JPH09206655A - 試料加工装置 - Google Patents

試料加工装置

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JPH09206655A
JPH09206655A JP2099596A JP2099596A JPH09206655A JP H09206655 A JPH09206655 A JP H09206655A JP 2099596 A JP2099596 A JP 2099596A JP 2099596 A JP2099596 A JP 2099596A JP H09206655 A JPH09206655 A JP H09206655A
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gas
exhaust
exhaust means
edge
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JP2099596A
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Inventor
Yoshinori Itou
由規 伊藤
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MIYAGI OKI DENKI KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
MIYAGI OKI DENKI KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピンコート装置で処理される試料へのパー
ティクルの付着を防止する。CVD装置やドライエッチ
ング装置で処理される試料の表面でのガス交換を速やか
に行わせる。 【解決手段】 試料Sを試料台11に置いたときの試料
Sの縁部が位置する予定の位置の近傍に、かつ、試料S
を前記縁部に沿って囲う状態となるように吸引口19X
を配置した排気手段19であって、試料Sの中心Oから
試料表面に沿い縁部に向かう気流Pを生成するための排
気手段19を具える試料加工装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばスピンコ
ート装置等のように試料の加工に際し試料から塗布液に
起因する気体が発生したり、またCVD装置やドライエ
ッチング装置等のように試料に原料ガスやエッチングガ
スが供給されるタイプの、試料加工装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のスピンコート装置は、図5(A)
に示した様に、試料Sを吸着出来かつ自身が回転可能な
試料台11と、この試料台11から離れた位置において
この試料台を外壁のごとく囲っているフード13と、こ
のフード13で囲われる空間を排気する排気手段15
と、塗布液供給手段17とで主に構成されている。フー
ド13は試料上に供給された塗布液のうちの、試料が回
転された際に飛ばされる不要分の飛散を防止する。排気
手段15は、試料に供給された塗布液から揮発する気体
を外部に排気して、作業環境がこの気体で汚染されるこ
とを防止する。
【0003】また、従来のCVD装置およびドライエッ
チング装置は、概略的には、処理室51と、ガス供給機
構53と、試料台55と、処理室内を排気する排気手段
57とで主に構成されている。試料台55は試料59を
加熱し得るものであることが多い。処理室51にガス供
給機構53を介して、CVD(Chemical Vapor Depositi
on) 装置の場合にあっては原料ガスが、ドライエッチン
グ装置の場合にあってはエッチングガスが供給される。
このガスの作用により、試料においては、薄膜堆積若し
くはエッチングがなされる。処理に用いたガスは、排気
手段57により外部に排気される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スピンコート装置では、試料S上に供給された塗布液の
うちの試料Sが回転された際に飛ばされる不要分がフー
ド13の壁で跳ね返されて粒状となり、これがパーティ
クルになるという危険性があった。
【0005】さらに、フードで囲われる空間において上
記排気手段15により生じている気流が試料台11を回
転させた際に生じる気流によって乱されるため、上述の
パーティクルが排気手段15側に向かわずにフード13
内の空間でまき上げられる場合が生じる。このため、試
料へのパーティクルの付着を助長してしまうという問題
があった。
【0006】一方、CVD装置やドライエッチング装置
において、成膜速度やエッチング速度を所望のものとす
るには、試料Sの表面付近でのガス交換、すなわち反応
の済んだガス(試料に対し作用し終えたガス)と、次々
供給されてくる新たな原料ガスやエッチングガスとの交
換が速やかに行われることが大事になる。しかし、従来
のCVD装置やドライエッチング装置では、反応が済ん
だガスを、処理室51全体を排気するための排気手段5
7により処理室51外部に排気しているので、反応させ
たガスは試料Sの表面から必ずしも満足のゆく速度で排
気されてはいなかった。
【0007】スピンコート装置、CVD装置、ドライエ
ッチング装置等のように、試料の加工時に該試料から気
体が発生しおよびまたは試料に気体が供給される試料加
工装置において、試料表面のパーティクルの除去や、試
料表面の気体の排気(気体の交換)が容易になされる装
置が望まれる。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明によれ
ば、試料台を具え、かつ、該試料台上に置かれる試料の
加工時に該試料から気体が発生しおよびまたは該試料に
気体が供給される試料加工装置において、試料を試料台
に置いたときの該試料の縁部が位置する予定の位置の近
傍に、かつ、前記試料を前記縁部に沿って囲う状態とな
るように吸引口を配置した排気手段であって、該試料の
中心から試料表面に沿い縁部に向かう気流を生成するた
めの排気手段を具えたことを特徴とする。
【0009】なお、この発明の実施に当たり、試料加工
装置をスピンコート装置とする場合は、前記排気手段
を、その少なくとも吸引口が前記試料台と共に回転する
ものとするのが良い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
試料加工装置の実施の形態について説明する。しかしな
がら説明に用いる各図はこの発明を理解出来る程度に概
略的に示してあるにすぎない。また、各図において同様
な構成成分については同一の番号を付して示し、その重
複する説明を省略することもある。
【0011】1.スピンコート装置への適用例 図1は、この発明の試料加工装置の一例としての、スピ
ンコート装置10の一構成例を示す上面図および断面図
である。ただし、上面図は発明の説明に必要な部分のみ
を示したものとしてあり、断面図は装置10の要部のみ
を断面(ただし切り口)によって示したものとしてあ
る。さらにこの図1には、試料Sが試料台11上に置か
れた状態を示してある。また、図2は図1中のX部分を
拡大して示した図である。
【0012】このスピンコート装置10は、試料台11
と、フード13と、排気手段15(以下、「フード用排
気手段15」という。)と、塗布液供給手段17と、こ
の発明に係る排気手段19(以下、「試料表面排気手段
19」という。)と、回転機構21とを具える。
【0013】試料台11は、例えば半導体基板などの任
意の試料Sを真空吸着して固定状態で置くことができ、
然も、それ自身が回転可能なものである。フード13
は、試料台11から離れた位置においてこの試料台11
を外壁のごとく囲うものである。フード用排気手段15
は、フード13で囲われている空間を排気するためのも
のである。塗布液供給手段17は例えばレジスト等の任
意好適な塗布液を試料S上に所定量供給するものであ
る。これらのうち、フード13、フード用排気手段1
5、塗布液供給手段17それぞれは従来公知のもので構
成出来る。また、試料台11も従来のもので構成しても
良い。しかし、この実施の形態では、試料表面排気手段
19の一部が試料台11と共に回転するようにするため
に、試料台11は、これを回転するための駆動手段(例
えばモータ)に直接接続することなく、試料表面排気手
段19に後述のように接続してある。次に、この試料表
面排気手段19の具体例について詳細に説明する。
【0014】試料表面排気手段19は、試料Sを試料台
に置いたときの該試料Sの縁部が位置する予定の位置の
近傍に、かつ、前記試料Sを前記縁部に沿って囲う状態
となるように吸引口を配置したものである。然も、該試
料Sの中心O(図1参照)から試料Sの表面に沿い該試
料Sの縁部に向かう気流P(図1参照。以下、「所定の
気流P」ともいう。)を、生成するものである。この例
の場合の試料表面排気手段19は、容器19aと、ベア
リング19bと、排気管19cと、排気装置19dとで
構成してある。容器19aは、この場合、深皿状の部分
19aaと、中空円柱部分19abとで構成してある。
深皿状の部分19aaでは、その上方が試料Sの平面形
状よりやや大きな開口部となっている。試料Sを試料台
11に対し着脱できるようにするためである。また、試
料台11の一部分は深皿状の部分19aaの一部に固定
してある。試料台11と試料表面排気手段19の一部と
が共に回転するようにするためである(詳細は後述す
る。)。この固定部を図1中に11aで示す。さらにこ
の深皿状の部分19aaは、その壁部分の上端Q(図2
参照)が試料Sの縁に近接する形状(図2参照)のもの
となっている。しかも、壁の上端Qが試料Sの表面より
多少上方に突出し(例えば5mm程度突出し)かつ試料
Sの側に傾斜した状態となっている。こうした方が、所
望の気流Pを生成させ易いし、然も、パーティクルも容
器19a側に取り込み易いからである。なお、壁の上端
Qを試料Sの端部にどの程度近接させるかについては、
試料表面排気手段19の排気効率と、試料Sの試料台1
1に対する着脱のし易さとを主に考慮して決めれば良
い。また、容器19aは、スピンコート装置10に対し
着脱自在なものとするのが良い。容器19aに付着した
塗布液を容易に洗浄することができるからである。ま
た、中空円柱部分19abは、深皿状の部分19aaの
底において深皿状の部分19aaと接続されている。ま
た、この中空円柱部分19abは、ベアリング19bの
軸受穴に嵌合させてある。また、ベアリング19bは、
排気装置19dの排気管19cに嵌合させてある。
【0015】また、この実施の形態の回転機構21は、
ベルト21aと、ベルト車21bと、モータ21cとで
構成してある。モータ21cは、試料表面排気手段19
における中空円柱部分19abから所定距離離れた位置
に固定してある。このモータ21cのシャフトにベルト
車21bを取りつけてある。そして、ベルト21aを、
ベルト車21bと、中空円柱部分19abの外周の適所
との間にわたって、かけてある。
【0016】この実施の形態のスピンコート装置10で
は、モータ21cを回転させると、ベルト伝動の原理で
その力が中空円柱部分19abに伝わる。この中空円柱
部分は、ベアリング19bに嵌合させてあるので上記ベ
ルト21aの力により回転する。このため、容器19a
が回転し、また、容器19aに固定されている試料台1
1も回転することになる。
【0017】また、この実施の形態におけるスピンコー
ト装置10では、試料表面排気手段19における排気装
置19dを動作させると容器19a内は排気される。す
ると、容器19aの深皿状部分19aaにおける壁部分
の先端部と試料Sの端部との空隙がちょうど吸引口19
x(図2参照)となる。このため、試料Sの中心Oから
試料表面に沿って試料の縁部に向かう気流P(図1参
照)を、試料Sの表面に一様に生じさせることが出来
る。また上述した様に、容器19a自体が試料台11と
共に回転するから、結局、試料表面排気手段19の吸引
口19xが試料台11と共に回転する構成が実現され
る。なお、ベアリング19bのところで、排気系におけ
るリークパスが生じる。しかし、スピンコート装置につ
いての試料表面排気手段19では、真空度は要求されな
いので、上記リークパスはスピンコート装置の発明を実
施するうえでは問題とならない。
【0018】試料表面排気手段19における排気装置1
9dの排気速度は、所望の強さの気流Pが生じるように
調整する。この際、排気装置19dの排気力をフード排
気手段15のそれより大きくする。こうすると、試料表
面の排気に当たり、フード排気手段15の影響を受ける
ことがなくなるので好ましいからである。
【0019】次に、このスピンコート装置10の理解を
深めるためにその使用手順および動作について説明す
る。
【0020】試料Sを試料台11上に真空吸着により固
定する。塗布液を塗布液供給手段17により試料11上
に供給する。試料台11を所望の回転数で回転させる。
これら一連の処理を行なうに当たり、試料表面排気手段
19の排気装置19dを、例えば試料Sを試料台11に
真空吸着させたときに同期させて、動作させる。排気装
置19dの動作は、例えば試料台11の回転を終了させ
る時点で停止させる。こうすると、少なくとも、試料S
に塗布液を塗布するときから試料を回転させている間
は、試料Sの表面には試料表面排気手段19に起因する
所定の気流Pが生じる。また、吸引口19x(図2参
照)自体が試料台11と共に回転しているので、試料に
対し吸引口19x(すなわち図容器19aの壁)は止ま
った状態とみなせるから、試料Sの回転運動と容器19
aの壁とに起因する気流は生じないと考えられる。これ
は、試料表面排気手段19により生じている所定の気流
Pが、試料台を回転させた際に生じる気流によって乱さ
れることを、抑制できると考えられる。よって、試料S
に塗布された塗布液から揮発する気体は試料表面排気手
段19による良好に排気されると考えられる。また、上
記所定の気流Pが安定に生成されるということは、試料
上に供給された塗布液のうちの試料が回転された際に飛
ばされる不要分がフード13で跳ね返って生じるパーテ
ィクルも、試料Sの表面に付着することなく、試料表面
排気手段19により良好に外部に持ち出されるようにな
るといえる。これらのことから、塗布された塗布液から
発生する気体を良好に排気できるし、また、試料Sにパ
ーティクルが付着する危険を従来より軽減出来ると考え
られる。
【0021】また、以下の様な別の効果も期待出来る。
従来のスピンコート装置により試料S上に塗布液を塗布
した場合、図3(A)に示した様に、試料Sの縁部に塗
布物31が溜まってしまい、いわゆる塗布物の溜り31
aが生じることがある。特に、試料Sが、図3(B)に
示した様なオリエンテーションフラット(通称オリフ
ラ)を有した半導体基板等のように縁部の形状が一部異
なるものである場合は、この部分に塗布物の溜り31a
が生じ易い。塗布物の溜り31は、塗布液の塗布中また
は塗布後において塗膜にクラックを生じさせたり、膜ハ
ガレを生じさせてこれに起因するパーティクルを生じさ
せるので、好ましくない。これに対し、この発明のスピ
ンコート装置では、試料表面排気手段19による所定の
気流Pが生じるので、試料Sの端部での塗布液の振りき
りを従来に比べ良好にできると考えられる。このため、
塗布物の溜りの発生を抑制する効果も期待出来る。
【0022】2.CVD装置への適用例 図4は、この発明の試料加工装置の一例としての、減圧
(LP)CVD装置40の一構成例を示す断面図であ
る。ただし、断面図は装置40の要部のみを断面(ただ
し切り口)によって示したものとしてある。
【0023】このCVD装置は、従来と同様に、処理室
51と、ガス供給機構53と、試料台55と、処理室内
を排気する排気手段57(以下、処理室用排気手段)と
を具える。そして、この発明の特徴としての、試料表面
排気手段190をさらに具える。この試料表面排気手段
190は、この発明でいう所定の気流P(図1参照)を
発生するものであれば良く、基本的には、例えば上述の
スピンコート装置の発明において例示した構造のもので
構成出来る。ただし、この場合の試料表面排気手段19
0は、容器19aと排気装置19dとで構成してある。
CVD装置やドライエッチング装置の場合は、試料台5
5を回転させない場合が多く、また、試料台55を回転
させるタイプのものであってもその回転数はスピンコー
ト装置に比べ極めて少ないから試料台の回転による不具
合はスピンコート装置の場合程は生じないと考えられる
からである。さらに、CVD装置やドライエッチング装
置の場合は処理室内の真空度を制御することが重要とな
ることを考えると、試料表面排気手段190の一部を回
転させるために該手段190を複雑化してCVD装置に
不要なリークパスを生じさせる危険を含ませるのは、得
策ではないからである。
【0024】次に、このCVD装置40の理解を深める
ためにその使用手順および動作について説明する。
【0025】試料台55に置かれた試料Sは例えば静電
吸着のような好適な方法で試料台に固定される。また、
例えば試料台55に備わる加熱手段(図示せず)により
試料Sは加熱される。ガス供給機構51を介し試料Sの
周辺に原料ガスが供給される。この原料ガスの作用で試
料S上に所望の薄膜が形成される。この一連の処理は従
来と同様である。ただし、これら一連の処理を行なうに
当たり、この発明では試料表面排気手段190の排気装
置19dを、例えば上記薄膜形成期間において動作させ
る。こうすると、少なくとも、薄膜形成時においては、
試料Sの表面には試料表面排気手段190に起因する所
定の気流Pが生じる。薄膜形成のための反応が済んだガ
スは上記所定の気流Pに引かれて試料表面排気装置19
0の排気装置19dから外部に効率良く排気され、ま
た、これに伴い、試料上には原料ガスが次々作用するよ
うになると考えられる。よって、反応の済んだガスと、
次々に供給される原料ガスとが、従来より速やかに交換
されると考えられる。なお、試料表面排気手段190に
おける排気装置19dの排気速度は、薄膜形成条件など
を考慮して調整する。この際、排気装置19dの排気力
を処理室用排気手段57のそれより大きくするのが良い
と考える。こうすると、試料表面の排気に当たり、処理
室用排気手段57の影響を受けることがなくなるので好
ましいからである。
【0026】上述においてはこの発明のいくつかの実施
の形態について説明したがこの発明は上述の例に限られ
ない。
【0027】例えば上述においてはこの発明をスピンコ
ート装置、CVD装置にそれぞれ適用した例を示した
が、この発明はこれに限られない。試料台上に置かれる
試料の加工時に該試料から気体が発生しおよびまたは該
試料に気体が供給される装置であって、試料表面の排気
を制御したい装置に広く適用出来る。例えばドライエッ
チング装置はこの発明の他の適用例として挙げられる。
なお、この発明をCVD装置や、ドライエッチング装置
に適用する場合、適用装置は枚葉式のものの方が好まし
い。また、上述においてはこの発明のCVD装置への応
用例としてLPCVD装置の例を述べた。しかし、原料
ガスの流れが成膜速度や膜質のウエハ面内均一性に影響
を及ぼし易い常圧CVD装置に対してもこの発明はもち
ろん適用出来る。
【0028】また、上述において説明した試料表面排気
手段19,190の構成例はあくまで一例であり、これ
らと同様な目的が得られば他の構造のものでももちろん
良い。
【0029】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明の試料加工装置によれば、試料表面に、試料中心
から試料表面に沿い試料端部に向かう気流を形成出来
る。このため、試料加工装置がスピンコート装置の場合
であれば、試料に付着しようとするパーティクルは上記
気流により試料の縁部に押し出された後に外部に除去で
きる。このため、例えば、半導体装置を製造する際のス
ピンコート工程における試料へのパーティクルの付着量
を従来より低減できると考えられるから、半導体装置の
歩留り向上が期待出来る。また、塗布液の溜りに起因す
る問題の解決も期待出来る。また、試料加工装置がCV
D装置やドライエッチング装置の場合であれば、試料表
面でのガス交換が従来より速やかに行われると考えられ
るので、従来に比べ、成膜速度やエッチング速度の向上
が期待出来る。このため、膜形成やエッチングのための
処理時間の短縮が期待出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のスピンコート装置の説明図である。
【図2】図1のX部分を拡大した図である。
【図3】この発明のスピンコート装置の一つの効果の説
明図である。
【図4】この発明のCVD装置の説明図である。
【図5】従来技術および課題の説明図である。
【符号の説明】
S:試料 10:実施の形態のスピンコート装置 11:試料台 13:フード 15:排気手段(フード用排気手段) 17:塗布液供給手段 19:この発明に係る排気手段(試料表面排気手段) 19a:容器 19aa:深皿状の部分 19ab:中空円柱部分 19b:ベアリング 19c:排気管 19d:排気装置 P:試料の中心から試料表面に沿い縁部に向かう気流 Q:容器の壁部分の上端 21:回転機構 21a:ベルト 21b:ベルト車 21c:モータ 40:実施の形態のCVD装置 51:処理室 53:ガス供給機構 55:試料台 57:排気手段(処理室用排気手段) 190:この発明に係る排気手段(試料表面排気手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料台を具え、該試料台上に置かれる試
    料の加工時に該試料から気体が発生しおよびまたは該試
    料に気体が供給される試料加工装置において、 試料を試料台に置いたときの該試料の縁部が位置する予
    定の位置の近傍に、かつ、前記試料を前記縁部に沿って
    囲う状態となるように吸引口を配置した排気手段であっ
    て、該試料の中心から試料表面に沿い縁部に向かう気流
    を生成するための排気手段を具えたことを特徴とする試
    料加工装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の試料加工装置におい
    て、 前記試料加工装置をスピンコート装置とし、 前記排気手段を、その少なくとも吸引口が前記試料台と
    共に回転するものとしてあることを特徴とする試料加工
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の試料加工装置におい
    て、 前記試料加工装置をCVD装置とすることを特徴とする
    試料加工装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の試料加工装置におい
    て、 前記試料加工装置をドライエッチング装置とすることを
    特徴とする試料加工装置。
JP2099596A 1996-02-07 1996-02-07 試料加工装置 Withdrawn JPH09206655A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100696855B1 (ko) * 2004-12-10 2007-03-20 주식회사 엘지화학 스핀코팅용 장치 및 그로부터 제조된 코팅체
CN105921368A (zh) * 2016-06-29 2016-09-07 南通大学 一种专用于匀胶机托盘真空吸片口上的三层腔体型端盖
CN105964498A (zh) * 2016-06-29 2016-09-28 南通大学 一种专用于匀胶机托盘真空吸片口上的插条式端盖

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