JPH09231723A - 磁気記録再生装置の磁気テープ清掃装置 - Google Patents

磁気記録再生装置の磁気テープ清掃装置

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JPH09231723A
JPH09231723A JP3456896A JP3456896A JPH09231723A JP H09231723 A JPH09231723 A JP H09231723A JP 3456896 A JP3456896 A JP 3456896A JP 3456896 A JP3456896 A JP 3456896A JP H09231723 A JPH09231723 A JP H09231723A
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JP
Japan
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magnetic tape
magnetic
cassette
recording
cleaning
Prior art date
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Pending
Application number
JP3456896A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Yamada
和弘 山田
Shinsuke Takatsuka
信輔 高塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH09231723A publication Critical patent/JPH09231723A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】走行部材への異物や汚れの付着を防ぎ、磁気テ
ープの走行円滑化を図り、清掃部材の配置構成を簡素化
する。 【解決手段】磁気テープ5のカセット繰り出し口及び巻
取り口近くに磁気テープ清掃ローラ部材を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家庭用ビデオテープ
レコーダ(以下VTRと称する)の磁気テープの清掃装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について図4を用いて説明す
る。
【0003】図4は家庭用VTRのメカニズム全体を示
す平面図である。
【0004】シャシ4上に装着されたカセット15より
磁気テープ5が引き出し部材12,13により引き出さ
れ、回転シリンダ6に巻回され記録あるいは再生が行わ
れる。また、フルイレースヘッド7で磁気テープに記録
された磁気信号を消去し、オーディオコントロールヘッ
ド8で音声信号の記録・再生及びコントロール信号の記
録が行われる。
【0005】引き出し部材12,13がカセット15か
ら磁気テープ5を引き出す動作あるいは逆にカセット1
5に磁気テープ5を収納する動作と連動するように、テ
ープ引き出し部材の移動経路近くに配置したアーム等を
介して回転シリンダ6近くに設置された清掃ローラ14
が回転シリンダ6の外周部に当接・離隔し、回転シリン
ダ6外周部に配置された音声/映像信号記録・再生用の
磁気ヘッド表面に付着した異物・汚れを落とす構成とな
っている。
【0006】なお、従来の例として、特開平3−134
813号公報などがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】磁気テープに付着した
異物や汚れが、磁気テープが巻回走行する際に、磁気テ
ープが接触する回転シリンダ・磁気テープをガイドする
部材・フルイレースヘッド・オーディオコントロールヘ
ッドに付着することがあり、前記従来技術では、回転シ
リンダの外周上に配置された磁気ヘッドに付着した異物
・汚れを落とすことはできるが、磁気テープをガイドす
る部材・フルイレースヘッド・オーディオコントロール
ヘッドには異物や汚れが付着したままとなり、磁気テー
プの円滑な走行が得られない場合があるという問題があ
った。
【0008】本発明の目的は、走行部材への異物や汚れ
の付着を防ぎ、磁気テープの走行の円滑化を図るととも
に、清掃部材の配置構成を簡素化することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、磁気テープのカセット繰り出し口及び巻取り口(通
常再生時における繰り出し口及び巻取り口)近くに磁気
テープを清掃する部材を配置する構成とした。
【0010】磁気テープを清掃するローラ部材を磁気テ
ープのカセット繰り出し口近くに配置することにより、
記録、再生時等にカセットから繰り出される磁気テープ
に付着した異物や汚れを取ると共に、走行部材への付着
も防ぐことができ、さらに磁気テープを清掃するローラ
部材を磁気テープのカセット巻取り口近くに配置するこ
とにより、異物や汚れの付着した磁気テープを挿入さ
れ、逆転走行等を行われた場合にも、カセットから繰り
出される磁気テープに付着した異物や汚れを取ると共
に、走行部材への付着も防ぐことができ、テープの走行
が円滑になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1な
いし図3を用いて説明する。図1は磁気テープ清掃ロー
ラの断面図である。図2及び図3はVTRメカの平面図
であり、図2はカセット外に磁気テープを引き出したV
TRメカの状態図、図3はカセット内に磁気テープを収
納したVTRメカの状態図を示す。図4は従来方式を示
すVTRメカの平面図である。
【0012】まず、磁気テープ清掃ローラの構成を図1
を用いて説明する。磁気テープ清掃ローラ1はシャシ4
に植設されたシャフト2に回転自在に軸支され、ワッシ
ャ3により係止されている。磁気テープ清掃ローラ1は
ローラ部材1aを軸体1bに挿入し、上から軸体1bを
軸体1cに圧入結合している。
【0013】つぎに磁気テープ清掃装置を搭載したVT
Rのメカニズムについて説明する。図3に示すように磁
気テープ5は一対のリール16,17に巻回された状態
でカセット15の中に収納されている。ここで磁気テー
プ5に磁気信号を記録、あるいは再生しようとする場合
には、図2のようにテープ引き出し部材12,13によ
って磁気テープ5を引き出して回転シリンダ6に巻き付
けられ回転シリンダ6の外周部に配置した磁気ヘッドに
より磁気信号の記録・再生が行われる。
【0014】図2でテープ引き出し部材12,13によ
って引き出され、回転シリンダ6に巻き付けられた磁気
テープ5は矢印の方向に巻取られる。
【0015】この時、磁気テープ5の磁性面側に異物や
汚れの付着があると、シリンダ6をはじめ、フルイレー
スヘッド7、オーディオコントロールヘッド8、磁気テ
ープガイド9、10、キャプスタン11にも異物や汚れ
が付着し、磁気テープ5の走行時の負荷となり、磁気テ
ープ5の円滑な走行が得られなくなり、正常な磁気記録
再生が行えなくなる。そこで、磁気テープ5のカセット
の繰り出し口及び巻取り口近くに磁気テープ清掃ローラ
1を配置し、異物や汚れの付着した磁気テープを挿入さ
れ、記録、再生等が行われた場合は、カセットの繰り出
し口近くの磁気テープ清掃ローラ1により異物や汚れを
落とし、又逆転走行等が行われた場合には、カセットの
巻取り口(通常再生時における巻取り口)近くの磁気テ
ープ清掃ローラ1により異物や汚れを落とし、走行部材
に異物や汚れが回わる前に落とす構成となっている。
【0016】また、磁気テープ清掃装置をローラ部材と
することにより、落とした異物や汚れの清掃部材の同一
箇所への蓄積を防ぎ、また清掃部材からの異物や汚れの
戻りを防ぐ。
【0017】磁気テープ5と清掃ローラ1が等速で動い
た場合は、清掃効果がなくなるので、清掃ローラ1の速
度が磁気テープ5の速度より小さいことが必要であり、
清掃ローラ1の回転に負荷をもたせる必要がある。これ
は、清掃ローラ1の軸孔とシャフト2の軸径との関係を
軽い圧入状態となるようにすることで解決できる。
【0018】しかし、このままでは磁気テープ5のテン
ションが大きくなることが考えられるが、清掃ローラ1
への磁気テープ5の巻き付き角を小さくすることで、テ
ープのテンションを大きくしないで清掃効果を得ること
ができる。
【0019】
【発明の効果】本発明では、記録、再生等には、カセッ
ト繰り出し口近くの清掃ローラで、又、逆転走行等に
は、カセット巻取り口近くの清掃ローラで磁気テープに
付着した異物や汚れを取り除くことにより、走行部材へ
の異物や汚れの付着を防ぎ、磁気テープの走行の円滑化
が図れる。
【0020】また、清掃部材を磁気テープに当接させる
ことにより、清掃部材を回転シリンダ近くに設置し、回
転シリンダ外周部に当接・離隔する機構が不要となり、
清掃部材の配置構成を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す磁気テープ清掃ローラ
の断面図。
【図2】カセット外に磁気テープを引き出した状態のV
TRメカの平面図。
【図3】カセット内に磁気テープを収納した状態のVT
Rメカの平面図。
【図4】従来方式を示すVTRメカの平面図。
【符号の説明】
1…磁気テープ清掃ローラ、 4…シャシ、 5…磁気テープ、 6…回転シリンダ、 7…フルイレースヘッド、 8…オーディオコントロールヘッド、 9…磁気テープガイド、 10…磁気テープガイド、 11…キャプスタン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセットから磁気テープを引き出して磁気
    ヘッドを内蔵する回転シリンダに巻回走行させ磁気記録
    再生を行う磁気記録再生装置において、前記磁気テープ
    の磁性面側に当接して、前記磁気テープを清掃する部材
    を該磁気テープのカセット繰り出し口及び巻取り口近く
    に配置したことを特徴とする磁気記録再生装置の磁気テ
    ープ清掃装置。
JP3456896A 1996-02-22 1996-02-22 磁気記録再生装置の磁気テープ清掃装置 Pending JPH09231723A (ja)

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