JPH09203647A - 遠隔操作式探傷検査装置 - Google Patents

遠隔操作式探傷検査装置

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JPH09203647A
JPH09203647A JP8012034A JP1203496A JPH09203647A JP H09203647 A JPH09203647 A JP H09203647A JP 8012034 A JP8012034 A JP 8012034A JP 1203496 A JP1203496 A JP 1203496A JP H09203647 A JPH09203647 A JP H09203647A
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remote
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tubular structure
plate
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JP8012034A
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Hiroyuki Kitani
弘幸 喜谷
Tsuneo Bandai
恒男 萬代
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 林設管状構造物の円周溶接などの探傷検査を
遠隔的に効率良く実施する。 【解決手段】 遠隔操作式探傷検査装置10は、下面に
自在輪21を備え検査対象の管状構造物を受け入れる凹
み27を有する台車20、その台車20の上方に昇降自
在に設けられ回転駆動機構を備えた昇降板30、その昇
降板30の上方に配置され前記回転駆動機構に連絡して
前記管状構造物の回りに回転可能な回転支持板50及び
その回転支持板50の上に配設された液体浸透探傷装置
100からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、探傷検査装置に関
し、特に管状構造物の円周溶接部などを遠隔的に探傷検
査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】構造物の溶接部は、製作時には傷が無く
ても母材部に比して使用中に亀裂等の傷が発生しやすい
ので、特に安全性を重視する機械、装置、プラント等に
おいては定期的或いは必要に応じ探傷検査をすることが
好ましい。例えば、加圧水型原子炉の原子炉容器の上蓋
には、制御棒駆動装置が多数立設されている。その制御
棒駆動装置の筒状ハウジングは、前述の上蓋に貫通して
設けられた管台乃至アダプタチューブにねじ接合され、
最終的に円周溶接されるが、この円周溶接部を供用中検
査と称する探傷検査が行われることになっている。
【0003】上述の原子炉容器の上蓋の関連部分を図を
参照して説明すると、図11の上面図に示すように、上
蓋1の外周部のフランジには締め付け固定用のスタッド
を通すスタッド穴3が穿設され、中央部に多数のアダプ
タチューブ5が分布して設けられている。この上蓋1は
図12の端面図に示すように概略半球殻形状をしてお
り、多数のアダプタチューブ5はその取付位置で長さが
異なるが上端面は同じ高さにくるようになっている。そ
してこのアダプタチューブ5の上端部に、図13に示す
ように制御棒駆動装置の筒状ハウジング6がねじ接合さ
れ、密封のために円周溶接7が形成されている。筒状ハ
ウジング6の中には、図示しないが磁気ジャッキ形線状
運動機構を利用した駆動機構が設けられ、制御棒を駆動
するようになっているが、この為原子炉容器内の高圧冷
却材空間に連通しているので、円周溶接7乃至キャノピ
ーシールは、その高圧冷却材がねじ部を通って漏れるこ
とを防止している。従って、供用中検査として探傷検査
を行い、漏れの原因となる割れ等の傷を先行して発見す
るようにしている。
【0004】探傷検査としては一般に液体浸透探傷検査
が行われるが、これは被検査部をブラッシングや洗浄に
より清浄にし、ここに浸透液を供給塗布し、現像し検査
するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の液体浸透探傷検
査は、複数の操作を段階的に行う必要があるため、従来
は検査員の手作業に依らざるを得なかったが、複数の制
御棒駆動装置が狭い間隔を置いて設けられていて作業空
間が狭隘であるため、長い検査作業時間を要した。一
方、原子炉容器の上蓋の外側は比較的高いレベルの放射
線領域であるため、作業時間が長くなると検査要員の交
代を要し、多数の検査要員を待機させる必要が生じると
いう問題もあった。従って、本発明の課題は、液体浸透
探傷検査のような複雑な検査を遠隔的に、即ち危険雰囲
気に長く滞留する必要がなく行える装置を提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】如上の課題を解決するた
め、本発明によれば、管状構造物の検査を行う遠隔操作
式探傷検査装置は、下面に自在輪を備え前記管状構造物
を受け入れる凹みを有する台車、その台車の上方に昇降
自在に設けられ回転駆動機構を備えた昇降板、その昇降
板の上方に配置され前記回転駆動機構に連絡して前記管
状構造物の回りに回転可能な回転支持板及びその回転支
持板の上に配設された検査装置からなり、更にその昇降
板は、前記管状構造物を掴持するクランプ機構を有する
ことが検査を効率的に行う上で好ましい。検査装置が液
体浸透探傷検査装置であるときは、ブラッシング装置、
浸透装置、洗浄装置、現像装置及びテレビカメラ等の目
視装置を有する。更に好適には前記回転駆動機構は、半
円形レール、その半円形レールに摺動可能に組み合わさ
れ外周面にラックが形成された滑り輪、その滑り輪の前
記ラックに係合したピニオン歯車及びそのピニオン歯車
に動力伝達可能に連絡した旋回モータから構成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下添付の図面を参照して本発明
の実施の形態を説明する。先ず図1を参照はするに、本
発明による遠隔操作式探傷検査装置10の全体構造が示
されているが、その台車20は四隅の下面に自在車輪2
1を備えたフレーム板23を有し、更に検査作業員が探
傷検査装置10を検査箇所にセットするときに使用する
遠隔操作棒25が連結されている。この遠隔操作棒25
は、フレーム板23とは別体として構成してもよく、そ
の場合は先端に遠隔的に開閉自在の掴み装置を設ける。
そのフレーム板23の中央部には、検査すべき管状構造
物即ちアダプタチューブを受け入れるための外形が馬蹄
形の凹み27が形成されている。そして、台車20の上
部には昇降板30が昇降自在に設けられているが、その
昇降を行うための機構やその中に含まれる回転駆動機構
などの詳細は後述する。この昇降板30の箱形構造の本
体ケーシング33も、中央部に馬蹄形の凹み27に整列
した外形が馬蹄形の凹み31を備えており、更に前記凹
み31に臨んで出退する一対のクランプ装置35が本体
ケーシング33の下面に配置されている。
【0008】その詳細構造は後述される回転駆動機構に
支持されて、昇降板30の上方に回転支持板50が設け
られている。この回転支持板50は、図で明らかなよう
にほぼ馬蹄形をした本体プレート51を有し、その本体
プレート51は中央部に外形が馬蹄形の凹み53を画成
し、更に上面に上昇用ストッパ55が3個立設されてい
る。このストッパ55の位置は、前述のアダプタチュー
ブ5(図13参照)に溶接された制御棒駆動装置の筒状
ハウジング6の下面形状に対応している。そしてその回
転支持板50の上に一連の液体浸透探傷検査操作を行う
ブラッシング装置110,浸透装置120,洗浄装置1
30、現像装置140及びテレビカメラ150からなる
液体浸透探傷装置100が配置されている。
【0009】次に昇降板30を昇降するための機構を図
2を参照して説明すると、台車20のフレーム板23の
上面と昇降板30の本体ケーシング33との間に昇降ガ
イド機構28と昇降シリンダ29が介装されている。昇
降ガイド機構28は互いに嵌合した案内軸と案内筒から
なり、昇降シリンダ29の伸縮により上下される昇降板
30を安定的に案内する。
【0010】昇降板30内の回転駆動機構は、図3の平
面配置及び図4の側面配置に示すように、旋回用モータ
36、その出力軸に嵌合されたプーリ37、38,ベル
ト39、プーリ41、ピニオン歯車42等からなる動力
伝達機構を有し、そのピニオン歯車42は,半円形の滑
り輪の外周部に形成されたラック43に噛み合ってい
る。又ピニオン歯車42と同軸的に連結したプーリ41
の軸には小歯車44も連結され、この小歯車44は図2
に示すようなエンコーダ45に噛み合っていて、滑り輪
の回転変位乃至位置が検出されるようになっている。前
述の旋回用モータ36も、図2に示すようにエンコーダ
45と同様本体ケーシング33の下面に取り付けられて
いる。そして図3及び図4には明確に示されていない
が、図1に部分的に示すように半円形の滑り輪47は、
半円形のレール48に摺動可能に組み立てられている。
一方その滑り輪47の上面には回転支持板50の本体プ
レート51が載設されている。加えて、本体ケーシング
33には、図3に示すように馬蹄形の凹み31を画成す
る周面に横方向ストッパ49が突設されていて、クラン
プ機構35と協働して正確な位置決めを行う。
【0011】以上のような昇降板30の回転駆動機構を
使用して回転支持板50を回転駆動する態様を説明する
と、先ず図2に示すように仮設した作業台9の上を台車
20を動かして隣接するアダプタチューブ5乃至制御棒
駆動装置の筒状ケーシング6の間の隙間を利用して所定
位置に探傷検査装置10を位置決めする。前述の台車2
0の走行移動は、遠隔操作棒25の基端を検査員が掴持
して行う。そして昇降板30の横方向ストッパ49を凹
み27,31,53の中に位置した目標のアダプタチュ
ーブ5の外面に押し当て、しかる後に昇降シリンダ29
を伸ばし、上昇用ストッパ55が筒状ハウジング6の下
面に当接したら昇降を停止する。そしてその状態で、ク
ランプ機構35を作動させ、図3に示すように昇降板3
0をアダプタチューブ5にしっかりと固定する。この状
態が図5の作用説明図の(a)に対応する。
【0012】図5は、主として昇降板30の回転駆動機
構による回転支持板50の動きを概略的に示したもの
で、液体浸透探傷装置100としてはブラッシング装置
110のみが代表的に示されている。図5(a)におい
て、旋回用モータ36を駆動し、プーリ37,38,ベ
ルト39,プーリ41を介してピニオン歯車42に動力
を伝える。ピニオン歯車42が回転し、噛み合ったラッ
ク43を時計方向に回転する。即ちラック43と一体の
滑り輪47を半円形のレール48に沿って動かす。滑り
輪47は、前述のように回転支持板50の本体プレート
51に固定されているから、ラック43と回転支持板5
0が一体として回転する。90度回転した状態が(b)
に示されていて、この状態では図において下側のピニオ
ン歯車42のみがラック43に噛み合っている。更に9
0度回転すると、図5(c)に示す状態となり、ラック
43への動力伝達を行うピニオン歯車42は、下側から
上側(図において)に切り替わる。更に時計方向に90
度回転すれば、図5(d)に示すようになり、更に90
度回転させれば1回転したことになって図5(a)に戻
る。以上の説明から理解できるように、回転支持板50
の本体プレート51上のブラッシング装置110に代表
される機器は、アダプタチューブ5の周りを一回転した
ことになる。前述の回転の角度はエンコーダ45によっ
て検出される。以上の説明から分かるように、ピニオン
歯車42を2個使用しているので、ラック43が形成さ
れた滑り輪47が半円形であっても、これを1回転36
0度回転することができる。
【0013】以上説明したように回転支持板50がアダ
プタチューブ5の周りを回転するから、ブラッシング装
置110に代表される液体浸透探傷装置100の機器
は、アダプタチューブ5の周りを回転して所定の操作が
実施可能となる。そこで、図6を参照してブラッシング
装置110の構造及び操作を説明すると、モータ11
1,その出力軸に取り付けられた回転ブラシ113,回
転支持板50の上で凹み53に接近又は離隔する方向に
移動する移動台115及び回転支持板50の本体51に
取着され前記移動台115を押し引きするシリンダ11
7を有する。そしてシリンダ117で移動台115を押
し、これにより回転ブラシ113をアダプタチューブ5
と筒状ハウジング6との間の円周溶接7に押し当て、モ
ータ111で回転ブラシ113を回転するとブラッシン
グが行われる。そして回転ブラシ113を回転しつつ回
転支持板50を1回転すれば円周溶接7の全面がブラッ
シングされる。洗浄装置130は、回転ブラシ113が
洗浄液を含んだフェルト131(図1)に替わる以外ブ
ラッシング装置110と同じ構造であるので、その構造
及び操作の仕方の説明は省略する。
【0014】更に液体浸透探傷装置100の浸透装置1
20の構造及び操作を図7を参照して説明すると、フェ
ルト板121,モータ123,ウォーム機構125、移
動台127及びシリンダ129を有する。移動台127
とシリンダ129の機能は、ブラッシング装置110の
場合と同じであるが、フェルト板121はウオーム機構
125を介してモータ123によって比較的低速度で回
転される。フェルト板121には浸透液が浸してあり、
前述の回転支持板50の回転と並行してアダプタチュー
ブ5に押し付け回転すると、円周溶接7の全面に浸透液
が塗布される。
【0015】次に液体浸透探傷検査装置100の現像装
置140を部分側面図である図8及び部分平面図である
図9を参照して説明すると、回転支持板50の本体プレ
ート51の上に噴霧器141とエアシリンダ143が並
んで固定されていて、噴霧器141のノズルヘッドを押
す操作レバー145がエアシリンダ143のピストン軸
に固定されて張り出している。噴霧器141の中には、
現像液が加圧状態で充填されているので、エアシリンダ
143により操作レバー145を引き下げると、ノズル
から現像液が霧状に噴出されるが、その噴出方向は図9
に示すように円周溶接7の接線方向となっている。この
現像液の噴霧は拡がりを持っているので、回転支持板5
0が円周溶接7を持つアダプタチューブ5の回りを回転
するとき、間欠的に噴霧すればその全周面に塗布され
る。現像液は、傷の割れ目に浸透した浸透液と協働して
傷を現出する。勿論一般の噴霧器と同様、噴霧器141
の噴霧の向きは、現像液の良好な塗布ができるように軸
回りに調整可能である。
【0016】以上本発明の実施形態の構成及び作用を個
別的に説明したが、これを整理すると図10の工程図の
ようになる。以下にこれらを簡単に説明する。 手順1(台車導入及び横移動):図2に示す仮設作業台
9の上で適宜な方向から遠隔操作棒25を使用して台車
20を挿入し、目的のアダプタチューブ5の位置で横移
動させ、横方向ストッパ49をアダプタチューブ5に当
てて位置決めする(図3)。 手順2(昇降版上昇及びクランプ):昇降シリンダ29
を操作して昇降板30を上昇させ、回転支持板50の上
昇用ストッパ55を筒状ハウジング6の下面に当てて上
下方向の位置決めを行い、クランプ機構35で昇降板3
0をアダプタチューブ5に固定する(図2及び図3)。 手順3(ブラッシング及び目視):シリンダ117を操
作して回転ブラシ113を円周溶接7に接触させる。モ
ータ111による回転ブラシ113の回転と回転支持板
50の回転とを並行して行い、テレビカメラ150で目
視しながら円周溶接7を全周に亙りブラッシングする。
ブラッシングが完了したらシリンダ117を操作して回
転ブラシ113を原位置に復帰させる(図6)。
【0017】手順4(浸透及び目視):シリンダ129
を操作し、浸透液を含んだフェルト板121を円周溶接
7の表面に接触させる。モータ123によるフェルト板
121の回転と回転支持板50の回転駆動とを並行して
行い、テレビカメラ150で目視しながら円周溶接7の
全周面に浸透液を塗布する。回転支持板50が1回転し
て浸透液の塗布が完了したらシリンダ129を操作して
フェルト板121を原位置に復帰させる(図7)。 手順5(洗浄及び目視):洗浄液を含ませたフェルト板
131を持つ洗浄装置130を手順3と同様な要領で操
作し、円周溶接7の表面の浸透液の除去を行う。テレビ
カメラ150により、円周溶接7の全周面の目視検査を
行う(図1)。 手順6(現像及び目視):回転支持板50をアダプタチ
ューブ5の回りを回転しつつ、適当な時間間隔でエアシ
リンダ143を作動させ、レバー145を引き下げて噴
霧器141のノズルヘッドを押し下げ、現像液を噴出す
る。テレビカメラ150で噴霧状況を確認する(図8及
び図9)。 手順7(洗浄及び目視):手順5と同様な操作を行い、
傷等の欠陥の有無を検査する。 手順8(昇降板クランプ解除、昇降板下降、台車横移動
及び台車引き出し):手順1及び手順2の操作を遡行し
て台車を引き出す。尚上述の一連の操作において、手順
1及び手順8の台車の導入、横移動及び引き出し以外の
操作は、図示しない制御線等を介して、原子炉容器の上
蓋から遠く離れた場所にある制御盤を使用して行う。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば探
傷検査の一連の操作がシーケンシャルに且つ遠隔操作に
より行われ、検査要員は台車の導入及び引き出しのみ原
子炉容器の上蓋に接近すればよいので、放射線被曝が必
要最小限に低減でき且つ一連の検査の操作を効率的に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の全体構造を示す斜視図であ
る。
【図2】前記実施形態の使用状態における側面図であ
る。
【図3】前記実施形態の要部を示す一部省略平面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線の方向から見た構造概念図であ
る。
【図5】前記実施形態の要部の作用を示す作用説明図で
ある。
【図6】前記実施形態の1部のみを抽出して示す部分側
面図である。
【図7】前記実施形態の1部のみを抽出して示す部分側
面図である。
【図8】前記実施形態の1部のみを抽出して示す部分側
面図である。
【図9】図8に対応した部分平面図ある。
【図10】前記実施形態の一連の操作を示す工程図であ
る。
【図11】本発明の装置による検査の対象の一例である
原子炉容器の上蓋の一部切欠き平面図である。
【図12】図11のXII−XII線に沿う一部省略の端面図
である。
【図13】本発明の装置による検査の対象部の一例を示
す拡大部分断面図である。
【符号の説明】
1 上蓋 5 アダプタチューブ 6 筒状ハウジング 7 円周溶接 10 探傷検査装置 20 台車 21 自在車輪 23 フレーム板 27 凹み 28 昇降ガイド機構 29 昇降シリンダ 30 昇降板 31 凹み 33 本体ケーシング 35 クランプ機構 36 モータ 37,38 プーリ 39 ベルト 41 プーリ 42 ピニオン歯車 43 ラック 47 滑り輪 48 レール 50 回転支持板 51 本体プレート 100 液体浸透探傷検査装置 110 ブラッシング装置 120 洗浄装置 130 浸透装置 140 現像装置 150 テレビカメラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状構造物の検査を行う探傷検査装置で
    あって、下面に自在輪を備え前記管状構造物を受け入れ
    る凹みを有する台車、同台車の上方に昇降自在に設けら
    れ回転駆動機構を備えた昇降板、同昇降板の上方に配置
    され前記回転駆動機構に連絡して前記管状構造物の回り
    に回転可能な回転支持板及び同回転支持板の上に配設さ
    れた検査装置からなることを特徴とする遠隔操作式探傷
    検査装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降板は、前記管状構造物を掴持す
    るクランプ機構を更に有することを特徴とする請求項1
    記載の遠隔操作式探傷検査装置。
  3. 【請求項3】 前記検査装置が、ブラッシング装置、浸
    透装置、洗浄装置、現像装置及び目視装置からなる液体
    浸透探傷装置であることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の遠隔操作式探傷検査装置。
  4. 【請求項4】 前記回転駆動機構が半円形レール、同半
    円形レールに摺動可能に組み合わされ外周面にラックが
    形成された滑り輪、同滑り輪の前記ラックに係合するピ
    ニオン歯車及び同ピニオン歯車に動力伝達可能に連絡し
    た旋回モータを有することを特徴とする請求項1記載の
    遠隔操作式探傷検査装置。
JP8012034A 1996-01-26 1996-01-26 遠隔操作式探傷検査装置 Withdrawn JPH09203647A (ja)

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