JPH09205646A - 車両用事故状況記録装置 - Google Patents

車両用事故状況記録装置

Info

Publication number
JPH09205646A
JPH09205646A JP8208508A JP20850896A JPH09205646A JP H09205646 A JPH09205646 A JP H09205646A JP 8208508 A JP8208508 A JP 8208508A JP 20850896 A JP20850896 A JP 20850896A JP H09205646 A JPH09205646 A JP H09205646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image pickup
image
accident
shutter
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8208508A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetoshi Fukaya
深谷  繁利
Tetsuo Kikuchi
哲郎 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soken Inc filed Critical Nippon Soken Inc
Priority to JP8208508A priority Critical patent/JPH09205646A/ja
Priority to DE1996147844 priority patent/DE19647844A1/de
Publication of JPH09205646A publication Critical patent/JPH09205646A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C5/00Registering or indicating the working of vehicles
    • G07C5/08Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
    • G07C5/0841Registering performance data
    • G07C5/0875Registering performance data using magnetic data carriers
    • G07C5/0891Video recorder in combination with video camera
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • H04N5/77Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera
    • H04N5/772Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera the recording apparatus and the television camera being placed in the same enclosure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/18Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/907Television signal recording using static stores, e.g. storage tubes or semiconductor memories
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/92Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N5/9201Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving the multiplexing of an additional signal and the video signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/92Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N5/9201Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving the multiplexing of an additional signal and the video signal
    • H04N5/9205Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving the multiplexing of an additional signal and the video signal the additional signal being at least another television signal

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像手段により得た映像信号をメモリに記録
する車両用事故状況記録装置において、映像の再生の際
に、明るい場所から暗い場所まではっきり識別できるよ
うにする。 【解決手段】 撮像装置1は、露光時間決定部62の制
御により周期的にシャッタ時間を変更しながら車外の状
況を撮影する。この映像信号は、常に最新の映像に更新
されながら記憶部5に記録され、事故検知装置7が交通
事故を検出したとき記録が停止される。露光時間を異な
らせた映像を記録・保持することにより、明るい場面か
ら暗い場面までを記録することができる。事故後、この
記録された映像は再生されて、事故の解析に利用され
る。露光時間を異ならせる代わりに、光の透過量を異な
らせることによっても同様の映像を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載され、
交通事故が発生したとき事故前後の状況を記録し、後で
事故の状況を再現するための車両用事故状況記録装置に
関し、特に、カメラを車載し、事故前後の状況として車
両の周囲の映像を記録する車両用事故状況記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】交通事故の際、事故査定での責任割合に
は、当事者にとって納得のいかないことが多い。例え
ば、相手の一時不停止又は信号無視が主な原因であった
場合でも、相手がその事実を認めなければ、事故査定で
50/50にされることがある。また、死亡事故の様な
場合、加害者が嘘の証言をしたとしても遺族は反論の余
地がなく、歯がゆい思いをしている。これらは、事故の
状況を証明する手段がないことに起因する。
【0003】このような事態を打開するため、交通事故
の状況を映像により記録する装置が特開昭63−167
85号又は特開平5−197858号として提案されて
いる。従来の車両用事故状況記録装置では、カメラを車
載し、常時、車両前方の映像を撮影し、映像信号を一定
時間の映像が記録できる容量を持つメモリに記録する。
ここで、メモリの容量を超える映像信号の記録があると
きは、時間的に古い記録を消去して新しい映像を記録す
る。このようにして、常にメモリに新しい映像を記録さ
せる。
【0004】そして、事故を検知すると、直ちに記録を
停止してそれまでの記録を保持するか、あるいは、事故
後も一定時間だけ記録の更新をし、その後記録を停止し
て事故前後の記録を保持する。この記録・保持された映
像信号は後で再生され、事故までの映像又は事故前後の
映像により事故原因の解明が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置におい
て、車両の周囲の映像を撮影する撮像手段として使用さ
れるカメラは、比較的安価なカメラが使用される。この
ようなカメラは、一般的にダイナミックレンジが狭い
(例、40dB)。このため、日中の炎天下の様に全体
が明るいところを撮影すると、明るい部分の映像ははっ
きり見えるが、暗い日陰の部分は真っ黒になり詳細が分
からなくなってしまう。反対に、影の部分を詳細に撮影
しようと露出を調整すると、日向の部分が真っ白くなり
詳細が分からなくなってしまう。
【0006】また、夜間の場合も同様で、全体が暗い場
面では、周囲の暗い部分を詳細に撮影しようとすると、
スポットライトが当てられたような明るい場所の映像は
真っ白になり、詳細が分からなくなってしまう。このよ
うに、カメラの映像が捕らえきれないところに事故原因
があった場合は、折角映像を記録していても役に立たな
いことになる。
【0007】このような欠点を解消するために、撮影し
た映像の輝度信号に対して、いわゆるγ補正をかけ、白
い部分の輝度を抑え、見かけ上のダイナミックレンジを
向上させることが行われている。しかし、この手法は、
例えばCCDなどの撮像素子そのもののダイナミックレ
ンジを向上させるものではないので、その効果は不十分
であった。
【0008】本発明は、撮像手段により得た映像信号を
メモリに記録する事故状況記録装置において、撮像手段
のダイナミックレンジが狭くても、映像の再生の際に明
るい場所から暗い場所まではっきり識別できるように、
映像信号を記録できるようにすることを目的とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためなされたものである。本発明においては、撮
像手段が、常時、露光量変更手段からの指示により、あ
る周期で露光量を変えながら車外の映像を撮影する。撮
像手段から出力される露光量の異なる複数の映像信号
は、順次、記憶手段に記録される。事故検知手段が事故
を検出していないときに、記憶手段の容量を超える記録
があった場合は、時間的に古い記録を消去しながら記憶
手段に新しい映像を記録する。
【0010】事故検知手段が事故を検出した時は、直ち
に映像の記録を停止し、あるいは、一定時間又は一定量
の映像の記録をした後に記録を停止し、記憶手段にそれ
まで記録された記録を保持する。なお、本発明におけ
る、事故発生前後の映像信号を記憶手段に記憶・保持す
ることとは、事故発生前の映像信号のみを記憶手段に記
憶・保持することも含むものである。
【0011】このようにして記録・保持された映像信号
は、交通事故の原因解明などを行うときに映像として再
生される。このとき、明るい被写体は、露光量の少ない
映像において識別可能に再生され、暗い被写体は、露光
量の多い映像において識別可能に再生される。したがっ
て、撮像手段のダイナミックレンジが狭くても、映像に
記録された全ての情報を交通事故の原因解明に役立てる
ことが可能となる。
【0012】本発明における露光量の変更としては、撮
像手段の露光時間の変更によること、又は、撮像手段へ
の光の入射量の変更によることができる。撮像手段の露
光時間の変更手段としては、電子シャッタのシャッタ時
間を変更すること、又は液晶シャッタのシャッタ時間を
変更することができる。本発明においては、映像の1フ
レームごとに露光量を変化させる代わりに、1フレーム
を構成するODDフィールドとEVENフィールドとで
露光量を変化させることもできる。この場合は、短い周
期で映像を取り込むことができる。
【0013】本発明においては、露光量の異なる映像を
別々に記憶手段に記録する代わりに、撮像手段から出力
される異なった露光両で撮影された複数の映像を一つの
映像に合成する映像合成手段を設けることもできる。こ
の映像合成手段は、露光量の異なる複数の映像から、明
瞭に記録されている部分を取り出し合成する。これによ
り、全ての部分が識別可能に記録された1つの映像を得
ることができる。
【0014】本発明においては、同一時刻の同一シーン
について露光量が異なる画像を獲得するために、ハーフ
ミラーを用いて同一シーンを2つの撮像手段に分配する
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図を用いて説明する。 (実施形態1)図1は、車両用事故状況記録装置の第1
の実施形態の構成を示すブロック図である。
【0016】図において、1は、車外の状況を撮影する
位置に取り付けられたCCDカメラなどの撮像装置であ
る。撮像装置1は1/30sごとに1フレームの映像信
号を出力する。また、1フレームは、1/60sごとの
ODDフィールドとEVENフィールドにより構成され
る。撮像装置1は内部にIC回路4を有しており、外部
にフレームごと又はフィールドごとにタイミング信号を
出力する。また、外部からのシャッタ信号に応じて、電
子シャッタのシャッタ時間が変更される。
【0017】2は撮像装置1のアナログ映像信号をディ
ジタル信号に変換するA/D変換器、3は映像を一時的
に記憶しておくフレームメモリである。5は、フラッシ
ュメモリなどの記憶部であり、フレームメモリ3からの
映像信号を記憶する映像信号用記憶領域5aと、センサ
信号及び日付などの情報を記憶するセンサ信号用領域5
bから構成される。
【0018】7は、事故検知装置で、衝突時の衝撃を検
出する加速度センサなどを用いている。8は、車両の状
況及び操作状況を表す信号を発生する各種センサで、例
えば、車速、エンジン回転数、ブレーキ、ウィンカ、シ
ートベルト着用等のセンサを含んでいる 6は、マイコンにより構成される記録制御装置であり、
事故判定部61、露光時間決定部62、記録制御部6
3、センサ信号記録制御部64を含む。事故判定部61
は加速度検出装置7の出力信号に基づいて、事故が発生
したか否かを判定する。センサ信号記録制御部64は、
各種センサ8の信号情報と日付等の情報を記憶部5のセ
ンサ信号用領域5bに出力する。また、露光時間決定部
62は、撮像装置1のタイミング信号と同期して撮像装
置1の露光時間を決定し、IC回路4にシャッタ信号を
出力する。
【0019】図1の装置の動作について説明する。通常
時、撮像装置1により撮影した車外の映像と、各種セン
サにより計測した車両の状況を表す信号を記憶部5に記
録する。撮像装置1は車外の状況を撮影するとき、外部
の照度に合わせて、撮像手段に設けた図示しない絞り機
構により大まかな光量を決定する。そして、フレームご
とに、電子シャッタのシャッタ時間即ち、露光時間を変
化させて撮影を行う。なお、絞り機構として固定絞りを
使用することもできる。
【0020】撮像装置1の電子シャッタのシャッタ時間
が長いと暗い場合にも明るく、即ち感度良く写り、シャ
ッタ時間が短いと明るい場合にも暗く、即ち感度を落と
して写す。また、シャッタ時間が長く飽和領域が増えて
白く写る部分が多いとき、シャッタ時間を短くするとこ
の白く写った領域がパターンをもって写るようになる。
映像信号の分解能は、通常8ビット程度であり、通常の
CCDのダイナミックレンジは40〜50dB程度であ
るので、上記のように、露光時間が異なる映像を得るこ
とにより、明るい場所が判別可能な映像と、暗い場所が
判別可能な映像とを得ることが出来る。
【0021】図2に、露光時間の変化の状況を示す。本
例では、1フレームごとに交互に、シャッタ時間を1/
120sと1/1000sに変更させる。2つの画像の
パターンを繋げるためには、多少輝度がオーバラップす
るのが望ましい。したがって、20dB程度の時間感度
の差が生ずるようにシャッタ時間を決めると、上記の2
つのシャッタ時間となる。
【0022】図1に戻ると、撮像手段1による露光時間
の異なる映像信号は、A/D変換器2によりディジタル
信号に変換され、フレームメモリ3を介して、順次、記
録部5の映像信号用領域5aに記憶されていく。この映
像の記録周期は、本例の通常のテレビ用のCCDカメラ
では1秒につき30フレーム記録するが、メモリ容量の
節約のたに、1秒間に10フレーム又は5フレームとい
うように間引くこともできる。
【0023】以上の動作と並行して、センサ8からの信
号により、車両の速度、エンジン回転数、ウインカ、車
両の加速度、ヨーレートなど、車両の状態及び運転者の
操作状態が検出され、センサ信号記憶制御部64を介し
て記憶部5のセンサ信号用領域5bに記憶される。これ
らの記録周期は、映像の記録周期と一致させる必要はな
いが、通常は両者を一致させて記憶させる。
【0024】記憶部5の記憶容量には制限があるため、
記憶状態が一杯になると、過去の古いデータを消去して
いき、常に最新のデータで置き換えていく。車両が交通
事故に遭遇し、物体に衝突すると車体に加速度が発生
し、事故検知装置7が検出信号を出力する。事故判定部
61が事故が発生したと判定すると、事故後、所定の時
間の状況を更に記録した後に、記憶部5における記憶を
停止する。なお、事故検知と同時に記憶部5における記
録を停止することもできる。
【0025】図1に示した回路の具体的な動作につい
て、図3のフローチャートを用いて説明する。この動作
はマイコンである記録制御装置6により実行される。図
3のルーチンは、撮像装置1のIC回路4から出力され
るタイミング信号により割り込み起動する。本例では、
1/30sのフレームごとのタイミング信号が利用され
る。
【0026】ステップS1では、事故が検出されたか否
かを判定する。事故が検出されなければ、ステップS2
へ進み、前回の映像におけるシャッタスピードが1/1
20sか1/1000sかを判定する。前回のシャッタ
スピードが1/1000sの場合は、ステップS3へ進
み、次回のシャッタスピードを1/120sにセットす
る。前回のシャッタスピードが1/120sの場合は、
ステップS4へ進み、次回のシャッタスピードを1/1
000sにセットする。
【0027】撮像装置1ではセットされたシャッタ時間
で撮影を行い、映像信号をフレームメモリ3へ出力す
る。ここで、図3のルーチンは撮像装置1からのタイミ
ング信号と同期しているから、撮像装置1からは、図2
に示すように、フレームごとにシャッタ時間の異なる映
像信号が出力される。ステップS5で記憶部5に書き込
み信号を出力する。記憶部5では、フレームメモリ3に
記憶された映像信号を映像信号用領域5aに記録し、セ
ンサ信号などをセンサ信号用領域5bに記録する。そし
て、割り込み処理を終了する。なお、ステップS5で記
録部5に規定時間分のデータが記録されて容量一杯に記
録がされると、古いデータから順次上書きをしていく。
これにより、記録部5の蓄積データは、常時、最新のデ
ータに更新されていく。
【0028】また、ステップS1で事故が検出されたと
判定されたときは、ステップS7へ進む。ステップS7
では、カウンタNを1だけインクリメントしステップS
8へ進む。ステップS8では、カウンタNの値が所定値
Cに達したか否かが判定される。そして、カウンタNの
値が所定値Cに達していなければ、前述のステップS2
〜ステップS5により、記憶部5に各データを書き込
む。
【0029】したがって、事故の発生後においても、ス
テップS7,ステップS8,ステップS2〜ステップS
5の処理が繰り返され、事故後の所定時間経過までの状
況データが蓄積されていく。この記録が所定回数のC回
行われると、ステップS8からステップS9へ進み、こ
のルーチンへの割り込みを禁止することにより以後の記
録を停止する。なお、Cの値を0とすることにより、事
故発生と同時に記録を停止することができる。
【0030】記録部5には、事故発生前後のデータが記
録・保持される。事故発生後に、本装置の本体又は記憶
部5のみを持ち出し、これらのデータを再生して交通事
故の原因解明を行う。原因解明には、センサ信号用領域
5bに記憶されたデータにより、車両の挙動、運転者の
操作について解析をする。映像信号用領域5aに記憶さ
れたデータについては、車外の状況、特に事故の相手方
がある場合には、相手の挙動を解析する。このとき、再
生された映像は露光時間が交互に変化しているので、明
るさが交互に変化し、観察者にとっては見にくいものと
なる。しかしながら、この解析作業は、交通事故が起き
たときに行うものであり、テレビ、映画のように楽しむ
ためのものではないので支障はない。そして、再生され
た映像は交互に映像の明るさが変化しているので、極端
に明るい又は暗い物体でも、どちらかの画面には像が写
っていることとなる。したがって、画面内に対象物があ
れは、それを観察し、事故原因解析に役立てることがで
きる。
【0031】(実施形態2)上記実施形態1では、1フ
レームごとにシャッタ時間を変化させている。本例で
は、映像の取り込み周期を短縮するため、通常のテレビ
方式に用いられているインターレース方式のCCDを利
用し、ODDフィールドとEVENフィールドとでシャ
ッタ時間を変化させる。具体的には、ODDフィールド
に長いシャッタスピード1/120sを割り当て、EV
ENフィールドに短いシャッタスピード1/1000s
を割り当てる。
【0032】本例の回路構成としては、図1に示した構
成が採用できる。また、動作は図3のフローチャートに
示すものと同様となる。ただ、図3のフローチャートに
おいて、割り込み処理を開始するタイミング信号とし
て、撮像装置1のIC回路4から出力されるフィールド
ごとのタイミング信号を使用する。したがって、本例で
は、1/60sごとに発生するタイミング信号により、
シャッタ時間の異なる1/60sごとのフィールドの映
像信号が記憶領域5aに記憶されていく。
【0033】図4に、本例における露光時間の変化の状
況を示す。ODDフィールドとEVENフィールドが交
互に記憶領域5aに記憶されることにより、より短い周
期での映像の取り込みが可能となる。 (実施形態3)上記各実施形態においては、シャッタ時
間の異なる画像を別々に記憶領域5aに記録している。
しかし、もともとは同一の画像であるから、シャッタ時
間の異なる画像を1つのデータにまとめて記憶領域5a
に記録することもできる。
【0034】本例では、撮像装置1の出力データの飽和
を利用して1つの画像を作成する。図5に示すように、
出力データは、シャッタ時間が長い場合は飽和しやす
い。したがって、出力データが飽和している場合は、シ
ャッタ時間が短い方のデータに置き換える。図6に、画
像データ(画素)の配列状態を示す。(a)は、シャッ
タスピードが1/120sの画像データ配列A、(b)
はシャッタスピードが1/1000の画像データ配列B
を示す。図において、A(x,y)及びB(x,y)は
各画像データの座標を表す。左上の画像データはA
(0,0),B(0,0)で表され、右下の画像データ
はA(n,m),B(n,m)で表されている。また、
ここでは、画素データの分解能を8ビット(0〜25
5,暗〜明)とし、飽和条件を250とする。
【0035】図7に本例の回路構成を示す。図7におい
て、図1と同一機能を有するものには、同一符号を付し
て、重複する説明は省略する。したがって、図7におい
て省略した説明については図1の説明を参照されたい。
図7では、図1のフレームメモリ3の代わりに合成部9
が設けられている。この合成部9は、2つのフレームメ
モリ91,92を備えている。撮像装置1から出力され
た映像信号は、A−D変換器2を経由して、合成部9に
入力されると、1/120sのシャッタ時間で撮影され
た映像信号は第1のフレームメモリ91に記憶され、1
/1000sのシャッタ時間で撮影された映像信号は第
2のフレームメモリ92に記憶される。
【0036】記録制御装置6には合成処理部65が付加
される。この合成処理部65は、2つのフレームメモリ
91,92に記憶された露光時間の異なる2つの映像信
号を合成処理する。この画像合成の具体的手法につい
て、図8のフローチャートを用いて説明する。図8の処
理は、2フレーム分のタイミング信号ごとに割り込み処
理される。
【0037】ステップS11では、カウンタx,yに初
期値0がセットされる。ついで、ステップS12で、シ
ャッタ時間が長い方の画像データA(x,y)が、飽和
条件(250)と比較され、画像データA(x,y)が
飽和しているか否かが判定される。ここで、A(x,
y)が飽和していれば、ステップS13へ進む。ステッ
プS13では、画像データA(x,y)がシャッタ時間
の短い方の画像データB(x,y)に置き換えられ、ス
テップS14へ進む。また、ステップS12で画像デー
タA(x,y)が飽和していなければ、そのままステッ
プS14へ進む。
【0038】ステップS14では、カウンタxを1だけ
インクリメントし、ステップS15でカウンタxの値に
より、水平方向の終わりに達しているか否かが判定され
る。ここで、終わりに達していなければ、ステップS1
2へ戻る。終わりに達していれば、ステップS16へ進
み、カウンタxを0にリセットし、カウンタyを1だけ
インクリメントする。そして、ステップS17で垂直方
向の終わりに達しているか否かが判定される。終わりに
達していなければ、ステップS12へ戻り、終わりに達
していれば、1画面についての合成動作を終了する。
【0039】以上説明した動作により、各画素ごとに、
画像データが飽和していなければ、シャッタ時間の長い
画像データA(x,y)が使用され、飽和していればシ
ャッタ時間の短い画像データB(x,y)が使用され
て、1つの画面が形成される。したがって、1つの画面
で、明るい場所から暗い場所まで識別の可能な画像を得
ることができる。
【0040】図9(a)は、ある画像についての水平走
査線上での真の輝度をグラフにしたものである。これを
上記方法により1つの画像に合成すると、(b)に示す
ように変化する。2つの画像を合成して1つの画像を形
成した場合に、図9(b)から、各画素ごとの画像デー
タがどのシャッタ時間の画面から得られたかを判別する
ことができる。すなわち、通常の画像においては、輝度
が急に変化することはないので、輝度が急激に変化した
点と、その変化の内容から、ある点の画像データがシャ
ッタ時間の長い方のデータ又は短い方のデータのいずれ
から得られたデータであるかを判別できる。 なお、い
ずれの画像から得たデータかを明らかにするためには、
この他の方法として、データのビット長を1ビット増や
し、どちらのデータを採用したかのデータを入れること
もできる。
【0041】(実施形態4)以上説明した実施形態にお
いては、1つの撮像装置を用いてフレームごと又はフィ
ールドごとのシャッタ時間を変化させている。このた
め、シャッタ時間の異なる2つの画像は、全く同一時刻
の画像ではない。したがって、自車又は相手が動いてい
るときには、時刻のずれた画像を認識したり、合成した
りすることとなる。本例は、この欠点を、2つの撮像装
置を使用することにより解消するものである。
【0042】図10に本例の回路構成を示す。図10に
おいて、図1と同一機能を有するものには、同一符号を
付して、重複する説明は省略する。シャッタ時間が異な
る2つのCCDカメラなどの撮像装置11,12に対し
て、ハーフミラー13を介して同一のシーンを分配す
る。2つの撮像装置11,12の電子シャッタは、1/
120sと1/1000sという異なるシャッタ時間に
設定される。同一シーンを撮影するため、2つの撮像装
置11,12のIC回路41,42間で同期が取られ
る。
【0043】2つの撮像装置11,12は、同一時刻に
異なるシャッタ時間で撮影を行い、その映像信号は、そ
れぞれA−D変換器21,22を介してフレームメモリ
31,32に出力される。また、一方の撮像装置11か
らタイミング信号が記録制御装置6に出力される。シャ
ッタ時間は各撮像装置11,12で設定されているの
で、記録制御装置6の露光時間決定部62は省略されて
いる。
【0044】本例における記録制御装置6の動作につい
て、図11のフローチャートを用いて説明する。図11
において、前述の図3と同一ステップについては同一ス
テップ番号を付して、重複する説明を省略する。本例で
は、異なるシャッタ時間は各撮像装置11,12に設定
されているので、記録制御装置6では露光時間の決定は
行われないため、図3のステップS2〜4は省略されて
いる。
【0045】図11においても、撮像装置11からのタ
イミング信号により割り込み処理が開始される。事故が
検出されていない時(ステップS1のno)、又は、事
故検出後所定時間経過前(ステップS8のno)は、ス
テップS5において記憶部5に書き込み信号を出力す
る。記憶部5では、2つのフレームメモリ3に記録され
た映像信号を映像信号用領域5aに記録する。
【0046】以上説明した例は、同一時刻に同一シーン
を撮影する2つの撮像装置11,12を前述の実施形態
1に適用した例である。この2つの撮像装置11,12
は前述の実施形態2〜4にも適用可能である。すなわ
ち、図11において、撮像装置11からのタイミング信
号として、前述の実施形態2のように、フィールドごと
のタイミング信号を使用することにより、ODDフィー
ルドとEVENフィールドごとに露光時間を変更するこ
とができ、映像の取り込み周期を短縮することができ
る。また、2つのフレームメモリ31,32の画像を、
実施形態3のように、1つのデータにまとめて記録する
こともできる。
【0047】(実施形態5)以上説明してきた実施形態
1〜4では、CCDカメラなどの撮像装置の電子シャッ
タのシャッタ時間を変化させることにより、撮像装置の
露光量を変化させている。これに対して、撮像装置の光
学系に設けたシャッタのシャッタ時間を変化させること
ができる。この場合、短時間の間にシャッタ時間を変化
させる必要があるので、通常のメカニカルシャッタでは
追従できない。そこで、本例では、光の透過量を可変に
できる液晶シャッタを使用する。
【0048】図12に本例の回路構成を示す。図12に
おいて、図1と同一機能を有するものには、同一符号を
付して、重複する説明は省略する。図12において、1
は撮像装置で、1aはレンズ、1bはCCD、4はIC
回路である。1dは、レンズ1aの前に配置された液晶
で、その印加電圧により光の透過率が変更される。この
液晶1aは、ネマティック型、或いはツイステッドネマ
ティック型などが使用される。
【0049】液晶1dは、通常時は印加電圧値が0であ
り、光の透過率は0%となっている。撮影時には、記録
制御装置6の露光時間決定部62から、液晶1dの透過
率を最大にするシャッタ信号が印加されると光を透過す
る。なお、液晶1dの透過率は最大で50%程度の透過
率となる。この構成により、液晶シャッタが構成され
る。
【0050】図12の回路の動作について説明する。こ
こでも、図1の回路と異なる動作についてのみ説明す
る。撮像装置1は、1/30sごとに1フレームの映像
信号を出力し、1フレームごとにIC回路4からタイミ
ング信号を出力する。記録制御装置6の露光時間決定部
では、タイミング信号ごとに、液晶1dにシャッタ信号
を出力する。このシャッタ信号は、液晶シャッタ1dを
1/120sだけ最大の透過率とするものと、1/10
00sの間だけ最大の透過率とするものが交互に出力さ
れる。したがって、撮像装置1からは、1フレームごと
に露光量の異なる映像信号が出力される。
【0051】図12の回路の具体的動作について図13
のフローチャートを用いて説明する。図13において、
前述の図3と同一ステップについては同一ステップ番号
を付して、重複する説明を省略する。ステップS2で、
前回のシャッタ時間が1/1000sであると判定され
ると、ステップS133で、1/120s継続するシャ
ッタ信号が液晶1dに出力される。したがって、液晶1
dは、1/120sの間だけ光を透過する。また、前回
のシャッタ時間が1/120であると判定されると、ス
テップS134で、1/1000s継続するシャッタ信
号が液晶1dに出力される。したがって、液晶1dは撮
像装置1が出力する映像信号の1フレームごとにシャッ
タ時間を変更する。
【0052】なお、本例の液晶シャッタによりCCDへ
入射する光量を変える方式は、液晶を光学系に挿入する
ため暗くなるという欠点がある。しかしながら、液晶シ
ャッタを使用する方式は、電子シャッタのシャッタ時間
を変更する方式に比べると、スミヤの影響が少ないとい
う利点がある。以上説明した例は、液晶シャッタ1dを
前述の実施形態1に適用した例である。液晶シャッタは
前述の実施形態2及び3にも適用可能である。
【0053】すなわち、図13において、撮像装置11
からのタイミング信号を、前述の実施形態2のように、
フィールドごとのタイミング信号を使用することによ
り、ODDフィールドとEVENフィールドごとに露光
時間を変更することができ、映像の取り込み周期を短縮
することができる。また、実施形態3のように、露光時
間の異なる2つの画像を1つのデータにまとめて記録す
ることもできる。
【0054】なお、実施形態4に適用する場合は、ハー
フミラーによる光量の低下に液晶による光量の低下が加
わるため実用的ではない。 (実施形態6)以上説明してきた実施形態1〜5では、
撮像装置の露光量を変更する手段として、シャッタ時間
即ち露光時間を変更している。これに対して、露光時間
を変更する代わりに、撮像装置への光の透過量を変更す
ることができる。この場合、短時間の間に透過量を変化
させる必要があるので、通常のメカニカルな絞りでは追
従できない。そこで、本例では、光の透過率を可変にで
きる液晶を使用する。
【0055】図14に本例の回路構成を示す。図14は
前述の実施形態5における図12とほぼ同一構成である
ので、図14において、図12と同一機能を有するもの
には、同一符号を付して、重複する説明は省略する。本
例においては、レンズ1aの前に、光の透過率を可変と
する液晶1dを配置し印加電圧値により液晶1dの光の
透過量を変化させ、液晶1dを液晶絞りとして作用させ
る。液晶1dは、最大の透過率で50%程度となるの
で、本例では、透過率を50%と25%に変化させる。
【0056】撮像装置1では、所定のシャッタ時間
(例、1/120s)で1/30sごとに1フレームの
映像信号を出力する。記録制御装置6には、透過率決定
部66が設けられ、撮像装置1からのタイミング信号と
同期して、液晶1dに対して、透過率が50%又は25
%となる電圧値の透過率信号を出力する。これにより、
撮像装置1からは、1フレームごとに露光量の異なる映
像信号が交互に出力される。
【0057】図14の回路の動作について、図15のフ
ローチャートを用いて説明する。図15において、前述
の図3と同一ステップについては、同一の参照符号を付
して、重複する説明は省略する。事故が検出されていな
い時(ステップS1のno)、又は、事故検出後所定時
間経過前(ステップS8のno)は、ステップS152
において、前回の映像における透過率がチェックされ
る。前回の透過率が50%であるとき、ステップ153
で、液晶1dの透過率が25%となる電圧値の透過率信
号が出力される。前回の透過率が25%であるとき、ス
テップ154で液晶1dの透過率が50%となる電圧値
の透過率信号が出力される。その他のステップは、図3
と同様である。
【0058】なお、図15において、撮像装置11から
のタイミング信号を、前述の実施形態2のように、フィ
ールドごとのタイミング信号を使用することにより、O
DDフィールドとEVENフィールドごとに透過率を変
更することができ、映像の取り込み周期を短縮すること
ができる。
【0059】(実施形態7)本例は、撮像装置1での光
の透過率を変更する場合に、前述の実施形態3のよう
に、露光量の異なる画像を1つのデータにまとめて記録
するる。本例は、撮像装置1の出力データの飽和を利用
して1つの画像を作成する。図16に示すように、出力
データは、透過率が高い場合は飽和しやすい。したがっ
て、出力データが飽和している場合は、透過率が低い方
のデータに置き換える。
【0060】図17に、画像データ(画素)の配列状態
を示す。(a)は、透過率50%画像データ配列A、
(b)は透過率25%の画像データ配列Bを示す。図に
おいて、A(x,y)及びB(x,y)は各画像データ
の座標を表す。左上の画像データはA(0,0),B
(0,0)で表され、右下の画像データはA(n,
m),B(n,m)で表されている。また、ここでは、
画素データの分解能を8ビット(0〜255,暗〜明)
とし、飽和条件を250とする。
【0061】図18に本例の回路構成を示す。図18は
前述の実施形態6における図14に前述の実施形態3の
合成部及びその関連の構成を付加したものと言えるの
で、図18において、図14と同一機能を有するものに
は、同一符号を付して、重複する説明は省略する。図1
8では、図14のフレームメモリ3の代わりに合成部9
が設けられている。この合成部9は、2つのフレームメ
モリ91,92を備えている。撮像装置1から出力され
た映像信号は、A−D変換器2を経由して、合成部9に
入力されると、液晶1dの透過率が50%で撮影された
映像信号は第1のフレームメモリ91に記憶され、液晶
1dの透過率が25%で撮影された映像信号は第2のフ
レームメモリ92に記憶される。
【0062】記録制御装置6には合成処理部65が設け
られる。この合成処理部65は、2つのフレームメモリ
91,92に記憶された露光時間の異なる2つの映像信
号を合成処理する。この画像合成の具体的手法について
は、前述の図8のフローチャートと同様である。したが
って、図8についての説明を参照されたい。以上、本発
明の実施形態について説明をしてきたが、本発明は、こ
れらの実施形態に限定されるものではない。
【0063】例えば、撮影した画像を、記録前にデータ
圧縮をして、メモリの節約を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の構成を示すブロック図。
【図2】図1の装置における、露光時間の異なる画像と
メモリとの関係を示す図。
【図3】図1の装置の動作を説明するフローチャート。
【図4】本発明の実施形態2における、露光時間の異な
る画像とメモリとの関係を示す図。
【図5】本発明の実施形態3における、露光時間と出力
データの関係を示すグラフ。
【図6】本発明の実施形態3における画像データの配列
を示す図。
【図7】本発明の実施形態3の構成を示すブロック図。
【図8】図7の装置の動作を説明するフローチャート。
【図9】図7の装置による真の輝度と、合成後の輝度と
の関係を示すグラフ。
【図10】本発明の実施形態4の構成を示す図。
【図11】図10の装置の動作を説明するフローチャー
ト。
【図12】本発明の実施形態5の構成を示す図。
【図13】図12の装置の動作を説明するフローチャー
ト。
【図14】本発明の実施形態6の構成を示す図。
【図15】図14の装置の動作を説明するフローチャー
ト。
【図16】本発明の実施形態7における、露光時間と出
力データの関係を示すグラフ。
【図17】本発明の実施形態7における画像データの配
列を示す図。
【図18】本発明の実施形態7の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1,11,12…撮像装置 1a…レンズ 1b…CCD 1d…液晶 2,21,22…A/D変換器 3,31,32,91,92…フレームメモリ 4,41,42…IC回路 5…記録部 5a…映像信号用領域 5b…センサ信号用領域 6…記録制御装置 61…事故判定部 62…露光時間決定部 63…記録制御部 64…センサ信号記録制御部 65…合成処理部 66…透過率決定部 7…事故検知装置 8…センサ 13…ハーフミラー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項11
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項12
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】図1の装置の動作について説明する。通常
時、撮像装置1により撮影した車外の映像と、各種セン
サにより計測した車両の状況を表す信号を記憶部5に記
録する。撮像装置1は車外の状況を撮影するとき、外部
の照度に合わせて、撮像装置1に設けた図示しない絞り
機構により大まかな光量を決定する。そして、フレーム
ごとに、電子シャッタのシャッタ時間即ち、露光時間を
変化させて撮影を行う。なお、絞り機構として固定絞り
を使用することもできる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】図1に戻ると、撮像装置1による露光時間
の異なる映像信号は、A/D変換器2によりディジタル
信号に変換され、フレームメモリ3を介して、順次、記
録部5の映像信号用領域5aに記憶されていく。この映
像の記録周期は、本例の通常のテレビ用のCCDカメラ
では1秒につき30フレーム記録するが、メモリ容量の
節約のたに、1秒間に10フレーム又は5フレームと
いうように間引くこともできる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】図11においても、撮像装置11からのタ
イミング信号により割り込み処理が開始される。事故が
検出されていない時(ステップS1のno)、又は、事
故検出後所定時間経過前(ステップS8のno)は、ス
テップS5において記憶部5に書き込み信号を出力す
る。記憶部5では、2つのフレームメモリ31,32
記録された映像信号を映像信号用領域5aに記録する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】以上説明した例は、同一時刻に同一シーン
を撮影する2つの撮像装置11,12を前述の実施形態
1に適用した例である。この2つの撮像装置11,12
は前述の実施形態2〜にも適用可能である。すなわ
ち、図11において、撮像装置11からのタイミング信
号として、前述の実施形態2のように、フィールドごと
のタイミング信号を使用することにより、ODDフィー
ルドとEVENフィールドごとに露光時間を変更するこ
とができ、映像の取り込み周期を短縮することができ
る。また、2つのフレームメモリ31,32の画像を、
実施形態3のように、1つのデータにまとめて記録する
こともできる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】(実施形態7)本例は、撮像装置1での光
の透過率を変更する場合に、前述の実施形態3のよう
に、露光量の異なる画像を1つのデータにまとめて記録
する。本例は、撮像装置1の出力データの飽和を利用し
て1つの画像を作成する。図16に示すように、出力デ
ータは、透過率が高い場合は飽和しやすい。したがっ
て、出力データが飽和している場合は、透過率が低い方
のデータに置き換える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/915 H04N 5/91 K

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 事故を検知する事故検知手段と、車外の
    映像を撮影する撮像手段と、前記撮像手段から出力され
    る映像信号を記録する記憶手段とを備え、前記事故検知
    手段により事故が検知されたとき、事故発生前後の映像
    信号を前記記憶手段に記憶・保持する車両用事故状況記
    録装置において、前記撮像手段の露光量を周期的に変更
    する露光量変更手段と、前記撮像手段から出力される露
    光量の異なる映像信号を、順次前記記憶手段に記録する
    記録制御手段とを具備することを特徴とする車両用事故
    状況記録装置。
  2. 【請求項2】 前記露光量変更手段は、前記撮像手段の
    露光時間を変更するものであることを特徴とする請求項
    1記載の車両用事故状況記録装置。
  3. 【請求項3】 前記露光量変更手段は、前記撮像手段の
    電子シャッタのシャッタ時間を変更するものであること
    を特徴とする請求項2記載の車両用事故状況記録装置。
  4. 【請求項4】 前記露光量変更手段は、前記撮像手段の
    ODDフィールドのシャッタ時間とEVENフィールド
    のシャッタ時間を変更するものであることを特徴とする
    請求項3記載の車両用事故状況記録装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像手段から出力される異なった露
    光時間で撮影された複数の映像を一つの映像に合成する
    映像合成手段を具備することを特徴とする請求項3記載
    の車両用事故状況記録装置。
  6. 【請求項6】 事故を検知する事故検知手段と、車外の
    映像を撮影する撮像手段と、前記撮像手段から出力され
    る映像信号を記録する記憶手段とを備え、前記事故検知
    手段により事故が検知されたとき、事故発生前後の映像
    信号を前記記憶手段に記憶・保持する車両用事故状況記
    録装置において、前記撮像手段として、電子シャッタの
    シャッタ時間の異なる映像信号を出力する2つの撮像手
    段を使用し、前記2つの撮像手段に光を分配するハーフ
    ミラーと、前記2つの撮像手段の撮影タイミングを同期
    させる手段と、前記2つの撮像手段から出力される露光
    量の異なる映像信号を、順次前記記憶手段に記録する記
    録制御手段とを具備することを特徴とする車両用事故状
    況記録装置。
  7. 【請求項7】 前記露光量変更手段は、液晶シャッタの
    シャッタ時間を変更するものであることを特徴とする請
    求項2記載の車両用事故状況記録装置。
  8. 【請求項8】 前記露光量変更手段は、前記撮像手段の
    ODDフィールドのシャッタ時間とEVENフィールド
    のシャッタ時間を変更するものであることを特徴とする
    請求項7記載の車両用事故状況記録装置。
  9. 【請求項9】 前記撮像手段から出力される異なった露
    光時間で撮影された複数の映像を一つの映像に合成する
    映像合成手段を具備することを特徴とする請求項7記載
    の車両用事故状況記録装置。
  10. 【請求項10】 前記露光量変更手段は、前記撮像手段
    への光の透過量を変更するものであることを特徴とする
    請求項1記載の車両用事故状況記録装置。
  11. 【請求項11】 前記露光量変更手段は、前記撮像手段
    のODDフィールドのシャッタ時間とEVENフィール
    ドのシャッタ時間を変更するものであることを特徴とす
    る請求項10記載の車両用事故状況記録装置。
  12. 【請求項12】 前記撮像手段から出力される異なった
    露光時間で撮影された複数の映像を一つの映像に合成す
    る映像合成手段を具備することを特徴とする請求項10
    記載の車両用事故状況記録装置。
JP8208508A 1995-11-20 1996-08-07 車両用事故状況記録装置 Withdrawn JPH09205646A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8208508A JPH09205646A (ja) 1995-11-20 1996-08-07 車両用事故状況記録装置
DE1996147844 DE19647844A1 (de) 1995-11-20 1996-11-19 Vorrichtung zum Aufzeichnen eines Unfallgeschehens für Fahrzeuge

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30153895 1995-11-20
JP7-301538 1995-11-20
JP8208508A JPH09205646A (ja) 1995-11-20 1996-08-07 車両用事故状況記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09205646A true JPH09205646A (ja) 1997-08-05

Family

ID=26516874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8208508A Withdrawn JPH09205646A (ja) 1995-11-20 1996-08-07 車両用事故状況記録装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH09205646A (ja)
DE (1) DE19647844A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006092097A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Sumitomo Electric Ind Ltd 車両感知装置
JP2007013777A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 撮像装置
JP2009302621A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 車載型映像記録装置
JP2011055524A (ja) * 2010-10-08 2011-03-17 Casio Computer Co Ltd 撮像装置及びそのプログラム
CN103824347A (zh) * 2014-03-17 2014-05-28 天瀚科技(吴江)有限公司 一种快速准确获取时间的行车记录器及其方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19735254A1 (de) * 1997-08-14 1999-02-18 Cohausz Helge B Vorrichtung zum Aufzeichnen von Bildinformationen von Ereignissen vor einem fahrenden Kraftfahrzeug
DE19827622A1 (de) * 1998-06-20 1999-12-23 Klaus Keck Videorecorder zur Unfallregistrierung
SG87795A1 (en) * 1999-04-01 2002-04-16 Tat Cheng Thomas Lee Automotive accident recordal system
DE202004013532U1 (de) * 2004-08-27 2006-01-05 Bastian, Dieter, Dr.med.habil. Vorrichtung zur georeferenzierten Aufnahme von Straßenverkehrsunfällen unmittelbar am Unfallort
GB2424334A (en) * 2005-03-17 2006-09-20 Simon Driver Vehicle protection camera system
DE102012024660A1 (de) * 2012-12-17 2014-06-18 Connaught Electronics Ltd. Verfahren zum Betreiben einer Kamera in einem abgedeckten Zustand, Kamera für ein Kraftfahrzeug und Kraftfahrzeug

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006092097A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Sumitomo Electric Ind Ltd 車両感知装置
JP2007013777A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 撮像装置
JP2009302621A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 車載型映像記録装置
JP2011055524A (ja) * 2010-10-08 2011-03-17 Casio Computer Co Ltd 撮像装置及びそのプログラム
CN103824347A (zh) * 2014-03-17 2014-05-28 天瀚科技(吴江)有限公司 一种快速准确获取时间的行车记录器及其方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE19647844A1 (de) 1997-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4742359B2 (ja) 動画撮像装置及びそのプログラム
US5103254A (en) Camera with subject highlighting and motion detection
JP3497231B2 (ja) フリーズ装置
US7664293B2 (en) Image sensing apparatus and control method thereof
CN101635797B (zh) 摄像装置
CN100369461C (zh) 图像捕获设备、图像显示方法和程序
US8072497B2 (en) Imaging apparatus and recording medium
CN103201766A (zh) 产生高动态范围图像的方法
JPH09205646A (ja) 車両用事故状況記録装置
JPH07115643A (ja) 車載用撮像装置
JPH1039400A (ja) カメラ
JP5661351B2 (ja) 撮像装置
JP4148586B2 (ja) 画像合成装置
JP3372209B2 (ja) 撮像装置
JP2006030713A (ja) 表示装置
JPH0630373A (ja) 特殊効果機能を持つ電子スチルカメラおよび再生装置
JP2998383B2 (ja) 駐車検出装置
JP3689565B2 (ja) 閃光装置及び発光量の制御方法並びに撮像装置
JP3651860B2 (ja) 撮像表示装置
JP5230362B2 (ja) 広ダイナミックレンジ撮像装置
JP3859670B2 (ja) 撮像表示装置
JP2004350192A (ja) ディジタル・カメラおよびその制御方法
JP6921632B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP2003219259A (ja) デジタルカメラにおける片ぼけの補正方法及びデジタルカメラ
JP2006005536A (ja) ディジタル撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031007