JPH09204617A - 磁気記録再生装置の磁気テープ清掃装置 - Google Patents
磁気記録再生装置の磁気テープ清掃装置Info
- Publication number
- JPH09204617A JPH09204617A JP1065796A JP1065796A JPH09204617A JP H09204617 A JPH09204617 A JP H09204617A JP 1065796 A JP1065796 A JP 1065796A JP 1065796 A JP1065796 A JP 1065796A JP H09204617 A JPH09204617 A JP H09204617A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic tape
- tape
- magnetic
- cassette
- contaminants
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Abstract
(57)【要約】
【課題】磁気テープに付着した異物や汚れを取り除くこ
とにより走行部材への異物や汚れの付着を防ぎ、磁気テ
ープの走行円滑化を図り、清掃部材の配置構成を簡素化
する。 【解決手段】磁気テープのカセット繰り出し口近くに磁
気テープ清掃ローラ部材を配置する。
とにより走行部材への異物や汚れの付着を防ぎ、磁気テ
ープの走行円滑化を図り、清掃部材の配置構成を簡素化
する。 【解決手段】磁気テープのカセット繰り出し口近くに磁
気テープ清掃ローラ部材を配置する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は家庭用ビデオテープ
レコーダ（以下ＶＴＲと称する）の磁気テープの清掃装
置に関する。
レコーダ（以下ＶＴＲと称する）の磁気テープの清掃装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術について図４を用いて説明す
る。
る。
【０００３】図４は家庭用ＶＴＲのメカニズム全体を示
す平面図である。
す平面図である。
【０００４】シャシ４上に装着されたカセット１５より
磁気テープ５が引き出し部材１２，１３により引き出さ
れ、回転シリンダ６に巻回され記録あるいは再生が行わ
れる。また、フルイレースヘッド７で磁気テープに記録
された磁気信号を消去し、オーディオコントロールヘッ
ド８で音声信号の記録・再生及びコントロール信号の記
録が行われる。
磁気テープ５が引き出し部材１２，１３により引き出さ
れ、回転シリンダ６に巻回され記録あるいは再生が行わ
れる。また、フルイレースヘッド７で磁気テープに記録
された磁気信号を消去し、オーディオコントロールヘッ
ド８で音声信号の記録・再生及びコントロール信号の記
録が行われる。
【０００５】この引き出し部材１２，１３がカセット１
５から磁気テープ５を引き出す動作あるいは逆にカセッ
ト１５に磁気テープ５を収納する動作と連動するよう
に、テープ引き出し部材の移動経路近くに配置したアー
ム等を介して回転シリンダ６近くに設置された清掃ロー
ラ１４が回転シリンダ６の外周部に当接・離隔し、回転
シリンダ６外周部に配置された音声／映像信号記録・再
生用の磁気ヘッド表面に付着した異物・汚れを落とす構
成となっている。
５から磁気テープ５を引き出す動作あるいは逆にカセッ
ト１５に磁気テープ５を収納する動作と連動するよう
に、テープ引き出し部材の移動経路近くに配置したアー
ム等を介して回転シリンダ６近くに設置された清掃ロー
ラ１４が回転シリンダ６の外周部に当接・離隔し、回転
シリンダ６外周部に配置された音声／映像信号記録・再
生用の磁気ヘッド表面に付着した異物・汚れを落とす構
成となっている。
【０００６】なお、従来の例として、特開平３−１３４
８１３号公報がある。
８１３号公報がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】磁気テープに付着した
異物や汚れが、磁気テープが巻回走行する際に、磁気テ
ープが接触する回転シリンダ・磁気テープをガイドする
部材・フルイレースヘッド・オーディオコントロールヘ
ッドに付着することがあり、従来技術では、回転シリン
ダの外周上に配置された磁気ヘッドに付着した異物・汚
れを落とすことはできるが、磁気テープをガイドする部
材・フルイレースヘッド・オーディオコントロールヘッ
ドには異物や汚れが付着したままとなり、磁気テープの
円滑な走行が得られない場合があるという問題があっ
た。
異物や汚れが、磁気テープが巻回走行する際に、磁気テ
ープが接触する回転シリンダ・磁気テープをガイドする
部材・フルイレースヘッド・オーディオコントロールヘ
ッドに付着することがあり、従来技術では、回転シリン
ダの外周上に配置された磁気ヘッドに付着した異物・汚
れを落とすことはできるが、磁気テープをガイドする部
材・フルイレースヘッド・オーディオコントロールヘッ
ドには異物や汚れが付着したままとなり、磁気テープの
円滑な走行が得られない場合があるという問題があっ
た。
【０００８】本発明の目的は、磁気テープに付着した異
物や汚れを取り除くことにより走行部材への異物や汚れ
の付着を防ぎ、磁気テープの走行の円滑化を図るととも
に、清掃部材の配置構成を簡素化することにある。
物や汚れを取り除くことにより走行部材への異物や汚れ
の付着を防ぎ、磁気テープの走行の円滑化を図るととも
に、清掃部材の配置構成を簡素化することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は磁気テープのカセット繰り出し口近くに磁
気テープを清掃する部材を配置する。
に、本発明は磁気テープのカセット繰り出し口近くに磁
気テープを清掃する部材を配置する。
【００１０】磁気テープを清掃するローラ部材を磁気テ
ープのカセット繰り出し口近くに配置することにより、
カセットから繰り出される磁気テープに付着した異物や
汚れを取ると共に、走行部材への付着も防ぐことがで
き、テープの走行が円滑になる。
ープのカセット繰り出し口近くに配置することにより、
カセットから繰り出される磁気テープに付着した異物や
汚れを取ると共に、走行部材への付着も防ぐことがで
き、テープの走行が円滑になる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図１な
いし図３を用いて説明する。図１は磁気テープ清掃ロー
ラの断面図である。図２及び図３はＶＴＲメカの平面図
であり、図２はカセット外に磁気テープを引き出したＶ
ＴＲメカの状態図、図３はカセット内に磁気テープを収
納したＶＴＲメカの状態図を示す。図４は従来方式を示
すＶＴＲメカの平面図である。
いし図３を用いて説明する。図１は磁気テープ清掃ロー
ラの断面図である。図２及び図３はＶＴＲメカの平面図
であり、図２はカセット外に磁気テープを引き出したＶ
ＴＲメカの状態図、図３はカセット内に磁気テープを収
納したＶＴＲメカの状態図を示す。図４は従来方式を示
すＶＴＲメカの平面図である。
【００１２】まず、磁気テープ清掃ローラの構成を図１
を用いて説明する。磁気テープ清掃ローラ１はシャシ４
に植設されたシャフト２に回転自在に軸支され、ワッシ
ャ３により係止されている。磁気テープ清掃ローラ１は
ローラ部材１ａを軸体１ｂに挿入し、上から軸体１ｂを
軸体１ｃに圧入結合し構成している。
を用いて説明する。磁気テープ清掃ローラ１はシャシ４
に植設されたシャフト２に回転自在に軸支され、ワッシ
ャ３により係止されている。磁気テープ清掃ローラ１は
ローラ部材１ａを軸体１ｂに挿入し、上から軸体１ｂを
軸体１ｃに圧入結合し構成している。
【００１３】つぎに磁気テープ清掃装置を搭載したＶＴ
Ｒのメカニズムについて説明する。図３に示すように、
磁気テープ５は一対のリール１６，１７に巻回された状
態でカセット１５の中に収納されている。ここで磁気テ
ープ５に磁気信号を記録、あるいは再生しようとする場
合には、図２のようにテープ引き出し部材１２，１３に
よって磁気テープ５を引き出して回転シリンダ６に巻き
付けられ回転シリンダ６の外周部に配置した磁気ヘッド
により磁気信号の記録・再生が行われる。
Ｒのメカニズムについて説明する。図３に示すように、
磁気テープ５は一対のリール１６，１７に巻回された状
態でカセット１５の中に収納されている。ここで磁気テ
ープ５に磁気信号を記録、あるいは再生しようとする場
合には、図２のようにテープ引き出し部材１２，１３に
よって磁気テープ５を引き出して回転シリンダ６に巻き
付けられ回転シリンダ６の外周部に配置した磁気ヘッド
により磁気信号の記録・再生が行われる。
【００１４】図２でテープ引き出し部材１２，１３によ
って引き出され、回転シリンダ６に巻き付けられた磁気
テープ５は矢印の方向に巻取られる。
って引き出され、回転シリンダ６に巻き付けられた磁気
テープ５は矢印の方向に巻取られる。
【００１５】この時、磁気テープ５の磁性面側に異物や
汚れの付着があると、シリンダ６をはじめ、フルイレー
スヘッド７、オーディオコントロールヘッド８、磁気テ
ープガイド９，１０、キャプスタン１１にも異物や汚れ
が付着し、磁気テープ５の走行時の負荷となり、磁気テ
ープ５の円滑な走行が得られなくなると共に、正常な磁
気記録再生が行えなくなるので、磁気テープ５のカセッ
トの繰り出し口近くに磁気テープ清掃ローラ１を配置
し、異物や汚れが走行部材にまわる前に落とす構成とな
っている。
汚れの付着があると、シリンダ６をはじめ、フルイレー
スヘッド７、オーディオコントロールヘッド８、磁気テ
ープガイド９，１０、キャプスタン１１にも異物や汚れ
が付着し、磁気テープ５の走行時の負荷となり、磁気テ
ープ５の円滑な走行が得られなくなると共に、正常な磁
気記録再生が行えなくなるので、磁気テープ５のカセッ
トの繰り出し口近くに磁気テープ清掃ローラ１を配置
し、異物や汚れが走行部材にまわる前に落とす構成とな
っている。
【００１６】また、磁気テープ清掃装置をローラ部材と
することにより、落とした異物や汚れの清掃部材の同一
箇所への蓄積を防ぎ、また清掃部材からの異物や汚れの
戻りを防ぐ。
することにより、落とした異物や汚れの清掃部材の同一
箇所への蓄積を防ぎ、また清掃部材からの異物や汚れの
戻りを防ぐ。
【００１７】磁気テープ５と清掃ローラ１が等速で動い
た場合は、清掃効果がなくなるので、清掃ローラ１の速
度が磁気テープ５の速度より小さいことが必要であり、
清掃ローラ１の回転に負荷をもたせる必要がある。これ
は、清掃ローラ１の軸穴とシャフト２の軸径との関係を
軽い圧入状態となるようにすることで解決できる。
た場合は、清掃効果がなくなるので、清掃ローラ１の速
度が磁気テープ５の速度より小さいことが必要であり、
清掃ローラ１の回転に負荷をもたせる必要がある。これ
は、清掃ローラ１の軸穴とシャフト２の軸径との関係を
軽い圧入状態となるようにすることで解決できる。
【００１８】しかし、このままだと磁気テープ５のテン
ションが大きくなることが考えられるが、清掃ローラ１
への磁気テープ５の巻き付き角を小さくすることで、テ
ープのテンションを大きくしないで清掃効果を得ること
ができる。
ションが大きくなることが考えられるが、清掃ローラ１
への磁気テープ５の巻き付き角を小さくすることで、テ
ープのテンションを大きくしないで清掃効果を得ること
ができる。
【００１９】
【発明の効果】本発明では、磁気テープに付着した異物
や汚れを取り除くことにより、走行部材への異物や汚れ
の付着を防ぎ、磁気テープの走行の円滑化を図れる。
や汚れを取り除くことにより、走行部材への異物や汚れ
の付着を防ぎ、磁気テープの走行の円滑化を図れる。
【００２０】また、清掃部材を磁気テープに当接させる
ことにより、清掃部材を回転シリンダ近くに設置し、回
転シリンダ外周部に当接・離隔する機構が不要となり、
清掃部材の配置構成を簡素化することができる。
ことにより、清掃部材を回転シリンダ近くに設置し、回
転シリンダ外周部に当接・離隔する機構が不要となり、
清掃部材の配置構成を簡素化することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す磁気テープ清掃ローラ
の断面図。
の断面図。
【図２】カセット外に磁気テープを引き出した状態のＶ
ＴＲメカの平面図。
ＴＲメカの平面図。
【図３】カセット内に磁気テープを収納した状態のＶＴ
Ｒメカの平面図。
Ｒメカの平面図。
【図４】従来方式を示すＶＴＲメカの平面図。
１…磁気テープ清掃ローラ、４…シャシ。
Claims (1)
- 【請求項１】カセットから磁気テープを引き出して磁気
ヘッドを内蔵する回転シリンダに巻回走行させ磁気記録
再生を行う磁気記録再生装置において、前記磁気テープ
の磁性面側に当接して、前記磁気テープを清掃する部材
を前記磁気テープのカセット繰り出し口近くに配置した
ことを特徴とする磁気記録再生装置の磁気テープ清掃装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1065796A JPH09204617A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 磁気記録再生装置の磁気テープ清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1065796A JPH09204617A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 磁気記録再生装置の磁気テープ清掃装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09204617A true JPH09204617A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11756309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1065796A Pending JPH09204617A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 磁気記録再生装置の磁気テープ清掃装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09204617A (ja) |
-
1996
- 1996-01-25 JP JP1065796A patent/JPH09204617A/ja active Pending
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