JPH09203662A - 鋼板の色むらを検知する装置 - Google Patents

鋼板の色むらを検知する装置

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JPH09203662A
JPH09203662A JP3126396A JP3126396A JPH09203662A JP H09203662 A JPH09203662 A JP H09203662A JP 3126396 A JP3126396 A JP 3126396A JP 3126396 A JP3126396 A JP 3126396A JP H09203662 A JPH09203662 A JP H09203662A
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JP
Japan
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light
steel plate
steel sheet
reflection light
color unevenness
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JP3126396A
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English (en)
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Takanori Yamamoto
孝則 山本
Mitsutoshi Kubota
光利 久保田
Toshihiro Miyakoshi
寿拓 宮腰
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合金化度の低い場合及び高い場合のいずれに
おいても色むらの異常を的確に判定できると同時に、鋼
板のばたつきを正確に検知し、色むらの異常と区別する
ことのできる鋼板の色むらを検知する装置を提供する。 【解決手段】 鋼板23の表面に測定光20を照射する
投光部11と、投光部11から照射された測定光20の
鋼板23からの正反射光21を受光する正反射光受光部
13と、投光部11から照射された測定光20の鋼板2
3からの乱反射光22を受光する乱反射光受光部15
と、正反射光受光部13からの信号と乱反射光受光部1
5からの信号に基づいて鋼板23の色むらを判定する色
むら判定部18とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合金化溶融亜鉛め
っき鋼板の表面の合金化度を測定する鋼板の色むらを検
知する装置、特に合金化度が少なく鏡面状の鋼板の色む
ら検知感度に優れる鋼板の色むらを検知する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、特開平1−233347号公報に
おいて、鋼板に照射する測定光と基準光とを交互に照射
し測定光の反射光量と基準光量を測定しその反射率を算
出することにより合金化度を計算する亜鉛−鉄合金化度
の測定装置が提示されていた。
【0003】図8に亜鉛−鉄合金化度の測定装置Dの全
体構成を示す。図8において、亜鉛−鉄合金化度の測定
装置Dは、レーザー発振器61と、測定用光62と、ハ
ーフミラー63と、チョッパー64と、測定光65と、
基準光66と、合金鍍金層67と、グラスファイバー6
8と、フィルター69と、測光器70、演算器71とか
らなる。次に、上記した構成を有する亜鉛−鉄合金化度
の測定装置Dの使用方法について、図8を参照して説明
する。まず、レーザー発振器61から照射した測定用光
62は、分光器として用いたハーフミラー63で2つの
光路に分けられ、これら両光路はチョッパー64で交互
に遮断される。即ち、測定光65が通過している間は基
準光66が遮断され、測定光65は合金メッキ層67に
照射され反射してフィルター69を通り測光器70に入
射し反射光量が測定される。次の間隔では、測定光65
は遮断され、基準光66がグラスファイバー68によっ
て直接導かれフィルター69を通って測光器70に入射
し、基準光量が測定される。このように測定光65と基
準光66とを交互に測定し、これらの値を演算器71に
刻々と送る。演算器71では、一回の測定光量をそれに
続いて送られる基準光量で除しその比を反射率として算
出し、検量線に基づいて合金化度に換算する。
【0004】また、特開昭56−100348号公報に
おいて、広い回析角度範囲の回析X線を同時に受光し得
る広い受光窓を有し、検出器にX線光量子が入射した時
パルス情報とともにそのX線光量子の回析角度に対応し
た入射位置に関する情報をも取り出し得る機能を有する
ことにより鋼板の合金化度の精度の測定が向上されるめ
っき板のオンライン合金化度測定装置が提示されてい
る。また、特開平3−272441号公報において、X
線回折特性と上層被膜の組成、付着量との関係から測定
対象の組成、付着量が定量されることにより合金皮膜の
組成および付着量を高精度に測定される合成皮膜の組成
および付着量測定方法が提示されている。さらに、特開
昭55−90846号公報において、蛍光X線を合金化
処理前と処理後のめっき板にそれぞれ照射し、処理前後
で放出されるそれぞれの蛍光X線の強度を測定すること
により、合金層の厚みを容易に測定できる蛍光X線によ
るめっき板の合金化測定方法が提示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
鋼板の色むらを検知する装置は、未だ、以下の解決すべ
き課題を有していた。即ち、特開平1−233347号
公報に記載の鋼板の色むらを検知する装置では、溶融め
っきの合金化が十分でない場合に鋼板の表面が鏡面化さ
れた光沢を有する状態になる。鏡面化された鋼板に測定
光を照射しても正反射光の輝度の変化が生じず、合金化
度の変化を検知することができないという問題点を有し
ていた。また、鋼板はめっき浴に浸漬され或いは合金化
炉で加熱された後に、検出部を通過する際に通板のテン
ション等に起因した、ばたつきや形状不良が発生する。
ばたつきを有する鋼板は測定光を照射しても正反射光受
光部への正反射光の輝度が低下し、色むらによる輝度の
低下と区別することができないという問題点を有してい
た。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、合金化度の低い場合及び高い場合のいずれにおいて
も色むらの異常を的確に判定できると同時に、鋼板のば
たつきを正確に検知し、色むらの異常と区別することの
できる鋼板の色むらを検知する装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の鋼板の色むらを検知する装置は、鋼板の表面に測
定光を照射する投光部と、該投光部から照射された前記
測定光の前記鋼板からの正反射光を受光する正反射光受
光部と、前記投光部から照射された前記測定光の前記鋼
板からの乱反射光を受光する乱反射光受光部と、前記正
反射光受光部からの信号と前記乱反射光受光部からの信
号に基づいて前記鋼板の色むらを判定する色むら判定部
とを備えている。請求項2記載の鋼板の色むらを検知す
る装置は、請求項1記載の鋼板の色むらを検知する装置
において、前記投光部は前記鋼板の前記測定光の照射部
の斜め上方に配置され、更に前記乱反射光受光部は前記
鋼板の前記測定光の前記照射部の垂直上方に配置されて
いる。請求項3記載の鋼板の色むらを検知する装置は、
請求項1又は2記載の鋼板の色むらを検知する装置にお
いて、前記鋼板の照射部の側方に前記鋼板の位置の基準
となる基準板を備えている。請求項4記載の鋼板の色む
らを検知する装置は、請求項1〜3のいずれか1項に記
載の鋼板の色むらを検知する装置において、前記投光部
がライン状の測定光を照射している。ここで、ライン状
の測定光は、例えば高周波蛍光灯を用いた同時照射の測
定光であってもよいし、シリンドリカルレンズや振動ミ
ラー或いはポリゴンミラー等から反射されるスキャンレ
ーザー光であってもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。図1に示すように、鋼板の色むらを
検知する装置Aは、鋼板23に測定光20を照射する投
光部11と、投光部11を制御する投光部ドライバー1
2と、測定光20が鋼板23の照射部24に照射された
後に入射角度と同程度の反射角度で反射した正反射光2
1を検知するリニアCCD等からなる正反射光受光部1
3と、正反射光受光部13を制御し検出位置や輝度デー
タを電送する正反射光受光処理部14と、測定光20が
鋼板23の照射部24に照射された後に入射角度と異な
る方向、特に垂直上方に反射した乱反射光22を検知す
る乱反射光受光部15と、乱反射光受光部15を制御す
る乱反射光受光処理部16と、正反射光受光処理部14
と乱反射光受光処理部16からのアナログデータからな
る輝度データをデジタルデータに変換する信号演算部1
7と、信号演算部17から出力された検出位置データ、
正反射光輝度データ、乱反射光輝度データから鋼板23
の色むらを識別し鋼板23の正常領域、未合金化領域、
過合金化領域を判定する色むら判定部18と、鋼板23
の照射部24の側面に配置され正反射光21の入射位置
を鋼板23の正反射光21の入射位置と比較することに
より鋼板23のばたつきを判定する基準板19からな
る。
【0009】図2に示すように、正反射光受光処理部1
4は、正反射光受光部13の検出素子との接続を走査し
て切り換えることにより鋼板23の幅方向全幅に渡って
正反射光21の輝度を測定するマルチプレクサ31と、
検出された正反射光21の輝度を増幅し輝度データ信号
33と検出位置信号34を出力する増幅器32とからな
る。図3に示すように、基準板の配置Bは、製造される
各種の鋼板のサンプルからなる基準板19a〜19f
と、基準板19a〜19fを周縁部にそれぞれ配置し、
回転軸42を中心として回転させることにより製造され
る鋼板23と同種の基準板19a〜19fを照射部24
の側方に配置させる回転盤41からなる。
【0010】上記構成において、投光部11は、ライン
状の測定光20を照射するのが好ましい。鋼板23を移
動させながら1ラインずつの信号入力を行うことにより
測定光20と正、乱反射光21、22との入、反射角度
や投光部11から正、乱反射光受光部13、15までの
光路長の誤差を少なくできる。従って、この誤差により
生じる光むら(シェーディング)を回避することが可能
となる。正反射光受光部13は、鋼板23の過合金化領
域と正常領域を正反射光21の輝度により区別するため
に設けたものである。乱反射光受光部15は、鋼板23
の過合金化領域、未合金化領域、正常領域を乱反射光2
2の輝度により区別するために設けたものである。特
に、乱反射光受光部15は正反射光受光部13の識別で
きない未合金化領域と正常領域を明瞭に識別することが
できる。
【0011】基準板19は、鋼板23の正常な移動面上
と同一な平面に配置される。鋼板23がばたつきにより
上下に変位された場合に、正反射光21の反射角度が基
準板19のそれと異なる。その結果、正反射光21の輝
度の低下が鋼板23の表面の色むらに起因するものか鋼
板23のばたつきに起因するものかを明確に区別するこ
とができる。また、鋼板23にばたつきが生じた場合は
乱反射光受光部15の乱反射光22の輝度も変化する。
鋼板23が上昇した場合は乱反射光22の輝度は高くな
り、鋼板が下降した場合は乱反射光22の輝度は低くな
る。乱反射光22の輝度の変化と正反射光21の鋼板2
3と基準板19との入射角度の変動により鋼板23のば
たつきを識別することができる。
【0012】次に、上記した構成を有する鋼板の色むら
を検知する装置Aを用いて鋼板に合金化溶融亜鉛めっき
する方法について、図4を参照して説明する。図4にお
いて、合金化溶融亜鉛めっき鋼板製造設備Cは、ホット
ロール52を介してめっき浴57中に鋼板56を浸漬さ
せるめっき釜51と、亜鉛を溶融めっきされた鋼板56
にガスを吹き付け表面を清浄化するワイピング装置53
と、鋼板56を加熱し亜鉛と鋼を合金化する合金化炉5
4と、本実施の形態における鋼板の色むらを検知する装
置Aと、鋼板の色むらを検知する装置Aで検知された色
むらの判定により合金化炉54の加熱条件を制御するプ
ロセスコンピュータ等からなる制御部55からなる。
【0013】まず、鋼板56はめっき浴57に浸漬され
表面に亜鉛が溶融めっきされる。亜鉛が溶融めっきされ
た鋼板56はワイピング装置53により表面を清浄化さ
れた後に合金化炉54に装入される。合金化炉54にお
いては、鋼板56は加熱され、表面に付着した亜鉛と鋼
板56中の鉄とが合金化されFeZnが形成される。鋼
板の色むらを検知する装置Aにより鋼板56の表面の色
むらを検知し、合金化が適当になされたかどうかを判定
する。制御部55は色むらの情報に基づき合金化炉54
の加熱条件を鋼板56上の合金化が最適になるように制
御する。次に、上記した構成を有する鋼板の色むらを検
知する装置Aを用いて鋼板の色むらを検知する方法につ
いて、図1及び図5〜図7を参照して説明する。まず、
投光部11から鋼板23に測定光20を鋼板23の幅全
幅及び基準板19に渡って照射する。照射された測定光
20は鋼板23の照射部24において反射され、入射角
度(θ1 )と同じ反射角度(θ0 )で反射する正反射光
21と、その他の反射角度で反射する乱反射光22に分
かれて反射される。正反射光受光部13は正反射光21
を受光しその位置と輝度を検知する。乱反射光受光部1
5は乱反射光22を受光しその位置と輝度を検知する。
基準板19から反射された正反射光21は正反射光受光
部13で検知される。
【0014】図5に示すように、正反射光21は鋼板2
3の表面が光沢不良から鏡面になるにつれ輝度が増加す
る。しかし、その増加率は鏡面に近づくにつれ減少し飽
和している。乱反射光22は光沢不良の状態では正反射
光21と同様な挙動を示すが、鏡面に近づくにつれ輝度
は急激に低下し正反射光21とは全く異なった状況を示
している。また、図6に示すように、鋼板23の表面の
合金化度は、図5に示した鋼板23の色あいと密接な関
連がある。合金化が未熟な未合金化領域では鋼板23の
表面は鏡面を示し、合金化が過多な過合金化領域では鋼
板23の表面は焼き付きが生じ黒化し光沢不良となる。
従って、合金化度と正、乱反射光21、22との相関も
図5と同様に説明される。未合金化領域では正反射光2
1の輝度は高いが乱反射光22の輝度は低下する。この
点で正常領域と未合金化領域を明瞭に区別することがで
きる。
【0015】鋼板23のばたつきと未合金化領域との区
別は所定の時間輝度の変化を観察することによっても判
定することができる。ばたつきがある鋼板23は周期的
に屈曲しているので所定の時間が経過すると輝度の低下
は回復する。未合金化領域ではある程度の時間輝度の低
下が連続して観察される。例えば、図7に示すように、 正反射光21と基準板19からの反射光との差が±5
以内となる輝度が全幅の50%以上存在し、かつ250
以上の輝度を有する正反射光21が10秒間連続して表
れる。 乱反射光22と基準板19からの反射光との差が±5
以内となる輝度が全幅の50%以上存在し、かつ140
以下の輝度を有する乱反射光22が10秒間連続して表
れる。正反射光21がの条件を満たしかつ乱反射光2
2がの条件を満たした場合を部分未合金化領域が発生
していると判定する。また、 正反射光21と基準板19からの反射光との差が±5
以内となる輝度が全幅の5%以下存在し、かつ250以
上の輝度を有する正反射光21が1秒連続して表れる。 乱反射光22と基準板19からの反射光との差が±5
以内となる輝度が全幅の5%以下存在し、かつ140以
下の輝度を有する乱反射光22が1秒連続して表れる。
正反射光21がの条件を満たしかつ乱反射光22が
の条件を満たした場合を全面未合金化領域が発生してい
ると判定する。
【0016】このように、本実施の形態にかかる鋼板の
色むらを検知する装置においては、鋼板の表面に測定光
を照射する投光部と、投光部から照射された測定光の鋼
板からの正反射光を受光する正反射光受光部と、投光部
から照射された測定光の鋼板からの乱反射光を受光する
乱反射光受光部と、正反射光受光部からの信号と乱反射
光受光部からの信号に基づいて鋼板の色むらを判定する
色むら判定部とを備えるようにしている。従って、未合
金化領域と正常領域を正反射光と乱反射光の輝度から正
確に識別することが可能で、鋼板の色むら及び合金化度
を確実に判定することができる。
【0017】以上、本発明は何ら上記した実施の形態に
記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲
に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実
施の形態や変容例を含むものである。例えば、上記した
実施の形態では、色むら判定部においてデジタルデータ
を処理しているが、正反射光受光部や乱反射光受光部の
信号をアナログデータのまま色むら判定部でデータ処理
してもよい。また、基準板を鋼板の一側方に配置してい
るが、基準板を鋼板の両側方に配置してもよい。
【0018】
【発明の効果】請求項1〜4記載の鋼板の色むらを検知
する装置においては、投光部から照射された測定光の鋼
板からの正反射光を受光する正反射光受光部と、投光部
から照射された測定光の鋼板からの乱反射光を受光する
乱反射光受光部と、正反射光受光部からの信号と乱反射
光受光部からの信号に基づいて鋼板の色むらを判定する
色むら判定部とを備えるようにしているので、鏡面状の
未合金化領域や黒化された過合金化領域と正常領域を明
瞭に識別することができる。特に、未合金化領域では乱
反射光の輝度が低下し正常領域とは明確に区別でき正確
な色むらの検知が可能となる。特に、請求項2記載の鋼
板の色むらを検知する装置においては、投光部は鋼板の
斜め上方に配置され、更に乱反射光受光部は鋼板の測定
光の照射部の垂直上方に配置されるようにしているの
で、乱反射光受光部は測定光の入射角度とは異なった乱
反射光を受光することができ未合金化領域を正常領域と
区別し正確な色むらの判定ができる。また、請求項3記
載の鋼板の色むらを検知する装置においては、鋼板の側
方に鋼板の位置の基準となる基準板を備えるようにして
いるので、鋼板と基準板との正反射光の反射角度の相違
や正反射光の輝度の経時変化により鋼板のばたつきと色
むらを正確に識別することができ、より正確な色むらの
判定が可能となる。さらに、請求項4記載の鋼板の色む
らを検知する装置においては、投光部がライン状の測定
光を照射するようにしているので、鋼板の幅方向の光路
差が少なく色むら以外の要因による輝度の変動が少なく
より正確な色むらの検知を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る鋼板の色むらを検
知する装置の全体構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る正反射光受光処理
部の機能ブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る基準板の配置を示
す要部平面図である。
【図4】合金化溶融亜鉛めっき鋼板製造設備の要部構成
図である。
【図5】正反射光と乱反射光の輝度と鋼板の表面状態と
の関係図である。
【図6】正反射光と乱反射光の輝度と鋼板表面の合金化
度との関係図である。
【図7】中央部に部分未合金化領域がある場合の正反射
光と乱反射光の輝度と鋼板の板幅と基準板との関係図で
ある。
【図8】従来の亜鉛−鉄合金化度の測定装置である。
【符号の説明】
A 鋼板の色むらを検知する装置 B 基準板の配
置 C 合金化溶融亜鉛めっき鋼板製造設備 11 投光部 12 投光部ド
ライバー 13 正反射光受光部 14 正反射光
受光処理部 15 乱反射光受光部 16 乱反射光
受光処理部 17 信号演算部 18 色むら判
定部 19 基準板 19a 基準板 19b 基準板 19c 基準板 19d 基準板 19e 基準板 19f 基準板 20 測定光 21 正反射光 22 乱反射光 23 鋼板 24 照射部 31 マルチプレクサ 32 増幅器 33 輝度データ信号 34 検出位置
信号 41 回転盤 42 回転軸 51 めっき釜 52 ホットロ
ール 53 ワイピング装置 54 合金化炉 55 制御部 56 鋼板 57 めっき浴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼板の表面に測定光を照射する投光部
    と、 前記投光部から照射された前記測定光の前記鋼板からの
    正反射光を受光する正反射光受光部と、 前記投光部から照射された前記測定光の前記鋼板からの
    乱反射光を受光する乱反射光受光部と、 前記正反射光受光部からの信号と前記乱反射光受光部か
    らの信号に基づいて前記鋼板の色むらを判定する色むら
    判定部とを備えたことを特徴とする鋼板の色むらを検知
    する装置。
  2. 【請求項2】 前記投光部は前記鋼板の前記測定光の照
    射部の斜め上方に配置され、更に前記乱反射光受光部は
    前記鋼板の前記測定光の前記照射部の垂直上方に配置さ
    れたことを特徴とする請求項1記載の鋼板の色むらを検
    知する装置。
  3. 【請求項3】 前記鋼板の照射部の側方に前記鋼板の位
    置の基準となる基準板を備えたことを特徴とする請求項
    1又は2記載の鋼板の色むらを検知する装置。
  4. 【請求項4】 前記投光部がライン状の測定光を照射す
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の鋼板の色むらを検知する装置。
JP3126396A 1996-01-24 1996-01-24 鋼板の色むらを検知する装置 Withdrawn JPH09203662A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011068470A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベア用移動手摺の補修装置及び補修方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011068470A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベア用移動手摺の補修装置及び補修方法

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