JPH09203441A - 液圧テンショナ - Google Patents

液圧テンショナ

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JPH09203441A
JPH09203441A JP8334808A JP33480896A JPH09203441A JP H09203441 A JPH09203441 A JP H09203441A JP 8334808 A JP8334808 A JP 8334808A JP 33480896 A JP33480896 A JP 33480896A JP H09203441 A JPH09203441 A JP H09203441A
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piston
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャンバからの流体の漏出量を制御し得る安
価かつ簡単なシール要素を備えた液圧テンショナを提供
する。 【解決手段】 孔48を有するハウジング50と、孔4
8内にスライド可能に受け入れられるとともに、上端部
62および下端部60を有し、孔48との間で流体チャ
ンバ52を限定する中空のピストン56と、ピストン5
6をハウジング50から突出する方向に付勢するスプリ
ング68と、外部の加圧流体源から流体チャンバ52内
への流体の流れを許容するとともに逆方向への流体の流
れを阻止するチェックバルブ100とを設ける。さら
に、ピストン56の下端部60から上端部62に至る流
体の流路を許容するように設けられた不連続部42を有
するシール要素40をピストン56と孔48との間に配
置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体チャンバと該
流体チャンバ内にスライド可能に受け入れられた中空ピ
ストンとを有するハウジングを備えた液圧テンショナに
関する。さらに詳細には、本発明は、チャンバからの流
体の漏れを制御するために、ピストンと孔またはチャン
バ内壁との間に配置されたシール要素を有する液圧テン
ショナに関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】発明の背景 液圧テンショナのような緊張力付加装置が自動車用タイ
ミング駆動装置の制御装置として用いられている。自動
車用タイミング駆動装置は、複数のスプロケット間また
はプーリ間を走行するチェーンまたはベルトのいずれか
を含んでいる。
【0003】自動車への適用においては、チェーンがス
プロケット間を走行するとき、チェーンの緩み側でチェ
ーンの緊張力は大きく変化し得る。またチェーンの緊張
力は、チェーンが摩耗により伸びるときさらに変化し得
る。したがって、チェーンがスプロケット間を走行する
ときにチェーンを制御するには、チェーンにある程度の
緊張力を作用させ、これを維持することが重要なことで
ある。チェーンの緊張力は摩耗により減少するので、調
整可能な緊張力付加部材を提供してチェーンに適切な緊
張力を維持させることが重要である。
【0004】液圧テンショナは、ハンターらの米国特許
第 5,346,436号に示すような技術の中でよく知られてい
る。なお、該特許は本件出願の譲受人によって所有され
ており、また該特許は、引用することによって本明細書
の中に含まれる。ハンターらは、大気とリザーバとを連
絡するための通気装置を備えた液圧テンショナを開示し
ている。しかしながら、液圧テンショナは一般にシール
要素を含んではいない。
【0005】シール要素付き液圧テンショナの一例は、
サッソンの米国特許第 4,850,941号に記述されている。
サッソンは、ピストン外周に溝を有し、該溝およびチャ
ンバ壁面間にシール要素が収容されている液圧テンショ
ナを開示している。
【0006】このシール要素は、溝つまりピストン外周
面とチャンバ壁面との間をシールするように設けられた
リップを有している。このようなシール要素が存在する
ことにより、チャンバが閉じられてシールされる。これ
により、チャンバ内には流体が充填され、チャンバから
の流体の漏れが防止される。
【0007】シール要素を含む液圧テンショナの他の例
は、ワールの米国特許第 4,190,025号に記述されてい
る。ワールは、オーリングによる内外周のシールが得ら
れてプランジャおよびチャンバ内壁が密に係合できるよ
うに、円周状の溝を備えた環状のオイルリテーナピスト
ンを含む液圧テンショナを開示している。ワールのオー
リングシールは流体で満たされたチャンバを提供すると
ともに、チャンバからの流体の漏れを防止している。
【0008】一方、本発明によるシール要素は、チャン
バからの流体の漏れを制御できるように構成された簡単
で安価な装置である。チャンバから流出する流量は、ピ
ストン外径,チャンバ内径およびピストン,チャンバ間
のクリアランスを含む、ある要因に依存している。チャ
ンバ内壁およびピストン外壁間にシール要素を配置する
と、チャンバから流出する流量を制限し制御することが
できる。とくに、不連続部分の大きさ、つまりシール要
素内のスペースや隙間を調整することによって、チャン
バから流出する流量を制限し制御することができる。
【0009】このように本発明の目的は、チャンバから
漏出する流体量を制御できる安価かつ簡単なシール要素
を備えた液圧テンショナを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る液
圧テンショナは、概略円柱形状の孔を有するハウジング
と、前記孔内にスライド可能に受け入れられるととも
に、上端部および下端部を有し、前記孔とで流体チャン
バを限定する中空のピストンと、前記ピストンを前記ハ
ウジングから突出する方向に付勢するスプリングと、外
部の加圧流体源から前記流体チャンバ内への流体の流れ
を許容するとともに逆方向への流体の流れを阻止するチ
ェックバルブと、前記ピストンと前記孔との間に配置さ
れ、前記ピストンの前記下端部から前記上端部に至る流
体の流路を許容するように構成されたシール要素とを備
えたことを特徴としている。
【0011】請求項2の発明に係る液圧テンショナは、
請求項1において、前記シール要素が、その外周に沿っ
た不連続部を有する実質的に円形状をしていることを特
徴としている。
【0012】請求項3の発明に係る液圧テンショナは、
請求項2において、前記不連続部を通じて、前記シール
要素を通る流体の流路が生じていることを特徴としてい
る。
【0013】請求項4の発明に係る液圧テンショナは、
請求項1において、前記シール要素が、その外周に沿っ
た不連続部を有するシールリングであることを特徴とし
ている。
【0014】請求項5の発明に係る液圧テンショナは、
請求項1において、前記シール要素が一つまたはそれ以
上のシール要素から構成されており、前記不連続部が前
記各シール要素の境界部分に配置された複数の不連続部
から構成されていることを特徴としている。
【0015】請求項6の発明に係る液圧テンショナは、
請求項1において、前記シール要素がピストンに形成さ
れた溝内に配置されていることを特徴としている。
【0016】請求項7の発明に係る液圧テンショナは、
請求項1において、前記シール要素が前記孔に形成され
た溝内に配置されていることを特徴としている。
【0017】本発明においては、ピストンの下端部から
上端部に至る流体の流路を許容する装置として、シール
要素がピストンおよび孔間に設けられるので、簡単でし
かも安価な装置により、チャンバから漏出する流体量を
制御できるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】発明の要約 本発明は、流体チャンバからの流体の漏出量を制御する
ためのシール要素を備えた液圧テンショナに関する。こ
のテンショナは、孔を有するハウジングと、前記孔内に
スライド可能に受け入れられ、スプリングにより突出方
向に付勢された中空ピストンとを有している。流体チャ
ンバは、前記孔およびピストンによって限定されてい
る。チャンバには、ピストンを外方に付勢するための十
分な量の流体が入っている。ピストンは、流体チャンバ
の上方に配置される上端部と、流体チャンバ内に配置さ
れる下端部とを有している。
【0019】シール要素は、ピストンの上端部および下
端部間において、ピストンとチャンバ内壁との間に配置
されている。シール要素は不連続形状をしており、すな
わち、シール要素には、流体の流路を許容するスペース
または隙間が存在している。このため、流体チャンバ内
の流体は、シール要素の不連続部分を通り、ピストン外
壁面に沿ってチャンバからテンショナ外部に漏出する。
【0020】エンジン回転数の上昇によりチェーン張力
が増加してチェーンが伸ばされたとき、液圧テンショナ
内のピストンは外方に突出し得る。ピストンは、流体チ
ャンバ内の液圧とピストン上部に作用するスプリング力
との合力によって、外方に移動する。
【0021】またピストンは、テンショナアームまたは
テンショナ面からピストン頭部に作用するチェーンから
の押付力によって、内方に移動させられる。ピストンが
外方に移動し得る量は、外方に作用する液圧およびスプ
リング力の合力と内方に作用するチェーンからの押付力
との均衡状態によって決定される。また流体は、ピスト
ンの周囲を通ってチャンバ内から漏出する。
【0022】ピストンの周囲を通ってチャンバ内から漏
出する流量は、次のような要因によって決定される。す
なわち、ピストンの外径、チャンバの内径、ピストンと
チャンバとのクリアランス、ピストンを下方に押し付け
るチェーン押付力の作用時間,大きさおよび作用頻度
(duty cycle)、流体の粘性、チェックバルブの応答に
よってチェックバルブを通って戻る流体の量、通気装置
を通るエアの総量である。
【0023】チャンバ内から漏出する流量は、また次の
ような要因によって決定される。すなわち、導入弁の
径、チェックバルブの応答性、エンジンの油圧、内部の
スプリング力、チェックバルブボールの移動量、チェー
ンが緩む頻度およびそれに対応するテンショナピストン
の作用頻度(duty cycle)である。
【0024】チャンバからの流体の漏れは、テンショナ
の性能に影響を与える。ピストンおよびチャンバ間のク
リアランスによって流体の漏れが変化するのは明らかで
ある。ある特定の内径を有するチャンバにおいて、ピス
トンの外径が小さい場合には、ピストンおよびチャンバ
間の隙間面積が大きいために、流体の漏出量が多くな
る。
【0025】これに対して、ピストンの外径が大きい場
合には、ピストンおよびチャンバ間の隙間面積が小さい
ために、流体の漏出量が少なくなる。本発明のシール要
素は、そのシール機能によりピストンをハウジング孔内
にぴったりと嵌合させることができるとともに、ピスト
ンを通る流体の漏出量を制御する。
【0026】流体の漏れを制御することができる調整可
能な主な項目は、ピストンおよびチャンバ間のクリアラ
ンスを変化させることである。ピストンおよびチャンバ
はある寸法公差で製作されている。しかしながら、ピス
トンをチャンバ内に嵌め込むのに必要な製造公差を小さ
く保つことは困難である。
【0027】現在、テンショナの組立工程においては、
ピストンの多くはある特定のチャンバ内に嵌め込まれて
いる。チャンバ内径に最もぴったりと嵌合する外径を有
するピストンは、その特定のテンショナのために選択さ
れたピストンである。本発明のシール要素を備えた液圧
テンショナの場合には、シール要素がピストンおよびチ
ャンバ間のクリアランスを埋めるので、このような組立
工程が不要になる。
【0028】したがって、シール要素は、ピストンおよ
びチャンバ間の寸法公差を大きくできる。このシール要
素により、ただ一つの大きさのピストンを製造すればよ
くなるので、テンショナの製造コストを削減できる。
【0029】ピストン外壁およびチャンバ内壁間にシー
ル要素を配置することによって、流体漏出用の流路が制
限され制御される。漏出用流路は、シール要素の開口部
分または隙間部分の面積に制限される。
【0030】一実施態様においては、シール要素には、
一つまたはそれ以上の不連続部分が設けられている。他
の実施態様においては、各シール要素の境界部分に一つ
またはそれ以上の不連続部分が形成されるように、二つ
またはそれ以上のシール要素が存在している。この場合
にも、流体の漏出は、各シール要素間の不連続部分に制
限される。
【0031】一実施態様においては、ピストンの外周に
シール要素を受け入れるための溝が設けられている。し
かしながら、シール要素は、ピストンの周囲に配置され
るものに限定されない。他の実施態様においては、シー
ル要素は、チャンバの内壁面に取り付けられている。こ
の場合には、シール要素の内周がピストンの外周をシー
ルすることになる。
【0032】シール要素の不連続性は、チャンバ径と油
温にのみ依存している。このように、不連続性が二つの
要因にのみ依存していることにより、テンショナからの
流体の漏出量を容易に制御することができる。必要な漏
れ量はまた、要求されるテンショナ性能に非常に近接し
て一致させることができる。
【0033】また、シール要素を装着した状態で、液圧
が存在していない場合には、ピストンは後退することが
できる。重力の作用によりピストンが後退すると、チャ
ンバ内の流体がシール要素の開口部分を通って押し出さ
れる。このときチャンバ内には流体があまり残っていな
いので、ピストンがさらに後退して、シール要素の隙間
部分からチャンバの外に流体が漏出する。
【0034】本発明の好ましい一実施態様においては、
チャンバを外部の加圧作動流体源に連絡する流路がハウ
ジング内に設けられている。チャンバと加圧作動流体源
との間には、チャンバ内への流体の流れを許容する一
方、逆方向への流体の流れを阻止するチェックバルブが
設けられている。この好ましい実施態様では、チェック
バルブはボール・スプリングチェックバルブである。ま
た、チェックバルブはスプリングバルブでもよく、ある
いは可変オリフィスチェックバルブでもよい。
【0035】他の実施態様においては、テンショナは、
チャンバ内からエアを除去するために設けられた通気装
置を有している。この通気装置はチャンバ内に設けられ
ており、第1,第2の面および外周面を備えたディスク
を有している。ディスクの少なくとも一方の面には少な
くとも一本の流路が形成されている。この流路は、ディ
スク外周面に終端を有する第1の端部と、ピストン穴を
通じてチャンバが大気と連通するような位置に終端を有
する第2の端部とを備えている。テンショナは、チェッ
クバルブおよび通気装置を有しているのが好ましい。
【0036】最も好ましい実施態様においては、テンシ
ョナはチェックバルブ通気装置を有している。チェック
バルブはディスクを有しており、該ディスクは、チェッ
クバルブシートとしても知られるシート部を囲むととも
に、該シート部に着座している。チェックバルブは、チ
ャンバ内への流体の流れを許容する一方、逆方向への流
体の流れを阻止する。ディスクは、エアが流体チャンバ
内から漏出するのを許容する流路をその底部に有してい
る。
【0037】好ましい実施態様の詳細な説明 図1は、クランクシャフト18によって駆動されるクラ
ンクシャフト・カムシャフト間ドライブシステムとダブ
ルオーバヘッドカムシャフト14,16とを備えたタイ
ミングチェーンシステム内に逆向きに配置された二つの
液圧テンショナ10,12を示している。
【0038】カムシャフト14の各スプロケット24,
26間およびカムシャフト16の各スプロケット28,
30間には、それぞれチェーン20,22が巻き掛けら
れている。テンショナ10,12は、カムシャフト間ド
ライブシステム内のチェーン20,22の緊張力を維持
するために設けられている。
【0039】図2および図3について詳細に説明する
と、見やすさのために、実際の取付けとは上下を逆にし
た図1の液圧テンショナ10(または12)が示されて
いる。図2は、シール要素40を備えた液圧テンショナ
10の最も好ましい実施態様を示している。
【0040】テンショナ10はハウジング50を有して
おり、ハウジング50は、流路54を通じて図示しない
加圧作動流体源に連絡されたチャンバ52を有してい
る。この加圧流体源は、オイルポンプまたはオイルリザ
ーバ等で構成される。後述するように、外部の加圧流体
源から供給された流体は、ハウジング50の孔48およ
び中空ピストン56によって画成されるチャンバ52内
に流入する。
【0041】チャンバ52は好ましくは円柱形状の孔4
8である。チャンバ52は、内部空間58,下端部60
および上端部62を備えた好ましくは円筒形状の中空ピ
ストン56をスライド可能に受け入れている。
【0042】上端部62は、開孔64、溝66およびシ
ール要素40を有している。下端部60は、チャンバ5
2の内側に配置されている。開孔64は上端部62の概
略中心位置に配置されているのが好ましい。上端部62
は、テンショナ面90に当接している。テンショナ面9
0は、図示しないチェーンまたはベルトに沿って緊張力
を作用させる。ピストン上端部62の内側上壁面70に
はスプリング68が圧接しており、ピストン56を突出
方向つまり外方向(図2上方)に付勢している。
【0043】チャンバ52のクリアランスに対してピス
トン56を制御するために、チャンバ52の内壁面に圧
接するシール要素40がピストン56の外周に設けられ
ている。
【0044】図4および図5は、本発明によるシール要
素40を配置するための二つの異なった実施態様を示し
ている。図4に示すものでは、シール要素40がピスト
ン56の外周に形成された溝66内に取り付けられてい
る。シール要素40は、ピストン外周面に沿ってチャン
バ52から外側に流体が流出できるように、隙間あるい
は不連続部42を有している。
【0045】また図5に示すものでは、隙間42を有す
るシール要素40がチャンバ52の内壁面に形成された
溝72内に取り付けられている。シール要素40の内周
面はピストン56の外周面をシールしつつ、隙間42を
通る流体の流れを許容する。
【0046】シール要素40は、不連続部42を有する
シールリングであるのが好ましい。不連続部42は、流
体がピストン56の下端部60から上端部62まで漏出
するのを許容する。すなわち、流体は、流体チャンバ5
2からシール要素40の不連続部42を通って漏れる。
【0047】図6および図7は、本発明の一実施態様に
よるシール要素40のそれぞれ平面図および側面図であ
る。この実施態様においては、シール要素40の不連続
部42は単一の隙間またはスペースである。
【0048】次に、図8および図9は、本発明の他の実
施態様によるシール要素40のそれぞれ平面図および側
面図である。この実施態様では、二つまたはそれ以上の
シール要素40が、各シール要素40の境界部分におい
て一つまたはそれ以上の不連続部42を形成している。
【0049】テンショナの一実施態様においては、チャ
ンバ52内への流体の流れを許容する一方、逆方向への
流体の流れを阻止するために、チャンバ52と流路54
したがって加圧流体源との間にチェックバルブ100が
設けられている。
【0050】チェックバルブ100は、図10に示すよ
うに、ボール102と、ボール102をボールシート1
06側に付勢するスプリング104とを含んでいる。ボ
ールシート106の中央には、オリフィス106aが形
成されている。
【0051】チェックバルブ100の下部に設けられた
チェックバルブ通気装置110は、1995年12月8
日に出願された「チェックバルブ通気装置付き液圧テン
ショナ」という名称の米国特許出願第08,569,729号に記
載されているような通気装置である。なお、この米国特
許出願は本件出願の譲受人に譲渡されており、該特許
は、引用することによって本明細書の中に含まれる。
【0052】このチェックバルブ通気装置110は、図
10に示すように、第1の面114と、第1の面114
から上方に延びかつ中空内部118を有する外周面11
6とを備えたディスク112を含んでいる。好ましく
は、ディスク112は円板状であって、チェックバルブ
100がチェックバルブ通気装置110の中空内部11
8内に着座できるように、チェックバルブ100の外径
よりも若干大きな内径を有している。またディスク11
2の底部中央には、オリフィス112aが形成されてい
る。
【0053】このように、チェックバルブ通気装置11
0は、チェックバルブ100のシート面として作用す
る。ディスク112の第1の面114には、少なくとも
一本の流路130が形成されている。
【0054】流路130は、図11のディスク底面図に
示すように、単一の流路の形態を有する螺旋形状をして
おり、エア抜き用の通路として機能するものである。流
路130の始端となる第1の端部132は、ディスク1
12の外周面116から切り欠かれている。また、流路
130の終端となる第2の端部134は、ディスク11
2の概略中心位置に配置されている。
【0055】すなわち、流路130は、第1の端部13
2から第2の端部134に至る遠回りの道筋を有してお
り、これにより、チャンバ52内から過剰な量の流体が
漏出するのが最小限に抑えられるようになっている。ま
た、チャンバ52内に流入したエアは、第1の端部13
2から流路130を通って第2の端部134に至り、こ
の第2の端部134から大気側に漏出するようになって
いる。
【0056】なお、流路130は、図11に示すような
螺旋形状の単一の流路には限定されず、米国特許第 5,3
46,436号に示されるようなものであってもよい。この米
国特許は本件出願の譲受人によって所有されており、ま
た該特許は、引用することによって本明細書の中に含ま
れる。
【0057】図12および図13は、上記米国特許に記
述された流路を示しており、これらの図において、図1
1と同一符号は同一または相当部分を示している。図1
2に示されるディスク112′の第1の面114に形成
された流路130′は、図11の実施態様と同様に遠回
りの道筋を有しているが、ここでは、約90度の少なく
とも一本の曲線だけでなく、約180度のいくつかの曲
線を有している。
【0058】図13に示されるディスク112″の第1
の面114に形成された流路130″は、図11の実施
態様と同様に遠回りの道筋を有しているが、ここでは、
約90度の少なくとも一本の曲線が主に第1の面114
の周縁部つまり外周面116近傍に形成されている。
【0059】他の実施態様においては、チェックバルブ
100は、米国特許第 5,259,820号および米国特許第
5,277,664号(対応日本出願:特願平5-115855号)に示
され記述されるような可変オリフィスチェックバルブで
あってもよい。なお、上記各特許はいずれも本件出願の
譲受人によって所有されており、また上記各特許は、引
用することによって本明細書の中に含まれる。
【0060】図14は、上記各米国特許に記述された可
変オリフィスチェックバルブを示している。同図におい
て、図10のボールシート106に相当するリテーナ1
25の中央には、オリフィス125aが形成されてい
る。また、リテーナ125の上面においてオリフィス1
25a開口部の周囲には環状凹部125bが形成されて
いる。
【0061】環状凹部125b内には、引張コイルばね
123の下部が係止している。引張コイルばね123は
密巻コイルばねであって、隣り合う各線材123aは隙
間なく密着している。これにより、引張コイルばね12
3の各線材123a間の隙間を通って流体が移動しない
ようになっている。また引張コイルばね123の上部に
は、キャップ127が係止している。
【0062】この場合には、高圧の作動流体がリテーナ
125のオリフィス125aを通って引張コイルばね1
23の内側空間に流入すると、該作動流体の圧力によ
り、キャップ127が上方に押し上げられて引張コイル
ばね123が伸び、その結果、引張コイルばね123の
各線材123a間に隙間が生じる。すると、この隙間を
通って作動流体がチャンバ内に流入する。
【0063】そして、チャンバ内に必要量の流体が流入
すれば、引張コイルばね123の復元力により引張コイ
ルばね123が元の長さに戻って、各線材123aが密
着し線材123a間の隙間がなくなる。これにより、チ
ャンバ内への流体の移動が停止することになる。
【0064】次に、本実施態様の作用効果について説明
する。エンジンの始動時には、加圧作動流体源から供給
された高圧の作動流体がチェックバルブ100を開い
て、チャンバ52内に流入する。流体がチャンバ52内
を満たすと、加圧流体の圧力およびスプリング68の付
勢力によって、ピストン56が外方(図2上方)に移動
する。
【0065】このとき、チェーンからピストン56に作
用する外力がスプリング68の付勢力および加圧流体圧
の合力と均衡するまで、ピストン56は外方に移動し続
ける。そして、チェーンからの外力がスプリング力およ
び加圧流体圧の合力と均衡した時点で、チェックバルブ
100が閉じて、流体のそれ以上の流れが阻止される。
【0066】摩耗や荷重変動によってチェーンが緩む
と、ピストン56が再び外方に移動し、チェックバルブ
100が開いて、チャンバ52内に流体が流入する。ピ
ストン56のチェーンに対する押付力とチェーン張力に
よるピストン内方への外力とが均衡している間は、シー
ル要素40の不連続部42を通る流体の漏れを除けば、
流体の流れは生じない。
【0067】不連続部42の形状を正確に定めることに
よって、ピストン56が孔48に対してシールされると
ともに、制御された量の流体が不連続部42を通って漏
出することができ、これにより、内圧開放機構が実現で
きる。しかも、この場合には、安価かつ簡単な装置によ
り、チャンバから漏出する流体量を制御することができ
る。
【0068】なお、テンショナの作動中にチェーンの緊
張によってピストン56が内方に圧縮されているとき、
ピストン56内部が非圧縮性流体で完全に満たされてい
ることにより、非常に強い抵抗が見られる。
【0069】このとき、十分に高い圧力がピストン56
に作用した場合には、チャンバ52内からオーバーフロ
ーした流体は、ディスク112の第1の端部132から
流路130を通って第2の端部134に流れる。テンシ
ョナの作動中には、このオーバーフローした流体ととも
に、チャンバ52内に蓄積していたエアが押し出され、
これにより、チャンバ52内の通気が連続して行われ
る。
【0070】エアの粘性は流体の粘性よりも相対的に低
いため、エアは流路130内を容易に流れるのに対し、
流体の流れは制限され、これにより、高圧チャンバ52
内からオイル導入口への流体の過剰な漏れが防止され
る。また、チェックバルブ通気装置110がエアの流出
を許容するとともに、チェックバルブ100が背圧をシ
ールしてリザーバー側への流体の漏出を防止する。
【0071】次に、図15および図16に移行する。こ
れらの図を比較すると、シール要素40を用いることに
よって流体の漏出量をいかに制限でき制御できるかが、
当該技術分野の当業者には分かるだろう。
【0072】図15は、シール要素のない場合の流体の
漏出状態を示している。この場合には、流体の漏出量が
ピストンおよびチャンバ間のクリアランスに応じて大き
く変化することは明らかである。外径の小さなピストン
では、ピストンおよびチャンバ内壁間の隙間部分の面積
が大きいため、流体の漏れ量が多い。逆に、外径の大き
なピストンでは、ピストンおよびチャンバ内壁間の隙間
部分の面積が小さいため、流体の漏れ量は少ない。
【0073】これに対して、図16は、シール要素40
を備えている場合に、いかに流体の漏れが制限され制御
されているかを示している。流体は、シール要素40そ
のものを通ってではなく、シール要素40の不連続部4
2を通ってのみ流れるつまり漏出する。したがって、シ
ール要素40は、不連続部42を通って漏出する流体の
量を制限し、これにより、チャンバ52からの流体の漏
出量を制御している。すなわち、不連続部42の大きさ
を適宜設定することにより、チャンバ52からの流体漏
出量が制御される。
【0074】本発明のいくつかの実施態様について説明
されてきたが、本発明はこれらの実施態様に限定される
ものではない。本発明が関連する技術分野の当業者は、
とくに上述の内容を考慮するとき、本発明の精神あるい
は実質的な特徴から外れることなく、本発明の原理を利
用する種々の変形例やその他の実施態様を構築し得る。
上記実施態様はあらゆる点で単なる一例として判断され
るべきものであり、限定的なものではない。それゆえ、
本発明の範囲は、上記記述内容よりも特許請求の範囲に
示されている。
【0075】したがって、本発明が個々の実施態様に関
連して説明されてきたものの、構造、順序、材料その他
の変更は、本発明の範囲内においてではあるが、当該分
野の当業者にとって明らかであろう。
【0076】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る液圧
テンショナによれば、安価かつ簡単な装置により、チャ
ンバから漏出する流体量を制御できるようになる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様による液圧テンショナが採
用されたカムシャフト間ドライブシステムを有するタイ
ミングチェーンシステムの概略図。
【図2】本発明の一実施態様による、シール要素を備え
た液圧テンショナの正面断面図。
【図3】液圧テンショナ(図2)の分解組立図。
【図4】液圧テンショナ(図2)のピストン部分の正面
図。
【図5】本発明の他の実施態様による、シール要素を備
えた液圧テンショナの正面断面図。
【図6】シール要素の平面図。
【図7】図6のシール要素の側面断面図(7−7線断面
図)。
【図8】シール要素の変形例の平面図。
【図9】図8のシール要素の側面図(9−9線矢視
図)。
【図10】液圧テンショナ(図2)のチェックバルブお
よびチェックバルブ通気装置部分の拡大図。
【図11】前記チェックバルブ通気装置(図10)を構
成するディスクの底面図。
【図12】前記ディスク(図11)に形成される流路の
変形例を示す図。
【図13】前記ディスク(図11)に形成される流路の
別の変形例を示す図。
【図14】前記チェックバルブ(図10)の変形例を示
す図。
【図15】シール要素のない従来の液圧テンショナの平
面概略図。
【図16】本発明の一実施態様による、シール要素を備
えた液圧テンショナの平面概略図。
【符号の説明】
10 液圧テンショナ 40 シール要素 42 不連続部 48 孔 50 ハウジング 52 流体チャンバ 72 溝 56 ピストン 60 下端部 62 上端部66 溝 68 スプリング 100 チェックバルブ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液圧テンショナであって、 概略円柱形状の孔48を有するハウジング50と、 孔48内にスライド可能に受け入れられるとともに、上
    端部62および下端部60を有し、孔48とで流体チャ
    ンバ52を限定する中空のピストン56と、 ピストン56をハウジング50から突出する方向に付勢
    するスプリング68と、 外部の加圧流体源から流体チャンバ52内への流体の流
    れを許容するとともに逆方向への流体の流れを阻止する
    チェックバルブ100と、 ピストン56と孔48との間に配置され、ピストン56
    の下端部60から上端部62に至る流体の流路を許容す
    るように構成されたシール要素40と、を備えた液圧テ
    ンショナ。
  2. 【請求項2】 シール要素40が、その外周に沿った不
    連続部42を有する実質的に円形状をしている、ことを
    特徴とする請求項1記載の液圧テンショナ。
  3. 【請求項3】 不連続部42を通じて、シール要素40
    を通る流体の流路が生じている、ことを特徴とする請求
    項2記載の液圧テンショナ。
  4. 【請求項4】 シール要素40が、その外周に沿った不
    連続部42を有するシールリングである、ことを特徴と
    する請求項1記載の液圧テンショナ。
  5. 【請求項5】 シール要素40が一つまたはそれ以上の
    シール要素40から構成されており、不連続部42が各
    シール要素40の境界部分に配置された複数の不連続部
    42から構成されている、ことを特徴とする請求項1記
    載の液圧テンショナ。
  6. 【請求項6】 シール要素40がピストン56に形成さ
    れた溝66内に配置されている、ことを特徴とする請求
    項1記載の液圧テンショナ。
  7. 【請求項7】 シール要素40が孔48に形成された溝
    72内に配置されている、ことを特徴とする請求項1記
    載の液圧テンショナ。
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