JPH0920383A - テープカートリッジの包装構造 - Google Patents

テープカートリッジの包装構造

Info

Publication number
JPH0920383A
JPH0920383A JP7191252A JP19125295A JPH0920383A JP H0920383 A JPH0920383 A JP H0920383A JP 7191252 A JP7191252 A JP 7191252A JP 19125295 A JP19125295 A JP 19125295A JP H0920383 A JPH0920383 A JP H0920383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
tape cartridge
surface plate
packaging structure
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7191252A
Other languages
English (en)
Inventor
Hikari Mizutani
光 水谷
Shigeo Fujitani
茂夫 藤谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP7191252A priority Critical patent/JPH0920383A/ja
Publication of JPH0920383A publication Critical patent/JPH0920383A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 収縮性フィルムによるシュリンク包装を廃止
し、バージンシール性を確保しながら包装ごみの減少、
包装コストの低減を図る。 【解決手段】 包装段階では、テープカートリッジTを
ブックケース型の収納ケース1の出し入れ口32から入
れたのち蓋板13で出し入れ口32を閉塞すると、バー
ジンシール性を確保できる。開封時は蓋板13を破断線
25に沿って切離することにより開封できる。開封後は
罫線14を曲げて蓋板13で出し入れ口32を再閉開で
きてテープカートリッジTの収納保管に利用することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブックケース型に
組み立てられる収納ケースにテープカートリッジを収納
し包装したものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のテープカートリッジの包装構造
は、例えば実開昭62−152975号公報に公知であ
る。そこでは、テープカートリッジを取扱説明書等と一
緒にをブックケース型の収納ケースに収納し、この収納
ケースの外表面全体を収縮性フィルムでシュリンク包装
してなる。その収縮性フィルムの開封部にはテアテープ
を備えていて、このテアテープの端を摘んで引っ張る
と、収縮性フィルムを開封することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、テープカー
トリッジ用収納ケースをシュリンク包装する収縮性フィ
ルムは数色の印刷デザインが施され、商品のバージンシ
ール性、アピール性を発揮するのであるが、包装コスト
が高くつき、また開封後は廃棄されるため公害防止の観
点から必ずしも望ましいものとは言えない。
【0004】そこで本発明の目的は、収縮性フィルムに
よるシュリンク包装を廃止し、バージンシール性を確保
しながら包装ごみの減少、包装コストの低減を図ること
のできるテープカートリッジの包装構造を提供するにあ
る。本発明の目的は、開封後、テープカートリッジの出
し入れ口を再閉開できるテープカートリッジの包装構造
を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、背面板2と上
下面板3・4および左右側面板9(20)・10(2
1)とで前面に出し入れ口32を開口するブックケース
型の収納ケース1に、テープカートリッジTを前記出し
入れ口32から入れて包装するテープカートリッジの包
装構造を前提とする。そのうえで、出し入れ口32を閉
塞する蓋板13が、上下面板3・4のいずれか一方の上
面板3又は下面板4の前端縁に罫線14を介して折曲可
能に連設されるとともに、該蓋板13の前端に、他方の
下面板4又は上面板3の内面側に差し込まれる差込片1
5を有して、下面板4又は上面板3の内面と前記差込片
15との重合面間が一体的に接合される。前記下面板4
又は上面板3の、差込片15と接合された箇所よりも後
方部位で且つ左右方向全長にわたる箇所24と、この箇
所24の左右両端部と前記罫線14の左右両端部とを結
ぶ左右の箇所26・26とが連続して切離可能に形成さ
れる。
【0006】上記切離可能な箇所24は、2本の平行な
凹溝25a・25aを形成して他の箇所よりも薄厚の薄
肉部25b・25bを有するものとする。凹溝25aは
断面外拡がり台形状に形成し、薄肉部25bの幅y1
凹溝25a・25a間の幅yよりも極度に狭く設定す
る。薄肉部25b・25bの長手方向一端には切込み3
1・31を設けるとともに、この切込み31・31間に
つまみ片30を設け、前記切込み31は薄肉部25bに
向けて漸次狭幅に形成する。
【0007】
【作用】テープカートリッジTが収納包装される前の段
階では、下面板4又は上面板3の内面と蓋板13の差込
片15との重合面間は一体的に接合されていない。従っ
て、この時は蓋板13は罫線14を折り曲げることによ
って出し入れ口32を開閉自在とするので、テープカー
トリッジTを出し入れ口32から入れることができる。
この後、蓋板13を罫線14に沿って折り曲げ、差込片
15を下面板4又は上面板3の内面に折り込んで一体的
に接合することにより出し入れ口32を閉塞することが
でき、商品のバージンシール性を確保する包装状態が得
られる。開封時は、下面板4又は上面板3の箇所24お
よび左右の箇所26・26を切離して開封することがで
きる。その際、つまみ片30をつまんで引っ張ると切込
み31を端緒として薄肉部25b・25bを容易に破断
することができる。開封後は蓋板13を罫線14に沿っ
て折り曲げることにより再閉開することができ、テープ
カートリッジTの収納保管に利用することができる。
【0008】
【実施例】
(第1実施例)図1ないし図7は本発明をビデオテープ
カートリッジの包装構造に適用した第1実施例を示す。
図5は収納ケース1の展開図を示す。この収納ケース1
はポリプロピレンシート(約0.4〜0.6mm厚)などのプ
ラスチックシート素材とし、中央の背面板2の前後に上
下面板3・4をそれぞれ罫線5・6を介して連設し、背
面板2の左右に折込片7をそれぞれ罫線8を介して連設
する。下面板4の左右に左右側面板9・10をそれぞれ
罫線11・12を介して連設し、下面板4の後端に蓋板
13を罫線14を介して連設する。蓋板13はこれの後
端および左右に差込片15・16をそれぞれ罫線17・
18を介して連設する。左右側面板9・10の各後端に
は切欠部19が設けられる。上面板3の左右には左右側
面板20・21をそれぞれ罫線22・23を介して連設
する。上面板3の前端寄り箇所24には破断線25が左
右方向全長にわたって形成され、左右側面板20・21
の各前端寄り箇所26にはスリット27が前記破断線2
5の左右端部とそれぞれ連続するように斜めに設けら
れ、左右側面板20・21の各後端には切欠部29が設
けられる。
【0009】図2ないし図4に示すように、上記破断線
25は2本の平行な断面外拡がり台形状の凹溝25a・
25aを加熱加圧成形することにより2本の平行な薄肉
部25b・25bを形成する。薄肉部25bの厚tは0.
1〜0.2mm程度とし、薄肉部25bの平坦部分の幅y1
は凹溝25a・25a間の幅yよりも極度に狭く設定す
ることにより、この破断線25の引張り強度よりもきわ
めて小さい力で破断できるようにしている。また破断線
25の一端にはつまみ片30をこの両側に切込み31・
31を入れて形成する。切込み31・31は薄肉部25
b・25bに向けて漸次狭幅に形成することにより、つ
まみ片30をつまんで引っ張ると薄肉部25b・25b
を長手方向に容易に破断できる。
【0010】この展開状態から罫線5・6を折って上面
板3と下面板4とを上下に対向させ、罫線8・22・1
1を折って上面板3の左側面板20および背面板2の折
込片7の外面側に、下面板4の左側面板9を重ねてこの
重合面間を感熱接着剤または熱溶着で接合固定する。同
じく罫線8・23・12を折って上面板3の右側面板2
1および背面板2の折込片7の外面側に、下面板4の右
側面板10を重ねてこの重合面間を感熱接着剤または熱
溶着で接合固定する。すると、図1に示すように前面に
出し入れ口32が開口するブックケース型で、蓋板13
付きの収納ケース1が組み上げられる。なお、収納ケー
ス1の外表面には商品アピールを目的として適宜、数色
の装飾印刷を施す。
【0011】このように組立てられた収納ケース1には
テープカートリッジTを取扱説明書やインデックスカー
ドP等と一緒に出し入れ口32から入れ、蓋板13を罫
線14を介して折り曲げ、罫線17を折って差込片15
を上面板3の破断線25より前側の前端部3aの内面側
に重ね、罫線18を折って左右の差込片16を左右側面
板20・21のスリット27より前側の前端部20a・
21aの各外面に重ねて各々の重合面間をそれぞれ感熱
接着剤または熱溶着で接合固定して出し入れ口32を閉
塞して包装を終える。この包装状態は図6に示す。
【0012】開封時には、つまみ片30をつまんで引っ
張ると破断線25が切込み31・31を端緒として容易
に破断し、図7のように蓋板13はその破断により切離
された上面板3の前端部3aおよび左右側面板20・2
1の各前端部20a・21aを付けたまま、罫線14を
介して曲げることにより開封できる。なお、スリット2
7を設けることにより切離し易いが、このスリット27
も上記破断線25と同様な破断線に構成するもよい。開
封後は、蓋板13により出し入れ口32を再閉開するこ
とができ、これをテープカートリッジTの収納保管に利
用できる。
【0013】図8に示すように上記展開形状のブランク
を連続フープ状で形成し、テープカートリッジの収納包
装時にその一枚一枚を切断ラインCに沿って切断して組
み立てることにより低コスト化が図れる。また、上記展
開形状によれば従来の収納ケースを組立てる工程とほと
んど同じ工程にて、組立てることができ、既存の組立て
設備を使用でき、新たな設備投資が不必要か少なくて済
む。
【0014】(第2実施例)図9ないし図11は本発明
の第2実施例を示す。図9は包装直前の組立状態図を、
図10は開封後の状態図を、図11は展開図を示す。上
面板3の破断線25の左右方向中間部に曲がり部251
を形成する一方、蓋板13と下面板4との連接部分の罫
線14を破断可能に破断線に形成し、この破断線の左右
方向中間部にも同じ曲がり部141を形成してある以外
は第1実施例のものと同様である。これによれば、開封
時に上面板3の破断線25のみを破断することにより、
図10に示すようにテープカートリッジTを出し入れし
易くする切欠部34を上面板3の前側に形成することが
できる。罫線14は破断せずに蓋板13を下面板4に連
設したままにしておくことにより、開封後に第1実施例
の場合と同様に蓋板13で出し入れ口32を再閉開でき
る。開封時に罫線14をも破断すると蓋板13を上下両
面板3・4から完全に切離することができ、上下面板3
・4の前側に取出用の切欠部34を形成できて常に前面
開放状態のブックケース型の収納ケース1に様変わりす
る。開封時に蓋板13を残すか、切離してしまうかは使
用者の好みに応じることになる。
【0015】上記実施例とは反対に、蓋板13は上面板
3の前端側に罫線14または破断線25を介して連設
し、蓋板13の差込片15を下面板4の前端部の内側に
差し込むようにすることもできる。破断線25として
は、ミシン目、あるいは図12に示すようにジッパー切
目線33を入れるものであってもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ブックケース型の収納
ケース1の出し入れ口32を蓋板13で閉塞できるよう
にしてあるので、包装に際しては商品のバージンシール
性を確保でき、従来の収縮性フィルムによるシュリンク
包装を省略できて包装の簡素化、包装ごみの減少を図る
ことができる。開封後の収納ケース1は蓋板13で再閉
開できるので、これをテープカートリッジTの収納保管
に利用する場合も塵埃侵入防止の点で有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の収納包装直前の状態時における収
納ケースおよびテープカートリッジの斜視図である。
【図2】図1に示す収納ケースの破断線の端部を拡大し
て示す斜視図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】図1に示す収納ケースの破断線の端部を拡大し
て示す平面図である。
【図5】第1実施例の収納ケースの展開図である。
【図6】第1実施例の収納包装状態時における包装構造
を示す斜視図である。
【図7】第1実施例の開封後の収納ケースを示す斜視図
である。
【図8】第1実施例の収納ケースのブランクを連続フー
プ状に形成した展開図である。
【図9】第2実施例を図1に対応して示す収納ケースの
斜視図である。
【図10】第2実施例を図7に対応して示す斜視図であ
る。
【図11】第2実施例の収納ケースの展開図である。
【図12】第1実施例および第2実施例の破断線の変形
例を示す収納ケースの斜視図である。
【符号の説明】
T テープカートリッジ 1 収納ケース 2 背面板 3 上面板 4 下面板 9・20 左側面板 10・21 右側面板 13 蓋板 14 罫線 15 差込片 25 破断線 25a 凹溝 25b 薄肉部 20 つまみ片 31 切込み 32 出し入れ口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面板2と上下面板3・4および左右側
    面板9(20)・10(21)とで前面に出し入れ口3
    2を開口するブックケース型の収納ケース1に、テープ
    カートリッジTを前記出し入れ口32から入れて包装す
    るテープカートリッジの包装構造において、 出し入れ口32を閉塞する蓋板13が、上下面板3・4
    のいずれか一方の上面板3又は下面板4の前端縁に罫線
    14を介して折曲可能に連設されるとともに、該蓋板1
    3の前端に、他方の下面板4又は上面板3の内面側に差
    し込まれる差込片15を有して、下面板4又は上面板3
    の内面と前記差込片15との重合面間が一体的に接合さ
    れており、 前記下面板4又は上面板3の、差込片15と接合された
    箇所よりも後方部位で且つ左右方向全長にわたる箇所2
    4と、この箇所24の左右両端部と前記罫線14の左右
    両端部とを結ぶ左右の箇所26・26とが連続して切離
    可能に形成されているテープカートリッジの包装構造。
  2. 【請求項2】 前記切離可能な箇所24が、取出用の切
    欠部34を形成するための曲がり部251を形成してあ
    る請求項1記載のテープカートリッジの包装構造。
  3. 【請求項3】 前記切離可能な箇所24が、2本の平行
    な凹溝25a・25aを形成して他の箇所よりも薄厚の
    薄肉部25b・25bを有してなる請求項1記載のテー
    プカートリッジの包装構造。
  4. 【請求項4】 凹溝25aが断面外拡がり台形状に形成
    され、薄肉部25bの幅y1 は凹溝25a・25a間の
    幅yよりも極度に狭く設定してある請求項3記載のテー
    プカートリッジの包装構造。
  5. 【請求項5】 薄肉部25b・25bの長手方向一端に
    切込み31・31を設けるとともに、この切込み31・
    31間につまみ片30を設け、前記切込み31は薄肉部
    25bに向けて漸次狭幅に形成してある請求項4記載の
    テープカートリッジの包装構造。
JP7191252A 1995-07-03 1995-07-03 テープカートリッジの包装構造 Pending JPH0920383A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7191252A JPH0920383A (ja) 1995-07-03 1995-07-03 テープカートリッジの包装構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7191252A JPH0920383A (ja) 1995-07-03 1995-07-03 テープカートリッジの包装構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0920383A true JPH0920383A (ja) 1997-01-21

Family

ID=16271447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7191252A Pending JPH0920383A (ja) 1995-07-03 1995-07-03 テープカートリッジの包装構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0920383A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5301804A (en) Package, especially soft-cup pack for cigarettes
CA2270613C (en) Packaging for smoking articles
US20060131201A1 (en) Packaging body
HU228347B1 (hu) Dohányáru csomagolás
US4159771A (en) Container having multiple independently unsealable compartments
JP2562204Y2 (ja) 易開封性カートン
JP3075138B2 (ja) 包装フイルムの包装構造
JPH0920383A (ja) テープカートリッジの包装構造
KR200301159Y1 (ko) 담배갑 보호케이스
JPH0940067A (ja) テープカートリッジの収納ケース
JP3081846B1 (ja) 再封可能紙箱
JPH0454910Y2 (ja)
JPH0920384A (ja) テープカートリッジ用収納ケース
JP2978092B2 (ja) 内箱と外装とよりなる容器
JPH09165026A (ja) 包装用素材及びそれを用いた包装箱
JPS6013792Y2 (ja) 包装用袋
JP2003072746A (ja) 開口部を有する収納体
JP3292695B2 (ja) サンドイッチ包装用袋及びサンドイッチ包装用袋の製造方法
JPS636017Y2 (ja)
JP3162529B2 (ja) 易開封バリヤー性紙カートン
JPH0232587Y2 (ja)
JP2002166929A (ja) 易開封性カートン
JP3140609B2 (ja) 易開封バリヤー性紙カートン
JPH0924987A (ja) テープカートリッジ用収納ケース
JP3090725U (ja) 食品用包装袋

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040521

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040908