性シート1と
同材質の材料から成る熱可塑性シート1の端末部1pの
溝部分hの体積の1.1 〜5倍、好ましくは1.5 〜3倍の
体積の棒状の共材3を載置する。そして、熱可塑性シー
ト1の端末接合部Xと、単層フィルム2Xまたは積層フ
ィルム2Y及び共材3とを、熱風加熱、熱板加熱、高周
波誘導加熱等の図示しない加熱,加圧手段により、1Kg
f/cm2以上の圧力で加熱圧着(熱プレス)させ、熱可塑
性シート1と端末接合部1pとの肉厚tを均一に成形し
て接合するものである。
【0015】その後、接合部分Xを、室温にて冷プレス
により1Kgf/cm2以上の圧力で圧着させる。また、熱可
塑性シート1の接合作業の終了後は、接合部分にシート
本体と同様の模様を施すために、冷プレス面板に熱可塑
性シート1と同様の模様を施すことが好ましい。なお、
上記熱可塑性シート1の端末部1p同志の間隔h(溝部
分)は、20mm以上間隔が開くと、加熱,加圧手段によ
る熱プレス幅が広くなり、共材3の量が増えて不経済と
なり、また積層フィルム2の幅も広くする必要があり、
均一に融着するのが困難となるものである。
【0016】また、前記積層フィルム2の幅Wは、5mm
未満であると、融着部が取れず、強度的に弱く、100
mmより広くなると均一に融着するのが困難となる。ま
た、前記積層フィルム2の厚さtは、30μm未満であ
ると強度的に弱く、500μmより厚くなると、熱可塑
性シート1への融着が困難となる。前記共材3の体積
は、溝部の体積に対して、1.1倍以下であると、隙間
が生じ、3倍以上であると過剰部分が流れ出し、熱可塑
性シート1が波打つようになって好ましくない。
【0017】また加熱,加圧手段による熱プレスの圧力
は、1.0Kgf/cm2未満であると、接合部を均一にするこ
とが出来ず、50Kgf/cm2より大きくなると、設備上大掛
かりな設備が必要となるものである。また、室温にて行
う冷プレスの圧力は、1.0Kgf/cm2未満であると、接合
部を均一にすることが出来ず、50Kgf/cm2より大きくな
ると、設備上大掛かりな設備が必要となるものである。
【0018】また、この発明の第2実施形態としては、
図4(a),(b)及び図5(a),(b)に示すよう
に、共材3を使用せずに熱可塑性シート1の端末接合部
Xと単層フィルム2Xとを加熱,加圧手段により接合す
るラップ接合法(重ね合わせ方法)は、上記の第1実施
形態と同様に、熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー等
の熱可塑性シート1の端末部1p同志を、好ましくは1
〜200mm,より好ましくは2〜100mm程度ラップさ
せて(重ね合わせて)平行に敷設する。
【0019】また、図6(a),(b)は、単層フィル
ム2Xの代わりに、融点の異なるフィルム2a,2bを
積層させた積層フィルム2Yを用いた他の実施形態を示
している。なお、200mmよりラップ代を大きくする
と、プレス機が大きくなり不経済となり、またラップ部
の溶融量が多くなり、外観上好ましくない。また、1mm
より少ないと、敷き重ねるのが困難となるものである。
【0020】そして、前記熱可塑性シート1の端末接合
部Xの一側面1aに、フィルム幅Wが5mm〜100mm、
好ましくは10mm〜70mm、フィルムの厚さtが30μ
m〜500μm、好ましくは50μm〜100μmの熱
可塑性シートと同材質の材料の単層フィルム2X、また
は融点の異なるフィルム2a,2bを積層させた積層フ
ィルム2Yを配設し、熱融着して仮止めする。
【0021】そして、熱可塑性シート1の端末接合部X
と、単層フィルム2Xまたは積層フィルム2Yとを、熱
風加熱、熱板加熱、高周波誘導加熱等の図示しない加
熱,加圧手段により、1Kgf/cm2以上の圧力で加熱圧着
(熱プレス)させ、熱可塑性シート1と端末接合部Xと
の肉厚tを均一に成形して接合するものである。その
後、接合部分Xを、室温にて冷プレスにより1Kgf/cm2
以上の圧力で圧着させる。
【0022】なお、その他の構成は上記第1実施例と同
様なので、同一符号を付して説明は省略する。次に、こ
の発明の実施例と、その試験結果を、以下の表1に示
す。 〔試験方法〕表1に示す実施例1のバット接合法(突き
合わせ法)及び実施例2のラップ接合法(重ね合わせ方
法)は、下記の試験方法により試験を行った。
【0023】エチレン・プロピレン・ジエン三元共重合
体(EPDM)と、ポリプロピレン(PP)とを混練機
を用いて均一に混和し、得られたポリマーアロイ状の熱
可塑性エラストマー(AES社製のサントプレーン10
3−40)を押し出し機にて、厚み1.5mm、幅400
mmでシート状に押し出し、タテ,ヨコが200mm×20
0mmになる様に切断する。 .バット接合法(突き合わせ法) 熱可塑性シート1のバット接合法(突き合わせ法)で
は、表1に示すように、熱可塑性シート1の長手方向の
端末部同志が接合部分Xにくるように、2.0mm間隔を
開けて平行に敷設し、この接合部分Xの一側面にポリプ
ロピレンフィルム(幅25mm、厚み80mm)を配設し
て、加熱,加圧手段としてのアイロン(温度160℃)
により、ポリプロピレンフィルムと熱可塑性シート1と
を融着して仮り止めする。
【0024】次に、溝部体積の2.3倍の体積をもつ、
シート材料と同じ材料からなる溶接棒をおき、圧力20
kg/cm2 、温度200℃、スペーサー厚2.0mmでポリ
プロピレンフィルムで仮り止めした部分を熱プレスす
る。熱プレスは、幅30mm、長さ300mmで加圧する事
ができ、また、上下より加熱する事ができる。熱プレス
の後、圧力20kg/cm2 、室温、スペーサー厚1.5mm
で冷プレスした。冷却プレスは幅40mm、長さ300mm
で加圧する事ができる。 .ラップ接合法(重ね合わせ方法) また、ラップ接合法(重ね合わせ方法)では、表1に示
すように、熱可塑性シート1の長手方向の端末部同志が
接合部分Xにくるようにして、ラップ代が5.0mmで重
ね合わせて敷設する。このラップ部分をポリプロピレン
フィルム(幅25mm、厚み80μm)にて、加熱,加圧
手段としてのアイロン(温度160℃)にてポリプロピ
レンフィルムと熱可塑性シート1とを熱融着して仮り止
めする。
【0025】次に、圧力20kg/cm2 、温度200℃、
スペーサー厚2.0mmでポリプロピレンフィルムで仮り
止めした部分を熱プレスする。熱プレスは幅30mm、長
さ300mmで加圧する事ができ、また、上下より加熱す
る事ができる。熱プレスの後、圧力20kg/cm2 、室
温、スペーサー厚1.5mmで冷プレスした。冷却プレス
は、幅40mm、長さ300mmで加圧する事ができる。 .上記2種類の接合法にて作成した熱可塑性シート1
を、接合部分が中心にくるように、JIS K6301 に定めら
れた3号ダンベルを打ち抜き、JIS K6301で定められた
様に、引張り試験を実施し、引張り強さ、伸びを得た。
これらと、オリジナルのシートの引張り強さ、伸びとを
比較した。
【0026】また外観については、接合部を目視にて確
認し、ポリプロピレンフィルムが完全にシートに融着し
ているか、接合部分と接合部分以外のところに段差が生
じていないか、接合部分が波打ったり、でこぼこになっ
ていないかを確認した。
【0027】
【表1】
【0028】以上のように、実施例1のバット接合法
(突き合わせ法)によるシートと、従来の接合部なしシ
ートとを、引張り強さ(Kgf/cm2),破断時伸び率
(%),外観を比較すると、表1から明らかなように、
バット接合法(突き合わせ法)が同等以上であることが
判った。
【0029】また、実施例2のラップ接合法(重ね合わ
せ方法)によるシートと、従来の接合部なしシートと
を、引張り強さ(Kgf/cm2),破断時伸び率(%),外
観を比較すると、表1から明らかなように、ラップ接合
法(重ね合わせ方法)が同等以上であることが判った。
【0030】
【発明の効果】この発明は、上記のような接合方法によ
り熱可塑性シートの端末部同志を接合させるので、幅広
の防水シートの接合部に段差がなく、しかも均一な厚さ
の防水シートを製造することが出来、また作業現場に大
型の機械や装備を用いることなく簡単に行うことが出
来、また取扱が便利で、作業性及び信頼性を高めること
が出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は、バット接合法(突き合わせ
法)による防水シートの第1接合工程を示す断面図と一
部平面図である。
【図2】(a),(b)は、バット接合法(突き合わせ
法)による防水シートの第2接合工程を示す断面図と一
部平面図である。
【図3】(a),(b)は、バット接合法(突き合わせ
法)による防水シートの第3接合工程を示す断面図と一
部平面図である。
【図4】(a),(b)は、ラップ接合法(重ね合わせ
法)による防水シートの第1接合工程を示す断面図と一
部平面図である。
【図5】(a),(b)は、単層フィルムを用いたラッ
プ接合法(重ね合わせ法)によるによる防水シートの第
2接合工程を示す断面図と一部平面図である。
【図6】(a),(b)は、積層フィルムを用いたラッ
プ接合法(重ね合わせ法)によるによる防水シートの他
の実施形態を示す断面図と一部平面図である。
【符号の説明】
1 熱可塑性シート 1p 熱可塑性
シートの端末部 1a 熱可塑性シートの一側面 1b 熱可塑
性シートの一側面 2X 単層フィルム 2Y 積層フ
ィルム 2a 最下層フィルム 2b 最上層
フィルム 3 共材 X 熱可塑性シートの端末接合部 W フィルム
幅 h 間隔(溝部分) t フィルム
の厚さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 由良 出 神奈川県平塚市追分2番1号 横浜ゴム株 式会社平塚製造所内 (72)発明者 渡邊 次郎 神奈川県平塚市追分2番1号 横浜ゴム株 式会社平塚製造所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定幅の熱可塑性シートの端末部同志を
    所定の間隔を隔てて平行に配設し、前記熱可塑性シート
    の端末接合部の一側面に、熱可塑性シートと同材質の単
    層または融点の異なる2種類以上のフィルムを積層させ
    た積層フィルムを配設し、熱融着して仮止めすると共
    に、前記端末接合部の他側面に熱可塑性シートと同材質
    の材料から成る共材を配設し、前記熱可塑性シートの端
    末接合部とフィルム及び共材とを加熱,加圧手段により
    熱融着させて熱可塑性シートと端末接合部との肉厚を均
    一になるように接合することを特徴とする防水シートの
    接合方法。
  2. 【請求項2】 所定幅の熱可塑性シートの端末部同志を
    所定の幅で重ね合わせ、前記熱可塑性シートの端末接合
    部に、熱可塑性シートと同材質の材料の単層または融点
    の異なる2種類以上のフィルムを積層させた積層フィル
    ムを配設し、熱融着して仮止めすると共に、前記熱可塑
    性シートの端末接合部と、積層フィルムとを加熱,加圧
    手段により熱融着させて、熱可塑性シートと端末接合部
    との肉厚を均一になるように接合することを特徴とする
    防水シートの接合方法。
  3. 【請求項3】 前記積層フィルムとして、最下層フィル
    ムの融点を、最上層フィルムの融点よりも低い温度に設
    定し、前記熱可塑性シートの端末接合部の一側面に積層
    フィルムを配設する際、最下層フィルムを下にして配設
    する請求項1または請求項2に記載の防水シートの接合
    方法。
  4. 【請求項4】 前記積層フィルムは、フィルム幅が5mm
    〜100mm,フィルム厚が30μm〜500μmで、熱
    可塑性シートと同種もしくは同質の材料を使用する請求
    項1ないし請求項3に記載の防水シートの接合方法。
JP8021488A 1996-02-07 1996-02-07 防水シートの接合方法 Pending JPH09207221A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016043583A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 本田技研工業株式会社 繊維強化樹脂接合体の製造方法
WO2022196108A1 (ja) * 2021-03-17 2022-09-22 Agc株式会社 溶着フィルム及びその製造方法

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