JPH09204378A - デジタル配信システム - Google Patents

デジタル配信システム

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JPH09204378A
JPH09204378A JP8011152A JP1115296A JPH09204378A JP H09204378 A JPH09204378 A JP H09204378A JP 8011152 A JP8011152 A JP 8011152A JP 1115296 A JP1115296 A JP 1115296A JP H09204378 A JPH09204378 A JP H09204378A
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JP
Japan
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digital
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sales
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JP8011152A
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English (en)
Inventor
Shinichi Nakanabayashi
信一 中名林
Ryuichiro Kai
龍一郎 甲斐
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】最新の市場動向や消費者の指向に応じて、的
確、速やか、かつ低コストでデジタルタイトルを配信す
る。 【解決手段】相対的に小容量のデータサーバである第2
のタイトル蓄積手段35を備えた複数の端末装置3を分
散配置し、巨大なデータサーバである第1のタイトル蓄
積手段11を備えた中央管理装置1から各端末装置3に
対して、衛星回線を用いてデジタルタイトルを一斉、同
報的に配信する。消費者は、端末装置3において取外し
可能な記録媒体9にデジタルタイトルを記録することに
より、デジタルタイトルを購入する。さらに、地上デジ
タル網7を介し、消費者に提示すべき下りのマーケティ
ング情報と消費者の動向を表わす上りのマーケティング
情報とを中央管理装置1と端末装置3との間で随時送受
し、一斉配信の対象となるデジタルタイトルの選択に役
立てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルタイトル
を配信するデジタル配信システムに関し、特に、多数の
店舗などに分散配置された端末装置に対してデジタルタ
イトルを配信し、各端末装置で消費者が所望のデジタル
タイトルを入手できるようにしたデジタル配信システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、流通や配布の対象となる情報のデ
ジタル化が進行している。例えば、音楽データの流通媒
体は従来のアナログ式のLPレコードからコンパクトデ
ィスク(CD)に切り替わったし、映像データのデジタ
ル化された流通媒体として、デジタルビデオディスク
(DVD)の実用化が目前に控えている。従来は紙に印
刷されていた書籍についてもCD−ROMでの流通が始
まっている。家庭用コンピュータゲームマシンのゲーム
ソフトウェアや、パーソナルコンピュータのアプリケー
ションソフトは、初めからデジタルデータで流通してい
る。いわゆるマルチメディアデータは、デジタル形式の
データであることを前提としている。また、オンライン
データベースサービスなどでは、デジタルネットワーク
を介して個別に情報を配信することも行われている。
【0003】以下、デジタル形式であって流通や配布の
対象となるデータのことをまとめてデジタルタイトルと
いう。デジタルタイトルはデジタルコンテンツとも呼ば
れ、デジタルデータであることを除けば、その内容が何
であるかを問わない。音楽データ、映像(動画像)デー
タ、静止画データ、文献データ、ゲームのプログラム、
データベースのデータ、アプリケーションソフトウェア
などはデジタルデータであればすべてデジタルタイトル
に該当する。オリジナルのデータ形式がアナログであっ
てもデジタル化されていればデジタルタイトルである。
例えば、音楽演奏をアナログ録音したものも、コンパク
トディスクとして配布されるのであれば、デジタルタイ
トルである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、音楽データや映
像データ、ゲームタイトルあるいはこれらが複合したマ
ルチメディアのデジタルタイトルなどを販売する場合、
情報としての鮮度が重要視されることが多いので、新作
のタイトルをできるだけ速く消費者に届ける必要があ
る。しかしながら、デジタルタイトルをCDやDVD、
CD−ROMなどの媒体に格納して流通させる場合に
は、CDなどの媒体の作成と末端への流通にはそれなり
の時間がかかり、速やかにタイトルを届けるという面で
問題がある。また、CDなどの媒体は大量生産を前提と
したものであって、少数だが確実に需要が見込めるも
の、あるいは、少数だが持続的に売れて長期間にはかな
りの量が売れるものの場合には、製造コストや在庫コス
トの面で不利になる。
【0005】1箇所のセンタにデジタルタイトルを蓄積
し既存の公衆用電気通信回線網を用いて消費者に個別に
配信することも考えられるが、デジタルタイトル1件あ
たりのデータ量が典型的には数百Mバイトから数Gバイ
トと膨大であるので、通信時間や通信コストを考えると
現実的でなく、また、全国に散在する多数の消費者から
のアクセスが重なった場合には、情報量が膨大であるこ
ともかかわって、能力的に網が耐えられなくなる。さら
に、デジタルタイトルの販売代金の回収や課金処理の問
題で、解決すべき問題が残っている。
【0006】ところで、音楽データや映像データ、ある
いはゲームソフトなどの販売を考えた場合、例えば、プ
ロモーションビデオの公開など、販売店店頭での消費者
に対する販売促進用の情報提示が果たす割合が大きい。
音楽データなどの場合であれば、売れ筋のタイトルの最
新の番付(ヒットチャート)や新作情報、今後リリース
されるであろうタイトルについての情報などが店頭で得
られるのであれば、消費者はこれらの番付や新作情報、
近刊情報を期待してその店舗に赴き、そしてこれらの情
報に触発されて購買行動を起こすことが予想される。一
方、デジタルタイトルの制作者、販売者には、現在の売
れ筋が何であるかや、プロモーションビデオなどに対し
て消費者がどのような反応を示したかをほぼリアルタイ
ムで、しかも地域ごとのデータとして取得したいという
要求がある。
【0007】本発明の目的は、データ量の大きなデジタ
ルタイトルを末端の消費者まで速やかにかつ低い流通コ
ストで提供でき、かつ、購買の参考となる最新の情報を
消費者に提示でき、消費者の購買行動等の情報や売上情
報等を速やかにフィードバックすることのできるデジタ
ル配信システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のデジタル
配信システムは、中央管理装置より回線を介して複数の
端末装置にデジタルタイトルを配信するデジタル配信シ
ステムにおいて、中央管理装置が、複数のデジタルタイ
トルを蓄積する第1のタイトル蓄積手段と、デジタルタ
イトルを複数の端末装置に送信するタイトル送信手段
と、中央管理装置から各端末装置に送るべき下りのマー
ケティング情報を送信する第1のマーケティング情報送
信手段と、各端末装置からの上りのマーケティング情報
を受信する第1のマーケティング情報受信手段とを有
し、端末装置が、それぞれ、デジタルタイトルを受信す
るタイトル受信手段と、タイトル受信手段で受信したデ
ジタルタイトルを蓄積する第2のタイトル蓄積手段と、
下りのマーケティング情報を受信する第2のマーケティ
ング情報受信手段と、受信した下りのマーケティング情
報を利用者に対して提示する提示手段と、利用者によっ
て選択されたデジタルタイトルを第2のタイトル蓄積手
段から読み出して取外し可能な記録媒体に記録する記録
手段と、上りのマーケティング情報を中央管理装置に送
信する第2のマーケティング情報送信手段とを有し、上
りのマーケティング情報が、提示手段及び/または記録
手段に対して利用者が行った行動に関する情報に基づい
て生成されることを特徴とする。
【0009】このデジタル配信システムでは、売上げ管
理や勘定処理も一括して行うために、中央管理装置に、
売上げに関する情報を各端末装置から受信して勘定情報
として計算する勘定情報演算手段と、勘定情報を各端末
装置ごとに記憶する勘定情報記憶手段とを設け、各端末
装置に、記録手段によって記録媒体へのデジタルタイト
ルの記録が行われた際に売上げに関する情報を作成する
売上データ作成手段と、売上データ作成手段で作成され
た売上げに関する情報を勘定情報演算手段に送信する売
上データ送信手段とを設けるようにするとよい。また、
タイトル送信手段によって送信されるデジタルタイトル
が、上りのマーケティング情報に基づいて選択されるよ
うにするとよい。上りのマーケティング情報には、当該
上りのマーケティング情報を発信した前記端末装置が位
置する地域を表わすデータが含まれているようにした
り、利用者が前記提示手段を利用した回数及び利用した
時間に関するデータが含まれるようにしたりするとよ
い。
【0010】本発明の第2のデジタル配信システムは、
中央管理装置より回線を介して複数の端末装置にデジタ
ルタイトルを配信するデジタル配信システムにおいて、
中央管理装置が、複数のデジタルタイトルを蓄積する第
1のタイトル蓄積手段と、デジタルタイトルを複数の端
末装置に送信するタイトル送信手段と、売上げに関する
情報を各端末装置から受信して勘定情報として計算する
勘定情報演算手段と、勘定情報を各端末装置ごとに記憶
する勘定情報記憶手段とを有し、端末装置が、それぞ
れ、デジタルタイトルを受信するタイトル受信手段と、
タイトル受信手段で受信したデジタルタイトルを蓄積す
る第2のタイトル蓄積手段と、利用者によって選択され
たデジタルタイトルを第2のタイトル蓄積手段から読み
出して取外し可能な記録媒体に記録する記録手段と、記
録手段によって記録媒体へのデジタルタイトルの記録が
行われた際に売上げに関する情報を作成する売上データ
作成手段と、売上データ作成手段で作成された売上げに
関する情報を勘定情報演算手段に送信する売上データ送
信手段とを有する。
【0011】このデジタル配信システムでは、タイトル
送信手段によって送信されるデジタルタイトルが、勘定
情報記憶手段に記憶された勘定情報に基づいて選択され
るようにするとよい。
【0012】上述の各デジタル配信システムでは、通信
コストの低減と地上回線網への負荷の軽減のために、衛
星回線を利用してタイトル送信手段から各端末装置のタ
イトル受信手段にデジタルタイトルが同報配信されるよ
うにすることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の一
形態のデジタル配信システムの構成を示すブロック図で
ある。
【0014】このデジタル配信システムは、センタ装置
としての中央管理装置1と、広い地域(例えば全国)に
散らばった配置された複数の端末装置3とによって構成
されており、中央管理装置1から各端末装置3にデジタ
ルタイトルを配信することによって各端末装置3におい
て利用者(消費者)にデジタルタイトルを販売し、さら
に販売促進用のデータなどのマーケティング情報を中央
管理装置1と各端末装置3との間で交換できるようにな
っている。デジタルタイトルの販売は、光磁気ディス
ク、相変化型光ディスク、書き換え可能DVD、レコー
ダブルコンパクトディスク(CD−R)、リムーバブル
ハードディスクなどの取外し可能な記録媒体9に対して
端末装置3によりデジタルタイトルを記録することによ
って行われ、利用者はデジタルタイトルが記録された記
録媒体9を自宅等に持ち帰って、購入したデジタルタイ
トルを利用する。
【0015】中央管理装置1と各端末装置3とは、通信
衛星(CS)5を経由する回線(衛星回線)で接続され
るとともに、地上に敷設されたデジタル回線からなる地
上デジタル網7によっても接続されている。中央管理装
置1は、大量のデジタルタイトルを蓄積するものであっ
て、典型的には1箇所に設けられる。一方、端末装置3
は、中央管理装置1から配信されてきたいくつかのデジ
タルタイトルを蓄積するものであって、例えば、ビデオ
ソフトショップ、レコード店、ゲームセンタ、コンビニ
エンスストアなどに配置される。
【0016】衛星回線は、データ帯域幅が例えば1.5
Mビット/秒であって、デジタルタイトルを中央管理装
置1から各端末装置3に同時一斉に、すなわち放送に近
い形態で配信するのに使用される。端末装置3に個別に
デジタルタイトルを配信するのにも衛星回線を使用する
ことができる。したがって、中央管理装置1には衛星に
対する送信設備が設けられ、各端末装置3には衛星から
の電波を受信する受信設備が設けられる。通信衛星5を
利用したデジタルタイトルの配信は例えば夜間に行われ
るので、この配信以外の時間帯には、通信衛星のチャネ
ルを他の用途に使用することができる。これに対し、地
上デジタル網7は、後述するマーケティング情報(売上
げデータを含む)を中央管理装置1と各端末装置3との
間でやりとりするのに主に使用され、また、衛星回線の
バックアップとしても使用され、さらに、特定の端末装
置3に対して特定のデジタルタイトルを個別に配信する
のにも使用される。地上デジタル網としては、例えば、
1回線分あたり64kビット/秒でデータを転送するI
SDN(サービス総合デジタル網)が使用される。もち
ろん、専用線接続などを用いてもよい。結局、このデジ
タル配信システムでは、データ量が大きくかつ一方向送
信となるデジタルタイトルのデータそのものは衛星回線
で送り、データ量が小さくある程度のリアルタイム性が
要求されるマーケティング情報などは、地上デジタル網
7で送信することを原則とする。以下、データや情報の
流れる方向として、中央管理装置1から各端末装置3に
向う方向を下りといい、各端末装置3から中央管理装置
1に向う方向を上りという。
【0017】まず、中央管理装置1の構成について説明
する。中央管理装置1において、大量のデジタルデータ
は、巨大なサーバである第1の蓄積手段11に蓄積され
ている。第1の蓄積手段11に格納されたデジタルタイ
トルの中から端末装置3側に配信すべきものを取り出し
て端末装置3に送信するためのタイトル送信手段12が
設けられており、タイトル送信手段12と衛星回線及び
地上デジタル網7とは、インタフェース部13を介して
接続している。インタフェース部13は、通信衛星5に
向けた送信設備である衛星送信部14と、地上デジタル
網7とのインタフェースとなる地上回線接続部15とか
ら構成されている。各端末装置3に対してデジタルタイ
トルを一斉に配信する場合には、原則として通信衛星5
を介するものとするが、何らかの理由で衛星回線が使用
できなくなったには地上デジタル網7を経由させる。ま
たデジタルタイトルを端末装置3に個別に配信する場
合、急ぐ場合には地上デジタル網7を使用し、通信衛星
5の空き時間まで待てる場合には衛星回線を使用する。
なお、一般の有料衛星テレビ放送の場合と同様に、衛星
送信部14にはスクランブル機能をもたせておくことが
望ましい。
【0018】さらに中央管理装置1には、中央管理装置
1から各端末装置3側に送られる下りのマーケティング
情報を送信するための第1のマーケティング情報送信手
段16と、各端末装置3側からこの中央管理装置1に送
られてきた上りのマーケティング情報を受信する第1の
マーケティング情報受信手段17と、受信した上りのマ
ーケティング情報を格納するマーケティング情報格納手
段18と、各端末装置3から送られてきた売上げデータ
を受信して勘定情報として計算する勘定情報演算手段1
9と、計算された勘定情報を端末装置3ごとに計算され
たデータとして格納する勘定情報記憶手段20と、全体
の制御を行う制御部21とが設けられている。これらの
うち、第1のマーケティング情報送信手段16、第1の
マーケティング情報受信手段17及び勘定情報演算手段
19は、いずれも地上回線接続部15を介して地上デジ
タル網7に接続している。
【0019】次に、各端末装置3の構成について説明す
る。端末装置3は、インタフェース部31によって衛星
回線及び地上デジタル網7に接続している。インタフェ
ース部31は、通信衛星5に対する受信設備である衛星
受信部32と、地上デジタル網7とのインタフェースと
なる地上回線接続部33とから構成されている。また、
端末装置3には、中央管理装置1から衛星回線もしくは
地上デジタル網7を介して送られてきたデジタルタイト
ルを受信するタイトル受信手段34と、受信したデジタ
ルタイトルを蓄積する第2のタイトル蓄積手段35と、
中央管理装置から送信されてきた下りのマーケティング
情報を受信する第2のマーケティング情報受信手段36
と、受信した下りのマーケティング情報や第2のタイト
ル蓄積手段35中に蓄積されているデジタルタイトルの
一部を利用者に対して提示する提示手段37と、利用者
によって選択されたデジタルタイトルを第2のタイトル
蓄積手段35から読み出して取外し可能な記録媒体9に
記録する記録手段38と、この端末装置3から中央管理
装置1に送られる上りのマーケティング情報を作成して
送信する第2のマーケティング情報送信手段39とが設
けられている。
【0020】第2のタイトル蓄積手段35は、中央管理
装置1内の第1のタイトル蓄積手段11に比べては容量
が小さなサーバ装置であり、第1のタイトル蓄積手段1
1に蓄積されている大量のデジタルタイトルのうちの利
用頻度の高いタイトルを蓄積するためのものである。
【0021】提示手段37は、例えば、ディスプレイ、
スピーカ、入力パッドなどからなり、売れ筋情報(ヒッ
トチャートや新作情報)や近刊情報、デジタルタイトル
のカタログデータなどを含む下りのマーケティング情報
をディスプレイに表示し、また、販売促進のためのプレ
ビューデータを利用者に提示する。プレビューデータ
は、例えば、デジタルタイトルのさわりの部分のデータ
やプロモーションビデオであり、下りのマーケティング
情報としてデジタルタイトルとは別に各端末装置3に配
信してもよいし、デジタルタイトルと抱き合わせて配信
し第2のタイトル蓄積手段35の中に蓄積しておくよう
にしてもよい。あるいは、デジタルタイトルそのものを
プレビューデータとして利用者に提示するようにしても
よい。提示手段37の入力パッドは、提示すべき情報の
選択、例えばプレビュー対象の選択を行ったりするため
に使用されるだけでなく、例えば、利用者に対する店頭
アンケートなどを行う場合の入力手段としても使用で
き、また、記録手段38で購入対象のデジタルタイトル
を選択する際の入力手段と共用することができる。
【0022】第2のマーケティング情報送信手段39で
作成される上りのマーケティング情報は、提示手段37
に対して利用者が行った行動に関する情報や、記録手段
38によってどのデジタルタイトルが売れたか(記録媒
体9に記録が行われたか)に関する情報を含んでいる。
例えば、利用者が提示手段37によってどのタイトルの
プレビューデータをどれくらいの時間見ていたか、延べ
何人の利用者が見たかの情報(そのプレビューデータに
対する利用者の支持の度合を表わす情報と考えられる)
であり、これらの情報を上りのマーケティング情報とし
て中央管理装置1に吸い上げることによって、事業展開
や新規のデジタルタイトル作成にとって極めて有効な情
報をほぼリアルタイムで取得することが可能になる。
【0023】さらに、端末装置3には、記録手段38に
よって記録媒体9へのデジタルタイトルの記録(すなわ
ちデジタルタイトルの販売)が行われた際に売上げに関
する情報(売上げデータ)を作成する売上データ作成手
段40と、売上データを中央管理装置1の勘定情報演算
手段19に送信する売上データ送信手段41と、端末装
置3全体の制御を行う制御部42とを備えている。な
お、第2のマーケティング情報受信手段36、第2のマ
ーケティング情報送信手段39及び売上データ送信手段
41は、地上回線接続部33を介して地上デジタル網7
に接続されている。また、デジタルタイトルの売上げが
発生した際に、売上げが発生したことが上りのマーケテ
ィング情報に反映するとともに売上げデータが生成する
のは、企業の業務管理システムでは一般にいわゆる情報
系のデータと勘定系のデータとを分けて扱っているから
である。
【0024】売上げに対する利用者への課金方法として
は、プリペイドカードを用いて各端末装置3で個別に処
理する方法、クレジットカードを用いる方法、端末装置
3が接地された店舗で現金を収受する方法、あるいは会
員制のシステムとして予め利用者が預託した金額から販
売価格相当分を控除する方法などがある。端末装置3側
で利用者に対する課金処理が完結する場合であっても、
中央管理装置1側で端末装置3ごとの売上げ管理を行う
必要があると考えられるから、売上げデータを中央管理
装置1側に送信するような構成とすることが好ましい。
【0025】次に、図2を用いてこのデジタル配信シス
テムの動作を説明する。図2は、端末装置3側での処理
を示すフローチャートである。
【0026】各端末装置3の第2のタイトル蓄積手段3
5には、予め、衛星回線を介して中央管理装置1から一
斉に配信することによって、一定数のデジタルタイトル
を蓄積しておく。利用者は端末装置3に対するアクセス
を開始すると、まず、提示手段37でのプレビューを行
うかそれともデジタルタイトルの購入を行うかを選択す
る(ステップ101)。購入の場合には、再確認の意味
も含めてタイトルを選択するかを利用者に問い合わせ
(ステップ102)、選択しないと答えた場合にはステ
ップ101に戻り、選択すると答えた場合には、ステッ
プ103に移行する。ステップ103では利用者によっ
て購入するタイトルの選択が行われ、その後、記録手段
38によって記録媒体9にデジタルタイトルが記録され
る(ステップ104)。もし、利用者が選択したタイト
ルが第2のタイトル蓄積手段35に蓄積されていないも
のであれば、図2のフローチャートには示していない
が、利用者にそのデジタルタイトルが今すぐ欲しいかど
うかを問い合わせ、今すぐ欲しいと答えた場合には、地
上デジタル網7を経由してそのデジタルタイトルを中央
管理装置1の第1のタイトル蓄積手段11から受信し、
記録媒体への記録を行う。今すぐでなくてもよいと答え
た場合には、夜間などに衛星回線を経由して中央管理装
置1側からそのデジタルタイトルを転送することにし
て、利用者には、翌日以降に再び来店するように依頼す
る。
【0027】ステップ104における記録媒体9への記
録が終了したら、記録媒体9に正しく記録がなされてい
るかどうかのチェック(ベリファイ)を行う(ステップ
105)。そして、利用者に対する課金処理を行い、売
上げデータの蓄積/送信を行う(ステップ106)。売
上げの都度リアルタイムで売上げデータを中央管理装置
1に送信するか、定期的に例えば1日分の売上データを
集計して1日1回送信するかは任意に設定できるもので
あり、リアルタイムで送信しない場合にはステップ10
6では売上げデータの蓄積を行う。また、売上データの
作成と同時に、そのデジタルタイトルが売れたことにつ
いての上りのマーケティング情報を作成する。リアルタ
イムで上りのマーケット情報を送信することになってい
れば、作成した上りのマーケット情報も送信する。な
お、中央管理装置1側では端末装置3ごとに売上げを管
理するので、売上データには端末装置3のコード(実際
には設置場所の店のコード)を含ませる必要があり、ま
た、地域ごとの売上げを把握するために、その端末装置
3が設置されている地域を表わすコードを売上データに
付加しておくとよい。
【0028】ステップ106での処理が終われば、端末
装置3への利用者のアクセスに関する処理を全て終了す
る。
【0029】一方、ステップ101でプレビューが選択
された場合には、上述のステップ102の場合と同様
に、利用者に対してタイトルの選択を行うかを問い合わ
せ(ステップ107)、選択しないと答えた場合にはス
テップ101に戻り、選択すると答えた場合にはステッ
プ108に移行する。ステップ108では、利用者によ
ってプレビュー対象が選択され、提示手段37によるプ
レビューが行われる。ここでのプレビュー対象として
は、プロモーションビデオのデータなどのほか、下りの
マーケティング情報として送信されてきたヒットチャー
トなどの情報も含まれる。
【0030】ステップ108でのプレビュー対象の選択
が終わると、提示手段37によってプレビューの提示
(プレゼンテーション)が開始する。その際、利用者が
何をどの位の時間にわたってプレビューしていたかを上
りのマーケティング情報とするために、プレビュー時間
の積算を行う(ステップ109)。利用者によるあるプ
レビュー対象のプレビューが終わったら、利用者に対
し、他のタイトルをプレビュー対象とするかどうかを問
い合わせる(ステップ110)。別のタイトルをプレビ
ュー対象にすると答えた場合にはステップ108に戻
り、そうでない場合には、利用者によるプレビューの履
歴の情報に基づき、上りのマーケティング情報を作成
し、このマーケティング情報を蓄積/送信する(ステッ
プ111)。リアルタイムでマーケティング情報を送信
することになっていれば、作成とともに送信し、そうで
なければ、蓄積しておいて予め定められたタイミングで
この上りのマーケティング情報を中央管理装置1側に送
信する。蓄積しておく場合には、何人の利用者がそのタ
イトルをプレビューしたかの情報も、上りのマーケティ
ング情報に含まれるようにする。
【0031】上りのマーケティング情報の作成後、利用
者に対してデジタルタイトルを購入するかどうかを問い
合わせ、購入すると答えた場合にはステップ103に移
行し、そうでない場合には処理を終了する。
【0032】次に、中央処理装置1側での処理を説明す
る。中央処理装置1の処理は、大きく分けると、各端末
装置3へのデジタルタイトルの配信、各端末装置3への
下りのマーケティング情報の送信、各端末装置3からの
上りのマーケティング情報の吸い上げ、及び勘定情報の
計算と管理である。中央管理装置1の第1のタイトル蓄
積手段11の容量に比べ各端末装置3側の第2のタイト
ル蓄積手段35の容量は小さいから、第2のタイトル蓄
積手段35に蓄積するデジタルタイトルを何にするかを
検討しなければならない。本実施の形態のデジタル配信
システムでは、プレビューデータに対する利用者の反応
や支持状況やデジタルタイトルの売上げ状態を上りのマ
ーケティング情報(あるいは売上げデータ)としてほぼ
リアルタイムで取得することができる。そこで、上りの
マーケティング情報を解析し、その解析結果に基づい
て、第2のタイトル蓄積手段35に蓄積するデジタルタ
イトルを決定すればよい。この種のマーケティング情報
を解析する手法はほぼ確立されているので、上りのマー
ケティング情報の解析と端末装置3側に配信するデジタ
ルタイトルの決定とは自動的に実行することが可能であ
る。このように決定されたデジタルタイトルは、例えば
夜間に、衛星回線を用いて各端末装置3に一斉同報的に
配信する。また、上りのマーケティング情報の解析結果
に基づき、例えば1日ごとに、新たなデジタルタイトル
を衛星回線を介して配信することにより、各端末装置3
の第2のタイトル蓄積手段35に蓄積しているデジタル
タイトルの一部を入れ替えるようにすることが好まし
い。配信するデジタルタイトルのデータに地域コードを
付加し、各端末装置3側でこの地域コードを判別するこ
とにより、地域ごとに異なるデジタルタイトルが第2の
タイトル蓄積手段35に蓄積されるようにすることも可
能である。
【0033】下りのマーケティング情報としては、売れ
筋情報や新作情報などが含まれるが、本実施の形態で
は、中央管理装置1は上りのマーケティング情報をほぼ
リアルタイムで取得できるので、最新の上りのマーケテ
ィング情報に基づいて、中央管理装置1から各端末装置
3に送信される下りのマーケティング情報の内容を変化
させることができる。例えば、下りのマーケティング情
報がヒットチャートであれば、「きのうのヒットチャー
ト」あるいは「現在のヒットチャート」を送信すること
が可能になり、各端末装置3でこうしたヒットチャート
を利用者に提示することにより、利用者の参加意識が高
められ、販売促進につながることが予想される。
【0034】次に、デジタルタイトルと上りのマーケテ
ィング情報のデータ構造について説明する。第1のタイ
トル蓄積手段11において、また、第2のタイトル蓄積
手段35において、デジタルタイトルは階層的なデータ
構造を有して蓄積される。図3はデジタルタイトルのデ
ータ構造を示す図である。
【0035】各デジタルタイトルには一意にタイトルコ
ードが付与されており、デジタルタイトルの名称とタイ
トルコードとの関係がタイトルインデックスデータ領域
52に記録される。そして、各タイトルの実際の内容デ
ータは、実タイトルデータ領域53に蓄積される。タイ
トルインデックスデータ領域52には、実タイトルデー
タ領域53での各タイトルの内容データの格納位置の情
報も格納される。さらに、実タイトルデータ領域53に
格納される各タイトルの内容データには、提示手段37
でのプリビュー用のデータであるマーケティングプリビ
ューデータ54が付随していてもよい。
【0036】図4は上りのマーケティング情報のフォー
マットを示す図である。このマーケティング情報61の
ヘッダ62には、そのマーケティング情報61を送信し
た端末設備3に対する地域コードと店コードが含まれて
おり、どの地域にあるどの店からのものなのかが特定で
きるようになっている。また、ヘッダ62に引き続いて
タイトルコード欄と情報部欄とが配置している。タイト
ルコードは、例えば、どのデジタルタイトルがプリビュ
ーの対象となったのか、また、どのデジタルタイトルが
販売されたのかを上述のタイトルコードで特定するため
のものである。デジタルタイトルが販売された場合に
は、情報部欄には、販売を示すコードが記される。一
方、プリビューの場合には、積算されたプリビュー時間
や何人の利用者がプリビューしたかの情報が含まれる。
また、タイトルについてアンケートを行った場合には、
そのアンケート結果を情報部欄に入れるようにする。
【0037】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本実施の形態のデジタル配信システムでは、サー
バ機能を有する端末装置を各地に分散配置し、中央管理
装置から各端末装置に対して衛星回線を用いてデジタル
タイトルを一斉に配信するので、各端末装置に遅滞なく
デジタルタイトルを配布できるとともに、端末装置側で
は衛星への送信設備は不要で衛星からの受信設備だけで
よいから通信コストを著しく低減でき、公衆網等を介し
た場合に懸念される輻輳の問題を解決することができ
る。マーケティング情報を端末装置と中央管理装置との
間で随時やり取りできるようにしているので、利用者に
とっても事業者(販売者)にとっても最新のマーケティ
ング情報が得られ、店舗という形態の有する情報発信機
能を最大限に高めることが可能になる。また、利用者の
身近な場所に端末装置を配置することが可能なので、利
用者にとって利用しやすいシステムとなる。また、この
システムでは、売上げデータもリアルタイムで取得可能
なので、利用者に対する課金処理が容易になり、さまざ
な代金支払い形態を採用することが可能になる。利用者
が選択したデジタルタイトルを各端末装置で記録媒体に
記録するので、コンパクトディスクのような記録済み媒
体にかかる製造コストや在庫コストをゼロにできる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、最新の市
場動向や消費者の指向に応じて的確かつ速やかにデジタ
ルタイトルを配信でき、消費者にとっても事業者(販売
者)にとっても、それぞれ、自己が欲する情報をほぼリ
アルタイムで得られるようになるという効果がある。ま
た、衛星回線を用いて中央管理装置から各端末装置へデ
ジタルタイトルを配信することにより、通信コストを大
幅に下げることが可能になるとともに、網への負荷を低
減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のデジタル配信システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】端末装置での処理を示すフローチャートであ
る。
【図3】デジタルタイトルのデータ構造を説明する図で
ある。
【図4】マーケティング情報のデータ構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 中央管理装置 3 端末装置 5 通信衛星 7 地上デジタル網 9 記録媒体 11 第1のタイトル蓄積手段 12 タイトル送信手段 13,31 インタフェース部 14 衛星送信部 15,33 地上回線接続部 16 第1のマーケティング情報送信手段 17 第1のマーケティング情報受信手段 18 マーケティング情報格納手段 19 勘定情報演算手段 20 勘定情報記憶手段 21,42 制御部 32 衛星受信部 34 タイトル受信手段 35 第2のタイトル蓄積手段 36 第2のマーケティング情報受信手段 37 提示手段 38 記録手段 39 第2のマーケティング情報送信手段 40 売上データ作成手段 41 売上データ送信手段 52 タイトルインデックスデータ領域 53 実タイトルデータ領域 54 マーケティングプリビューデータ 61 マーケティング情報 62 ヘッダ 101〜112 ステップ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央管理装置より回線を介して複数の端
    末装置にデジタルタイトルを配信するデジタル配信シス
    テムにおいて、 前記中央管理装置が、複数の前記デジタルタイトルを蓄
    積する第1のタイトル蓄積手段と、前記デジタルタイト
    ルを前記複数の端末装置に送信するタイトル送信手段
    と、前記中央管理装置から前記各端末装置に送るべき下
    りのマーケティング情報を送信する第1のマーケティン
    グ情報送信手段と、前記各端末装置からの上りのマーケ
    ティング情報を受信する第1のマーケティング情報受信
    手段とを有し、 前記端末装置が、それぞれ、前記デジタルタイトルを受
    信するタイトル受信手段と、前記タイトル受信手段で受
    信したデジタルタイトルを蓄積する第2のタイトル蓄積
    手段と、前記下りのマーケティング情報を受信する第2
    のマーケティング情報受信手段と、受信した前記下りの
    マーケティング情報を利用者に対して提示する提示手段
    と、前記利用者によって選択されたデジタルタイトルを
    前記第2のタイトル蓄積手段から読み出して取外し可能
    な記録媒体に記録する記録手段と、前記上りのマーケテ
    ィング情報を前記中央管理装置に送信する第2のマーケ
    ティング情報送信手段とを有し、 前記上りのマーケティング情報が、前記提示手段及び/
    または前記記録手段に対して前記利用者が行った行動に
    関する情報に基づいて生成されることを特徴とするデジ
    タル配信システム。
  2. 【請求項2】 前記中央管理装置に、売上げに関する情
    報を前記各端末装置から受信して勘定情報として計算す
    る勘定情報演算手段と、前記勘定情報を前記各端末装置
    ごとに記憶する勘定情報記憶手段とを備え、前記各端末
    装置に、前記記録手段によって前記記録媒体への前記デ
    ジタルタイトルの記録が行われた際に前記売上げに関す
    る情報を作成する売上データ作成手段と、前記売上デー
    タ作成手段で作成された前記売上げに関する情報を前記
    勘定情報演算手段に送信する売上データ送信手段とを備
    える請求項1に記載のデジタル配信システム。
  3. 【請求項3】 前記中央管理装置では、前記第1のマー
    ケティング情報受信手段で受信した前記上りのマーケテ
    ィング情報に基づいて、前記タイトル送信手段によって
    送信されるデジタルタイトルが選択される請求項1また
    は2に記載のデジタル配信システム。
  4. 【請求項4】 衛星回線を利用して前記タイトル送信手
    段から前記各端末装置の前記タイトル受信手段に前記デ
    ジタルタイトルが同報配信される請求項1または2に記
    載のデジタル配信システム。
  5. 【請求項5】 前記上りのマーケティング情報及び前記
    下りのマーケティング情報が地上デジタル回線を介して
    伝送される請求項4に記載のデジタル配信システム。
  6. 【請求項6】 前記上りのマーケティング情報には、当
    該上りのマーケティング情報を発信した前記端末装置が
    位置する地域を表わすデータが含まれている請求項1ま
    たは2に記載のデジタル配信システム。
  7. 【請求項7】 前記上りのマーケティング情報には、利
    用者が前記提示手段を利用した回数及び利用した時間に
    関するデータが含まれる請求項1または2に記載のデジ
    タル配信システム。
  8. 【請求項8】 中央管理装置より回線を介して複数の端
    末装置にデジタルタイトルを配信するデジタル配信シス
    テムにおいて、 前記中央管理装置が、複数の前記デジタルタイトルを蓄
    積する第1のタイトル蓄積手段と、前記デジタルタイト
    ルを前記複数の端末装置に送信するタイトル送信手段
    と、売上げに関する情報を前記各端末装置から受信して
    勘定情報として計算する勘定情報演算手段と、前記勘定
    情報を前記各端末装置ごとに記憶する勘定情報記憶手段
    とを有し、 前記端末装置が、それぞれ、前記デジタルタイトルを受
    信するタイトル受信手段と、前記タイトル受信手段で受
    信したデジタルタイトルを蓄積する第2のタイトル蓄積
    手段と、前記利用者によって選択されたデジタルタイト
    ルを前記第2のタイトル蓄積手段から読み出して取外し
    可能な記録媒体に記録する記録手段と、前記記録手段に
    よって前記記録媒体への前記デジタルタイトルの記録が
    行われた際に前記売上げに関する情報を作成する売上デ
    ータ作成手段と、前記売上データ作成手段で作成された
    前記売上げに関する情報を前記勘定情報演算手段に送信
    する売上データ送信手段とを有することを特徴とするデ
    ジタル配信システム。
  9. 【請求項9】 前記中央管理装置では、前記勘定情報記
    憶手段に記憶された前記勘定情報に基づいて、前記タイ
    トル送信手段によって送信されるデジタルタイトルが選
    択される請求項8に記載のデジタル配信システム。
  10. 【請求項10】 衛星回線を利用して前記タイトル送信
    手段から前記各端末装置の前記タイトル受信手段に前記
    デジタルタイトルが同報配信され、地上回線を利用して
    前記各端末装置の売上げデータ送信手段から前記端末情
    報演算手段に前記売上げに関する情報が送信される請求
    項8に記載のデジタル配信システム。
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